JP2601038B2 - マイクロプログラムのエラー検出・訂正装置 - Google Patents
マイクロプログラムのエラー検出・訂正装置Info
- Publication number
- JP2601038B2 JP2601038B2 JP3002445A JP244591A JP2601038B2 JP 2601038 B2 JP2601038 B2 JP 2601038B2 JP 3002445 A JP3002445 A JP 3002445A JP 244591 A JP244591 A JP 244591A JP 2601038 B2 JP2601038 B2 JP 2601038B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- error
- register
- control storage
- microprogram
- storage device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Detection And Correction Of Errors (AREA)
- Retry When Errors Occur (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマイクロプログラムのエ
ラー検出・訂正装置に関する。
ラー検出・訂正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のマイクロプログラム制御装置は、
図3のブロック図及び図4のタイミングチャートに示す
ように、マイクロプログラムを格納する制御記憶装置
(CS)1と、アドレス信号101によってアドレスさ
れたCS1の1ワードをセレクタ3を介して保持するマ
イクロプログラム読み出しレジスタ(以下RDレジス
タ)2と、RDレジスタ2の出力でエラーチェックをす
るエラーチェック回路4と、RDレジスタ2にエラーが
検出された場合にRDレジスタ2の出力データを訂正し
て再びRDレジスタ2に書き込むエラー訂正回路5と、
エラー表示フリップフロップ(RDER F/F)6
と、CS1のアドレス信号101を保持するRAレジス
タ7と、エラー発生アドレスを保持するHAレジスタ8
と、エラー発生のビット位置情報を保持するSYNDレ
ジスタ9と、エラー発生のたびにHAレジスタ8とSY
NDレジスタ9の出力を記録していくエラー情報記録装
置10を有している。
図3のブロック図及び図4のタイミングチャートに示す
ように、マイクロプログラムを格納する制御記憶装置
(CS)1と、アドレス信号101によってアドレスさ
れたCS1の1ワードをセレクタ3を介して保持するマ
イクロプログラム読み出しレジスタ(以下RDレジス
タ)2と、RDレジスタ2の出力でエラーチェックをす
るエラーチェック回路4と、RDレジスタ2にエラーが
検出された場合にRDレジスタ2の出力データを訂正し
て再びRDレジスタ2に書き込むエラー訂正回路5と、
エラー表示フリップフロップ(RDER F/F)6
と、CS1のアドレス信号101を保持するRAレジス
タ7と、エラー発生アドレスを保持するHAレジスタ8
と、エラー発生のビット位置情報を保持するSYNDレ
ジスタ9と、エラー発生のたびにHAレジスタ8とSY
NDレジスタ9の出力を記録していくエラー情報記録装
置10を有している。
【0003】アドレス信号101によってアドレスされ
たCS1の1ワードがRDレジスタ2に読み出される
と、エラーチェック回路4によってエラーの有無がチェ
ックされ、エラーが有ればエラー検出信号102がアク
ティブとなり、エラー訂正回路5で訂正されたデータが
RDレジスタ2に再書き込みされるとともに、RDER
F/F6がセットされる。エラーが発生したアドレスと
ビット位置情報はHAレジスタ8とSYNDレジスタ9
に保持されていて引き続きエラー情報記録装置10へ送
られる。
たCS1の1ワードがRDレジスタ2に読み出される
と、エラーチェック回路4によってエラーの有無がチェ
ックされ、エラーが有ればエラー検出信号102がアク
ティブとなり、エラー訂正回路5で訂正されたデータが
RDレジスタ2に再書き込みされるとともに、RDER
F/F6がセットされる。エラーが発生したアドレスと
ビット位置情報はHAレジスタ8とSYNDレジスタ9
に保持されていて引き続きエラー情報記録装置10へ送
られる。
【0004】訂正されたRDレジスタ2の内容は、RA
レジスタの出力をアドレス、RDER F/F6の出力
を書込み許可信号としてCS1へ再書き込みされ、CS
1の内容も訂正しておく。そしてRDレジスタ2の出力
で処理を実行する。
レジスタの出力をアドレス、RDER F/F6の出力
を書込み許可信号としてCS1へ再書き込みされ、CS
1の内容も訂正しておく。そしてRDレジスタ2の出力
で処理を実行する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のマイク
ロプログラムのエラー検出・訂正装置では、訂正された
RDレジスタ2の内容をCS1へ再書き込みした後、R
Dレジスタ2の内容で処理を実行するため、CS1への
再書き込みで正しく訂正されたかどうか確認できず、ま
た、このエラーがα線等による一時的な障害なのか、R
AM自身が壊れた固定故障なのか判断できないという問
題点があった。
ロプログラムのエラー検出・訂正装置では、訂正された
RDレジスタ2の内容をCS1へ再書き込みした後、R
Dレジスタ2の内容で処理を実行するため、CS1への
再書き込みで正しく訂正されたかどうか確認できず、ま
た、このエラーがα線等による一時的な障害なのか、R
AM自身が壊れた固定故障なのか判断できないという問
題点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のマイクロプログ
ラムのエラー検出・訂正装置は、マイクロプログラム読
み出しレジスタに読み出したデータにエラーが検出され
たらそれを訂正して読み出しレジスタに書き込む手段
と、訂正したデータに再びエラーが検出されたら読み出
しレジスタの故障と判断する手段と、訂正したデータに
エラーが検出されなければ、訂正したレジスタの内容を
制御記憶の該当アドレスに訂正書込みする手段と、それ
を再び読み出してエラーチェックをし、エラーが無くな
っていれば制御記憶の間欠障害としエラーが有ったら制
御記憶の固定故障と判断する手段とを有している。
ラムのエラー検出・訂正装置は、マイクロプログラム読
み出しレジスタに読み出したデータにエラーが検出され
たらそれを訂正して読み出しレジスタに書き込む手段
と、訂正したデータに再びエラーが検出されたら読み出
しレジスタの故障と判断する手段と、訂正したデータに
エラーが検出されなければ、訂正したレジスタの内容を
制御記憶の該当アドレスに訂正書込みする手段と、それ
を再び読み出してエラーチェックをし、エラーが無くな
っていれば制御記憶の間欠障害としエラーが有ったら制
御記憶の固定故障と判断する手段とを有している。
【0007】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0008】図1は本発明の一実施例のブロック図、図
2は本実施例の動作を示すタイミングチャートである。
2は本実施例の動作を示すタイミングチャートである。
【0009】図1において、1から10までは図3に示
した従来技術において対応参照番号を付したものと同一
である。
した従来技術において対応参照番号を付したものと同一
である。
【0010】本実施例においては、RDER F/F6
の出力を受けるRDERF/F11、とさらにRDER
F/F11の出力を受けるRDER F/F12と、
RDレジスタ2の故障であることを示すEIF13と、
CS1の間欠障害であることを示すEIF14と、CS
1の固定故障であることを示すEIF15と、3つのゲ
ートが追加されている。
の出力を受けるRDERF/F11、とさらにRDER
F/F11の出力を受けるRDER F/F12と、
RDレジスタ2の故障であることを示すEIF13と、
CS1の間欠障害であることを示すEIF14と、CS
1の固定故障であることを示すEIF15と、3つのゲ
ートが追加されている。
【0011】アドレス信号によってアドレスされたCS
1の1ワードがRDレジスタに読み出されると、エラー
チェック回路4によってエラーの有無がチェックされ、
エラーが有ればエラー検出信号102がアクティブとな
り、エラー訂正回路5で訂正されたデータがRDレジス
タに再書込みされるとともに、RDER F/F6がセ
ットされる。エラーが発生したアドレスとビット位置情
報はHAレジスタ8とSYNDレジスタ9に保持され
る。
1の1ワードがRDレジスタに読み出されると、エラー
チェック回路4によってエラーの有無がチェックされ、
エラーが有ればエラー検出信号102がアクティブとな
り、エラー訂正回路5で訂正されたデータがRDレジス
タに再書込みされるとともに、RDER F/F6がセ
ットされる。エラーが発生したアドレスとビット位置情
報はHAレジスタ8とSYNDレジスタ9に保持され
る。
【0012】RDレジスタ2に訂正後再書き込みされた
データは、即座に再チェックされ再びエラーが検出され
た場合には、前回のエラーによってセットされているR
DER F/F6の出力と今回のエラー検出信号102
とのAND条件によってRDレジスタ2の故障と判断さ
れEIF13がセットされ、後にHAレジスタ8,SY
NDレジスタ9とともにエラー情報記録装置10に登録
される。
データは、即座に再チェックされ再びエラーが検出され
た場合には、前回のエラーによってセットされているR
DER F/F6の出力と今回のエラー検出信号102
とのAND条件によってRDレジスタ2の故障と判断さ
れEIF13がセットされ、後にHAレジスタ8,SY
NDレジスタ9とともにエラー情報記録装置10に登録
される。
【0013】RDレジスタ2に訂正後再書き込みされた
データにエラーが無い場合には、訂正されたRDレジス
タ2の内容を、RAレジスタ7の出力をアドレス、RD
ERF/F6の出力を書き込み許可信号としてCS1へ
再書き込みしCS1の内容も訂正する。
データにエラーが無い場合には、訂正されたRDレジス
タ2の内容を、RAレジスタ7の出力をアドレス、RD
ERF/F6の出力を書き込み許可信号としてCS1へ
再書き込みしCS1の内容も訂正する。
【0014】そして、このアドレスのCS1の内容を再
びRDレジスタ2へ読み出して、エラーチェックをし、
エラーが無かったならばRDER F/F6の2クロッ
ク遅れのフリップフロップRDER F/F12の出力
とエラー検出信号102がアクティブでないことのAN
D条件によってCS1の間欠障害と判断されEIF14
がセットされ、後にHAレジスタ8,SYNDレジスタ
9とともにエラー情報記録装置10に登録される。処理
の実行は、エラーの無かったRDレジスタ2を使って続
行される。
びRDレジスタ2へ読み出して、エラーチェックをし、
エラーが無かったならばRDER F/F6の2クロッ
ク遅れのフリップフロップRDER F/F12の出力
とエラー検出信号102がアクティブでないことのAN
D条件によってCS1の間欠障害と判断されEIF14
がセットされ、後にHAレジスタ8,SYNDレジスタ
9とともにエラー情報記録装置10に登録される。処理
の実行は、エラーの無かったRDレジスタ2を使って続
行される。
【0015】また、前述の訂正したCS1からRDレジ
スタ2に再読み出したデータが再度エラーしていた場合
には、RDER F/F12の出力と、エラー検出信号
102がアクティブであることのAND条件によってC
S1の固定故障と判断され、EIF15がセットされ、
後にHAレジスタ8,SYNDレジスタ9とともにエラ
ー情報記録装置10に登録される。処理の実行は再読み
出しでエラーの有るRDレジスタ2の内容を再びエラー
訂正回路5を通して訂正して続行される。
スタ2に再読み出したデータが再度エラーしていた場合
には、RDER F/F12の出力と、エラー検出信号
102がアクティブであることのAND条件によってC
S1の固定故障と判断され、EIF15がセットされ、
後にHAレジスタ8,SYNDレジスタ9とともにエラ
ー情報記録装置10に登録される。処理の実行は再読み
出しでエラーの有るRDレジスタ2の内容を再びエラー
訂正回路5を通して訂正して続行される。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、制御記憶
装置でのエラー発生時に、制御記憶装置に訂正書き込み
をして、それを再度読み出してエラーチェックすること
によって制御記憶装置自身が固定的に壊れているのか、
宇宙線等によって一時的にビット誤りを起こしたのかを
区別できるようにしたので、RAMチップの取替が適切
に行えるという効果を有する。
装置でのエラー発生時に、制御記憶装置に訂正書き込み
をして、それを再度読み出してエラーチェックすること
によって制御記憶装置自身が固定的に壊れているのか、
宇宙線等によって一時的にビット誤りを起こしたのかを
区別できるようにしたので、RAMチップの取替が適切
に行えるという効果を有する。
【図1】図1は本発明の一実施例のブロック図
【図2】図2はその動作を説明するタイミングチャート
【図3】図3は従来技術の一例のブロック図
【図4】図4は従来技術の動作を説明するタイミングチ
ャートである。
ャートである。
1 制御記憶装置 2 マイクロプログラム読み読み出しレジスタ(RD
レジスタ) 3 セレクタ 4 エラーチェック回路 5 エラー訂正回路 6,11,12 エラー表示フリップフロップ(RD
ER F/F) 7 RAレジスタ 8 HAレジスタ 9 SYNDレジスタ 10 エラー情報記録装置 13,14,15 故障表示レジスタ(EIF)。
レジスタ) 3 セレクタ 4 エラーチェック回路 5 エラー訂正回路 6,11,12 エラー表示フリップフロップ(RD
ER F/F) 7 RAレジスタ 8 HAレジスタ 9 SYNDレジスタ 10 エラー情報記録装置 13,14,15 故障表示レジスタ(EIF)。
Claims (1)
- 【請求項1】 制御記憶装置から読み出された1ワード
を保持するマイクロプログラム読み出しレジスタと、マ
イクロプログラム読み出しレジスタの出力をエラーチェ
ックするエラーチェック回路と、エラーが検出される
と、それを訂正して前記マイクロプログラム読み出しレ
ジスタに書き込む手段と、前記マイクロプログラム読み
出しレジスタに書き込みしたデータが再びエラーしてい
ることにより前記マイクロプログラム読み出しレジスタ
の故障を検出する手段と、前記マイクロプログラム読み
出しレジスタの訂正されたデータを制御記憶装置の該当
アドレスに再書き込みする手段と、制御記憶装置に再書
き込みしたデータを再び前記マイクロプログラム読み出
しレジスタに読み出して再度エラーが検出された場合に
は制御記憶装置の固定故障と判断する手段と、再度エラ
ーが検出されなかった場合には制御記憶装置の間欠故障
と判定する手段と、制御記憶のエラーの発生したアドレ
スおよびビット位置情報と読み出しレジスタ故障もしく
は制御記憶装置の固定故障もしくは制御記憶装置の間欠
故障かを記録する手段とを有することを特徴とするマイ
クロプログラムのエラー検出・訂正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3002445A JP2601038B2 (ja) | 1991-01-14 | 1991-01-14 | マイクロプログラムのエラー検出・訂正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3002445A JP2601038B2 (ja) | 1991-01-14 | 1991-01-14 | マイクロプログラムのエラー検出・訂正装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04239328A JPH04239328A (ja) | 1992-08-27 |
JP2601038B2 true JP2601038B2 (ja) | 1997-04-16 |
Family
ID=11529482
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3002445A Expired - Lifetime JP2601038B2 (ja) | 1991-01-14 | 1991-01-14 | マイクロプログラムのエラー検出・訂正装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2601038B2 (ja) |
-
1991
- 1991-01-14 JP JP3002445A patent/JP2601038B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04239328A (ja) | 1992-08-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19961126 |