JPH06250936A - コンピュータシステム - Google Patents
コンピュータシステムInfo
- Publication number
- JPH06250936A JPH06250936A JP5038042A JP3804293A JPH06250936A JP H06250936 A JPH06250936 A JP H06250936A JP 5038042 A JP5038042 A JP 5038042A JP 3804293 A JP3804293 A JP 3804293A JP H06250936 A JPH06250936 A JP H06250936A
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- JP
- Japan
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- memory
- data
- error
- bit
- parity
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- Pending
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- Detection And Correction Of Errors (AREA)
- Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、CPUの有する本来の性能を十分に
生かしながらメモリエラーを修正でき、信頼性の向上を
図れることを最も主要な目的としている。 【構成】メモリデータのエラーを検知するハードウェア
によるパリティチェック手段、コンピュータシステム本
体の正常動作時に、エラー修正用コードデータをメモリ
のある大きさのブロック毎に生成しメモリに記憶してお
くソフトウェアによるエラー修正用コードデータ生成手
段、この生成されたエラー修正用コードデータが、その
ブロックでは使用可能か否かを示すフラグビットを記憶
しておくハードウェアによるビットメモリ、パリティチ
ェック手段でエラーが検知されるとビットメモリの属す
るブロックのフラグビットをチェックし、エラー修正用
コードデータが有効である場合に、当該エラー修正用コ
ードデータによりエラーデータを修正するソフトウェア
によるメモリエラー修正手段を備えたことを特徴とす
る。
生かしながらメモリエラーを修正でき、信頼性の向上を
図れることを最も主要な目的としている。 【構成】メモリデータのエラーを検知するハードウェア
によるパリティチェック手段、コンピュータシステム本
体の正常動作時に、エラー修正用コードデータをメモリ
のある大きさのブロック毎に生成しメモリに記憶してお
くソフトウェアによるエラー修正用コードデータ生成手
段、この生成されたエラー修正用コードデータが、その
ブロックでは使用可能か否かを示すフラグビットを記憶
しておくハードウェアによるビットメモリ、パリティチ
ェック手段でエラーが検知されるとビットメモリの属す
るブロックのフラグビットをチェックし、エラー修正用
コードデータが有効である場合に、当該エラー修正用コ
ードデータによりエラーデータを修正するソフトウェア
によるメモリエラー修正手段を備えたことを特徴とす
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロプロセッサ
(以下、CPUと称する)とメモリ(特に、DRAM)
とを備えて構成されるコンピュータシステムに係り、特
にCPUの有する本来の性能を十分に生かしながらメモ
リエラーを修正でき、信頼性の向上を図るようにしたコ
ンピュータシステムに関するものである。
(以下、CPUと称する)とメモリ(特に、DRAM)
とを備えて構成されるコンピュータシステムに係り、特
にCPUの有する本来の性能を十分に生かしながらメモ
リエラーを修正でき、信頼性の向上を図るようにしたコ
ンピュータシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、CPUととメモリとを備えて構
成されるコンピュータシステムにおいては、メモリ、特
にDRAMは、ソフトエラーと呼ばれる、ビットデータ
が反転してしまうエラーが不可避であることから、エラ
ー修正用コード(以下、ECCと称する)データを生成
して別メモリに記憶しておき、メモリデータを読み出す
時に、ECCデータも同時に読み出し、エラーの有無を
判定するようにしている。この場合、ECCデータの生
成、およびエラーのチェックは、通常、ハードウェアに
より実施している。
成されるコンピュータシステムにおいては、メモリ、特
にDRAMは、ソフトエラーと呼ばれる、ビットデータ
が反転してしまうエラーが不可避であることから、エラ
ー修正用コード(以下、ECCと称する)データを生成
して別メモリに記憶しておき、メモリデータを読み出す
時に、ECCデータも同時に読み出し、エラーの有無を
判定するようにしている。この場合、ECCデータの生
成、およびエラーのチェックは、通常、ハードウェアに
より実施している。
【0003】図4は、従来のハードウェアによるECC
生成回路を備えたコンピュータシステムの構成例を示す
ブロック図である。
生成回路を備えたコンピュータシステムの構成例を示す
ブロック図である。
【0004】図4において、CPU1とメモリ2との間
にECCコントローラ3を設け、メモリ2に書き込むべ
きデータ(CPUデータ線4にのっている)を受け、E
CCデータ(ECCメモリデータ線5にのる)を生成し
た上で、メモリ2とECCデータメモリ6に対して、そ
れぞれ書き込みを行なう。
にECCコントローラ3を設け、メモリ2に書き込むべ
きデータ(CPUデータ線4にのっている)を受け、E
CCデータ(ECCメモリデータ線5にのる)を生成し
た上で、メモリ2とECCデータメモリ6に対して、そ
れぞれ書き込みを行なう。
【0005】ここで、ECCデータのビット幅は、CP
Uデータ(CPUデータ線4およびメモリデータ線7)
が16ビットの場合には6ビット、32ビットの場合に
は7ビットとなる。また、ECCは、メモリ2のどのビ
ットに何を書いたかをコード化している。
Uデータ(CPUデータ線4およびメモリデータ線7)
が16ビットの場合には6ビット、32ビットの場合に
は7ビットとなる。また、ECCは、メモリ2のどのビ
ットに何を書いたかをコード化している。
【0006】一方、CPU1が読み出しをする際には、
メモリ2とECCデータメモリ6を同時に読み出すこと
により、ビットエラーの発生の有無、およびエラー発生
のビット位置を、ECCコントローラ3が検知すること
ができる。そして、エラーを検知した場合には、エラー
通知線8によりCPU1に対してエラーを通知し、1ビ
ットエラーに対しては、修正したデータをCPU1に送
ると共に、メモリ2に正しいデータを書き込む。
メモリ2とECCデータメモリ6を同時に読み出すこと
により、ビットエラーの発生の有無、およびエラー発生
のビット位置を、ECCコントローラ3が検知すること
ができる。そして、エラーを検知した場合には、エラー
通知線8によりCPU1に対してエラーを通知し、1ビ
ットエラーに対しては、修正したデータをCPU1に送
ると共に、メモリ2に正しいデータを書き込む。
【0007】なお、図4において、9はアドレス線、1
0はメモリ制御線、30はECCコントローラ制御線を
それぞれ示している。
0はメモリ制御線、30はECCコントローラ制御線を
それぞれ示している。
【0008】このように、CPU1がメモリ2にデータ
の読み書きを行なうサイクルを発生すると、必ずECC
コントローラ3が介在し、ハード的なデータの伝達時間
と、ECCデータの生成時間が加わり、メモリアクセス
サイクルが常に長くなっている。
の読み書きを行なうサイクルを発生すると、必ずECC
コントローラ3が介在し、ハード的なデータの伝達時間
と、ECCデータの生成時間が加わり、メモリアクセス
サイクルが常に長くなっている。
【0009】従って、上記のように構成されたCPU1
とメモリ2を備えたコンピュータシステムでは、CPU
1のメモリ2に対するアクセス時間がハード的に長くな
っており、非常に確率の低いメモリエラーに対しての対
策のために、CPU1が本来有している性能を十分に出
すことができない。
とメモリ2を備えたコンピュータシステムでは、CPU
1のメモリ2に対するアクセス時間がハード的に長くな
っており、非常に確率の低いメモリエラーに対しての対
策のために、CPU1が本来有している性能を十分に出
すことができない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
コンピュータにおいては、という問題があった。
コンピュータにおいては、という問題があった。
【0011】本発明の目的は、CPUの有する本来の性
能を十分に生かしながらメモリエラーを修正でき、信頼
性の向上を図ることが可能なコンピュータシステムを提
供することにある。
能を十分に生かしながらメモリエラーを修正でき、信頼
性の向上を図ることが可能なコンピュータシステムを提
供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明では、マイクロプロセッサとメモリとを備え
て構成されるコンピュータシステムにおいて、メモリデ
ータのエラーを検知するハードウェアによるパリティチ
ェック手段と、コンピュータシステム本体の正常動作時
に、エラー修正用コードデータをメモリのある大きさの
ブロック毎に生成し、当該エラー修正用コードデータを
メモリに記憶しておくソフトウェアによるエラー修正用
コードデータ生成手段と、エラー修正用コードデータ生
成手段により生成されたエラー修正用コードデータが、
そのブロックでは使用可能か否かを示すフラグビットを
記憶しておくハードウェアによるビットメモリと、パリ
ティチェック手段によりエラーが検知されるとビットメ
モリの属するブロックのフラグビットをチェックし、そ
の結果エラー修正用コードデータが有効である場合に、
当該エラー修正用コードデータによりエラーデータを修
正するソフトウェアによるメモリエラー修正手段とを備
えて構成している。
めに本発明では、マイクロプロセッサとメモリとを備え
て構成されるコンピュータシステムにおいて、メモリデ
ータのエラーを検知するハードウェアによるパリティチ
ェック手段と、コンピュータシステム本体の正常動作時
に、エラー修正用コードデータをメモリのある大きさの
ブロック毎に生成し、当該エラー修正用コードデータを
メモリに記憶しておくソフトウェアによるエラー修正用
コードデータ生成手段と、エラー修正用コードデータ生
成手段により生成されたエラー修正用コードデータが、
そのブロックでは使用可能か否かを示すフラグビットを
記憶しておくハードウェアによるビットメモリと、パリ
ティチェック手段によりエラーが検知されるとビットメ
モリの属するブロックのフラグビットをチェックし、そ
の結果エラー修正用コードデータが有効である場合に、
当該エラー修正用コードデータによりエラーデータを修
正するソフトウェアによるメモリエラー修正手段とを備
えて構成している。
【0013】
【作用】従って、本発明のコンピュータシステムにおい
ては、従来ハードウェアのみで行なっていたメモリエラ
ーの修正を、ハードウェアとソフトウェアの両方で分担
して行なうようにすることにより、メモリサイクルを長
くすることを回避しながら、メモリエラーの修正を行な
うことが可能となるため、マイクロプロセッサの性能を
十分に生かしながら、信頼性の向上を図ることができ
る。
ては、従来ハードウェアのみで行なっていたメモリエラ
ーの修正を、ハードウェアとソフトウェアの両方で分担
して行なうようにすることにより、メモリサイクルを長
くすることを回避しながら、メモリエラーの修正を行な
うことが可能となるため、マイクロプロセッサの性能を
十分に生かしながら、信頼性の向上を図ることができ
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して詳細に説明する。
して詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明によるメモリエラー修正機
能を備えたコンピュータシステムの構成例を示すブロッ
ク図である。
能を備えたコンピュータシステムの構成例を示すブロッ
ク図である。
【0016】すなわち、本実施例のコンピュータシステ
ムは、図1に示すように、CPU11と、メモリ12A
と、メモリ12Bと、パリティチェック手段であるパリ
ティ生成機構13と、パリティ用メモリ14と、ECD
Vビットメモリ15とから構成している。
ムは、図1に示すように、CPU11と、メモリ12A
と、メモリ12Bと、パリティチェック手段であるパリ
ティ生成機構13と、パリティ用メモリ14と、ECD
Vビットメモリ15とから構成している。
【0017】ここで、CPU11は、メモリ12A、メ
モリ12B、パリティ用メモリ14と、ECDVビット
メモリ15に対するデータのアクセスを行なうデータア
クセス機能と、本コンピュータシステムの正常動作時
に、ECCデータをメモリ12Bのある大きさのブロッ
ク毎に生成し、そのECCデータをメモリ12Bに記憶
しておくソフトウェアによるECCデータ生成機能と、
パリティ生成機構13によりエラーが検知されるとビッ
トメモリ15の属するブロックのフラグビットをチェッ
クし、その結果ECCデータが有効である場合に、その
ECCデータによりエラーデータを修正するソフトウェ
アによるメモリエラー修正機能とを有するものである。
モリ12B、パリティ用メモリ14と、ECDVビット
メモリ15に対するデータのアクセスを行なうデータア
クセス機能と、本コンピュータシステムの正常動作時
に、ECCデータをメモリ12Bのある大きさのブロッ
ク毎に生成し、そのECCデータをメモリ12Bに記憶
しておくソフトウェアによるECCデータ生成機能と、
パリティ生成機構13によりエラーが検知されるとビッ
トメモリ15の属するブロックのフラグビットをチェッ
クし、その結果ECCデータが有効である場合に、その
ECCデータによりエラーデータを修正するソフトウェ
アによるメモリエラー修正機能とを有するものである。
【0018】また、メモリ12Aは、通常のデータを記
憶しておく通常データ用領域を有するものである。
憶しておく通常データ用領域を有するものである。
【0019】さらに、メモリ12Bは、CPU11によ
り生成されたECCデータを記憶しておくECC用領域
を有するものである。
り生成されたECCデータを記憶しておくECC用領域
を有するものである。
【0020】一方、パリティ生成機構13は、メモリデ
ータのパリティビットを生成し、またメモリデータのエ
ラーを検知するものである。
ータのパリティビットを生成し、またメモリデータのエ
ラーを検知するものである。
【0021】また、パリティ用メモリ14は、パリティ
生成機構13により生成されたパリティビットを記憶し
ておくものである。
生成機構13により生成されたパリティビットを記憶し
ておくものである。
【0022】さらに、ECDVビットメモリ15は、C
PU11により生成されたECCデータが、そのブロッ
クでは使用可能か否かを示すフラグビットを記憶してお
くものである。
PU11により生成されたECCデータが、そのブロッ
クでは使用可能か否かを示すフラグビットを記憶してお
くものである。
【0023】なお、メモリ12Aおよび12Bはハード
的には同じ一つのものであるが、ソフトウェアでは通常
データ用領域とECC用領域とに区別して使用している
ものである。
的には同じ一つのものであるが、ソフトウェアでは通常
データ用領域とECC用領域とに区別して使用している
ものである。
【0024】次に、以上のように構成した本実施例のコ
ンピュータシステムの作用について、図2および図3を
用いて説明する。
ンピュータシステムの作用について、図2および図3を
用いて説明する。
【0025】図1において、まず、CPU11がメモリ
書き込みサイクルを起こすと、データ線16により、メ
モリ12Aにデータが書き込まれると共に、そのデータ
のパリティビットがパリティ生成機構13にて生成さ
れ、パリティ用メモリ14に書き込まれる。また、この
時、該当するアドレスに対して、既に生成したECCデ
ータが無効になることを示すため、そのアドレスに対応
したECDVビットメモリ15のECDVビットが、メ
モリライト信号17によりオフにされる。
書き込みサイクルを起こすと、データ線16により、メ
モリ12Aにデータが書き込まれると共に、そのデータ
のパリティビットがパリティ生成機構13にて生成さ
れ、パリティ用メモリ14に書き込まれる。また、この
時、該当するアドレスに対して、既に生成したECCデ
ータが無効になることを示すため、そのアドレスに対応
したECDVビットメモリ15のECDVビットが、メ
モリライト信号17によりオフにされる。
【0026】このような書き込み時の一連の動作は、C
PU11によるものだけではなく、DMAサイクルにお
いても同様のことが行なわれる。
PU11によるものだけではなく、DMAサイクルにお
いても同様のことが行なわれる。
【0027】一方、メモリ12Aからのデータの読み出
しサイクルにおいては、データ線16により、メモリ1
2Aのデータと共に、パリティ用メモリ14のパリティ
ビットも同時に読み出され、データの妥当性がパリティ
生成機構13にてハード的にチェックされる。
しサイクルにおいては、データ線16により、メモリ1
2Aのデータと共に、パリティ用メモリ14のパリティ
ビットも同時に読み出され、データの妥当性がパリティ
生成機構13にてハード的にチェックされる。
【0028】その結果、もしパリティエラーが発生して
いたならば、CPU11に対して、エラーがエラー通知
信号18として通知される。そして、エラーを通知され
たCPU11では、エラーを起こしたメモリアドレスに
該当するECDVビットメモリ15のECDVビット
が、ECDVビットメモリライト信号19により調べら
れる。
いたならば、CPU11に対して、エラーがエラー通知
信号18として通知される。そして、エラーを通知され
たCPU11では、エラーを起こしたメモリアドレスに
該当するECDVビットメモリ15のECDVビット
が、ECDVビットメモリライト信号19により調べら
れる。
【0029】その結果、このECDVビットがオンにな
っていたならば、ECCデータが有効であるので、メモ
リ12BのECCデータを用いてエラーデータが修正さ
れ、メモリ12Aおよびパリティ用メモリ14に正しい
データが書き込まれる。以降、CPU11では、通常の
処理を継続することが可能になる。
っていたならば、ECCデータが有効であるので、メモ
リ12BのECCデータを用いてエラーデータが修正さ
れ、メモリ12Aおよびパリティ用メモリ14に正しい
データが書き込まれる。以降、CPU11では、通常の
処理を継続することが可能になる。
【0030】なお、上記において、ECCデータの生成
は、CPU11によるソフトウェアにおいて、図3に示
すように、優先度の低いタスクにより常に行なわれてお
り、生成を行なったメモリブロックに対するECDVビ
ットをオンにすることによって、ECCデータの有効を
示すようにしている。また、図1において、20はアド
レス線を示している。
は、CPU11によるソフトウェアにおいて、図3に示
すように、優先度の低いタスクにより常に行なわれてお
り、生成を行なったメモリブロックに対するECDVビ
ットをオンにすることによって、ECCデータの有効を
示すようにしている。また、図1において、20はアド
レス線を示している。
【0031】上述したように、本実施例のコンピュータ
システムは、メモリ12A、メモリ12B、パリティ用
メモリ14と、ECDVビットメモリ15に対するデー
タのアクセスを行なうデータアクセス機能、本コンピュ
ータシステムの正常動作時に、ECCデータをメモリ1
2Bのある大きさのブロック毎に生成し、そのECCデ
ータをメモリ12Bに記憶しておくソフトウェアによる
ECCデータ生成機能、パリティ生成機構13によりエ
ラーが検知されるとビットメモリ15の属するブロック
のフラグビットをチェックし、その結果ECCデータが
有効である場合に、そのECCデータによりエラーデー
タを修正するソフトウェアによるメモリエラー修正機能
とを有するCPU11と、通常のデータを記憶しておく
通常データ用領域を有するメモリ12Aと、CPU11
により生成されたECCデータを記憶しておくECC用
領域を有するメモリ12Bと、メモリデータのパリティ
ビットを生成し、またメモリデータのエラーを検知する
パリティ生成機構13と、パリティ生成機構13により
生成されたパリティビットを記憶しておくパリティ用メ
モリ14と、CPU11により生成されたECCデータ
が、そのブロックでは使用可能か否かを示すフラグビッ
トを記憶しておくECDVビットメモリ15とから構成
したものである。
システムは、メモリ12A、メモリ12B、パリティ用
メモリ14と、ECDVビットメモリ15に対するデー
タのアクセスを行なうデータアクセス機能、本コンピュ
ータシステムの正常動作時に、ECCデータをメモリ1
2Bのある大きさのブロック毎に生成し、そのECCデ
ータをメモリ12Bに記憶しておくソフトウェアによる
ECCデータ生成機能、パリティ生成機構13によりエ
ラーが検知されるとビットメモリ15の属するブロック
のフラグビットをチェックし、その結果ECCデータが
有効である場合に、そのECCデータによりエラーデー
タを修正するソフトウェアによるメモリエラー修正機能
とを有するCPU11と、通常のデータを記憶しておく
通常データ用領域を有するメモリ12Aと、CPU11
により生成されたECCデータを記憶しておくECC用
領域を有するメモリ12Bと、メモリデータのパリティ
ビットを生成し、またメモリデータのエラーを検知する
パリティ生成機構13と、パリティ生成機構13により
生成されたパリティビットを記憶しておくパリティ用メ
モリ14と、CPU11により生成されたECCデータ
が、そのブロックでは使用可能か否かを示すフラグビッ
トを記憶しておくECDVビットメモリ15とから構成
したものである。
【0032】従って、ハード的にはCPU11の性能を
落とすことなくして、メモリチェックを行なうパリティ
チェック方式とし、これとは別に、ソフトウェアによる
ECCデータ生成を行ない、CPU11の性能を生かす
ことが可能となる。
落とすことなくして、メモリチェックを行なうパリティ
チェック方式とし、これとは別に、ソフトウェアによる
ECCデータ生成を行ない、CPU11の性能を生かす
ことが可能となる。
【0033】すなわち、従来ハードウェアのみで行なっ
ていたメモリエラーの修正が、ハードウェアとソフトウ
ェアの両方で分担して行なわれるため、メモリサイクル
を長くすることを回避しながら(従来のようなハード的
なデータの伝達時間と、ECCデータの生成時間によっ
て、メモリアクセスサイクルが長くなることがなくな
る)、メモリエラーの修正を行なうことが可能となるた
め、CPU11の性能を十分に生かしながら、メモリエ
ラーを修正することができ、信頼性の高いコンピュータ
システムを得ることができる。
ていたメモリエラーの修正が、ハードウェアとソフトウ
ェアの両方で分担して行なわれるため、メモリサイクル
を長くすることを回避しながら(従来のようなハード的
なデータの伝達時間と、ECCデータの生成時間によっ
て、メモリアクセスサイクルが長くなることがなくな
る)、メモリエラーの修正を行なうことが可能となるた
め、CPU11の性能を十分に生かしながら、メモリエ
ラーを修正することができ、信頼性の高いコンピュータ
システムを得ることができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、マ
イクロプロセッサとメモリとを備えて構成されるコンピ
ュータシステムにおいて、メモリデータのエラーを検知
するハードウェアによるパリティチェック手段と、コン
ピュータシステム本体の正常動作時に、エラー修正用コ
ードデータをメモリのある大きさのブロック毎に生成
し、当該エラー修正用コードデータをメモリに記憶して
おくソフトウェアによるエラー修正用コードデータ生成
手段と、エラー修正用コードデータ生成手段により生成
されたエラー修正用コードデータが、そのブロックでは
使用可能か否かを示すフラグビットを記憶しておくハー
ドウェアによるビットメモリと、パリティチェック手段
によりエラーが検知されるとビットメモリの属するブロ
ックのフラグビットをチェックし、その結果エラー修正
用コードデータが有効である場合に、当該エラー修正用
コードデータによりエラーデータを修正するソフトウェ
アによるメモリエラー修正手段とを備えて構成したの
で、CPUの有する本来の性能を十分に生かしながらメ
モリエラーを修正でき、信頼性の向上を図ることが可能
なコンピュータシステムが提供できる。
イクロプロセッサとメモリとを備えて構成されるコンピ
ュータシステムにおいて、メモリデータのエラーを検知
するハードウェアによるパリティチェック手段と、コン
ピュータシステム本体の正常動作時に、エラー修正用コ
ードデータをメモリのある大きさのブロック毎に生成
し、当該エラー修正用コードデータをメモリに記憶して
おくソフトウェアによるエラー修正用コードデータ生成
手段と、エラー修正用コードデータ生成手段により生成
されたエラー修正用コードデータが、そのブロックでは
使用可能か否かを示すフラグビットを記憶しておくハー
ドウェアによるビットメモリと、パリティチェック手段
によりエラーが検知されるとビットメモリの属するブロ
ックのフラグビットをチェックし、その結果エラー修正
用コードデータが有効である場合に、当該エラー修正用
コードデータによりエラーデータを修正するソフトウェ
アによるメモリエラー修正手段とを備えて構成したの
で、CPUの有する本来の性能を十分に生かしながらメ
モリエラーを修正でき、信頼性の向上を図ることが可能
なコンピュータシステムが提供できる。
【図1】本発明によるコンピュータシステムの一実施例
を示すブロック図。
を示すブロック図。
【図2】同実施例における作用を説明するためのフロー
図。
図。
【図3】同実施例におけるECCデータの生成を説明す
るためのフロー図。
るためのフロー図。
【図4】従来のハードウェアによるECC生成回路を備
えたコンピュータシステムの構成例を示すブロック図。
えたコンピュータシステムの構成例を示すブロック図。
11…CPU、12A…メモリ、12B…メモリ、13
…パリティ生成機構、14…パリティ用メモリ、15…
ECDVビットメモリ、16…データ線、17…メモリ
ライト信号、18…エラー通知信号、19…ECDVビ
ットメモリライト信号、20…アドレス線。
…パリティ生成機構、14…パリティ用メモリ、15…
ECDVビットメモリ、16…データ線、17…メモリ
ライト信号、18…エラー通知信号、19…ECDVビ
ットメモリライト信号、20…アドレス線。
Claims (1)
- 【請求項1】 マイクロプロセッサとメモリとを備えて
構成されるコンピュータシステムにおいて、 前記メモリデータのエラーを検知するハードウェアによ
るパリティチェック手段と、 前記コンピュータシステム本体の正常動作時に、エラー
修正用コードデータを前記メモリのある大きさのブロッ
ク毎に生成し、当該エラー修正用コードデータを前記メ
モリに記憶しておくソフトウェアによるエラー修正用コ
ードデータ生成手段と、 前記エラー修正用コードデータ生成手段により生成され
たエラー修正用コードデータが、そのブロックでは使用
可能か否かを示すフラグビットを記憶しておくハードウ
ェアによるビットメモリと、 前記パリティチェック手段によりエラーが検知されると
前記ビットメモリの属するブロックのフラグビットをチ
ェックし、その結果前記エラー修正用コードデータが有
効である場合に、当該エラー修正用コードデータにより
前記エラーデータを修正するソフトウェアによるメモリ
エラー修正手段と、 を備えて成ることを特徴とするコンピュータシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5038042A JPH06250936A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | コンピュータシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5038042A JPH06250936A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | コンピュータシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06250936A true JPH06250936A (ja) | 1994-09-09 |
Family
ID=12514483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5038042A Pending JPH06250936A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | コンピュータシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06250936A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007115013A (ja) * | 2005-10-20 | 2007-05-10 | Fujitsu Ltd | メモリシステムおよびメモリシステムの動作方法 |
JP2013535738A (ja) * | 2010-07-26 | 2013-09-12 | インテル コーポレイション | メモリのセグメントをプロテクトするための方法及び装置 |
-
1993
- 1993-02-26 JP JP5038042A patent/JPH06250936A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007115013A (ja) * | 2005-10-20 | 2007-05-10 | Fujitsu Ltd | メモリシステムおよびメモリシステムの動作方法 |
JP2013535738A (ja) * | 2010-07-26 | 2013-09-12 | インテル コーポレイション | メモリのセグメントをプロテクトするための方法及び装置 |
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