JPH0614939U - 磁歪式トルクセンサ - Google Patents
磁歪式トルクセンサInfo
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- JPH0614939U JPH0614939U JP5869792U JP5869792U JPH0614939U JP H0614939 U JPH0614939 U JP H0614939U JP 5869792 U JP5869792 U JP 5869792U JP 5869792 U JP5869792 U JP 5869792U JP H0614939 U JPH0614939 U JP H0614939U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁歪シャフトの各磁気異方性部間で磁気干渉
等が生じたりするのを防止し、トルクの検出感度を向上
させる。 【構成】 磁歪シャフト21の外周側に磁気異方性部2
1B,21Cの左,右両側と磁気異方性部21B,21
C間とに位置してそれぞれ環状溝21D,21D,21
Dを形成し、各環状溝21Dを全周に亘って非磁性の導
電性材料からなる各良導体被膜22によって被覆する。
コイル9,10からの磁束により磁歪シャフト21のセ
ンサ部21Aに漏れ磁束としての磁束F1 ,F2 等が発
生してこれらが各良導体被膜22を通過するときに、磁
束F1 ,F2 の磁束変化等に対応した起電力が各良導体
被膜22に誘起されることにより、磁束F1 ,F2 とは
逆向きの磁束R1 ,R2 を発生でき、各コイル9,10
による磁束F1 ,F2 を各良導体被膜22で発生させた
逆向きの磁束R1 ,R2 によって効果的に打消すことが
できる。
等が生じたりするのを防止し、トルクの検出感度を向上
させる。 【構成】 磁歪シャフト21の外周側に磁気異方性部2
1B,21Cの左,右両側と磁気異方性部21B,21
C間とに位置してそれぞれ環状溝21D,21D,21
Dを形成し、各環状溝21Dを全周に亘って非磁性の導
電性材料からなる各良導体被膜22によって被覆する。
コイル9,10からの磁束により磁歪シャフト21のセ
ンサ部21Aに漏れ磁束としての磁束F1 ,F2 等が発
生してこれらが各良導体被膜22を通過するときに、磁
束F1 ,F2 の磁束変化等に対応した起電力が各良導体
被膜22に誘起されることにより、磁束F1 ,F2 とは
逆向きの磁束R1 ,R2 を発生でき、各コイル9,10
による磁束F1 ,F2 を各良導体被膜22で発生させた
逆向きの磁束R1 ,R2 によって効果的に打消すことが
できる。
Description
【0001】
本考案は、例えば自動車用エンジンの出力軸等に発生するトルクを検出するの に用いて好適な磁歪式トルクセンサに関する。
【0002】
図9および図10に従来技術による磁歪式トルクセンサを自動車用エンジンの トルク検出に用いた場合を例に挙げて示す。
【0003】 図において、1は自動車の車体側(図示せず)等に固定される筒状のケーシン グ、2は該ケーシング1内に軸受3,3等を介して回転自在に設けられた磁歪シ ャフトを示し、該磁歪シャフト2は、例えばクロムモリブデン鋼等の磁歪材料か ら正の磁歪特性をもって円柱状に形成され、プロペラシャフト、アウトプットシ ャフトまたはドライブシャフト等を構成する。
【0004】 ここで、該磁歪シャフト2はその軸方向中間部がセンサ部2Aとなり、該セン サ部2Aの外周面には、例えば斜め下向きに45°の角度をもって全周に亘り刻 設された第1のスリット溝4,4,…と、該各スリット溝4から軸方向に離間し 、斜め上向きに45°の角度をもって全周に亘り刻設された第2のスリット溝5 ,5,…とが設けられている。そして、該磁歪シャフト2のセンサ部2Aには各 スリット溝4間に第1の磁気異方性部2Bが形成されると共に、各スリット溝5 間に第2の磁気異方性部2Cが形成され、これらの磁気異方性部2B,2Cには 表面磁界による磁路が図10に示す磁気回路M1 ,M2 の如く形成される。
【0005】 6はフェライト等の磁性材料から段付筒状に形成され、磁歪シャフト2のセン サ部2Aを径方向外側から取り囲むようにケーシング1の内周側に設けられたコ ア部材を示し、該コア部材6の内周側には、軸方向に所定間隔をもって離間し、 後述のコイルボビン7,8が収容されるボビン収容部6A,6Aと、該各ボビン 収容部6A間に位置して径方向内向きに突出した環状のセンタ脚部6Bと、コア 部材6の軸方向両端側から径方向内向きに突出し、センタ脚部6Bの1/2程度 の厚みをもって環状に形成されたサイド脚部6C,6Cとが設けられている。ま た、該コア部材6の各脚部6B,6C先端面と磁歪シャフト2のセンサ部2A外 周面との間には、例えば1mm程度の径方向寸法をもってエアギャップδが形成 されている。
【0006】 7,8はコア部材6の各ボビン収容部6A内に設けられた第1、第2のコイル ボビン、9,10は該コイルボビン7,8に巻回された励磁および検出コイルと しての第1、第2のコイルをそれぞれ示し、該コイル9,10は磁歪シャフト2 の磁気異方性部2B,2Cおよび各スリット溝4,5に径方向で対向し、磁歪シ ャフト2に作用するトルクTに対応した検出信号としての電気信号を出力する。 そして、該コイル9,10は調整抵抗等と共にブリッジ回路を形成し、発振器お よび差動増幅器等からなる検出回路(いずれも図示せず)に接続されている。こ こで、該各コイル9,10は、前記発振器からの高周波電圧により励磁されて磁 束を発生する励磁コイルと、磁歪シャフト2のセンサ部2A、磁気異方性部2B ,2Cを通る表面磁界の磁束を検出する検出コイルとを兼ねて構成され、互いに 同一方向の磁束を発生するようにそれぞれコイルボビン7,8に巻回されている 。また、11,11はコア部材6をケーシング1の内周側に固定するCリング、 12,12は磁歪シャフト2をケーシング1の両端側に固定する他のCリングで ある。
【0007】 従来技術による磁歪式トルクセンサは上述の如き構成を有するもので、コイル 9,10に検出回路の発振器から交流電圧を印加すると、例えば図10中に二点 鎖線で示す如く、該コイル9,10から同一の方向に向けて磁束が発生し、この 磁束はコア部材6の各脚部6B,6Cからエアギャップδを介して磁歪シャフト 2のセンサ部2A内に所定の表皮深さをもって達し、表面磁界を形成する。そし て、この表面磁界による磁路は磁歪シャフト2の各スリット溝4,5間で磁気異 方性部2B,2Cに沿って形成され、センサ部2Aからエアギャップδを介して コア部材6に還流することにより、コイル9,10の周囲には磁歪シャフト2と コア部材6との間で磁気回路M1 ,M2 が互いに独立した状態で形成される。
【0008】 そして、正の磁歪材からなる磁歪シャフト2は図9に例示するように反時計方 向のトルクTが加えられると、一側の各スリット溝4間で磁気異方性部2Bに沿 って引張り応力+σが発生し、他側の各スリット溝5間で磁気異方性部2Cに沿 って圧縮応力−σが発生する。これにより、スリット溝4側の磁気異方性部2B では磁歪シャフト2の透磁率が引張り応力+σにより大きくなって磁気抵抗が減 少し、スリット溝5側の磁気異方性部2Cでは透磁率が圧縮応力−σにより小さ くなって磁気抵抗が大きくなる。この結果、一側のコイル9は自己インダクタン スが増大し、他側のコイル10は自己インダクタンスが減少するため、ブリッジ 回路の平衡が崩れ、差動増幅器にトルクTに応じた電気信号としての出力電圧が 現われる。
【0009】 また、これとは逆に、磁歪シャフト2に時計方向のトルクを加えたときは、一 側の各スリット溝4に沿って圧縮応力−σが生じて磁気異方性部2Bの透磁率が 小さくなり、他側の各スリット溝5に沿って引張り応力+σが生じて磁気異方性 部2Cの透磁率が大きくなるから、一側のコイル9は自己インダクタンスが減少 し、他側のコイル10は自己インダクタンスが増大して、差動増幅器に逆向きの トルクに応じた出力電圧が現われる。
【0010】
ところで、上述した従来技術による磁歪式トルクセンサでは、単一のコア部材 6を用い、該コア部材6内にコイル9,10を収容する左右一体構造とすること により、コア部材6の特性を均一化している。しかし、コイル9,10で生じる 磁束の流れが同一方向で、コア部材6が左右一体構造であるから、磁歪シャフト 2のセンサ部2Aには磁気異方性部2B,2C間等に図10に例示する如く磁束 F1 ,F2 なる磁束の漏れが生じ、該コア部材6にも磁束F3 等の漏れ磁束が発 生する。
【0011】 このため従来技術では、磁束F1 ,F2 ,F3 等によってコイル9,10の磁 気回路M1 ,M2 に磁気干渉や磁束漏れが生じ、トルクの検出感度が大幅に低下 するという問題がある。また、トルク検出感度が低下するため、車両の温度等に よって生じるノイズの影響を受け易くなり、検出精度、信頼性等が大幅に低下す るという問題がある。
【0012】 一方、上述した磁気干渉を解消すべく、コイル9,10間の距離を大きくして 磁束F1 ,F2 ,F3 等を低減することも考えられるが、この場合には、コア部 材6の軸方向長さ寸法が大きくなってしまい、磁歪式トルクセンサ自体が大型化 して、取付けの自由度、使い勝手等が大幅に低下するという問題がある。
【0013】 さらに、コア部材6を、コイル9を収容する一側のコア部材と、コイル10を 収容する他側のコア部材とに2分割して、磁歪シャフト2の磁気異方性部2B, 2C間に漏れ磁束として発生する磁束F1 ,F1 ,F3 を低減させることも考え られる。しかし、この場合には、コア部材6が2分割構造となるため、特性にバ ラツキが生じ易くなり、検出精度が低下するばかりか、部品点数が増大するから 、組立て作業等の作業効率が大幅に低下し、製品の管理作業が煩雑化するという 問題がある。
【0014】 本考案は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本考案は磁歪シャフ トの各磁気異方性部間で磁気干渉等が生じたり、コア部材に磁束漏れ等が生じた りするのを効果的に防止でき、トルクの検出感度を確実に向上できるようにした 磁歪式トルクセンサを提供することを目的とする。
【0015】
上述した課題を解決するために第1の考案が採用する構成の特徴は、磁歪シャ フトに、少なくとも第1、第2の磁気異方性部間に位置して非磁性の導電性材料 からなる良導体部を設け、該良導体部とコア部材との間には少なくともエアギャ ップに対応する径方向の隙間を形成したことにある。
【0016】 また、第2の考案が採用する構成の特徴は、コア部材に、非磁性の導電性材料 によって形成され、磁歪シャフトの外周面にエアギャップを介して対面する端面 を除いて少なくとも各脚部の周囲を被覆する良導体部を設けたことにある。
【0017】
上記構成により、第1の考案では、各コイルから発生した磁束が導電性材料か らなる良導体部を通過するときに、該良導体部は磁束に応じた起電力が誘起され てこの磁束とは逆向きの磁束を発生でき、磁歪シャフトの各磁気異方性部間で磁 束漏れが生じるのを抑えることができる。
【0018】 また、第2の考案では、コア部材の少なくとも各脚部をその端面を除いて導電 性材料からなる良導体部で被覆することにより、コア部材からの磁束漏れを確実 に防止でき、各コイル間での磁気干渉を抑えることができる。
【0019】
以下、本考案の実施例を図1ないし図8に基づき説明する。なお、実施例では 前述した図9および図10に示す従来技術と同一の構成要素に同一の符号を付し 、その説明を省略するものとする。
【0020】 図1および図2は本考案の第1の実施例を示している。
【0021】 図中、21は本実施例で用いる磁歪シャフトを示し、該磁歪シャフト21は従 来技術で述べた磁歪シャフト2とほぼ同様に構成され、センサ部21Aには各ス リット溝4間に第1の磁気異方性部21Bが形成されると共に、各スリット溝5 間に第2の磁気異方性部21Cが形成されている。そして、該磁歪シャフト21 の外周側には磁気異方性部21B,21Cの左,右両側と磁気異方性部21B, 21C間とにそれぞれ環状溝21D,21D,…が設けられ、該各環状溝21D は表面磁界に対応する深さ寸法をもって図2に示す如く断面コ字形状に形成され ている。
【0022】 さらに、22,22,…は磁歪シャフト21の各環状溝21Dを全周に亘って 被覆した良導体部としての良導体被膜を示し、該各良導体被膜22は電気抵抗の 小さい非磁性の導電性材料、例えばアルミニウム、銅または銅合金等から薄膜状 に形成され、磁歪シャフト21の各環状溝21Dを図2に示す如く全体に亘って 覆うようになっている。また、該各良導体被膜22はその外周側端面が磁歪シャ フト21の外周面と面一となるように各環状溝21D内に配設され、コア部材6 の各脚部6B,6C、磁歪シャフト21の外周面間のエアギャップδに対応した 径方向の隙間を各脚部6B,6Cとの間に確保している。
【0023】 そして、該各良導体被膜22はコイル9,10からの磁束により磁歪シャフト 21のセンサ部21Aに漏れ磁束としての磁束F1 ,F2 等が発生してこれらが 各良導体被膜22を通過するときに、磁束F1 ,F2 の磁束変化等に対応した起 電力が誘起され、図2に例示するように磁束F1 (F2 )とは逆向きの磁束R1 (R2 )を発生する。
【0024】 本実施例による磁歪式トルクセンサは上述の如き構成を有するもので、その基 本的な作動については従来技術によるものと格別差異はない。
【0025】 然るに、本実施例による磁歪式トルクセンサでは、磁歪シャフト21の外周側 に磁気異方性部21B,21Cの左,右両側と磁気異方性部21B,21C間と に位置してそれぞれ環状溝21D,21D,…を形成し、該各環状溝21Dを全 周に亘って非磁性の導電性材料からなる各良導体被膜22によって被覆する構成 としたから、コイル9,10からの磁束により磁歪シャフト21のセンサ部21 Aに漏れ磁束としての磁束F1 ,F2 等が発生してこれらが各良導体被膜22を 通過するときに、磁束F1 ,F2 の磁束変化等に対応した起電力が各良導体被膜 22に誘起されることにより、図2に例示するように磁束F1 (F2 )とは逆向 きの磁束R1 (R2 )を発生でき、各コイル9,10による磁束F1 ,F2 を各 良導体被膜22で発生させた逆向きの磁束R1 ,R2 によって効果的に打消すこ とができる。
【0026】 かくして、本実施例によれば、各コイル9,10の磁気回路M1 ,M2 を磁歪 シャフト21の磁気異方性部21B,21C毎に互いに独立させて確実に分離す ることができ、磁気異方性部21B,21C間で磁気干渉が生じるのを防止でき る。そして、磁歪シャフト21のセンサ部21Aに生じる磁束F1 ,F2 を逆向 きの磁束R1 ,R2 で打消し、該磁歪シャフト2上で磁気回路M1 ,M2 を分離 することにより、コア部材6内に従来技術で述べた如く磁束F3 が発生するのを 確実に防止でき、コア部材6内でも磁気回路M1 ,M2 を左右に分離することが できる。
【0027】 また、各良導体被膜22は磁歪シャフト21の各環状溝21D内に設けたから 、コア部材6の各脚部6B,6Cと各良導体被膜22との間にエアギャップδに 少なくとも対応した径方向の隙間を確保でき、エアギャップδを可及的に小さく してコア部材6と磁歪シャフト21との間の磁気抵抗を確実に低減できる。
【0028】 従って、本実施例では、磁歪シャフト21に加えたトルクに対応してコイル9 ,10から高精度に検出信号を出力でき、トルクの検出感度を効果的に高めるこ とができると共に、外部ノイズに対する安定性や信頼性等を大幅に向上すること ができる。
【0029】 また、良導体被膜22によって磁気回路M1 ,M2 間の磁気干渉を効果的に防 止できるから、コイル9,10間の距離を短くすることが可能となり、コア部材 6の軸方向の長さ寸法を短くでき、磁歪式トルクセンサ全体をコンパクトに形成 できると共に、取付け時の作業性等を大幅に向上することができる等、種々の効 果を奏する。
【0030】 次に、図3は本考案の第2の実施例を示し、本実施例では前記第1の実施例と 同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとするに、本実施 例の特徴は、磁歪シャフト21の各環状溝21D内にそれぞれ良導体部としての 各良導体リング31を嵌合して設けたことにある。
【0031】 ここで、該各良導体リング31は前記第1の実施例で述べた良導体被膜22と ほぼ同様に、例えばアルミニウム、銅または銅合金等の電気抵抗の小さい非磁性 の導電性材料から環状溝21Dに対応する厚さ寸法をもって環状に形成され、磁 歪シャフト21の各環状溝21Dを全周に亘って埋めるようになっている。そし て、コイル9,10からの磁束により磁歪シャフト21のセンサ部21Aに漏れ 磁束としての磁束F1 (F2 )等が発生し、これらが各良導体リング31を通過 するときに、磁束F1 (F2 )の磁束変化等に対応した起電力が各良導体リング 31に誘起されることにより、磁束F1 (F2 )とは逆向きの磁束R1 (R2 ) を発生でき、各コイル9,10による磁束F1 ,F2 を各良導体リング31で発 生させた逆向きの磁束R1 ,R2 によって効果的に打消すことができる。
【0032】 かくして、このように構成される本実施例でも、前記第1の実施例とほぼ同様 の作用効果を得ることができるが、特に本実施例では、磁歪シャフト21の環状 溝21Dを良導体リング31で完全に埋めるようにしたから、磁歪シャフト21 の強度が環状溝21Dで低下するのを良導体リング31によって防止でき、磁歪 シャフト21の強度アップを図ることができる。
【0033】 次に、図4は本考案の第3の実施例を示し、本実施例でも前記第1の実施例と 同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとするに、本実施 例の特徴は、磁歪シャフト41のセンサ部41Aに設ける各環状溝41Bを凹湾 曲状の断面形状に形成し、該各環状溝41B内にそれぞれ良導体部としての各良 導体被膜42を設けたことにある。
【0034】 ここで、磁歪シャフト41は各環状溝41Bを凹湾曲状の断面形状に形成した 点を除いて前記第1の実施例で述べた磁歪シャフト21と同様に形成され、各環 状溝41Bはこの磁歪シャフト21の各環状溝21Dに対応した位置に設けられ ている。また、各良導体被膜42は前記第1の実施例で述べた良導体被膜22と ほぼ同様に、例えばアルミニウム、銅または銅合金等の電気抵抗の小さい非磁性 の導電性材料から薄膜状に形成され、磁歪シャフト41の各環状溝41Bを全周 に亘って覆うようになっている。そして、コイル9,10からの磁束により磁歪 シャフト41のセンサ部41Aに漏れ磁束としての磁束F1 (F2 )等が発生し 、これらが各良導体被膜42を通過するときに、該各良導体被膜42は磁束F1 (F2 )の磁束変化等に対応した起電力が誘起され、磁束F1 (F2 )とは逆向 きの磁束R1 (R2 )を発生させる。
【0035】 かくして、このように構成される本実施例でも、前記第1の実施例とほぼ同様 の作用効果を得ることができるが、特に本実施例では、磁歪シャフト41の環状 溝41Bを凹湾曲状に形成することにより、該環状溝41Bを切削加工等の手段 で比較的簡単に加工することができる。
【0036】 次に、図5は本考案の第4の実施例を示し、本実施例では前記第3の実施例と 同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとするに、本実施 例の特徴は、磁歪シャフト41のセンサ部41Aに設けた各環状溝41B内にそ れぞれ良導体部としての各良導体リング51を嵌合して設けたことにある。
【0037】 ここで、該各良導体リング51は前記第1の実施例で述べた良導体被膜22と ほぼ同様に、例えばアルミニウム、銅または銅合金等の電気抵抗の小さい非磁性 の導電性材料から環状溝51Aに対応する厚さ寸法をもって環状に形成され、磁 歪シャフト41の各環状溝41Bを全周に亘って埋めるようになっている。そし て、コイル9,10からの磁束により磁歪シャフト41のセンサ部41Aに漏れ 磁束としての磁束F1 (F2 )等が発生し、これらが各良導体リング51を通過 するときに、該各良導体リング51は磁束F1 (F2 )の磁束変化等に対応した 起電力が誘起され、磁束F1 (F2 )とは逆向きの磁束R1 (R2 )を発生させ るものである。
【0038】 かくして、このように構成される本実施例でも、前記第3の実施例とほぼ同様 の作用効果を得ることができるが、特に本実施例では、磁歪シャフト41の環状 溝41Bを良導体リング51で完全に埋めるようにしたから、磁歪シャフト41 の強度が環状溝41Bで低下するのを良導体リング51によって防止でき、磁歪 シャフト41の強度アップを図ることができる。
【0039】 次に、図6および図7は本考案の第5の実施例を示し、本実施例の特徴は、磁 歪シャフト61を軸方向に2分割されるシャフト半割体62,63と、該シャフ ト半割体62,63間に接合して設けられる良導体部としての良導体ディスク6 4とから構成し、該良導体ディスク64を前記第1の実施例で述べた良導体被膜 22とほぼ同様に、例えばアルミニウム、銅または銅合金等の電気抵抗の小さい 非磁性の導電性材料からシャフト半割体62,63に対応する外径寸法をもって 円板状に形成したことにある。
【0040】 ここで、磁歪シャフト61のシャフト半割体62,63はセンサ部62A,6 3Aの端面62B,63Bが良導体ディスク64に図7の矢示A方向で衝合され 、該良導体ディスク64の両面に圧着等の手段を用いて接合されている。また、 シャフト半割体62,63のセンサ部62A,63Aにはそれぞれ各スリット溝 4,5間に第1、第2の磁気異方性部62C,63Cが形成され、これらの磁気 異方性部62C,63Cには表面磁界による磁路が図6に示す磁気回路M1 ,M 2 の如く形成される。そして、コイル9,10からの磁束により磁歪シャフト6 1のセンサ部62A,63Aに漏れ磁束としての磁束F1 等が発生し、これらが 良導体ディスク64の外周側を通過するときに、該良導体ディスク64は磁束F 1 の磁束変化等に対応した起電力が誘起され、磁束F1 とは逆向きの磁束R1 を 発生させる。
【0041】 かくして、このように構成される本実施例でも、前記第1の実施例とほぼ同様 の作用効果を得ることができるが、特に本実施例では、磁歪シャフト61のシャ フト半割体62,63間に接合して設けられる良導体ディスク64により、コイ ル9,10による磁束F1 を逆向きの磁束R1 でより効果的に打消すことができ る。
【0042】 次に、図8は本考案の第6の実施例を示し、本実施例の特徴は、コア部材の各 脚部等の周囲を非磁性の導電性材料からなる良導体部によって被覆する構成とし たことにある。
【0043】 図中、71は磁歪シャフト2のセンサ部2Aを径方向外側を取囲むようにケー シング1の内周側に設けられ、フェライト等の磁性材料から段付筒状に形成され たコア部材を示し、該コア部材71は従来技術で述べたコア部材6とほぼ同様に 、ボビン収容部71A,71A、センタ脚部71Bおよびサイド脚部71C,7 1Cを有しているものの、該コア部材71にはコイル9,10間に位置してセン タ脚部71B内を内周側から外周側に向けて延びるように、後述する良導体シー ルド72のセンタシールド部72Cが設けられている。
【0044】 72はコア部材71の各脚部71B,71C先端面を除いて該各脚部71B, 71C等の周囲を被覆した良導体部としての良導体シールドを示し、該良導体シ ールド72は電気抵抗の小さい非磁性の導電性材料、例えばアルミニウム、銅ま たは銅合金等から薄膜状に形成され、コア部材71の外周面を被覆した外周側シ ールド部72Aと、該外周側シールド部72Aの軸方向両端から径方向内向きに 延び、各サイド脚部71Cの端面等を外側から被覆した端面シールド部72B, 72Bと、外周側シールド部72Aの軸方向中間部から径方向内向きに延び、セ ンタ脚部71Bの中間部に介装されたセンタシールド部72Cと、コア部材71 の各ボビン収容部71Aを内側から被覆するように形成され、各脚部71B,7 1Cに沿って径方向に延びた内側シールド部72D,72Dとから構成されてい る。
【0045】 そして、該良導体シールド72はコイル9,10からの磁束F3 等が通過する ときに起電力が誘起され、この磁束F3 とは逆向きの磁束R3 等を発生させ、こ の磁束R3 等によってコイル9,10からの磁束F3 を打ち消すと共に、センサ 部2Aの磁束F1 も打ち消すようになる。また、コア部材71から外側に向けて 漏れ磁束が発生するときには、良導体シールド部72の各端面シールド部72B 等に起電力が誘起されて磁束R3 等を生じさせ、センサ部2Aの磁束F2 等を打 ち消すようになる。
【0046】 73,73はコイルボビン7,8の内周面を被覆した他の良導体シールドを示 し、該各良導体シールド73も良導体シールド部72とほぼ同様に形成され、コ イル9,10からの漏れ磁束等を抑えるようになっている。
【0047】 かくして、このように構成される本実施例でも、前記各実施例とほぼ同様の作 用効果を得ることができるが、特に本実施例では、コア部材71に一体に良導体 シールド部72を設けたので、コア部材71からの漏れ磁束を効果的に打消すこ とができる。
【0048】 なお、前記各実施例では、2コイル式の磁歪式トルクセンサを例示したが、本 考案はこれに限らず、例えば4コイル式の磁歪式トルクセンサにも適用できるも のである。
【0049】 また、前記各実施例では、自動車用エンジンのトルク検出に用いた場合を例に 挙げて説明したが、本考案はこれに限らず、電動モータの回転トルク等の他のト ルク検出にも用いることができる。
【0050】
以上詳述した如く本考案によれば、第1、第2の磁気異方性部間に位置して非 磁性の導電性材料からなる良導体部を磁歪シャフトに設け、該良導体部とコア部 材との間にはエアギャップに対応する径方向の隙間を形成したから、第1、第2 のコイルで発生した磁束が良導体部を通過すると、良導体部に起電力が誘起され 、これにより、該良導体部に第1、第2のコイルからの磁束とは逆向きの磁束を 発生させることができ、この磁束を打消すことができる。そして、第1、第2の コイル間でそれぞれの磁気回路を互いに独立させて分離でき、磁気干渉が生じる のを効果的に防止できる。また、コア部材の各脚部と良導体部との間にエアギャ ップに少なくとも対応した径方向の隙間を確保でき、エアギャップを可及的に小 さくしてコア部材と磁歪シャフトとの間の磁気抵抗を確実に低減でき、これによ ってトルクの検出感度を大幅に高めることができ、信頼性等を向上させることが できる。
【0051】 また、コア部材の少なくとも各脚部をその端面を除いて導電性材料からなる良 導体部で被覆するようにすれば、コア部材からの磁束漏れを確実に防止でき、各 コイル間での磁気干渉を抑えることができると共に、各コイル間の距離を短くす ることが可能となり、コア部材の軸方向の長さ寸法を小さくして、全体のコンパ クト化を図ることもできる。
【図1】本考案の第1の実施例による磁歪式トルクセン
サの要部を拡大して示す縦断面図である。
サの要部を拡大して示す縦断面図である。
【図2】図1に示す磁歪シャフトの要部拡大断面図であ
る。
る。
【図3】第2の実施例を示す図2と同様の断面図であ
る。
る。
【図4】第3の実施例を示す図2と同様の断面図であ
る。
る。
【図5】第4の実施例を示す図2と同様の断面図であ
る。
る。
【図6】第5の実施例による磁歪式トルクセンサの要部
を拡大して示す縦断面図である。
を拡大して示す縦断面図である。
【図7】磁歪シャフトの分解状態を示す外観図である。
【図8】第6の実施例による磁歪式トルクセンサの要部
を拡大して示す縦断面図である。
を拡大して示す縦断面図である。
【図9】従来技術による磁歪式トルクセンサを示す縦断
面図である。
面図である。
【図10】図9中の要部を拡大して示す縦断面図であ
る。
る。
1 ケーシング 2,21,41,61 磁歪シャフト 2A,21A,41A,62A,63A センサ部 2B,2C,21B,21C,62C,63C 磁気異
方性部 4,5 スリット溝 6,71 コア部材 7,8 コイルボビン 9,10 コイル 21D,41B 環状溝 22,42 良導体被膜(良導体部) 31,51 良導体リング(良導体部) 62,63 シャフト半割体 64 良導体ディスク(良導体部) 72 良導体シールド(良導体部)
方性部 4,5 スリット溝 6,71 コア部材 7,8 コイルボビン 9,10 コイル 21D,41B 環状溝 22,42 良導体被膜(良導体部) 31,51 良導体リング(良導体部) 62,63 シャフト半割体 64 良導体ディスク(良導体部) 72 良導体シールド(良導体部)
Claims (2)
- 【請求項1】 筒状のケーシングと、該ケーシング内に
回転自在に設けられ、軸方向に離間して外周側に第1、
第2の磁気異方性部が形成された磁歪シャフトと、該磁
歪シャフトの各磁気異方性部を径方向外側から取り囲む
ように前記ケーシングに設けられ、該磁歪シャフトの外
周面にエアギャップを介して対面する複数の脚部を有し
たコア部材と、該コア部材と前記磁歪シャフトとの間に
位置して該コア部材側に設けられ、前記磁歪シャフトに
作用するトルクを電気信号として検出すべく、前記第
1、第2の磁気異方性部に径方向で対向した第1、第2
のコイルとからなる磁歪式トルクセンサにおいて、前記
磁歪シャフトには、少なくとも前記第1、第2の磁気異
方性部間に位置して非磁性の導電性材料からなる良導体
部を設け、該良導体部と前記コア部材との間には少なく
とも前記エアギャップに対応する径方向の隙間を形成し
たことを特徴とする磁歪式トルクセンサ。 - 【請求項2】 筒状のケーシングと、該ケーシング内に
回転自在に設けられ、軸方向に離間して外周側に第1、
第2の磁気異方性部が形成された磁歪シャフトと、該磁
歪シャフトの各磁気異方性部を径方向外側から取り囲む
ように前記ケーシングに設けられ、該磁歪シャフトの外
周面にエアギャップを介して対面する複数の脚部を有し
たコア部材と、該コア部材と前記磁歪シャフトとの間に
位置して該コア部材側に設けられ、前記磁歪シャフトに
作用するトルクを電気信号として検出すべく、前記第
1、第2の磁気異方性部に径方向で対向した第1、第2
のコイルとからなる磁歪式トルクセンサにおいて、前記
コア部材には、非磁性の導電性材料によって形成され、
前記磁歪シャフトの外周面にエアギャップを介して対面
する端面を除いて少なくとも前記各脚部の周囲を被覆す
る良導体部を設けたことを特徴とする磁歪式トルクセン
サ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992058697U JP2584419Y2 (ja) | 1992-07-29 | 1992-07-29 | 磁歪式トルクセンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992058697U JP2584419Y2 (ja) | 1992-07-29 | 1992-07-29 | 磁歪式トルクセンサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0614939U true JPH0614939U (ja) | 1994-02-25 |
JP2584419Y2 JP2584419Y2 (ja) | 1998-11-05 |
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ID=13091727
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP1992058697U Expired - Fee Related JP2584419Y2 (ja) | 1992-07-29 | 1992-07-29 | 磁歪式トルクセンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2584419Y2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111162754A (zh) * | 2019-12-12 | 2020-05-15 | 广东工业大学 | 一种磁致伸缩声波滤波器封装结构及其制作方法 |
US10983019B2 (en) | 2019-01-10 | 2021-04-20 | Ka Group Ag | Magnetoelastic type torque sensor with temperature dependent error compensation |
US11486776B2 (en) | 2016-12-12 | 2022-11-01 | Kongsberg Inc. | Dual-band magnetoelastic torque sensor |
US11821763B2 (en) | 2016-05-17 | 2023-11-21 | Kongsberg Inc. | System, method and object for high accuracy magnetic position sensing |
US12025521B2 (en) | 2020-02-11 | 2024-07-02 | Brp Megatech Industries Inc. | Magnetoelastic torque sensor with local measurement of ambient magnetic field |
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-
1992
- 1992-07-29 JP JP1992058697U patent/JP2584419Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2584419Y2 (ja) | 1998-11-05 |
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