JPH0387623A - トルクセンサ軸 - Google Patents

トルクセンサ軸

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JPH0387623A
JPH0387623A JP22592489A JP22592489A JPH0387623A JP H0387623 A JPH0387623 A JP H0387623A JP 22592489 A JP22592489 A JP 22592489A JP 22592489 A JP22592489 A JP 22592489A JP H0387623 A JPH0387623 A JP H0387623A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
torque sensor
electric conductivity
groove
sensor shaft
high electric
Prior art date
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Pending
Application number
JP22592489A
Other languages
English (en)
Inventor
Taku Murakami
卓 村上
Hiroshi Yamamoto
浩 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
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Publication of JPH0387623A publication Critical patent/JPH0387623A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は、トルクセンサ軸に係わり、殊にトルクを高
精度に検出し得る磁気異方性を備えるトルクセンサ軸に
関する。
[従来の技術ゴ 従来、いわゆる磁歪式トルクセンサのトルクセンサ軸は
、その表面に、磁気異方性を付与するためのパターンを
設けている。この磁気異方性は。
トルク検出の際、印加トルク又は静トルクの大きさ及び
方向を決定するためにトルクセンサ軸の表面に人為的に
付与した「磁束の流れ方向Jである。例えば、第6図に
示すように、トルクセンサ軸1の表面に、軸方向に対し
図示左右±45度斜め方向に溝11でなるパターンを設
けたものが知られる(以下、溝穴とする)。この場合、
磁束はトルクセンサ軸の母村部(山部12)を図示左右
上45度斜め方向に流れる。ちなみに、同図のトルクセ
ンサ軸1のトルク検出について述べる。仮に図示右方向
から軸断面に対し時計回りにねじりトルクTを印加する
。このとき、トルクセンサ軸1は1図示+45度右斜め
方向には引っ張り応力が発生し、逆に9図示−45度左
斜め方向に圧縮応力が発生する。いわゆる主応力である
。他方。
磁性体は応力が印加されると透磁率が変化するという磁
歪特性がある。これは、前記引っ張り応力が印加される
と透磁率は増加し、逆に圧縮応力が印加されると透磁率
は減少するという特性である。この磁歪特性を利用した
ものが磁歪式トルクセンサである。そこで、トルクセン
サ軸1にトルクが印加されると1図示右側の山部12は
高透磁率となり、逆に図示左側の山部12は低透磁率と
なる。そこで、これら透磁率を検出系(本例の場合は差
動結合の検出センサ41,42)で検出すると、印加ト
ルクの方向や大きさを出力することができる。尚、上記
差動結合による検出以外に、第7図に示すように1片側
の8111パターンでなる異方性のものを、1個の検出
系4で検出をすることもできる。また、上記溝穴の溝1
1内に、トルクセンサ軸1の磁気特性と異なる磁気特性
の材質を埋め込んだものがある(以下、溝充填式とする
〉。この溝充填式における磁束の流れは、充填材とトル
クセンサ軸母材との比較において、いずれか高透磁率側
となる。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来のトルクセンサ軸の長短を述べる。先ず前者溝
式は、)・ルクを長期安定的に検出できるという利点を
持つ。しがしながらその反面、溝内面の切削良否が影響
してトルクの検出精度も左右されるという欠点がある。
更に軸母材の強度を損ねるという欠点もある。これに対
して後者溝充填式は、前記溝穴のこれら欠点をカバーし
ている(殊に母材強度の維持に貢献している)、シかし
ながら、これはトルクセンサ軸に異なる磁気特性の材質
を埋め込んだだけの構成であるから、その検出精度は、
溝穴以下の精度であっても、それ以上の精度を得ること
は困難である。
本発明は上記従来の問題点に鑑み、殊に溝充填式におい
て、トルクを長期安定的に、かつ、高精度に検出するこ
とができるトルクセンサ軸を提供することを目的とする
[課題を解決するための手段] 上記目的を遠戚するために1本発明に係わるトルクセン
サ軸は、第1図〜第3図を参照して説明すれば1強磁性
体でなる又は強磁性体を被服してなるトルクセンサ軸1
の表面に、軸方向に対して所定角度θでなる′a21の
パターン2を設け、該溝21内に高導電率材料22を埋
設した構成とした。
[作用] 一見すると、上記lfI戒における高導電率材料は、従
来の溝充填式における軸母材と異なる磁気特性の材質に
替わったものに見える(尚、材料的には同一の場合もあ
り得る)。しかしながら、かかる両者W4戊の論理は次
のように全く異なる。従来の溝充填式の構成は、充填材
とトルクセンサ軸母材との透磁率の比較において、単に
いずれか高透磁率側を磁束が流れるという選択の構成を
意図しているに過ぎない。これに対し、上記構成は、磁
束が高導電率材料を流れるとき(もっとも磁束の本流は
トルクセンサ母材を流れるから、前記この高導電率材料
を流れる磁束はトルクセンサ母材の漏れ磁束といえる)
、この高導電率材料面に渦電流が生じ、この高導電率材
料内への磁束の流れを止めようとする作用を意図してい
る。つまり、磁束の流れは増々トルクセンサ母材側をよ
り以上流れるようになる。換言すれば、高導電率材料の
渦を流により、トルクセンサ軸の磁気異方性がより明確
になるという作用を呈する。当然に、交流電圧で磁束を
なすトルクセンサ系の場合、この作用はよりI11著に
現れる。尚、溝充填式と上記構成との他の違いとしては
、上記構成における高導電率材料は非磁性材料であって
もよい(むしろ非磁性材料のほうが好適である)。
[実施例] 本発明の実施例を、第1図〜第5図を参照して説明する
。第1実施例は、第1図及び第3図に示すように、浸炭
済みのSNCM220Hでなるトルクセンサ軸1の表面
において、軸方向に対し左右45度でなる溝21のパタ
ーン2を設け、該溝21内に銅Cu22を埋設して構成
した。第4図に示す検出コイル41とコイル42と抵抗
からなるブリッジにより検出した本実施例の結果は、第
5図に示す通りである。本実施例への印加トルクの測定
結果P2は、従来溝充填式の測定結果P1よりもより顕
著に現れ、特性が向上することが分かる。ちなみに1本
発明に係わるトルクセンサ軸の製造時の留意点を次に述
べる。このトルクセンサ軸の製造工程を大まかに言えば
、軸材の溝切削、溝充填そして(必要ならば)表面仕上
げの順に行う。先ず溝切削の留意点は、溝表面を、少な
くとも38以上の高精度に仕上げて、渦電流が生じ易く
することである。また溝底部の曲がり部(第3図R2部
)は応力集中を避けるため丸く仕上げることである。こ
れに対し上部間がり部(同図R1部)は直角度を高める
ことである。次に溝充填を述べる。先ず高導電率材料と
しては、金Au。
銀Ag、銅Cu、アルミニウムAQ、亜鉛Zn。
マグネシウムMg、洋白、白銅、青銅等がよい。
尚、ニッケルNi等を使用してもよいが、これは高透磁
率材でもある。この場合、トルクセンサ軸の透磁率の方
が高透磁率である必要がある。次に溝充填方法について
述べれば、上記実施例はレーザビームにより充填して製
造したが、電子ビーム、プラズマ、TIG、PPWその
他の高密度エネルギービームを用いてもよい。更に、ス
パッタ等により充填するPVD’PCVD、金属粉体を
溝に入れ焼結する粉体焼結、銅CuやニッケルNi等の
低融点材料を溝に流し込むろう付け、金属をメツキする
メツキ、その化セラミックや41t属等を埋め込める溶
射等でもよい。最後の表面仕上げは。
必要ならばこれを行う。例えば、耐磨耗性を要するとき
、硬質クロムメツキ等が好適である。尚。
磁気異方性の角度θについて述べる。従来のトルクセン
サ軸は、磁歪特性をより顕著に出すため。
図示(例えば第6図)±45度創め方向とするのが常で
ある。しかしながら、この角度にこだわる必要はなく1
例えば±60度や±70度のように、多少その角度は変
えても構わない。
[発明の効果] 以上説明したように1本発明に係わるトルクセンサ軸は
9強磁性体でなる又は強磁性体を被服してなるトルクセ
ンサ軸の表面に、軸方向に対して所定角度でなる溝のパ
ターンを設け、その中に高導電率材料を8!設する構成
としたため、渦電流が生じ、磁気異方性をより明確にな
る。かかる結果トルクを長期安定的に検出することがで
きるばかりか、その検出特性を向上せしめることができ
るようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図・・・本発明に係わるトルクセンサ軸の第】実施
例の外観図 第2図・・・本発明に係わるトルクセンサ軸の第2実施
例の外観図 第3図・・・第1実施例及び第2実施例の溝部の拡大断
面図 第4図・・・トルクセンサ検出系の模式回路図第5図・
・・第1実施例と従来例との検出特性グラフ 第6図・・・従来のトルクセンサ軸の第1例の外観図 第7図・・・従来のトルクセンサ軸の第2例の外観図 1・・・トルクセンサ軸 2・・・磁気異方性パターン 21・・溝 22・・高導電率材料 θ・・・磁気異方性方向 第 図 41−竺一よ42 第 4 図 第6図 第 図 第 図 】1

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  強磁性体でなる又は強磁性体を被服してなるトルクセ
    ンサ軸1の表面に、軸方向に対して所定角度θでなる溝
    21のパターン2を設け、該溝21内に高導電率材料2
    2を埋設した構成を特徴とするトルクセンサ軸。
JP22592489A 1989-08-30 1989-08-30 トルクセンサ軸 Pending JPH0387623A (ja)

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JP22592489A JPH0387623A (ja) 1989-08-30 1989-08-30 トルクセンサ軸

Applications Claiming Priority (1)

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JP22592489A JPH0387623A (ja) 1989-08-30 1989-08-30 トルクセンサ軸

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JPH0387623A true JPH0387623A (ja) 1991-04-12

Family

ID=16837025

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JP22592489A Pending JPH0387623A (ja) 1989-08-30 1989-08-30 トルクセンサ軸

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JP (1) JPH0387623A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05215618A (ja) * 1992-02-03 1993-08-24 Nissan Motor Co Ltd トルク検出装置
JPH0614939U (ja) * 1992-07-29 1994-02-25 日本電子機器株式会社 磁歪式トルクセンサ
JP2010249732A (ja) * 2009-04-17 2010-11-04 Honda Motor Co Ltd 磁歪式トルクセンサ及び電動パワーステアリング装置
EP3343191B1 (en) * 2015-10-01 2021-08-25 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Magnetostrictive sensor

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