JPH0614832U - 換気機構 - Google Patents

換気機構

Info

Publication number
JPH0614832U
JPH0614832U JP9528791U JP9528791U JPH0614832U JP H0614832 U JPH0614832 U JP H0614832U JP 9528791 U JP9528791 U JP 9528791U JP 9528791 U JP9528791 U JP 9528791U JP H0614832 U JPH0614832 U JP H0614832U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
ventilation
wing
closing
base end
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9528791U
Other languages
English (en)
Inventor
行彦 山谷
博 松島
Original Assignee
フクビ化学工業株式会社
フクビブロー成型工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by フクビ化学工業株式会社, フクビブロー成型工業株式会社 filed Critical フクビ化学工業株式会社
Priority to JP9528791U priority Critical patent/JPH0614832U/ja
Publication of JPH0614832U publication Critical patent/JPH0614832U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ventilation (AREA)
  • Air-Flow Control Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 羽開閉機構の部品点数を削減し、構造の簡略
化等を達成する。 【構成】 羽7、8の開放状態で、持手14を図2左方
向へ動作させると、これと連動した連結部13の動作に
伴い、ピン17、18も左方向へ移動するため、羽7は
軸3を中心として時計方向へ回動し、羽8は軸4を中心
として反時計方向へ回動する。これにより、羽7、8は
閉鎖状態となる。他方、羽7、8の閉塞状態で、持手1
4を図2右方向へ動作させると、これと連動した連結部
13の動作に伴い、ピン17、18も右方向へ移動する
ため、羽7は軸3を中心として反時計方向へ回動し、羽
8は軸4を中心として時計方向へ回動する。これによ
り、羽7、8は開放状態となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は換気機構に係り、特に、羽開閉機構の部品点数を削減し構造の簡略化 等を達成する場合に好適な換気機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば実公昭41−21099号公報に記載された如く、建屋内の壁面 に配設されている窓枠に、該窓枠を塞ぐ扇回板を回動可能に設けると共に、該窓 枠の上下方向に摺動可能な摺動板を設け、該摺動板の掴み部を昇降させることに より、扇回板を開閉可能とすると共に、扇回板を開放状態に保持可能とした通風 窓が提案されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した従来技術においては下記のような問題があった。即ち 、前記通風窓の扇回板を開閉する機構を、窓枠に設けた突出部、該突出部に形成 した幅が異なる溝孔、該突出部の内部に収納する掴み部を備えた摺動板、該摺動 板に添わせる腕板等から構成しているため、扇回板の開閉機構に要する部品点数 が増大するという問題があった。
【0004】 本考案は前記課題を解決するもので、羽開閉機構の部品点数を削減し構造の簡 略化等を達成することを達成した換気機構の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本考案は、換気口を開閉することにより建屋内の換 気を行うようにした換気機構において、前記換気口の換気面と平行に配設された 軸に基端部を介して回動可能に設けられ、その回動に伴い前記換気口を開放状態 または閉塞状態とする開閉板と、前記開閉板の基端部に設けられ、長手方向中心 線が前記開閉板の板面に対して45度の角度に設定された長孔と、前記開閉板の 長孔にピンを介して連結された連結部材と、前記連結部材に固定され、前記開閉 板を開閉操作するための操作部材とを具備することを特徴とする。 尚、前記開閉板は本実施例の羽に対応し、前記連結部材は本実施例の連結部に 対応し、前記操作部材は本実施例の持手に対応する。
【0006】
【作用】
本考案によれば、換気口が開閉板により閉塞された状態において、操作部材を 所定方向(開方向)へ操作すると、これに伴い連結部材も動作するため、開閉板 の基端部の長孔と係合しているピンは、開閉板の基端部に対し押圧力を作用させ る結果、開閉板は基端部を介して軸の回りを開方向(換気口を開く方向)へ回動 し、換気口を開放状態とする。これにより、換気状態となる。他方、換気口が開 閉板により開放された状態において、操作部材を所定方向(閉方向)へ操作する と、これに伴い連結部材も動作するため、開閉板の基端部の長孔と係合している ピンは、開閉板の基端部に対し押圧力を作用させる結果、開閉板は基端部を介し て軸の回りを閉方向(換気口を塞ぐ方向)へ回動し、換気口を閉塞状態とする。 これにより、非換気状態となる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案を適用してなる換気機構の実施例を図面に基づいて説明する。図 1〜図5は本実施例の換気機構の構成を示す図であり、該換気機構は例えば建屋 内部における床下の換気を行うものであり、建屋内部の適所に配設されるように なっている。換気機構を構成する例えば円形状のフレーム1には多数の棧2・・ ・が架設されており、換気時には各棧2の間隙を介して空気が流通するようにな っている。また、換気機構の中心線の両側には軸3、4が支持台5、6との間に 支持された状態で架設されており、各軸3、4には略扇形状の羽7、8が図1の 紙面表裏側に対して各々回動可能に取付けられている。後述の持手を操作するこ とにより、羽7、8を開放状態(図2、図3参照)とすると建屋内が換気状態と なり、羽7、8を閉塞状態(図4、図5参照)とすると建屋内が非換気状態とな るようになっている。また、前記羽7、8の間には、板体9が支持台5、6及び 5箇所の棧2に固定された状態で配設されている。
【0008】 また、換気機構の中央部には羽開閉機構10が配設されており、該羽開閉機構 10は、羽7の基端部11、羽8の基端部12、連結部13、持手14から構成 されている。前記羽7の基端部11には長孔15が設けられており、該長孔15 の長手方向中心線と羽7の板面とが成す角度は45度に設定されている。同様に 、前記羽8の基端部12には長孔16が設けられており、該長孔16の長手方向 中心線と羽8の板面とが成す角度は45度に設定されている。即ち、前述した角 度を45度に設定してあるため、羽7、8は図2の状態(開放状態)と図4の状 態(閉塞状態)との間において回動(90度)可能とされている。また、前記連 結部13はピン17を介して羽7の基端部11の長孔15と係合すると共に、ピ ン18を介して羽8の基端部12の長孔16と係合している。更に、前記連結部 13の基端側は前記持手14に固定されている。
【0009】 羽開閉機構10を前記の構成としているため、図2に示す羽7、8の開放状態 において持手14を図中左方向へ操作すると、持手14の動作と連動する連結部 13の動作に伴い、長孔15と係合しているピン17、及び長孔16と係合して いるピン18も図中左方向へ移動するため、羽7が軸3を中心として図中時計方 向へ回動すると共に、羽8が軸4を中心として図中反時計方向へ回動する結果、 図4の閉塞状態となるようになっている。他方、図4に示す羽7、8の閉塞状態 において持手14を図中右方向へ操作すると、持手14の動作と連動する連結部 13の動作に伴い、長孔15と係合しているピン17、及び長孔16と係合して いるピン18も図中右方向へ移動するため、羽7が軸3を中心として図中反時計 方向へ回動すると共に、羽8が軸4を中心として図中時計方向へ回動する結果、 図2の開放状態となるようになっている。
【0010】 次に、上記の如く構成した本実施例の換気機構の換気時及び非換気時における 動作について説明する。
【0011】 『換気時』 換気機構の羽7、8がフレーム1で形成された換気面を閉塞した状態において (図4・図5参照)、持手14を掴んで図4右方向へ動作させると、連結部13 は持手14の右方向への動作と連動して右方向へ水平に移動するため、羽7の基 端部11の長孔15と係合状態にあるピン17、羽8の基端部12の長孔16と 係合状態にあるピン18は右方向へ水平に移動する。これに伴い、ピン17の右 方向への移動力が羽7の基端部11を右方向へ押圧するように作用するため、羽 7は軸3を中心として図中反時計方向へ回動し、図2・図3に示す如く換気面の 右半分を開放状態とする。同様に、ピン18の右方向への移動力が羽8の基端部 12を右方向へ押圧するように作用するため、羽8は軸4を中心として図中時計 方向へ回動し、図2・図3に示す如く換気面の左半分を開放状態とする。これに より、換気機構の換気面が全開放状態となるため建屋内の換気が行われる。
【0012】 『非換気時』 換気機構の羽7、8がフレーム1で形成された換気面を開放した状態において (図2・図3参照)、持手14を掴んで図2左方向へ動作させると、連結部13 は持手14の左方向への動作と連動して左方向へ水平に移動するため、羽7の基 端部11の長孔15と係合状態にあるピン17、羽8の基端部12の長孔16と 係合状態にあるピン18は左方向へ水平に移動する。これに伴い、ピン17の左 方向への移動力が羽7の基端部11を左方向へ押圧するように作用するため、羽 7は軸3を中心として図中時計方向へ回動し、図4・図5に示す如く換気面の右 半分を閉塞状態とする。同様に、ピン18の左方向への移動力が羽8の基端部1 2を左方向へ押圧するように作用するため、羽8は軸4を中心として図中反時計 方向へ回動し、図4・図5に示す如く換気面の左半分を閉塞状態とする。これに より、換気機構の換気面が全閉塞状態となるため建屋内が非換気状態となる。
【0013】 尚、換気機構のフレームの形状、換気機構の羽の枚数、用途(建屋床下換気用 )は、上記実施例のものに限定されるものではない。 また、羽7、8が風圧により勝手に開閉するのを防止するために、各部材の摺 動部における滑り抵抗を適宜調整することは勿論であるが、特に、図6のように 支持台5と連結部13に突起を突設し、合成樹脂製の弾力性を利用して開閉をロ ックする機構(この場合の開閉状態は図7に示す如くとなる)、または、長孔1 5、16の形状を、瓢箪形や楔形にすることにより、ピン17、18の移動に滑 り抵抗を発生させ、ピン17、18が長孔15、16の両端にロックされて羽7 、8を開閉位置で固定する機構を採用することも考えられる。
【0014】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、換気口を開閉することにより建屋内の換 気を行うようにした換気機構において、前記換気口の換気面と平行に配設された 軸に基端部を介して回動可能に設けられ、その回動に伴い前記換気口を開放状態 または閉塞状態とする開閉板と、前記開閉板の基端部に設けられ、長手方向中心 線が前記開閉板の板面に対して45度の角度に設定された長孔と、前記開閉板の 長孔にピンを介して連結された連結部材と、前記連結部材に固定され、前記開閉 板を開閉操作するための操作部材とを具備する構成としたので、羽開閉機構を構 成する部品点数を削減できるため、構造を簡略化することができると共に、製造 コストを削減することができる等の効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の換気機構(状態)の正面図で
ある。
【図2】本実施例の換気機構の、開放状態の羽を側面視
した場合の側面図である。
【図3】本実施例の換気機構の、開放状態の羽を正面視
した場合の側面図である。
【図4】本実施例の換気機構の、閉鎖状態の羽を側面視
した場合の側面図である。
【図5】本実施例の換気機構の、閉鎖状態の羽を正面視
した場合の側面図である。
【図6】図6(a)は変形例の支持台の正面図、図6
(b)は変形例の連結部の正面図である。
【図7】変形例の概略図である。
【符号の説明】
1 フレーム 3、4 軸 7、8 羽(開閉板) 11、12 基端部 13 連結部(連結部材) 14 持手(操作部材) 15、16 長孔 17、18 ピン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 換気口を開閉することにより建屋内の換
    気を行うようにした換気機構において、 前記換気口の換気面と平行に配設された軸に基端部を介
    して回動可能に設けられ、その回動に伴い前記換気口を
    開放状態または閉塞状態とする開閉板と、 前記開閉板の基端部に設けられ、長手方向中心線が前記
    開閉板の板面に対して45度の角度に設定された長孔
    と、 前記開閉板の長孔にピンを介して連結された連結部材
    と、 前記連結部材に固定され、前記開閉板を開閉操作するた
    めの操作部材と、 を具備することを特徴とする換気機構。
JP9528791U 1991-11-20 1991-11-20 換気機構 Pending JPH0614832U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9528791U JPH0614832U (ja) 1991-11-20 1991-11-20 換気機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9528791U JPH0614832U (ja) 1991-11-20 1991-11-20 換気機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0614832U true JPH0614832U (ja) 1994-02-25

Family

ID=14133564

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9528791U Pending JPH0614832U (ja) 1991-11-20 1991-11-20 換気機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0614832U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013036724A (ja) * 2011-08-11 2013-02-21 Mitsubishi Electric Corp 左右風向調整装置およびこれを装備した空気調和機の室内機
JP2015218961A (ja) * 2014-05-19 2015-12-07 西邦工業株式会社 換気レジスタ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013036724A (ja) * 2011-08-11 2013-02-21 Mitsubishi Electric Corp 左右風向調整装置およびこれを装備した空気調和機の室内機
JP2015218961A (ja) * 2014-05-19 2015-12-07 西邦工業株式会社 換気レジスタ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0614832U (ja) 換気機構
JPH033892Y2 (ja)
JPH052772Y2 (ja)
JPH0427979Y2 (ja)
JP3105874B2 (ja) ド ア
JPS6116378Y2 (ja)
KR100385305B1 (ko) 행잉타입 슬라이딩 창호의 리프터
JP3089632U (ja) 鎧戸の開閉装置
JP3433717B2 (ja) 荷室扉のロック構造
JPS5815218Y2 (ja) 車6598用折戸開閉装置
JPH0452375Y2 (ja)
JP3535392B2 (ja) 中折れ可能なウイング式屋根を自動的に閉鎖するための装置
JPH0342228Y2 (ja)
JPS5826307Y2 (ja) 回転自在引戸
JPS5828110Y2 (ja) 錠前
JPH0334329Y2 (ja)
JPH0466986B2 (ja)
JP2736488B2 (ja) フラップ扉等に用い得るヒンジ
JPH0129816Y2 (ja)
KR200196104Y1 (ko) 도어래치조립체및그조립체에결합된도어손잡이조립체
JPS6333076Y2 (ja)
JP2000297961A (ja) 風向調整装置
JPH0740969U (ja) 窓障子用控え装置
JPS6398978U (ja)
JPS62165391U (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19960514