JPH0614567Y2 - 時計バンド構造 - Google Patents
時計バンド構造Info
- Publication number
- JPH0614567Y2 JPH0614567Y2 JP1987060262U JP6026287U JPH0614567Y2 JP H0614567 Y2 JPH0614567 Y2 JP H0614567Y2 JP 1987060262 U JP1987060262 U JP 1987060262U JP 6026287 U JP6026287 U JP 6026287U JP H0614567 Y2 JPH0614567 Y2 JP H0614567Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- band
- metal tip
- spring rod
- watch band
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Buckles (AREA)
- Adornments (AREA)
- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、腕時計における時計バンド構造に関し、詳し
くは、皮又はビニール等の可撓性バンドに金属先を組
合わせた構造に関する。
くは、皮又はビニール等の可撓性バンドに金属先を組
合わせた構造に関する。
皮等の時計バンドをケースに取付ける場合に、バンド端
部を補強する等のため金属性の先を用いたものであ
る。
部を補強する等のため金属性の先を用いたものであ
る。
そこで、従来上記皮等の時計バンドと金属先を組合わ
せたものに関しては、例えば実開昭６１−１３４３０８
号公報の先行技術がある。その技術によれば、バンド端
部を大径のリング状に加工形成し、この合部にＣ字形
の金属パイプを被着している。
せたものに関しては、例えば実開昭６１−１３４３０８
号公報の先行技術がある。その技術によれば、バンド端
部を大径のリング状に加工形成し、この合部にＣ字形
の金属パイプを被着している。
ところで、上記先行技術のものにあっては、金属パイプ
の脱落を防ぐため時計バンドの端部を大径リング状に形
成する必要があり、特別な加工を行わねばならない。ま
た、金属パイプは合部の全周を閉じて覆っていないの
で、ケースとバンドの引張力を受けることができず、補
強効果に欠ける等の問題がある。
の脱落を防ぐため時計バンドの端部を大径リング状に形
成する必要があり、特別な加工を行わねばならない。ま
た、金属パイプは合部の全周を閉じて覆っていないの
で、ケースとバンドの引張力を受けることができず、補
強効果に欠ける等の問題がある。
本考案は、このような点に鑑みてなされたもので、バン
ド端部の特殊な加工を不要にし、金属先による補強効
果を向上することのできる時計バンド構造を提供するこ
とを目的としている。
ド端部の特殊な加工を不要にし、金属先による補強効
果を向上することのできる時計バンド構造を提供するこ
とを目的としている。
上記目的を達成するため、本考案は、時計バンドの端部
にばね棒孔を形成し、該ばね棒孔よりバンド内方位置に
おいて貫通孔を設け、バンド端部のばね棒孔の周囲に、
金属先をまきつけ、該金属先の後端部を前記貫通孔
に挿入し、閉じた円形に彎曲して装着したことを特徴と
するものである。
にばね棒孔を形成し、該ばね棒孔よりバンド内方位置に
おいて貫通孔を設け、バンド端部のばね棒孔の周囲に、
金属先をまきつけ、該金属先の後端部を前記貫通孔
に挿入し、閉じた円形に彎曲して装着したことを特徴と
するものである。
上記構成に基づき、金属先は閉じた円形を成して時計
バンドの端部に強固に取付けられて、バンドにかかる引
張力を受け、補強効果を実質的に向上することが可能と
なる。
バンドの端部に強固に取付けられて、バンドにかかる引
張力を受け、補強効果を実質的に向上することが可能と
なる。
以下、本考案の実施例を第１図〜第３図の図面に基づい
て説明する。
て説明する。
第１図の平面図及び第２図の断面図において、１は時計
ケース、２はバンド取付部であり、この取付部２は凹部
２ａの両側に脚部２ｂを突設している。皮等の時計バン
ド３の端部は他の部分と略同一の厚さに形成されてい
る。第３図に示すように、時計バンド３の端部にばね棒
孔４が設けられ、その手前の巾方向中間に、上下に貫通
した貫通孔３ａが形成されている。金属先５はバンド
先端形状に応じて略Ｃ字形を成し、巾方向中間の後部に
略逆Ｃ字形の係合辺５ａを有している。
ケース、２はバンド取付部であり、この取付部２は凹部
２ａの両側に脚部２ｂを突設している。皮等の時計バン
ド３の端部は他の部分と略同一の厚さに形成されてい
る。第３図に示すように、時計バンド３の端部にばね棒
孔４が設けられ、その手前の巾方向中間に、上下に貫通
した貫通孔３ａが形成されている。金属先５はバンド
先端形状に応じて略Ｃ字形を成し、巾方向中間の後部に
略逆Ｃ字形の係合辺５ａを有している。
そこで、金属先５を時計バンド３の先に被ぶせ、係合
片５ａを上から貫通孔３ａに挿入して裏側で金属先５
と係合片５ａを互に近づけるように彎曲することにより
ばね棒孔４の周囲に金属先５が閉じた円形に連結して
取付けられる。
片５ａを上から貫通孔３ａに挿入して裏側で金属先５
と係合片５ａを互に近づけるように彎曲することにより
ばね棒孔４の周囲に金属先５が閉じた円形に連結して
取付けられる。
次に、金属先５と共に時計バンド３の端部をケース１
の凹部２ａに嵌込み、時計バンド３のばね棒孔４に通し
たばね棒６で脚部２ｂに結合して時計バンドが時計ケー
スに取付けられる。
の凹部２ａに嵌込み、時計バンド３のばね棒孔４に通し
たばね棒６で脚部２ｂに結合して時計バンドが時計ケー
スに取付けられる。
上記構成により、時計使用等にばね棒孔４からバンド３
の端部に引張力がかかるが、この時バンド側で閉じた円
形を成す金属先５により引張力の一部を受け、バンド
側の負担を軽減するようになる。
の端部に引張力がかかるが、この時バンド側で閉じた円
形を成す金属先５により引張力の一部を受け、バンド
側の負担を軽減するようになる。
尚、金属先５の係合片５ａは２個以上でも良く、四角
に閉じた形状でも良い。
に閉じた形状でも良い。
以上述べてきたように、本考案によれば、皮等の時計バ
ンドの端部に金属先が閉じた円形に取付けられている
ので、バンド側を肉厚に加工する必要が無くて、取付強
度も増す。
ンドの端部に金属先が閉じた円形に取付けられている
ので、バンド側を肉厚に加工する必要が無くて、取付強
度も増す。
また、金属先でバンドにかかる引張力を受けて補強効
果を実質的に向上することができる。
果を実質的に向上することができる。
さらに、金属先を円形に閉じるようにして、ばね棒孔
の周囲にまきつけているため、バンドの端部に引張力が
かかってもバンド先端で閉じた円形を成す金属先によ
り引張力の一部を受けるためバンドの補強になり、ばね
棒孔の周囲を薄くすることができる。
の周囲にまきつけているため、バンドの端部に引張力が
かかってもバンド先端で閉じた円形を成す金属先によ
り引張力の一部を受けるためバンドの補強になり、ばね
棒孔の周囲を薄くすることができる。
また、バンドの裏側で金属先が閉じた円形になってい
るため、外観的にも良くなる。
るため、外観的にも良くなる。
第１図は本考案の時計バンド構造の実施例を示す平面
図、第２図は同断面図、第３図は金属先の取付状態を
示す斜視図である。 ３……時計バンド、 ３ａ……貫通孔、 ４……ばね棒孔、 ５……金属先、 ５ａ……係合片。
図、第２図は同断面図、第３図は金属先の取付状態を
示す斜視図である。 ３……時計バンド、 ３ａ……貫通孔、 ４……ばね棒孔、 ５……金属先、 ５ａ……係合片。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−145605（ＪＰ，Ａ) 実開 昭61−134308（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】時計バンドの端部にばね棒孔を形成し、前
記ばね棒孔の周囲に金属先をまきつけたバンド構造に
おいて、前記ばね棒孔より時計バンド内方位置に貫通孔
を設け、前記金属先の後端部の幅を狭くして、前記貫
通孔に挿入し、バンドの裏側で前記金属先が閉じた円
形に連結したことを特徴とする時計バンドの構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987060262U JPH0614567Y2 (ja) | 1987-04-21 | 1987-04-21 | 時計バンド構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987060262U JPH0614567Y2 (ja) | 1987-04-21 | 1987-04-21 | 時計バンド構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63167907U JPS63167907U (ja) | 1988-11-01 |
| JPH0614567Y2 true JPH0614567Y2 (ja) | 1994-04-20 |
Family
ID=30892521
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987060262U Expired - Lifetime JPH0614567Y2 (ja) | 1987-04-21 | 1987-04-21 | 時計バンド構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0614567Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5627204A (en) * | 1979-08-10 | 1981-03-17 | Wakumoto Kk | Band for watch |
| JPS5714560A (en) * | 1980-06-30 | 1982-01-25 | Teijin Ltd | Novel cyclopentene derivative and its preparation |
-
1987
- 1987-04-21 JP JP1987060262U patent/JPH0614567Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63167907U (ja) | 1988-11-01 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0254377A3 (en) | Cam buckle assembly for use in tying down loads | |
| JPH0614567Y2 (ja) | 時計バンド構造 | |
| JPH0578717B2 (ja) | ||
| JPS5920094Y2 (ja) | 時計バンドの先「かん」 | |
| GB2129280A (en) | Watchband attachment structure | |
| US5697724A (en) | Metal fitting structure for anchoring a chain to a portable apparatus | |
| JPH054730Y2 (ja) | ||
| JPS6115605Y2 (ja) | ||
| JPS6140171Y2 (ja) | ||
| JPS601608Y2 (ja) | 時計バンドの取付構造 | |
| JP3041044U (ja) | 連結構造 | |
| JPH0515768Y2 (ja) | ||
| JPH0114043Y2 (ja) | ||
| JPH0678813A (ja) | 携帯時計用止め金具 | |
| KR910006527Y1 (ko) | 기타아용 보강구 | |
| JPH0418960Y2 (ja) | ||
| JPH0137921B2 (ja) | ||
| JP2808692B2 (ja) | バルブのハンドル | |
| JP3039770B2 (ja) | ガ−ドレールの支柱被覆構造 | |
| JPH0117685Y2 (ja) | ||
| JPH02145111U (ja) | ||
| JPS62134410U (ja) | ||
| JPH0658710U (ja) | 耳飾り | |
| JPH0373325U (ja) | ||
| JPH04104910U (ja) | バンドの尾錠構造 |