JPS6115605Y2 - - Google Patents

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JPS6115605Y2
JPS6115605Y2 JP16066179U JP16066179U JPS6115605Y2 JP S6115605 Y2 JPS6115605 Y2 JP S6115605Y2 JP 16066179 U JP16066179 U JP 16066179U JP 16066179 U JP16066179 U JP 16066179U JP S6115605 Y2 JPS6115605 Y2 JP S6115605Y2
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JP
Japan
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pole
spring pin
press
diameter
fit hole
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JP16066179U
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JPS5679008U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、ロツドアンテナの最細径のポール先
端に飾玉を固定するロツドアンテナの飾玉取付構
造に関する。
【従来の技術】
従来、携待用のラジオ・テレビなどには伸縮自
在の多段式のロツドアンテナが用いられており、
このロツドアンテナの最細径ポールの先端には、
アンテナ伸縮の際に摘みの役目をする飾玉が固定
されている。この飾玉をポールに固定する方法は
種々知られており、例えばネジ切りによるネジ止
め方法、ポンチ打ちによる固定方法、リング溝を
設けて結合する方法などがあげられる。
【考案が解決しようとする問題点】 しかし、上記の各方法による飾玉の固定は、ポ
ール直径が2mm程度以上のものに対して実施でき
るものであり、近年開発されている小型細径のロ
ツドアンテナにおけるポールのように、直径が1
〜1.2mmとなると、上述の各方法では実施するこ
とが不可能となつている。この理由としては次の
事項が挙げられる。 (A) ポールの直径を2mmから1mm程度に変更した
ことで加工が極めて困難となつた。2mm程度の
直径があれば、従来公知の加工技術によつて
も、ポールの先端にネジ切り、ポンチ打ち、リ
ング溝の形成は可能であつたが、直径が1mm程
度になると上記加工を施すことができない。ま
た、仮に加工が出来たとしても強度的に弱く、
使用中に加工部分から切損するなどの支障が生
じ、ポールの径を細くする加工は一切出来ない
ものである。(例え径を太くする加工であつて
もポールは軟弱で回曲し易く、加工は難し
い。) (B) ポールを細径にすれば、当然、飾玉を径小と
なり、飾玉、ポールの係合部に特定の加工を施
して組付け作業をする場合、細径のポールが握
みにくいだけでなく、軟弱性があるため組付け
の作業が極めて難しく、時間がかかるものであ
る。 (C) 飾玉も従来より小型になつたので、強度を一
定以上にするため、飾玉内に別の固定部材を埋
込む加工が出来なくなつている。 (D) 小型、細径化することで従来の方法による取
付では飾玉がポール先端から容易に抜け出して
しまい、安全性などの点から満足できない。ア
メリカの安全面からの強度規格(UL規格)に
よれば、摘み径が6.4〜7.9mmである場合、耐回
転トルクは0.28Kg・cm以上、引張等の耐負荷は
2.3Kg以上でなければならず、規制が厳しくな
つている。この点から、従来の固定方法では充
分満足することができない。
【問題点を解決するための手段】
本考案は上述の欠点に鑑み、簡易な加工処理で
従来より細径のポールに細径の飾玉を組付けるこ
とができ、その組付けの作業が容易であり、強度
的にも充分安全性を満足することができるロツド
アンテナの飾玉取付構造を提供するものである。
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面により説明す
る。 第1図は携待用のラジオ1を示すもので、ラジ
オ1にはダイヤル2、ツマミ3、スピーカ4など
とともに、多段に伸縮できるロツドアンテナ5が
設けてある。ロツドアンテナ5はラジオ1の上部
に取付けられ、上下方向に伸縮することができ
る。 第2図は飾玉付近を分解したもので、ロツドア
ンテナ5の最先端のポール6は他の部分より細径
であり、中実丸棒状をしている。7はスプリング
ピンであり、このスプリングピン7は、断面C字
形をしたほぼ円筒形をしており、その側面には一
条の切割り8が形成してあり、切割り8の両面に
は、波形、鋸歯形などの凹凸形状を対向して形成
してある。この切割り8によつてスプリングピン
7はその外周および内周方向に弾力性を持たせて
あり、また、その内径が前記ポール6の外径とほ
ぼ等しくしてある。また、スプリングピン7の両
端面9にはテーパー状に面取りがしてある。10
は飾玉で、この飾玉10は円柱形状をしており、
その中央軸線部には袋状に圧入孔11が形成して
あり、この圧入孔11は、スプリングピン7の外
径よりわずかに小さい内径を有し、その一端を飾
玉10の端面に開口させてある。 第3図は、ポール6に飾玉10を組付けた状態
を示すもので、ポール6の先端にはスプリングピ
ン7の内周面が挿通・圧接しており、このスプリ
ングピン7とポール6は圧入孔11に圧入してい
て、スプリングピン7の外周面が圧入孔11の内
周面に圧接している。 この実施例において、取付け作業とするには、
まずポール6の上端にスプリングピン7を挿入
し、その挿入した状態でスプリングピン7の端面
を押すようにしてスプリングピン7とポール6を
飾玉10の圧入孔11に圧入する。この組付け後
の状態が第3図に示すものである。この組付けの
方法では、軟弱なポール6の先端はスプリングピ
ン7によつて補強されるので、圧入孔11にポー
ル6を押入れることが容易となる。また、圧入孔
11に圧入されたスプリングピン7はその軸方向
に切割り8が形成してあるので、円周方向に弾性
力を有しており、その外周面が圧入孔11の内周
面に圧接するとともに、内周面がポール6の外周
面と圧接し、さらに、切割り8の端面に形成した
凹凸面がポール6の外周面、および圧入孔11の
内周面に喰い込んでいる。この喰い込みのため、
飾玉10はその軸方向及び円周方向の移動を阻止
させている。なお、具体的な材質寸法による耐負
荷のデータを示すと、 ●飾玉、黄銅製 外径 6.5mm 圧入孔内径 1.4mm ●スプリングピン、ステンレス製 呼び径 1.5mm 肉厚 0.3mm 長さ 4.0mm ●ポール、ステンレス製 外径 1.2mm の組み合せにおいて、 耐引張力は 5〜8Kg 耐回転トルクは 0.8〜1.0Kg・cm となり、UL規格を充分満足させることができ
る。 なお、本実施例では飾玉10の材質は黄銅であ
るが、他の材質の金属でも良く、この場合、スプ
リングピン7の喰い込みが容易となるよう軟質の
金属を用いるのが好ましい。従つて、飾玉10を
合成樹脂で形成しても良いことは言うまでもな
い。
【考案の効果】
本考案は上述のように構成したので、従来より
径小のポールに飾玉を簡単に組み付けることがで
き、また、組み付け後はポールから飾玉が容易に
離脱しない。また、ポールにその径を小さくする
加工を施す必要がなく、飾玉も小さくて簡易な構
成となる。このため、細いポールであつても組み
付けが容易であり、かつ強度的にも充分対応する
ことができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図はロツドアンテナを取付けたラジオを示
す斜視図、第2図は本考案の一実施例を示す分解
斜視図、第3図は同上の断面図である。 5……ロツドアンテナ、6……ポール、7……
スプリングピン、8……切割り、10……飾玉、
11……圧入孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 伸縮自在の多段式のロツドアンテナ先端に設け
    られたポールと、円周方向に弾性を持たせるため
    一側の軸方向に切割りを形成し、その切割りの端
    面に凹凸形状を対向して形成させ、前記ポールの
    外径とほぼ等しい内径を有する筒状のスプリング
    ピンと、前記スプリングピンの外径よりわずかに
    小さい内径の圧入孔を開口した飾玉と、から成
    り、ポール先端にスプリングピンを挿通し、その
    状態で圧入孔にスプリングピンとポールを圧入し
    て組み付け、ポールに飾玉を取付けたことを特徴
    とするロツドアンテナの飾玉取付構造。
JP16066179U 1979-11-20 1979-11-20 Expired JPS6115605Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16066179U JPS6115605Y2 (ja) 1979-11-20 1979-11-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16066179U JPS6115605Y2 (ja) 1979-11-20 1979-11-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5679008U JPS5679008U (ja) 1981-06-26
JPS6115605Y2 true JPS6115605Y2 (ja) 1986-05-15

Family

ID=29671786

Family Applications (1)

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JP16066179U Expired JPS6115605Y2 (ja) 1979-11-20 1979-11-20

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JPS5679008U (ja) 1981-06-26

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