JPH0422936Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0422936Y2 JPH0422936Y2 JP2573587U JP2573587U JPH0422936Y2 JP H0422936 Y2 JPH0422936 Y2 JP H0422936Y2 JP 2573587 U JP2573587 U JP 2573587U JP 2573587 U JP2573587 U JP 2573587U JP H0422936 Y2 JPH0422936 Y2 JP H0422936Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tool
- front cover
- tip
- tip tool
- sleeve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Percussive Tools And Related Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は電気ハンマ等の衝撃工具の工具保持装
置に関するものである。
置に関するものである。
従来、衝撃工具の先端工具を保持する部分は、
次のような構造になつていた。
次のような構造になつていた。
(1) 先端工具の脱落防止のため、フロントカバー
先端部に、ストツプレバーを挿入する。
先端部に、ストツプレバーを挿入する。
(2) 先端工具のボデー部を挟持しているフロント
カバーの内周を6角形状とする。
カバーの内周を6角形状とする。
(3) 中間子の軸方向に穴を形成して、先端工具の
シヤンク部を嵌合し、これを保持する。
シヤンク部を嵌合し、これを保持する。
以上により、先端工具の振れを押えるようにし
ていた。
ていた。
前述の第(3)項に示したような従来技術によれ
ば、先端工具のシヤンク部を挿入するための穴を
中間子に設ける場合、この穴は上記シヤンク部の
外径によつて決まり、かつ中間子の耐久性を確保
するためには、その径方向の肉厚を大きくとらね
ばならず、そのため機体が大きくなるという問題
があつた。
ば、先端工具のシヤンク部を挿入するための穴を
中間子に設ける場合、この穴は上記シヤンク部の
外径によつて決まり、かつ中間子の耐久性を確保
するためには、その径方向の肉厚を大きくとらね
ばならず、そのため機体が大きくなるという問題
があつた。
一方、中間子に穴を設けないで、先端工具のシ
ヤンク部をフロントカバーの内周により保持しよ
うとする場合、この内周保持部分の径をフロント
カバー先端部に設けた6角形状部の相対する2辺
の間隔よりも小さくしなければならない。そのた
め、この方法によればフロントカバーの6角形状
部をブローチ加工することができなくなり、コス
ト高となる。
ヤンク部をフロントカバーの内周により保持しよ
うとする場合、この内周保持部分の径をフロント
カバー先端部に設けた6角形状部の相対する2辺
の間隔よりも小さくしなければならない。そのた
め、この方法によればフロントカバーの6角形状
部をブローチ加工することができなくなり、コス
ト高となる。
本考案は衝撃工具本体の寸法を大きくすること
なく先端工具を適確に保持でき構造が簡単で、か
つ製造コストの安価な衝撃工具の工具保持装置を
提供することを目的とするものである。
なく先端工具を適確に保持でき構造が簡単で、か
つ製造コストの安価な衝撃工具の工具保持装置を
提供することを目的とするものである。
軸方向に割りを有し、先端工具のシヤンク部を
保持するようにしたスリーブをフロントカバーの
内側に嵌着したことを特徴とする。
保持するようにしたスリーブをフロントカバーの
内側に嵌着したことを特徴とする。
フロントカバー内に嵌着されたスリーブが先端
工具のシヤンク部を保持しており、これにより上
記先端工具の振れを押えている。
工具のシヤンク部を保持しており、これにより上
記先端工具の振れを押えている。
以下、本案の実施例について、図により説明す
る。
る。
第1図は本考案による衝撃工具の工具保持部分
の縦断面図である。図において、1はフロントカ
バーで、このフロントカバー1の先端部内周は、
これに装着された先端工具2の振れ止めのため6
角形状となつており、また上記先端部にストツプ
レバー3を挿着して、先端工具2が脱落するのを
防止している。4は図示しない動力伝達機構を介
してモータ(図示せず)により駆動される打撃子
で、シリンダケース5に装着されている。
の縦断面図である。図において、1はフロントカ
バーで、このフロントカバー1の先端部内周は、
これに装着された先端工具2の振れ止めのため6
角形状となつており、また上記先端部にストツプ
レバー3を挿着して、先端工具2が脱落するのを
防止している。4は図示しない動力伝達機構を介
してモータ(図示せず)により駆動される打撃子
で、シリンダケース5に装着されている。
打撃子5に加えられる往復運動は、中間子6を
介して先端工具2のシヤンク部7に伝達される。
介して先端工具2のシヤンク部7に伝達される。
8は先端工具2のシヤンク部7を保持し、その
振れを押えるためのスリーブで、従来は中間子6
の軸方向に穴を形成し、これに先端工具2のシヤ
ンク部7の先端を挿入していたが、本案では中間
子6に穴を設けず、スリーブ8をフロントカバー
1に嵌着し、これにより上記シヤンク部を保持す
るようにした。
振れを押えるためのスリーブで、従来は中間子6
の軸方向に穴を形成し、これに先端工具2のシヤ
ンク部7の先端を挿入していたが、本案では中間
子6に穴を設けず、スリーブ8をフロントカバー
1に嵌着し、これにより上記シヤンク部を保持す
るようにした。
第2図イ、ロは上記スリーブ8の拡大図で、イ
はその正面図、ロは同じくその側面図である。
はその正面図、ロは同じくその側面図である。
図において、9はスリーブ8の軸方向に設けた
割りである。組立てに当つては、スリーブ8の外
径部分に外力を与えて割り9の間隙を縮少して、
スリーブ8をフロントカバー1の中に挿入し、第
1図に示す所定の位置で、これをフロントカバー
1に嵌着すると、割り9は元の状態に復帰する。
割りである。組立てに当つては、スリーブ8の外
径部分に外力を与えて割り9の間隙を縮少して、
スリーブ8をフロントカバー1の中に挿入し、第
1図に示す所定の位置で、これをフロントカバー
1に嵌着すると、割り9は元の状態に復帰する。
以上のように、本案によれば先端工具2を保持
するために、中間子6に穴を設ける必要がないの
で、中間子6の寿命を向上させることができる。
するために、中間子6に穴を設ける必要がないの
で、中間子6の寿命を向上させることができる。
そして、衝撃工具の本体を小形化することが可
能となる一方、フロントカバー1の6角形状部に
おけるブローチ加工も可能となるので、簡単な構
造で、製造コストの低減を図ることができ、その
効果は顕著である。
能となる一方、フロントカバー1の6角形状部に
おけるブローチ加工も可能となるので、簡単な構
造で、製造コストの低減を図ることができ、その
効果は顕著である。
本案によれば、中間子に穴を設けることなく、
先端工具を適確に保持でき、構造が簡単で、製造
コストの安価な衝撃工具の工具保持装置を提供す
ることができる。
先端工具を適確に保持でき、構造が簡単で、製造
コストの安価な衝撃工具の工具保持装置を提供す
ることができる。
第1図は本考案の一実施例を示す衝撃工具の工
具保持部分の縦断面図、第2図イ、ロは第1図に
示すスリーブの拡大図で、イはその正面図、ロは
同じくその側面図である。 1……フロントカバー、2……先端工具、3…
…ストツプレバー、4……打撃子、6……中間
子、7……シヤンク部、8……スリーブ、9……
割り。
具保持部分の縦断面図、第2図イ、ロは第1図に
示すスリーブの拡大図で、イはその正面図、ロは
同じくその側面図である。 1……フロントカバー、2……先端工具、3…
…ストツプレバー、4……打撃子、6……中間
子、7……シヤンク部、8……スリーブ、9……
割り。
Claims (1)
- 先端工具を装着するためのフロントカバーと、
打撃子により駆動され上記先端工具に動力を伝達
する中間子とを備えた衝撃工具の工具保持装置に
おいて、軸方向に設けた割りを有し、上記先端工
具のシヤンク部を保持するようにしたスリーブを
上記フロントカバーの内側に嵌着したことを特徴
とする衝撃工具の工具保持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2573587U JPH0422936Y2 (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2573587U JPH0422936Y2 (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63133987U JPS63133987U (ja) | 1988-09-01 |
JPH0422936Y2 true JPH0422936Y2 (ja) | 1992-05-27 |
Family
ID=30826168
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2573587U Expired JPH0422936Y2 (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0422936Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-02-20 JP JP2573587U patent/JPH0422936Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63133987U (ja) | 1988-09-01 |