JPH0578717B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0578717B2
JPH0578717B2 JP62002978A JP297887A JPH0578717B2 JP H0578717 B2 JPH0578717 B2 JP H0578717B2 JP 62002978 A JP62002978 A JP 62002978A JP 297887 A JP297887 A JP 297887A JP H0578717 B2 JPH0578717 B2 JP H0578717B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
band
hose
main
longitudinal direction
inward
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62002978A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63172085A (ja
Inventor
Juji Kojima
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NHK Spring Co Ltd
Original Assignee
NHK Spring Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NHK Spring Co Ltd filed Critical NHK Spring Co Ltd
Priority to JP62002978A priority Critical patent/JPS63172085A/ja
Publication of JPS63172085A publication Critical patent/JPS63172085A/ja
Publication of JPH0578717B2 publication Critical patent/JPH0578717B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Clamps And Clips (AREA)
  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ホースをたとえば管等に固定するの
に使用されるホースバンドに関する。
〔従来の技術〕
従来のホースバンドは、第11図に示すよう
に、帯状の金属製バンド本体2をリング状に丸
め、その両端を互いに内側と外側に重ね合せた状
態で、フツク4を係止孔6に嵌合させることによ
つて、ホース(図示しない)の周囲に取付けられ
る。ついで、バンド本体2の長手方向中間部に設
けられた締付け耳部8の一対の脚部8a,8aを
第11図において左右方向(矢印f1,f1′方向)か
ら押圧して塑性変形することにより、バンド本体
2のリング径を縮小させて、ホースを締付け、管
(図示しない)に固定する。
しかしながら、この従来の締付け耳部8の主部
8bは強度がそれほど高くないため、脚部8a,
8aを塑性変形させる際に、第12図に示すよう
に、主部8bが外方に突き出るように座屈してし
まう場合がある。この場合、座屈した主部8bは
矢印f2,f2′方向の力に対して伸び易い。このた
め、締付け力を大きくするには限界があつた。し
かも、塑性変形後の耳部8の高さが高くなるた
め、邪魔になることがあつた。
この対策として、第13図および第14図に示
すように、主部8の板幅方向の両側縁部を内側に
折曲げてリブ状部8c,8cを形成したホースバ
ンド(実開昭60−138089)、第15図および第1
6図に示すように、主部8の板幅方向の中央部を
内側に突出させてダボ状部8dを形成したホース
バンド(USP4299012)(特開昭48−63324号公
報)等が知られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記ホースバンドにおいては、内側に折曲げら
れたリブ状部8c,8cのみあるいは内側に突出
したダボ状部8dのみによつて主部8bが補強さ
れているため、主部8bの強度を十分高くするこ
とができない。また、主部の長手方向両側部分に
おいては、脚部8aに近付くにつれてリブ状部8
cの高さとダボ状部8dの高さがいずれも低くな
るため、従来のリブ状部8cとダボ状部8dを単
に組合わせただけでは長手方向両側部分(脚部近
傍)の強度が不足する。しかも従来形状のリブ状
部8cとダボ状部8dを組合わせると、主部の長
手方向中央部分の加工量がきわめて大きくなるた
め、限られた狭い板幅の中にリブ状部8cとダボ
状部8dを塑性加工することに困難を伴い、無理
に成形すると応力集中や欠陥の発生などの原因と
なる。したがつて、締付け力を効果的に増大させ
ることができず、かつ耳部8の高さを十分低く抑
えることができない。また、実公昭2−9195号公
報に開示されているホースバンドのように、耳部
に、上側に突出するリブ状部と、下側に突出する
ダボ状部を設けたものは、耳部全体の高さが高く
なる。
本発明は上記事情にもとづいてなされたもの
で、その目的とするところは、締付け力を効果的
に増大させることができ、かつ耳部の高さを十分
低く抑えることができるようにしたホースバンド
を提供することにある。
[発明の構成] 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、上記問題を解決するために、ホース
を固定するのに使用されるホースバンドにおい
て、上記ホースに巻かれ、両端部が互いに内側と
外側とに重ね合せられる帯状の金属性バンド本体
と、このバンド本体の外側重ね合せ部分に設けら
れた係止孔と、バンド本体の内側重ね合せ部分に
設けられ、係止孔と係合する突起と、バンド本体
の長手方向の一部に形成され、バンド本体から外
側に立ち上がる一対の脚部およびこれら脚部間に
わたる主部を有し、脚部を変形することにより、
上記巻かれたバンド本体を縮径してホースを締付
ける締付け耳部とを具備し、主部は、板幅方向の
両側縁部を内側に曲げることにより形成されたリ
ブ状部と、板幅方向の中央を内側に突出させるこ
とにより形成されたダボ状部とを有しており、上
記リブ状部は、主部の長手方向における中央部分
がその両側部分よりも内側に突出し、上記ダボ状
部は、主部の長手方向における中央部分よりもそ
の両側部分の方が内側に突出するかまたは上記両
側部分の内側に形成された一対の凸部からなるこ
とを特徴とするものである。
〔作用〕
主部にリブ状部とダボ状部を形成することによ
り、主部を補強する。本発明では、リブ状部の高
さら次第に低くなる脚部寄りの部位(主部の長手
方向両側部分)においてダボ状部の高さを十分に
とることができるため、主部の長手方向中央部分
から両側部分にわたる領域が十分に補強される。
これにより脚部を変形する際に主部が折れ曲がる
ことを効果的に防止する。したがつて、脚部の変
形後に主部の折れ曲がりがないため、大きな締付
け力が作用しても主部が伸びるようなことがな
く、高締付け力を維持することができる。また、
主部の長手方向中央部分における加工量が極端に
大きくなるようなことがないから、リブ状部とダ
ボ状部の塑性加工を無理なく行うことがで、しか
も、リブ状部とダボ状部が同じ方向に突出してい
るから変形後の耳部の高さを十分低く抑えること
ができる。
〔実施例〕
以下、本発明の第1の実施例を第1図〜第5図
を参照しながら説明する。
第1図中12はホースバンドであり、これは帯
状の例えばステンレス鋼などの金属性バンド本体
14を有している。このバンド本体14の長さ方
向の両端部はそれぞれ開放された自由端となつて
いる。バンド本体14は、使用時にはリング状に
丸められ、両端部を互いに内側と外側に重ねた状
態で、係止孔16に突起18を嵌合させることに
より連結される。
係止孔16は、バンド本体14の一端側、すな
わち外側重ね合せ部分14aに形成されている。
突起18は、バンド本体14の他端側、すなわ
ち内側重ね合せ部分14bに形成され、係止孔1
6に係脱自在に嵌合することができる。
バンド本体14の長手方向の一部には締付け耳
部20が形成されている。この耳部20は、バン
ド本体14の長手方向の中間部を折曲して形成し
たものであり、外側に向つて立ち上がる一対の脚
部20a,20aと、これら脚部20a,20a
間にわたる主部20bとからなる。この主部20
bは、第2図〜第4図に示すように、板幅方向の
両側縁部を内側に曲げることにより形成されたリ
ブ状部20c,20cと、板幅方向の中央を内側
に突出させることにより形成されたダボ状部20
dとを有している。リブ状部20c,20cは、
主部20bの長手方向における中央部分がその両
側部分よりも内側に突出し、ダボ状部20dは、
主部20bの長手方向における中央部分よりもそ
の両側部分の方が内側に突出している。
このような構成のホースバンド12は、バンド
本体14の両端部を開放させた状態でホース22
の外周に巻きつけるとともに、突起18を係止孔
16に嵌合させる。その後、治具を用い、脚部2
0a,20aを押圧して第2図に仮想線で示すよ
うに塑性変形させる。これによりバンド本体14
は縮径する方向に引張られるため、ホース22を
強く締付けた状態で管24に固定することができ
る。
以上の構成によれば、耳部20の主部20bに
はリブ状部20c,20cとダボ状部20dが形
成されているため、リブ状部20c,20cのみ
の場合あるいはダボ状部20dのみの場合に比
べ、主部20bの強度を十分高くすることができ
る。このため、脚部20a,20aを押圧して塑
性変形する際に、主部20bが外側に脹らむよう
に座屈することが効果的に防止される。したがつ
て、大きな締付け力に耐えることができ緊追力が
向上するため、シール性が従来品に比べて向上す
る。しかも、塑性変形後の耳部20の高さも低く
抑えることができるため、出つ張りが小さいの
で、取付けスペースが小さくなり、また回転時等
の偏荷重が少ないとともに石等の異物が当たり難
い。ここで、耳部20′の塑性変形の状態を第5
図の模式図に基づいて説明すると、第5図aに示
すような耳部20′の脚部20a′,20a′を互い
に接近する方向へ締け付けるとき、主部20b′の
補強の程度が低いと、第5図bに示すように、主
部20b′が外方に突出し、主部20b′の補強の程
度が高いと、第5図cに示すように、締付け後に
も主部20b′は原形を維持することができる。し
たがつて、上記構成によれば、主部20bを十分
補強することができるので、主部20bを外方へ
突出させることなく締付けることができ、その結
果、締付け前より締付け後の耳部20の高さが高
くなるのを少なくすることができる。なお、第5
図中、A,B,Cは変形前後の同部位を示す。
また、リブ状部20c,20cのみの場合ある
いはダボ状部20dのみの場合に比べ、耳部20
の高さを低く成形することができるので、この点
においても塑性変形後の耳部20の高さを低く抑
えることができる。
さらに、リブ状部20c,20cは、主部20
の長手方向における中央部分がその両側部分より
も内側に突出し、ダボ状部20dは、主部20の
長手方向における中央部分よりもその両側部分の
方が内側に突出しているため、主部20の強度を
平均して補強することができ、脚部20a,20
aを塑性変形した後においても主部20bは略原
形を維持することができる。
第6図〜第8図は本発明の第2の実施例を示す
ものであり、この実施例では、ダボ状部20d
は、主部20の長手方向における中央部分の両側
に形成された一対の凸部20e,20eから構成
されている。その他の構成は上記第1の実施例と
同様である。このような構成においても、上記第
1の実施例同様の作用効果を得ることができる。
第9図および第10図は本発明の第3の実施例
を示すものであり、この実施例では、上記主部2
0bは、長手方向の中央部分程、内側に突出する
ように湾曲形成されている。その他の構成は上記
第2の実施例と同様である。このような構成にお
いても、上記第1の実施例同様の作用効果を得る
ことができ、しかも、脚部20a,20aを塑性
変形する際に主部20bが内側に突出する方向に
力が作用するので、外側に脹らむように座屈する
ことが一層効果的に防止できる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、締付け力
を効果的に増大させることができ、かつ耳部の高
さを十分低く抑えることができる等の優れた効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本発明の第1の実施例を示す
もので、第1図はホースバンドの正面図、第2図
は締付け耳部を示す正面図、第3図は締付け耳部
を示す平面図、第4図は締付け耳部を示す断面
図、第5図a〜cは締付け耳部の塑性変形の状態
の模式的に示す説明図、第6図〜第8図は本発明
の第2の実施例を示すもので、第6図は締付け耳
部を示す正面図、第7図は締付け耳部を示す平面
図、第8図は締付け耳部を示す断面図、第9図お
よび第10図は本発明の第3の実施例を示すもの
で、第9図は締付け耳部を示す正面図、第10図
は締付け耳部を示す平面図、第11図は従来のホ
ースバンドを示す正面図、第12図は同ホースバ
ンドの作用を説明するための図、第13図は従来
の他のホースバンドを示す斜視図、第14図は同
ホースバンドの締付け耳部を示す断面図、第15
図は従来のさらに他のホースバンドを示す斜視
図、第16図は同ホースバンドを示す正面図であ
る。 12……ホースバンド、14……金属性バンド
本体、14a……外側重ね合せ部分、14b……
内側重ね合せ部分、16……係止孔、18……突
起、20……締付け耳部、20a……脚部、20
b……主部、20c……リブ状部、20d……ダ
ボ状部、20e……凸部、22……ホース。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ホースを固定するのに使用されるホースバン
    ドにおいて、 上記ホースに巻かれ、両端部が互いに内側と外
    側とに重ね合せられる帯状の金属性バンド本体
    と、 このバンド本体の外側重ね合せ部分に設けられ
    た係止孔と、 上記バンド本体の内側重ね合せ部分に設けら
    れ、上記係止孔と係合する突起と、 上記バンド本体の長手方向の一部に形成され、
    上記バンド本体から外側に立ち上がる一対の脚部
    およびこれら脚部間にわたる主部を有し、上記脚
    部を変形することにより、上記巻かれたバンド本
    体を縮径してホースを締付ける締付け耳部とを具
    備し、 上記主部は、板幅方向の両側縁部を内側に曲げ
    ることにより形成されたリブ状部と、板幅方向の
    中央を内側に突出させることにより形成されたダ
    ボ状部とを有しており、 上記リブ状部は、主部の長手方向における中央
    部分がその両側部分よりも内側に突出し、 上記ダボ状部は、主部の長手方向における中央
    部分よりもその両側部分の方が内側に突出するか
    または上記両側部分の内側に形成された一対の凸
    部からなることを特徴とするホースバンド。 2 上記主部は、長手方向の中央側程、内側に突
    出するように湾曲形成されていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載のホースバンド。
JP62002978A 1987-01-09 1987-01-09 ホ−スバンド Granted JPS63172085A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62002978A JPS63172085A (ja) 1987-01-09 1987-01-09 ホ−スバンド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62002978A JPS63172085A (ja) 1987-01-09 1987-01-09 ホ−スバンド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63172085A JPS63172085A (ja) 1988-07-15
JPH0578717B2 true JPH0578717B2 (ja) 1993-10-29

Family

ID=11544463

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62002978A Granted JPS63172085A (ja) 1987-01-09 1987-01-09 ホ−スバンド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63172085A (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3965488B2 (ja) 1999-05-14 2007-08-29 日本発条株式会社 ブーツバンド
ES2223220B1 (es) * 2002-03-19 2006-06-01 Mikalor, S.A. Perfeccionamientos en los puentes de abrazaderas de banda plana.
DE502004009027D1 (de) * 2004-12-22 2009-04-02 Oetiker Hans Maschinen Klemmring zur befestigung einer gasgeneratorpatrone
WO2007077268A1 (es) 2006-01-05 2007-07-12 Itw Metal Fasteners, S.L. Abrazadera desmontable
JP4764190B2 (ja) * 2006-01-31 2011-08-31 株式会社オートネットワーク技術研究所 シールド導電路
RU2628252C1 (ru) * 2013-08-20 2017-08-15 Отикер Швайц Аг Шланговый хомут

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4863324A (ja) * 1971-11-19 1973-09-03

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60138089U (ja) * 1984-02-27 1985-09-12 エヌエス工業株式会社 ホ−スバンド

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4863324A (ja) * 1971-11-19 1973-09-03

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63172085A (ja) 1988-07-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7392570B2 (en) Concave buckle for strap
JPH0141555B2 (ja)
US4430775A (en) Muffler shield banding strap
JP3352711B2 (ja) クランプのための補強された耳構造体
SK11312000A3 (sk) Usporiadanie na spojenie dvoch koncových hrán pásikov
JPH0578717B2 (ja)
US5116083A (en) Clamp for coupling and sealing pipe joints
SK282935B6 (sk) Svorka otvoreného typu
JPH03163294A (ja) 締付けバンド
US6860527B2 (en) Strap clamp
JPH0465250B2 (ja)
JPH029195Y2 (ja)
JPH0351925B2 (ja)
JPS6032404Y2 (ja) プラスチックパイプ挾持用金具
CA1321611C (en) Clamp for coupling and sealing pipe joints
JPH043841Y2 (ja)
JP2515614Y2 (ja) 電柱用足場
CN212358857U (zh) 一种预应力混凝土结构内拉伸钢筋端头锚固件
JPS6021529Y2 (ja) 金属製結合バンド
JPH0355683B2 (ja)
JPS5820352B2 (ja) 外装板の取付構造
JPS6339149Y2 (ja)
JP4506485B2 (ja) 竪樋用控金具
JP3003331U (ja) ホースクランプ
JPH0313675Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term