JP3352711B2 - クランプのための補強された耳構造体 - Google Patents

クランプのための補強された耳構造体

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JP3352711B2 JP33513191A JP33513191A JP3352711B2 JP 3352711 B2 JP3352711 B2 JP 3352711B2 JP 33513191 A JP33513191 A JP 33513191A JP 33513191 A JP33513191 A JP 33513191A JP 3352711 B2 JP3352711 B2 JP 3352711B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、保持能力を増大させる
ように補強された塑性変形可能な耳構造体に関し、特に
その保持能力を増大させる補強手段を備えたいわゆる
「エテイッカー」耳に関する。
【0002】
【従来の技術】架橋部分により相互に連結された外方に
延びる二つの脚部分からなりかつ一般に「エテイッカ
ー」耳として知られたクランプ構造体用の変形可能な耳
は、非常に大量に世界中に広がって販売されている。こ
れらの耳は、例えば本出願人の先の米国特許 2,614,304
に開示された無端片耳クランプまたは両耳クランプに用
いられ、また例えば本出願人の先の米国特許 2,847,74
2、3,802,498 および3,475,793 に開示されたように機
械的に相互連結されるようになっている開放形クランプ
にも用いられる。これらの「エテイッカー」耳は良好な
保持特性を確保するだけではなく、クランプが受ける熱
膨張や圧力変動を塑性変形した耳の固有の弾性により補
償することもできる。比較的薄いバンド材料を用いると
きに変形中耳の座屈を避けるために、および塑性変形し
た状態で保持能力を増大させるために、クランプの周方
向に延びる本出願人の先の米国特許 3,402,436に開示さ
れた補強溝が長年の間「エテイッカー」耳に大量に用い
られている。これまで架橋部分に用いられた本出願人の
米国特許 3,402,436に記載されている補強溝は、通例ク
ランプの周方向に延びた架橋部分の中央部分にある比較
的狭い溝からなっていた。これらの従来技術の補強溝
は、クランプ構造体の軸線を含む平面において架橋部分
の横方向横断面で見て多少V形の輪郭をもっていた。上
から見たときに、これらの補強溝は多少カヌーまた小さ
な漕ぎ船の形をしていた。
【0003】「ハイトレル(Hytrell) 」のような絶えず
増加する硬度の新しいプラスチック材料の利用可能性と
共に、完全な緊密さを確保するために絶えず増加する締
め付け力が必要になった。「エテイッカー」耳を利用す
る開放形クランプ構造体の保持能力が、本出願人の先の
米国特許 4,299,012に開示された機械的連結により相当
に改良され、さらにこの特許の機械的連結は本出願人の
先の米国特許 4,622,720に開示された機械的連結により
再び改良された。しかしながら、改良された機械的連結
の増大した強度を充分に利用するために、改良された機
械的連結が抵抗できる比較的高い締め付け力を受けるこ
とができる耳構造体を設けることも必要になった。その
目的のために、耳構造体が本出願人の米国特許出願一連
番号 06/922,408 に開示されており、カヌー形の狭い補
強溝の代わりに、比較的浅い深さを有しかつ平面図で見
てほぼ長方形を有する凹部が耳の架橋部分に設けられて
いる( 英国特許第2,160,577 号はこの最後に述べた共に
継続中の出願に対応する)。この共に継続中の出願に開
示された補強凹部も大きな商業的成功を収めた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上論じられた従来技
術と対照をなして、本発明の目的は、補強溝また補強凹
部が存在しない場合でさえ、耳構造体の保持能力を相当
に増大させる補強された耳構造体を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するに
は、クランプバンドが比較的大きな締付け力により収縮
されるようになっているクランプに用いる補強された耳
構造体であって、外方に突出する一対の脚部分を有し、
これらの脚部分は下方に曲げられた側方の補強部分を有
する架橋部分により相互連結され、補強部分の有効長さ
がクランプの半径方向に測定された脚部分の内法長さに
せいぜい等しくなっている耳構造体において、本発明に
より、切除部がクランプバンドの耳構造体の架橋部分の
長手方向両側の各脚部分の範囲に形成され、前記切除部
は、クランプバンドの長手方向縁から、クランプバンド
の幅より小さい幅を有する架橋部分の長手方向縁まで内
側へ延びる横方向縁により、および各々が前記架橋部分
の長手方向縁の部分と、前記架橋部分の長手方向縁の部
分に連続する脚部の範囲の長手方向縁の部分からなる長
手方向縁により区画されていることと、前記切除部を切
除することにより得られたタブ部材は、架橋部分の対向
する長手方向縁の大部分から外方へ延びるほぼ長方形の
補強部分を形成しかつ架橋部分とタブ状部材の間に90
°より大きい角度(α)を形成するように架橋部分の長
手方向縁に沿って曲げられているようにすればよい。こ
れらのタブ状部材は、本発明による耳構造体において二
重の目的に役立つ。一方では、これらのタブ状部材は耳
構造体の保持能力を増大させる。他方では、同時にタブ
状部材は、取り付けられたクランプの軸方向運動中耳構
造体と接触するような何かの物体を耳構造体の頂面を越
えて持ち上げるための傾斜路状面として役立つ。折り下
げられたタブ状部材を含む耳構造体は、架橋部分に付加
的な補強手段がない状態でまたは架橋部分に溝または凹
部の形態の付加的な補強手段がある状態で用いることが
できる。後者の場合には、折り下げられたタブ状部材は
追加の補強となる。その際、凹部はこの最後に述べた共
に継続中の米国特許出願にすでに開示されたように、そ
の底部分が平らなまたはわずかに凹状の形で比較的浅い
のが好ましい。
【0006】さらになお補強された耳構造体が所望な場
合には、クランプバンドの厚さの倍数である厚さを有す
るさらに塑性変形可能な補強部材をここに述べた耳構造
体の上に配置することもできる。その際、補強部材は、
本出願人の共に継続中の米国特許出願一連番号 07/567,
085 に開示された形状を有するのが好ましい。
【0007】本発明による耳構造体は、たとえ補強溝ま
たは補強凹部を使用しないとしても抵抗を相当に増大さ
せる折り下げられたタブ状部材の使用により変形に対す
る耳構造体の抵抗を増加させる可能性を与える。さら
に、補強溝と共に、特に浅い補強凹部と共に折り下げら
れたタブ状部材を有する耳構造体は、クランプバンドを
締め付けることができる締付け力を相当に増加させる、
すなわち耳構造体を塑性変形により変形させることがで
きる力を増加させる。タブ状部材により形成される傾斜
路状表面は、クランプ構造体がこれを取り付ける部品と
共に、クランプ構造体のほぼ軸方向に変位されまたは移
送されるときに耳構造体が障害物と接触する結果として
取り付けられたクランプ構造体の思いがけない動きの危
険を防止するかまたは少なくとも最小にする。
【0008】わずかに凹状に付形された底部分を有する
浅い凹部の構造によれば、緊急に迫られて、閉鎖工具、
例えば組立ラインに使用されるやっとこ状空気圧工具が
完全に正確な仕方で適用されないときに、耳構造体をそ
の所望の形状に変形させる信頼性が改良される。凹状の
底部分を有する比較的浅い補強凹部は、本出願人の共に
継続中の米国特許出願一連番号 06/922,408 に記載され
た平らなほぼ直線の底部を有する耳構造体の保持能力に
少なくとも等しい保持能力を与える。
【0009】本発明による耳構造体は、どんな形式のク
ランプにも使用できる。すなわち、本出願人の先の米国
特許 2,614,304に示された管状在庫品から作られたクラ
ンプ構造体にも、または本出願人の先の米国特許 3,47
5,793、3,523,337 、4,103,339 、4,237,584 および4,2
99,012 に開示された開放形クランプ構造体にも使用で
きる。
【0010】ヨーロッパ特許 0 208 598には、すでに、
折りたたみ部を囲むスロット付きスリーブにより弾性予
備を決定することができる、外方に延びる円形の折りた
たみ部が設けられたクランプ構造体のための配置が開示
されている。しかしながら、この出願のクランプ構造体
のために企画された外側補強部材と反対に、このヨーロ
ッパ特許は、本出願人の先の米国特許 3,475,793の図1
(折りたたみ部2が弾性予備を与える引っ張りばね要素
を構成している)に示された形式の折りたたみ部におい
て弾性予備を制限することと関連している。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例により詳細
に説明する。
【0012】同様な参照数字が種々の図を通じて同様な
部品を示すために用いられている。特に図1を参照する
と、この図は、全体的に参照数字10により示されたク
ランプ構造体を例示しており、これは例えば本出願人の
先の米国特許 4,299,012に開示された形式のものでもよ
い。しかしながら、本発明の耳構造体は、管状の在庫品
から作られた無端クランプ、いくつかの組立部品で作ら
れたクランプおよび同様なもののようなどんな形式のク
ランプとも使用できることが分かる。図1に示したクラ
ンプ構造体10は、舌状延長部13で終わる内側バンド
端部分12と、外側端部分14とを有するクランプバン
ド11を有し、外側バンド端部分14には、本出願人の
米国特許 4,299,012に開示された段無しクランプ構造体
となるように段部15および舌状延長部13を受け入れ
る打ち抜き溝状凹部16が設けられている。しかしなが
ら、クランプの段無しは、本出願人の先の米国特許 4,3
15,348に開示されたように達成できることも理解され
る。
【0013】本発明による耳構造体20は、段部15と
外側バンド端部分14の自由端との中間に、自由端から
予め決められた距離に位置している。この耳構造体20
は、いわゆる「エテッカー」耳の典型的なものがそうで
あるように、架橋部分22により相互連結されたほぼ外
方に延びる二つの脚部分21からなる。図1と2の実施
例では、架橋部分20は補強溝または補強凹部がない。
その代わりに、架橋部分22には、架橋部分20に対し
て角度αで折り下げられた二つのタブ状補強部材29が
設けられている。この角度αは、この角度が変えられる
際に変化する所望の傾斜路および補強効果に依存して随
意に選択され、かつ耳構造体が塑性変形される際に、各
補強タブ状部材の内方に延びる自由縁と内側バンド端部
分12との間の無干渉を確保するようにも選択すること
ができる。角度αは、約120 °から約140 °までの間が
好ましいが、付加的に切除部19の深さに依存し、すな
わち材料浪費を避けるために耳構造体が一定の幅のクラ
ンプバンドから形成される場合に、タブ状補強部材の長
さと架橋部分22の幅の容認できる減少との間の折衷案
に依存する。タブ状補強部材29は、内方に先細になる
傾斜面29′(図4)によりクランプバンドの長手方向
が区画されている。折り下げられた補強タブ状部材29
は、塑性変形に対し耳構造体により与えられる抵抗を著
しく増加し、すなわち耳構造体を閉じるための力を著し
く増加する。
【0014】図3〜6の実施例では、耳構造体20の架
橋部分22には本出願人の共に継続中の米国特許出願一
連番号 06/922,408 に開示された補強部が設けられ、こ
の補強部はここでは参照数字25により全体的に表さ
れ、比較的浅いほぼパン形の凹部の形状をしており、こ
の凹部は底部分26ならびにこの底部分26を残りのへ
こんでない架橋部分22と結合する長手方向と横方向連
結部分27と28を有する。図5と6から見ることがで
きるように、この実施例の底部分26は横方向と長手方
向の横断面図の両方において少なくともその長さと幅の
相当部分にわたって、好ましくは実質的にその長さと幅
全体にわたって比較的直線である。
【0015】特に図5と6に示したように、長手方向連
結部分27と横方向連結部分28は底部分26および残
りのへこんでない架橋部分22に対してほとんど90°の
角度で延びている。好ましい実施例では、この角度は90
°の角度からわずかに20°だけ異なっている。連結部分
27と28は、底部分26におよび残りのへこんでない
架橋部分22に非常に小さい半径の曲率の丸みをつけた
角を経て移行する。その際、曲率半径は互いに同じでも
よいしまたは互いに異なっていてもよい。付加的に、こ
れらの非常に小さい曲率半径は、与えられた角で一定長
さである必要がない。
【0016】底部分26により占められる面積は、補強
されてない架橋部分により占められる面積、すなわち図
1に示した補強されてない状態で架橋部分22により占
められる面積の少なくと35%でなければならない
が、約40%から約60%までの間の面積を占めるのが
好ましい。付加的に、残りの架橋部分22とタブ状補強
部材29の間の角22′がせいぜい非常に小さい曲率半
径で丸みをつけられている。タブ状補強部材29の長さ
および補強部材が折り下げらられている角度αを適当に
選ぶことにより、脚部分21の長さは、温度と圧力変化
またはこれらの一方の変化の場合に塑性変形した耳構造
体の補償特性を損なうこともなく、比較的短い、すなわ
ちこれまで用いられた長さに比較して減少したままであ
ることができる。このことは、クランプバンドに比較的
厚い材料を用いて、クランプの収縮中耳構造体に加える
ことができる締めつけ力をさらに増加させる場合にも当
てはまる。
【0017】図7の実施例が図3〜6の実施例と異なる
所は、浅い凹部25′の底部分26′が、本出願人の米
国特許出願一連番号 06/922,408 にすでに開示されたわ
ずかにくぼんだ輪郭を有することである。その際、底部
分26′の曲率半径は、脚部分21の長さより相当に大
きく、好ましくはその長さの倍数である。底部分26′
は長手方向横断面図でわずかに凹状に湾曲しているけれ
ども(図7)、底部分26は底部分を通るあらゆる軸方
向の横断平面において図5のように実質的に直線のまま
である。その他については、狭い補強凹部25′は、最
後に述べた共に継続中の米国特許出願一連番号 06/922,
408 の開示に従って作ることができる。例えば、図7と
8に示した長手方向連結部分27′が底部分26′に関
して本出願人の米国特許出願一連番号 06/922,408 に開
示された角度と同じ大きさの角度で延びているか、また
は架橋部分22と底部分26′に関して例えば約125 °
のわずかに大きな角度で延びていてもよい。図7の実施
例の浅い凹部25′の面積は図3〜6の実施例の凹部2
5の面積と一致するか、またはわずかに小さくてもよ
い。
【0018】図8と9は、比較的浅い補強凹部25′を
有する耳構造体を示すが、その補強凹部は耳構造体にタ
ブ状補強部材29がない点でのみ図7の耳構造体と異な
る。なお、図8と9はタブ状部材がないので、本発明と
は関係がない。
【0019】ここに記載された図7〜9の補強部25′
の特別な形状は、本出願人の米国特許出願一連番号 06/
922,480 に開示された保持能力に少なくとも等しい耳の
保持能力を与えるだけではなく、たとえ緊急に迫られ
て、空気圧で作動されるやっとこ状の工具のような閉鎖
工具が耳の最適な変形に必要なように完全に正しく適用
されないとしても、耳を組立ラインで所望の形状にいっ
そう確実に塑性変形させることもできる。このことは、
実際に不適当に閉鎖される耳の可能性が、耳構造体の保
持能力の少しの損失もなく大幅に減らされることを意味
する。
【0020】図10は、全体的に参照数字40により表
される外側補強部材が耳構造体20の上に取り付けられ
る、図1、3または7に示した形式を有する耳構造体を
示す。補強部材40は、主部分41と二つの側方部分4
2とを有する。凸状に湾曲した二つの側方部分42はそ
の自由端に向かう方向に先細になっており、その自由端
は、クランプバンド11から脚部分21への移行曲率半
径より小さいのが好ましい曲率半径を有する丸みのつい
た端部分43で終わっている。その際、補強部材40の
主部分41はクランプバンドの厚さより著しく大きい厚
さで作られ、例えばクランプバンドの厚さの倍数であ
る。その際、主部分41の厚さはその必要強さおよびク
ランプバンド11に予期される張力に依存していっそう
薄くまたはいっそう厚くすることができる。その際、主
部分41の内面は実質的に直線であり、本出願人の共に
継続中の米国特許出願一連番号 07/567,085 にいっそう
完全に記載された比較的小さい曲率半径の丸みのついた
部分を経て側方部分42の内面に移行している。主部分
41の外面47は、主部分の最大厚さがその中間近くに
起こるようにわずかに凸状に湾曲しているのが好まし
い。しかしながら、外面47は、主部分41の内面に実
質的に平行にすることもできる。
【0021】やっとこ状工具は、最後に述べた共に継続
中の出願に記載されているように、その側面が比較的幅
広くかつ補強部材40の凸状の輪郭にほぼ一致する丸み
のついた凹部が設けられているが、そのような耳構造体
の塑性変形を達成するように用いることができる。
【0022】上記のように、本発明による耳構造体はど
んな種類のクランプにも用いることができる。クランプ
構造体が開放形である場合には、重なり合うバンドの機
械的な相互連結はどんな周知の形式でもよく、例えば一
つまたは複数のタブ状フック部材の使用による形式で
も、本出願人の米国特許 3,082,498に記載されたリベッ
ト状連結の使用による形式でも、本出願人の米国特許
4,299,012に開示された案内および支持フックの両方の
同時使用による形式でも、または本出願人の米国特許
4,622,720に開示された付加的な支持フックを有するま
たは有しない組み合わされた案内兼支持フックの使用に
よる形式でもよい。
【0023】本発明によるいくつかの実施例を示しかつ
述べたけれども、本発明はこれに制限されないで、当業
者にとって知られた無数の変更と修正が可能であり、そ
れ故ここに示されかつ述べられた細部に制限されない
で、特許請求の範囲により包含される全てのそのような
変更と修正をカバーするつもりである。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による耳構
造体は、たとえ補強溝または補強凹部を使用しないとし
ても抵抗を相当に増大させる折り下げられたタブ状部材
の使用により変形に対する耳構造体の抵抗を増加させる
可能性を与える。さらに、補強溝と共に、特に浅い補強
凹部と共に折り下げられたタブ状部材を有する耳構造体
は、クランプバンドを締め付けることができる締付け力
を相当に増加させる、すなわち耳構造体を塑性変形によ
り変形させることができる力を増加させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による耳構造体を有するクランプの斜視
図である。
【図2】図1の線2−2に沿って切断した拡大横断面図
である。
【図3】折り下げられた補強タブ部材と、架橋部分の浅
い補強凹部の両方を有する耳構造体がある図1と同様な
部分斜視図である。
【図4】図3の耳構造体の拡大平面図である。
【図5】図4の線5−5に沿って切断した横断面図であ
る。
【図6】図4の線6−6に沿って切断した横断面図であ
る。
【図7】浅い凹部がわずかに凹状に湾曲した底部を有す
る、図6と同様な横断面図である。
【図8】図7に示した補強凹部を有する耳構造体の平面
図であるが、折り下げられた補強タブ状部材がない。
【図9】図8の線9−9に沿って切断した横断面図であ
る。
【図10】さらに耳を補強して強化するために外側補強
部材を有する本発明によるタブ状補強部材をもった耳構
造体を示す部分斜視図である。
【符号の説明】
12 クランプバンド 20 耳構造体 21 脚部分 22 架橋部分 25,25′,29 補強手段 26,26′ 底部分 27,27′ 連結部分 29 タブ状部材 40 外側補強部材 41 主部分 42 側方部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16B 2/00 - 2/24 F16L 3/00 - 3/24 F16L 29/00 - 35/06 B65D 61/00 - 63/18

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランプバンド(12)が比較的大きな締付
    け力により収縮されるようになっているクランプ(12)に
    用いる補強された耳構造体(20)であって、外方に突出す
    る一対の脚部分(21)を有し、これらの脚部分は下方に曲
    げられた側方の補強部分(29)を有する架橋部分(22)によ
    り相互連結され、補強部分(29)の有効長さがクランプ(1
    0)の半径方向に測定された脚部分(21)の内法長さにせい
    ぜい等しくなっている耳構造体(20)において、切除部(19)がクランプバンドの耳構造体の架橋部分(22)
    の長手方向両側の各脚部分(21)の範囲に形成され、前記
    切除部(19)は、 クランプバンドの両方の長手方向縁から、クランプバン
    ドの幅より小さい幅 を有する架橋部分(22)の長手方向縁
    まで内側へ延びる横方向縁により、およ 各々が前記架
    橋部分(22)の長手方向縁の部分と、前記架橋部分(21)の
    長手方 向縁の部分に連続する脚部(21)の範囲の長手方向
    縁の部分からなる長手方向 縁により区画されていること
    と、 前記切除部(19)を切除することにより得られたタブ状部
    材(29)は、架橋部分(22)の対向する長手方向縁の大部分
    から外方へ延びるほぼ長方形の補強部分を形成しかつ
    橋部分(22)とタブ状部材(29)の間に90°より大きい角
    度(α)を形成するように架橋部分(22)の長手方向縁に
    沿って曲げられていることとを特徴とする補強された耳
    構造体。
  2. 【請求項2】 架橋部分(22)は、タブ状部材(29)の長さ
    の二倍の量だけクランプバンド(12)の幅より小さい幅を
    有し、前記切除部は架橋部分(22)の幅およびタブ状部材
    (29)の形状を実質的に区画しており、前記切除部は、各
    タブ状部材(29)がクランプバンド(12)の長手方向におい
    て互いに向かって先細になる端面(29′) により区画さ
    れるような形状を有することを特徴とする請求項1に記
    載の補強された耳構造体。
  3. 【請求項3】 架橋部分(22)は、クランプ(10)の長手方
    向および横方向に相当の長さの比較的浅い凹部(25,25
    ′) を有し、前記凹部は( 図1 に示したように) その
    非補強状態において架橋部分(22)の面積の少なくとも35
    %を占めることを特徴とする請求項1または2に記載の
    補強された耳構造体。
  4. 【請求項4】 凹部(25,25′) の底部分(26,26′) と残
    りの非補強架橋部分(22)がほぼ長手方向に延びている連
    結部分(27,27′) により連結され、前記連結部分(27,2
    7′) と残りの架橋部分(22)の間の移行部分が小さい曲
    率半径を有する角を含み、前記底部分(26,26′) は、ク
    ランプ(10)の長手方向を横切る横断面において実質的に
    平らであることを特徴とする請求項2または3に記載の
    補強された耳構造体。
  5. 【請求項5】 底部分(26)もクランプバンド(12)の長手
    方向横断面で見てほぼ平らであり、残りの架橋部分(22)
    を底部分(26)と連結する横方向の連結部分(28)が小さい
    曲率半径の移行部分を形成することを特徴とする請求項
    4に記載の補強された耳構造体。
  6. 【請求項6】 底部分(26 ′) は、クランプバンド(12)
    の長手方向横断面で見て脚部分(21)の長さより実質的に
    大きい曲率半径でわずかに凹状に湾曲していることを特
    徴とする請求項4または5に記載の補強された耳構造
    体。
  7. 【請求項7】 耳構造体(20)の上へ外側に装着されるよ
    うになっている外側補強部材(40)を有し、この外側補強
    部材はクランプバンド(12)の厚さの倍数である厚さを有
    することを特徴とする請求項1から6までのうちのいず
    れか一つに記載の補強された耳構造体。
  8. 【請求項8】 前記外側補強部材(40)は架橋部分(22)と
    脚部分(21)の上で耳構造体(20)を囲みかつ架橋部分(22)
    に対しほぼ平行に延びる比較的厚い主部分(41)を有し、
    この主部分は側方部分(42)で終わっており、この側方部
    分の自由端はクランプバンド(12)と脚部分(21)の間の移
    行範囲内に存在するようになっていることを特徴とする
    請求項7に記載の補強された耳構造体。
  9. 【請求項9】 外側補強部材(40)の側方部分(42)はその
    自由端に向かう方向に凹状に湾曲しかつ先細になってお
    り、主部分(41)の外面(47)がわずかに凸状に湾曲してい
    ると共に、その内面はほぼ直線でありかつ架橋部分(22)
    の外面より長くなっており、非変形状態で外側補強部材
    (40)の側方部分(42)が脚部分(21)からその自由端の範囲
    まで間隔を置いており、外側補強部材(40)の主部分(41)
    の内面が比較的小さい曲率半径を経て側方部分(42)の内
    面へ移行しており、側方部分(42)の自由端が、移行範囲
    を区画する曲率半径より小さい曲率半径をもって丸みを
    つけられていることを特徴とする請求項8に記載の補強
    された耳構造体。
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