JP2515614Y2 - 電柱用足場 - Google Patents
電柱用足場Info
- Publication number
- JP2515614Y2 JP2515614Y2 JP2361493U JP2361493U JP2515614Y2 JP 2515614 Y2 JP2515614 Y2 JP 2515614Y2 JP 2361493 U JP2361493 U JP 2361493U JP 2361493 U JP2361493 U JP 2361493U JP 2515614 Y2 JP2515614 Y2 JP 2515614Y2
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- Japan
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- piece
- utility pole
- pieces
- foot
- pole
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば実公昭54−1
8620号公報所載のような、電柱径の大小にも自在に
対応する締付バンドにより取付ける電柱用足場に関する
ものである。
8620号公報所載のような、電柱径の大小にも自在に
対応する締付バンドにより取付ける電柱用足場に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】電柱には、一定個数の足場ボルトを一定
位置に既設してあり、通常の昇降や配電工事作業にはこ
の足場ボルトを利用して行っているが、工事目的によっ
ては、これら既設の足場ボルトでは作業が不可能な場合
があり、従って、このような場合に備えて、一番適した
位置に後から既述締付バンドにより容易に設置できる足
場が必要である。
位置に既設してあり、通常の昇降や配電工事作業にはこ
の足場ボルトを利用して行っているが、工事目的によっ
ては、これら既設の足場ボルトでは作業が不可能な場合
があり、従って、このような場合に備えて、一番適した
位置に後から既述締付バンドにより容易に設置できる足
場が必要である。
【0003】この目的に用いられる電柱用足場として
は、通常実公平3−2598号公報所載のものが用いら
れている。
は、通常実公平3−2598号公報所載のものが用いら
れている。
【0004】この従来例は、一枚の金属片を屈曲して構
成して成り、電柱面から突出する足受部片の基端をほぼ
直角に屈曲して電柱当接片と成し、この当接片の下端を
前記足受部片の先端方向に鋭角状に屈曲して補強片と成
し、該補強片の上端と足受部片の先端を鋭角に屈曲して
設けた連結片とを互いに溶接して全体を側面三角形状に
構成して成るもので、前記締付バンドにより、電柱当接
片の上部側を抱持するようにして足場を電柱の任意の位
置に容易に装柱固定することができる。
成して成り、電柱面から突出する足受部片の基端をほぼ
直角に屈曲して電柱当接片と成し、この当接片の下端を
前記足受部片の先端方向に鋭角状に屈曲して補強片と成
し、該補強片の上端と足受部片の先端を鋭角に屈曲して
設けた連結片とを互いに溶接して全体を側面三角形状に
構成して成るもので、前記締付バンドにより、電柱当接
片の上部側を抱持するようにして足場を電柱の任意の位
置に容易に装柱固定することができる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】前記従来例は、一枚の
金属片をプレス加工により折曲し、しかも、切り落し部
もなくて形成するもので、材料の歩留まりが良い利点が
あるが、薄い金属板で成る足受部片にかかる荷重を支え
るために補強片を設けることが不可欠であることから、
電柱当接片の下端を屈曲して該補強片を連設することと
なり、材料取り展開寸法が細長く、従って、この細長い
ワークを数工程かけて加工し、成形するので順送プレス
加工には不向きであること、また、前記の如く設けた補
強部片の、該先端部を足受部片先端部に確実に固定して
足受部片、当接片、補強部片の3点による強固な三角構
造を形成する必要があり、そのためにこれらの固定手段
として溶接工程を要する等から、生産性が悪い欠点があ
る。
金属片をプレス加工により折曲し、しかも、切り落し部
もなくて形成するもので、材料の歩留まりが良い利点が
あるが、薄い金属板で成る足受部片にかかる荷重を支え
るために補強片を設けることが不可欠であることから、
電柱当接片の下端を屈曲して該補強片を連設することと
なり、材料取り展開寸法が細長く、従って、この細長い
ワークを数工程かけて加工し、成形するので順送プレス
加工には不向きであること、また、前記の如く設けた補
強部片の、該先端部を足受部片先端部に確実に固定して
足受部片、当接片、補強部片の3点による強固な三角構
造を形成する必要があり、そのためにこれらの固定手段
として溶接工程を要する等から、生産性が悪い欠点があ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】足受部片と該足受部片の
両側に相対して連設した一対の側部片とから成る断面冂
形体で構成し、両側部片には締付バンドの挿通孔をそれ
ぞれ設け、これら挿通孔の電柱側の縁部には前記締付バ
ンドに設けた透孔に係止する係止部片を突設して構成す
る。
両側に相対して連設した一対の側部片とから成る断面冂
形体で構成し、両側部片には締付バンドの挿通孔をそれ
ぞれ設け、これら挿通孔の電柱側の縁部には前記締付バ
ンドに設けた透孔に係止する係止部片を突設して構成す
る。
【0007】
【実施例】図面は本考案に係る実施例を示し、図1は一
部欠截平面図、図2は正面図、図3は図2のB−B線断
面図、図4は第二実施例の断面図である。
部欠截平面図、図2は正面図、図3は図2のB−B線断
面図、図4は第二実施例の断面図である。
【0008】実施例の足場Aは、一枚の金属板を屈曲し
て構成して成り、電柱Dより水平方向に突出させる足受
部片1の両側を折曲して一対の側部片2,2を連設した
断面冂形体で構成し、一対の側部片2,2の基端の電柱
当接縁3,3寄りには、締付バンドCの挿通孔4,4を
設けると共に、該挿通孔4,4の電柱側の縁部には、締
付バンドCの透孔6,6…に係止する係止部片5を前記
締付バンドC面と直行する方向に突設したものである。
て構成して成り、電柱Dより水平方向に突出させる足受
部片1の両側を折曲して一対の側部片2,2を連設した
断面冂形体で構成し、一対の側部片2,2の基端の電柱
当接縁3,3寄りには、締付バンドCの挿通孔4,4を
設けると共に、該挿通孔4,4の電柱側の縁部には、締
付バンドCの透孔6,6…に係止する係止部片5を前記
締付バンドC面と直行する方向に突設したものである。
【0009】また、前記側部片2,2の中程から先端側
にかけては、折曲げ代を小さくすることにより、作業者
が昇柱する際に把持可能な断面形状にしてある。
にかけては、折曲げ代を小さくすることにより、作業者
が昇柱する際に把持可能な断面形状にしてある。
【0010】なお、小径の電柱に取付ける場合には、締
付バンドCが二重になる部分があるが、前記側部片2,
2の挿通孔4,4の横幅を締付バンドCが2枚挿通でき
る程度としておくことにより、該二重巻部分にも足場A
を取付けることができる。
付バンドCが二重になる部分があるが、前記側部片2,
2の挿通孔4,4の横幅を締付バンドCが2枚挿通でき
る程度としておくことにより、該二重巻部分にも足場A
を取付けることができる。
【0011】しかして、本考案の電柱用足場Aを締付バ
ンドCで電柱Dに取付けるには、予め締付バンドCを足
場Aの挿通孔4,4に挿通しておいて、電柱の任意の位
置で該締付バンドCを電柱Dに巻回して電柱に仮止め
し、足場Aを電柱周囲に沿って適宜移動させて目的の位
置に合わせると共に、両係止部片5,5を締付バンドC
の透孔6に係止させた後、本締めして固定するのであ
る。
ンドCで電柱Dに取付けるには、予め締付バンドCを足
場Aの挿通孔4,4に挿通しておいて、電柱の任意の位
置で該締付バンドCを電柱Dに巻回して電柱に仮止め
し、足場Aを電柱周囲に沿って適宜移動させて目的の位
置に合わせると共に、両係止部片5,5を締付バンドC
の透孔6に係止させた後、本締めして固定するのであ
る。
【0012】なお、実施例のように、前記の係止部片
5,5の両外面幅を締付バンドCの透孔6,6の端縁
7,7に当接する幅にしておくと、実作業時に足受部片
1に負荷される垂直荷重Gにより、当接縁片3,3が電
柱曲面に沿って外方へ開こうとする(電柱曲面が当接縁
3,3を押し開く)のを防止することができる。
5,5の両外面幅を締付バンドCの透孔6,6の端縁
7,7に当接する幅にしておくと、実作業時に足受部片
1に負荷される垂直荷重Gにより、当接縁片3,3が電
柱曲面に沿って外方へ開こうとする(電柱曲面が当接縁
3,3を押し開く)のを防止することができる。
【0013】図4は締付バンドCの単一な透孔6に係止
部片5,5を係止させるようにしたものである。
部片5,5を係止させるようにしたものである。
【0014】
【考案の効果】本考案は前記の通りの構成であるから、
材料取り展開寸法が従来品の1/2以下と短くて済み、
しかも、プレス加工工程も単純となるので、順送プレス
加工が出来るようになり、かつ、プレス加工のみで製作
できるので安価に提供でき、実用的である。
材料取り展開寸法が従来品の1/2以下と短くて済み、
しかも、プレス加工工程も単純となるので、順送プレス
加工が出来るようになり、かつ、プレス加工のみで製作
できるので安価に提供でき、実用的である。
【図1】一部欠截平面図。
【図2】正面図。
【図3】図2のB−B線断面図。
【図4】第二実施例の断面図。
1 足受部片 2 側部片 4 挿通孔 5 係止部片 6 透孔 C 締付バンド
Claims (1)
- 【請求項1】 足受部片と該足受部片の両側に相対して
連設した一対の側部片とから成る断面冂形体で構成し、
両側部片には締付バンドの挿通孔をそれぞれ設け、これ
ら挿通孔の電柱側の縁部には前記締付バンドに設けた透
孔に係止する係止部片を突設した電柱用足場。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2361493U JP2515614Y2 (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | 電柱用足場 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2361493U JP2515614Y2 (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | 電柱用足場 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0682322U JPH0682322U (ja) | 1994-11-25 |
JP2515614Y2 true JP2515614Y2 (ja) | 1996-10-30 |
Family
ID=12115491
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2361493U Expired - Lifetime JP2515614Y2 (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | 電柱用足場 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2515614Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6558069B2 (ja) * | 2015-05-19 | 2019-08-14 | 中国電力株式会社 | 昇降用ステップ |
JP6386204B1 (ja) * | 2018-04-02 | 2018-09-05 | 日晴金属株式会社 | 足場ユニット |
JP7196585B2 (ja) * | 2018-12-17 | 2022-12-27 | 中国電力株式会社 | 足場付き自在バンド |
-
1993
- 1993-05-07 JP JP2361493U patent/JP2515614Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0682322U (ja) | 1994-11-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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R250 | Receipt of annual fees |
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