JP3343652B2 - 鉄骨用クランプ - Google Patents

鉄骨用クランプ

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JP3343652B2
JP3343652B2 JP06208898A JP6208898A JP3343652B2 JP 3343652 B2 JP3343652 B2 JP 3343652B2 JP 06208898 A JP06208898 A JP 06208898A JP 6208898 A JP6208898 A JP 6208898A JP 3343652 B2 JP3343652 B2 JP 3343652B2
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Inventor
茂 柚原
Original Assignee
株式会社ユハラコーポレーション
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築用仮設足場に
おいて、主に鉄骨に装着する鉄骨用クランプに関する。
【0002】
【従来の技術】当発明者は、先に鉄骨用クランプの改良
として、連結強度を補強する当接片を設けた揺動クラン
プを考案している(実用新案登録第 2146102号)。この
揺動クランプは、略T字形状の当接片の2カ所の側縁部
を、常に形鋼に接触させた状態で固定することで、極め
て連結強度の高い揺動クランプを提供している。この揺
動クランプは、鉄骨に連結固定する側面略コ字形状の連
結片と、仮設パイプを把持するクランプ体とから構成さ
れており、このクランプ体に略T字形状の当接片を設
け、クランプ体の取付角度が水平と垂直のいずれの場合
でも、当接片の2カ所が鉄骨に当接補強し、クランプ体
の連結強度を高めるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、当発明者が
先に考案した揺動クランプは、略T字形状の当接片によ
って連結強度を高めることができたが、連結体の外側に
設けたT字形状の当接片が、露出しているので、この当
接片が連結装着後において、作業員の衣服に引掛かっる
など、作業の妨げになることがわかってきた。
【0004】また、この種のクランプ体は、扱いが乱暴
になりやすく、例えば、クランプ体を高所から落下させ
ることなども多い。ところが、当接片が連結体の外側に
露出している揺動クランプは、この当接片に損傷や変形
が生じ易く、揺動クランプの耐久性に課題を残してい
る。
【0005】更に、鉄骨との連結強度を高めるために、
鍛造で形成した連結体を使用している。ところが、この
鍛造による連結体を用いると、極めて重量が重くなると
いった不都合があった。特に、高所で鉄骨用クランプを
使用する場合は、数多くのクランプ金具を運び上げて取
り付けることになるため、このクランプ金具の重量は、
作業能率に大きく影響を与える要因になっている。
【0006】そこで本発明は、上述の課題を解消すべく
創出されたもので、取付装着後の作業の妨げにならず、
しかも軽量で、連結強度と耐久性に優れた鉄骨用クラン
プの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明の第1の手段は、鉄骨Sに連結固定する側面
略コ字形状の連結体1と、仮設パイプPを把持するクラ
ンプ体2と、クランプ体2に連結されて鉄骨Sに当接す
る当接体3とを有する鉄骨用クランプにおいて、金属板
体を屈曲形成した連結体1の内部に前記クランプ体2に
連結した当接体3を収納し、この連結体1の内部で当接
体3が鉄骨Sに当接するものである。
【0008】また、第2の手段の当接体3は、連結体1
を固定する鉄骨Sの角部を挟む二辺に同時に当接する当
接部3Aを有する。
【0009】更に、第3の手段の連結体1は、金属板体
を屈曲形成し、金属板体の中央に位置して連結体1の上
端部を構成する連結片1Aから左右一対の係止片1Bを
延長形成し、各係止片1Aの後方側縁から連結体1の下
端部方向に延びる支持片1Cを夫々延長形成し、更に各
支持片1Cの前方側縁から前方に延びるボルト固定片1
Dを夫々延長形成し、このボルト固定片1D相互の間
に、圧着用の固定ボルト4をネジ止めする固定ナット5
を設けたことを課題解消のための手段とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0011】本発明の主な構成は、本発明の第1の手段
は、鉄骨Sに連結固定する側面略コ字形状の連結体1
と、この連結体1に揺動自在に軸着されて仮設パイプP
を把持するクランプ体2と、クランプ体2に連結されて
鉄骨Sに当接する当接体3とを有する(図1参照)。
【0012】そして、金属板体を屈曲形成した連結体1
の内部に、前記クランプ体2に連結した当接体3を収納
し、この連結体1の内部で当接体3が鉄骨Sに当接する
ようにしている。更に、クランプ体2の下端部に当接体
3を連結している(図2参照)。このとき、当接体3に
対してクランプ体2を回転自在に連結するか、固定状態
で連結するかは任意な選択とする。また、クランプ体2
の形状も図示例に限らず、従来周知の形状から任意に選
択するものとする。
【0013】当接体3は、連結体1を固定する鉄骨Sの
角部を挟む二辺に同時に当接する当接部3Aを有する
(図2参照)。図示の当接部3Aは、垂直状態にした舌
片状の当接体3の左右両側縁に、一対の張出片3Bを延
長形成し、この張出片3Bと当接体3の側縁とで成す角
部を当接部3Aとしている。この当接部3Aは、この
他、当接体3の側縁を切り欠いて形成してもよい。ま
た、当接部3Aの大きさも任意に設定するもので、例え
ば、張出片3Bを大きく張り出して、この張出片3Bと
当接体3とで略T字形状に形成する他、当接体3の側面
をごく僅かに切り欠いて、鉄骨Sの角部先端が当接する
ようにしてもよい。また、当接部3Aを図示のように左
右一対形成するのではなく、片側一方に形成してもよ
い。
【0014】連結体1は、従来の鍛造による成形ではな
く、金属板体を屈曲して形成する(図3参照)。すなわ
ち、図3は連結体1の展開図であり、この図において図
面下方を連結体1の前方とし、図面上方を連結体1の後
方とすると、まず金属板体の中央に位置して連結体1の
上端部を構成する連結片1Aを設ける。この連結片1A
から左右一対の係止片1Bを延長形成する。次に、各係
止片1Bの後方側縁から連結体1の下端部方向に延びる
支持片1Cを夫々延長形成する。更に、各支持片1Cの
前方側縁の端部から前方に延びるボルト固定片1Dを夫
々延長形成し、このボルト固定片1D相互の間に、固定
ナット5を設ける。固定ナット5は、圧着用の固定ボル
ト4をネジ止めするものである。このとき、支持片1C
の間隔を保持するために、支持片1Cの間に挟まれる挟
着片1Eを設けている。また、係止片1Bの左右開放縁
を延長して、鉄骨Sに圧着する圧着片1Fを設けてい
る。このような展開図に基づいて形成した金属板体を屈
曲形成すると図1、図2に示す連結体1が形成される。
図示例では、係止片1B相互と支持片1Cとを補強用の
軸で連結している。
【0015】固定ボルト4は、鉄骨Sに圧着緊締するも
ので、ボルト固定片1D相互の間に固定した固定ナット
5にネジ止めしている(図1、図2参照)。図示の固定
ボルト4は、鉄骨Sに圧着する部分に圧着盤4Aを設け
て、固定ボルト4の圧着力を高めている。このとき、圧
着盤4Aの圧着面を8角形状に形成してあり、固定ボル
ト4緊締時に圧着盤4Aが鉄骨Sに食い付き易くしてい
る。また、圧着盤4Aをこのように形成すると、緊締後
の緩み止め効果も奏するものである。図示例では、これ
らの食い付き効果と緩み止め効果とを発揮しやすい8角
形状に形成しているが、他の形状に変更することも可能
である。
【0016】
【発明の効果】本発明は、上述の如く構成したことによ
り当初の目的を達成する。
【0017】すなわち、請求項1により、金属板体を屈
曲形成した連結体1の内部に前記クランプ体2に連結し
た当接体3を収納し、この連結体1の内部で当接体3が
鉄骨Sに当接するようにしたから、当接体3が、取付装
着後の作業の妨げにならない。しかも、当接体3が連結
体1の内部に収納しているから、当接体3の損傷や変形
を防止し、耐用性が優れたものになった。
【0018】また、請求項2により、金属板体を屈曲形
成して連結体1を形成したから、本発明鉄骨用クランプ
が極めてを軽量になった。この結果、持ち運びが容易に
なり、作業能率を大きく上げることができる。
【0019】更に、請求項3の連結体1によって、本発
明鉄骨用クランプの連結強度を高めるものである。
【0020】このように、本発明によると、取付装着後
の作業の妨げにならず、しかも軽量で、耐久性に富み、
連結強度も優れているなどといった産業上有益な種々の
効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図。
【図2】本発明の装着状態を示す側面図。
【図3】本発明の連結体を示す展開図。
【符号の説明】
P 仮設パイプ S 鉄骨 1 連結体 1A 連結片 1B 係止片 1C 支持片 1D 固定片 1E 挟着片 1F 圧着片 2 クランプ体 3 当接体 3A 当接部 4 固定ボルト 4A 圧着盤 5 固定ナット

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄骨に連結固定する側面略コ字形状の連
    結体と、仮設パイプを把持するクランプ体と、クランプ
    体に連結されて鉄骨に当接する当接体とを有する鉄骨用
    クランプにおいて、金属板体を屈曲形成した連結体の内
    部に前記クランプ体に連結した当接体を収納し、この連
    結体の内部で当接体が鉄骨に当接することを特徴とする
    鉄骨用クランプ。
  2. 【請求項2】 前記当接体は、鉄骨の角部を挟む二辺に
    同時に当接する当接部を有する請求項1記載の鉄骨用ク
    ランプ。
  3. 【請求項3】 前記連結体は、金属板体を屈曲形成し、
    金属板体の中央に位置して連結体の上端部を構成する連
    結片から左右一対の係止片を延長形成し、各係止片の後
    方側縁から連結体の下端部方向に延びる支持片を夫々延
    長形成し、更に各支持片の前方側縁から前方に延びるボ
    ルト固定片を夫々延長形成し、このボルト固定片相互の
    間に、圧着用の固定ボルトをネジ止めする固定ナットを
    設けた請求項1又は2記載の鉄骨用クランプ。
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