JP3030828U - 足場パイプ締結用クランプ - Google Patents
足場パイプ締結用クランプInfo
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- JP3030828U JP3030828U JP1996003737U JP373796U JP3030828U JP 3030828 U JP3030828 U JP 3030828U JP 1996003737 U JP1996003737 U JP 1996003737U JP 373796 U JP373796 U JP 373796U JP 3030828 U JP3030828 U JP 3030828U
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- JP
- Japan
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- scaffolding pipe
- scaffolding
- fixing member
- pipe
- lid member
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- Expired - Lifetime
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- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】足場パイプ締結用クランプにおいて、蓋部材3
0,40の両側部33,34の形態を改善して足場パイ
プ100に対する締結力を強化する。 【解決手段】第1ボルト11及び第1ナット12を備え
た第1固定部材10と、第2ボルト21及び第2ナット
22とを備えた第2固定部材20とを背中合わせで結合
し、前記第1、2固定部材10,20に、溝部31,4
1を備えた第1、2蓋部材30,40をヒンジで結合す
る。前記第1、2蓋部材30,40の両側部を固定部材
10,20側へ回り込ませ、且つ足場パイプ100に対
する当り面を凹状楕円形に形成する。
0,40の両側部33,34の形態を改善して足場パイ
プ100に対する締結力を強化する。 【解決手段】第1ボルト11及び第1ナット12を備え
た第1固定部材10と、第2ボルト21及び第2ナット
22とを備えた第2固定部材20とを背中合わせで結合
し、前記第1、2固定部材10,20に、溝部31,4
1を備えた第1、2蓋部材30,40をヒンジで結合す
る。前記第1、2蓋部材30,40の両側部を固定部材
10,20側へ回り込ませ、且つ足場パイプ100に対
する当り面を凹状楕円形に形成する。
Description
【0001】
本考案は足場パイプ締結用クランプに関し、特に建築現場における足場パイプ を組立または締結する場合に使用する足場パイプ締結用クランプに関する
【0002】
図1は従来の足場パイプ締結用クランプを示す斜視図であり、図面中符号10 0は足場パイプを示す。
【0003】 図1を参照すれば、足場パイプ100を固定するための従来の足場パイプ締結 用クランプは、第1ボルト11及び第1ナット12を備えた第1固定部材10の 折曲面と第2ボルト21及び第2ナット22とを備えた第2固定部材20の折曲 面の各々が背中合わせで結合されていると共に、この第1、2固定部材10,2 0に、切欠き31,41及び一対の肩着片部(蓋部材両側の足場パイプに対する 当り部)32,42とを有する第1及び第2の各蓋部材30,40がヒンジによ って結合されてなる。
【0004】 このような構成の足場パイプ締結用クランプを用いて前記足場パイプ100を 固定するとき、図2に示すように前記蓋部材30,40が足場パイプ100を覆 いかぶせる形態で締結されるから、蓋部材30,40の両側部に設けた肩着片部 32,42が前記足場パイプ100の外周面に密着され、これにより足場パイプ 100は前記クランプによって締結される。
【0005】
しかしながら、前記足場パイプ100の外周面に密着され配設される前記蓋部 材30,40の両側の肩着片部32,42はその面積が広すぎるから、図3に示 すように工事作業の手順に応じて足場パイプ100がクランプによって締結され た状態において矢印で示した引張荷重を受ける場合、変位量が大きく、締結され る足場パイプ100の締結力が低下される。
【0006】 したがって、前記足場パイプ100が前記足場パイプ締結用クランプよりすべ って離脱される不都合があった。
【0007】 本考案はこのような不都合を解決するために考案したもので、その目的とする ところは、足場パイプ締結用クランプの構成において、蓋部材の両側部に設けた 肩着片部の形態を改善して足場パイプがクランプに締結されるときその結束力( 締結力)を強化することができる足場パイプ締結用クランプを提供することにあ る。
【0008】
前記目的を達成するため、第1ボルト及び第1ナットを備えた第1固定部材の 折曲面と、第2ボルト及び第2ナットとを備えた第2固定部材の折曲面の各々が 対向されて配設されると共に、前記第1、2固定部材に第1、2溝部及び一対の 肩着片部とからなる第1、2蓋部材がヒンジ的に配設されて構成された足場パイ プ締結用クランプにおいて、前記第1、2蓋部材の両側面に設けた肩着片部が凹 状楕円形でラウンドされたことを特徴とする。
【0009】 すなわち、請求項1係る発明は、各々足場パイプを受ける第1固定部材と第2 固定部材とが互いに背中合わせにして結合され、該第1及び第2の固定部材の各 々には、該固定部材に受けられた足場パイプに被せられる蓋部材がヒンジによっ て結合されているとともに、該ヒンジとは反対側の部位にボルトが設けられ、前 記蓋部材には前記ボルトが嵌まる切欠きが形成されていて、該ボルトに螺合した ナットを前記蓋部材に締め付けることによって足場パイプを固定部材と蓋部材と によってクランプするようにした足場パイプ締結用クランプにおいて、 前記蓋部材の両側部が固定部材側へ回り込み且つ足場パイプに対する当り面が 凹状楕円形に形成されていることを特徴とする。
【0010】
足場パイプが足場パイプ締結用クランプに締結されるとき、蓋部材が足場パイ プに覆い被さる形態で固定部材に対してボルト及びナットによって締結される。 蓋部材の両側部の凹状楕円形でラウンド形成された肩着片部は、前記足場パイプ に当接する。
【0011】 したがって、本考案の足場パイプ締結用クランプは、作業中強い引張荷重を受 けても、前記蓋部材両側の肩着片部が足場パイプを強く保持するので、スベリ現 象が発生されず所望する締結力の保持が可能となる。
【0012】
以下、本考案による足場パイプ締結用クランプの一実施形態を添付図面に基づ いて詳細に説明する。
【0013】 図4は本考案による足場パイプ締結用クランプを示す斜視図である。図面中従 来構成と同一の構成については同じ符号及び同じ名称を使用する。
【0014】 図4の基本構成は従来のものと同一である。このような構成に加えて前記第1 、2蓋部材30,40の両側部に設けた前記第1、2肩着片部33,34は各々 凹状楕円形でラウンドされている。すなわち、蓋部材30,40の両側部は固定 部材10,20側へ回り込み且つ足場パイプ100に対する当り面が凹状楕円形 に形成されている。
【0015】
このような構成となされた本考案による足場パイプ締結用クランプの作用及び 効果を説明する。
【0016】 図5に示すように、足場パイプ100が足場パイプ締結用クランプに締結され るとき、前記足場パイプ100に密着される蓋部材30,40の両側部の凹状楕 円形でラウンド形成されている肩着片部33,44が前記足場パイプ100に当 接する。
【0017】 すなわち足場パイプを締結しようとする場合、前記肩着片部33,34の凹状 楕円形のラウンド部分が固定部材10,20と共に前記足場パイプ100を締付 ける。
【0018】 したがって、本考案の足場パイプ締結用クランプは、作業中強い引張荷重を受 けても前記肩着片部が前記足場パイプを挾む役割を果たすので、スベリ現象が発 生されず所望する締結力の保持が可能となる。
【0019】 また、足場パイプが肩着片部の凹状楕円形部分に挾まれた状態で締結されるの で、前記クランプの締結力が前記肩着片部の凹状楕円形部分に集中されて締結力 がさらに向上される効果がある。
【0020】 さらに、足場パイプをクランプによって締結した後、引張荷重を加えてもその 変位の幅が最少化となる実用的な効果がある。
【0021】 さらに、前記肩着片部が凹状楕円形でラウンドされているから製品の重量が低 減されると共に材料費が低減される効果がある。
【図1】従来の足場パイプ締結用クランプを示す斜視図
である。
である。
【図2】従来の足場パイプ締結用クランプの蓋部材を示
す背面図である。
す背面図である。
【図3】従来の足場パイプ締結用クランプと足場パイプ
との締結状態を示す図である。
との締結状態を示す図である。
【図4】本考案による足場パイプ締結用クランプを示す
斜視図である。
斜視図である。
【図5】本考案による足場パイプ締結用クランプの蓋部
材を示す背面図である。
材を示す背面図である。
10 第1固定部材 11 第1ボルト 12 第1ナット 20 第2固定部材 21 第2ボルト 22 第2ナット 30 第1蓋部材 31 第1溝部 33 第1肩着片部 40 第2蓋部材 41 第2溝部 44 第2肩着片部 100 足場パイプ
Claims (1)
- 【請求項1】 各々足場パイプを受ける第1固定部材と
第2固定部材とが互いに背中合わせにして結合され、該
第1及び第2の固定部材の各々には、該固定部材に受け
られた足場パイプに被せられる蓋部材がヒンジによって
結合されているとともに、該ヒンジとは反対側の部位に
ボルトが設けられ、前記蓋部材には前記ボルトが嵌まる
切欠きが形成されていて、該ボルトに螺合したナットを
前記蓋部材に締め付けることによって足場パイプを固定
部材と蓋部材とによってクランプするようにした足場パ
イプ締結用クランプにおいて、 前記蓋部材の両側部が固定部材側へ回り込み且つ足場パ
イプに対する当り面が凹状楕円形に形成されていること
を特徴とする足場パイプ締結用クランプ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR38674 | 1995-12-06 | ||
KR9538674 | 1995-12-06 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3030828U true JP3030828U (ja) | 1996-11-12 |
Family
ID=43165807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996003737U Expired - Lifetime JP3030828U (ja) | 1995-12-06 | 1996-05-02 | 足場パイプ締結用クランプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3030828U (ja) |
-
1996
- 1996-05-02 JP JP1996003737U patent/JP3030828U/ja not_active Expired - Lifetime
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