JPH0450774Y2 - - Google Patents

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JPH0450774Y2
JPH0450774Y2 JP6721787U JP6721787U JPH0450774Y2 JP H0450774 Y2 JPH0450774 Y2 JP H0450774Y2 JP 6721787 U JP6721787 U JP 6721787U JP 6721787 U JP6721787 U JP 6721787U JP H0450774 Y2 JPH0450774 Y2 JP H0450774Y2
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JP
Japan
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pipe
covering
piece
cover
outer periphery
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JP6721787U
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JPS63173449U (ja
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  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)
  • Joints With Sleeves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はパイプをT字状に組立てるための組立
て金具に関するものである。
(従来の技術) 建築現場の足場、仮橋の手擦り等の仮設パイプ
組みは、第5図に示すパイプ組立て金具を用い、
一方のパイプ6先端を他方のパイプ5に交差させ
てT字状に組み立てられている。
上記金具は、横パイプ5を締め付ける第1被せ
部材1に縦パイプ6を締め付ける第2被せ部材2
を固定して構成され、各被せ部材1,2は夫々一
対の被せ片11,12,23,24を開閉可能に
連結して形成される。
各被せ部材1,2の内側の被せ片11,23に
枢着して突設したボルト41,41を、外側の被
せ片12,24に開設した切欠き15,25に嵌
めてナツト締めし、2本のパイプ5,6を第1、
第2被せ部材1,2によつて締結し組立てる。
(解決しようとする問題点) 上記のパイプ組立て金具は使用状態に於て、ボ
ルト41の先端及びナツト42が外側に露出し、
通行者の衣服が引つ掛かつて破れ、又、身体が当
たつて負傷することがあつた。このため、組立て
金具に樹脂製のカバーを被せることが行なわれて
おり、コスト高を招来する。
又、組立て金具は第1被せ部材1及び第2被せ
部材2の2箇所で締め付けなければならず、締付
けに手間が掛かつた。
更に、2本のパイプ5,6を組立てた際、組立
て部の最大幅Wは、パイプ締付状態の組立て金具
の全長、即ちパイプの直径の2倍よりも大であ
る。これは例えばトンネル工事に於て、狭い坑内
にて作業者通行用仮橋の手擦りの組み立てに実施
する場合、パイプ組立て部の幅に対応して通行路
が狭くなる不利がある。
(問題点を解決する為の手段) 本考案はT字状に組立てるべき2本のパイプ
5,6の内、一方のパイプに被さる被せ部材を締
めるだけで他方のパイプに被さる被せ部材も同時
に締めることが出来、しかも、衣服や身体に引つ
掛かる虞れがなく、且つ組立て部の幅Wを1本の
パイプの直径と同程度におさめることが出来るパ
イプの組立て金具を明らかにするものである。
本考案の組立て金具は、第1被せ部材1はパイ
プ5の外周に被さる第1、第2被せ片11,12
を開閉可能に連結して形成され、第2被せ部材2
はパイプ6の外周に被さる第3、第4被せ片2
3,24を開閉可能に連結して形成される。
第1被せ片11の自由端に第3被せ片23が突
設され、第2被せ片12の自由端にはパイプ6の
外周に沿う円弧面を有す補助被せ片3が突設さ
れ、第3被せ片23と第4被せ片24の自由端に
は互いに係脱可能且つ締付け可能なクランプ部材
4が設けられている。
(作用及び効果) T字状に突き合わせた2本のパイプ5,6に対
し、第1被せ部材1及び第2被せ部材2を開いて
両被せ部材1,2を両パイプに跨がつて被せて閉
じる。
この際、第1被せ部材1の補助被せ片3が第4
被せ片24の内側に位置するよう第2被せ部材2
を閉じる。
第2被せ部材2の第3、第4被せ片23,24
の自由端をクランプ部材4によつて締め付ける
と、第4被せ片24に押圧されて補助被せ片3が
第2パイプ6に密着し、第1被せ部材1も第1パ
イプ5を締め付ける。
即ち、第2被せ部材2を第2パイプ6に締め付
けるだけで、第1被せ部材1を第1パイプ5を締
め付け出来る。
1本のパイプの先端面に他方のパイプの外周部
を当てて組立て出来るので、パイプ組立て部の幅
は従来の約1/2に収まり、然も、クランプ部材4
は2本のパイプを含む面内に突出するため、クラ
ンプ部材が衣服や身体に引つ掛かることを防止出
来き、従来の斯種パイプ組立て金具の問題点を一
挙に解決出来る。
(実施例) 第1図は縦向きの第2パイプ6の上端に横向き
の第1パイプ5を連結するために、本考案に係る
パイプ連結金具を取付け、これを締め付ける前の
状態を示している。
パイプ連結金具は横向きの第1パイプ5の外周
に被さる第1被せ部材1と、縦向きの第2パイプ
6の外周に被さる第2被せ部材2とで構成され
る。
第1被せ部材1は夫々横パイプ5の外周に沿う
円弧面を有する板状の第1、第2被せ片11,1
2を開閉可能に連結して形成される。
第1、第2被せ片11,12の枢支構造は、第
1被せ片11の端部寄りの中央に周方向に矩形の
開口部13を形成し、第2被せ片12の端部中央
にT字状のフツク片14を突設し、該フツク片1
4を前記開口部13に嵌めて構成される。
第1、第2被せ片11,12を蝶番構造によつ
て開閉可能に連結することも勿論可能であるが、
実施例の枢支構造の場合、第1被せ部材1の上面
からの突出部が殆どなく、身体や衣服に引つ掛か
る虞れがない。
第2被せ部材2はパイプの外周に沿う円弧面を
有する板状の第3、第4被せ片23,24を開閉
可能に連結して形成される。
第3、第4被せ片23,24は枢軸40を使用
した蝶番構造によつて開閉可能に枢支されてい
る。
この場合、枢支部は両パイプを含む平面側に少
し突出するだけであり、衣服や身体が引つ掛かる
ことはない。
第1被せ片11の自由端に第3被せ片23が下
向きに突設され、第2被せ片12の自由端にはパ
イプ6の外周に沿う円弧面を有す補助被せ片3が
突設され、第3被せ片23と第4被せ片24の自
由端には互いに係脱可能且つ締付け可能なクラン
プ部材4が設けられている。
クランプ部材4は、第3被せ片23の自由端に
ボルト41の基端を枢支して突設し、第4被せ片
24の自由端にはボルト41が係脱可能に嵌まる
切欠き44を開設し、更に該切欠きの近傍に第3
被せ片23の外周に接触するテーパ面46を具え
た突片45を突設して構成されている。
然して、第1図に示す如く、T字状に突き合わ
せた2本のパイプ5,6に対し、第1被せ部材1
及び第2被せ部材2を開いて両被せ部材1,2を
両パイプ5,6に被せて閉じる。
この際、補助被せ片3が第4被せ片24の内側
に位置するよう第2被せ部材2を閉じる。
第3被せ片23に突設したボルト41を第4被
せ片24の切欠き44に嵌め、ナツト42を締め
て第4被せ片24を補助被せ片3に押圧する。
第4被せ片24に突設した突条45のテーパ面
46が第3被せ片23の表面及びパイプ6の表面
に当たつて、ボルトの締め上げ力を第4被せ片2
4をボルトの枢支部側へ引き寄せる力に変換し、
これによつて第2被せ部材2を一層緊密にパイプ
6に締付出来る。
第4被せ片24に押圧されて補助被せ片3がパ
イプ6に密着し、これによつて第1被せ部材1も
第1パイプ5を強固に締め付ける。
即ち、第2被せ部材2を第2パイプ6に締め付
けるだけで、第1被せ部材1を第1パイプ5を締
め付け出来る。
縦向きの第2パイプ6の上端面に横パイプ5を
載せた状態で組立て出来るので、パイプ組立て部
の幅は従来の約1/2に収まり、然も、クランプ部
材4を2本のパイプを含む面内に突出させて、衣
服や身体に引つ掛かることを防止出来、従来の斯
種パイプ組立て金具の問題点を一挙に解決出来
る。
尚、本考案は上記実施例の構成に限定されるこ
とはなく、実用新案登録請求の範囲に記載の範囲
で種々の変形が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はパイプ組立て金具の斜面図、第2図は
第1被せ片と第2被せ片の枢支部の係合を外した
状態の斜面図、第3図はパイプ組立て金具を開い
た状態の正面図、第4図はパイプ組立て金具によ
つて2本のパイプを締結した状態の平面図、第5
図は従来例の斜面図である。 1……第1被せ部材、2……第2被せ部材、3
……補助被せ片、4……クランプ部材、11……
第1被せ片、12……第2被せ片、23……第3
被せ片、24……第4被せ片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 第1、第2パイプの2本のパイプを直交して
    接続するパイプ組立て金具であつて、第1パイ
    プ5の外周に被せる第1被せ部材1と、第2パ
    イプ6の外周に被せる第2被せ部材2とで構成
    され、第1被せ部材1は夫々パイプの外周に沿
    う第1、第2被せ片11,12を開閉可能に連
    結して形成され、第2被せ部材2はパイプの外
    周に沿う第3、第4被せ片23,24を開閉可
    能に連結して形成され、第1被せ片11の自由
    端に第3被せ片23が突設され、第2被せ片1
    2の自由端にはパイプの外周に沿う補助被せ片
    3が突設され、第3被せ片23と第4被せ片2
    4の自由端には互いに係脱可能且つ締付け可能
    なクランプ部材4が設けられていることを特徴
    とするパイプ組立て金具。 クランプ部材4は、第3被せ片23の自由端
    にナツト付きボルト41を突設し、第4被せ片
    24の自由端にはボルト41が係脱可能に嵌ま
    る切欠き44が開設され、該切欠きの近傍にパ
    イプ又は第3被せ片23の外周に接触するテー
    パ面46を具えた突片45を突設して構成され
    ている実用新案登録請求の範囲第1項に記載の
    パイプ組立て金具。
JP6721787U 1987-05-01 1987-05-01 Expired JPH0450774Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6721787U JPH0450774Y2 (ja) 1987-05-01 1987-05-01

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JP6721787U JPH0450774Y2 (ja) 1987-05-01 1987-05-01

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JPS63173449U JPS63173449U (ja) 1988-11-10
JPH0450774Y2 true JPH0450774Y2 (ja) 1992-11-30

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JP6721787U Expired JPH0450774Y2 (ja) 1987-05-01 1987-05-01

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