JPH0217206A - 足場用パイプ連結具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は例えば建築現場などで足場用パイプを横あるい
は縦方向に連結する連結具に関するものである。

（従来技術） 従来のパイプ連結具は第７図ａ、ｂに示すように断面形
状が半円状である下材Ｅと断面形状が下向きのＵ字状で
ある上材Ｆとを対向させ１画材を帯状の連結具Ｇ内に挿
入し、連結具Ｇから上材Ｆに螺子込んであるボルトＨを
螺子込むと上材Ｆが同図すの仮想線で示す位置から実線
で示す位置まで引き上げられて上材Ｆと下材Ｅとが、そ
れらの外周に第８図のように被せである足場パイプＡの
内面に当接して同パイプＡが固定されるようにしである
。

（従来技術の問題点） 第７図のパイプ連結具は上材Ｆと下材Ｅとを足場パイプ
Ａの内面に当接して同パイプＡを固定するものであるた
め、振動などによりボルトＨの締め付けが緩むとパイプ
Ａに対する上材Ｆと下材Ｅの当接力が弱まり、固定が緩
んでパイプＡが抜は易くなるという難点があった。

（発明の目的） 本発明の目的は足場パイプなどを確実に、且つ容易に連
結することができるパイプ連結具を提供することにある
。

（間、−点を解決するための手段） 本発明のうち請求項第１のパイプ連結員は第１図に示す
よ”うに、パイプＡを左右両端から差し込み可能なパイ
プ状の連結基材ｌの両端部に、パイプＡを挟着固定する
パイプ固定部２を設け、パイプ固定部２はパイプＡを支
持する支持部３の一端に挟着片４が回動自在に取り付け
られ、支持部３の他端には締め付けボルト５が回動自在
に取り付けられ、前記挟着片４は前記締め付けボルト５
に螺合されているナツト６を締め付けると連結基材ｌに
差し込まれているパイプＡを挟着固定するよう締め付け
られ、支持部３または挟着片４には連結基材ｌに差し込
まれたパイプＡに係止して同パイプの抜けを防止する係
止部７が形成されてなるものである。

本発明のうち請求項第２のパイプ連結員は請求項第１の
パイプ連結具おいて、第１図に示すように前記係止部７
はパイプＡに形成されている係止穴Ｂに差し込む係止ボ
ルト８であり、同ボルト８は前記挟着片４の螺子穴にね
じ込まれているものである。

本発明のうち請求項第３のパイプ連結員は請求項第ｉの
パイプ連結具おいて、第１図に示すように係止部７はリ
ベットＣの頭部りが嵌入係止できる係止穴９であり、こ
の係止穴９は支持部３に形成されているものである。

（作用） 既存の足場パイプＡには第６図ａのように長手方向端部
に係止穴Ｂが形成されているものと、同図すのように長
手方向端部にリベットＣが貫通され、しかもその頭部り
がパイプＡの外側に突出してカシメられているものとが
ある。

本発明のパイプ連結具により第６図ａの足場パイプＡｌ
を連結するには、第１図のように挟着片４を開いて第２
図のように連結基材ｌの左右両端から足場パイプＡｌを
差し込み１次に決着片４を閉じて同挟着片４に設けられ
ている係止ボルト８を第３図のように足場パイプの係止
穴Ｂにねじ込む、この状態で締め付けボルト５を挟着片
４の係止部ｌＯに嵌入し、ＩＩａめ付けボルト５に螺合
されているナツト６を締め付けると第３図に示すように
決着片４によりパイプＡｔが締め付けられて同パイプＡ
ｔが固定され、第２図に示すように二本のパイプＡｔが
一直線に連結される。

次に本発明のパイプ連結具により第６図すの足場パイプ
Ａ２を連結するには、第１図のように挟着片４を開いて
第２図のように連結基材１の左右両端から足場パイプＡ
２を差し込み、そのパイプＡ２の外側に突出しているリ
ベットＣの頭部りをパイプ連結具の支持部３に形成され
ている係止穴９（第１図）に嵌合し、その状態で挟着片
４を閉じて締め付けボルト５を挟着片４の係止部ＩＯに
嵌入し、締め付けボルト５に螺合されているナツト６を
締め付けると、挟着片４がパイプＡ２に押えつけられて
同パイプＡ２が固定され、二本のパイプＡ２が一直線に
連結される。

（実施例） 第１図〜第６図は２本発明のパイプ連結具の一実施例で
ある。

第１図においてｌは連結基材、２は固定部、３はｌｉ！
着片である。

第１図の１は連結基材であり、これは左右両端よりパイ
プＡを差し込み可能に形成されている。

連結基材ｌは内径が足場用パイプＡの外径より多少大き
めの既存の丸パイプを用いてもよいし平板を成形加工し
て丸パイプにしてもよい。

連結基材ｌは角パイプ状にして角形の足場パイプを挿入
できるようにしてもよい、角形の連結基材ｌには既存の
角形パイプを用いてもよいし、平板を角パイプに形成加
工してもよい。

連結基材ｌの長手方向中央内部に１ま第１図、第２図に
示すようにストッパー１２が取り付けられている。この
ストッパー１２は連結基材１シこ差し込まれるパイプＡ
の先端が突き当ってそれ以上差し込まれないようにする
と共に、パイプＡが左右両端から均等に差し込まれるよ
うにするものである。このストッパー１２は第１図に示
すような鉄製のリングでもよく、第２図に示すような鉄
製の１ベツトでもよい、リング状のストッパー１２は連
結基材１の内面に溶接し、リベットによるストッパー１
２は連結基材ｌに貫通固定されている。

第１図の２は連結基材１の長手方向両端に形成されたパ
イプ固定部であり、これは支持部３と決着片４とから構
成されている。支持部３は第５図ａ、ｂに示すように半
円筒状に形成されており。

その一端に挟着片４を連結する挟着片取り付け部１３と
、締め付けボルト５を連結するボルト連結部１４とが形
成されている。また、支持部３には第６図すのようにパ
イプＡ２に打ち込まれているリベットＣの頭部りを嵌入
係とするための係止穴９が形成されている。

第１図、第２図の４は挟着片であり、支持部３の決着片
取り付け部夏３にボルト１５ａとナツト１５ｂとにより
開閉自在に取り付けられている。

挟着片４には第３図、第４図のように螺子穴１６が形成
されており、その螺子穴１６に係止ボルト８が螺子込ま
れている。また、挟着片４には第１図、第２図のように
締め付けボルト５を出し入れする係上部ｌＯが形成され
ている。

第１図、７１４２図の５は締め付けボルトであり。

これは第１図、第２図のように支持部３のボルト連結部
１４にボルト１７及びナツト１８により回動自在に取り
付けられている。この締め付けボルトには締め付けナツ
トが螺合されている。

（効果） 本発明のパイプ連結具は以下のような各種効果がある。

（１）挟着片４を開いて連結基材ｌ内にパイプＡを差し
込み、挟着片４を閉じて締め付けボルト５を挟着片４の
係止部１０に係止し、同ボルト５に螺合されているナツ
ト６を締め付けるだけでパイプＡを連結固定できるので
、連結作業が非常に簡単である。

（２）パイプＡｌに形成されている係止穴Ｂに係止ポル
ト８を嵌入できるのでパイプＡｌが連結具から抜けるこ
とがなく安全である。

（３）リベットＣが打ち込まれているパイプＡ２の場合
はその頭部りを支持部３の係止穴９に係止できるのでパ
イプＡ２が抜けることがなく安全である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のパイプ連結具の一実施例を示す斜視図
、第２図は同連結具の使用状態を示す斜視図、第３図は
第２図のａ−ａ、１１Ｈｚ断面図、第４図はリベットが
打ち込まれているパイプの連結状態を示す縦断面図、第
５図ａ、ｂは連結基材の形成過程を示す説明図、第６図
ａ、ｂは異なるパイプの斜視図、第７図ａは従来のパイ
プ連結具を示す市面図、同図すは同図ａのｃ−ｃ！ｉ縦
断面図。 第８図ａは第７図のパイプ連結具の使用説明図、同図す
は同図ぎのｄ−ｄ線縦断面図である。 ｌは連結基材 ２はパイプ固定部 ３は支持部 ４は挟着片 ５は締め付けボルト ６はナツト ７は係止部 ８は係止ボルト ９は係止穴 Ａはパイプ Ｂは係止穴 Ｃはリベット Ｄは頭部

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）パイプＡを左右両端から差し込み可能なパイプ状
   の連結基材１の両端部に、パイプＡを挟着固定するパイ
   プ固定部２を設け、パイプ固定部２はパイプＡを支持す
   る支持部３の一端に挟着片４が回動自在に取り付けられ
   、支持部３の他端には締め付けボルト５が回動自在に取
   り付けられ、前記挟着片４は前記締め付けボルト５に螺
   合されているナット６を締め付けると連結基材１に差し
   込まれているパイプＡを挟着固定するよう締め付けられ
   、支持部３または挟着片４には連結基材１に差し込まれ
   たパイプＡに係止して同パイプの抜けを防止する係止部
   ７が形成されてなることを特徴とするパイプ連結具。
2. （２）請求項第１において、前記係止部７はパイプＡに
   形成されている係止穴Ｂに差し込む係止ボルト８であり
   、同ボルト８は前記挟着片４の螺子穴にねじ込まれてい
   ることを特徴とするパイプ連結具。
3. （３）請求項第１において、前記係止部７はパイプＡに
   取り付けられているリベットＣの頭部Ｄが嵌入係止でき
   る係止穴９であり、この係止穴９は支持部３に形成され
   ていることを特徴とするパイプ連結具。