JP3041044U - 連結構造 - Google Patents

連結構造

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JP3041044U
JP3041044U JP1997001759U JP175997U JP3041044U JP 3041044 U JP3041044 U JP 3041044U JP 1997001759 U JP1997001759 U JP 1997001759U JP 175997 U JP175997 U JP 175997U JP 3041044 U JP3041044 U JP 3041044U
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ring body
open
ring
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bodies
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JP1997001759U
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Inventor
祥司 濱端
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有限会社エーワン商会
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で、リング体相互を簡単に連結で
き、コストダウンおよび強度アップを図ることのできる
連結構造を提供する。 【解決手段】 一部を開放部2,2とした概形C字状の
一対のリング体1,1同士を鎖交状に連結した連結構造
において、開放部2の対向し合う両開放端3,3は、リ
ング体側方から見た断面が山形となるように形成する。
また山形の頂角は、リング体外方からリング体内方に向
けて拡大変化するように形成する。両リング体1,1
は、その一方のリング体1の開放部2の両開放端3,3
と他方のリング体1の開放部2の両開放端3,3とを十
字状に噛み合わせ押し付け合うことにより鎖交する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は鎖等の連結構造に関する。
【0002】
【従来の技術と考案が解決しようとする課題】
従来、例えば装身具等に使用される鎖においては、鎖を構成する各リング体を 、一部に切断部を有する構造とし、その切断部を塑性変形させて開くことにより 他のリング体と鎖交させた後、開いた切断部を再度塑性変形により閉じて、リン グ体相互を連結させていた。 しかし、このような連結構造では、リング体を塑性変形させなければならない ので連結作業が面倒であるばかりか、材質が塑性変形に有利な軟質のものに限ら れるので、強度も小さくなるという問題点がある。
【0003】 このほか、例えばペンダント等の被連結体に一体に設けられたリング体と、鎖 の一端部のリング体とを、一部に開放部を有する概形C字状のリング体と、この リング体の前記開放部をスライド自在に被覆するスリーブとからなるリング部材 を介して相互に連結するようにしたものも知られている。 しかし、このような連結構造の場合、リング部材の構造が複雑となりコストア ップを招くという問題点がある。
【0004】 本考案は、このような課題を解消し、構造が簡単で、リング体相互を容易に連 結でき、コストダウンおよび強度アップを図ることのできる連結構造を提供する ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案の連結構造は、一部を開放部とした概形C字状の一対のリング 体同士を鎖交状に連結してなるものであって、前記開放部の対向し合う両開放端 は、リング体側方から見た断面が山形で、その山形の頂角がリング体外方からリ ング体内方に向けて拡大変化するように形成している。両リング体は、その一方 のリング体の開放部の両開放端と、他方のリング体の開放部の両開放端とを、十 字状に噛み合わせ押し付け合うことにより鎖交させる。 この構成によれば、一方のリング体の開放部の両開放端に対して、他方のリン グ体の開放部の両開放端を十字状に噛み合わせた状態で、相互に両リング体を押 し付け合うと、両開放部が互いに押し拡げられるので、簡単な構造により両リン グ体を容易に鎖交状に連結できる。また、塑性変形によらず弾性変形により連結 できるので、リング体の材質として硬質のものを使用でき、強度もアップできる 。 請求項2の考案は、前記請求項1の考案の構成において、前記両開放端のリン グ体外方の山形頂角を90°とし、そのリング体内方の山形頂角を120°とし たものである。 この構成の場合、両リング体の開放部の開放端を容易に十字状に噛み合わせる ことができるので、両リング体をより容易に連結できる。また、一旦、連結され た両リング体は簡単に離脱できないので、連結強度が向上する。 請求項3の考案は、請求項1または請求項2の考案の構成において、前記一対 のリング体のうち、一方は鎖の一端部を構成するリング体とし、他方はペンダン ト等の被連結体と一体のリング体としたものである。 この構成の場合、ペンダント等の被連結体を鎖に簡単に連結できる。
【0006】
【考案の実施の形態】
本考案の一実施形態を図1ないし図5と共に説明する。図1(A)〜(C)は この実施形態の連結構造の要部の拡大平面図、側面図および斜視図を示す。この 連結構造は、一部を開放部2とした概形C字状の一対のリング体1を互いに鎖交 状に連結してなるものである。リング体1は断面がほぼ正方形で硬質樹脂や鋼材 等の硬質材からなり、その開放部2の対向し合う両開放端3,3は、リング体1 の側方から見た断面が山形のエッジとしてある。さらに、前記エッジの山形頂角 は、図1(B),(C)に示すように、リング体1の外方において90°、リン グ体1の内方において120°とし、リング体1の外方から内方に向けてその山 形頂角が拡大変化するように形成してある。
【0007】 前記両リング体1,1は、図2および図3の手順で以下のように連結される。 先ず、一方のリング体1Aの開放部2Aに対して、他方のリング体1Bの開放部 2Bを、開放部2Aにおける両開放端3A,3Aの対向方向に対して、開放部2 Bにおける両開放端3B,3Bの対向方向が直角になるように対向させ、両開放 部2A,2Bを互い押し付け合う。これにより、一方のリング体1Aの両開放端 3A,3Aと、他方のリング体1Bの両開放端3B,3Bとが互い十字状に交差 して噛み合う(図3(A))。この場合、開放端3A,3Bにおけるリング体外 方の山形頂角は各々90°としてあるので、前記開放端3A,3A,3B,3B の噛合いは強い押圧力を掛けることなく円滑に行うことができる。その状態でさ らに両開放部2A,2Bを押し付け合うと、両開放部2A,2Bは互いに相手の 押圧力により弾性変形して開放側に押し拡げられながら、相手のリング体1A, 1Bの内側へ進入し(図3(B),(C)))、遂には両リング体1A,1Bが 互いに鎖交状に連結される。このように、塑性変形によらず、弾性変形により容 易に連結できるようにしているので、リング体1A,1Bの材質として、上述し たように硬質樹脂や鋼材等の硬質材を使用でき、それだけリング体1A,1Bの 強度がアップする。この場合、開放端3A,3Bにおけるリング体内方の山形頂 角は各々120°としてあるので、一旦、両リング体1A,1Bが連結されてし まうと、両開放部2A,2Bを無理に開放側に開かない限り開放端3A,3A, 3B,3Bが噛み合うことはない。このため、強い連結強度が確保され、両リン グ体1A,1Bは容易に離脱しない。
【0008】 図4は前記連結構造を適用した鎖5を示し、図5は前記連結構造を適用した装 身具6を示す。この場合の装身具6は、ペンダント等の被連結体7に鎖5を連結 したものであり、前記両リング体1A,1Bのうち、一方のリング体1Aが被連 結体7に一体に設けられ、このリング体1Aに連結される他方のリング体1Bは 鎖5の一端部を構成している。リング体1Aが一体に設けられる被連結体7は、 ペンダントに限らず、キーホルダや携帯電話器等であってもよい。
【0009】 図6は、前記連結構造を構成するリング体1を、円柱状の部材で形成したもの であり、その他の構造は図1の場合と全く同様である。
【0010】
【考案の効果】
請求項1の考案の連結構造は、一部を開放部とした概形C字状の一対のリング 体同士を鎖交状に連結したものであって、前記開放部の対向し合う両開放端を、 リング体側方から見た断面が山形で、その山形の頂角がリング体外方からリング 体内方に向けて拡大変化するように形成し、一方のリング体の開放部の両開放端 と他方のリング体の開放部の両開放端とを十字状に噛み合わせ押し付け合うこと により両リング体が鎖交するようにしたので、両リング体を容易に鎖交状に連結 できる。また、塑性変形によらず弾性変形により連結できるので、リング体の材 質として硬質のものを使用でき、強度もアップできる。 請求項2の考案の連結構造は、請求項1の考案の構成において、前記両開放端 を、そのリング体外方の山形頂角が90°でリング体内方の山形頂角が120° となるようにしたので、両リング体の開放部の開放端を容易に十字状に噛み合わ せることができ、両リング体をより簡単に連結できる。また、一旦、連結された 両リング体は簡単に離脱できないので、連結強度が向上する。 請求項3の考案の連結構造は、請求項1または請求項2の考案の構成において 、前記一対のリング体のうち、一方を鎖の一端部を構成するリング体とし、他方 をペンダント等の被連結体と一体のリング体としたので、ペンダント等の被連結 体を鎖に簡単に連結できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本考案の一実施形態に係る連結構造の
要部拡大平面図、(B)は同連結構造の側面図、(C)
は同連結構造における開口端の拡大斜視図を示す。
【図2】同連結構造の連結操作を示す説明図である。
【図3】同連結構造の連結手順を示す説明図である。
【図4】同連結構造からなる鎖の部分破断平面図であ
る。
【図5】同連結構造からなるペンダント連結部を示す平
面図である。
【図6】(A)は他の実施形態に係る連結構造の要部拡
大平面図、(B)は同連結構造の側面図を示す。
【符号の説明】
1,1A,1B リング体 2,2A,2B 開放部 3,3A,3B 開放端 5 鎖 7 被連結体

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一部を開放部とした概形C字状の一対の
    リング体同士を鎖交状に連結してなる連結構造であっ
    て、前記開放部の対向し合う両開放端を、リング体側方
    から見た断面が山形で、その山形の頂角がリング体外方
    からリング体内方に向けて拡大変化するように形成し、
    一方のリング体の開放部の両開放端と他方のリング体の
    開放部の両開放端とを十字状に噛み合わせ押し付け合う
    ことにより両リング体が鎖交するようにした連結構造。
  2. 【請求項2】 前記両開放端は、そのリング体外方の山
    形頂角が90°でリング体内方の山形頂角が120°で
    ある請求項1に記載の連結構造。
  3. 【請求項3】 前記一対のリング体のうち、一方は鎖の
    一端部を構成するリング体であり、他方はペンダント等
    の被連結体と一体のリング体である請求項1または請求
    項2に記載の連結構造。
JP1997001759U 1997-02-28 1997-02-28 連結構造 Expired - Lifetime JP3041044U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6413121B1 (ja) * 2017-09-08 2018-10-31 有限会社宝石のエンジェル 装身具などの止め具

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CN110573040B (zh) * 2017-09-08 2021-09-21 宝石天使有限会社 人身装饰品等的卡扣
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