JPH06145656A - 改良されたエレクトロルミネッセンスデバイス - Google Patents

改良されたエレクトロルミネッセンスデバイス

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JPH06145656A
JPH06145656A JP4083416A JP8341692A JPH06145656A JP H06145656 A JPH06145656 A JP H06145656A JP 4083416 A JP4083416 A JP 4083416A JP 8341692 A JP8341692 A JP 8341692A JP H06145656 A JPH06145656 A JP H06145656A
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pullulan
cyanoalkylated
cyanoalkyl
mixture
nitrogen content
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JP4083416A
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Donald R Kardon
ア−ル.カ−ドン ドナルド
Charles H Moore
エイチ.ム−ア チャ−ルス
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BKL Inc
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    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • C09K11/00Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K11/00Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials
    • C09K11/02Use of particular materials as binders, particle coatings or suspension media therefor
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08BPOLYSACCHARIDES; DERIVATIVES THEREOF
    • C08B37/00Preparation of polysaccharides not provided for in groups C08B1/00 - C08B35/00; Derivatives thereof
    • C08B37/0006Homoglycans, i.e. polysaccharides having a main chain consisting of one single sugar, e.g. colominic acid
    • C08B37/0009Homoglycans, i.e. polysaccharides having a main chain consisting of one single sugar, e.g. colominic acid alpha-D-Glucans, e.g. polydextrose, alternan, glycogen; (alpha-1,4)(alpha-1,6)-D-Glucans; (alpha-1,3)(alpha-1,4)-D-Glucans, e.g. isolichenan or nigeran; (alpha-1,4)-D-Glucans; (alpha-1,3)-D-Glucans, e.g. pseudonigeran; Derivatives thereof
    • C08B37/0018Pullulan, i.e. (alpha-1,4)(alpha-1,6)-D-glucan; Derivatives thereof
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B33/00Electroluminescent light sources
    • H05B33/12Light sources with substantially two-dimensional radiating surfaces
    • H05B33/20Light sources with substantially two-dimensional radiating surfaces characterised by the chemical or physical composition or the arrangement of the material in which the electroluminescent material is embedded
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】改良されたルミネッセンス特性と改良された寿
命を持つエレクトロルミネッセンスデバイスを提供す
る。 【構成】シアノアルキル化プルランポリマー樹脂および
それらと他のシアノアルキル化樹脂との混合物は、エレ
クトロルミネッセンスデバイスの誘電性結合剤として有
用である。エレクトロルミネッセンスデバイス10はチ
タン酸バリウム/結合剤層の14とリン光物質/結合剤
層の16とアルミホイル12とポリマーフィルム18及
びリード線20から構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、改良されたエレクトロ
ルミネッセンス・デバイスに関する。さらに特定すれ
ば、本発明は改良されたルミネッセンス特性と改良され
た寿命を持つエレクトロルミネッセンス・デバイスに関
する。
【0002】
【従来の技術】エレクトロルミネッセンス・デバイス
は、二つの電極から構成され、そのひとつは透明で、二
つの電極の間には、リン光物質層がある。電極に電流源
が接続された時に、リン光物質が活性化され、可視フォ
トンあるいは可視光を発光する。リン光物質によって発
生する光の発光スペクトル及び発光波長は、リン光物質
中の活性化物質によって制御される。このデバイスの発
光量は、印加される電流値によって制御可能である。一
般的には、印加電流が多いほど、ある限界内では、より
強い光が発生する。
【0003】リン光物質は湿度や熱にきわめて敏感で、
発光過程で自分自身が発生する熱にも敏感である。した
がって、リン光物質を保護するためには、溶剤の中に溶
解した、有機ポリマー・マトリックスのような、溶剤を
基礎とする高誘電性物質/結合剤に、リン光物質を混ぜ
る方法がとられている。ポリマーがリン光物質粒子を包
み、それを互に結合させる。その後で、有機溶剤を蒸発
させる。チタン酸バリウムなどの高誘電性物質の分離絶
縁層もまた、リン光物質層の保護の役目をする。チタン
酸バリウムもまた、同じ方法で、高誘電性物質のポリマ
ー結合剤に混合することができる。
【0004】これらのエレクトロルミネッセンス・デバ
イスの製造者は、数年にわたって改良を重ねてきた。チ
タン酸バリウム/結合剤およびリン光物質/結合剤層
は、それぞれ金属ホイル及び透明な導電体層でコーティ
ングされたプラスチック・フィルムでできた可撓性電極
上の薄い層として別々に蒸着される。各層はそれぞれ組
み立てられ、組み立てられた部品は、ポリエステルまた
はポリカーボネートのシートなどのプラスチック・シー
トの間に積層され、それらは加熱及び加圧によってシー
ルされ、最終的には可撓性の気密にシールされたパッケ
ージに形成される。リード線は、このデバイスを組み上
げる前又は組み上げ後に、電極に取り付けられる。
【0005】いくつかの高誘電定数を持つポリマー結合
剤が、今までに、リン光物質を封入するための材料とし
て提案されてきた。アメリカ特許第3,238,407
号で、ジャッフェ氏は、ポリマー結合剤としてシアノエ
チルセルロースを提案している。しかし、この物質はエ
レクトロルミネッセンス・デバイスでの発光量の強度を
減少させるので、不満足なものである。高橋氏は、アメ
リカ特許第3,389,286号で、誘電性結合剤層と
して、シアノエチル化ポリビニルアルコールの使用を提
案している。しかし、この物質は、部分的にリン光物質
を溶解し、またエレクトロルミネッセンス・デバイスの
光量を減少させる。
【0006】アメリカ特許第4,560,902号で、
カルドン氏は、ポリマー結合剤層として、熱可塑性エポ
キシを提案している。このエポキシは、ウレタンあるい
はエポキシ樹脂のような樹脂を、エピハロヒドリンとあ
る比率のビスフェノールの反応生成物に反応させて、分
子量が約450から75,000の樹脂をつくることに
より得られる。
【0007】上記のエレクトロルミネッセンス・デバイ
スは、満足できるものではあるけれども、すべてのエレ
クトロルミネッセンス・デバイスと同様に、それが発生
する光量に限界がある。これらのデバイスで、比較的高
価なリン光物質の必要量又はその層の厚みを増すことな
しに、光の輝度を増すことが極めて望ましいことであ
る。
【0008】
【本発明の概要】本発明者等は、特定のシアノアルキル
化プルラン(pullulan)ポリマーをエレクトロ
ルミネッセンス・デバイスで、高誘電定数ポリマー結合
剤として使用した時に、このデバイスの発光光量が飛躍
的に増すことを発見した。
【0009】
【本発明の詳細な説明】透明な電極上のリン光物質と、
金属電極上の誘電体層から構成されるエレクトロルミネ
ッセンス・デバイスは、一層あるいは両層の結合剤とし
てプルラン・ポリマーが存在するが、通常のエレクトロ
ルミネッセンス・デバイスに比較して、発光量あるいは
発光輝度が飛躍的に増大する。これらのポリマーは、通
常のコーティングあるいはラミネーション・プロセスが
修正なしに使用できて、リン光物質層および誘電体層の
どちらかあるいは双方に、優れた接着力を示すものであ
る。 本発明に採用されるシアノアルキル化プルランポ
リマーの結合剤は次の化学式1で記述される。
【0010】
【化1】ここでnは約20から約4000の間の整数で
あり;それぞれの構造式でXは水素又はシアノ低級アル
キル基であり、例えばメチル、エチル、n−プロピル、
イソプロピル、n−ブチル、第3級ブチル、n−ペンチ
ル等の1〜5個の炭素原子を含む直鎖状あるいは分岐鎖
状の低級アルキル基である。
【0011】シアノアルキル化プルランポリマーは、ア
メリカ特許第4,322,524号で記述された化合物
として知られている。それらは天然物であり、反復する
マルトトリオーズ単位は相互に作用しあい、アルカリ触
媒の存在下でアクリロニトリルと反応した時に容易にシ
アノエチル化される。シアノエチル化の度合いは、反応
条件によって制御可能であり、90%あるいはそれ以上
に達する。
【0012】上記のシアノアルキル化プルランポリマー
と、他のシアノアルキル化樹脂、例えばシアノアルキル
化ポリビニルアルコール、シアノアルキルセルロース、
シアノアルキルスクロース、他のシアノアルキル化シュ
ガーやスターチ、あるいはシアノアルキルヒドロキシセ
ルロースなど、との混合物が使用される。これらのシア
ノアルキル化樹脂と、シアノアルキル化プルランとのあ
る種の混合物が日本の信越化学からCyeplの商標名
で市販されている。シアノエチルプルラン、CR−S、
は、チッ素含有量が11.8ないし13.0重量%で、
比重が1.25で、軟化点が約90〜110℃である。
シアノエチルプルランとシアノエチルセルロースとの混
合物CR−Cは、チッ素含有量が約11.8〜13.0
重量%、比重が1.27、そして軟化点が270℃より
大である。シアノエチルプルランとシアノエチルポリビ
ニルアルコールの混合物、CR−V、はチッ素含有量が
12.2ないし13.5重量%で、比重が1.27で、
軟化点が約20ないし40℃である。シアノエチルプル
ランとシアノエチルスクローズの混合物、CR−U、
は、チッ素含有量が14.4重量%で、比重は約1.2
4で、室温では液体である。シアノエチルプルランとシ
アノエチルヒドロキシセルロースの混合物、CR−E、
は、チッ素含有量が約9.0ないし10.9重量%で、
比重が約1.30で、軟化点が約55ないし65℃であ
る。相対的なシアノアルキル化度は、反応条件によって
変えることができる。
【0013】ウレタン又はエポキシと、ビスフェノール
Aおよびエピハロヒドリンのようなビスフェノールの反
応生成物とを公知の方法で反応させて誘導したシアノア
ルキル化ポリマーもまた、シアノアルキル化プルランポ
リマーと混合するシアノアルキル化樹脂として有用であ
る。これらの樹脂は下記式2を有する:
【0014】
【化2】(上記式中、RおよびR′は互に独立して水素
原子、低級アルキル基又は単環式アリール基であること
ができ;XおよびX′は互に独立して水素原子、低級ア
ルキル基、又はハロゲン原子であることができ;R″は
水素原子又はシアノ低級アルキル基、例えば直鎖又は分
枝鎖の炭素原子数1ないし5の低級アルキル基(メチ
ル,エチル,n−プロピル,イソプロピル,n−ブチ
ル,第3級ブチル,n−ペンチル等を含む)であること
ができ;そしてmは1より大きい整数である)。シアノ
アルキル化度は、アクリロニトリル反応体の量を変える
ことにより、変化させることができる。
【0015】プルランポリマーおよびそれと他のシアノ
アルキル化樹脂との混合物は、プルランポリマーのヒド
ロキシル基含有前駆体とアクリロニトリルとを公知の方
法で反応させて製造される。
【0016】適したアクリロニトリル反応体にはアクリ
ロニトリル、クロトンアクリロニトリル、2,2−ジメ
チルアクリロニトリル、2−メチル−2−エチルアクリ
ロニトリル等が含まれる。シアノアルキル基は前記のポ
リマー前駆体のヒドロキシル基と反応する。
【0017】アクリロニトリル反応体の量は、所望する
シアノアルキル化度に依存して変えることができる。有
効なヒドロキシル基の約50%をシアノアルキル化する
ためには、出発ヒドロキシル基含有化合物中のヒドロキ
シ単位1モル当り約3ないし5モルのアクリロニトリル
が使用される。過剰のアクリロニトリルを用いると、該
アクリロニトリルは出発材料の溶媒としても作用する。
【0018】下記の工程はシアノアルキル化プルラン樹
脂の調製に関するものであるが、他のヒドロキシル基含
有ポリマーのシアノアルキル化も同様にして実施され
る。
【0019】分子量が約50,000から約2,00
0,000まで変化し得るプルラン天然物とアクリロニ
トリルとの間の反応は、プルラン出発材料をアルカリ水
溶液中に溶解し、そして有機溶媒中のアクリロニトリル
を添加させて、反応を室温で容易に進行させるか;或い
は出発材料のプルランを有機溶媒中のアクリロニトリル
溶液中に分散させ、アルカリ水溶液を添加し、そして約
40ないし60℃の温度に加熱することにより、起こ
る。反応体とアルカリとの相対的量を変えて、プルラン
出発材料のシアノアルキル化の量を制御することができ
る。例えば、プルラン又は他の出発材料を水酸化ナトリ
ウム溶液中に溶解した場合、出発材料の濃度は、約2〜
20重量%の水酸化ナトリウム水溶液中に約2〜20重
量%であることができる。水酸化ナトリウムを有機溶媒
混合物に添加する場合、水酸化ナトリウムは水中約10
〜50重量%の濃度であるのが適当であり、そしてプル
ラン出発材料を基準にして約1〜10重量%の水酸化ナ
トリウムを使用することができる。シアノアルキル化プ
ルラン樹脂は、反応混合物を酸で中和しそして水で希釈
して、シアノアルキル化プルランを沈殿させることによ
り、収集される。生成物を水で洗って更に精製するか、
或いはアトセンのようなケトン中に溶解しそして水で再
沈殿させることができる。該生成物を次に乾燥する。
【0020】シアノアルキル化プルラン樹脂は有機溶媒
中に可溶であり、従ってチタン酸バリウムのような物質
およびリン光物質と容易に混合することができる。適し
たシアノアルキル化プルランポリマーは約20〜110
℃、好ましくは約90℃、の軟化点を有する。チッ素含
有量は約4から20重量%に変化し得、好ましくは約1
2重量%である。
【0021】シアノアルキル化プルラン樹脂は、他のシ
アノアルキル化樹脂、例えば前述した樹脂、と種々の割
合で混合することができる。
【0022】シアノアルキル化ポリマーは、グリコール
エーテル,アルキルケトン又は芳香族溶媒を含む種々の
有機溶媒中に可溶である。適したエーテルには、グルコ
ールアルキルエーテル、例えばプロピレングリコールメ
チルエーテル、ジプロピレングリコールメチルエーテ
ル、トリプロピレングリコールメチルエーテル、エチレ
ングリコールブチルエーテル、ジエチレングリコールメ
チルエーテル、ジエチレングリコールエチルエーテルお
よびジエチレングリコールブチルエーテル、が含まれ
る。これらのエーテルは、アルコール、エーテルおよび
炭化水素の性質を併有する無色液体である。それらは殆
んどの有機溶媒と混和性であり、そしてエレクトロルミ
ネッセンスデバイスのリン光物質成分およびチタン酸バ
リウム成分と混合するのに優れた溶媒である。
【0023】同じく溶媒として使用できる適当なアルキ
ルケトンおよび芳香族ケトンには、アセトン,メチルエ
チルケトン,エチルケトンおよびメチルイソブチルケト
ンのような低級アルキルケトン,トルエン,キシレン等
が含まれる。
【0024】チタン酸バリウム層を製造するには、チタ
ン酸バリウム固体をまず前記のような適当な溶媒と混合
する。グリコールエーテル又はその他の溶媒に添加され
るチタン酸バリウムの量は、好ましくは約70〜90重
量%である。チタン酸バリウムおよび溶媒を一緒に攪拌
して均一なスラリーを形成する。このスラリーに、前記
のようなシアノアルキル化ポリマー樹脂を含む結合剤を
10ないし30部添加する(ここで該樹脂は、同様の溶
媒中に含まれていてもよい)。十分に混合した後、チタ
ン酸バリウム−結合剤−溶媒スラリーを金属ホイル又は
その他の電極上に付着させ、乾燥させる。チタン酸バリ
ウム/樹脂結合剤層の厚さは、乾燥した場合、約2〜6
ミルであるのが適当である。
【0025】リン光物質もまた、まず適当な溶媒と混合
し、十分に混合する。適したリン光物質は、例えば硫化
亜鉛;酸化亜鉛;又はマンガン、銅、銅/鉛又は銅/マ
ンガン混合物で活性化された硫化亜鉛と同様に、電流の
影響下で発光する。溶媒に添加するリン光物質の量は、
該混合物の約60〜95重量%の範囲にわたるのが適当
であり、約75〜85重量%であるのが好ましい。エレ
クトロルミネッセンスセルで放出される光は、少なくと
も部分的には、粒径およびシクロアルキル化ポリマー中
のリン光物質の濃度に依存する。十分な量で存在する結
合剤と両立するように最大量のリン光物質を添加してリ
ン光物質をカプセル化し、リン光物質を湿気から保護す
る。十分に混合した後、約5〜40部の結合剤もリン光
物質スラリーに添加する。得られたリン光物質スラリー
を透明な電極上に公知の方法で付着する。適当なリン光
物質/結合剤層の厚さは、乾燥した場合、約2〜6ミル
である。
【0026】リン光物質含有スラリーおよびチタン酸バ
リウム含有スラリーはそれぞれの電極上に、当業界で公
知のスプレー塗布、ローラー塗布、ペインティング又は
ホットプレス法により付着させることができる。沈着し
た層の厚さは、最適の光放出効果を与えるように変える
ことができる。
【0027】本願のエレクトロルミネッセンスデバイス
の電極には透明な電極が含まれ、それはポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリ塩
化ビニル、ポリメチルメタクリレート等のような透明な
プラスチックフィルム又はシート、又はガラスから成る
ことができる。透明なフィルム又はガラスは、インジウ
ム−錫酸化物フィルムのような公知の透明伝導性フィル
ムで被覆される。他方の電極は、厚いシートから薄いホ
イルまでの種々の厚さの、アルミニウム,金,銀,銅の
ような伝導性金属から成る。
【0028】上記のエレクトロルミネッセンスセルの二
つの部分、即ち金属電極上のチタン酸バリウム/結合剤
層および透明電極上のリン光物質/結合剤層は、約15
0〜400°Fの温度範囲で約5〜100psi の圧力に
て約0.1〜2.0秒間ホットプレスすることにより組
立てられる。電気用リード線又は接続線が該電極に設け
られ、電流源に接続される。電流を電極に通すと、リン
光物質粒子が活性化されそして光が該セルから放出され
る。本発明によると、リン光物質層又はチタン酸バリウ
ム層の少なくとも一方が、シクロアルキル化プルラン樹
脂又は樹脂混合物を結合剤として含む。
【0029】組立てられたエレクトロルミネッセンスデ
バイス10が図1に示され、ここでチタン酸バリウム/
結合剤層14がアルミニウムホイル12上に付着され、
そしてリン光物質/結合剤層16がインジウム−錫酸化
物被覆ポリマーフィルム18上に付着されている。リー
ド線20でデバイス10は完成する。
【0030】本発明のエレクトロルミネッセンスデバイ
スは、リン光物質/結合剤層およびチタン酸バリウム/
結合剤層の少なくとも一方が結合剤としてシアノアルキ
ル化プルラン樹脂又はその混合物を含む上記の二層を有
するが、予想外にも、従来のエレクトロルミネッセンス
デバイスよりもずっと高い、高強度の光放出を示す。本
発明のデバイスにおける高い誘電定数のシアノエチル化
プルランポリマーおよびその混合物の存在は、かかるデ
バイスに達成可能な輝度を増大させる。プルランポリマ
ーをエレクトロルミネッセンスデバイスの層の一方又は
それ以上に添加するなら、エポキシ樹脂のような従来の
結合剤をエレクトロルミネッセンスデバイスの一方の層
に結合剤として、或いはいずれかの層中に結合剤の一部
分として使用しても、本発明の結合剤により、増大した
輝度が達成される。この結果は全く予想外である。更
に、これらの樹脂は変性することなく商業的な被覆法お
よび積層法に使用することができ、そしてリン光物質成
分およびチタン酸バリウム成分の両方に適切な接着力を
与える。
【0031】本発明を下記の実施例により更に例示する
が、本発明はそこに記載された詳細に限定されない。例
中、部およびパーセントは重量を基準とする。
【0032】
【実施例】例1 プルラン−リン光物質系の発光デバイス 日本国の信越化学から商品名Cypel 02として入
手されるシアノエチルプルラン樹脂とシアノエチルポリ
ビニルアルコールとの混合物からなる10.24グラム
の結合剤から、混合物を調製した。ジメチルホルムアミ
ドの20%溶液としてのこの樹脂は、240〜260セ
ンチポイズの粘度,12.2〜13.5のチッ素含有
量,1.27の比重,20〜40℃の軟化温度を有して
いた。該結合剤約1部対溶剤2部の50:50重量比に
て該結合剤を混合した。この混合物に銅活性剤を含有す
る硫化亜鉛リン光物質43.64グラムを添加した。
【0033】上層にインジウム/酸化錫の導電層を有す
るポリエチレンテレフタレートテープ上に、得られた上
記のスラリーを塗布した。
【0034】カルドン(Kardon)に付与された米
国特許4,560,902号に記載されているD.E.
R.684−EK40樹脂を含有する標準のリン光物質
スラリーを用いて、比較(コントロール)用のテープを
作成した。該D.E.R.−EK40は、ビスフェノー
ルAおよびエピクロロヒドリンの反応によって得られた
超高分子量のエポキシ樹脂であり、そして米国ミシガン
州ミッドランドのダウケミカル社の登録商標名である。
【0035】これらの両者のテープを乾燥し、そして標
準のエポキシ結合剤を用いたチタン酸バリウムの上層を
有するアルミニウムホイルにラミネートした。熱シール
用ラミネート材にこれらの層を数回通過させ、そして1
20ボルト/400Hzにてフット−ランバート(foo
t−lamberts)の輝度を測定した。そのデータ
を表1に要約して示す。
【0036】
【表1】 このようにして、本発明の樹脂をリン光物質層だけに混
合した場合にも、該エレクトロルミネッセンスセルの輝
度が有意に改善されることが明示される。例2 プルラン−チタン酸バリウム系の発光デバイス チタン酸バリウム(18.84グラム)を、50:50
のアセトンとメチルエチルケトンの溶剤15グラムを用
いた例1のシアノエチルプルラン/シアノエチルポリビ
ニルアルコールの結合剤(31.06グラム)と混合し
た。得られたスラリーを、アルミニウムホイル上に種々
の厚さに付着させ、乾燥し、そしてインジウム/錫酸化
物ポリエチレンテープ上にエポキシ結合剤を用いた4ミ
ルの厚さの従来のリン光物質塗膜上にラミネートした。
【0037】該エレクトロルミネッセンスセルを前記の
ラミネート材に3回通過させ、そして各通過後に例1の
ようにして輝度を測定した。結果を表2に表示する。
【0038】
【表2】 本発明のシアノアルキル化プルラン結合剤がチタン酸バ
リウム層だけに存在する場合にも、改善された輝度が得
られることが明示される。例3 プルラン−リン光物質およびプルラン−チタン酸バリウ
ム系の発光デバイス 例1および2にて使用した結合剤を用いて、エレクトロ
ルミネッセンスセルのリン光物質層およびチタン酸バリ
ウム層を作成した。第一の群のセルでは、チタン酸バリ
ウム層の厚さを変化させそしてリン光物質層の厚さを4
ミルにした。第二の群のセルでは、チタン酸バリウム層
の厚さを5ミルとし、そしてリン光物質層の厚さを変化
させた。該セルをラミネート材に3回通過させ、そして
各通過後に例1のようにして輝度を測定した。結果を表
3に要約して示す。
【0039】
【表3】 上記の各エレクトロルミネッセンスセルの輝度は従来の
セルよりもはるかに優れており、そしてチタン酸バリウ
ム層およびリン光物質層の両者に本発明の結合剤を使用
した場合にも輝度が増大することが、明示される。例4 該リン光物質およびチタン酸バリウムの層ならびにラミ
ネートの条件を変化させて、数種のエレクトロルミネッ
センスセルを作成した。例1のリン光物質層を2.3ミ
ルの厚さに付着させ、そして比較用の標準のリン光物質
層をエポキシ結合剤を用いて1.75ミルの厚さに付着
させた。例2のチタン酸バリウム/結合剤混合物を1.
5ミル厚のアルミニウムホイル上に1.3ミルの厚さに
付着させ、そして比較用のチタン酸バリウム/従来のエ
ポキシ結合剤をアルミニウムホイル上に1.3ミルの厚
さに付着させた。標準のリン光物質/エポキシ樹脂結合
剤および例2のチタン酸バリウム/結合剤混合物を用い
て、セルAをラミネート処理し、このようにしてプルラ
ンポリマーを該チタン酸バリウム層の一層だけに存在さ
せた。例1および2のリン光物質/結合剤層およびチタ
ン酸バリウム/結合剤層の両者にプルランを使用して、
セルBをラミネート処理した。比較用のセルでは、標準
のエポキシ結合剤を含有するリン光物質層およびチタン
酸バリウム層を採用した。例1のようにして輝度を測定
した。結果を表4および表5に要約して示す。
【0040】
【表4】
【0041】
【表5】 このようにして、プルランを含有するエレクトロルミネ
ッセンスデバイスは、従来のエポキシ樹脂結合剤を含有
する従来のエレクトロルミネッセンスデバイスに対し
て、輝度が増大した。リン光物質層および誘電体層の両
者にプルランを含有するエレクトロルミネッセンスデバ
イスは、最大の輝度を示した。例5 約12%のチッ素含有量およびジメチルホルムアミド中
にて90〜110°Fの軟化温度範囲を有する15グラ
ムのシアノアルキル化プルランを混合した87グラムの
硫化鉛リン光物質を用いて、エレクトロルミネッセンス
セルを作成した。上記の溶液は20℃にて240〜36
0センチポイズの粘度があった。該溶液の比重は1.2
5であった。溶剤としてプロピレングリコールを使用し
た。ポリエチレンテレフタレートシート上に透明なイン
ジウム/錫酸化物を有するシートに、種々の厚さの層を
適用した。該混合層を120℃のオーブンにて乾燥し
た。
【0042】プロピレングリコールメチルエーテル中に
て上記のシアノエチル化プルラン(プルラン樹脂15グ
ラムあたりチタン酸バリウム85グラム)と混合したチ
タン酸バリウムの層を、アルミニウムホイル上に付着さ
せ、そして120℃にてオーブン乾燥した。
【0043】150℃の温度および150psi の圧力に
て該二層を圧縮し、リード線を設置した。該セルを12
0ボルトの交流電源に接続した。該セルのテスト結果を
表6に示す。
【0044】
【表6】 上記のエレクトロルミネッセンスデバイスはすべて、優
れた輝度を有していた。このように、プルランポリマー
または該ポリマー混合物を添加することによって、エレ
クトロルミネッセンスデバイスの輝度が予想外に改善さ
れる。
【0045】本発明を具体例に関連して記述した。しか
しながら、本発明の範囲内の当業者に自明な各態様に、
本発明は当然適用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多層エレクトロルミネッセンスデバイ
スの断面図である。
【符号の説明】
10 エレクトロルミネッセンスデバイス 12 アルミニウムホイル 14 チタン酸バリウム/結合剤層 16 リン光物質/結合剤層 18 ポリマーフィルム 20 リード線

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (イ)リン光物質層、および(ロ)一方
    が透明な二つの電極間に配置された誘電体層、から成る
    エレクトロルミネッセンスデバイスにおいて;二つの該
    層の少なくとも一方に、結合剤として、シアノアルキル
    化プルランポリマーから選ばれたプルラン又は該プルラ
    ンとシアノアルキル化ポリマーとの混合物を添加するこ
    とを特徴とする、改良されたエレクトロルミネッセンス
    デバイス。
  2. 【請求項2】 上記のプルランポリマーが下記式1で表
    わされる化合物である、請求項1のデバイス: 【化1】 (上記式中、Xは水素原子又はシアノ低級アルキル基で
    あり、そしてnは約20ないし4000の値の整数であ
    る)。
  3. 【請求項3】 上記のプルランポリマーがチッ素含有量
    約4ないし20重量%を有する、請求項1のデバイス。
  4. 【請求項4】 上記のポリマー中のシアノアルキル化度
    が少なくとも約50%である、請求項2のデバイス。
  5. 【請求項5】 上記のシアノアルキル化プルランが、シ
    アノアルキルセルロース、シアノアルキルポリビニルア
    ルコール,シアノアルキルスクロース,シアノアルキル
    ヒドロキシセルロースおよびシアノアルキル化エポキシ
    樹脂から成る群のシアノアルキル化ポリマーと混合され
    る、請求項1のデバイス。
  6. 【請求項6】 上記の混合物が、チッ素含有量約12.
    2ないし13.5重量%および軟化点20ないし40℃
    を有する、シアノアルキル化プルランおよびシアノアル
    キルポリビニルアルコールから成る、請求項5のデバイ
    ス。
  7. 【請求項7】 上記の混合物が、チッ素含有量約11.
    8ないし13.0重量%および270℃より高い軟化点
    を有する、シアノアルキル化プルランおよびシアノアル
    キルセルロースから成る、請求項5のデバイス。
  8. 【請求項8】 上記の混合物が;チッ素含有量約14重
    量%を有するシアノアルキル化プルランおよびシアノア
    ルキルスクロースから成る液体である、請求項5のデバ
    イス。
  9. 【請求項9】 上記の混合物が、チッ素含有量約9.0
    ないし10.9重量%および軟化点約55ないし65℃
    を有する、シアノアルキル化プルランおよびシアノアル
    キルヒドロキシセルロースから成る、請求項5のデバイ
    ス。
  10. 【請求項10】 上記の混合物が、シアノアルキル化プ
    ルランと、下記式2で表わされるシアノアルキル化エポ
    キシ樹脂から成る、請求項5のデバイス: 【化2】 (上記式中、RおよびR′は同一又は相異なる員であっ
    て、水素原子,低級アルキル基および単環式アリール基
    から成る群から選ばれ;R″は水素原子又はシアノ低級
    アルキル基であり;XおよびX′は同一又は相異なる員
    であって、水素原子,低級アルキル基およびハロゲン原
    子から成る群から選ばれ;そしてmは1より大きい整数
    である)。
  11. 【請求項11】 上記のシアノ低級アルキルがシアノエ
    チルである、請求項2のデバイス。
  12. 【請求項12】 上記のプルランがリン光物質層に添加
    される、請求項1のデバイス。
  13. 【請求項13】 上記のプルランが誘電体層に添加され
    る、請求項1のデバイス。
  14. 【請求項14】 上記の誘電体層がチタン酸バリウムか
    らなる、請求項13のデバイス。
  15. 【請求項15】 上記のプルランがリン光物質層および
    誘電体層に添加される、請求項1のデバイス。
  16. 【請求項16】 (イ)リン光物質とプルランのシアノ
    アルキル化ポリマー又は該ポリマーの混合物とから成る
    層を上に有する透明な電極,(ロ)誘電体およびシアノ
    アルキル化プルランポリマー又は該プルランポリマーの
    混合物を含む、該電極に隣接した層、および(ハ)該誘
    電体層に接触する金属電極、を含むことを特徴とする、
    エレクトロルミネッセンスデバイス。
  17. 【請求項17】 上記の混合物がシアノアルキル化プル
    ランおよび下記式2のシアノアルキル化エポキシ樹脂か
    ら成る、請求項16のデバイス: 【化2】(上記式中、RおよびR′は同一又は相異な
    る、水素原子,低級アルキル基および単環式アリール基
    から成る群から選ばれる員であり;R″は水素原子又は
    シアノ低級アルキル基であり;XおよびX′は同一又は
    相異なり、そして水素原子,低級アルキル基およびハロ
    ゲン原子から成る群から選ばれる員であり;そしてmは
    1より大きい整数である)。
  18. 【請求項18】 上記のシアノアルキル化プルランがチ
    ッ素含有量約4ないし20重量%、および軟化点約20
    ℃を有する、請求項16のデバイス。
  19. 【請求項19】 上記のシアノアルキルがシアノエチル
    である、請求項16のデバイス。
  20. 【請求項20】 上記の誘電体層がチタン酸バリウムか
    ら成る、請求項16のデバイス。
  21. 【請求項21】 上記のシアノアルキル化プルランが、
    シアノアルキルセルロース,シアノアルキルポリビニル
    アルコール,シアノアルキルスクロース,シアノアルキ
    ルヒドロキシセルロースおよびシアノアルキル化エポキ
    シ樹脂から成る群のシアノアルキル化ポリマーと混合さ
    れる、請求項16のデバイス。
  22. 【請求項22】 上記の混合物が、チッ素含有量約1
    2.2ないし13.5重量%および軟化点20ないし4
    0℃を有する、シアノアルキル化プルランおよびシアノ
    アルキルポリビニルアルコールから成る、請求項21の
    デバイス。
  23. 【請求項23】 上記の混合物が、チッ素含有量約1
    1.8ないし13.0重量%および270℃より高い軟
    化点を有する、シアノアルキル化プルランおよびシアノ
    アルキルセルロースから成る、請求項21のデバイス。
  24. 【請求項24】 上記の混合物が、チッ素含有量約14
    重量%を有する,シアノアルキル化プルランおよびシア
    ノアルキルスクロースから成る液体である、請求項21
    のデバイス。
  25. 【請求項25】 上記の混合物が、チッ素含有量約9.
    0ないし10.9重量%および軟化点約55ないし65
    ℃を有する、シアノアルキル化プルランおよびシアノア
    ルキルヒドロキシセルロースから成る、請求項21のデ
    バイス。
  26. 【請求項26】 リン光物質/結合剤の層および誘電体
    /結合剤の層を含むエレクトロルミネッセンスデバイス
    における結合剤として有用な、シアノアルキル化プルラ
    ンポリマー又はそれとシアノアルキル化ポリマーとの混
    合物を含む組成物。
  27. 【請求項27】 上記のシアノアルキル化プルランが下
    記式1で表わされる、請求項26の組成物: 【化1】(上記式中、Xは水素原子又はシアノ低級アル
    キル基であり、そしてnは約20ないし4000の値の
    整数である)。
  28. 【請求項28】 上記のシアノアルキル化プルランが、
    シアノアルキルセルロース,シアノアルキルポリビニル
    アルコール,シアノアルキルスクロース,シアノアルキ
    ルヒドロキシセルロースおよびシアノアルキル化エポキ
    シ樹脂から成る群の一員と混合される、請求項26の組
    成物。
  29. 【請求項29】 上記のシアノアルキルポリビニルアル
    コールが、チッ素含有量約12.2ないし13.5重量
    %および軟化点20ないし40℃を有する、請求項28
    の組成物。
  30. 【請求項30】 上記のシアノアルキルセルロース/シ
    アノアルキルプルラン混合物がチッ素含有量約11.8
    ないし13.0重量%および270℃より高い軟化点を
    有する、請求項28の組成物。
  31. 【請求項31】 上記のシアノポリアルキルスクロース
    /シアノアルキルプルラン混合物が液体であり、そして
    約14重量%のチッ素含有量を有する、請求項28の組
    成物。
  32. 【請求項32】 上記のシアノアルキルヒドロキシセル
    ロース/シアノアルキルプルラン混合物が約9.0ない
    し10.9重量%のチッ素含有量および約55ないし6
    5℃の軟化点を有する、請求項32の組成物。
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