JPH06145608A - 粘着性発泡シートの製造方法 - Google Patents

粘着性発泡シートの製造方法

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JPH06145608A
JPH06145608A JP29574992A JP29574992A JPH06145608A JP H06145608 A JPH06145608 A JP H06145608A JP 29574992 A JP29574992 A JP 29574992A JP 29574992 A JP29574992 A JP 29574992A JP H06145608 A JPH06145608 A JP H06145608A
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JP
Japan
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film
sheet
foamed
foamed sheet
width
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JP29574992A
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English (en)
Inventor
Masayoshi Otsuki
政義 大槻
Chikamasa Hasegawa
誓勝 長谷川
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 片面に粘着層を有する発泡シートを複数枚重
ねても、位置ずれを起こさず打ち抜き加工することがで
き、重ねて打ち抜いた製品を1枚ずつ容易に剥がすこと
ができる粘着性発泡シートの製造方法を提供する。 【構成】 厚み80μm 、幅800mmの低密度ポリエチ
レンフイルム1の上面に厚さ1μm の離型層11を設
け、フイルム1表面を140℃に加熱してラミネーター
5に供給する。幅1010mm、発泡倍率30倍のポリエ
チレン発泡シート2をラミネーター5へ供給し、上記熔
融状態のフイルム1と熱融着により積層し、幅方向の両
端部にそれぞれ15mm幅の非離型処理部21、21を形
成した。アクリル系感圧性粘着剤層6をフイルム1が積
層された面と反対側の発泡シート2面に転写して粘着層
6を積層し、粘着性発泡シート3を得た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、離型紙を必要としない
粘着性発泡シートの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】発泡体シートの片面に粘着層が設けら
れ、他面に粘着防止性フイルムの粘着防止性を有する面
が外側に向けられて積層された粘着性発泡体シートは、
実開昭56−115445号公報に記載されている。こ
の発泡体シートは、ステアリン酸亜鉛等の滑剤を分散し
た合成樹脂フイルムがポリエチレン等の発泡体シートに
積層されたもので、離型紙を用いずとも巻き戻しがで
き、剥ぎ取った離型紙の始末が不要となるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公報記載の粘着性
発泡体シートを何枚も重ね、これを所定の形状に打ち抜
いて製品を作ろうとするとき、発泡体シートの片面が全
面にわたり離型性フイルムで積層されているので、打ち
抜くためにこれを位置合わせして何枚も重ね合わせたも
のを移動したとき、シート間にずれが起こり、再度位置
合わせが必要になるという問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明方法は、上記従来
の問題点を解消するためになされたものであり、請求項
1に記載の発明方法は、発泡シートの片面に粘着層が、
他面に離型層が設けられてなる粘着性発泡シートを製造
するにあたり、発泡シートの片面に幅方向の少なくとも
一端部に非離型処理部を形成しつゝ離型処理を施し、該
発泡シートの他の面に粘着層を積層し、該発泡シートを
複数枚重ねて所定の形状に打ち抜くことを特徴とするも
のである。
【0005】請求項2に記載の発明方法は、発泡シート
の片面に粘着層が、他面に離型層が設けられてなる粘着
性発泡シートを製造するにあたり、片面に離型処理を施
してなる熱収縮性合成樹脂フイルムを加熱することによ
り該フイルムを幅方向に収縮させて発泡シート幅よりも
狭幅にするとともに、該発泡シートの他面に粘着層を積
層することを特徴とするものである。
【0006】以下に本発明の詳細を説明する。請求項1
の発明で使用される発泡シートは、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、あるいはこれらの混合物、又、これらとエ
チレン−酢酸ビニル共重合体との混合物、ポリ塩化ビニ
ル、ポリウレタン、繊維素系樹脂等を発泡したシート状
のものである。発泡による気泡構造は独立気泡、連続気
泡、あるいはこれらの混合したものなどいずれでもよい
が、独立気泡のものが弾性、衝撃吸収性、断熱性等にす
ぐれているので、独立気泡のもの、または独立気泡の多
いものが望ましい。
【0007】上記発泡シートは架橋されているものが気
泡が均一で細かく、弾性に富み、耐熱性もよく、強度も
高いので好ましい。発泡倍率は5〜50倍のもの、厚み
は0.5〜100mmのものが実用的である。
【0008】発泡シートの片面に施す離型処理は、片面
にシリコン樹脂等の離型剤が塗布された合成樹脂フイル
ムを離型剤塗布面を外側にして発泡シートに熱融着、接
着剤等により積層するか、合成樹脂フイルムを使用する
ことなく発泡シート面に直接離型剤を塗布乾燥するなど
の方法により行うことができる。このとき、離型処理さ
れたフイルムを使用する場合は、発泡シートの幅よりも
狭い幅のものを積層する。又、離型剤だけを使用する場
合は、発泡シートの幅方向の端部には離型剤を塗布しな
いようにして発泡シートに離型剤を塗布することによ
り、離型処理が施されず発泡シートが露出した部分(以
下「非離型処理部」という)を形成できる。
【0009】このような発泡シートに積層する合成樹脂
フイルムとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン、あ
るいはこれらの混合物、又、これらとエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体等との混合物、ポリ塩化ビニル等があり、
インフレーション法、Tダイを用いて押出し成形された
フイルムを用いることができる。
【0010】フイルムの表面または発泡シート表面に塗
布する離型剤は、シリコン系、非シリコン系のもの、高
融点のワックス類、高級脂肪酸及びその塩やエステル類
等も使用できる。又、このような離型剤を使用せず、微
細な凹凸によるエンボス加工をフイルム面に施しても離
型効果を得ることができる。エンボス加工はフイルムを
発泡シートに積層する前に行っても、積層後に行っても
よい。
【0011】上記非離型処理部は発泡シートの幅方向の
片側端部に設けてもよいが、両側端部に設けるのが好ま
しく、その幅は両側でそれぞれ5〜100mm程度が好ま
しい。この幅が5mmよりも小さいと、該発泡シートの裏
面に粘着層を設けてこれを重ねたとき、端部の非離型処
理部と上にくる発泡シートの粘着層との粘着部分が少な
くて剥がれ易く、100mmよりも大きいと、逆に粘着部
分が多過ぎて剥がし難くなる。
【0012】上記発泡シートとフイルムとを積層するに
は、フイルムと発泡シートの貼り合わせ面を加熱して両
者のの貼り合わせ面が溶融状態のときに熱融着させる熱
融着法、フイルムと発泡シート面との間に溶融ポリエチ
レンを押出してラミネートする押出しラミネート法、
又、発泡シート面に予め接着剤を塗布し、フイルムをこ
の接着剤面に貼り合わせるなどの方法が採用される。こ
のうち、熱融着法による方法が溶剤ガスが発生しないの
で衛生的であり、また、接着剤の塗布・乾燥工程を必要
とせず、能率的に製造できるので好ましい。
【0013】上記離型処理された発泡シートの他面に粘
着層を設ける。粘着層としては天然ゴム、イソプレンゴ
ム、クロロプレンゴム、クロロプレン−アクリル共重合
体等の合成ゴム系、アクリル系樹脂等の感圧性粘着剤が
使用できる。又、熱融着型粘着剤は常温において粘着性
を示さないが、周囲の温度等の条件により粘着性があら
われるような場合には有効である。粘着層の積層方法も
ロールコーター、ナイフコーター等により発泡シート面
に直接塗布・乾燥する方法、別途離型紙面に塗布・乾燥
した粘着剤を発泡シートに転写する方法など、従来公知
の方法が採用される。
【0014】上記のように発泡シートの片面に、その幅
方向の端部に非離型処理部を形成しつゝ離型処理を施
し、発泡シートの他面に粘着層を設けた後、この発泡シ
ートを適宜の長さに裁断しこれを複数枚重ねると発泡シ
ートの幅方向端部は非離型処理部とその上の発泡シート
の粘着層とが接着し、位置ずれしなくなる。この重ね合
わせた複数枚の発泡シートを所定の形状に打ち抜くと、
所定形状の製品が重なって得られる。このものは1枚ず
つ容易に剥がすことができる。
【0015】次に、請求項2に記載の発明方法を説明す
る。ここで発泡シートとしては請求項1で使用したもの
と同じものが使用できる。発泡倍率、厚み等も同様のも
のを使用できる。
【0016】発泡シートに積層する合成樹脂フイルムも
請求項1で使用するものと同様のものが挙げられるが、
インフレーション法のように成形される際に幅方向に延
伸されたもの、あるいはTダイやカレンダー成形機によ
り成形されたフイルムが幅方向に延伸されたものなど、
加熱により幅方向に収縮するものであればよい。該フイ
ルムの片面には発泡シートに積層する前に、請求項1で
用いた離型剤による離型処理、又はエンボス加工を予め
施す。
【0017】請求項2の発明では、フイルムを加熱収縮
させることによりフイルム幅を発泡シート幅よりも狭く
し、発泡シートの幅方向端部に発泡シートが露出された
非離型処理部を形成する。非離型処理部は請求項1の場
合と同様、発泡シートの幅方向片側端部に設けてもよい
が、両側端部に均等に設けるのが好ましく、両側にそれ
ぞれ5mm〜100mm幅で設けるのが好ましい。この幅が
5mmよりも小さいと、該発泡シートの裏面に粘着層を設
けてこれを重ねたとき、端部の非ラミネート部と上にく
る発泡シートの粘着層との粘着部分が少なくて剥がれ易
く、100mmよりも大きいと、逆に粘着部分が多過ぎて
剥がし難くなる。
【0018】そこで、熱可塑性合成樹脂フイルムの幅は
発泡シートの幅と同じでなくとも、やや大きくてもよい
が、熱収縮により発泡シートの幅よりも小さくなること
が必要である。この両者の幅関係は、発泡シートの幅に
よりフイルムの幅と延伸率、即ち収縮率を選択すること
により、あるいはフイルム幅と延伸率により発泡シート
の幅を選択することにより決定できる。
【0019】フイルムの幅方向の延伸率は5〜30%が
好ましい。延伸率が5%よりも少ないと、発泡シート幅
よりもフイルム幅が大きいときは所望の幅に収縮するこ
とができず、発泡シートの端部にフイルムの非ラミネー
ト部を設けることができないことがある。30%よりも
多いと、所望の幅以上に収縮して製品幅が小さくなった
り、発泡シートにラミネート後も収縮作用が残り、製品
をフイルム側へ湾曲させたりすることがある。フイルム
の厚みは加熱収縮前において10〜200μm のものが
好ましい。
【0020】上記発泡シートとフイルムとを積層するに
は、熱接着により行う。ここで熱接着とは、フイルムを
加熱収縮させるとともに、発泡シートの貼り合わせ面も
加熱して両者の貼り合わせ面が溶融状態のときに熱融着
させる熱融着法と、フイルムを加熱収縮させたところで
フイルムと発泡シート面との間に溶融ポリエチレンを押
出してラミネートする押出しラミネート法とを指す。こ
のような積層方法を採用することにより、フイルム幅が
発泡シート幅と同じかやや大きくても、幅を小さくする
ためにフイルム端部をスリットする必要がない。又、フ
イルムを加熱収縮するのと、発泡シートへの貼り合わせ
が同時にできるので接着剤の塗布・乾燥が不要で、製造
工程が少なくなり、能率的に製造できる。また、接着剤
を使用しないので溶剤ガスの発生がなく衛生的である。
【0021】上記フイルムが積層された発泡シートの他
面に粘着層を設ける。粘着剤としては請求項1で使用す
るものと同様のものが使用できる。又、粘着層の積層方
法も請求項1と同様、従来公知の方法が採用される。
【0022】フイルムを幅方向に熱収縮させて発泡シー
トの片面に積層し、又はフイルムを使用せず、発泡シー
トの片面に離型剤を塗布して該発泡シートの幅方向端部
に非離型処理部を形成し、該発泡シートの他面に粘着層
を設けた後、この発泡シートを適宜の一定長さに裁断し
これを複数枚重ねると、発泡シートの幅方向端部は非離
型処理部とその上の発泡シートの粘着層とが接着し、位
置ずれしなくなる。この重ね合わせた複数枚の発泡シー
トを所定の形状に打ち抜くと、所定形状の製品が重なっ
て得られる。このものは1枚ずつ容易に剥がすことがで
きる。
【0023】請求項1及び請求項2のいずれの発明の場
合でも、積層されるフイルムが透明の場合には、発泡シ
ートに積層した後は離型処理部と非離型処理部との境界
が判り難く、後の作業に不便をきたすので離型処理部と
非離型処理部の境界にインク等で線を描いたりしてマー
キングを施しておくと、その後の加工作業において便利
である。
【作用】請求項1の発明においては、発泡シートの幅方
向端部に非離型処理部を形成するので、この発泡シート
を積み重ねたとき、該非離型処理部とこの上にくる発泡
シートの裏面の粘着層とが接着し、位置ずれを起こさな
い。積層するフイルム表面又は発泡シート表面は離型処
理したので、これを重ねて打ち抜き加工した後、製品を
容易に1枚ずつ剥がすことができる。請求項2の発明に
よると、請求項1の発明と同様の作用に加え、発泡シー
ト幅よりもフイルム幅を小さくするためのスリット加工
が不要であり、又、フイルムの収縮と発泡シートへの積
層を一工程で能率的に行うことができる。
【0024】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。 (実施例1)図1は本発明方法の実施例を示す説明図で
あり、図2は粘着性発泡シートの幅方向断面図である。
1はTダイを用いて押出し成形された厚み80μm 、幅
800mmの低密度ポリエチレンフイルムで、上面にシリ
コン樹脂溶液を塗布・乾燥することにより厚さ1μm の
離型層11を設けたものであり、赤外線ヒーター4によ
り該フイルム1表面を140℃に加熱、熔融状態として
ラミネーター5に供給する。
【0025】2は厚み5mm、幅1010mm、発泡倍率3
0倍のポリエチレンの架橋発泡シートであり、これをラ
ミネーター5へ供給し、上記熔融状態のフイルム1と熱
融着により積層し、図2に示すように幅方向の両側端部
にそれぞれ15mm幅の非離型処理部21、21を形成し
た。
【0026】別途、離型紙61表面にアクリル系感圧性
粘着剤を塗布・乾燥して粘着層6を形成したものを準備
し、この粘着層6をフイルム1が積層された面と反対側
の発泡シート2面にロール63、64の間で圧着・転写
することにより粘着層6を積層して切断刃71、切断台
72からなる切断装置7により一定長さに切断し、図2
に示すような断面を有する粘着性発泡シート3を得た。
【0027】この粘着性発泡シート3を長さ1000mm
に裁断したものを図3に示すように6枚重ねて両端部の
非離型処理部21、21とその上の粘着性発泡シート3
の粘着層6とを接着させ、所定の形状に打ち抜いた。粘
着性発泡シートを重ねてから非離型処理部以外の個所で
打ち抜いた。打ち抜きが終わるまで各粘着性発泡シート
に位置ずれは起こらず、打ち抜かれた粘着性発泡シート
3は1枚ずつ容易に剥離することができた。9は打ち抜
き部である。
【0028】(実施例2)インフレーション法で製造さ
れた厚み80μm 、幅1040mmの低密度ポリエチレン
フイルムを用いて、このフイルムの片面に実施例1と同
様の離型層を設け、赤外線ヒーターによりフイルム表面
を140℃に加熱して幅方向に収縮させ、かつ熔融状態
としてラミネーターに供給した。
【0029】実施例1で用いたものと同じ発泡倍率30
倍のポリエチレンの架橋発泡シートをラミネーターへ供
給し、上記収縮したフイルムと熱融着により積層した。
積層されたあとのフイルムの幅は970mmであり、幅方
向の両側端部にそれぞれ15mm幅の非離型処理部を有す
る発泡シートを得た。このフイルムの幅方向収縮率は
6.7%であった。
【0030】この発泡シートの他の面に実施例1と同様
にして粘着層を形成し、粘着性発泡シートを得た(図示
略)。得られた粘着性発泡シートを実施例1と同様に6
枚重ねて非離型処理部以外の個所で所定の形状に打ち抜
いた。この場合も各粘着性発泡シートには位置ずれも起
こらず、打ち抜かれた製品は1枚ずつ容易に剥離するこ
とができた。この方法によると、フイルムを熱収縮させ
るとともに、その熱によりフイルム面と発泡シート面と
を熔融状態にすることができ、製造工程が少なく能率的
に製造することができた。
【0031】
【発明の効果】本発明方法は以上の構成であり、発泡シ
ートの幅方向端部に非離型処理部を形成するので、この
発泡シートを積み重ねたとき、該非離型処理部とこの上
にくる発泡シート他の面の粘着層とが接着することによ
り、位置ずれを起こさず打ち抜き加工することができ
る。そして、発泡シート表面又はこれに積層するフイル
ム面を離型処理したので、これを複数枚重ねて打ち抜き
加工した後、製品を1枚ずつ容易に分離することができ
る。又、上記フイルムとして熱収縮性のものを使用し、
幅方向に発泡シート幅よりも狭幅に収縮させるととも
に、熱接着により発泡シートに積層する方法において
は、上記発明の効果に加え、フイルムは熱により幅方向
に収縮するので、発泡シート幅よりもフイルム幅を小さ
くするためのスリット加工をする必要がなく、この熱に
より発泡シートとフイルムとの貼り合わせ面を熔融して
熱融着により積層でき、製造を能率的に行うことができ
る。さらに、接着剤を使用しないので溶剤ガスの発生が
なく、安全で且つ衛生的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法の実施例を説明するための説明図で
ある。
【図2】本発明方法の実施例で得られた粘着性発泡シー
トの断面図である。
【図3】本発明方法の実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1:ポリエチレンフイルム 2:発泡シート 3:粘着性発泡シート 6:粘着層 9:打ち抜き部 11:離型層 21:非離型処理部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発泡シートの片面に粘着層が、他面に離
    型層が設けられてなる粘着性発泡シートを製造するにあ
    たり、発泡シートの片面に幅方向の少なくとも一端部に
    非離型処理部を形成しつゝ離型処理を施し、該発泡シー
    トの他の面に粘着層を積層し、該発泡シートを複数枚重
    ねて所定の形状に打ち抜くことを特徴とする粘着性発泡
    シートの製造方法。
  2. 【請求項2】 発泡シートの片面に粘着層が、他面に離
    型層が設けられてなる粘着性発泡シートを製造するにあ
    たり、片面に離型処理を施してなる熱収縮性合成樹脂フ
    イルムを加熱することにより該フイルムを幅方向に収縮
    させて発泡シート幅よりも狭幅にするとともに、該発泡
    シートの他面に粘着層を積層することを特徴とする粘着
    性発泡シートの製造方法。
JP29574992A 1992-11-05 1992-11-05 粘着性発泡シートの製造方法 Pending JPH06145608A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6669805B2 (en) 2001-02-16 2003-12-30 International Business Machines Corporation Drill stack formation
JP2012500314A (ja) * 2008-08-21 2012-01-05 テーザ・ソシエタス・ヨーロピア テープ状ラミネートの製造方法

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