JPH01209130A - 建築用断熱パネルの製造方法 - Google Patents
建築用断熱パネルの製造方法Info
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- JPH01209130A JPH01209130A JP63034329A JP3432988A JPH01209130A JP H01209130 A JPH01209130 A JP H01209130A JP 63034329 A JP63034329 A JP 63034329A JP 3432988 A JP3432988 A JP 3432988A JP H01209130 A JPH01209130 A JP H01209130A
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は建築用断熱パネルの製造方法に関する。
従来、家屋、ビル等の断熱施工にポリスチレン系樹脂等
の熱可塑性樹脂発泡体が使用されており、これらは例え
ば縦0.91 m、横0.91mというような一定の面
積を有する矩形状に裁断されたものが使用されている。
の熱可塑性樹脂発泡体が使用されており、これらは例え
ば縦0.91 m、横0.91mというような一定の面
積を有する矩形状に裁断されたものが使用されている。
これらの発泡体は断熱施工に際して多数の発泡体を一枚
一枚釘等により取りつけを行うため、時間的にロスが多
く施工コスト、作業性の点で問題があった。また発泡体
を一枚一枚取りつけるため、発泡体間に取りつけの際の
ズレによる隙間を生じ、断熱性の低下をきたし易いとい
う問題もあった。
一枚釘等により取りつけを行うため、時間的にロスが多
く施工コスト、作業性の点で問題があった。また発泡体
を一枚一枚取りつけるため、発泡体間に取りつけの際の
ズレによる隙間を生じ、断熱性の低下をきたし易いとい
う問題もあった。
このような不具合を解消するため、例えば発泡体間に充
填材を施すことも行われているが、更に施工コストがか
かり、作業性も低下するという欠点があった。
填材を施すことも行われているが、更に施工コストがか
かり、作業性も低下するという欠点があった。
上記従来技術の欠点を解消するため、本出願人は平板状
の熱可塑性樹脂発泡体にヒンジ部を設け、該ヒンジ部に
おいて交互に折り畳んでなる断熱施工用発泡体を提案し
先に出願したが(特願昭60−252300号)、この
様な発泡体ではヒンジ部及びパネル全体の補強のために
片面もしくは両面にフィルム状物を積層することが好ま
しい。
の熱可塑性樹脂発泡体にヒンジ部を設け、該ヒンジ部に
おいて交互に折り畳んでなる断熱施工用発泡体を提案し
先に出願したが(特願昭60−252300号)、この
様な発泡体ではヒンジ部及びパネル全体の補強のために
片面もしくは両面にフィルム状物を積層することが好ま
しい。
断熱パネルはその目的から断熱性能の優れたものが要求
されるが、この様な断熱性を高めるためには高発泡の発
泡体シートが必要となり、しかも所望の厚さの高発泡シ
ートが必要となる。しかしながら、従来の押出機より押
出された発泡体シートでは目的とする厚さ及び発泡倍率
(例えば、厚さ20mm以上かつ発泡倍率20倍以上)
のものが得られず、発泡剤量の調整、樹脂材質の選定等
によりあえて高発泡かつ厚み大のシートを製造するとシ
ートにコルゲートが生じたり、冷却した際の収縮率の大
きい発泡シートしか得られず、その結集積層するフィル
ムにシワが生じたり、一部剥離部分が生じたり等の不具
合が生じていた。特にヒンジ部において折り畳み可能な
構成を有するこの種パネルにおいてはこのシワや剥離に
よってヒンジ部においてフィルムに亀裂が生じ、更には
発泡体にも亀裂が生じる虞がある。
されるが、この様な断熱性を高めるためには高発泡の発
泡体シートが必要となり、しかも所望の厚さの高発泡シ
ートが必要となる。しかしながら、従来の押出機より押
出された発泡体シートでは目的とする厚さ及び発泡倍率
(例えば、厚さ20mm以上かつ発泡倍率20倍以上)
のものが得られず、発泡剤量の調整、樹脂材質の選定等
によりあえて高発泡かつ厚み大のシートを製造するとシ
ートにコルゲートが生じたり、冷却した際の収縮率の大
きい発泡シートしか得られず、その結集積層するフィル
ムにシワが生じたり、一部剥離部分が生じたり等の不具
合が生じていた。特にヒンジ部において折り畳み可能な
構成を有するこの種パネルにおいてはこのシワや剥離に
よってヒンジ部においてフィルムに亀裂が生じ、更には
発泡体にも亀裂が生じる虞がある。
本発明は上記従来技術の欠点を解消した優れた建築用断
熱パネルの製造方法を提供することを目的とするもので
ある。
熱パネルの製造方法を提供することを目的とするもので
ある。
即ち、本発明の製造方法は熱可塑性樹脂発泡シートの少
なくとも片面に熱可塑性樹脂フィルムを加熱圧着して積
層シートを得ると同時或いは積層シートを得た後、該積
層シートを加熱して二次発泡せしめ、次いで該積層シー
トの両面に交互の折り畳みを可能とするヒンジ部を設け
ることを特徴とするものである。
なくとも片面に熱可塑性樹脂フィルムを加熱圧着して積
層シートを得ると同時或いは積層シートを得た後、該積
層シートを加熱して二次発泡せしめ、次いで該積層シー
トの両面に交互の折り畳みを可能とするヒンジ部を設け
ることを特徴とするものである。
以下、本発明を図面を参照して説明する。
第1図は建築用パネルの製造方法の1例を略図的に示す
もので、1は熱可塑性樹脂発泡シート2(−時発泡シー
ト)を巻回した一対のロール、3は繰出機を示し、ロー
ル1は繰出機3に発泡シート2が送り出し可能となるよ
う支持されている。
もので、1は熱可塑性樹脂発泡シート2(−時発泡シー
ト)を巻回した一対のロール、3は繰出機を示し、ロー
ル1は繰出機3に発泡シート2が送り出し可能となるよ
う支持されている。
上記発泡シート2としてはポリスチレン発泡シート等の
スチレン系樹脂発泡シート、ポリエチレン発泡シート、
ポリプロピレン発泡シート、エチレン−プロピレン共重
合体発泡シート等のオレフィン系樹脂発泡シート等が挙
げられるが、スチレン系樹脂発泡シートが断熱性にすぐ
れ、安価である点において好ましい。また発泡シート2
の発泡倍率としては5〜20倍程度、その厚さとしては
1゜0〜15m++程度であることが好ましい。
スチレン系樹脂発泡シート、ポリエチレン発泡シート、
ポリプロピレン発泡シート、エチレン−プロピレン共重
合体発泡シート等のオレフィン系樹脂発泡シート等が挙
げられるが、スチレン系樹脂発泡シートが断熱性にすぐ
れ、安価である点において好ましい。また発泡シート2
の発泡倍率としては5〜20倍程度、その厚さとしては
1゜0〜15m++程度であることが好ましい。
ロール1より送り出される発泡シート2は、フィルムロ
ール4より送り出される熱可塑性樹脂フィルム5と重ね
合わせられ、次いで加熱ロール6によって加熱圧着され
て、積層シート7となる。
ール4より送り出される熱可塑性樹脂フィルム5と重ね
合わせられ、次いで加熱ロール6によって加熱圧着され
て、積層シート7となる。
この加熱圧着に際し、フィルム5を該フィルムの軟化点
〜該軟化点+100°C程度の加熱ロール6により加熱
することが好ましい。また、この場合ラインスピードは
1〜80m/winが好ましい。
〜該軟化点+100°C程度の加熱ロール6により加熱
することが好ましい。また、この場合ラインスピードは
1〜80m/winが好ましい。
熱可塑性樹脂フィルム5としてはポリスチレンフィルム
、ポリプロピレンフィルム、ポリエチレンフィルム(低
密度ポリエチレン、直鎖低密度ポリエチレン、高密度ポ
リエチレン等)、ポリエステルフィルム、ポリアミドフ
ィルム、ポリ塩化ヒニルフィルム、エチレン−ビニルア
ルコール共重合体フィルム等が挙げられる。
、ポリプロピレンフィルム、ポリエチレンフィルム(低
密度ポリエチレン、直鎖低密度ポリエチレン、高密度ポ
リエチレン等)、ポリエステルフィルム、ポリアミドフ
ィルム、ポリ塩化ヒニルフィルム、エチレン−ビニルア
ルコール共重合体フィルム等が挙げられる。
次いで、上記積層シート7が得られると同時或いは得ら
れた後に、発泡炉8により該シート7が二次発泡せしめ
られる。この際の二次発泡は、積層シート7を発泡炉8
において例えば加熱蒸気や赤外線ヒーター等により積層
シートの表面温度が85〜150°C程度になる様に加
熱して元の発泡シート2の発泡倍率の1.1〜4倍、好
ましくは1.3〜2倍(体積で)の割合に二次発泡させ
るよう行うことが好ましい。通常、二次発泡により発泡
シートは押出方向及び幅方向において一30%〜+30
%の範囲で長さが変化する(ここで、マイナスの数値は
収縮率を意味し、プラスの数値は膨張率を意味する)。
れた後に、発泡炉8により該シート7が二次発泡せしめ
られる。この際の二次発泡は、積層シート7を発泡炉8
において例えば加熱蒸気や赤外線ヒーター等により積層
シートの表面温度が85〜150°C程度になる様に加
熱して元の発泡シート2の発泡倍率の1.1〜4倍、好
ましくは1.3〜2倍(体積で)の割合に二次発泡させ
るよう行うことが好ましい。通常、二次発泡により発泡
シートは押出方向及び幅方向において一30%〜+30
%の範囲で長さが変化する(ここで、マイナスの数値は
収縮率を意味し、プラスの数値は膨張率を意味する)。
そしてこれにより厚みが増加することになる。この様な
挙動をなす発泡シートは種々な方法により得ることがで
きるが、押出機より環状ダイを用いてブローアツプ比2
.4〜6.6とし筒状に押出発泡成形し、その成形途上
で押出方向の1箇所を切り開きシート状にして得られた
ものが好ましい。
挙動をなす発泡シートは種々な方法により得ることがで
きるが、押出機より環状ダイを用いてブローアツプ比2
.4〜6.6とし筒状に押出発泡成形し、その成形途上
で押出方向の1箇所を切り開きシート状にして得られた
ものが好ましい。
上記の如く、積層シート7を得た後に二次発泡を行って
厚物で高発泡倍率の積層シー)7aを得る場合は、積層
シート7を構成する発泡シート2を無理に高発泡シート
状に成形しておく必要がないので発泡シート2にコルゲ
ートが存在しないばかりか冷却時の収縮が小さい。これ
によって積層されるフィルム5に皺が生じたり、一部剥
離部分が生したりすることがない。
厚物で高発泡倍率の積層シー)7aを得る場合は、積層
シート7を構成する発泡シート2を無理に高発泡シート
状に成形しておく必要がないので発泡シート2にコルゲ
ートが存在しないばかりか冷却時の収縮が小さい。これ
によって積層されるフィルム5に皺が生じたり、一部剥
離部分が生したりすることがない。
また、積層シート7を得た後に二次発泡を行って厚物で
高発泡倍率の積層シー)7aを得る場合において、積層
シート7への加熱の程度を部分的に変えて表面に凹凸を
形成させたとしても、発泡シート2とフィルム5との接
層強度に優れた凹凸表面を有する積層シー)7aを得る
ことが可能となり、ひいては本発明により得られるパネ
ルの用途を広げることができる。これらのパネルの用途
としては、凹凸を全面に設けた場合には防滑性に優れた
パネルとなって断熱屋根下地材として好適に用いられ、
また端部とそれ以外の部分に段差を設けて合法り部を形
成させたものは、合法り部の強度に優れたパネルとなっ
て建築物の各種断熱の用途に好適に用いられる。
高発泡倍率の積層シー)7aを得る場合において、積層
シート7への加熱の程度を部分的に変えて表面に凹凸を
形成させたとしても、発泡シート2とフィルム5との接
層強度に優れた凹凸表面を有する積層シー)7aを得る
ことが可能となり、ひいては本発明により得られるパネ
ルの用途を広げることができる。これらのパネルの用途
としては、凹凸を全面に設けた場合には防滑性に優れた
パネルとなって断熱屋根下地材として好適に用いられ、
また端部とそれ以外の部分に段差を設けて合法り部を形
成させたものは、合法り部の強度に優れたパネルとなっ
て建築物の各種断熱の用途に好適に用いられる。
尚、第1図に示される工程例においては発泡炉8による
二次発泡が積層シート7が得られた後に行う態様のもの
が示されているが、積層シート7が得られると同時に二
次発泡を行う際には、特に図示しないが加熱ロール6等
の温度をやや高めに設定してこのロール6の熱にて二次
発泡を行えばよい。このように積層シート7を得ると同
時に二次発泡する場合もまた、積層シートマを構成する
発泡シート2を無理に高発泡シート状に成形しておく必
要がないので発泡シート2にコルゲートが存在しないば
かりか冷却時の収縮が小さい。これによって積層される
フィルム5に皺が生じたり、一部剥離部分が生じたりす
ることがない。
二次発泡が積層シート7が得られた後に行う態様のもの
が示されているが、積層シート7が得られると同時に二
次発泡を行う際には、特に図示しないが加熱ロール6等
の温度をやや高めに設定してこのロール6の熱にて二次
発泡を行えばよい。このように積層シート7を得ると同
時に二次発泡する場合もまた、積層シートマを構成する
発泡シート2を無理に高発泡シート状に成形しておく必
要がないので発泡シート2にコルゲートが存在しないば
かりか冷却時の収縮が小さい。これによって積層される
フィルム5に皺が生じたり、一部剥離部分が生じたりす
ることがない。
二次発泡された積層シー)7aは針穴加工ロール9によ
り複数の針穴10が穿設された後、ヒンジ加工ロール1
1によって第2図に示す如(シート両面に交互に設けら
れたヒンジ部12が形成される。
り複数の針穴10が穿設された後、ヒンジ加工ロール1
1によって第2図に示す如(シート両面に交互に設けら
れたヒンジ部12が形成される。
またシート7aの表面には多数の針穴10が設けられて
いるが、咳針穴10は透湿性を向上させるために必要に
応じて設けるものであり、熱可塑性樹脂フィルム5の透
湿性が高い場合には必ずしも設けなくてもよい。
いるが、咳針穴10は透湿性を向上させるために必要に
応じて設けるものであり、熱可塑性樹脂フィルム5の透
湿性が高い場合には必ずしも設けなくてもよい。
本発明においてはヒンジ部12の加工を行った後、必要
によりシート幅方向の両端縁部に合法りロールによって
隣接するパネルと隙間なく接続するための合法り部を加
工しても良い。
によりシート幅方向の両端縁部に合法りロールによって
隣接するパネルと隙間なく接続するための合法り部を加
工しても良い。
次いで、切断刃13によって所定の長さに切断しするこ
とにより本発明製造方法による建築用断熱パネル14が
得られ、ヒンジ部12において交互に折り畳んだ後、包
装してから製品として出荷される。
とにより本発明製造方法による建築用断熱パネル14が
得られ、ヒンジ部12において交互に折り畳んだ後、包
装してから製品として出荷される。
尚、上記の例では熱可塑性樹脂フィルム5を発泡シート
2の両面に加熱圧着する態様について示したが、該フィ
ルム5を発泡シート2の片面に加熱圧着してもよい。
2の両面に加熱圧着する態様について示したが、該フィ
ルム5を発泡シート2の片面に加熱圧着してもよい。
以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明する。
押出機よりブローアンプ比4.2で筒状に押出発泡形成
し、その成形途上で押出方向の一箇所を切り開いて得た
ポリスチレン発泡シート(製造4日後、厚さ4.5 m
m、発泡倍率16倍)の内面を150°Cの加熱ロール
により加熱した後、この発泡シートの両面にポリスチレ
ンフィルム(厚さ50μ)を重ね合わせ、150°Cに
加熱された加熱ロールによりフィルムを圧着した。この
積層シートを加熱炉内(赤外線ヒーターの設定温度を2
00°Cとした)で加熱して元の発泡シートの発泡倍率
の1.5倍の発泡倍率を有するシートに二次発泡せしめ
た。この時のラインスピードは8m/minであった。
し、その成形途上で押出方向の一箇所を切り開いて得た
ポリスチレン発泡シート(製造4日後、厚さ4.5 m
m、発泡倍率16倍)の内面を150°Cの加熱ロール
により加熱した後、この発泡シートの両面にポリスチレ
ンフィルム(厚さ50μ)を重ね合わせ、150°Cに
加熱された加熱ロールによりフィルムを圧着した。この
積層シートを加熱炉内(赤外線ヒーターの設定温度を2
00°Cとした)で加熱して元の発泡シートの発泡倍率
の1.5倍の発泡倍率を有するシートに二次発泡せしめ
た。この時のラインスピードは8m/minであった。
次に上記積層シートに50cm間隔でヒンジ部を交互に
形成した後、切断して長さ15mのパネルとし、ヒンジ
部により交互に折り畳んだ。得られたパネルはフィルム
と発泡体シートが強固に接着されており、パネル表面に
シワの発生はなく又、変型なるヒンジ部の折り曲げに対
しても亀裂を生じることはなかった。
形成した後、切断して長さ15mのパネルとし、ヒンジ
部により交互に折り畳んだ。得られたパネルはフィルム
と発泡体シートが強固に接着されており、パネル表面に
シワの発生はなく又、変型なるヒンジ部の折り曲げに対
しても亀裂を生じることはなかった。
以上説明したように本発明製造方法によれば、発泡シー
トにフィルムを積層すると同時又は積層した後に積層シ
ートを二次発泡せしめるため、パネル表面にシワの発生
、フィルムの剥離等の不具合がなく優れたパネルを容易
に製造できるものである。
トにフィルムを積層すると同時又は積層した後に積層シ
ートを二次発泡せしめるため、パネル表面にシワの発生
、フィルムの剥離等の不具合がなく優れたパネルを容易
に製造できるものである。
また二次発泡させるため、断熱性に富んだ所望の厚みの
パネルを容易に製造することが可能となる。
パネルを容易に製造することが可能となる。
更に、積層シート7を得た後に二次発泡を行って厚物で
高発泡倍率の積層シート7aを得る場合において、積層
シート7への加熱の程度を部分的に変えて表面に凹凸を
形成させたとしても、発泡シート2とフィルム5との接
着強度に優れた凹凸表面を有する積層シー)7aを得る
ことが可能となり、ひいては本発明により得られるパネ
ルの用途を広げることができる。これらのパネルの用途
としては、凹凸を全面に設けた場合には防滑性に優れた
パネルとなって断熱屋根下地材として好適に用いられ、
また端部とそれ以外の部分に段差を設けて合決り部を形
成させたものは、合決り部の強度に優れたパネルとなっ
て建築物の各種断熱の用途に好適に用いられる。
高発泡倍率の積層シート7aを得る場合において、積層
シート7への加熱の程度を部分的に変えて表面に凹凸を
形成させたとしても、発泡シート2とフィルム5との接
着強度に優れた凹凸表面を有する積層シー)7aを得る
ことが可能となり、ひいては本発明により得られるパネ
ルの用途を広げることができる。これらのパネルの用途
としては、凹凸を全面に設けた場合には防滑性に優れた
パネルとなって断熱屋根下地材として好適に用いられ、
また端部とそれ以外の部分に段差を設けて合決り部を形
成させたものは、合決り部の強度に優れたパネルとなっ
て建築物の各種断熱の用途に好適に用いられる。
更にまた、フィルムを加熱圧着にて積層するため、フィ
ルムの厚み及び種類の選択が広く行え、又裏面に印刷が
施されたフィルムを積層できるため、多様のパネルを製
造できる等積々の効果を有するものである。
ルムの厚み及び種類の選択が広く行え、又裏面に印刷が
施されたフィルムを積層できるため、多様のパネルを製
造できる等積々の効果を有するものである。
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は本発明方
法の工程略図、第2図は本発明製造方法においてヒンジ
部を形成した積層シートの一例を示す要部斜視図である
。 2・・・熱可塑性樹脂発泡シート 5・・・熱可塑性樹脂フィルム 7.7a ・・積層シート 12・・・ヒンジ部 14・・・建築用断熱パネル
法の工程略図、第2図は本発明製造方法においてヒンジ
部を形成した積層シートの一例を示す要部斜視図である
。 2・・・熱可塑性樹脂発泡シート 5・・・熱可塑性樹脂フィルム 7.7a ・・積層シート 12・・・ヒンジ部 14・・・建築用断熱パネル
Claims (1)
- 熱可塑性樹脂発泡シートの少なくとも片面に熱可塑性樹
脂フィルムを加熱圧着して積層シートを得ると同時或い
は積層シートを得た後、該積層シートを加熱して二次発
泡せしめ、次いで該積層シートの両面に交互の折り畳み
を可能とするヒンジ部を設けることを特徴とする建築用
断熱パネルの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63034329A JPH01209130A (ja) | 1988-02-17 | 1988-02-17 | 建築用断熱パネルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63034329A JPH01209130A (ja) | 1988-02-17 | 1988-02-17 | 建築用断熱パネルの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01209130A true JPH01209130A (ja) | 1989-08-22 |
Family
ID=12411114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63034329A Pending JPH01209130A (ja) | 1988-02-17 | 1988-02-17 | 建築用断熱パネルの製造方法 |
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Country | Link |
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JP (1) | JPH01209130A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE9404582U1 (de) * | 1994-03-18 | 1994-05-19 | Bauglasindustrie Gmbh, 66839 Schmelz | Tafelförmiges Bauelement zum Isolieren der Außenwände von Bauwerken und Isolierwand aus Bauelementen |
WO2004103695A1 (en) * | 2003-05-16 | 2004-12-02 | Owens Corning | Foldable insulating element for engine cover |
JP2012030401A (ja) * | 2010-07-28 | 2012-02-16 | Toyota Boshoku Corp | 多層発泡基材及びその製造方法 |
JP2012045910A (ja) * | 2010-08-30 | 2012-03-08 | Sekisui Plastics Co Ltd | 複合板及びその製造方法 |
JP2012045911A (ja) * | 2010-08-30 | 2012-03-08 | Sekisui Plastics Co Ltd | 複合板及びその製造方法 |
WO2022113999A1 (ja) * | 2020-11-27 | 2022-06-02 | キョーラク株式会社 | パネルの製造方法 |
-
1988
- 1988-02-17 JP JP63034329A patent/JPH01209130A/ja active Pending
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---|---|---|---|---|
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WO2022113999A1 (ja) * | 2020-11-27 | 2022-06-02 | キョーラク株式会社 | パネルの製造方法 |
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