JPS6230092B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6230092B2
JPS6230092B2 JP57194006A JP19400682A JPS6230092B2 JP S6230092 B2 JPS6230092 B2 JP S6230092B2 JP 57194006 A JP57194006 A JP 57194006A JP 19400682 A JP19400682 A JP 19400682A JP S6230092 B2 JPS6230092 B2 JP S6230092B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
foamed
film
laminated
roll
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP57194006A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5983654A (ja
Inventor
Sadao Sugimura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Kasei Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Plastics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Plastics Co Ltd filed Critical Sekisui Plastics Co Ltd
Priority to JP57194006A priority Critical patent/JPS5983654A/ja
Publication of JPS5983654A publication Critical patent/JPS5983654A/ja
Publication of JPS6230092B2 publication Critical patent/JPS6230092B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は積層シートの製造方法に関し、詳し
くは熱可塑性樹脂の発泡シートを含む3種類の合
成樹脂シートを連続的に能率良く積層できる方法
を提供しようとしている。
従来より発泡ポリスチレンシート等の熱可塑性
樹脂の発泡シートに対して非発泡フイルムを積層
する方法としては、発泡シートと非発泡フイルム
とを加熱ロールにて押圧加熱し、熱接着にて積層
する、熱ロールプレス方式が採用されている。
ところが上記方法の場合、加熱ロール側に非発
泡フイルムの外側面(接着面の反対側面)を当接
して加熱するので、フイルムが厚くなると充分な
加熱ができず熱接着による積層は困難であつた。
特に発泡シートと発泡シートとの積層に上記熱ロ
ールプレス方式を用いることは不可能である。
従つて発泡シートと発泡シートとの積層にはフ
レームラミ等の方法が採用されているが、この方
法では、発泡シートと収縮性非発泡フイルムの積
層ができない欠点があり、また積層能率も良くな
かつた。
そのため、発泡シート+非発泡フイルム+発泡
シートからなる積層シート、あるいは発泡シート
+非発泡フイルム+非発泡フイルムまたはシート
からなる積層シート等の3層シートを製造するに
は、上記各種の積層方法度を組合せたり、複数の
工程および積層装置を設ける必要があり、作業が
非常に面倒でコスト的にも高価になつていた。
そこでこの発明方法においては、上記従来の問
題を解消し、発泡シートを含む3層の複層シート
を能率良く製造できる方法を開発したものであ
り、その構成としては、熱可塑樹脂の発泡シート
と熱可塑性樹脂の非発泡フイルムとを重ね合せ、
加熱ロールとニツプロール間で押圧加熱して上記
発泡シートと非発泡フイルムとを熱接着し積層し
た後、積層されたシートを一対のロール間を通過
させる際に、非発泡フイルムとロールとの間に、
ホツトメルト型接着剤を積層面に塗布した合成樹
脂シートあるいはフイルムを送給し、冷却ロール
にて前記積層されたシートと合成樹脂シートある
いはフイルムとを押圧し、前記加熱時の余熱で両
者を熱接着することを特徴としている。
次いでこの発明の実施態様について実施に用い
る装置と共に、図を参照しながら以下に例示す
る。
まず、図示した実施例においては、ベース素材
となる比較的厚めの発泡ポリスチレンシートA
に、ハイインパクトポリスチレンフイルム等によ
る薄手の非発泡フイルムBを積層し、さらにその
上に柔軟な発泡ポリエチレンシートCを積層し
て、上記3層からなる複層シートを製造する場合
を示している。
10は加熱ロール、11は上記加熱ロールに相
対向して押圧可能なニツプロールであり、両ロー
ル10,11間に発泡シートAおよび非発泡フイ
ルムBを挾み込んで加熱押圧し熱接着にて積層す
る。なお非発泡フイルムBは加熱ロールに上方か
ら一定区間巻き付くようにして供給され、加熱ロ
ール10に対する当接時間を長くとつて充分な加
熱が行なえるようにしている。
次に12,13は相対向する一対のロールであ
つて、前記加熱ロール10に続いて設けてあり熱
接着された発泡シートAと非発泡フイルムBとを
挾み込んで冷却し、両シートまたはフイルムA,
Bを完全に固着する為のものである。
上記装置および方法自体は従来の2層シートの
積層方法と同様のものである。そしてこの発明方
法の特徴としては、上記ロール12,13間にお
いて、送り込まれた発泡シートAと非発泡フイル
ムBの上方に重ねて、別の合成樹脂シートまたは
フイルム、例えば柔軟な発泡ポリエチレンシート
Cを供給して前記非発泡フイルムB上に積層する
ものである。
なお発泡シートCの積層面側にはエチレン−酢
酸ビニル樹脂(EVA)系等のホツトメルト型接
着剤Dを塗布してあり、上記接着剤Dの介在によ
つて非発泡フイルムBと発泡シートCとを接着す
るものである。
即ち、ロール12,13間に非発泡フイルムB
と発泡シートCとを挾み込んで押圧すると、前記
加熱ロール10にて加熱された非発泡フイルムB
および発泡シートA側の熱にてホツトメルト型接
着剤Dを溶融し、発泡シートCと非発泡フイルム
Bとを押圧接着すると同時にロール12,13に
て冷却し、両者B,Cを完全に積層するものであ
る。
なお14,14は引取りロールであり、3層の
シートが積層された積層シートを引取つて、回収
したりさらに後続の成形装置への直接送り込んだ
りするためのものである(第1図参照)。
以上のごとき方法のうち、発泡シートAとして
は、ポリスチレン・ポリエチレン・ポリプロピレ
ン等の各種熱可塑性樹脂からなる発泡シートが用
いられ、非発泡フイルムBとしては、ハイインパ
クトポリスチレンフイルム・延伸ポリスチレンフ
イルム・ポリエチレンフイルム等の各種熱可塑性
樹脂フイルムが用いられる。なお上記発泡シート
Aと非発泡フイルムBとの組合せとしては、互い
に熱接着可能な素材同士を組合せて使用するもの
とする。
そして発泡シートCとしては、柔軟な発泡ポリ
エチレンシートのほか前記発泡シートAと同様の
熱可塑性樹脂あるいはその他の合成樹脂からなる
シートが使用でき、特に当該発泡シートCの場合
には接着剤Dを介して積層するので非発泡フイル
ムBとの直接の熱接着性は必要ない。また発泡シ
ートCに代えて、非発泡のシートあるいはフイル
ムC′をロール12,13間へ送り込めば、発泡
シートA+非発泡フイルムB+非発泡シートある
いはフイルムC′からなる3層の積層シートを製
造することもできる。上記非発泡フイルムあるい
はフイルムC′としては、無延伸ポリプロピレ
ン・ハイインパクトポリスチレン・ポリエチレ
ン・延伸ポリスチレンその他の各種合成樹脂から
なるものが使用できる(第3図参照)。
またホツトメルト型の接着剤Dとしては、エチ
レン−酢酸ビニル樹脂その他の熱可塑性樹脂系の
接着剤、あるいはゴム系その他既知の各種接着剤
が使用でき、接着剤Dの接着温度としては約80〜
180℃の範囲である。
例えば、実施例のごとく発泡シートAとして発
泡ポリスチレンシートを用い、非発泡フイルムB
としてハイインパクトポリスチレンフイルム等を
用い、発泡シートCとして柔軟なポリエチレンシ
ートを用い、さらに接着剤DとしてEVA系の接
着剤を組合せれば好適に実施でき、二種類の発泡
シートAとCの異なる性質を組合せて独特の緩衝
効果を発揮させたり、非発泡フイルムBにて良好
なガスバリヤー性を付与したりでき、また非発泡
フイルムBに印刷を施しておくことによつて発泡
シートAあるいは発泡シートCを通して印刷模様
を現出させることもできる(第2図参照)。
次に前記装置としては、例えば加熱ロール10
および発泡シートC側のロール12の径が300
φ、ニツプロール11および発泡シートA側の冷
却ロール13の径が200φ、さらに引取りロール
14,14の径が何れも150φで実施できる。
次に第4図に示す変更例は、加熱ロール10の
手前に、送り込みロール15を設けてあり、前記
実施例のように非発泡フイルムBを上方から加熱
ロール10に直接沿わせて供給するのではなく、
送り込みロール15の位置から非発泡フイルムB
を発泡シートAに重ね合せた状態のまま水平方向
から加熱ロール10とニツプロール11間へと供
給するものである。
上記方法は、非発泡フイルムBとして延伸ポリ
スチレンフイルムあるいは延伸ポリプロピレンフ
イルムのように延伸加工を施されたものを用いる
場合に好適となる。
即ち、前記実施例(第1図参照)の場合には、
非発泡フイルムBが発泡シートAとの積層前の段
階で加熱ロール10に一定時間当接されるので、
延伸のかかつたフイルムであると、その間に収縮
を起してしまい、シワが発生したり延伸加工の効
果が無くなる欠点が生じる。
その点、変更例(第4図参照)の場合には、非
発泡フイルムBは加熱ロール10にて加熱される
と同時にニツプロール11との間で押圧されて、
発泡シートAと積層されてしまうので、加熱によ
る収縮は全く生じず好適である。
以上のごとく構成されたこの発明方法によれ
ば、発泡シートA+非発泡フイルムB+発泡シー
トCあるいは発泡シートA+非発泡フイルムB+
非発泡シートあるいはフイルムC′の3層からな
る積層シートを連続的に能率良く製造できること
になる。
即ち加熱ロール10にて非発泡フイルムB側か
ら加熱して発泡シートAと非発泡フイルムBを積
層した後、ロール12,13にてホツトメルト型
接着剤Dを塗布した別の発泡シートCまたは非発
泡シートあるいはフイルムC′を非発泡フイルム
B上へ重ね合せて押圧し、前工程における加熱に
よる余熱を利用して熱接着し、直ちにロール1
2,13で冷却して、3層A,B,Cを完全に積
層するものであるから、従来の発泡シートA+非
発泡フイルムBの2層の積層装置とほぼ同一の装
置を使用できることになり、設備は簡単でしかも
積層能率は3層の積層であるのにかかわらず非常
に能率的である。
特に非発泡フイルムBの上面側に加熱ロール1
0を当接して加熱した後、当該非発泡フイルムB
の加熱面側にホツトメルト型接着剤Dを介して合
成樹脂シートまたはフイルムC,C′を熱接着す
るので、加熱効率が非常に良くなり、ホツトメル
ト型接着剤D用の特別な加熱手段を用いずとも充
分に接着作用を果せることができると共に、発泡
シートA等へ余分な熱が伝わることもなくなり、
発泡シートA等の不必要な発泡や変質の心配もな
い。
従つて発泡シートを含む3層からなる積層シー
トを能率良く安価に製造できる方法として種々の
長所を発揮する好適な積層シートの製造方法であ
る。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の実施態様を例示するものであ
り、第1図は製造装置の概略正面図、第2図は積
層されたシートの断面図、第3図は変更例の断面
図、第4図は装置の変更例の概略正面図である。 10……加熱ロール、11……ニツプロール、
12,13……ロール、14,14……引取りロ
ール、A……発泡シート、B……非発泡フイル
ム、C,C′……合成樹脂シートあるいはフイル
ム、D……ホツトメルト型接着剤。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 熱可塑樹脂の発泡シートと熱可塑性樹脂の非
    発泡フイルムとを重ね合せ、加熱ロールとニツプ
    ロール間で押圧加熱して上記発泡シートと非発泡
    フイルムとを熱接着し積層した後、積層されたシ
    ートを一対のロール間を通過させる際に、非発泡
    フイルムとロールとの間に、ホツトメルト型接着
    剤を積層面に塗布した合成樹脂シートあるいはフ
    イルムを送給し、冷却ロールにて前記積層された
    シートと合成樹脂シートあるいはフイルムとを押
    圧し、前記加熱時の余熱で両者を熱接着すること
    を特徴とする積層シートの製造方法。 2 合成樹脂シートが発泡シートである上記特許
    請求の範囲第1項記載の積層シートの製造方法。 3 合成樹脂シートあるいはフイルムが非発泡シ
    ートあるいはフイルムである上記特許請求の範囲
    第2項記載の積層シートの製造方法。
JP57194006A 1982-11-04 1982-11-04 積層シ−トの製造方法 Granted JPS5983654A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57194006A JPS5983654A (ja) 1982-11-04 1982-11-04 積層シ−トの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57194006A JPS5983654A (ja) 1982-11-04 1982-11-04 積層シ−トの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5983654A JPS5983654A (ja) 1984-05-15
JPS6230092B2 true JPS6230092B2 (ja) 1987-06-30

Family

ID=16317398

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57194006A Granted JPS5983654A (ja) 1982-11-04 1982-11-04 積層シ−トの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5983654A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5983654A (ja) 1984-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3466212A (en) Quilted film process
JPS6230092B2 (ja)
JPH01117669U (ja)
JPS5835467B2 (ja) 複層シ−トの製造方法
JPH09272185A (ja) 不織布を用いたプラスチック複合シート及びその製造方法
JPH01276694A (ja) プリント基板カバーレイフィルム押圧用シート
JPS6143188B2 (ja)
JPS6238134B2 (ja)
KR100825638B1 (ko) 합성수지 필름 봉투 제조방법
JPH01199876A (ja) 緩衝シートの製造方法
JP3182456B2 (ja) 金属樹脂積層体の製造方法
JP4672150B2 (ja) 発泡装飾シートの製造方法
JP3439792B2 (ja) 包装材料の製造方法
JPS61290039A (ja) 複合フイルムの製造方法および複合フイルムの製造装置
TWI276533B (en) Method of fabricating a polyimide-metal laminate
KR960010139B1 (ko) 알루미늄 샌드위치 패널의 제조방법
WO1995023698A1 (en) Method of laminating a reverse ink jet printed transparent multilayer film to a carrier film and laminate obtained therewith
JPH06145608A (ja) 粘着性発泡シートの製造方法
JPS5949957A (ja) 積層シ−トの製造方法
JP2605822B2 (ja) エンボス潰れ防止方法
JP2005047041A (ja) 袋の製造方法及び袋
JPS6319345B2 (ja)
JPS6132978Y2 (ja)
KR100557244B1 (ko) 엠보무늬 보호용 라미네이트 필름
JPH08174696A (ja) 印刷が施されたオレフィン系樹脂シートの製造方法