JPH06143673A - 電子写真装置 - Google Patents

電子写真装置

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JPH06143673A
JPH06143673A JP4295354A JP29535492A JPH06143673A JP H06143673 A JPH06143673 A JP H06143673A JP 4295354 A JP4295354 A JP 4295354A JP 29535492 A JP29535492 A JP 29535492A JP H06143673 A JPH06143673 A JP H06143673A
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JP
Japan
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resolution
scanning
control
heating element
scanner motor
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JP4295354A
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Kiyoshi Muto
清 武藤
Nobumasa Ozeki
信賢 尾関
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 印刷の解像度を少なくとも高解像度と低解像
度との2種類に切り換えることのできるレーザプリンタ
において、無駄な電力が消費せず、省電力化を図ること
ができるレーザプリンタを提供すること。 【構成】 印刷開始信号が出力されると(S1:YE
S)スキャナモータの回転が開始され(S2)、解像度
切換スイッチにより高解像度が設定されていれば(S
3:YES)、スキャナモータが第2回転速度にて回転
制御される(S4)と共にスキャナモータの回転開始か
ら第2待機時間の経過後にヒータが点灯される(S
8)。解像度切換スイッチにより低解像度が設定されて
いれば(S3:NO)、スキャナモータが第1回転速度
にて回転制御される(S6)と共にスキャナモータの回
転開始から第1待機時間の経過後にヒータが点灯される
(S8)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光体上を走査するレ
ーザ光の走査速度を変えることによって印刷の解像度を
切り換えることのできる電子写真装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レーザプリンタ等の電子写真装置
は、ホストコンピュータ等の外部装置から文字データや
制御データ等を受信して印刷データを作成するデータ制
御部と、データ制御部が作成した印刷データを受信して
印刷用紙上に印刷を行うエンジン部とから構成されてい
る。
【0003】そのエンジン部は、印刷データに基づいて
レーザ光を発光するレーザ発生手段と、スキャナモータ
により一定の速度で回転し、レーザ発生手段が発光した
レーザ光を反射してレーザ光により感光体上を走査する
ポリゴンミラーと、レーザ光により走査された感光体に
トナー像を形成する現像部と、そのトナー像を印刷用紙
上に転写する転写部と、印刷用紙に転写されたトナー像
を加熱するヒータを内蔵し、トナー像を印刷用紙上に定
着する熱定着部と、これら各部材を制御するエンジン制
御部とからなる。
【0004】そして、エンジン制御部は、データ制御部
から印刷開始信号を受信すると、スキャナモータの回転
を開始すると共に熱定着部内のヒータを点灯し、スキャ
ナモータの回転速度が所定の速度に達し、かつ熱定着部
の温度が所定の温度に達した時点で、データ制御部へ印
刷データの送信を許可し、データ制御部から送信された
印刷データを受信し、その印刷データに基づいてレーザ
発生手段にレーザ光を発生させて感光体上を走査し、現
像部により感光体上にトナー像を形成し、転写部、熱定
着部により印刷用紙上にトナー像を定着して印刷を行っ
ている。
【0005】また、上記電子写真装置では、近年、印刷
の高解像度化が要求されている。そこで、装置本体に設
けられているスイッチまたは外部装置からの指令に基づ
いて、低解像度と高解像度とに切り替え可能な電子写真
装置が作成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、低解像
度と高解像度とに切り替え可能な電子写真装置におい
て、高解像度が設定されると、エンジン制御部は、スキ
ャナモータを高速で回転させなければならないため、印
刷開始信号を受信してスキャナモータの回転を開始する
と共にヒータの点灯を開始すると、スキャナモータの回
転速度が所定の高速度に達する前に熱定着部の温度が所
定の温度に達する。
【0007】従って、熱定着部の温度が所定の温度に達
してからスキャナモータの回転速度が所定の高速度に達
するまでの間は印刷を行うことができないにもかかわら
ず、熱定着部の温度を印刷が可能な温度に保つためにヒ
ータを点灯し続けなければならず、その間、ヒータによ
り無駄な電力が消費されてしまうという問題点がある。
【0008】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、印刷の解像度を少なくとも高解
像度と低解像度との2種類に切り換えることのできる電
子写真装置において、無駄な電力が消費せず、省電力化
を図ることができる電子写真装置を提供することを目的
としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の電子写真装置は、感光体を露光するためのレ
ーザ光を発光するレーザ発生手段と、そのレーザ発生手
段により発光されたレーザ光にて感光体上を走査する走
査手段と、レーザ光により走査された感光体上に形成さ
れ、印刷用紙上に転写されたトナー像を溶融固着する発
熱体とを備え、印刷指令に基づいて前記走査手段による
走査が開始されると共に発熱体の加熱制御が開始される
電子写真装置であって、印刷解像度を少なくとも高解像
度と低解像度との2種類に設定する解像度設定手段と、
その解像度設定手段により設定された解像度に応じて前
記走査手段の走査速度を変更する走査制御手段と、解像
度設定手段により低解像度に設定された場合には前記印
刷指令から第1時間経過後に前記発熱体の加熱制御を開
始し、高解像度に設定された場合には印刷指令から前記
第1時間よりも長い第2時間経過後に発熱体の加熱制御
を開始する発熱体制御手段とを備えたものである。
【0010】尚、前記走査手段は、前記レーザ光を反射
し、その反射光にて感光体上を走査するポリゴンミラー
と、そのポリゴンミラーを回転駆動するスキャナモータ
とからなり、前記発熱体制御手段は、スキャナモータの
回転開始から第1時間または第2時間経過後に発熱体の
加熱制御を開始することが望ましい。
【0011】
【作用】上記の構成を有する本発明の電子写真装置にお
いて、印刷指令に基づいて走査手段による走査が開始さ
れると共に発熱体の加熱制御が開始されるが、その際、
発熱制御手段は、解像度設定手段により低解像度に設定
された場合には前記印刷指令から第1時間経過後に前記
発熱体の加熱制御を開始し、高解像度に設定された場合
には印刷指令から前記第1時間よりも長い第2時間経過
後に発熱体の加熱制御を開始する。
【0012】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。本実施例は本発明の電子写真装置を
レーザプリンタに適用したものである。
【0013】図1はレーザプリンタの概略構成を示すも
のである。レーザプリンタは機体1内の下部に給紙装置
11を備えており、印刷用紙Pは給紙装置11の給紙ロ
ーラ11aにより画像形成部15に向けて送り出され
る。給紙装置11の用紙搬送方向下流側にはガイド1
2、レジスト前センサ13、レジストローラ対14が順
次配置されている。
【0014】給紙ローラ11aにより給送された印刷用
紙Pは、ガイド12に案内されつつレジストローラ対1
4に送られる。レジストローラ対14は、レジスト前セ
ンサ13により印刷用紙Pの通過が検出された後、所定
時間経過すると回転を開始する。印刷用紙はレジストロ
ーラ対14の回転接触位置で斜行を矯正された後、レジ
ストローラ対14の回転動作に伴ってレジストローラ対
14に挟まれながら用紙搬送方向下流側へ送り出され
る。
【0015】レジストローラ対14の用紙搬送方向下流
側には、対向して用紙経路を形成するガイド16、感光
体ドラム20と対向して印刷用紙Pが感光体ドラム20
に密着するように印刷用紙Pを案内する転写前ローラ1
7が順次配置されており、印刷用紙Pはレジストローラ
対14により送り出された後、前記ガイド16及び転写
前ローラ17に案内されながら画像形成部15へと給送
される。
【0016】機体1内部の左上部から略中央部には画像
形成部15が配置されており、画像形成部15は、本発
明の感光体を構成するドラム状に形成された感光体ドラ
ム20と、感光体ドラム20上に静電潜像を形成するた
めに露光を行うスキャナユニット21と、露光によって
形成された静電潜像を現像する現像装置22と、現像さ
れた静電潜像を印刷用紙Pに転写する転写帯電器18
と、転写後に印刷用紙Pを感光体ドラム20から剥離す
るために印刷用紙Pの除電を行う除電器19とから構成
されている。この画像形成部15に給送された印刷用紙
Pは、感光体ドラム20上に形成されたトナー像が転写
された状態で送り出される。
【0017】スキャナユニット21は、図3に示すよう
に、モータ駆動回路51と、本発明の走査手段を構成す
るスキャナモータ52及びポリゴンミラー53と、本発
明のレーザ発生手段を構成するレーザ駆動回路54及び
レーザ55から構成されている。
【0018】モータ駆動回路51は後述に制御装置40
と接続されており、制御装置40から出力される信号に
従ってスキャナモータ52の回転制御を行う。低解像度
での印刷時にはスキャナモータ52は第1回転速度v1
で回転し、高解像度での印刷時には第1回転速度v1よ
り速い第2回転速度v2で回転される。尚、スキャナモ
ータ52には、その回転速度を検出する速度センサ56
が接続されており、速度センサ56は、検出したスキャ
ナモータ52の速度を制御装置40に出力する。
【0019】スキャナモータ52にはポリゴンミラー5
3が取り付けられており、このポリゴンミラー53によ
りレーザ55から発光されるレーザ光が感光体ドラム2
0に向かって反射され、このレーザ光により感光体ドラ
ム20上が走査される。レーザ駆動回路54は制御装置
40から出力される信号に従ってレーザ55の点灯・消
灯を制御するとともにレーザ55から出力されるレーザ
光の出力パワーを制御する回路である。
【0020】画像形成部15の用紙搬送方向下流側に
は、搬送ガイド部23、熱定着装置24が順次配設され
ており、画像形成部15から送り出された印刷用紙P
は、搬送ガイド部23上を案内されながら熱定着装置2
4へと搬送される。熱定着装置24の用紙搬送方向下流
側には、排紙部27、排紙ローラ対28が順次配設され
ており、熱定着装置24から送り出された印刷用紙P
は、排紙部27の有する用紙経路に従って排紙ローラ対
28まで案内され、排紙ローラ対28により機体1上部
に設けられた排紙トレイ29上に送り出される。
【0021】熱定着装置24は、内部にハロゲンランプ
から構成されるヒータ26を備えるヒートローラ25
と、このヒートローラ25に圧接するローラと、熱定着
装置24の温度を検出する温度センサ26aから構成さ
れ、ヒータ26が点灯されることによりヒートローラ2
5が温められる。
【0022】前記熱定着装置24近傍には、機体1内部
の温度が上昇してスキャナユニット21等が異常動作し
ないように、温められた機体1内部の空気を機外へ排出
する冷却ファン30が設けられている。
【0023】次に、図2を参照して上記の様に構成され
たレーザプリンタを制御する制御部の電気的構成を説明
する。
【0024】制御部の主体は制御装置40であり、その
制御装置40はCPU、ROM40a、RAM、タイマ
ー40b、及びそれらを接続するバス等を備えたマイク
ロコンピュータから構成される。尚、ROM40aに
は、低解像度に対するスキャナモータ52の第1回転速
度v1と第1待機時間t1を示すデータ及び高解像度に
対するスキャナモータ52の第2回転速度v2と第2待
機時間t2を示すデータが記憶され、また、ヒータ26
の待機中の待機温度c1と印刷時にトナー像を印刷用紙
Pに定着するのに必要な定着温度c2を示すデータが記
憶されている。
【0025】制御装置40には、更に転写帯電器18、
除電器19、スキャナユニット21、現像装置22、温
度センサ26a、解像度切換スイッチ41、ソレノイド
クラッチ43、モータドライバ44、ACドライバ回路
46、冷却ファン30、レジスト前センサ13、ビデオ
コントローラ回路基板48が接続されている。
【0026】解像度切換スイッチ41は、印刷解像度を
例えば300dpiの低解像度と600dpiの高解像
度とに切り換えるためのスイッチである。
【0027】モータドライバ44はメインモータ45を
ドライブする回路であり、メインモータ45には給紙装
置11、感光体ドラム20、排紙ローラ28、ヒートロ
ーラ25が接続されており、やはり制御装置40によっ
て各々の制御が可能となっている。また、メインモータ
45からはソレノイドクラッチ43を介してレジストロ
ーラ対14が接続されており、ソレノイドクラッチ43
が接続されるとメインモータ45の回転がレジストロー
ラ対14に伝達される。そのソレノイドクラッチ43の
接続・解離は制御装置40によって制御される。
【0028】ACドライバ回路46はヒータ26に電力
を供給する回路であり、制御装置40は、温度センサ2
6aが検出した温度に基づいてACドライバ回路46を
介してヒータ26への電力の供給・遮断を行う。レジス
ト前センサ13は装着された個所に印刷用紙が搬送され
たとき、制御装置40に対して信号を送出するものであ
る。
【0029】ビデオコントローラ回路基板48は外部機
器49から転送された文字データや制御データ等から印
刷データを作成し、印刷開始指令と共に制御装置40に
送信する。制御装置40は、送信された印刷データに基
づいてスキャナユニット21等の制御を行う。
【0030】以上のように構成されたレーザプリンタの
動作について、図4に示すフローチャートを参照しつつ
説明する。なお、以下においてSi(i=1、2、3、
・・・)はフローチャートの各ステップを表す。
【0031】レーザプリンタの電源が投入されると、制
御装置40は所定の初期設定を行うと共にACドライバ
回路46を介してヒータ26に電力を供給し、温度セン
サ26aの検出する温度がROM40aに記憶されてい
る待機温度c1(本実施例においては150゜C)に上
昇するまで加熱制御する。その後、図4にフローチャー
トで示される制御が実施される。
【0032】まず、制御装置40はビデオコントローラ
回路基板48から印刷開始信号が出力されているかどう
かを判断し(S1)、印刷開始信号が出力されていなけ
れば(S1:NO)、再び印刷開始信号が出力されてい
るかどうかの判断を行う(S1)。
【0033】印刷開始信号が出力されていれば(S1:
YES)、スキャナモータ52の回転を開始するために
モータ駆動回路51に回転開始信号を出力する(S
2)。また、解像度切換スイッチ41の設定が高解像度
か低解像度がを判断する(S3)。
【0034】解像度切換スイッチ41により高解像度
(600dpi)が設定されていれば(S3:YE
S)、制御装置40は、速度センサ56の検出速度がR
OM40aに記憶されている第2回転速度v2(例えば
12000回転/分)と等しくなるように、モータ駆動
回路51を介してスキャナモータ52の回転を制御する
(S4)。また、タイマー40bがROM40aに記憶
されている第2待機時間t2(例えば2.5秒)を計時
するまで待機し(S5)、タイマー40bが第2待機時
間t2の計時を終了すると、ヒータ26を点灯して熱定
着装置24を温度センサ26aによりROM40aに記
憶されている定着温度c2(例えば170゜C)が検出
されるまで加熱する(S8)。
【0035】低解像度が設定されていれば(S3:N
O)、制御装置40は、速度センサ56の検出速度がR
OM40aに記憶されている第1回転速度v1(例えば
6000回転/分)と等しくなるように、モータ駆動回
路51を介してスキャナモータ52の回転を制御する
(S6)。また、タイマー40bがROM40aに記憶
されている第1待機時間t1(例えば0.5秒)を計時
するまで待機し(S7)、タイマー40bが第1待機時
間t1の計時を終了すると、ヒータ26を点灯して熱定
着装置24を定着温度c2まで加熱する(S8)。
【0036】この時、熱定着装置24は5秒で定着温度
c2に到達し、スキャナモータ52は低解像度(低速回
転)時には回転を開始してから5.5秒で第1回転速度
v1による定速回転状態になり、高解像度(高速回転)
時には7.5秒で第2回転速度v2による定速回転状態
になる。
【0037】次に、温度センサ26aにより熱定着装置
24の温度を検出して定着温度c2以上になったかどう
かを判断して(S9)、定着温度c2以下であれば(S
9:NO)、再び熱定着装置24の温度を検出し、定着
温度c2以上であるか否かを判断する(S10)。熱定
着装置24の温度が定着温度c2以上であれば(S1
0:YES)、給紙装置11を駆動して印刷用紙Pの搬
送を開始する(S11)。
【0038】同時に、制御装置40は、ビデオコントロ
ーラ回路基板48に印刷データの送信を要求し、送信さ
れた印刷データに基づいて、レーザ55を制御して感光
体ドラム20上を操作して、感光体ドラム20上に静電
潜像を作成し、現像装置22によりその静電潜像にトナ
ーを付着させてトナー像を形成し、転写器18によりそ
のトナー像を印刷用紙Pに転写し、熱定着装置24によ
りそのトナー像を印刷用紙Pに定着させ、排紙トレイ2
9上に印刷用紙Pを排出する。以上の印刷動作を実行す
る(S11)。
【0039】その後、次の印刷データがあるか否かによ
り印刷が終了したか否かを判断して(S12)、次の印
刷データがあり、印刷が終了していなければ(S12:
NO)、再び、給紙装置11を駆動して印刷用紙Pの搬
送する(S10)と共に印刷動作を開始する(S1
1)。次の印刷データがなく、印刷が終了していれば
(S12:YES)、スキャナモータ52を停止すると
共に、熱定着装置24の温度を待機温度c1下げるため
にヒータ26を消灯し(S13)、この制御を終了す
る。
【0040】上記制御において、制御装置40が、S2
〜S4,S6を実行することにより本発明の走査制御手
段を構成し、S5,S7を実行することにより本発明の
発熱体制御手段を構成する。
【0041】以上のように、本実施例のレーザプリンタ
は、高解像度での印刷時には、スキャナモータ52の回
転を開始してから熱定着装置24のヒータ26を点灯す
るまでの第2待機時間t2を、低解像度での印刷時にお
ける第1待機時間t1よりも長くするようにしたので、
熱定着装置24の定着温度c2に達してからスキャナモ
ータ52の回転速度が第2回転速度v2に達するまでの
間にヒータ26により無駄な電力が消費されることがな
く、レーザプリンタの省電力化を図ることができる。
【0042】本発明は、上記一実施例に限定されるもの
ではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の変
更を加えることができる。
【0043】本実施例では、レーザ光を回転するポリゴ
ンミラー53に反射させることで、レーザ光による感光
体ドラム20上の走査を実現したが、ポリゴンミラー5
3を使用することなく、レーザ55を直接走査方向に移
動させることでレーザ光による感光体ドラム20上の走
査を実現してもよい。
【0044】また、印刷解像度の設定は、レーザプリン
タに設けられた解像度切換スイッチにより行ったが、外
部機器49からの指令により行ってもよい。印刷解像度
は、300dpiと600dpiの2種類に限定される
ものではなく、3種類以上に切換え可能としてもよい。
この場合、待機時間も切換え可能な解像度の数だけ変更
される。
【0045】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の電子写真装置によれば、高解像度での印字時には
印刷指令から、低解像度での印刷時に印刷指令から発熱
体の加熱制御が開始されるまでの第1時間より長い第2
時間経過後に発熱体の加熱制御が開始されるので、走査
手段の走査速度が所定の速度に達するまでに、発熱体に
より無駄な電力が消費されることがなく、省電力化を図
ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のレーザプリンタの概略を示す構成図
である。
【図2】レーザプリンタの制御部の電気的構成を示すブ
ロック図である。
【図3】レーザプリンタに用いられるスキャナユニット
の構成図である。
【図4】レーザプリンタの動作を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
21 スキャナユニット 26 ヒータ 40 制御装置 41 解像度切換スイッチ 52 スキャナモータ 53 ポリゴンミラー 54 レーザ駆動回路 55 レーザ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体を露光するためのレーザ光を発光
    するレーザ発生手段と、そのレーザ発生手段により発光
    されたレーザ光にて感光体上を走査する走査手段と、レ
    ーザ光により走査された感光体上に形成され、印刷用紙
    上に転写されたトナー像を溶融固着する発熱体とを備
    え、印刷指令に基づいて前記走査手段による走査が開始
    される共に発熱体の加熱制御が開始される電子写真装置
    において、 印刷解像度を少なくとも高解像度と低解像度との2種類
    に設定する解像度設定手段と、 その解像度設定手段により設定された解像度に応じて前
    記走査手段の走査速度を変更する走査制御手段と、 前記解像度設定手段により低解像度に設定された場合に
    は前記印刷指令から第1時間経過後に前記発熱体の加熱
    制御を開始し、高解像度に設定された場合には印刷指令
    から前記第1時間よりも長い第2時間経過後に発熱体の
    加熱制御を開始する発熱体制御手段とを備えたことを特
    徴とする電子写真装置。
  2. 【請求項2】 前記走査手段は、前記レーザ光を反射
    し、その反射光にて感光体上を走査するポリゴンミラー
    と、そのポリゴンミラーを回転駆動するスキャナモータ
    とからなり、前記発熱体制御手段は、前記スキャナモー
    タの回転開始から第1時間または第2時間経過後に前記
    発熱体の加熱制御を開始することを特徴とする請求項1
    記載の電子写真装置。
JP4295354A 1992-11-04 1992-11-04 電子写真装置 Pending JPH06143673A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08278725A (ja) * 1995-04-07 1996-10-22 Canon Inc 画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08278725A (ja) * 1995-04-07 1996-10-22 Canon Inc 画像形成装置

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