JP3189846B2 - 画像形成装置および画像形成装置の制御方法 - Google Patents

画像形成装置および画像形成装置の制御方法

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JP3189846B2
JP3189846B2 JP18945591A JP18945591A JP3189846B2 JP 3189846 B2 JP3189846 B2 JP 3189846B2 JP 18945591 A JP18945591 A JP 18945591A JP 18945591 A JP18945591 A JP 18945591A JP 3189846 B2 JP3189846 B2 JP 3189846B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の像形成プロセス
速度で、静電潜像の形成、現像及び記録媒体への転写を
行うことが可能な画像形成装置および画像形成装置の制
御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7はこの種の画像形成装置の一例を示
す要部断面図である。
【0003】図において、1は静電潜像担持体である感
光ドラム、2は前記感光ドラム1を一様に帯電する帯電
ローラ、3は静電潜像を現像する現像器、4は現像され
たトナー像を搬送される記録媒体(用紙)に転写する転
写ローラ、5は光源である半導体レーザ、6はレーザビ
ームを集光し感光ドラム1上でスポットを形成させる光
学レンズ系、7はレーザビームを感光ドラム1上で走査
させる回転多面鏡、8は走査されたレーザビーム、9は
反射ミラー、10は用紙上のトナー像を用紙へ融着させ
る定着器、11は用紙を積載する用紙カセット、12は
前記用紙カセット11内の用紙を用紙搬送路へ送り込む
給紙ローラ、13は用紙先端を検出するレジストセン
サ、14は用紙先端を突き当て斜行を補正するととき
に、用紙搬送と感光ドラム1への画像書込みとの同期を
とるためのレジストローラ、15は前記定着器10を出
た用紙を排出するための排紙ローラ、16は前記定着器
10出力後の用紙の有無を検出する排紙センサである。
【0004】従来、この種の電子写真法により画像を記
録媒体に形成する画像形成装置では、単一のプロセスス
ピードでしか画像形成シーケンスを制御していないた
め、例えば解像度を切り換える場合には、スキャナモー
タの回転数を切り換えることにより対応していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来例においては、レーザ光の走査密度切り換えは
回転多面鏡7の回転数を増減することにより行っている
ため、走査密度を増加していくと、そのポリゴンミラー
の回転速度が早くなってしまい、回転多面鏡7の駆動用
スキャナモータの軸受けの摩耗,回転軸の倒れ,耐久性
の急速な低下および騒音発生等の種々の問題が発生す
る。
【0006】特に現在の技術において、軸受けにベアリ
ングを使用できるのは、その回転数が毎分1万回転(1
000rpm)程度であり、それ以上の回転数になる
と、回転多面鏡7の構成を大幅に変更しなければならな
くなる。
【0007】このような不都合を克服するために、プロ
セススピードの切り換えが特開平1ー224780号公
報等に提案されている。このようなプロセススピードの
切り換えを行う場合には、特に切り換え前の用紙の印字
プロセスと切り換え後の用紙の印字プロセスの干渉がな
く、しかも速やかな切り換え動作が要求される。
【0008】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、像形成プロセスの実行中に像形成命令を
受け付けた場合、実行中の像形成プロセス速度と前記像
形成命令に係る像形成プロセス速度との異同に拘わら
ず、前記実行中の像形成プロセスを終了する前に記録媒
所定位置への給紙を開始させておき、前記実行中の
像形成プロセス速度と前記像形成命令に係る像形成プロ
セス速度とが異なる場合、前記給紙制御により給紙され
た記録媒体に対して前記所定位置から前記像形成手段へ
の搬送動作を開始する前に、前記像形成プロセス速度の
切換え動作を行わせることにより、実行中の像形成プロ
セス、即ち静電潜像の形成、現像及び記録媒体への転
写、定着に影響しない最適なタイミングで像形成プロセ
ス速度の切換えを速やかに行うことができるとともに、
実行中の像形成プロセスに影響しない最適なタイミング
(実行中の像形成プロセスの定着処理が終了したタイミ
ング)で次の記録媒体を最適な位置から要求されたプロ
セス速度に切換えて速やかに搬送することができる画像
形成装置および画像形成装置の制御方法を得ることを目
的とする。
【0009】
【問題点を解決するための手段】本発明に係る画像形成
装置は、複数の像形成プロセス速度で、静電潜像の形
成、現像及び記録媒体への転写を行うことが可能な像形
成手段を有する画像形成装置において、像形成プロセス
を実行中であっても像形成命令を受け付け可能な受付手
段と、前記受付手段が像形成プロセスの実行中に像形成
命令を受け付けた場合、実行中の像形成プロセス速度と
前記像形成命令に係る像形成プロセス速度との異同に拘
わらず、前記実行中の像形成プロセスを終了する前に記
録媒体所定位置への給紙を開始させる給紙制御手段
と、前記実行中の像形成プロセス速度と前記像形成命令
に係る像形成プロセス速度とが異なる場合、前記給紙制
御手段の制御により給紙された記録媒体に対して前記所
定位置から前記像形成手段への搬送動作を開始する前
に、前記像形成プロセス速度の切換え動作を行わせる切
換え制御手段とを有するものである。また、前記記録媒
体の搬送路上に設けられたセンサを有し、前記切換え制
御手段は、像形成プロセスの実行中に受け付けた像形成
命令に基づいて記録媒体を給紙した場合、前記センサに
よる前記実行中の像形成プロセスに係る記録媒体の後端
の検出に応答して前記像形成プロセス速度の切換え動作
を行わせるものである。さらに、前記センサは、定着手
段下流に設けられるものである。また、複数の像形成プ
ロセス速度で、静電潜像の形成、現像及び記録媒体への
転写を行うことが可能な画像形成手段を有する画像形成
装置の制御方法において、像形成プロセスの実行中であ
っても像形成命令を受け付け可能な受付ステップと、像
形成プロセスの実行中に前記受付ステップで像形成命令
を受け付けた場合、実行中の像形成プロセス速度と前記
像形成命令に係る像形成プロセス速度との異同に拘わら
ず、前記実行中の像形成プロセスを終了する前に記録媒
の所定位置への給紙を開始させる給紙制御ステップ
と、前記実行中の像形成プロセス速度と前記像形成命令
に係る像形成プロセス速度とが異なる場合、前記給紙制
御ステップでの制御により給紙された記録媒体に対して
前記所定位置から前記像形成手段への搬送動作を開始す
る前に、前記像形成プロセス速度の切換え動作を行わせ
る切換制御ステップとを有するものである。さらに、前
記記録媒体の搬送路上に設けられたセンサにより記録媒
体を検出するステップを有し、前記切換え制御ステップ
は、像形成プロセスの実行中に受け付けた像形成命令に
基づいて記録媒体を給紙した場合、前記センサによる前
記実行中の像形成プロセスに係る記録媒体の後端の検出
に応答して前記像形成プロセス速度の切換え動作を行わ
せるものである。また、前記センサは、定着手段下流に
設けられるものである。
【0010】
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す画像形成装置
の制御構成を説明するブロック図である。
【0012】図において、100は外部ホストコンピュ
ータ等からの画像コードデータを受け取り、それを2値
化したビットマップに展開する作業と、プリンタ制御部
101と通信してプリンタ内部のステータスを吸い上げ
るとともに、プリンタに対してプリント要求,垂直同期
等の印字に必要な信号を送出してタイミングに応じて展
開したビットマップの画像データをプリンタへ出力する
画像制御部である。
【0013】この画像制御部100は、ホストコンピュ
ータあるいはユーザの操作するオペレーションパネル1
21からの指示に基づきプリンタへ通信によりプロセス
スピードの切り換え指示を行うことができる。101は
前記画像制御部100の指示によりプリンタの各駆動部
を統括制御するプリンタ制御部である。このプリンタ制
御部101は定着ヒータ109の温度制御,搬送モータ
110の駆動/停止,スキャナモータ111の駆動/停
止,各高圧(一次帯電器112,現像器113,転写器
114)の駆動/停止,各ローラ(給紙ローラ115,
レジストローラ116)の駆動/停止,レーザ117の
光量調整および点滅データ送出,各紙有無センサ(レジ
ストセンサ118,排紙センサ119)の入力読み取り
等を対応する定着駆動部102,搬送モータ駆動部10
3,スキャナモータ駆動部104,高圧駆動部105,
各種ローラ駆動部106,レーザ駆動部107,紙セン
サ入力部108等を介してそれぞれ行う。
【0014】120はプロセススピード切換えタイミン
グ管理部で、プリンタ駆動部101にプロセススピード
切換え許可信号を入力する。プリンタ駆動部101はプ
ロセススピード切換えタイミング管理部120からのプ
ロセススピード切換え許可信号により搬送モータ駆動部
103を介して搬送モータ110の回転スピードを切り
換える。この搬送モータ110は感光ドラム周辺および
各搬送ローラに連結されているので、搬送モータ110
の回転スピードを切り換えるだけで全体のプロセススピ
ードを切り換え可能に構成されている。
【0015】プロセススピード切換えタイミング管理部
120は、プリンタ駆動部101からのプロセススピー
ド切換え要求を受けると、プリンタ内部の状態を管理し
てプロセススピード切り換えが可能かどうかを判別す
る。その結果、切り換えが可能となった時点で、プリン
タ駆動部101に対してプロセススピード切り換え許可
信号を出力する。プリンタ駆動部101は、この許可信
号を受けて、搬送モータ駆動部103に対して回転スピ
ードの切り換え動作を行う。以下、図2〜図4に示すフ
ローチャートを参照しながらプリンタ駆動部101およ
びプロセススピード切換えタイミング管理部120の動
作について説明する。
【0016】このように構成された画像形成装置におい
て、指示手段(ホストコンピュータまたはオペレーショ
ンパネル121)より設定中の像形成プロセス速度の切
換えが指示されると、管理手段(プロセススピード切換
えタイミング管理部120)が実行中の像形成プロセス
状態を管理しながら像形成プロセス速度切換え可能タイ
ミングを切換え手段(プリンタ駆動部101)に対して
判定指示し、搬送される記録媒体が干渉することなく像
形成プロセス速度の切換えを可能とする。
【0017】図2は本発明に係る画像形成装置における
第1のプリントシーケンスの一例を示すフローチャート
である。なお、(1) 〜(17)は各ステップを示す。
【0018】先ず、プリンタ駆動部101は、画像制御
部100からのプリント信号PRINTを待機し(1) 、
プリント信号PRINTを受信すると、既に指定されて
いる搬送スピードになるスピードで搬送モータ110の
駆動を行う(2) 。次に、スキャナモータ111の駆動を
行い(3) 、一次帯電器112,現像器113,転写器1
14の順で高圧を立ち上げる(4) 。次いで、スキャナモ
ータ111が所定の回転数で安定してから(5) 、用紙の
ピックアップを開始して給紙する(6) 。次いで、レーザ
117のレーザ光量が所定値になるように調整して(7)
、用紙がレジストセンサ118に到達するのを待機し
(8) 、用紙がレジストセンサ118に到達してレジスト
ローラ116に用紙先端が突き当たった状態で画像制御
部100に対して垂直同期要求信号を出力する(9) 。そ
して、画像制御部100から垂直同期信号を受け取ると
(10)、感光ドラムへのレーザ照射開始を許可する(11)。
【0019】次いで、レジストローラ116の駆動を開
始して(12)、排紙センサ119が用紙後端を検出するま
でウエイトする(13)。排紙センサ119が用紙後端を検
出した後は、用紙が機内から完全に排出されるまで時間
T0 だけウエイトした後に(14)、転写器114,現像器
113,一次帯電器112の順に高圧を立ち下げ(15)、
スキャナモータ111を停止し(16)、搬送モータ110
を停止して(17)、1頁の印字を終了する。
【0020】一方、この時プロセススピード切換えタイ
ミング管理部120では図3に示すような処理を実行す
る。
【0021】図3は、図1に示したプロセススピード切
換えタイミング管理部120によるプロセススピード切
り換え許可処理手順の一例を示すフローチャートであ
る。なお、(1) 〜(4) は各ステップを示す。
【0022】先ず、プリンタ駆動部101からのスピー
ド切換え要求中フラグがセットされているかどうかを判
定し(1) 、スピード切換え要求中フラグがセットされて
いる場合は、搬送モータ110が駆動中かどうかを判定
し(2) 、NOならば即座にスピード切換え許可ビットを
セットして(3) 、切換え可能状態であることをプリンタ
駆動部101に報知して、処理を終了する。
【0023】逆に、モータ駆動中であるなら、停止され
るまでウエイト状態となる。
【0024】図4は、図1に示したプリンタ駆動部10
1の信号処理手順の一例を示すフローチャートである。
なお、(1) 〜(4) は各ステップを示す。
【0025】プリンタ駆動部101は、プロセススピー
ド切換えタイミング管理部120からの切換え指示を受
信したかどうかを判定し(1) 、YESならば許可ビット
をチェックし(1) 、YESならばスピード切換え要求中
フラグをONとし(2) 、プロセススピード切換えタイミ
ング管理部120からの切換え許可ビットがON状態か
どうかをチェックし(3) 、切換え許可ビットがON状態
であれば、搬送モータ駆動部103に対してスピード切
換え信号を出力し(4) 、処理を終了する。
【0026】これにより、プリント信号PRINTを受
信したときの搬送モータ110の回転スピードはプロセ
ススピード切換え指示に基づいたスピードにて回転する
ことになる。このように、本実施例においては、プロセ
ススピード切換えタイミング管理部120は、必ず搬送
モータ110が停止中、すなわち用紙を搬送していない
状態にて、スピード切換えを許可するような制御が行わ
れる。このタイミング管理によって制御が行われる。こ
のタイミング管理によって切換え前の印字プロセスと切
換え後の印字プロセスが干渉することなく、しかも速や
かに切換え動作を実行することができる。
【0027】上記実施例ではプロセススピード切換え指
示を画像制御部100から受け取った場合には、その時
点で搬送モータ110が駆動中、つまり用紙搬送中であ
る場合には、その用紙の印字処理開始から排紙処理が終
了して搬送モータ111が停止してから切換え許可を出
力していたが、実際の印字プロセスは用紙の定着が終了
した時点で終了している。そこで、後述する図5に示す
実施例では印字中(用紙搬送中)にスピード切換え指示
を受けた場合には、その印字中の用紙が定着プロセスを
終了し、排紙センサ119が用紙の後端を検出した時点
でプリンタ駆動部101に対してプロセススピード切換
えを許可する場合について説明する。
【0028】図5は、図1に示したプロセススピード切
換えタイミング管理部120によるプロセススピード切
換え指示処理手順の一例を示すフローチャートである。
なお、(1) 〜(3) は各ステップを示す。
【0029】プロセススピード切換えタイミング管理部
120は、プリンタ駆動部101からスピード切換え要
求中であること(スピード切換え要求中フラグがON状
態)を検出すると(1) 、用紙が定着を終え、用紙後端が
排紙センサ119を通過したかどうかを(2) 、YESな
らばプロセススピード切換えタイミング管理部120か
らの切換え許可ビットをONし(3) 、プリンタ駆動部1
01に対してプロセススピード切換え許可を報知して、
処理を終了する。
【0030】プリンタ駆動部101としては、印字中に
切換え指示を受け取った場合には、その用紙の後端が排
紙センサ119を通過してスピード切換え状態となって
から搬送スピードの切換え作業を行う。そして、切換え
作業が終了した時点で、次の用紙のプリント信号PRI
NTの待ち状態となる。
【0031】このように、本実施例では上記実施例の如
く、一旦搬送モータ110が停止するのを待たずとも、
搬送スピードの切換えが可能となり、上記実施例に比べ
て搬送スピード切り換えまでの時間が最大で用紙排出時
間分短縮される。
【0032】以下、図6を参照しながら連続プリント中
の紙間にて搬送スピード切換えを行う実施例について説
明する。
【0033】図6は本発明に係る画像形成装置における
第2のプリントシーケンスの一例を示すフローチャート
である。なお、(1) 〜(23)は各ステップを示す。
【0034】先ず、プリンタ駆動部101は、画像制御
部100からのプリント信号PRINTを待機し(1) 、
プリント信号PRINTを受信すると、既に指定されて
いる搬送スピードになるスピードで搬送モータ110の
駆動を行う(2) 。次に、スキャナモータ111の駆動を
行い(3) 、一次帯電器112,現像器113,転写器1
14の順で高圧を立ち上げる(4) 。次いで、スキャナモ
ータ111が所定の回転数で安定してから(5) 、用紙の
ピックアップを開始して給紙する(6) 。次いで、レーザ
117のレーザ光量が所定値になるように調整して(7)
、用紙がレジストセンサ118に到達するのを待機し
(8) 、用紙がレジストセンサ118に到達したら、画像
制御部100から搬送スピードの切換え指示が出力され
て搬送スピードの切換え要求中であるかどうかをチェッ
クし(9) 、YES(その時点までにプロセススピード切
換え要求が発生している)の場合は、現在レジストロー
ラ116に突き当たって停止している用紙よりも前に印
字されている用紙が排紙センサ119を抜けるまで待機
し(21)、当該用紙が排紙センサ119を通過したら、搬
送モータ110の搬送スピードの切換え動作を行う(2
2)。次いで、搬送モータ110の搬送スピードの切換え
が終了したら(23)、ステップ(10)に戻る。
【0035】一方、ステップ(9) の判断でNOの場合
は、レジストローラ116に用紙先端が突き当たった状
態で待機中の用紙に対する垂直同期要求信号を画像制御
部100に出力する(10)。そして、画像制御部100か
ら垂直同期信号を受け取ると(11)、感光ドラムへのレー
ザ照射開始を許可する(12)。
【0036】次いで、レジストローラ116の駆動を開
始して(13)、レジストセンサ118が用紙後端を検出す
るまでウエイトする(14)。レジストセンサ118が用紙
後端を検出したら画像書込みを禁止し(15)、排紙センサ
119が用紙後端を検出するのを待機し(16)、排紙セン
サ119が用紙後端を検出した後は、用紙が機内から完
全に排出されるまで時間T0だけウエイトした後に(1
7)、転写器114,現像器113,一次帯電器112の
順に高圧を立ち下げ(18)、スキャナモータ111を停止
し(19)、搬送モータ110を停止して(20)、1頁の印字
を終了する。
【0037】このようにある用紙に対して垂直同期要求
を出力する前に受け取った搬送スピード切換え要求に対
してはそれを有効にし、しかもその用紙より以前に印字
されている用紙の印字プロセスに影響を与えないタイミ
ング、つまり定着プロセスを通過してから切換え動作を
行う。この際、用紙はレジストローラ116に突き当た
り停止した状態で切換え動作終了を待機する。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
像形成プロセスの実行中に像形成命令を受け付けた場
合、実行中の像形成プロセス速度と前記像形成命令に係
る像形成プロセス速度との異同に拘わらず、前記実行中
の像形成プロセスを終了する前に記録媒体所定位置
給紙を開始させておき、前記実行中の像形成プロセ
度と前記像形成命令に係る像形成プロセス速度とが異
なる場合、前記給紙制御により給紙された記録媒体に対
して前記所定位置から前記像形成手段への搬送動作を開
始する前に、前記像形成プロセス速度の切換え動作を行
わせるので、実行中の像形成プロセス、即ち静電潜像の
形成、現像及び記録媒体への転写、定着に影響しない最
適なタイミングで像形成プロセス速度の切換えを速やか
に行うことができるとともに、実行中の像形成プロセス
に影響しない最適なタイミングで次の記録媒体を最適な
位置から要求されたプロセス速度に切換えて搬送するこ
とができる。また、前記記録媒体の搬送路上に設けられ
たセンサを有し、前記切換え制御手段は、像形成プロセ
スの実行中に受け付けた像形成命令に基づいて記録媒体
を給紙した場合、前記センサによる前記実行中の像形成
プロセスに係る記録媒体の後端の検出に応答して前記像
形成プロセス速度の切換え動作を行わせるので、実行中
の像形成プロセス、即ち静電潜像の形成、現像及び記録
媒体への転写、定着に影響しない最適なタイミングで像
形成プロセス速度の切換えを速やかに行うことができる
とともに、実行中の像形成プロセスに影響しない最適な
タイミングで次の記録媒体を最適な位置から要求された
プロセス速度に切換えて速やかに搬送することができ
る。さらに、前記センサは、定着手段下流に設けられる
ので、実行中の像形成プロセス、即ち静電潜像の形成、
現像及び記録媒体への転写、定着に影響しない最適なタ
イミングで像形成プロセス速度の切換えを速やかに行う
ことができるとともに、実行中の像形成プロセスの定着
処理が終了した最適なタイミングで次の記録媒体を最適
な位置から要求されたプロセス速度に切換えて速やかに
搬送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す画像形成装置の制御構
成を説明するブロック図である。
【図2】本発明に係る画像形成装置における第1のプリ
ントシーケンスの一例を示すフローチャートである。
【図3】図1に示したプロセススピード切換えタイミン
グ管理部によるプロセススピード切り換え許可処理手順
の一例を示すフローチャートである。
【図4】図1に示したプリンタ駆動部の信号処理手順の
一例を示すフローチャートである。
【図5】図1に示したプロセススピード切換えタイミン
グ管理部によるプロセススピード切換え指示処理手順の
一例を示すフローチャートである。
【図6】本発明に係る画像形成装置における第2のプリ
ントシーケンスの一例を示すフローチャートである。
【図7】この種の画像形成装置の一例を示す要部断面図
である。
【符号の説明】
100 画像制御部 101 プリンタ駆動部 103 搬送モータ駆動部 110 搬送モータ 120 プロセススピード切換えタイミング管理部

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の像形成プロセス速度で、静電潜像
    の形成、現像及び記録媒体への転写を行うことが可能な
    像形成手段を有する画像形成装置において、 像形成プロセスを実行中であっても像形成命令を受け付
    け可能な受付手段と、 前記受付手段が像形成プロセスの実行中に像形成命令を
    受け付けた場合、実行中の像形成プロセス速度と前記像
    形成命令に係る像形成プロセス速度との異同に拘わら
    ず、前記実行中の像形成プロセスを終了する前に記録媒
    所定位置への給紙を開始させる給紙制御手段と、 前記実行中の像形成プロセス速度と前記像形成命令に係
    る像形成プロセス速度とが異なる場合、前記給紙制御手
    段の制御により給紙された記録媒体に対して前記所定位
    置から前記像形成手段への搬送動作を開始する前に、前
    記像形成プロセス速度の切換え動作を行わせる切換え制
    御手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 さらに、前記記録媒体の搬送路上に設け
    られたセンサを有し、 前記切換え制御手段は、像形成プロセスの実行中に受け
    付けた像形成命令に基づいて記録媒体を給紙した場合、
    前記センサによる前記実行中の像形成プロセスに係る記
    録媒体の後端の検出に応答して前記像形成プロセス速度
    の切換え動作を行わせることを特徴とする請求項1記載
    の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記センサは、定着手段下流に設けられ
    ることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 複数の像形成プロセス速度で、静電潜像
    の形成、現像及び記録媒体への転写を行うことが可能な
    画像形成手段を有する画像形成装置の制御方法におい
    て、 像形成プロセスの実行中であっても像形成命令を受け付
    け可能な受付ステップと、 像形成プロセスの実行中に前記受付ステップで像形成命
    令を受け付けた場合、実行中の像形成プロセス速度と前
    記像形成命令に係る像形成プロセス速度との異同に拘わ
    らず、前記実行中の像形成プロセスを終了する前に記録
    媒体の所定位置 への給紙を開始させる給紙制御ステップ
    と、 前記実行中の像形成プロセス速度と前記像形成命令に係
    る像形成プロセス速度とが異なる場合、前記給紙制御ス
    テップでの制御により給紙された記録媒体に対して前記
    所定位置から前記像形成手段への搬送動作を開始する前
    に、前記像形成プロセス速度の切換え動作を行わせる切
    換制御ステップとを有することを特徴とする画像形成装
    置の制御方法。
  5. 【請求項5】 さらに、前記記録媒体の搬送路上に設け
    られたセンサにより記録媒体を検出するステップを有
    し、 前記切換え制御ステップは、像形成プロセスの実行中に
    受け付けた像形成命令に基づいて記録媒体を給紙した場
    合、前記センサによる前記実行中の像形成プロセスに係
    る記録媒体の後端の検出に応答して前記像形成プロセス
    速度の切換え動作を行わせることを特徴とする請求項4
    記載の画像形成装置の制御方法。
  6. 【請求項6】 前記センサは、定着手段下流に設けられ
    ることを特徴とする請求項5記載の画像形成装置の制御
    方法。
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