JP2763316B2 - 原稿走査装置 - Google Patents

原稿走査装置

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JP2763316B2 JP1037416A JP3741689A JP2763316B2 JP 2763316 B2 JP2763316 B2 JP 2763316B2 JP 1037416 A JP1037416 A JP 1037416A JP 3741689 A JP3741689 A JP 3741689A JP 2763316 B2 JP2763316 B2 JP 2763316B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、原稿を原稿台上に自動的に搬送する原稿搬
送装置を有する原稿走査装置に関する。
〔従来技術〕
従来、シート材搬送装置により原稿を搬送し、複写機
等の画像形成装置により画像読取りを行う方法として、 シート原稿をガラス面の所定位置に停止させ、光学系
を移動させ露光し、読取りを行う方法。
光学系を固定し、シート原稿を連続的に搬送しつつ露
光し、読取りを行う方法。
が知られている。
の場合の例として特開昭58−148150号公報に示され
る如き循環式原稿搬送装置がある。この装置は複写機本
体の上部に配置されていて、トレイ上に処理面を上向き
にして載置されたシート原稿を最下位のものから順に1
枚ずつ分離して複写機本体上の原稿台ガラス上に搬送
し、所定位置に停止後光学系のみを移動させて露光動作
を行い、露光終了後原稿台ガラス上から排出され、下流
側の最初のグリツプローラに原稿先端が確実にくわえら
れた後、次の原稿を原稿台ガラス上に搬入するという互
いの原稿のすれ違い動作により原稿台ガラス上の原稿交
換を行っている。
〔発明が解決しようとしている問題点〕
しかしながら、この従来例では露光終了後の原稿と次
の原稿とですれ違い動作を行うことにより原稿交換を行
っている為、次原稿の搬入開始は露光終了原稿のシート
先端が下流側の最初の搬送手段に確実にグリツプされた
後でなければ行うことが出来ず、原稿交換時に露光終了
時から先端が最初の搬送手段に確実にグリツプされるま
でに必要な時間だけロスしてしまうことになり、出力生
産性をより向上させることが困難であるという欠点があ
った。
また、特開昭60−140364号公報及び特開昭61−32836
号公報に示す如く、シート原稿を連続的に順次露光位置
に搬送し、シート原稿の所定位置への停止後光学系のみ
を移動させ、原稿後端まで読み取り終了と同時に原稿は
次原稿と交換し、光学系はホームポジシヨンへ復帰する
動作を行うことにより連続複写動作を行い、複写機の出
力生産性を向上しているものがある。この方式に於いて
は、次原稿の停止先端位置から、読み取り動作開始位置
までの移動距離は、原稿の長さに原稿間の距離を加えた
分は必要となる。従って、原稿交換時間が長くかかり、
それにより複写機の出力生産性が低下するという欠点が
あった。
また、前記の方法においては、同一場所に光学系の
照明ランプを連続的に照射するため、プラテンガラスや
その上部の原稿搬送装置が昇温するという欠点があり、
特に生産性の高いものにおいては、ランプの光量として
大きなものが必要となり、発熱量も大きくなり、この欠
点は致命的なものとなってしまう。
これを解決する方法として、特開昭60−178441号公報
に示す如く原稿を一定枚数露光する毎に光学系の停止位
置を移動させるという方法がとられているものがある。
しかしながら、この方法だと光学系の停止位置が移動す
る毎に原稿先端の読取り開始位置が変わる為、その位置
合せの制御方法が複雑になってしまうという欠点や、ま
た、光学系が別の停止位置に移動する為の移動時間をロ
スしてしまい、生産性の低下につながる欠点があった。
また、この方式において、生産性のさらなる向上をす
るために、単に原稿の移動スピードを上げることで画像
読取り時間を短縮する方法が考えられるが、この方式で
はシート状の原稿をベルト,ローラ等の摩擦により保持
し、移動するため、スピードが上がればそれだけスリツ
プやモータの回転ムラが増す危険があり、画像がぶれ、
良好な画像が得られないという欠点があり、これを改善
しようとすると、例えば必要以上のトルク/慣性のある
モータや駆動系を構成するといったコストupや装置の大
型化につながる問題点もあった。
本発明は上記点に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、簡単な構成で生産性の向上を高めること
が可能な原稿走査装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、原稿を自動
的に搬送する原稿搬送手段と、前記原稿搬送手段により
搬送される原稿と相対移動しながら原稿を露光走査する
走査手段と、前記原稿搬送手段による原稿の搬送中に、
原稿の搬送方向とは反対の方向に前記走査手段を移動さ
せながら原稿の露光走査を行わせる制御手段と、を有
し、前記制御手段は、前記原稿搬送手段により原稿台上
に搬送され、停止している原稿を前記走査手段により露
光走査させることが可能であり、原稿搬送中に前記走査
手段を移動させて露光走査する場合の相対移動速度と、
前記原稿台上に停止している原稿を前記走査手段が露光
走査する場合の走査速度とが略等しいことを特徴とする
原稿走査装置にある。
また、本発明は、原稿を自動的に搬送する原稿搬送手
段と、前記原稿搬送手段により搬送される原稿と相対移
動しながら原稿を露光走査する走査手段と、前記原稿搬
送手段による原稿の搬送中に、原稿の搬送方向とは反対
の方向に前記走査手段を移動させながら原稿の露光走査
を行わせる制御手段と、を有し、前記原稿搬送手段は原
稿台上で原稿を第1の方向に搬送してその後原稿を前記
第1の方向とは逆方向の第2の方向に搬送するもので、
前記制御手段は原稿が第2の方向に搬送中に前記走査手
段を移動させて原稿露光走査を行わせる原稿走査装置に
ある。
本発明によれば、給送原稿と走査手段とをすれ違いさ
せながら読取りを行うため、原稿の移動スピードを早く
することなく、読取りの相対速度が上がるため、ずれな
どの画像不良の発生を最小限におさえながらかつローコ
ストでコンパクトな構成が実現でき、さらなる生産性の
向上が可能になる。
又、走査手段を通常のスキヤンと同様に連続的に移動
させるため、昇温もなく、かつ走査手段のスキヤンの制
御も容易になるので、簡単な構成で実現できる。
〔実施例〕
以下、図面に沿って、本発明に係る実施例について説
明する。
第1図は本発明の画像記録装置の一実施例の内部構成
を示す断面図である。本図において、100は画像読み取
り機能と画像記録機能を有する複写機本体、300は原稿
の自動給送を行う循環式原稿給送装置(以下RDFと称
す)である。
A.本体(100) 本体100において、101は原稿を載置する原稿台ガラ
ス、103は原稿を照明する照明ランプ(露光ランプ)、1
05,107,109はそれぞれ原稿の反射光の光路を変更する走
査用反射ミラー(走査ミラー)、111は合焦および変倍
機能を有するレンズ、113は光路を変更する第4の反射
ミラー(走査ミラー)である。115は光学系を駆動する
光学系モータ、117,119はそれぞれ光学系の位置検知の
ためのセンサである。
131は感光ドラム、133は感光ドラム131を駆動するメ
インモータ、135は高圧ユニツト、137はブランク露光ユ
ニツト、139は現像器、140は現像ローラ、141は転写帯
電器、143は分離帯電器、および145はクリーニング装置
である。
151は上段カセツト、153は下段カセツト、171は手差
し給紙口、155および157は給紙ローラ、159はレジスト
ローラである。また、161は画像記録された記録紙を定
着側へ搬送する搬送ベルト、163は搬送されてきた記録
紙にトナー像を熱圧着で定着させる定着器である。
上述の感光ドラム131の表面は光導電体と導電体を用
いたシームレス感光体から成り、このドラム131は回動
可能に軸支されて、後述の複写開始キーの押下に応答し
て作動するメインモータ133により、本図の矢印の方向
に回転を開始する。次いで、ドラム131の所定回転制御
および電位制御処理(前処理)が終了すると、原稿台ガ
ラス101上に置かれた原稿は、第1走査ミラー105と一体
に構成された照明ランプ103により照明され、その原稿
の反射光は第1走査ミラー105、第2走査ミラー107、第
3走査ミラー109、レンズ111、および第4走査ミラー11
3を経てドラム131上に結像する。
ドラム131は高圧ユニツト135によりコロナ帯電され
る。その後、照明ランプ103により照射された像(原稿
画像)がスリツト露光され、公知のカールソン方式でド
ラム131上に静電潜像が形成される。
次に、感光ドラム131上の静電潜像は、現像器139の現
像ローラ140により現像され、トナー像として可視化さ
れ、そのトナー像が転写帯電器141により後述のように
転写紙上に転写される。
すなわち、上段カセツト151もしくは下段カセツト153
内の転写紙または手差し給紙口171にセツトされた転写
紙は、給紙ローラ155もしくは157により本体装置内に送
られ、レジストローラ159により正確なタイミングをも
って感光ドラム131の方向に送られ、潜像先端と転写紙
の先端とが一致される。その後、転写帯電器141とドラ
ム131との間を転写紙が通過することにより、ドラム131
上のトナー像が転写紙上に転写される。この転写終了
後、転写紙はドラム131から分離帯電器143により分離さ
れ、搬送ベルト161により定着器163に導かれ、加圧およ
び加熱により定着され、その後、排出ローラ165により
本体100の外へ排出され、排紙トレイ172上へ積載され
る。
転写後のドラム131は、そのまま回転を続行して、ク
リーニングローラおよび弾性ブレードで構成されたクリ
ーニング装置145により、その表面が清掃される。
B.RDF(循環式原稿給送装置)(300) RDF300において、301は原稿束302をセツトする積載ト
レイであり、積載トレイ301にセツトされた原稿束は原
稿セツトセンサ351に検知される。まず片面原稿時は分
離ローラモータ321により駆動される半月ローラ304及び
分離ローラ303によって、原稿束の最下部から一枚ずつ
分離し、ベルトモータ323により駆動される搬送ローラ3
05および全面ベルト306によりプラテンガラス101の所定
位置までパスI〜IIを介して搬送され、その途中パスI
内にあるレジストセンサ353により検知された後、一定
時間後に搬送停止され、複写動作がスタートする。そし
てパスIIIを介して、搬送大ローラモータ327により駆動
される搬送大ローラ307によりパスIV,Vへ送られ、パスI
V内にある排紙センサ355により検知された後さらに排紙
ローラ308により、再び原稿束302の上面にもどされる。
尚、搬送大ローラ307の外周には搬送コロ311及び312が
あり、搬送大ローラをそれぞれ押圧することにより搬送
力を確保している。又、搬送大ローラ307及び搬送コロ3
11による搬送力は、全面ベルト306による搬送力よりも
大きくなるように構成されている。従って原稿排出時に
原稿先端が搬送大ローラ307及び搬送コロ311にくわえ込
まれると、たとえ全面ベルト306が停止もしくは逆転し
たとしても十分にプラテンガラス101上から原稿を引き
抜くことが出来る。又、309は原稿の一循環を検知する
リサイクルレバーであり、センサ359により検知され
る。又、原稿給送開始時にモータ329により回動され原
稿束の上部に載せ、原稿が順次給送され、最終原稿の後
端がリサイクルレバー309を抜ける時に、自重で落下し
たことで原稿の一循環を検知可能にしている。
次に両面原稿時は前述のように原稿を一旦パスI,IIか
らIIIに導き、そこで回動可能な切換フラツパ310をソレ
ノイドSL331により切換ることで原稿の先端をパスIVに
導き、搬送ローラ305によりパスIIを通って全面ベルト3
06でプラテンガラス101上に搬送した後停止させる。つ
まり搬送大ローラ307により、パスIII〜IV〜IIのルート
で原稿の反転がされる構成である。
また原稿束302を一枚ずつパスI〜II〜III〜IVを介し
てリサイクルレバー309により一循検知されるまで搬送
することで、原稿の枚数をカウントすることもできる。
第2図に第1図の実施例の制御装置500の回路構成例
を示す。
第2図において、501は複写装置の動作を制御するた
めの演算制御を行う中央処理装置(CPU)であり、例え
ばNEC(日本電気株式会社)製のマイクロコンピユータV
50を使用する。503は制御手順(制御プログラム)をあ
らかじめ格納した読み取り専用メモリ(ROM)であり、C
PU501はこのROMに格納された制御手順に従ってバスを介
して接続された各構成装置を制御する。505は入力デー
タの記憶や作業用記憶領域等として用いる主記憶装置で
あるところのランダムアクセスメモリ(RAM)である。
507はメインモータ133等の負荷にCPU501からの制御信
号を出力するインターフエース(I/O)であり、光学系
モータ115の速度を制御するモータコントローラ110に速
度データ信号,回転方向信号等を出力する働きもする。
509は画先センサ117等の入力信号を入力してCPU501に送
るインターフエース、また511はRDFの分離モータ321等
の負荷にCPU501からの制御信号を出力するインターフエ
ースであり、ベルトモータ323の速度を制御するコント
ローラ325に速度データ信号,回転方向信号等を出力す
る働きもする。513はRDFのレジストセンサ353等のセン
サからの入力信号を入力してCPU501に送るインターフエ
ースで、これら507,509,510,513は例えばNECのμPD8255
を使用する。
第3図は光学系モータ115のコントローラ部110の構成
例を示す。第3図において1106は光学系モータ115の定
速度制御を行う為のPLL制御部で、周知の様にモータの
目的とする回転数に相当する基準周波数FS512と、エン
コーダ1108によりモータ軸の回転数を電気的に変換して
出力される信号FG1101とを比較し、その位相差を検出し
てモータの駆動信号として出力しているものである。信
号FG1101はインターフエース509にも入力される。
さらに、その駆動出力を、発振器1109と抵抗、コンデ
ンサより得られる三角波1107とコンパレータ1105で比較
することによりPWM(パルス幅変調)制御された信号と
して取り出し、光学系モータ115に駆動電圧を印加して
いる。光学系モータ115による光学系の往復動作は、本
体制御部のI/O出力部507より出力される▲▼/RV信
号1104によって、信号1104が“Lo"レベルの場合トラン
ジスタ1110と1113によってモータ115に電流が供給さ
れ、順方向に回転し、光学系が往復運動を行う。また、
信号1104が“Hi"レベルの場合、トランジスタ1111と111
2によってモータ115に電流が供給され、逆方向に回転
し、光学系が往動運動を行う。
モータの回転数は、基準周波数FS(512)によって決
まっているが、そのFS(512)は本装置を制御しているC
PU501より出力されるもので、CPU501により任意の周波
数が設定可能である。即ち、基準周波数FSの周波数を高
くするとモータ速度が速くなり、光学系の往復動速度を
速くすることができる。また周波数を低くするとモータ
の速度が遅くなるとともに、モータの消費電流を少なく
して、光学系の往復動速度を遅くすることができる。従
って複写動作中、CPU501は必要に応じて基準周波数FSの
周波数を変化させることにより光学系の移動速度を変化
させ、消費電流を少なくすることができる。
また、RDFのモータコントローラ325の構成は第3図の
光学系モータコントローラ110と同様のPLL制御の構成に
より達成できるので説明を省くが、やはり基準周波数FS
333の周波数により任意の速度に制御できるようになっ
ている。さらにベルトの回転数を電気的に変換して出力
されるエンコーダ(ベルトFG)357からの信号はインタ
ーフエース513に入力され、CPU501に送られている。ま
た、ベルトモータ323は第1クラツチ361(第2図)を介
して全面ベルト306,搬送ローラ305に駆動が伝達され、
また第1クラツチ361によりモータの回転と全面ベルト3
06,搬送ローラ305の駆動とを切離すことができる構成に
もなっている。また、全面ベルト306にはブレーキ363
(第2図)が接続されており、全面ベルト306の停止を
瞬時に行えるようになっている。
また 搬送ローラ305にはワンウエイクラツチが入っ
ており、ベルトモータ323の逆転時は駆動が伝わらない
ようになっており、さらに分離ローラモータ(第2図)
と第2クラツチ365(第2図)により駆動が伝達され、
ベルトモータ323とは関係なく、分離ローラ303や搬送ロ
ーラ305を駆動できる構成になっている。
次に、本発明の画像形成装置のRDFを使用しての複写
動作について第4図のRDFの動作説明及び第5図のフロ
ーチヤートを用いて説明する。
まず、片面−原稿−コピーモードでの動作について説
明する。コピースタート指令後リサイクルレバーモータ
329をオンして、積載トレイ301上に載置された原稿束30
2の上にリサイクルレバー309を乗せ(step1)、半月ロ
ーラ304及び分離ローラ303を所定時間動かすことによっ
て、原稿束の最下部から原稿を1枚分離し、搬送ローラ
305に先端を突き当てループを形成する。これにより、
シート原稿の斜行が除去される(step2)(第4−1
図)。その後、搬送ローラ305,全面ベルト306が回転し
(step3)、紙パスIIを経てプラテンガラス101上の所定
位置γまで搬送され、停止される。ここまでの搬送スピ
ードはフルスピードにするが、停止時に第1クラツチ31
1をオフし、ブレーキ363を瞬時にオンすることで位置精
度よく停止できる。そして、光学系モータ115をオン
し、第1走査ミラー105が矢印A方向にスキヤンの為の
移動を開始するとともにPLL制御部で速度SMに定速度制
御が行われる。又、これと同時にベルトモータ323を逆
方向に回転開始するとともにPLL制御部で速度SBに定速
度制御が行われる(step6)。そして、第1走査ミラー1
05がホームポジシヨンセンサ119をオフする位置(第4
−2図のβ点)に到着するとベルトブレーキ363をオ
フ、第1クラツチ361をオンしてベルト306をB方向に回
動させて、プラテンガラス101上のγ点にあった原稿を
B方向に移送する(step7)。これにより、第1走査ミ
ラー105及び原稿は予め設定された速度で互いに逆方向
に移動する。そして、第1走査ミラー105が原稿先端に
合致する位置(第4−2図のα点)に到達すると、原稿
の読取りが行われ、感光ドラム131上に原稿像に応じた
静電潜像形成が開始される(step8)。
又、リサイクリレバー309が落下しているか否か、即
ち最終原稿か否かを判別し(step9)、リサイクルレバ
ー309が落下した状態になければ分離ローラ303,第2ク
ラツチ365を所定時間オンして、次原稿の分離動作を行
い、搬送ローラ305に突き当てループを形成する(step
9)。そして、前述の原稿読取動作と並行して、搬送ロ
ーラ305でループを形成して待機している次原稿は、第
2クラツチ365をオンし、分離ローラモータ321をオンす
ることで分離ローラ303と搬送ローラ305が回転し、次原
稿は紙パルスII中を搬送され、原稿先端がプラテンガラ
ス101の直前に到達したところ(α点)で停止待機する
(step10)。これにより、次原稿の待機位置からプラテ
ンガラス101上の所定位置までの距離を極力短くするこ
とができ、原稿移動時間の短縮が可能となる(第4−3
図)。この動作は、第1走査ミラー105がB方向搬送中
の原稿の後端に対応する位置に到達するまでの間に実行
される。そして、第1走査ミラー105が原稿後端位置に
到達すると原稿読取り動作を終了し、光学系モータ115
を逆転して第1走査ミラー105をA方向と逆の方向に移
動開始する(step12,13,14)。これと共に搬送大ローラ
モータ327をオンして搬送大ローラ307を回転させ、露光
済原稿の排紙を行う(step15)。そして、リサイクルレ
バー309が落下状態にあるか否かを判断し(step16)、
落下状態になければ、次原稿がプラテンガラス直前のd
点に待期中であると判断してベルトモータ323をオンし
搬送ローラ305,全面ベルト306を正転させて、次原稿の
B方向と逆方向への移動をモータをフル出力にして行
い、次原稿をプラテンガラス101上に搬入する(step1
7)。尚、この時点では、複写終了した原稿の先端は搬
送大ローラ307と搬送コロ311に確実にくわえ込まれた位
置に到達しており(第4−4図)、これにより原稿はト
レイ301上に排紙される。そして、光学系がホームに復
帰し光学系を停止させ(step18)、そしてstep4にもど
り次原稿がガラス上の位置γに停止するのを待つ状態に
なる。一方、リサイクルレバー309が落下した時点で次
の原稿がラストと判断して排紙終了後終了する(step2
0)。
以上、第4−1図〜第4−4図及びstep3〜step18ま
での動作を繰り返すことにより、順次連続した複写動作
が可能となる。
ここで、第1走査ミラー105及び全面ベルト306のそれ
ぞれの移動速度及び光学系と原稿先端の合致について第
4図〜第6図を用いて説明する。まず、第1走査ミラー
105の移動速度をSM、全面ベルト306の移動速度をSB、複
写機本体の感光ドラム131の回転周速度をSDとし、原稿
の長さをl1、第1走査ミラー105の読み取り位置が原稿
先端と合致する位置αから搬送コロ311と搬送大ローラ3
07のニツプ位置までの距離をl2、第1走査ミラー105の
読み取り位置が原稿先端と合致する位置αから原稿後端
と合致する位置までの距離をl3とする。
いま、第1走査ミラー105と全面ベルト306との相対ス
ピード差SM+SBを感光ドラムの周速SDと等速(SM+SB
SD)に設定する。これにより、RDF使用時も非使用時と
全く同一の静電潜像を感光ドラム131上に形成すること
が出来、同一の複写画像の出力を得ることが可能とな
る。
また、次原稿のプラテンガラス101上への搬入タイミ
ングを極力早くするには、すれ違い動作によりプラテン
ガラス101上の原稿交換を行う為、読み取り終了原稿の
先端が読み取り終了時には既に搬送コロ311と搬送大ロ
ーラ307のニツプに確実にくわえ込まれていなければな
らない。従って、l2/SB<l3/SMの条件を満足させる必要
がある。ここで、l3=l1−l2である。これらのSM+SB
SD及びl2/SB<l3/SMの2条件を満足すれば、すれ違い動
作によりロスした時間を全く無視した原稿交換動作が可
能となる。
さらに、本発明の動作のタイムチヤートを第7図に示
すが、特に画先合せの点について詳細な説明を行う。本
実施例ではγ点に停止している原稿の移動開始を光学系
がホームポジシヨンセンサ119を抜けるβ点に到着した
時に行い、両者がα点で合致するように動作させる。今
α点は画先センサオンのタイミングになるように設定さ
れており、通常のRDF非使用時のスキヤン時と同じ画先
タイミングになるようにしている。実際は、α点で合致
させるために、光学系がβ点からα点に到着するに要す
る時間TMと、原稿が第1クラツチをオンしてからγ点か
らα点に到着するに要する時間TBとが等しくなるよう
に、γの位置を決定すれば良い。この時間TBは、全面ベ
ルトが0から定常スピードになるに要する時間であり、
不確実な要素はあるが、例えば位置調整等を行えば実現
可能なことは同業者にとって容易に推測できることであ
る。
また、クラツチやモータ類の経時変化等でタイミング
がずれてしまった場合、例えばエンコーダ(ベルトFG)
357からの信号をCPU501が時間TB内でカウントすること
により、常時チエツクして、ずれ量を補正するようにγ
の位置を移動するようにしても良い。
〔他の実施例〕
画像読み取り手段及びシート原稿が互いに異なる方向
へ移動しつつ画像読み取り動作を行う他の実施例につい
て第8図を用いて説明する。
第8図は循環式原稿送り装置の他の実施例の正断面
図、及び第8−3図は自動原稿送り装置(ADF)の正断
面図、第8−1図,第8−2図はその動作説明図であ
る。
図中、第1図と同じ番号を付けたものはそれぞれ第1
図と同様の構成部材であり、特に第3図のADFはフエイ
スdown原稿302を上分離ローラ304,303で分離させるよう
に構成される。
本実施例では、プラテンガラス101上を図中C方向に
原稿は搬送され、第8図に示す光学系のホームポジシヨ
ン位置より図中矢印D方向へ移動する第1走査ミラー10
5の読み取り部が搬送中の原稿先端に合致した時点より
読み取りを開始する。この際、次原稿は連続的に搬送さ
れ、その先端はP点にある(第8−1図)。第1走査ミ
ラー105が搬送中の原稿後端位置に合致すると読み取り
は終了し、第1走査ミラー105はD方向と逆方向にホー
ムポジシヨンまで移動する。次原稿は前原稿と同一速度
で搬送される為、前原稿の読み取りが終了した時点で
は、次原稿の先端はP2点にある。従って、前原稿の読み
取り動作中に(L1−L2)に相当する距離分次原稿は搬送
される。また、光学系がD方向と逆方向に戻る間に更に
次原稿は搬送され、光学系がホームポジシヨンから再度
D方向に移動開始し、次原稿の先端に合致すると次原稿
の読み取りが開始される。この動作を順次くり返すこと
により連続複写動作が可能となる。
ここで、次原稿の先端は前原稿の読み取り動作中にも
搬送され、前述の従来例に示した特開昭60−140364号公
報,特開昭61−32836号公報の如く、原稿をその都度停
止し、光学系のみを移動させて読み取りを行うのと比べ
て(L1−L2)の距離移動に相当する時間、読み取り部へ
の原稿交換を早く行うことが出来る。尚、光学系が原稿
後端に合致しホームポジシヨンに戻るまでの間、次原稿
の搬送速度を通常の読み取り時の搬送速度よりも早めれ
ば、原稿交換時間を更に短くすることが出来る。
尚、上記実施例においても、前述したように原稿を所
定位置に停止させて光学系をスキヤンさせて画像読みと
りを行うモードと、原稿と光学系を異なる方向に移動し
ながら画像読みとりを行うモードの少なくとも二つのモ
ードを有する構成であり、切換えることができる構成で
あることは言う迄もない。
〔発明の効果〕
以上の様に本発明によれば、走査手段と原稿を互いに
異なる方向に移動させつつ画像読み取りを行うので、原
稿の移動速度を早めることなく、読取りの相対速度を上
げることができ、又、原稿搬入タイミングを早めること
も可能になるため、ブレ等の画像不良の発生を最小限に
押えながら、生産性を著しく向上することが可能とな
る。
又、走査手段を連続的に移動させるので昇温もなく、
スキヤン制御も容易となるため、ローコストでコンパク
トな構成にすることが可能となる。
また、第2の方向の原稿を搬送中に走査手段を移動さ
せて露光走査を行うことにより、露光走査開始側から原
稿を原稿台上に搬送してくる構成でも、鏡像画像が形成
されることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した画像形成装置の内部構成を示
す断面図、 第2図は第1図に示す画像形成装置の制御部を示すブロ
ツク図、 第3図は光学系モータのコントローラ部を示す回路図、 第4−1図,第4−2図,第4−3図,第4−4図は原
稿の搬送状態を説明する図、 第5図は読取動作を説明するための制御フローチヤー
ト、 第6図はRDFと光学系の関係を示す図、 第7図は読取り動作のタイミングチヤート、 第8−1図,第8−2図,第8−3図,第8−4図は本
発明の別の実施例を示す図、 である。 100……複写機本体、105……第1走査ミラー 131……感光ドラム、300……RDF 303……半月ローラ、305……搬送ローラ 306……全面ベルト、307……搬送大ローラ 501……CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−147723(JP,A) 特開 昭63−249863(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03B 27/50

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿を自動的に搬送する原稿搬送手段と、 前記原稿搬送手段により搬送される原稿と相対移動しな
    がら原稿を露光走査する走査手段と、 前記原稿搬送手段による原稿の搬送中に、原稿の搬送方
    向とは反対の方向に前記走査手段を移動させながら原稿
    の露光走査を行わせる制御手段と、を有し、前記制御手
    段は、前記原稿搬送手段により原稿台上に搬送され、停
    止している原稿を前記走査手段により露光走査させるこ
    とが可能であり、原稿搬送中に前記走査手段を移動させ
    て露光走査する場合の相対移動速度と、前記原稿台上に
    停止している原稿を前記走査手段が露光走査する場合の
    走査速度とが略等しいことを特徴とする原稿走査装置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項において、前記原稿
    搬送手段は前記走査手段による原稿露光走査開始までは
    原稿を第1の速度で搬送し、原稿露光走査中は原稿を第
    1の速度よりも遅い第2の速度で搬送することを特徴と
    する原稿走査装置。
  3. 【請求項3】原稿を自動的に搬送する原稿搬送手段と、 前記原稿搬送手段により搬送される原稿と相対移動しな
    がら原稿を露光走査する走査手段と、 前記原稿搬送手段による原稿の搬送中に、原稿の搬送方
    向とは反対の方向に前記走査手段を移動させながら原稿
    の露光走査を行わせる制御手段と、を有し、前記原稿搬
    送手段は原稿台上で原稿を第1の方向に搬送してその後
    原稿を前記第1の方向とは逆方向の第2の方向に搬送す
    るもので、前記制御手段は原稿が第2の方向に搬送中に
    前記走査手段を移動させて原稿露光走査を行わせること
    を特徴とする原稿走査装置。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第3項において、前記原稿
    搬送手段は前記走査手段による原稿露光走査開始までは
    原稿を第1の速度で搬送し、原稿露光走査中は原稿を第
    1の速度よりも遅い第2の速度で搬送することを特徴と
    する原稿走査装置。
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