JP3463237B2 - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光源から発射され
る光ビームをポリゴンミラーで反射し、感光体上に照射
して潜像を形成し、現像、転写、定着を行って、記録用
紙上に画像を記録する記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、一般的な記録装置における画像
記録部分の一例の構成図である。図中、31は感光体、
32は帯電器、33は光源、34はポリゴンミラー、3
5は現像器、36は転写ロール、37は定着ローラ、3
8は用紙給送路、39はクリーナである。感光体31の
表面は、光の照射によって帯電量が変化する材料が塗布
されている。帯電器32は、感光体31の表面を一様に
帯電させる。
【0003】光源33は、例えばレーザ発振子や半導体
レーザなどで構成され、レーザビームなどの光ビームを
発する。このとき、記録すべき画像信号に応じて変調し
て光ビームを発射する。ポリゴンミラー34は、周囲に
平面部を有した多面鏡であり、光源33から発射される
光ビームを感光体31に向けて反射する。またポリゴン
ミラー34は回転し、光ビームの反射される方向を変化
させ、感光体31の回転方向と略直交する方向に光ビー
ムを走査させる。感光体31に光ビームが照射されるこ
とによって、感光体31の帯電量が変化する。これによ
って、潜像が形成される。
【0004】現像器35は、例えばトナーなどの記録材
を用い、感光体31の表面に形成されている潜像を現像
する。このとき、感光体31の表面における帯電量の違
いにより、記録材が現像された画像に従って感光体31
の表面に付着することになる。
【0005】一方、搬送ローラなどによって構成される
記録用紙の給送手段によって、記録用紙が用紙給送路3
8に従って転写部へと搬送される。現像器35によって
記録材が付着した感光体31と、搬送されてきた記録用
紙が転写ロール36によって接し、記録材が記録用紙に
転写される。記録用紙はさらに搬送され、定着ローラ3
7によって記録材を記録用紙に定着させる。定着ローラ
37は、一般的には高温に加熱されており、記録材は熱
によって記録用紙に定着される。このようにして画像が
記録された記録用紙は、さらに搬送されて排出される。
なお、転写ロール36によって記録用紙に転写されずに
感光体31の表面に残った記録材は、クリーナ39によ
って除去される。
【0006】このような画像記録部分を有する記録装置
において記録を開始する際には、その準備として、ポリ
ゴンミラーの回転を安定させておく必要がある。ポリゴ
ンミラーの回転が不安定な状態では、感光体31の回転
方向と略直交する方向の画素位置が乱れ、画質が劣化し
たり、あるいは画像自体が乱れてしまう。また、予め定
着ローラの温度を所定の温度にしておく必要がある。定
着ローラの温度が低いと、記録材が記録用紙に十分定着
せず、排出された記録用紙から記録材が脱落して画像が
消えてしまったり、脱落した記録材で周囲やユーザの身
体を汚してしまう等の問題がある。
【0007】従来は、記録動作を開始する際には、定着
ローラ37の加熱を開始させるとともに、ポリゴンミラ
ー34の回転を開始させていた。定着ローラ37の温度
が低い場合、定着ローラ37を所定の温度になるまで加
熱するには、相当の時間がかかることがある。この間は
実際の記録動作を行うことができない。しかし、ポリゴ
ンミラー34は定着ローラ37の加熱開始とともに回転
駆動されているため、不要に長く回転駆動されており、
電力を無駄に消費していた。
【0008】また、従来は定着ローラ37が所定の温度
になり、またポリゴンミラー34の回転駆動が安定した
後でなければ、記録用紙の給送を行っていない。図2に
も示すように、用紙給送路38が長く、転写部(転写ロ
ール36)に記録用紙が到達するまで時間がかかる場合
でも、ポリゴンミラー34は回転駆動されたままであ
る。そのため、やはり電力を無駄に消費していた。また
逆に、定着ローラ37が所定の温度になっていても、ポ
リゴンミラー34の回転が不安定な間は記録用紙の給送
を開始することができず、記録の要求を受けてから記録
用紙が排出されるまでの時間が長くなっていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、消費電力を削減するととも
に、記録要求の発生から記録用紙の排出までの時間を短
縮した記録装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、ポリゴンミラ
ーで光ビームを反射し感光体上に照射して潜像を形成
し、現像後、給送手段によって搬送されてきた記録用紙
に転写し、定着手段で定着させる記録装置において、記
録動作開始の可能性が発生したとき、前記定着手段への
通電を開始し、前記定着手段の通電開始から所定の温度
に達するまでの予想時間と前記ポリゴンミラーの所定回
転数に達するまでの時間を比較して、前記定着手段が所
定の温度に達するまでの残り予想時間が前記ポリゴンミ
ラーの所定回転数に達するまでの時間以下となったら、
前記給送手段によって記録用紙を所定位置まで搬送する
のに要する時間が前記ポリゴンミラーの所定回転数に達
するまでの時間を比較し、前記給送手段によって記録用
紙を所定位置まで搬送するのに要する時間が前記ポリゴ
ンミラーの所定回転数に達するまでの時間以下であれば
前記ポリゴンミラーの回転を開始してから記録動作を行
い、前記給送手段によって記録用紙を所定位置まで搬送
するのに要する時間が前記ポリゴンミラーの所定回転数
に達するまでの時間より長い場合は、前記給送手段によ
る記録用紙の搬送を開始してから前記ポリゴンミラーの
回転を開始しそのまま記録動作を行う制御手段を有する
ことを特徴とするものである。
【0011】これによって、記録動作開始の可能性が発
生したとき定着手段の加熱に長時間を要する場合に、そ
の間、不要にポリゴンミラーを回転させておくことがな
く、さらに、従来のようにポリゴンミラーの回転が安定
するまで記録用紙の搬送開始を待つことなく、記録用紙
の給送を開始することができる。そのため、記録動作を
要求されてから記録用紙を排出するまでの時間を短縮す
ることができる。また、定着手段の加熱及び記録用紙が
給送されるまでの間、無駄にポリゴンミラーを回転駆動
しなくてよいので、消費電力を削減することができる。
【0012】なお、定着手段が所定の定着温度である場
合には、記録動作開始の可能性が発生した場合には、記
録動作開始の可能性が発生した時点で前記給送手段によ
って記録用紙を所定位置まで搬送するのに要する時間が
前記ポリゴンミラーの所定回転数に達するまでの時間よ
り長いか否かの判定を行うように構成することができ
る。すなわち、定着手段の温度が所定の定着温度であっ
てもポリゴンミラーの回転を停止させておくことがで
き、その間の消費電力を削減することができる。また、
定着手段が所定の温度に達するまでの残り予想時間が前
記ポリゴンミラーの所定回転数に達するまでの時間以下
となった後、給送手段によって記録用紙を所定位置まで
搬送するのに要する時間がポリゴンミラーの所定回転数
に達するまでの時間以下である場合は、ポリゴンミラー
の回転駆動を開始するように構成することができる。こ
れによっていつでも記録動作を開始できるようにするこ
とができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の記録装置の実施
の一形態を含むファクシミリ装置の一例を示すブロック
図である。図中、11は主制御部、12は表示部、13
は操作部、14は読取部、15は記録部、16はNC
U、17はモデム、18は画像メモリ、19はRAM、
20はROM、21はバスである。
【0014】主制御部11は、装置全体を制御し、各部
を動作させて、画像送受信機能、コピー機能などを実現
する。特に、記録部15における各部の動作を後述のよ
うに制御し、消費電力の削減、および、受信機能やコピ
ー機能などにおいて画像を記録する際の高速化などを図
る。
【0015】表示部12は、利用者に対するメッセージ
や、装置の状態を示すメッセージ、操作ガイダンスな
ど、種々の情報を表示することができる。操作部13
は、利用者が各種の設定や指示などを行う際に用いられ
る。
【0016】読取部14は、原稿上の画像を読み取る。
読取部14としては、例えばイメージスキャナやディジ
タルカメラなどの種々の画像入力機器で構成することが
できる。
【0017】記録部15は、受信した画像あるいは読取
部14で読み取った画像などを、主制御部11の制御に
従って記録用紙上に記録する。記録部15は、例えば上
述の図2に示したような各部が備えられた画像記録部分
を有している。
【0018】NCU16は、回線を制御して外部機器と
の通信を行う。また、モデム17は、送受信する画像デ
ータの変復調を行う。
【0019】画像メモリ18は、送信する画像データや
受信した画像データ、読取部14で読み取った画像デー
タ、記録部15で記録すべき画像データ、その他処理中
の画像データなどを蓄積する。
【0020】RAM19は、主制御部11や他の各部の
処理においてデータの保存が必要なときに用いられる。
ROM20は、主制御部11の動作を規定したプログラ
ムや、固定的なデータなどが格納されている。
【0021】バス21は、主制御部11、表示部12、
操作部13、読取部14、記録部15、NCU16、モ
デム17、画像メモリ18、RAM19、ROM20等
を相互に接続しており、これらの間のデータ転送を可能
にしている。
【0022】図3は、本発明の記録装置の実施の一形態
における記録部15の動作開始時の制御の一例を示すフ
ローチャートである。S41において、記録動作開始の
可能性が発生したか否かを判定する。ここで、記録動作
開始の可能性があるとは、例えば操作部13においてユ
ーザがキー操作を行った場合や、記録部15で記録用紙
の交換が行われたり、読取部14において原稿カバーの
開閉動作や原稿のセットが行われた場合、NCU16で
着信を検出した場合などを含んでいる。さらに、例えば
人体検出センサが備えられていれば、そのセンサによっ
てユーザが装置のそばに来たことを検知した場合等も含
まれる。このような記録動作が開始される可能性がない
間は、記録部15は何も動作しない。
【0023】また、記録動作が開始される可能性が所定
期間発生しない場合には、節電モードに移行することが
できる。節電モードでは、例えば図2に示した構成の一
部あるいはすべてに対する電力の供給を停止することが
できる。ここでは一例として、少なくとも定着ローラ3
7に対する加熱のための電力供給と、ポリゴンミラー3
4を回転駆動するモータに対する電力供給を停止するも
のとする。
【0024】S41で記録動作開始の可能性が発生した
と判定されると、S42において、現在、節電中か否か
を判定する。節電中でなければ、定着ローラ37の温度
は、所定温度に保たれているので、S45以下のポリゴ
ンミラーおよび記録用紙の給送処理に移る。
【0025】節電中であった場合には、まずS43にお
いて節電モードを解除する。そして、定着ローラ37の
加熱を開始する。この場合、定着ローラ37が所定の温
度まで加熱されるには相当の時間を要する場合が多い。
そのため、定着ローラ37の加熱と同時にポリゴンミラ
ー34の回転駆動を開始すると、ポリゴンミラー34を
不要に長く回転駆動してしまう場合も発生する。そのた
め、S44において、定着ローラ37が所定の温度に達
するまでの予想時間と、ポリゴンミラー34の回転が安
定するまでの時間を比較し、定着ローラ37が所定の温
度に達するまでの予想時間の方が長い場合には、すぐに
はポリゴンミラー34の回転駆動を開始しない。これに
よって、不要なポリゴンミラー34の回転駆動による電
力消費を削減することができる。S44で定着ローラ3
7が所定の温度に達するまでの残り予想時間がポリゴン
ミラー34の回転が安定するまでの時間以下となると、
S45に進む。
【0026】図4は、定着ローラの加熱時の温度変化の
一例とポリゴンミラーの回転が安定するまでの時間との
関係の一例を示すグラフである。例えば節電モードにお
いて定着ローラ37への電力供給が停止されていた場
合、定着ローラ37は室温程度まで冷えている。節電モ
ードの解除とともに定着ローラ37を所定の温度まで加
熱するが、ここでは簡単に図4に示したように昇温した
とする。一方、ポリゴンミラー34の回転駆動を開始し
てから安定するまでの時間を両矢印の太線で示してい
る。この場合、定着ローラ37が所定の温度に達するま
でに要する時間は、ポリゴンミラー34の回転が安定す
るまでの時間よりも長い。このようなときには、本発明
では定着ローラ37の加熱開始時にはポリゴンミラー3
4の回転駆動を開始せず、図4中の時刻Aよりも後で回
転駆動を開始する。これによって、定着ローラ37の加
熱開始からポリゴンミラー34の回転開始までの間、ポ
リゴンミラー34の回転駆動に要する電力を削減するこ
とが可能となる。
【0027】図3に戻り、S45において、選択されて
いる記録用紙を給送して記録を開始するまでの時間と、
ポリゴンミラー34の回転駆動を開始して安定するまで
の時間を比較する。ポリゴンミラー34の回転駆動を開
始して安定するまでの時間が記録用紙を給送して記録を
開始するまでの時間より長い場合には、S46におい
て、ポリゴンミラー34の回転を開始し、いつでも記録
動作を開始できるように待機する。
【0028】特に、最近では記録装置の高速化により、
給送速度も高速化されている。記録を行うためには、記
録動作を開始して記録用紙が転写位置に達するまでにポ
リゴンミラー34を安定して回転させておく必要があ
る。しかし、上述のように給送速度が速い場合、記録用
紙の給送開始と同時にポリゴンミラー34の回転を開始
したのでは、記録用紙が転写位置に達するまでにポリゴ
ンミラー34が安定しない場合も発生する。そのため、
記録動作開始の可能性が発生した後、記録動作の開始前
にポリゴンミラー34の回転を開始しておくことによっ
て、記録動作開始から画像が記録された記録用紙が排出
されるまでの時間を短縮することが可能になる。
【0029】その後、S47において記録を開始するま
で待つ。実際に記録を開始する場合には、S48におい
て、記録用紙の給送を開始する。S45で判定したよう
に、ポリゴンミラー34の回転駆動を開始して安定する
までの時間が記録用紙を給送して記録を開始するまでの
時間以上を要する場合には、S46において、すでにポ
リゴンミラー34の回転を開始しているので、改めてポ
リゴンミラー34の回転を開始させる必要はない。その
ため、S49においてポリゴンミラー34が回転してい
るか否かを判定し、ポリゴンミラー34が既に回転して
いれば、すぐにS52において記録を行うことができ
る。これによって、ポリゴンミラー34の回転の安定を
待ってから記録用紙の給送を開始する場合に比べ、画像
が記録された記録用紙が排出されるまでの時間を短縮す
ることができる。
【0030】S49の判定時点でポリゴンミラー34が
停止中の場合、すなわちS46でポリゴンミラー34の
回転を開始しなかった場合、記録用紙の給送中にポリゴ
ンミラー34の回転を開始しても記録動作に間に合う場
合を示している。この場合には、S47における記録動
作の開始の検出に伴い、ポリゴンミラー34の回転開始
より先にS48で記録用紙の給送を開始している。そし
てS50において、記録用紙が所定位置まで給送された
ことを確認して、S51においてポリゴンミラー34の
回転駆動を開始し、そのままS52において記録動作を
行う。これによって、記録動作の直前までポリゴンミラ
ー34を駆動せず、消費電力を削減することができる。
また、ポリゴンミラー34の回転の安定を待ってから記
録用紙の給送を開始する場合に比べ、画像が記録された
記録用紙が排出されるまでの時間を短縮することができ
る。
【0031】なお、ポリゴンミラー34の回転を開始す
る記録用紙の給送位置は、転写ロール36による転写位
置から、ポリゴンミラー34の回転開始から回転が安定
して感光体31への光ビームの照射を開始し、形成され
た潜像が転写位置に回動するまでの時間に記録用紙が搬
送される距離より手前の位置に設定しておくとよい。も
ちろん、記録用紙の先端部に余白を形成する場合には、
これよりも転写位置に近い位置でポリゴンミラー34の
回転を開始してもよい。また、記録用紙が所定位置に達
したことは、もちろんセンサによって検出してもよい
し、あるいは、記録用紙の搬送時間などから推測しても
よい。
【0032】図5は、本発明の記録装置の実施の一形態
を含む別の例を示すブロック図である。図中、22はイ
ンタフェースである。上述の図1に示した例では、本発
明の記録装置をファクシミリ装置に適用した例を示した
が、これに限らず、例えばNCU16およびモデム17
を設けずに通信機能を有しないコピー機として構成する
ことができる。さらには、図5に示すように、画像を記
録する機能のみの装置として構成することもできる。図
5に示す構成では、外部に接続された例えばコンピュー
タなどからインタフェース22を介して画像やデータが
入力される。このインタフェース22における記録すべ
き画像などのデータの受信を、記録動作開始の可能性が
発生したものとしてとらえ、図3に示したような動作を
行うことができる。本発明は、これらの他にも、各種の
構成に適用することが可能である。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、無駄にポリゴンミラーの回転を行わないた
め、消費電力を低減することができる。また、ポリゴン
ミラーを駆動するモータの寿命も延ばすことができる。
また、必要に応じて記録動作に先立ってポリゴンミラー
の回転駆動を開始することによって、記録動作開始から
画像が記録された記録用紙が排出されるまでの時間を短
縮することができる、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録装置の実施の一形態を含むファク
シミリ装置の一例を示すブロック図である。
【図2】一般的な記録装置における画像記録部分の一例
の構成図である。
【図3】本発明の記録装置の実施の一形態における記録
部15の動作開始時の制御の一例を示すフローチャート
である。
【図4】定着ローラの加熱時の温度変化の一例とポリゴ
ンミラーの回転が安定するまでの時間との関係の一例を
示すグラフである。
【図5】本発明の記録装置の実施の一形態を含む別の例
を示すブロック図である。
【符号の説明】
11…主制御部、12…表示部、13…操作部、14…
読取部、15…記録部、16…NCU、17…モデム、
18…画像メモリ、19…RAM、20…ROM、21
…バス、22…インタフェース、31…感光体、32…
帯電器、33…光源、34…ポリゴンミラー、35…現
像器、36…転写ロール、37…定着ローラ、38…用
紙給送路、39…クリーナ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/00 370 - 512 G03G 15/04 G03G 15/20 B41J 2/44 G03G 21/14 H04N 1/113

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリゴンミラーで光ビームを反射し感光
    体上に照射して潜像を形成し、現像後、給送手段によっ
    て搬送されてきた記録用紙に転写し、定着手段で定着さ
    せる記録装置において、記録動作開始の可能性が発生し
    たとき、前記定着手段への通電を開始し、前記定着手段
    の通電開始から所定の温度に達するまでの予想時間と前
    記ポリゴンミラーの所定回転数に達するまでの時間を比
    較して、前記定着手段が所定の温度に達するまでの残り
    予想時間が前記ポリゴンミラーの所定回転数に達するま
    での時間以下となったら、前記給送手段によって記録用
    紙を所定位置まで搬送するのに要する時間が前記ポリゴ
    ンミラーの所定回転数に達するまでの時間を比較し、前
    記給送手段によって記録用紙を所定位置まで搬送するの
    に要する時間が前記ポリゴンミラーの所定回転数に達す
    るまでの時間以下であれば前記ポリゴンミラーの回転を
    開始してから記録動作を行い、前記給送手段によって記
    録用紙を所定位置まで搬送するのに要する時間が前記ポ
    リゴンミラーの所定回転数に達するまでの時間より長い
    場合は、前記給送手段による記録用紙の搬送を開始して
    から前記ポリゴンミラーの回転を開始しそのまま記録動
    作を行う制御手段を有することを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記定着手段が所定の
    定着温度である場合には、記録動作開始の可能性が発生
    した時点で前記給送手段によって記録用紙を所定位置ま
    で搬送するのに要する時間が前記ポリゴンミラーの所定
    回転数に達するまでの時間より長いか否かの判定を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記定着手段が所定の
    温度に達するまでの残り予想時間が前記ポリゴンミラー
    の所定回転数に達するまでの時間以下となった後に前記
    給送手段によって記録用紙を所定位置まで搬送するのに
    要する時間が前記ポリゴンミラーの所定回転数に達する
    までの時間以下である場合は前記ポリゴンミラーの回転
    駆動を開始することを特徴とする請求項1または請求項
    2に記載の記録装置。
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