JP4006126B2 - 画像処理装置及びその制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば複写機等の画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、多機能型複写機が製品化されている。多機能型複写機は、主に画像読取部、画像形成部のほか、ファックス通信部やPDL受信部を備えることにより、例えばコピー機能、ファックス機能、プリンタ機能、スキャナ機能等を1台で実現するものである。また、かかる複写機においては、これらの機能を同時に並行して行うこともできる。例えば、プリンタ機能を使うべく画像記録部を使用している最中に、ファックス送信を行うべく画像読取部を使用することもできる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、画像記録部の内部には、例えばレーザを走査するポリゴンミラーを回転させるためのポリゴンモータや、回転ドラムを回転させるためのメインモータや、定着手段のヒートローラ等、その立上げ時において大電流を必要とする負荷をもっている。特に、多機能型複写機にあっては、これらの画像記録部中の負荷を立ち上げ中に、画像読取部を使用する必要もあるため、大容量の電源を必要としていた。
【0004】
本発明は、係る課題を解決した画像処理装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の画像処理装置は、画像読取ヘッドを原稿に対して相対移動せしめることにより前記原稿を読み取る画像読取部と、画像信号に基いて記録媒体上に画像を記録する画像記録部と、前記画像読取部及び前記画像記録部に電源供給を行う電源とを有する画像処理装置であって、前記画像記録部が利用可能になるまでの立ち上げ途中であるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により前記画像記録部が立ち上げ途中であると判断された場合、前記画像読取部内の前記画像読取ヘッドの速度を、前記画像記録部の立ち上げ終了後の前記画像読取ヘッドの速度よりも遅い速度に設定する制御手段と、を有することを特徴とする。
【0006】
本発明の画像処理装置の制御方法は、画像読取ヘッドを原稿に対して相対移動せしめることにより前記原稿を読み取る画像読取部と、画像信号に基いて記録媒体上に画像を記録する画像記録部と、前記画像読取部及び前記画像記録部に電源供給を行う電源とを有する画像処理装置の制御方法であって、前記画像記録部が立ち上げ途中であると判断された場合、前記画像読取部内の前記画像読取ヘッドの速度を、前記画像記録部の立ち上げ終了後の前記画像読取ヘッドの速度よりも遅い速度に設定することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を多機能型複写機に適用した場合について説明する。
【0008】
図2は本実施例における多機能型複写機を示す図である。本実例の多機能型複写機は、凡そ原稿画像を読み取って画像信号へ変換する画像読取部と、画像信号に基づいて転写用紙に画像を記録する画像記録部とからなる。
【0009】
まず、画像読取部の構成について説明する。図2において、露光ランプ201は蛍光灯、ハロゲンランプ等からなり、その長手方向に対して垂直な方向に移動しながら原稿載置ガラス(原稿台)200上の原稿を照射する。露光ランプ201の照射による原稿からの反射光は、第1、第2、第3のミラー202、204、205に反射され、レンズ207へ入射する。ここで、露光ランプ201と第1のミラー202で構成される第1の可動体203の移動に対して、第2のミラー204と第3のミラー205で構成される第2の可動体206は1/2倍のスピードで移動することにより、照射した原稿面からレンズ207までの距離は一定に保たれる。なお、この第1の可動体203及び第2の可動体206が、後述する画像読取ヘッド即ちスキャナヘッドであり、これらは後述するスキャナモータ152により駆動される。
【0010】
このようにして、原稿からの反射光はミラー202、204、205及びレンズ207を介して、数千個の受光素子がライン配列されたCCDラインセンサ208の受光部上に結像することで、CCDラインセンサ208により逐次ライン単位で光電変換されつつ、スキャナヘッドが図中の右方向へ移動することにより原稿の全面を走査することができる。そして原稿の全面を走査し終えると、スキャナヘッドは図中の左方向へ移動し、ホームポジションに戻ったところで停止する。以上が画像記録部の説明である。
【0011】
こうして、光電変換された画像情報としての電気信号は、不図示の信号処理部で処理された後、パルス幅変調され、レーザが駆動されることとなる。
【0012】
次に、画像記録部の構成について説明する。露光制御部210は、信号処理部の出力であるPWM変調した画像信号に基づいて半導体レーザを駆動し、光ビームを感光体240の表面に照射する。この時、ドラム状の感光体240の軸方向と平行な方向に、多面鏡即ちポリゴンミラーを用いて光ビームを偏向走査し、また感光体240が定速回転することで、光ビームは感光体240上を2次元的に走査するができる。なお、このポリゴンミラーは後述するポリゴンモータ142により回転駆動させられる。また、露光制御部210は冷却ファン209により冷却される。
【0013】
一方、感光体240は光ビームが照射される前に、不図示の前露光ランプにより感光体240上の残留電荷が除電され、1次帯電器228でその表面が均一に帯電されている。そして、上述のように露光制御部210により光ビームを受けることにより静電潜像が形成される。そして、現像器211により、ドラム表面の静電潜像を所定色の現像剤(トナー)で可視化する。可視化されたトナー画像は、給紙カセット223ないし224から給送された転写用紙に転写部239にて転写される。そして、転写用紙がヒータを内包して定着の目標温度まで加熱された転写ローラ213を通過することにより転写用紙上のトナーが転写用紙に定着される。そして定着された転写用紙は排紙部242に排出される。なお、感光体240は不図示のメインモータにより回転させられる。
【0014】
なお、図示はしていないが、原稿台ガラス200上に原稿自動搬送器(RDF)が設置される場合がある。これはRDFの原稿置き場に複数部の原稿をセットすると、この多機能型複写機本体のCPUからの信号により1枚ずつ原稿を原稿台ガラス200に搬送するものである。
【0015】
なお、以上の画像読取部により得られた画像信号は、コピー画像をえるべく画像記録部へ送られるのみならず、不図示のファクシミリ通信部及び公衆網を介してファクシミリ送信されたり、ネットワークを介してホストコンピュータへ送られることも可能である。また、画像記録部は、画像読取部より送られる画像信号に基づいて画像記録を行うのみならず、公衆網及び不図示のファクシミリ通信部を介してファクシミリ受信した画像信号や、ホストコンピュータ260により、ネットワーク及び不図示のPDL受信部を介して送られる画像信号に基いて画像記録を行うことも可能である。よって、画像読取部及び画像記録部は、常に同時に起動・使用されるとは限らず、必要に応じて必要なタイミングで片方のみを起動して使用する場合もある。
【0016】
次に、ポリゴンモータ142とスキャナモータ152の制御について説明する。図1はこれらの制御ブロックを示す図である。
【0017】
図1において、142は前述のポリゴンミラーを回転せしめるポリゴンモータ、141は該ポリゴンモータ142を駆動するためのポリゴンモータ駆動回路、152は前述のスキャナヘッドを往復動せしめるためのスキャナモータ、151は該スキャナモータ152を駆動するためのスキャナモータ駆動回路、101はポリゴンモータ駆動回路141及びスキャナモータ駆動回路151に種々の制御信号を出力する制御用CPU、161は、画像記録部中のポリゴンモータ駆動回路141とその他の各部、及び画像読取部中のスキャナモータ駆動回路151とその他の各部に電源を供給する電源である。
【0018】
なお、このように、画像読取部が停止しているにもかかわらず、画像記録部中の負荷が起動中である、というケースは、前述した公衆網からのファクシミリ受信やホストコンピュータからのPDL受信、等があげられる。また、このようなケースにおいて、画像読取部を起動するケースとは、前述した、公衆網へのファクシミリ通信や、ホストコンピュータへの画像信号送信等があげられる。
【0019】
以下、図3のタイムチャートをもとにポリゴンモータ141の起動時の動作について説明する。まず、初期状態においては回転信号121及び定常状態回転信号122はともにHになっている(t<t1)。そして、不図示の主制御部より画像形成の指示がなされると、制御用CPU101は、回転信号121をHからLにする(t=t1)ことで、ポリゴンモータ142は徐々に回転し始める。なお、このポリゴンモータ起動途中における駆動電流は、定常回転状態における駆動電流に比べ大きな値をとる。
【0020】
やがて、ポリゴンモータが定常回転状態に達する(t=t2)と、ポリゴンモータ駆動回路141は、定常回転信号をLにすることで、制御用CPU101に対してポリゴンモータ142が定常回転状態にはいったことを通知する。
【0021】
そこで、本実施例においては、上記ポリゴンモータが起動途中にある期間においては、スキャナヘッドの制御条件を変えるものである。以下、スキャナモータ111の制御について説明する。なお、スキャナモータ111が前進回転することにより、前述の第1の可動体203及び第2の可動体206らにより構成されるスキャナヘッドが図2中の右方向へ移動し、スキャナモータ111が後進回転することにより、スキャナヘッドが図2中の左方向へ移動する。また、本実施例において使用するスキャナモータ152はパルスモータであり、与えられるパルス信号の周波数に応じた回転数で回転するものであり、また、必要とするトルクに応じた駆動電流を必要とするものである。
【0022】
まず、不図示の主制御部より画像読取が指示されると、制御用CPU101は、上述の回転信号121と定常回転信号122に応じて、現在ポリゴンモータ142が起動途中にあるか否かを判断する。即ち、図3からも明らかなように、回転信号121がLで定常回転信号122がHである時のみ、ポリゴンモータ142が起動途中にあるものと判断する。
【0023】
以下、ポリゴンモータ142が定常回転状態または停止状態にある場合、即ち起動途中にない場合におけるスキャナモータ152の制御動作について図4のタイムチャートを用いて説明する。なお、図4において、回転信号131は、Hのときスキャナモータを停止せしめ、Lのとき回転せしめるものである。また、前進/後進信号132は、スキャナモータ152の回転方向を指示するものであり、Hのときスキャナヘッドを前進せしめ、Lのとき後進せしめる。また、目標回転信号133はスキャナモータ152の回転数を指示するものであり、任意の周波数のアクティブパルスを与えることで、このパルス周波数に比例した回転数でスキャナモータ152を回転せしめることができる。また、134は定電流値切り換え信号で、スキャナモータ152を定電流駆動する際の定電流値Isを指示するものであり、HのときはIs=Iα、LのときはIs=Iβ(ただしIβ>Iα)で定電流駆動する。
【0024】
まず、初期状態においては、回転信号131、前進/後進信号132、及び定電流値切り換え信号134はHであり、また、目標回転数信号133はLとなっている。ここで、制御用CPU101は回転信号131をHからLにし、目標回転数信号133として周波数fαのアクティブのパルスを与えることで、このパルス周波数fαに比例した回転数でスキャナモータ152が正方向に回転してスキャナヘッドが前進し始める(t=ta)。なお、この時の駆動電流IsはIαとする。そしてスキャナヘッドが原稿の全面を読み終えると、制御用CPU101は前進/後進信号132をLにする(t=tb)ことで、スキャナヘッドを後進せしめる。その際、高い周波数fβのパルスを目標回転数信号133に与えることで、スキャナヘッドを高速に後進せしめる。また、高速回転に際し、大きなトルクを必要とするので、定電流値切り換え信号134をLにして定電流値をIβにする。そして、スキャナヘッドがホームポジションに戻ったところで、各パラメータを初期状態に戻す(t=tc)。
【0025】
次に、ポリゴンモータ142が起動途中にある場合におけるスキャナモータの制御動作について図5のタイムチャートを用いて説明する。まず初期状態(t<ta)から、スキャナヘッドが原稿を読み終える時点までは上述の場合と同様である。そしてt=tbにおいて、制御用CPU101は前進/後進信号132をLにする(t=tb)ことで、スキャナヘッドを後進せしめる。ただし、その際、前述のfβより低い周波数fγ(fγ<fβ)のパルスを目標回転数信号133として与えることで、スキャナヘッドを上述の場合より低速に後進せしめる。また、上述の場合に比べ大きなトルクを必要としないので、定電流値切り換え信号134をHのままにして定電流値を低めの値Iαに保つ。なお、この時の駆動電流Isの値をIγとする。そして、スキャナヘッドがホームポジションに戻ったところで、各パラメータを初期状態に戻すことで処理を終了する。
【0026】
なお、具体的には、通常時の場合のスキャナヘッド後進時の目標回転数信号133をfβ=4fαにし、ポリゴンモータ142の立上げ途中の場合の目標回転数信号133をfγ=2fα程度に抑えるとよい。これにより、ポリゴンモータ立上げ途中の場合のスキャナヘッドの後進速度は、通常の場合に比べ1/2となる。
【0027】
以上の制御により、ポリゴンモータ142起動途中においては、スキャナヘッドの後進速度を通常時に比べ遅くすることにより、必要とするトルクが小さくなり、スキャナモータ152の駆動電流を低く抑えることができるので、その結果、電源161の容量を抑えることができる。
【0028】
以上、本実施例においては、画像記録部中のポリゴンモータが起動途中であるか否かに応じて、スキャナヘッドの後進速度を制御するものについて説明したが、ポリゴンモータ以外の画像記録部中の各負荷のいずれかの状態に応じて、上述のようにスキャナヘッドの後進速度を制御することによっても同様の効果が得られる。ポリゴンモータ以外の負荷としては、例えば、図1における感光体ドラムを回転せしめるメインモータ等があげられる。
【0029】
(実施例2)
実施例2においては、画像記録部の電源投入時から画像記録部を利用が可能になるまでの期間だけ、画像読取部の副走査方向の戻り(以下、バックスキャン)を減速する。これにより、該バックスキャンで消費される駆動電流を減らすことができる。負荷の電流−消費電力特性は図8のごとく示されるので、電流が減少することにより消費電力も減少し、その消費電力分をヒートローラの熱源供給電流に配分する事で解決を図るものである。
【0030】
図6は本複写システム(画像処理装置)における画像読取装置の図である。画像読取装置は、原稿台(プラテンガラス)601上に載置された原稿602の画像を光学的・電気的に読み取る。この画像読取装置は、上記の原稿台カバー603の他、原稿照射アンプ604走査ミラー605 606、結像レンズ607およびCCDイメージセンサ608を含んでいる。原稿照射ランプ604はハロゲンランプにより構成され、走査ミラー605 606と一体となって移動可能な光学ユニット610として構成され、予め設定された一定の速度で副走査方向に原稿を走査する。なお、原稿第601の周囲には、複写シーケンスに関する各種モードをそれぞれ設定、表示するキー、液晶ディスプレイ等からなる操作部612が配置されている。原稿照射ランプ604により原稿を操作したときの反射光は、走査ミラー605 606、結像レンズ607を介してCCDイメージセンサ608に入射され、画像処理装置により種々の画像処理が行われる。なお、611は画像先端センサ、613はPLL(フェイズロックループ)をかけながらレーザスキャナユニット609及び光学ユニット610を稼動させるDC(直流)サーボモータである。
【0031】
図7は本発明における複写システムの代表的な構成図である。画像読取装置614は上述の通り、CCDイメージセンサ608やDCサーボモータ613を含み、これらは画像形成装置内615内のコントローラーによって制御される。同画像形成装置615には静電潜像を作成するレーザーユニット617及び静電潜像から用紙へトナー転写を行うドラムユニット618、転写されたトナーを定着する定着ユニットとしてのヒートローラ619からなる。用紙は給紙部620から搬送され、上記過程を経て排紙トレー621に印刷紙が排紙される。
【0032】
画像読取装置614の電源供給は複写機本体からなされており、複写機の電源と連動している。またコントローラ616は、ヒートローラ周辺の温度情報も収集されており、画像読取用のDCサーボモータ613や定着ユニット619への電流量制御も行う事を可能としている。
【0033】
図9は本発明の制御構造を示すブロック図である。電源ユニット622はモーター制御ドライバー623とヒートローラ制御ドライバー624を介してDCサーボモータ613とヒートローラ619に電源を供給する。また、モーター制御ドライバー623はコントローラ616から駆動及び電力制御信号を受信し、DCサーボモーター613の速度制御を行う事が出来る。ヒートローラ619も同様にヒートローラ制御ドライバー624を介してコントローラ616によって温度制御される。この内、モーター制御ドライバー623の動作を示す構成回路図を図10に示す。ドライバー1 625とドライバー2 626は共に、動作許可の信号を駆動信号から得ると共に、電力制御信号によって排他的にドライバーの選択が成される。駆動信号がONになっている状態でドライバー1 625に電力制御信号ONが入力されると第一のバックスキャン速度(通常速度)でDCサーボモータ613が動作をする。ドライバー2 626では反対に電力制御信号がOFFとなると第二のバックスキャン速度(減少速度)でDCサーボモータ613が動作する。これによりコントローラ616から電力制御信号のON、OFFでDCサーボモータ613のバックスキャン速度の制御が可能となる。
【0034】
上述した制御構成において、電源投入時からの制御流れ図(図11)に沿って説明する。画像読取部と画像記録部の両方を備えた本複写システムの電源投入もしくは、複写システムの再起動時(ステップS627)において、最初に動作中の強制的な電源切断な等による原因で複写システム機内に残留した用紙を検知(ステップS628)し、検知された場合は機内残留紙の処理(ステップS629)を行い、残留紙を取り除く。
【0035】
上記処理終了後、画像読取部のバックスキャン速度を半減させる(ステップS630)設定を与え、この後に決定された温度制御(ステップS631)が実行される。そして、ヒートローラ619に熱検知(ステップS627)が行われ、基準期間内に規定内温度内に安定するまでヒートローラへの電流量による熱量の制御(ステップS631)が繰り返される。
【0036】
熱検知(ステップS632)でヒートローラ619が規定時間内に規定温度範囲内に保たれた時点で、初期動作(ステップS630)で設定したヒートローラへの供給電流値を定常動作値まで戻し、バックスキャン速度を通常速度に復帰することで、ヒートローラ619の加熱時の電流量制御を通常の温度調整動作になる(ステップS633)。
【0037】
以上説明したような制御手段によって得られた効果として、電力量のタイムチャートを図12に示す。複写システムの電源投入もしくは、複写システムの再起動直後Aから複写動作を開始した場合を示す。バックスキャン速度制御無し634の場合、A点ではバックスキャン速度は既に通常動作時と同じ電力量を消費しており、定着器の電力消費量とを加えると、その消費電力量の最大値は定常動作時よりも高くなる。これに対してバックスキャン速度制御あり635の場合、バックスキャン速度制御により消費される電力量の最大値が低減される事が可能となった。
【0038】
以上説明したように、第 2 の実施例によれば、画像読取部と画像記録部を備えた画像処理装置において、画像記録部に電源が投入されてから定着を行うヒートローラの温度調整が終了するまでの期間だけFAX等も含めた画像読取装置の副走査戻り速度を減らす手段を有し、その時の消費電力分をヒートローラの温度調整に割り振る事で、画像処理装置全体の消費電力のピーク値を減らす事を可能にした。また、ウォームアップ時間中に画像読取部を先行動作させて形成すべき画像情報を一時記憶装置へ保存する事で全体的なコピー開始の待機時間を短くする事が可能となった。
【0039】
以上、本発明をいくつかの好ましい実施例をあげて説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲内において種々の変形や応用が可能である。
【0040】
【発明の効果】
以上説明した様に、本発明によれば、画像読取ヘッドを原稿に対して相対移動せしめることにより前記原稿を読み取る画像読取部と、画像信号に基いて記録媒体上に画像を記録する画像記録部と、前記画像読取部及び前記画像記録部に電源供給を行う電源とを有する画像処理装置であって、前記画像記録部が利用可能になるまでの立ち上げ途中であるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により前記画像記録部が立ち上げ途中であると判断された場合、前記画像読取部内の前記画像読取ヘッドの速度を、前記画像記録部の立ち上げ終了後の前記画像読取ヘッドの速度よりも遅い速度に設定する制御手段とことにより、それぞれが別々のタイミングで起動される画像読取部と画像記録部との合計電力を抑制することができ、電源容量の小規模化を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例におけるポリゴンモータとスキャナモータの制御ブロックを示す図。
【図2】本実施例における画像形成装置の説明図。
【図3】ポリゴンモータ起動時のタイムチャート。
【図4】スキャナモータ制御のタイムチャートその1(ポリゴンモータ立上げ途中以外)。
【図5】スキャナモータ制御のタイムチャートその2(ポリゴンモータ立上げ途中)。
【図6】第2の実施例に係わる画像読取装置の基本構成図。
【図7】第2の実施例に係わる複写システムの基本構成図。
【図8】負荷で消費される電流と消費電力の関係図。
【図9】第2の実施例の特徴を表す図。
【図10】モータ制御ドライバー623の詳細を示す図。
【図11】第2の実施例に係るフローチャート。
【図12】第2の実施例に係る電力消費のタイムチャート。
【符号の説明】
101 制御用CPU
121 回転信号
122 定常回転信号
131 回転信号
132 前進/後進信号
133 目標回転数信号
134 定常値切り換え信号
141 ポリゴンモータ駆動回路
142 ポリゴンモータ
151 スキャナーモータ駆動回路
152 スキャナーモータ
161 電源
Claims (5)
- 画像読取ヘッドを原稿に対して相対移動せしめることにより前記原稿を読み取る画像読取部と、
画像信号に基いて記録媒体上に画像を記録する画像記録部と、
前記画像読取部及び前記画像記録部に電源供給を行う電源とを有する画像処理装置であって、
前記画像記録部が利用可能になるまでの立ち上げ途中であるか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段により前記画像記録部が立ち上げ途中であると判断された場合、前記画像読取部内の前記画像読取ヘッドの速度を、前記画像記録部の立ち上げ終了後の前記画像読取ヘッドの速度よりも遅い速度に設定する制御手段と、
を有することを特徴とする画像処理装置。 - 前記画像読取ヘッドは前記原稿に対して読取を行いつつ移動する第1の期間と前記原稿に対する読取後にホームポジションへ戻る第2の期間とを有し、
前記制御手段は、前記第2の期間における前記画像読取ヘッドの移動速度を前記遅い速度に設定することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - 前記画像記録部は光ビームを走査する多面鏡を回転駆動する回転駆動手段を有し、
前記制御手段は、前記回転駆動手段が立ち上げ途中である場合に、前記画像読取部内の前記画像読取ヘッドの速度を前記遅い速度に設定することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。 - 前記画像記録部はトナー像を定着させる定着手段を有し、
前記制御手段は、前記定着手段が立ち上げ途中である場合に、前記画像読取部内の前記画像読取ヘッドの速度を前記遅い速度に設定することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。 - 画像読取ヘッドを原稿に対して相対移動せしめることにより前記原稿を読み取る画像読取部と、画像信号に基いて記録媒体上に画像を記録する画像記録部と、前記画像読取部及び前記画像記録部に電源供給を行う電源とを有する画像処理装置の制御方法であって、
前記画像記録部が立ち上げ途中であると判断された場合、前記画像読取部内の前記画像読取ヘッドの速度を、前記画像記録部の立ち上げ終了後の前記画像読取ヘッドの速度よりも遅い速度に設定することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
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