JPH06143761A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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JPH06143761A
JPH06143761A JP4295878A JP29587892A JPH06143761A JP H06143761 A JPH06143761 A JP H06143761A JP 4295878 A JP4295878 A JP 4295878A JP 29587892 A JP29587892 A JP 29587892A JP H06143761 A JPH06143761 A JP H06143761A
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JP
Japan
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cassette
printing
paper
inspection
switch
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JP4295878A
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English (en)
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Kiyoshi Muto
清 武藤
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レーザプリンタに装着された給紙カセットの
種類に応じて、複数の検査プログラムから1つの検査プ
ログラムを選択し実行することのできるレーザプリンタ
を提供すること。 【構成】 検査開始を指示するスタートスイッチがオン
されると(S1:YES)、カセットスイッチの状態か
ら装着されている給紙カセットを判断し(S3)、A4
カセットであるならば(S4:YES)メインモータの
検査プログラムが実行され(S5)、B5カセットであ
るならば(S6:YES)スキャナユニットの検査プロ
グラムが実行され(S7)、レターカセットであるなら
ば(S8:YES)テスト印刷のプログラムが実行され
(S9)、給紙カセットが装着されていなければ(S
8:NO)熱定着装置の検査プログラムが実行される
(S10)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷装置に関し、さら
に詳細には、複数の検査プログラムを選択して実行する
印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、印刷装置においては、印刷装置内
の画像形成部、給紙手段、各種センサ、モータ等の各部
材の検査を行う場合、外部機器から検査プログラムを入
力するか、または、検査プログラムを記憶する記憶素子
を印刷装置に接続し、印刷装置に設けられている所定の
スイッチを操作することにより前記検査プログラムに基
づいて各部材の検査が実行されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
印刷装置においては、1つの検査プログラムしか実行す
ることが出来ず、印刷装置の他の部材の検査を実行する
ためには、外部機器から他の部材に対応する検査プログ
ラムを入力したり、或いは、現在装着されている記憶素
子を他の部材に対応する検査プログラムを記憶した記憶
素子に取り替えなければならず、その作業は煩雑なもの
であった。
【0004】また、記憶素子に複数の検査プログラムを
記憶させた場合、その検査プログラムを選択するのに、
印刷装置に設けられているスイッチの操作を組合わせて
検査プログラムを選択しなければならないが、印刷装置
に設けられているスイッチは数が少ないので、検査プロ
グラムの数が多くなると検査プログラムを選択するため
のスイッチの操作の組合せが非常に複雑になるという問
題がある。
【0005】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、簡単な操作で印刷装置の状態を
変えることにより、複数の検査プログラムから1つの検
査プログラムを選択し実行することのできる印刷装置を
提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の印刷装置は、印刷装置の状態を検出する検出
部と、印刷装置の各部材の検査開始を指示する指示手段
とを備えた印刷装置であって、装置の状態と複数の検査
プログラムとを対応付けて記憶する記憶手段と、前記指
示手段から検査開始が指示されたとき、前記検出部によ
って検出された装置の状態に対応する検査プログラムを
前記記憶手段から読み出して実行する検査実行手段とを
備えている。
【0007】尚、前記印刷装置は、印刷装置に対して着
脱自在に、且つ、印刷用紙のサイズ毎に設けられ、複数
の印刷用紙を積層収容する給紙カセット及び印刷装置に
装着された給紙カセットから印刷用紙を給送する給紙手
段とを備え、前記記憶手段は給紙カセットの種類と複数
の検査プログラムとを対応付けて記憶し、前記検出部は
印刷装置に装着された給紙カセットの種類を検出するこ
とが望ましい。
【0008】
【作用】上記の構成を有する本発明の印刷装置において
は、指示手段により検査開始が指示されると、検出部が
印刷装置の状態を検出し、検査実行手段が検出部が検出
した印刷装置の状態に対応する検査プログラムを記憶手
段から読み出して、該検査プログラムを実行する。
【0009】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。本実施例は本発明の印刷装置をレー
ザプリンタに適用したものである。
【0010】図1はレーザプリンタの概略構成を示すも
のである。レーザプリンタは機体1内の下部に給紙装置
11を備えている。この給紙装置11は、機体1に対し
て着脱自在に設けられ、且つ、印刷用紙Pを多数枚積層
収納する給紙カセット32と、給紙カセット32内から
印刷用紙Pを一枚づつ分離し、後述の画像形成部15に
向かって給送する給紙ローラ11aとからなる。
【0011】この給紙カセット32は収納される印刷用
紙Pのサイズに合わせて複数種類用意されている。例え
ば、A4サイズの印刷用紙Pを収納するA4カセット3
2a、B5サイズの印刷用紙Pを収納するB5カセッ
ト、レターサイズの印刷用紙Pを収納するレターカセッ
ト等が用意されている。
【0012】図3(a)に示すように、この給紙カセッ
ト32の側壁には外側に向かって突出する突起33が形
成されている。この突起33は給紙カセット32の種類
によって突出する位置が異なり、同図に実線で示すよう
に、A4カセット32aの突起33aは側壁の上方から
突出している。また、B5カセットの突起33bは、同
図に一点鎖線で示すように、側壁の中間位置から突出し
ている。レターカセットの突起33cは、同図に一点鎖
線で示すように、側壁の下方から突出している。
【0013】これら各突起33と対向する機体1下部の
内壁には、3個のカセットスイッチ34が上下方向に並
んで取り付けられている。このカセットスイッチ34の
上方に位置する第1カセットスイッチ34aは、A4カ
セット32aが機体1に装着された際、突起33aによ
り押圧される。また、中間に位置する第2カセットスイ
ッチ34bは、B5カセットが機体1に装着された際、
突起33bにより押圧される。下方に位置する第3カセ
ットスイッチ34cは、レターカセットが機体1に装着
された際、突起33cにより押圧される。
【0014】給紙装置11の用紙搬送方向下流側にはガ
イド12、レジスト前センサ13、レジストローラ対1
4が順次配置されている。給紙ローラ11aによって給
送された印刷用紙Pは、ガイド12に案内されつつレジ
ストローラ対14に送られる。レジストローラ対14
は、レジスト前センサ13により印刷用紙Pの通過が検
出された後、所定時間経過すると回転を開始する。印刷
用紙Pはレジストローラ対14の回転接触位置で斜行を
矯正された後、レジストローラ対14の回転動作に伴っ
てレジストローラ対14に挟まれながら用紙搬送方向下
流側へと送り出される。
【0015】レジストローラ対14の用紙搬送方向下流
側には、対向して用紙経路を形成するガイド16、感光
体ドラム20と対向して印刷用紙Pが感光体ドラム20
に密着するように印刷用紙Pを案内する転写前ローラ1
7が配置されており、印刷用紙Pはレジストローラ対1
4により送り出された後、前記ガイド16及び転写前ロ
ーラ17に案内されながら画像形成部15へと給送され
る。
【0016】機体1内部の左上部から略中央部には画像
形成部15が配置されており、画像形成部15は、ドラ
ム状に形成された感光体ドラム20と、感光体ドラム2
0上に静電潜像を形成するために露光を行うスキャナユ
ニット21と、露光によって形成された静電潜像にトナ
ー付着させてトナー像を形成する現像装置22と、その
トナー像を印刷用紙Pに転写する転写帯電器18、転写
後に印刷用紙Pを感光体ドラム20から剥離するために
印刷用紙Pの除電を行う除電器19とから構成されてい
る。この画像形成部15に給送された印刷用紙Pは、感
光体ドラム20上に形成されたトナー像が転写された状
態で送り出される。
【0017】画像形成部15の用紙搬送方向下流側に
は、搬送ガイド部23、熱定着装置24が順次配設され
ており、画像形成部15から送り出された印刷用紙P
は、搬送ガイド部23上を案内されながら熱定着装置2
4へと搬送される。熱定着装置24の用紙搬送方向下流
側には、排紙部27、排紙ローラ対28が順次配設され
ており、熱定着装置24から送り出された印刷用紙P
は、排紙部27の有する用紙経路に従って排紙ローラ対
28まで案内され、排紙ローラ対28によって機体1上
部に設けられた排紙トレイ29上に送り出される。
【0018】熱定着装置24は、内部にハロゲンランプ
から構成されるヒータ26を備えるヒートローラ25
と、このヒートローラ25に圧接するローラと、熱定着
装置24の温度を検出する温度センサ25aから構成さ
れ、ヒータ26が点灯されることによりヒートローラ2
5が温められる。
【0019】熱定着装置24の用紙搬送方向下流側に
は、印刷用紙Pを検出する用紙センサ30が配設されて
おり、レジストローラ対14の回転を開始してから予め
設定されている第一の時間が経過しても用紙センサ30
が印刷用紙Pの通過を検出しなかったり、用紙センサ3
0が印刷用紙P前端の通過を検出してから予め設定され
た第二の時間が経過しても用紙センサ30が印刷用紙P
無しを検出しないような場合には用紙搬送に異常が発生
したと判断される。
【0020】前記熱定着装置24近傍には、機体1内部
の温度が上昇してスキャナユニット21等が異常動作し
ないように、温められた機体1内部の空気を機外へ排出
する冷却ファン31が設けられている。
【0021】印刷動作が開始され用紙搬送が正常に行わ
れている間は、熱定着装置24内のヒータ26が点灯す
ることによって機体内部が温められ、スキャナユニット
21等が熱によって異常動作しないように、機体内部の
温度が予め設定された第1の比較温度よりも高くなると
冷却ファン31を回転させて温められた空気を機外へ排
出して装置を冷却する。
【0022】次に、図2を参照して上記のように構成さ
れたレーザプリンタの制御する制御部の電気的構成につ
いて説明する。
【0023】制御部の主体は制御装置40であり、制御
装置40はCPU、ROM40a、RAM、タイマー、
及びそれらを接続するバス等を備えたマイクロコンピュ
ータから構成される。尚、ROM40aには、後述する
メインモータ44の検査プログラム、スキャナユニット
21の検査プログラム、テスト印刷用のプログラム、熱
定着装置24の検査プログラムが記憶されている。
【0024】また、ROM40aには、図4に示すよう
に、各検査プログラムの先頭アドレスとカセットスイッ
チ34の状態とを対応付けたテーブルが記憶されてい
る。即ち、第1カセットスイッチ34aがオン、第2,
第3カセットスイッチ34b,34cがオフの場合に対
してメインモータ44の検査プログラムの先頭アドレス
MMaが、第1カセットスイッチ34aがオフ、第2カ
セットスイッチ34bがオン、第3カセットスイッチ3
4cがオフの場合に対してスキャナユニット21の検査
プログラムの先頭アドレスSUaが、第1,第2カセッ
トスイッチ34a,34bがオフ、第3カセットスイッ
チ34cがオンの場合に対してテスト印刷用のプログラ
ムの先頭アドレスTPaが、第1〜第3カセットスイッ
チ34a〜34cが共にオフの場合に対して熱定着装置
24の検査プログラムHUaが、それぞれ対応付けて記
憶されている。
【0025】さらに、ROM40aには、テスト印刷用
の印刷パターンが記憶されている。このROM40aに
より本発明の記憶手段が構成される。
【0026】制御装置40には更にスキャナユニット2
1、ソレノイドクラッチ42、モータドライバ43、ド
ライバ回路45、用紙センサ30、レジスト前センサ1
3、カセットスイッチ34、スタートスイッチ35、冷
却ファン31、ビデオコントローラ回路基板47が接続
されている。
【0027】冷却ファン31は、印刷が開始されて熱定
着装置24内のヒータ26が点灯されると回転を開始
し、機体内部の温められた空気を機外へ排出して機体1
内の冷却を行う。
【0028】現像装置22、転写帯電器18、除電器1
9は制御装置40により制御され、印刷操作時には高電
圧が印加される。モータドライバ43はメインモータ4
4を駆動するための回路であり、メインモータ44は給
紙装置11、感光体ドラム20、排紙ローラ28、ヒー
トローラ25に接続されており、やはり制御装置40に
よって各々の制御が可能となっている。また、メインモ
ータ44にはソレノイドクラッチ42を介してレジスト
ローラ対14が接続されており、そのソレノイドクラッ
チ42の接続・解離は制御装置40によって制御され
る。
【0029】ドライバ回路45はヒータ26に電力を供
給する回路であり、制御装置40は熱定着装置24に設
けられている温度センサ25aが検出した温度に基づい
て、ドライバ回路46を介してヒータ26への電力の供
給・遮断を行う。
【0030】カセットスイッチ34は機体1に装着され
た用紙カセット32の用紙サイズを検出するスイッチで
あり、前述したように第1カセットスイッチ34a〜第
3カセットスイッチ34cからなる。図3(b)に示す
ように、第1カセットスイッチ34a〜第3カセットス
イッチ34cの一端は共に5ボルトの電圧が印加され、
他端は共に接地されている。また、第1カセットスイッ
チ34a〜第3カセットスイッチ34cの一端は共に制
御装置40に接続されており、給紙カセット32が機体
1に装着され、突起33により各カセットスイッチ34
が押下されると、各カセットスイッチ34の一端の電圧
が+5ボルトから0ボルトに下がる。このことにより、
制御装置40はどのカセットスイッチ34がオンしてい
るか検出し、この検出結果に基づいて、どの種類の給紙
カセット32が機体1に装着されたか否かを判断する。
このカセットスイッチ34により本発明の検出部が構成
される。
【0031】スタートスイッチ35は、図示しない操作
パネル上にあり、検査開始を指示するスイッチで、制御
装置40はスタートスイッチ35が押下されたことを検
出すると検査プログラムの実行を開始する。このスター
トスイッチ35により本発明の指示手段が構成される。
【0032】レジスト前センサ13及び用紙センサ30
は装着された個所に印刷用紙Pが搬送されたとき、制御
装置40に対して信号を送出するものである。
【0033】ビデオコントローラ回路基板47は外部機
器48から転送された文字データや制御データ等から印
刷データを作成し、その印刷データを制御装置40へ送
信する。制御装置40は、送信された印刷データに基づ
いてスキャナユニット21等の制御を行う。
【0034】以上のように構成されたレーザプリンタの
動作について、図5に示すフローチャートを参照しつつ
説明する。なお、以下においてSi(i=1、2、3、
・・・)はフローチャートの各ステップを表す。
【0035】レーザプリンタの電源が投入されると、制
御装置40は、所定の初期設定を行い、その後、図5に
示すフローチャートを実施する。
【0036】まず、制御装置40はスタートスイッチ3
5が押下されたかどうかを検出し(S1)、スタートス
イッチ35が押されていなければ(S1:NO)、通常
のプリンタモードの制御を行う(S2)。即ち、外部機
器48からデータが出力されるのを待ち、外部機器48
からデータが出力されると、そのデータからビデオコン
トローラ回路基板47が印刷データを作成し、制御装置
40へ送信する。制御装置40は、給紙装置11により
印刷用紙Pの給送を開始し、スキャナユニット21及び
画像形成部15により印刷用紙P上にトナー像を作成
し、熱定着装置24によりそのトナー像を印刷用紙P上
に定着させた後、排紙トレイ29上に排出する。
【0037】一方、テストスイッチ35が押されていれ
ば(S1:YES)、各カセットスイッチ34のオン・
オフ状態を検出し(S3)、その検出結果からどの種類
の給紙カセット32が機体1に装着されているのかを判
断する。
【0038】次に、機体1に装着されている給紙カセッ
ト32がA4カセット32aか否かを、第1カセットス
イッチ34aがオンで、第2,第3カセットスイッチ3
4b,34cがオフであるか否かに基づいて判断する
(S4)。A4カセット32aが機体1に装着される
と、その突起33aが第1カセットスイッチ34aのみ
を押下する。従って、第1カセットスイッチ34aの一
端の電圧のみが5ボルトから0ボルトに変ってオン状態
となり、第2,第3カセットスイッチ34b,34cは
オフ状態になる。このことから、制御装置40は給紙カ
セット32がA4カセット32aであると判断し(S
4:YES)、図4に示すテーブルから先頭アドレスM
Maを読み出し、そのアドレスで指示されるメインモー
タ44の検査プログラムを実行する。
【0039】このメインモータ44の検査プログラム
は、メインモータ44が回転を開始しするか、また、メ
インモータ44が所定の速度で回転するか等を検査する
ものである。
【0040】A4カセット32aでないと判断すると
(S4:NO)、機体1に装着されているのがB5カセ
ットか否かを第1,第3カセットスイッチ34a,34
cがオフで、第2カセットスイッチ34bがオンである
か否かに基づいて判断する(S6)。B5カセットが機
体1に装着されると、その突起33bが第2カセットス
イッチ34bのみを押下する。従って、第2カセットス
イッチ34bの一端の電圧のみが5ボルトから0ボルト
に変ってオン状態となり、第1,第3カセットスイッチ
34a,34cはオフ状態になる。このことから、制御
装置40は給紙カセット32がB5カセットであると判
断し(S6:YES)、図4に示すテーブルから先頭ア
ドレスSUaを読み出し、そのアドレスで指示されるス
キャナユニット21の検査プログラムを実行する。
【0041】このスキャナユニット21の検査プログラ
ムは、スキャナユニット21を構成するレーザ光発生器
が所定の出力のレーザ光を発生してるか、また、ポリゴ
ンミラーを回転駆動すサーボモータが所定の一定速度で
回転しているか等を検査するものである。
【0042】A4カセット32aでもB5カセットでも
ないと判断すると(S6:NO)、機体1に装着されて
いるのがレターカセットか否かを第1,第2カセットス
イッチ34a,34bがオフで、第3カセットスイッチ
34cがオンであるか否かに基づいて判断する(S
8)。レターカセットが機体1に装着されると、その突
起33cが第3カセットスイッチ34cのみを押下す
る。従って、第3カセットスイッチ34cの一端の電圧
のみが5ボルトから0ボルトに変ってオン状態となり、
第1,第2カセットスイッチ34a,34bはオフ状態
になる。このことから、制御装置40は給紙カセット3
2がレターカセットであると判断し(S8:YES)、
図4に示すテーブルから先頭アドレスTPaを読み出
し、そのアドレスで指示されるテスト印刷のプログラム
を実行する。
【0043】テスト印刷のプログラムは、給紙装置11
により印刷用紙Pを給紙すると共にROM40aからテ
スト印刷用の印刷パターンを読み出して、印刷用紙Pに
その印刷パターンを印刷するものである。
【0044】A4カセット、B5カセット、レターカセ
ットもでなければ、即ち、第1〜第3カセットスイッチ
34a〜34cが全てがオフである場合には、機体1に
は給紙カセット32が装着されていないものと判断し
(S8:NO)、図4に示すテーブルから先頭アドレス
HUaを読み出し、そのアドレスで指示される熱定着装
置24の検査プログラムを実行する。
【0045】この熱定着装置24の検査プログラムは、
ヒータ26によるヒートローラ25の加熱を開始し、温
度センサ25aの検出温度に基づいて所定時間内にヒー
トローラ25が所定の温度まで上昇するか等を検査する
ものである。
【0046】以上のようにそれぞれの検査プログラムが
終了すると、レーザプリンタの電源がオフになったかど
うかを判断して(S11)、電源がオフになっていなけ
ればS1へ戻る。電源がオフになっていれば制御を終了
する。このように、制御手段40が本発明の検査実行手
段を構成する。
【0047】以上のように、本実施例におけるレーザプ
リンタは、予め給紙カセット32と検査プログラムが対
応付けられており、スタートスイッチ35が押下された
時点で機体1に装着されている給紙カセット32の種類
を検出し、その給紙カセット32に対応する検査プログ
ラムの実行が開始されるように構成されているため、従
来装置のように、検査プログラム毎に記憶素子を取り替
えたり、検査プログラムを逐次外部機器48から読み込
んだりすることなく、また、検査プログラムを選択する
際に複雑なスイッチ操作をすることなく、給紙カセット
32を機体1に装着するという簡単な操作のみで、極め
て容易に検査プログラムの選択実行を行うことが出来
る。
【0048】また、外部機器48から検査プログラムを
読み込むことなく検査を行うことができるので、ビデオ
コントロール回路基板47を装着していない状態でもレ
ーザプリンタの各部材の検査を行うことができる。
【0049】本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の変形を
加えることができる。
【0050】上記実施例においては、3種類の給紙カセ
ット32の装着状態によって、4種類の検査プログラム
を選択できるようにしたが、給紙カセット32の種類を
増やすことよって、4種類以上の検査プログラムを選択
することができる。
【0051】また、上記実施例では、給紙カセット32
の装着により印刷装置の状態を変更したが、給紙カセッ
ト32以外の印刷装置に着脱する手段、例えば、装着さ
れているフォントROMの種類により検査プログラムの
選択ができるようにしてもよい。即ち、簡単な操作で印
刷装置の状態が変わるようなものを利用して検査プログ
ラムが選択できるようにすればよい。
【0052】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の印刷装置においては、簡単な操作で印刷装置の状
態を変えることにより、複数の検査プログラムから1つ
の検査プログラムを選択し実行することのできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のレーザプリンタの概略を示す構成図
である。
【図2】レーザプリンタの電気構成を示すブロック図で
ある。
【図3】(a)給紙カセットの突起及びカセットスイッ
チの関係を示す断面図である。 (b)カセットスイッチの電気的構成を示す図である。
【図4】各カセットスイッチの状態と検査プログラムと
の対応関係を表す図である。
【図5】レーザプリンタの動作を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 機体 21 スキャナユニット 24 定着装置 33 カセットスイッチ 34 スタートスイッチ 40 制御装置 44 メインモータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷装置の状態を検出する検出部と、印
    刷装置の各部材の検査開始を指示する指示手段とを備え
    た印刷装置において、 装置の状態と複数の検査プログラムとを対応付けて記憶
    する記憶手段と、 前記指示手段から検査開始が指示されたとき、前記検出
    部によって検出された装置の状態に対応する検査プログ
    ラムを前記記憶手段から読み出して実行する検査実行手
    段とを備えたことを特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記印刷装置は、印刷装置に対して着脱
    自在に、且つ、印刷用紙のサイズ毎に設けられ、複数の
    印刷用紙を積層収容する給紙カセット及び印刷装置に装
    着された給紙カセットから印刷用紙を給送する給紙手段
    とを備え、前記記憶手段は給紙カセットの種類と複数の
    検査プログラムとを対応付けて記憶し、前記検出部は印
    刷装置に装着された給紙カセットの種類を検出すること
    を特徴とする請求項1記載の印刷装置。
JP4295878A 1992-11-05 1992-11-05 印刷装置 Pending JPH06143761A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20220161582A1 (en) * 2009-06-30 2022-05-26 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US11707938B2 (en) 2009-03-31 2023-07-25 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US11945217B2 (en) 2009-03-31 2024-04-02 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette

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