JPH07325529A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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JPH07325529A
JPH07325529A JP6143935A JP14393594A JPH07325529A JP H07325529 A JPH07325529 A JP H07325529A JP 6143935 A JP6143935 A JP 6143935A JP 14393594 A JP14393594 A JP 14393594A JP H07325529 A JPH07325529 A JP H07325529A
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JP
Japan
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paper
heater
rotation speed
temperature
sheet
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Pending
Application number
JP6143935A
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English (en)
Inventor
Makoto Hasegawa
誠 長谷川
Kiyoshi Muto
清 武藤
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH07325529A publication Critical patent/JPH07325529A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】レーザプリンタ等の印刷装置において、印刷時
の制御を変更して、印刷開始までの時間をできるだけ短
縮する。 【構成】外部機器からの印刷データの受信に伴いスキャ
ナユニット60bのスキャナモータの回転、定着装置7
0のヒータの駆動及び給紙装置20からレジストローラ
対40までの用紙22の供給を行い、それと並行して印
刷データをビットパターンに展開する。ヒータの加熱温
度が所定温度になり、印刷データのデータ展開が終了
し、スキャナモータが定常回転状態となると、レジスト
ローラ対40を駆動して用紙22の搬送を開始し、画像
形成装置60及び定着装置70による印刷を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザプリンタ等の印
刷装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のレーザプリンタにおいて、その最
初の印刷時の制御は、制御の簡便さから各ステップをほ
ぼ直列に順序だてて実行することが多い。例えば、印字
データの展開が終了してから、定着装置のヒートローラ
の温度を待機温度から定着温度まで上昇させた後、スキ
ャナモータの回転を定常回転までもっていき、然る後
に、用紙を搬送することにより行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな制御では、印字データ展開終了から印刷開始までの
間の時間的損失が大きく、ユーザにとっては、使い勝手
が悪く、最初の印刷開始までの待ち時間が長過ぎるとい
う不満を生じていた。そこで、本発明は、このようなこ
とに対処すべく、レーザプリンタ等の印刷装置におい
て、最初の印刷時の制御を変更して、印刷終了までの時
間をできるだけ短縮するようにしようとするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決にあた
り、請求項1に記載の発明は、給紙ローラの回転に伴い
用紙を供給する給紙装置と、スキャナモータの回転に伴
いレーザビームを走査しながら出射するスキャナユニッ
トと、前記レーザビームを感光体ドラムにて受光しつつ
前記給紙装置から供給される用紙上に印刷データを画像
として形成する現像ユニットと、ヒータにより加熱され
るヒートローラにより前記現像ユニットから搬送される
前記用紙上に前記画像を熱定着させる定着装置とを有
し、かつ、前記ヒータによる加熱に併せて前記スキャナ
モータ及び前記給紙ローラの少なくとも一方を駆動する
制御装置とを備えるように構成されている。
【0005】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、印刷データを外部から受信する
受信手段を備え、前記制御装置が、前記受信手段が印刷
データを受信したことに応答して前記ヒータによる加熱
を行うように構成されている。
【0006】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
又は2に記載の発明において、前記定着装置の温度を検
出する温度検出手段と、前記スキャナモータの回転速度
を検出する回転速度検出手段と、前記給紙装置から供給
される用紙をレジストローラに当てた後にこのレジスト
ローラの回転に伴い前記用紙を下流へ搬送する搬送手段
とを備えて、前記温度検出手段の検出温度が所定温度に
達するとともに前記回転速度検出手段の検出回転速度が
所定回転速度に達したとき、前記制御装置が、前記用紙
を前記現像ユニットに向け搬送するように前記レジスト
ローラを駆動するように構成されている。
【0007】また、請求項4に記載の発明は、請求項3
に記載の発明において、前記受信手段が、さらに、外部
から印刷データを受信するようになっており、かつ同受
信印刷データをビットパターンに展開する展開手段を備
え、前記制御装置が、前記展開手段によるビットパター
ンの展開中に、前記ヒータによる加熱を行い、また、前
記制御装置が、前記展開手段による展開後、前記温度検
出手段の検出温度が前記所定温度に達するとともに前記
回転速度検出手段の検出回転速度が前記所定回転速度に
達していることを条件に、前記レジストローラを駆動す
るように構成されている。
【0008】
【作用】上述のように、請求項1に記載の発明は、ヒー
タによるヒートローラの加熱にあわせて、スキャナモー
タまたは給紙ローラの回転を開始することで、ヒートロ
ーラが定着温度に上昇する頃には、スキャナモータが定
常回転に達しまたは用紙の供給が始められており、現像
ユニットによる用紙上への画像形成、それに続いて定着
装置により画像の熱定着を早期に開始することができ
る。
【0009】また、上述のように、請求項2に記載の発
明は、外部から印刷データを受信手段が受信したことに
応答して、印刷データの展開終了を待つことなく、上記
請求項1に記載のようにヒートローラの加熱をスキャナ
モータまたは給紙ローラの回転を開始し、印刷データの
受信から印刷開始までを短縮する。
【0010】また上述のように、請求項3に記載の発明
は、給紙装置から供給された用紙をレジストローラに当
てておいて、ヒートローラが定着温度に上昇しまたスキ
ャナモータが定常回転に達したとき、レジストローラを
駆動して用紙を現像ユニットに向けて搬送する。つま
り、現像ユニットの直前まで用紙を送って位置決めして
おき、画像形成の準備が整うと、直ちに現像ユニットへ
搬送して画像形成に入ることができる。
【0011】また上述のように、請求項4に記載の発明
は、上記請求項3に記載の発明において、さらに、外部
から受信した印刷データをビットパターンに展開する間
に上記の画像形成の準備をしておき、印刷データの展開
後、画像形成の準備が整うと、レジストローラを駆動し
て用紙を現像ユニットに向けて搬送し、これにより、印
刷データの受信から印刷開始までの時間を短縮する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
ると、図1及び図2は、本発明に係るレーザプリンタの
概略全体構成を示している。このレーザプリンタは、図
2にて示すごとく、機体10内下部に給紙装置20を備
えており、この給紙装置20は、その給紙ローラ21に
より、その搬送方向下流側に位置するガイド23に沿わ
せて用紙22を案内しレジストローラ対40に向けて供
給する。用紙検出手段即ち用紙センサ30は、レジスト
ローラ対40の直前位置にあって、レジストローラ対4
0に用紙30の先端が達したことを検出する。レジスト
ローラ対40は、用紙センサ30による用紙22の検出
後、所定時間経過したときに回転し始める。このため、
用紙22は、レジストローラ対40の回転に伴い同レジ
ストローラ対40に挟まれながら、搬送方向下流側に位
置するガイド41を通り、転写前ローラ50により案内
されて画像形成装置60に向け送り出される。
【0013】画像形成装置60は、現像ユニット60c
とスキャナユニット60bとにより構成されている。ス
キャナユニット60bは、そのスキャナモータ61(図
1参照)の回転に伴い図示しないポリゴンミラーを回転
させ、この回転に伴い図示しない発光源からのレーザビ
ームを一方向に走査しながら、ミラー62の反射作用の
もとに現像ユニット60c内の感光体ドラム60a上に
入射させ、静電潜像を形成する。かかる場合、スキャナ
ユニット60bは、回転検出手段即ち回転速度センサ6
3によりスキャナモータ61の回転速度を検出する。現
像ユニット60cは、感光体ドラム60aと、その感光
体ドラム上に形成された電潜像にトナーを付着させてト
ナー像を形成する現像ローラ60fと、そのトナー像を
用紙22に転写する転写帯電器60dと、この転写後に
用紙22を感光体ドラム60aから剥離するために用紙
22の除電を行う除電器60eとにより構成されてい
る。このように構成した画像形成装置60に搬送された
用紙22は、感光体ドラム60a上に形成されたトナー
像が転写された状態で、感光体ドラム60aの搬送方向
下流側に位置するガイド64により案内されて定着装置
70に向け送り出される。
【0014】定着装置70は、ヒートローラ70aと、
このヒートローラ70aに圧接する圧接ローラ70b
と、搬送ローラ対70cと、温度センサ70d(図1参
照)とにより構成されている。しかして、この定着装置
70は、ガイド64からの用紙22をヒートローラ70
aに対し圧接ローラ70bにより圧接させながらトナー
像を熱定着した後、搬送ローラ対70cにより排紙ガイ
ド80に向けて送り出す。この排紙ガイド80は、搬送
ローラ対70cからの用紙22を排紙ローラ対81に案
内する。かかる場合、ヒートローラ70aは、その内部
に設けたヒータ71(図1参照)により加熱される。排
紙ローラ対81は、案内された用紙22を機体10の上
部に設けた排紙トレイ82上に送り出す。温度検出手段
即ち温度センサ70dは、負の抵抗温度特性を有するサ
ーミスタからなるもので、この温度センサ70dは、ヒ
ートローラ70aの表面の温度を検出する。
【0015】次に、レーザプリンタの電気回路構成を図
1を参照して説明すると、制御装置90は、CPU、R
OM、RAM、A−Dコンバータ及びバスライン等から
なるマイクロコンピュータ(以下、マイクロコンピュー
タ90という)により構成したもので、このマイクロコ
ンピュータ90は、低電圧電源ユニット100からの低
電圧を受けて、図4及び図5にて示すフローチャートに
従い主コンピュータプログラムの実行を行い、この実行
中において、用紙センサ30、回転速度センサ63、温
度センサ70d及び受信手段即ちビデオコントローラ回
路基板150からの出力を受け、スキャナユニット60
b、高圧電源ユニット110、モータドライバ120、
電磁クラッチ130、ACドライバ回路140及びビデ
オコントローラ回路基板150を制御するに要する演算
処理を行う。但し、上述の主コンピュータプログラム
は、マイクロコンピュータ90のROMに予め記憶され
ている。
【0016】低電圧電源ユニット100は、コンセント
100aをAC電源(例えば100V)に接続したと
き、同コンセント100aからの交流電圧を受けて低電
圧を出力する。高圧電源ユニット110は、マイクロコ
ンピュータ90による制御を受けて、現像ユニット60
c、転写帯電器60d、除電器60eに高電圧を出力す
る。モータドライバ120は、低電圧電源ユニット10
0からの低電圧及びマイクロコンピュータ90による制
御を受けて、メインモータ160を駆動する。このメイ
ンモータ160は、図示しない各減速機構を介して、給
紙ローラ21と用紙搬送装置即ちレジストローラ対4
0、感光体ドラム60a、排紙ローラ対81及びヒート
ローラ70a等の用紙搬送に係るローラ等を駆動する。
電磁クラッチ130は、マイクロコンピュータ90によ
る制御を受けて選択的に係合し、メインモータ160か
らの出力トルクをレジストローラ対40に伝達する。か
かる場合、電磁クラッチ130は、レジストローラ対4
0に同軸的に連結されている。ACドライバ回路140
は、低電圧電源ユニット100からの低電圧及びマイク
ロコンピュータ90による制御を受けて、ヒータ71を
駆動する。
【0017】受信手段即ちビデオコントローラ回路基板
150は、図1及び図3にて示すごとく、マイクロコン
ピュータ90と外部機器170との間に接続されてい
る。ビデオコントローラ回路基板150は、インプット
バッファ151を備えており、このインプットバッファ
151は、外部機器170から印刷制御コード及び各種
の文字コードを受けてCPU152に入力する。このC
PU152は、図6に示すフローチャートに従い、イン
プットバッファ151及びキャラクタジェネレータ15
3との協働により副コンピュータプログラムを実行し、
この実行中において、インプットバッファ151及び頁
メモリ154の制御に要する演算処理を行う。かかる場
合、上述の副コンピュータプログラムはROM155内
に予め記憶されている。頁メモリ154は、CPU15
2による制御のもとに、インプットバッファ151から
の文字コードに対応したビットパターンをキャラクタジ
ェネレータ153から読み出し、その文字コードをビッ
トパターンに展開して格納する。
【0018】以上のように構成した本実施例において、
低電圧電源ユニット100が、電源スイッチ100bを
閉じた状態にてコンセント100aからの交流電圧に基
づき低電圧を発生すると、マイクロコンピュータ90
が、この低電圧に応じて作動状態となり、図4及び図5
にて示すフローチャートに従い、主コンピュータプログ
ラムの実行を開始する。また、ビデオコントローラ回路
基板150においては、CPU152が、図6のフロー
チャートに従い副コンピュータプログラムの実行を行
う。
【0019】しかして、このビデオコントローラ回路基
板150においては、ステップ300にて、外部機器1
70からインプットバッファ151に文字コードを所定
量例えば1頁分格納すると、CPU152はステップ3
10にてマイクロコンピュータ90に向け印刷開始指令
を出力するとともに、ステップ320にて、読み込み文
字コードに対応するフォントデータをキャラクタジェネ
レータ153から読み取り、この読み取りフォントデー
タをビットパターンに展開しながら頁メモリ154にス
テップ330にて書き込む。然る後、同データのパター
ン展開が所定量例えば数行分終了すると、CPU152
がステップ340にて「YES」と判別し、ステップ3
50にてマイクロコンピュータ90へ展開データの出力
指令を出力する。その後、インプットバッファ151に
まだ文字コードがあれば、ステップ360における判別
が「YES」となり、副コンピュータプログラムがステ
ップ320に戻り、上述と同様の処理が繰り返される。
【0020】また、上述のように、主コンピュータプロ
グラムの実行の開始に伴い、図4の両ステップ200、
210における「NO」との判別の繰り返し中におい
て、印刷開始指令(図7参照)がビデオコントローラ回
路基板150からマイクロコンピュータ90に入力され
ると、マイクロコンピュータ90が、ステップ200に
て「YES」と判別する。すると、次の各ステップ21
1、212及び213において、スキャナモータ61の
回転開始処理、定着装置70のヒータ71の駆動処理及
び給紙装置20からの用紙22の搬送開始処理がなされ
る(図7参照)。これにより、スキャナモータ61の回
転が開始され、ACドライバ回路140によりヒータ7
1の加熱が開始され、メインモータ160の駆動がモー
タドライバ120により開始される(図7参照)。これ
に伴い、給紙ローラ21、感光体ドラム60a、排紙ロ
ーラ対81及びヒートローラ70aの各駆動が開始され
る。このとき、レジストローラ対40は電磁クラッチ1
30の解離のもとに停止している。そして、このような
状態にて、給紙ローラ21の駆動開始に応じ、給紙装置
20からレジストローラ対40への用紙22の搬送が開
始される。
【0021】このような開始状態では、各ステップ22
0、230及び231(或いは232)を循環する処理
が繰り返され、ヒータ71の温度が、所定温度(180
℃)未満のときACドライバ回路140によりヒータ7
1が駆動(加熱のための通電)され、所定温度(180
℃)以上のときACドライバ回路140によりヒータ7
1の駆動が停止される。しかして、用紙22の先端がレ
ジストローラ対40に当たると、用紙センサ30が、そ
のオンにより、この用紙の頭出し(先端位置決め)の終
了を検出し、ステップ221にて用紙搬送停止処理が行
われる。これにより、メインモータ160が停止して給
紙ローラ21、感光体ドラム60a、排紙ローラ対81
及びヒートローラ70aを停止させる。
【0022】現段階において、ヒートローラ71の表面
温度が前記所定温度以上でなければ、ステップ240に
おいて「NO」との判別がなされ、ヒータ71の駆動処
理がステップ241にてなされて同ヒータ71がACド
ライバ回路140により駆動される。その後、ステップ
240における判別が「YES」になると、ステップ2
42において、ヒータ71の駆動停止処理がなされて同
ヒータ71の駆動が停止する。このとき、頁メモリ15
4内へのデータ展開終了に伴う展開データ出力指令がビ
デオコントローラ回路基板150から出力されていなけ
れば、ステップ250にて「NO」との判別がなされ、
ステップ260にて「NO」或いは「YES」との判別
がなされて、ヒータ71の駆動処理或いは駆動停止処理
がなされる。
【0023】一方、ステップ250における判別が「Y
ES」の場合には、スキャナモータ61が、ステップ2
70にて、回転速度センサ63からの検出回転速度に基
づき定常回転状態に達しているか否かが判別される。ス
キャナモータ61が定常回転状態に達していれば、ステ
ップ270における判別が「YES」となり、メインモ
ータ160の駆動処理及び電磁クラッチ130の係合処
理がステップ271にてなされる。これにより、レジス
トローラ対40が回転されて現像ユニット60への用紙
22の搬送が開始される。そして、用紙22が現像ユニ
ット60cにより印刷データを形成されるとともに定着
装置70により熱定着される。かかる場合、印刷中にお
いては、ステップ280における「NO」との判別、ス
テップ290における「NO」或いは「YES」との判
別及びステップ291におけるヒータ71の駆動処理或
いはステップ292におけるヒータ71の駆動停止処理
が繰り返される(図7参照)。このため、定着装置70
内の温度が前記所定温度に維持される。しかして、ビデ
オコントローラ回路基板150に受信した全データの印
刷が終了すると、ステップ280における判別が「YE
S」となり、各ステップ281、282及び283にお
いてヒータ駆動停止処理、スキャナモータ停止処理及び
搬送停止処理がなされる。これに伴い、ヒータ71、ス
キャナモータ61及びメインモータ160の各駆動が停
止される。
【0024】以上説明したように、本実施例において
は、外部機器170から印刷データを受信してビデオコ
ントローラ回路基板150が印刷開始指令を出力するの
に伴い、スキャナモータ61の回転、ヒータ71による
加熱及び用紙22の頭出し搬送のためのメインモータ1
60の回転を共に開始した後、用紙22の頭出し搬送の
終了によりメインモータ160の回転を停止する。つい
で、ヒートローラ81の表面温度が前記所定温度以上に
なり、ビデオコントローラ回路基板150からデータ展
開終了の出力がされ、かつスキャナモータ61の回転が
定常回転状態になったとき再びメインモータ160の駆
動により頭出し搬送終了済みの用紙22の搬送を開始し
て同用紙22に対する現像ユニット60c及び定着装置
70による印刷を行う。このように、用紙22の印刷に
先立ち、データ展開の終了を待つことなく印刷開始指令
を起点として、ヒータ71による加熱に併せてスキャナ
モータ61の回転及び用紙22の頭出し搬送を行うよう
にしたので、その後の用紙22の印刷開始までの待ち時
間及び同印刷終了までの時間を大幅に短縮できて便利で
ある。
【0025】図7に、各信号、各装置の動作タイミング
を示す。1群の印刷データの印刷終了後、ヒータ71は
駆動停止処理がされても、電源がオフされない限り待機
温度(図7に2点鎖線で示す)に維持されている。ま
た、印刷装置の電源を投入した後所定時間経過すると、
上記待機温度に維持されている。従って、定着装置がこ
の待機温度にある状態で、印刷データを受信すると、定
着温度に達するのが図7よりも早く、電磁クラッチ13
0の駆動タイミングが早くなり、その1群の印刷データ
の印刷開始までの待ち時間が短くなる。なお、本発明の
実施にあたっては、ヒートローラ21に対するヒータ7
1の加熱所要時間が長いため、用紙22の頭出し搬送の
開始及びスキャナモータ61の回転開始をヒータ71に
よる加熱開始時期よりも遅延させて実施してもよい。ま
た、本発明の実施にあたっては、ヒータ71による加熱
開始に併せてスキャナモータ61の回転及び用紙22の
頭出し搬送のいずれか一方を開始させ、その終了後に残
りを開始させるようにしてもよい。
【0026】
【発明の効果】上述のような請求項1に記載の発明の構
成及び作用によれば、前記ヒータによる前記ヒートロー
ラの加熱に併せて前記スキャナモータ及び前記給紙ロー
ラの少なくとも一方を駆動することで、前記現像ユニッ
トによる前記用紙上への印刷データの画像としての形成
及び前記定着装置による前記用紙上への印刷データの熱
定着等の印刷処理に要する時間を短縮させる。従って、
印刷開始までの待ち時間を著しく短縮できる。その結
果、印刷終了までの時間が著しく短縮されるので、使用
者にとって使い勝手がよい。
【0027】また、上述のような請求項2に記載の発明
の構成及び作用によれば、前記受信手段への印刷データ
受信に応答して前記ヒートローラに対しての前記ヒータ
による加熱が行われるので、データ展開を待つことなく
当該ヒータによる加熱が開始される。このため、印刷開
始までの待ち時間の短縮が可能となる。
【0028】また、上述のような請求項3に記載の発明
の構成及び作用によれば、前記定着装置の温度が前記所
定温度に達するとともに前記スキャナモータの回転速度
が前記所定回転速度に達したとき、前記用紙を前記現像
ユニットに向け搬送するように前記搬送手段のレジスト
ローラを駆動するので、印刷開始まで待ち時間を請求項
1或いは2に記載の発明と同様に短縮できる。
【0029】また、上述のような請求項4に記載の発明
の構成及び作用によれば、前記印刷データをビットパタ
ーンに展開している間に前記ヒータによる加熱を行い、
前記印刷データの展開後、前記定着装置の温度が前記所
定温度に達するとともに前記スキャナモータの回転速度
が前記所定回転速度に達していることを条件に、前記レ
ジストローラを駆動するので、印刷開始まで待ち時間を
請求項3に記載の発明と同様に短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2に示すレーザプリンタの各種素子を駆動制
御するためのブロック回路図である。
【図2】レーザプリンタの断面図である。
【図3】ビデオコントローラ回路基板の詳細ブロック図
である。
【図4】主コンピュータプログラムを表すフローチャー
トの一部である。
【図5】同フローチャートの残りの部分である。
【図6】副コンピュータプログラムを表すフローチャー
トである。
【図7】図2に示すレーザプリンタの各種素子の作動を
説明するためのタイミングチャートである。
【符号の説明】
20・・・給紙装置、21・・・給紙ローラ、40・・
・レジストローラ対、60b・・・スキャナユニット、
61・・・スキャナモータ、63・・・回転速度セン
サ、60c・・・現像ユニット、70・・・定着装置、
70a・・・ヒートローラ、70d・・・温度センサ、
71・・・ヒータ、90・・・制御装置、170・・・
外部機器、150・・・ビデオコントローラ回路基板、
160・・・メインモータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G02B 26/10 A G03G 15/00 516 15/20 109

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】給紙ローラの回転に伴い用紙を供給する給
    紙装置と、 スキャナモータの回転に伴いレーザビームを走査しなが
    ら出射するスキャナユニットと、 前記レーザビームを感光体ドラムにて受光しつつ前記給
    紙装置から供給される用紙上に印刷データを画像として
    形成する現像ユニットと、 ヒータにより加熱されるヒートローラにより前記現像ユ
    ニットから搬送される前記用紙上に前記画像を熱定着さ
    せる定着装置とを有し、 かつ、前記ヒータによる加熱に併せて前記スキャナモー
    タ及び前記給紙ローラの少なくとも一方を駆動する制御
    装置とを備えてなる印刷装置。
  2. 【請求項2】印刷データを外部から受信する受信手段を
    備え、 前記制御装置が、前記受信手段が印刷データを受信した
    ことに応答して前記ヒータによる加熱を行う請求項1に
    記載の印刷装置。
  3. 【請求項3】前記定着装置の温度を検出する温度検出手
    段と、 前記スキャナモータの回転速度を検出する回転速度検出
    手段と、 前記給紙装置から供給される用紙をレジストローラに当
    てた後にこのレジストローラの回転に伴い前記用紙を下
    流へ搬送する搬送手段とを備えて、 前記温度検出手段の検出温度が所定温度に達するととも
    に前記回転速度検出手段の検出回転速度が所定回転速度
    に達したとき、前記制御装置が、前記用紙を前記現像ユ
    ニットに向け搬送するように前記レジストローラを駆動
    することを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷装
    置。
  4. 【請求項4】前記受信手段が、さらに、外部から印刷デ
    ータを受信するようになっており、かつ同受信印刷デー
    タをビットパターンに展開する展開手段を備え、 前記制御装置が、前記展開手段によるビットパターンの
    展開中に、前記ヒータによる加熱を行い、 また、前記制御装置が、前記展開手段による展開後、前
    記温度検出手段の検出温度が前記所定温度に達するとと
    もに前記回転速度検出手段の検出回転速度が前記所定回
    転速度に達していることを条件に、前記レジストローラ
    を駆動することを特徴とする請求項3に記載の印刷装
    置。
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