JPH0614253U - 小型建設機械のキャノピ - Google Patents
小型建設機械のキャノピInfo
- Publication number
- JPH0614253U JPH0614253U JP5807092U JP5807092U JPH0614253U JP H0614253 U JPH0614253 U JP H0614253U JP 5807092 U JP5807092 U JP 5807092U JP 5807092 U JP5807092 U JP 5807092U JP H0614253 U JPH0614253 U JP H0614253U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stay
- roof
- lock mechanism
- seat
- driver
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 キャノピの屋根を利用して運転席に雨が当ら
ないようにする。 【構成】 車体1の運転席2左右両側部3,3に下部レ
ール11を設け、第1ステー4と第2ステー5をX字状
に連結し、その第1ステー4の下端部を前記下部レール
11に沿って摺動自在と支承し、かつ第1ステー4の上
端部を屋根6に枢着し、前記第2ステー5の上端部を前
記上部レール15に沿って摺動自在に支承し、かつ第2
ステー5の下端部を左右両側部3,3に枢着し、前記下
部レール11と第2ステー5にピン孔13に形成し、そ
のピン孔13にピン12を挿入してロック機構14と
し、前記上部レール15と第1ステー4にピン孔17を
形成し、このピン孔17にピン16を挿入してロック機
構18とする。
ないようにする。 【構成】 車体1の運転席2左右両側部3,3に下部レ
ール11を設け、第1ステー4と第2ステー5をX字状
に連結し、その第1ステー4の下端部を前記下部レール
11に沿って摺動自在と支承し、かつ第1ステー4の上
端部を屋根6に枢着し、前記第2ステー5の上端部を前
記上部レール15に沿って摺動自在に支承し、かつ第2
ステー5の下端部を左右両側部3,3に枢着し、前記下
部レール11と第2ステー5にピン孔13に形成し、そ
のピン孔13にピン12を挿入してロック機構14と
し、前記上部レール15と第1ステー4にピン孔17を
形成し、このピン孔17にピン16を挿入してロック機
構18とする。
Description
【0001】
本考案は、小型ブルトーザ、小型パワーショベル、小型ホイールローダ等の小 型建設機械のキャノピに関する。
【0002】
小型建設機械においては車体に運転席に覆うキャノピを取付けてオペレータを 雨等から保護している。
【0003】
かかる従来のキャノピは車体に立設した支柱に屋根を取付けたものであり、そ の屋根と運転席は離隔しているために小型建設機械を屋外に置いた状態では運転 席に雨が当り、運転席が雨で濡れてしまうので、次にオペレータが座って運転し ようとした場合に不快となる。
【0004】 そこで、本考案は前述の課題を解決できるようにした小型建設機械のキャノピ を提供することを目的とする。
【0005】
車体1の運転席2の左右両側部3,3の後端寄りにX字状に枢着した第1ステ ー4の下端部を上下回動自在に連結し、第2ステー5の下端部を前後摺動自在に 支承し、前記第1ステー4の上端部を屋根6に前後摺動自在に支承し、第2ステ ー5の上端部を屋根6の後端寄りに上下回動自在に連結し、前記第1ステー4の 上端部を後方側位置で保持するロック機構18と、前記第1ステー5の下端部を 後方側位置で保持するロック機構14をそれぞれ設けてなる小型建設機械のキャ ノピ。
【0006】
【作 用】 ロック機構18,14を解除して第1ステー4の上端部を前方側に摺動し、か つ第2ステー5の下端部を前方側に摺動することで屋根6が下降して運転席2を 直接覆うので、雨水が運転席2に当たることを屋根6で防止できる。
【0007】
図1、図2に示すように小型建設機械の車体1には運転席2が設けられ、この 運転席2の左右両側部3,3は作動油タンクカバーや工具ボックス等で覆われて 左右両側部3,3は運転席2のシート2aより上方に突出している。 前記運転席2の左右両側部3,3には左右一対の第1・第2ステー4,5が設 けられ、この左右一対の第1・第2ステー4,5の上部間に屋根6が取付けられ てあり、この屋根6は車体1の運転席2より前方の前方部7と後方部8との間の 距離とほぼ同一長さで、左右両側部3,3間の距離とほぼ同一幅となっている。
【0008】 前記屋根6は図3に示すように天板6aと左右縦板6b,6bと前後縦板6c ,6cで下方が開口した箱型状となる。 前記第1・第2ステー4,5は図3に示すようにピン9でX字状に連結され、 第1ステー4の下端部がピン10で左右両側部3に上下回動自在に支承され、第 2ステー5の下端部が左右両側部3に設けた下部レール11に沿って前後摺動自 在に支承され、かつピン12とピン孔13より成るロック機構14で下部レール 11の前後方向後側位置に支持されている。 前記第1ステー4の上端部に設けたローラが屋根6の左右縦板6bに設けた上 部レール15に沿って前後摺動自在に支承され、かつピン16とピン孔17より 成るロック機構18で上部レール15の前後方向後側位置に支持されている。前 記第2ステー5の上端部が屋根6の左右縦板6cにおける後端寄りにピン19で 上下回動自在に連結してある。
【0009】 ロック機構14,18で第1ステー4、第2ステー5を保持すれば図3に示す ように第1・第2ステー4,5がほぼ起立姿勢となって屋根6は上方位置となる 。 ロック機構14,18を解除すれば第1ステー4、第2ステー5が上部レール 15、下部レール11に沿って前方に摺動して図4に示すように倒伏姿勢となっ て屋根6は下方に移動して運転席2を覆うので、雨が運転席2に当たることがな い。 この時運転席2の背もたれ2bを前方に倒して屋根6と干渉しないようにする 。
【0010】
ロック機構18,14を解除して第1ステー4の上端部を前方側に摺動し、か つ第2ステー5の下端部を前方側に摺動することで屋根6が下降して運転席2を 直接覆うので、雨水が運転席2に当たることを屋根6で防止できる。
【図1】小型建設機械の側面図である。
【図2】小型建設機械の正面図である。
【図3】キャピの拡大側面図である。
【図4】キャピを下降した状態の側面図である。
2…運転席、3…左右両側部、4…第1ステー、5…第
2ステー、6…屋根、11…下部レール、12…ピン、
13…ピン孔、14…ロック機構、15…上部レール、
16…ピン、17…ピン孔、18ロック機構。
2ステー、6…屋根、11…下部レール、12…ピン、
13…ピン孔、14…ロック機構、15…上部レール、
16…ピン、17…ピン孔、18ロック機構。
Claims (2)
- 【請求項1】 車体1の運転席2の左右両側部3,3の
後端寄りにX字状に枢着した第1ステー4の下端部を上
下回動自在に連結し、第2ステー5の下端部を前後摺動
自在に支承し、前記第1ステー4の上端部を屋根6に前
後摺動自在に支承し、第2ステー5の上端部を屋根6の
後端寄りに上下回動自在に連結し、前記第1ステー4の
上端部を後方側位置で保持するロック機構18と、前記
第1ステー5の下端部を後方側位置で保持するロック機
構14をそれぞれ設けてなる小型建設機械のキャノピ。
- 【請求項2】 前記運転室2の左右両側部3,3に下部
レール11をそれぞれ設け、この下部レール11に沿っ
て第2ステー5の下端部を前後方向摺動自在に支承し、
この下部レール11と第2ステー5に形成したピン孔1
3とピン12でロック機構14とし、前記屋根6の左右
に上部ガイドレール15をそれぞれ設け、この上部ガイ
ドレール15に沿って第1ステー4の上端部を前後摺動
自在に支承し、この上部レール15と第1ステー4に形
成したピン孔17とピン16でロック機構18とした請
求項1記載の小型建設機械のキャノピ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5807092U JPH0614253U (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | 小型建設機械のキャノピ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5807092U JPH0614253U (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | 小型建設機械のキャノピ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0614253U true JPH0614253U (ja) | 1994-02-22 |
Family
ID=13073649
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5807092U Pending JPH0614253U (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | 小型建設機械のキャノピ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0614253U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020133349A (ja) * | 2019-02-25 | 2020-08-31 | 株式会社加藤製作所 | キャノピの起伏構造、及びこれを適用した建設機械 |
-
1992
- 1992-07-28 JP JP5807092U patent/JPH0614253U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020133349A (ja) * | 2019-02-25 | 2020-08-31 | 株式会社加藤製作所 | キャノピの起伏構造、及びこれを適用した建設機械 |
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