JPH0614234B2 - 電子写真装置 - Google Patents

電子写真装置

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JPH0614234B2
JPH0614234B2 JP57090538A JP9053882A JPH0614234B2 JP H0614234 B2 JPH0614234 B2 JP H0614234B2 JP 57090538 A JP57090538 A JP 57090538A JP 9053882 A JP9053882 A JP 9053882A JP H0614234 B2 JPH0614234 B2 JP H0614234B2
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line
roller
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cleaning roller
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は改良された電子写真装置に関する。
従来種種の形式の電子写真複写機が知られている。若干
のこれ等の複写機は、その販売価格に制限を受ける複写
機市場部分向けのものである。この市場部分向けの複写
機の1形式では、原版を固定の光学装置を過ぎて運ぶ復
往動圧盤を使う。これ等の複写機の大部分は1種類の寸
法だけの複写紙の供給源を使うようにしてある。比較的
長い原版の複写を行おうとする場合には供給複写材料の
代りに一層長い寸法の原稿に寸法が対応する複写材料を
使わなければならない。往復動圧版を使う形式の複写機
はたとえば比較的厚い書籍の各頁を複写するには適して
いない。これ等の複写機は半自動式又は自動式のどちら
の書類送給装置にも適応しない。
前記したような複写機は又一般に、多くの例で1度に単
一の複写だけしか行われない便宜形複写機として使われ
ている。このような便宜形複写機が有用な場所ではこの
複写機の使用ごとに行われる複写の平均枚数は約1.3枚
であることが分つている。短く早い複写時間は便宜形複
写機として使われる複写機には極めて重要な考慮点であ
るのは明らかである。
前記したような複写機だけでなく又全部の複写機に対す
る別の要件は、複写機部品を取りはずさないで紙片径路
の全部の点で操作ができ使用者が紙片の詰まりを除き補
修者の呼出し回数を減らせることである。複写機の部分
装置の各部品は補修が容易になるように容易に取りはず
して交換できなければならない。さらに複写機のはぎ取
り部片はドラムの表面に絶えず連関はしていないことが
望ましい。
本出願人の知つている従来の複写機ではすべて、複写紙
はこれを複写機から送出しざらに向い押し又は推進する
ことによつて複写機の放出ざら又は類似物に送出す。こ
のような操作によりシートから成る放出積層体の前縁が
精密にはそろわなくなる。たとえば放出複写紙の積層体
をとじる操作をさらに行おうとするとこの放出積層体を
構成するシートの前縁を精密にそろえるのに若干の補助
装置を設けなければならない。
本発明は、電子写真術の分野、ことに光導電性表面が複
写操作中に回転運動及び普進運動を共に生ずる電子写真
術の分野に関する。
早い複写速度に役立つ要因の1つは複写材料を供給源か
ら仕上がり複写の前縁が終る点に移送する速度である。
クシマ(Kushlma)等を発明者とする米国特許第4,11
6,557号明細書には、複写機の一端部から他端部に
向い前進行程及び後進行程により並進運動するように取
付けた往復台により像を形成しようとするドラムを回転
自在に支える装置について述べてある。複写機キヤビネ
ツトの底部と往復台とに設けた相互連関部片により、往
復台前進行程の並進運動の際にドラムを回転駆動しドラ
ムに潜像を生成できるようにする。この潜像は、ドラム
表面の運動と同期して転写場所を経て前進しこれと同時
に往復台の運動により複写機を横切つて運ばれる複写材
料に転写される。
往復台がその移動限度に達した後、潜像を支えるシート
は、この潜像を複写が使用者に送出される前に現像する
固定の液体現像装置を経て移動させる。この構造により
ドラムの並進運動を行わない複写機で供給源から液体現
像装置への複写紙の移動速度は増すが、複写を行う全時
間は、往復台の前進行程に次で液体現像装置を経て複写
紙を運ぶ必要があるのであまり短くはならない。
これ等の特許明細書にはさらに、像を現像する乾式現像
装置を設けてある。しかしこのようにしてもドラムの回
転が往復台の前進並進運動から誘導されるので、往復台
は走査に必要な距離を越えて現像、転写及び送出しの操
作を終え十分な距離にわたつて駆動しなければならな
い。
アカマツ(Akamatsu)を発明者とする米国特許第4,07
7,711号明細書には、複写しようとする原版又は書
類を光フアイバーレンズを備えた固定の光学装置に対し
て動かし液体現像剤を使う前記したような複写機につい
て記載してある。この特許明細書では複写を行うのに2
つの全操作サイクルを実施する必要のあることが分つて
いる。
第1のサイクル中に給電、露出、現像及び転写の操作が
行われる。第2のサイクル中にドラム清掃作業が行われ
る。複写を行おうとするごとに2つのこのようなサイク
ルを必要とする表面上の理由は、他のどのような構造で
も、清掃液体が転写操作の妨げになる転写場所に清掃液
体が流れないようにする複雑な構造を伴い又は必要とす
るようになるからである。
本発明の目的は、転写場所を現像場所及び清掃場所の下
方に位置させるにもかかわらず、光導電性ドラムの表面
に沿つて流下する現像液によつて複写紙が湿らされた
り、よごされたりするのを防止する簡潔な構造の電子写
真装置を提供することにある。
以下本発明による電子写真装置の実施例を添付図面につ
いて詳細に説明する。
第1図、第2図、第3図、第4図、第5図、第6図、第
7図及び第8図に示すように本発明による新規な電子写
真装置10は、複数個の脚14により支えた底部12を
備えている。底部12から上向きに延びる前壁18は、
その上方左端部を第1の横部片20により又上方右端部
を第2の横部片22によりそれぞれ連結してある。たと
えばねじ片24のような任意適当な部片を使い各横部片
20,22を前壁18及び後壁16に締付けてある。
装置10は、ねじ片又は類似物のような任意適当な部片
により前壁18及び後壁16に締付けた右端カバー26
を備えている。カバー26には供給紙片を入れたカセツ
ト30を後述のようにして装置10内に挿入することの
できる穴28を形成してある。カセツト30は紙片支持
板32を備えている支持板32は、通常カセツト30の
底部に乗り後述のように作用を受けカセツト30内の最
上部の紙シートを後述の紙片送給ローラに連関させる。
装置10の後部カバー34は、後壁16のブラケツトに
取付けた1対のヒンジピン36,38に枢動自在に支え
られ閉じた位置及び開いた位置の間で動くようにしてあ
る。たとえば磁石(図示してない)のように当業者には
よく知られている任意適当な部片を使い後部カバー34
をその閉じた位置に保持する。同様にたとえばチエーン
(図示してない)のような任意適当な部片を使い後部カ
バー34の開き運動を制限するようにしてある。
装置10は、前壁18に取付けた各ヒンジピン42,4
4に枢動自在に支えた前部カバー40を備えている。後
部カバー34の場合と同様にたとえば磁石(図示してな
い)のような任意適当な部片を使い前部カバー40をそ
の閉じた位置に保持すると共に、たとえばチエーン(図
示してない)のような任意の部片を使いカバー40の開
いた位置への動きを制限するようにしてある。
本発明の図示の特定の実施例では前部カバー40は、装
置10に協働する電子装置パツケージのハウジンゲとし
て作用する。カバー40の上面は、装置10の作用を制
御するように適当な押しボタン及び類似物を設けた制御
盤46を取付けてある。たとえば第1群のボタン48を
操作して装置10を所定枚数の複写を行うようにセツト
する。キー盤46にスイツチ50を設け使用者が装置1
0に協働する若干のカセツトを後述のようにして選定す
ることができる。押しボタン52を駆動し装置10の操
作を始める。さらに盤46には種種の条件たとえば後述
する供給紙片の終了、現像液の状態等を指示する表示器
を設けてある。
装置10は、複写しようとする原稿を複写操作中に表を
下にして置くガラス圧盤56を支えるふた54を備えて
いる。圧盤カバー58は、書類を表を下にして置けるよ
うに圧盤56から遠ざかる位置とカバー58が書類を覆
う位置との間で動くように1対の重力鎖錠ヒンジ60,
62により支えてある。ふた支持腕部片64,66は後
部隔壁の各端部に取付けたピボツトピン68を受入れふ
た54とこれに取付けた圧盤56を支えふた54が平ら
になる閉じた位置から装置10の全部の作動部品をなお
詳しく後述するように容易に操作できる開いた位置に動
くようにしてある。
各横部片20,22は、各腕部片64,66に協働する
ベルクランク70を支えるピボツトピン72を取付けて
ある。各ベルクランク70の一方の腕部分の端部にロー
ラ74を取付けてある。ローラ74はその協働するブラ
ケツト64又はブラケツト66のみぞ穴76にはまるよ
うにしてある。各ばね部片78はベルクランクの他方の
腕部分のピン80と各横部片20,22のピン82との
間に延びふた54を部分的に開いた位置に付勢するよう
にしてある。装置10の前部の弾性留め金84は通常腕
部片66に連関しふた54をばね部片78の作用に逆つ
て閉じた状態に保持する。とくにねじ部片81及びスペ
ーサ83は弾性指状留め金84を、ふた54の閉じてい
るときに留め金84が腕部片66のみぞ穴76に連関す
る位置で横部片22に取付けふた54をばね部片78の
作用に逆つて下方に釈放自在に保持する。カバー26の
面内に取付けた押しボタン86は駆動して棒部片85に
より留め金84を釈放しばね部片78によりふた54を
その部分的に開いた位置に動かせるようにしてある。こ
の状態になると、使用者はみぞ穴76の長さにより又は
制限チエーン(図示してない)により定まる全開位置に
ふた54を手動で容易に動かすことができる。ふた54
がこの位置になると、重力応答ヒンジ60,62により
カバー58が圧盤56から後方に落下しないようにす
る。
各重力鎖錠ヒンジ62はふた54に取付けたブラケツト
88を備えている。各ブラケツト88のピボツトピン9
0はカバー58に固定のブラケツト95にはまり通常使
用者が圧盤カバー58を圧盤56から遠ざかる向きに上
向きに上昇させることができるようにしてある。各ヒン
ジ60,62は又ピボツト90の前方の場所でブラケツ
ト88に枢動自在に支えた軸92を備えている。ブラケ
ツト88の外方に延びる軸92の一端部には片寄り部9
4を形成してある。ブラケツト88の外方に延びる軸9
2の他端部にはおもり96を取付けてある。各止め板9
3はブラケツト95の段の下側に固定し各片寄り部94
に隣接してポケツトを形成してある。
ふた54が一般に水平の通常の閉じた位置にあるとき
に、圧盤カバー58をピボツトピン90のまわりに上向
きに揺動すると片寄り部94は止め板93により形成し
たポケツトから離れる。ふた54をカバー58と共に揺
動して開くと、おもり96及び片寄り部94は重力の影
響のもとに同じ位置に留まるのは明らかである。最終的
に片寄り部94は止め板93により形成したポケツト内
に動きカバー58がピン90のまわりに枢動しないよう
にする。すなわちふた54をその全開位置に動かすと重
力鎖錠ヒンジ60,62により圧盤カバー58がふた5
4から揺動して離れることがないようにする。
装置10は、その架わくに取付けたブラケツト102に
支えた前後部の1対の主すべり棒98,100を備えて
いる。なお詳しく後述するように主すべり棒98,10
0は装置10の左右に並進運動するように各単位10
4,106を支える。単位104は複写機光学装置、光
導電性ドラム、複写機コロナ装置、現像剤施し器、逆転
ローラ又は調整ローラ及び清掃装置から成る処理単位で
ある。紙片取扱い単位106は、位置決め、はぎ取り、
転写及び放出の各機能を行う部品を支える。
第4図、第8図及び第20図に示すように装置10の駆
動装置は主駆動電動機118を備えている。前進走査駆
動方向が処理単位104の初期位置から複写機放出端に
向う運動方向であり、逆転走査方向が複写機放出端から
処理単位104のもとの位置に向いもどる方向であるの
はもちろんである。主駆動電動機118の軸の一端部は
減速歯車箱119への入力を生ずる。歯車箱119の出
力は、前進クラツチ歯車121をゆるく支え一緒に回転
するように逆転走査駆動歯車123を支える主駆動軸1
20で生ずる。歯車121は、右側走査駆動軸126に
これと一緒に回転するように取付けた前進走査駆動歯車
124を駆動する前進走査遊び歯車122に連関する。
歯車123は、軸126にゆるく取付けた逆転クラツチ
歯車125を駆動する。
前進走査クラツチ127を後述のように付勢すると、歯
車121は軸120に係合し歯車124は遊び歯車12
2を介して駆動され軸126を前進走査方向に対応する
方向に回転する。逆転走査クラツチ129を付勢すると
歯車125は軸126に係合し歯車123が歯車125
を駆動し軸126を逆転走査方向に対応する方向に回転
する。
装置10の前壁18及び後壁16に回転自在に支えた右
側走査軸126は、それぞれ前後部のピツチチエーン1
36,138を駆動するスプロケツト132,134を
取付けてある。各チエーン136,138は装置10の
右方から左方に延び、左側スプロケツト140,142
に連関する。各スプロケツト140,142は、軸12
6を支えるのと同様に装置10の前壁18及び後壁16
に支えた左側走査軸144に取付けてある。詳しく後述
するように処理単位104はチエーン136,138に
連結され前進行程及びもどり行程を持つ往復運動をする
ように駆動する。
第4図及び第7図に示すように装置10の頂部に隣接し
て互に間隔を隔てた関係に前後部のつりあいおもり付き
すべり棒150,152を取付けてある。各すべり棒1
50,152はそれぞれつりあいおもり154,156
を支えている。各つりあいおもり154,156は、各
ピツチチエーン136,138の一方の上部走査部分に
連関するようにしたピン160を持つ連結部片158を
取付けてある。後述する所から明らかなように各つりあ
いおもり154,156の質量は各ピツチチエーン13
6,138の下側走査部分により駆動しなければならな
い重量の質量につりあうように計算する。さらに後述す
る所から明らかなように前進方向の走査を行うときは各
つりあいおもりは逆方向に移動しもどり方向の走査のと
きはこの反対になる。これ等のつりあいおもりを設ける
ことにより各部品を極めてわずかな衝撃で加速し又その
運動方向を逆転し通常起る複写のゆがみを防ぐ。
つりあいおもり154には緩衝装置162を協働させて
ある。緩衝装置162の1つは、協働する棒部材150
又は棒部材152に沿つてすべりハウジング166の外
方に延びる棒部分を持つピストン164を備えている。
ばね部片168により通常ピストン164をその棒部分
がハウジング166の外方に延びる位置に付勢する。つ
りあいおもりが動いて棒部分に連関するとピストン頭部
はばね部片168の作用に逆つて内方向に動く。これと
同時にピストン頭部はハウジング166から緩衝弁17
0を経て空気を駆逐し緩衝作用を高める。
第13図、第14図及び第15図に示すように先ず処理
単位104を考えると、単位104は、その前壁フラン
ジ110と後壁116のフランジ112とに取付けた複
数個のブツシング108により主すべり棒98,100
に支えてある。単位104には、前後部のブラケツト1
13,115を設けてある。各ブラケツト113,11
5は、各ピツチチエーン136,138に連関して各チ
エーン136,138及び単位104間の駆動連結部を
形成するようにした複数対のピン148を持つ連結部片
146を取付けてある。ブラケツト113にはスイツチ
駆動部片149を取付けてある。
装置10の光導電性ドラム172は各軸受176,17
8に支えた軸174を備えている。各軸受176,17
8は、単位104の端部壁116,114の各みぞ穴1
80a,186内に納めるようにしたハウジング18
0,182により取付けてある。
現像場所の管部片188は各端部壁114,116間で
単位104を横切つて延びている。現像液は管部片18
8に後述のようにして供給する。管部片188には、分
配板192に現像液を差向ける複数個の穴190を形成
し、分配板192からドラム172の表面に下向きに流
れる現像液のほぼ連続したシートを形成するようにして
ある。この組合わせにはカバー194を設けるのがよ
い。各端部壁114,116の腕部片196は現像剤ロ
ーラ198を回転自在に支える。ばね部片197は腕部
片196を付勢しローラ198の各端部のスペーサ環1
99をドラム172に対し位置決めしローラ表面をドラ
ム表面から所定の距離だけ間隔を隔てる。ローラ198
の表面とドラム172との間の間隔はたとえば0.5mmで
ある。現像剤ローラぬぐい部片200は、端部壁11
4,116に取付けた軸202に支えらればね部片20
4により付勢され現像剤施しローラ198の表面に連関
する。
各端部壁114,116に取付けた1対の逆転ローラ腕
部片206,206は調整ローラすなわち逆転ローラ2
08を支える。ローラ208は、ドラム172の表面か
らわずかに間隔を隔てローラ表面がドラム表面の運動方
向とは反対の方向に動くように駆動されドラム表面の現
像液被膜の厚さを所定の厚さにする。ばね部片207は
腕部片206に作用しローラ208をその各端部の玉軸
受209又は類似物で適正に位置決めしドラム表面に連
関させる。軸受209の外レースはローラ208よりわ
ずかに大きい外径を持ちローラ表面をよく知られている
ようにしてドラム表面から所定の距離に位置決めする。
逆転ローラ208にはぬぐい部片211を設けてある。
この組合わせにはドラム172の各縁部の現像液を放出
管214に通ずる収集板212に下向きに差向けるよう
にドラム縁部ぬぐい部片210を設けてある。
なお詳しく後述するようにドラム172の像面が動いて
逆転ローラ208から離れた後、像をドラム面から白紙
のような複写材料シートに転写する。像面は清掃場所ま
でその回転運動を続ける。この清掃場所には各端部壁1
14,116間に清掃ローラ216を回転自在に取付け
てある。部片218は清掃場所で各端部壁114,11
6間に延びている。部片218は、比較的柔らかい開い
た又は閉じた気孔を持つ海綿状材料により形成した清掃
ローラ216を変形させるすみ部220を形成するよう
にしてある。清掃ローラ216を後述のようにして第1
3図の時計回りに駆動すると、清掃ローラ216がすみ
部220により締付けられこの締付けたローラ216か
ら捕集ざら222内に液体を滴下させる。捕集ざら22
2には管部片又は類似物を設けた出口224を形成され
さら222から捕集板212に液体を差向け溜め214
から後述の現像液溜め又はタンクにもどすようにしてあ
る。ローラ216を変形させるすみ部220はローラ2
16を締付けローラ216から過剰な液体を除去しこの
液体を捕集ざら222に差向ける。
ドラム172と単位104の各部品とは電動機118に
より駆動する。第8図、第14図及び第15図に明らか
なように電動機ロータ226はたわみ軸228の一端部
に連結してある。軸228の他端部は、歯車232にか
みあいこれを駆動する歯車290を取付けてある。歯車
232は歯車236を駆動する歯車234と一体であ
る。歯車236は現像液ローラ歯車240を駆動する歯
車238と一体である。歯車240はドラム歯車242
を駆動しドラム172の回転運動をその並進運動と同期
させる。さらにドラム172は、単位104の並進運動
の逆転後にも同じ方向に駆動され続ける。
歯車242は又1対の一体の同軸歯車244,246の
入力歯車244を駆動する。歯車246は逆転ローラ2
08の軸に取付けた歯車248を駆動し逆転ローラ20
8の正しい駆動方向を生ずる。
歯車242は又1対の1体歯車250,252の入力歯
車250を駆動する。なお詳しく後述するように歯車2
52は装置10の作動サイクルの適正な点で位置決めロ
ーラ装置を駆動する。
歯車242は又、清掃ローラ軸に取付けた歯車256を
駆動する歯車254を駆動し清掃ローラ216駆動する
ようにしてある。
処理単位104の前部及び後部の1対の押圧レバー25
8,260は、各みぞ穴184,186の上端部に乗る
各ブレード押圧偏心円板262,264をそれぞれ取付
けてある。各レバー258,260の対応端部は清掃ブ
レード266を取付けたブラケツト265の各端部に取
付けてある。各レバー258,260は偏心円板26
2,264により位置決めされ清掃ブレード装置を付勢
しドラム172の表面に所定の圧力で連関するようにし
てある。
第13図、第14図、第15図、第16図、及び第17
図に示すように装置10の光学装置268は、1対の下
方に延びる腕部片272,274を持つ大体U字形のレ
ンズ保持ブラケツト270は、露出作用中に圧盤56を
経て上向きに光を差向ける露出ランプ284を協働させ
た反射部片280,282を支える。又ブラケツト27
0に自動集束光フアイバー棒形レンズ286を取付けレ
ンズ286に光遮へい288を設けてある。ブラケツト
270は給電コロナ290及び消滅ランプ292を取付
けてある。
各腕部片272,274は下側案内276及び上側案内
278を取付けてある。光学装置268は、清掃ブレー
ド266を支える腕部片を位置決めする前に処理単位1
04に施す。光学装置268を位置決めすると、各腕部
片272,274は単位104の後壁116及び前壁1
14の内側に下向きに動く。この場合案内276,27
8は単位104の端部壁114,116のみぞ穴18
4,186に沿い下向きに動く。最終的に腕部片27
2,274のくぼみ付き下端部は端部壁116,114
と軸受ハウジング180,182の保持フランジ180
a,182aとの間の空間内に入る。又光学装置268
をこのようにして位置させるときは、案内278の外側
にも又保持フランジ278aを設ける。
前記した単位104はその各部品の構造の便宜性が強調
できる。全部品が定位置にあるものとすると、この単位
を分解するには先ず腕部片258,260を持つ清掃ブ
レード単位を架枠から持上げる。次に光学装置268
は、架枠270を壁方向上向きに引くことにより手動で
はずし各案内276,278をみぞ穴184,186か
ら外にすべらせる。これが終るとドラム172自体は軸
受ハウジング180,182を上向きにみぞ穴184,
186からすべに出させることによりはずすことができ
る。駆動歯車構造は工具を使わないでこのように分解で
きるのは明らかである。このようにして損傷部品の修理
又は交換を必要とするようなどの単位も電子写真装置1
0ではあまり長い時間にわたつて使用不能にしないでは
ずし別の単位と交換することができる。さらに種種の単
位を手動でふたたび組立て作動状態にもどすことができ
る。
第18図及び第19図に示すように取扱い単位106は
後述のように同様に主すべり棒98,100に滑動自在
に支えてある。とくに単位106はそれぞれ比較的長い
脚部298,300を持つU字形の前壁及び後壁すなわ
ちブラケツト294,296を備えている。脚部片29
8,300の端部には、ブラケツト294,296をす
べり棒98,100に滑動自在に支えるブツシング30
2をはめてある。各ブラケツト294,296の短い方
の軸支持脚部304,306は、各ブラケツト294,
296の2つの脚部を連結する底部に隣接するスペーサ
308,310により長い方の脚部298,300から
隔離してある。さらに植込みボルト312により脚部3
06をその端部に隣接する位置で脚部300から隔離す
る。
後述する所から明らかなように単位106のもとの位置
ではその各作用部品は装置10の中央に隣接している。
装置10の操作時に単位104がそのもとの位置から装
置10の放出位置に向つて動くと単位104は単位10
6をすくい上げ単位106を装置10の放出端に向つて
運ぶ。単位104の1対の緩衝部片293,293は第
10図に示すように単位104が単位106を取上げる
際にブラケツト294,296の脚連結部分に連関す
る。
各脚部298,300の端部に連結した各ケーブル31
4,316は張力を加えられ単位106をそのもとの位
置に向つて付勢する。とくに第5図及び第9図に示すよ
うにたとえばケーブル316は脚部298の端部から遊
びプーリ318のまわりを経てばね付勢したドラム32
0に延びている。ドラム320はケーブル316を引張
り通常単位106をそのもとの位置に向つて動かすよう
にする。各脚部298,300の右端部には第5図に1
個を示した止め片322を設け引張りケーブル314,
316の影響のもとでの単位106のもとの位置への動
きを制限するようにしてある。
又第18図及び第19図に示すように単位106は、そ
れぞれブラケツト294,298の短い方の脚部30
4,306に回転自在に支えた各軸330,332を持
つ上部位置決めローラ326及び下部位置決めローラ3
28を備えている。なお詳しく後述するように、処理単
位104が前進走査運動中に転写はぎ取り取扱い単位1
06をすくい上げると、単位104は軸330にこれと
一緒に回転するように取付けた歯車334に駆動入力を
加える。軸330に取付けた上部位置決めローラ駆動歯
車336は、軸322にこれと一緒に回転するように取
付けた下部位置決めローラ駆動歯車338に連関する。
装置10には、各脚部304,306の外側に枢動自在
に支えられ下部位置決めローラ328を付勢して上部位
置決めローラ326に連関させるような方向にばね部片
342の作用を受ける1対の各位置決めローラ腕部片3
04を設けてある。
入力歯車334は又、プーリ346を一緒に回転するよ
うに取付けた軸により各脚部298,304に回転自在
に支えた遊び歯車344を駆動する。プーリ346は、
軸352に取付けたベルト張りプーリ350のまわりと
下部放出ローラ軸356に一緒に回転するように取付け
たプーリ354のまわりとに延びる駆動ベルト348を
掛けてある。軸356は、固定の上部放出ローラ支持軸
362により回転自在に支えた互に間隔を隔てた複数個
の上部放出ローラ360と協働する下部放出ローラ35
8を取付けてある。支持軸362は、脚部304,30
6にゆるく支えらればね部片363により作動位置に付
勢してある。
上部放出ローラ360を回転自在に支えるほかに、軸3
62は又これに沿い互に間隔を隔てた複数個の紙片案内
364を取付けてある。軸362には又ピボツトピン3
68を取付けたはぎ取り指状保持部片366を取付けて
ある。ピボツトピン368は、単位104が単位106
に対し協働関係にあるときにドラム172の表面に連関
するはぎ取り指状片370を支え複写材料シートの前縁
をドラム172からの引離すようにしてある。ばね部片
372は指状片370を止めピン374に対する位置に
付勢する、この位置では指状片370はドラム172の
表面に適正に連関するようにしてある。前記した構造の
ほかに取扱い単位106は転写コロナ装置376を支え
る。
取扱い単位106は、フイーラ382を持つ紙片詰まり
マイクロスイツチ380を支えるブラケツト378を備
えている。フイーラ382は放出ローラにより送る複写
材料シートの存在に応答して駆動され後縁が単位106
を離れるときを指示するようにしてある。
第6図、第12図、第20図及び第21図に示すように
装置10の後壁16及び前壁18に回転自在に支えた軸
400は紙片はぎ取りローラブラケツト430の各腕部
片432,434にブツシング436,438をはめて
ある。腕部片432は紙片予備送りローラ442を取付
けた軸444を支える。ローラ442は装置10の正常
な操作でカセツト30内の最上部の紙シートに連関す
る。軸400のスリーブ422に取付けた歯車424は
後述のようにして駆動され腕部片432の軸428に取
付けた歯車426を駆動するようにしてある。歯車42
6は軸444に取付けた歯車440を駆動しローラ44
2を駆動する。軸444のおもり446はローラ442
を下方に付勢する。
腕部片434には、ローラ442がその作動位置にある
ときに光源450及び感光素子452間の空間に動くよ
うにしたシヤツタ部分448を設けてある。
底部12にはカセツトの下方に穴458を形成し、枢動
軸466に取付けた腕部片464に支えたピン462に
取付けたローラ460を後述のように穴458を経て上
方に動かしカセツト紙片支持板32に連関しその中のシ
ート積層体5を紙片予備送りローラ442に最上部シー
トが連関する位置に動かすことができるようにしてあ
る。軸466の各端部は、各壁16,18の1対のみぞ
穴468,470内に支えてある。1個だけ図示したば
ね部片472は通常軸466をみぞ穴468,470の
対応端部に付勢する。
電動機476は付勢され歯車480を取付けた軸478
を駆動するようにしてある。歯車480は、軸484に
支えられ軸466に一緒に動くように取付けた扇形歯車
486に連関するようにした遊び歯車482にかみあ
う。
前記した構造の動作時にはばね部片472は枢動軸46
6を、扇形歯車486が装置10内にカセツトのないと
きに歯車428との連関にはずれた位置に通常付勢す
る。装置10を作動するとカセツト30を装置10内に
挿入する前に電動機476を付勢する。カセツト30を
装置10内に挿入すると、カセツト30は第4図に示す
ように軸466に取付けたスリーブ473に連関し軸4
66の各端部を各みぞ穴468,470の他端部に動か
し扇形歯車474を歯車482に連関させる。これ等の
条件のもとでは扇形歯車474は、ローラ460を上向
きに動かしカセツト紙片支持板32に連関させるような
方向に駆動されカセツト30内の紙片積層体を上向きに
動かしその最上部シートを予備送りローラ442に連関
させる。この作用が起るとブラケツト432は腕部分4
48が光源450及び感光素子452間の空間に入るま
で枢動する。この場合電動機476は消勢され装置10
は紙片を送る状態になる。
主駆動軸120はこれと一緒に回転するようにプーリ3
94を取付けてある。プーリ394はベルト396を駆
動し軸400にゆるく支えたプーリ398を駆動する。
プーリ398と共に回転する歯車404は、軸408に
取付けた歯車406を駆動する。軸408には、送給紙
片分離ローラ416を支える軸414に取付けた歯車4
12を駆動する歯車410を取付けてある。軸408に
取付けた腕部片413は軸414を揺動自在に支え分離
ローラ416を、軸400に支えた紙片送りローラ41
8に対し近づき又遠ざかる向きに動かす。この駆動列に
は歯車406及び分離ローラ416の間にトルク制限装
置(図示してない)を配置し、分離ローラ416を後述
のように駆動するトルクを制限する。
紙送り作業を行おうとするときは、クラツチ456を付
勢しプーリ398を軸400に連結し張力ブレーキ45
4を釈放し張力クラツチ420を連関させはぎ取りロー
ラ418及びスリーブ422を駆動する。前記した構造
から明らかなように紙片送り作業中に駆動装置は分離ロ
ーラ416及び紙片送りローラ418を共に第6図の時
計回りに回転する。ばね部片415の強さと分離ローラ
416を駆動するトルクとは、各ローラ416,418
間に紙シートが1枚だけしか又は全くないとローラ41
8の駆動作用がローラ416の駆動作用に打勝ちローラ
416を逆時計回りに駆動するようにしてある。2枚の
紙シートを各ローラ416,418間の挾み部に送る
と、ローラ416の逆転駆動により第2のシートが送ら
れないようにする。本発明に使う紙片送り装置は本発明
者による1979年6月27日付米国特許願第52,4
05号明細書になお詳しく示してある。
前記したようにしてカセツト30から送る紙シートは初
めに取りはずし自在の上部の紙片案内488と下部の紙
片案内との間で第6図に示した実線径路に追従する。シ
ートの前縁が装置10の放出端に向つて動くと、最終的
にこの前縁は各位置決めローラ326,328間の挾み
部に達する。この位置で送り作業により第6図に破線で
示すように紙片は弓形又はふくらみを形成する。紙片の
ふくらみが生ずると、このふくらみは、軸494に枢動
自在に支えられ通常ばね部片496により第6図に示し
た実線位置に付勢した刀状片492に連関する。最終的
にふくらみは刀状片492を、これが光源498から光
電検出器500への光の通過を遮断する位置に動かしク
ラツチ456を消勢する。前記したようにしてこのよう
にふくらみを形成すると適正な位置決めが確実にでき
る。各位置決めローラ326,328を駆動する前に処
理単位104の作用のもとに取扱い単位106を幾分動
かすことができる。すなわち紙片の固有の弾性によつ
て、ふくらみにより前縁を取扱い単位106のわずかな
初期運動中に各位置決めローラ326,328間の挾み
部に留まらせる。
又、第4図に示すように装置10は、たとえば装置架枠
のブラケツト510,512に取付けた磁石又は類似物
によりカセツト30を保持する装置10内の作動位置に
カセツト30を案内する後部及び前部のカセツト案内装
置506,508を備えている。前記したようにカセツ
ト30のこの位置ではカセツト30はスリーブ473に
連関し軸466を紙片持上げ作用の起る位置に動かす。
後部及び前部の紙片案内514,516を装置10の放
出端に隣接して設けシートを仕上がりの複写を受ける1
対のさら形成部片502,504に案内する。
第4図、第10図、第25図及び第25A図に示すよう
な装置10の現像液分配装置は、装置10の右から左に
単位104の放出管214の移動長さより幾分長く長手
方向に延びる細長いタンク518を備えている。装置架
枠に取付けた各支持部片520,522によりタンク5
18を支えてある。タンク518には任意適当な部片に
よりカバー524を取付けてある。カバー524は、電
動機528により駆動され単位104の現像液吹付け管
188に上向きに通ずる管部片530に現像液を送出す
るようにしたポンプ526を支える。管部片530に
は、所望により清掃ローラ216に液体を供給する枝管
532を設けてある。長さの短い管部片534は収集ざ
ら222からの放出継手を収集板212に連結し液体を
清掃場所から出口214に差向ける。
第25A図に明らかなようにカバー524はタンク51
8の前部からタンク後壁の前方に間隔を隔てた場所まで
後方に延びタンク518の後部に細長いみぞ穴536を
形成する。処理単位104の出口214はみぞ穴536
と協働し出口214の外方に流れる液体が装置10を横
切る全部の場所でみぞ穴536を経てタンク518に流
入する。所望によりタンク518には、通常クランプ5
40により閉じた排出口538を設けてもよい。前記し
たタンク構造の利点の1つが使い棄て単位として構成す
るのに適することであるのは明らかである。タンクをこ
のように構成すると装置10の補修は、比較的ひんぱん
にタンクを清掃するむずかしい仕事がなくなるので極め
て容易になる。
本複写装置の有利な特長の1つは、基本的には線複写機
の安価なすなわち低級のものから容易に向上させること
のできることである。前記したように線複写機の最も低
級のものは単一種類の複写紙の供給だけにしか使うこと
ができない。装置10で行おうとする複写の寸法を変え
ようとすれば供給複写紙を保持するカセツトを変えなけ
ればならない。本装置は2種類又はそれ以上の種類の複
写紙の供給に使うのに適している。第3図、第4図及び
第24図には当業界にはよく知られているキヤビネツト
たとえばキヤビネツト542を示してある。この種のキ
ヤビネツトは複写機製造業者により市販され、使用のた
めに適正な高さに卓上複写機を支えこれと同時に供給紙
片及び現像剤等の貯蔵空間を形成する2重の機能を果
す。キヤビネツト542は装置10を乗せる頂部544
を備えている。中央仕切り546によりキヤビネツト5
42を左側区画548及び右側区画550に分割する。
装置10を向上させる方法の1例では右側区画550に
高容量の格納箱兼複写シート送り装置552を支える適
当なたな551を設ける。この大容量のシート送り装置
552には当業界によく知られている任意適当な積層体
持上げ機構を設け積層体の最上部のシートを予備送りロ
ーラ554に連関させるようにする。たとえば送り装置
552には、積層体の頂部シートを予備送りローラに連
関させるようにカセツト30に協働する電動機476に
より作用するのと同様な種層体持上げサーボ機構を設け
てもよい。予備送りローラ554は駆動され送り装置5
52内のシート積層体の最上部のシートを、軸58に支
えた紙片送りローラ556と減速ローラ559との間の
挾み部に向い前進させるようにしてある。送りローラ5
56はこれ自体の個個の駆動電動機(図示してない)に
クラツチ連結させるか、或は軸400に協働するクラツ
チ456と同様なクラツチにより主複写機駆動装置から
得られる駆動部にクラツチ連結してもよい。予備送りロ
ーラ554、紙片送りローラ556及び減速ローラ55
9の構造及び作用は予備送りローラ442、紙片送りロ
ーラ418及び減速ローラ416について前記したのと
ほぼ同じであるから、詳しい説明は省くことにする。送
り装置552からローラ556により送る最上部のシー
トは案内560に連関する。案内560は、シートを上
向きに頂部544の穴562と装置10の底部12の穴
564とを経て差向け案内490により両ローラ32
6,328間の挾み部に向い差向けるようにする。前縁
がこの挾み部に連関した後、送り作業が継続し、案内ロ
ーラ装置566がシートを拘束し、ピン570に枢動自
在に支えたベルクランク形刀状片568の腕部分に連関
するふくらみ部を形成する。このふくらみ部が所定の程
度に形成すると、刀状片568は光源574及び光応答
素子576間の空間内に動き紙片が位置決め位置にある
ことを指示する。
本装置を向上させる別の手段では本装置に、極めて多数
の複写に適応するように自動下降送出しざらを設ける。
このことは空間548の上方の底部12及び頂部544
の各部分を切欠くことによつてできる。次で本実に本発
明者による1980年7月11日付米国特許願第16
7,462号明細書『大容量シート積層装置』に記載し
てあるような機構を設ける。
本装置は固定の圧盤を持つから、本装置が当業界によく
知られている任意の半自動式又は自動式の書類送り装置
に適合するのは明らかである。
第26図、第27図及び第28図に示すように本装置を
制御するのに使う制御回路600は、使用者駆動の運動
オン・オフスイツチ614,614aによりフイルタ6
16を経て回路600の残りの部分に端子610,61
2を接続したたとえば115V60kgのような電圧源を
備えている。
フイルタ616により送る電力源618はこの制御装置
の各論理単位を作動するのに適正な電位を生ずる。電力
源618は線620を5Vに、線622を24Vに又線
624,626を地電位にそれぞれ保つ。
なお詳しく後述するように主継電器MRを経て流れる電流
に応答して閉じるようにした連動継電器スイツチMR−
1、MR−2は、250枚シートカセツトサーボモータ
476と1000枚シートカセツトサーボモータ630
とにサーボ継電器628を経て電力を送る。サーボ継電
器628は、線632の接地に応答して端子610を紙
片寸法選択スイツチSZ−1の接触腕片に接続する。電
力は主電動機636に電動継電器637を経て供給す
る。継電器637は線638の接地に応答して端子61
0を電動機636に接続する。継電器スイツチMR−
1、MR−2は閉じると、ポンプ電動機528と高電圧
電力源640と現像液ローラバイアス電力源654とラ
ンプ調整器656とに電力を供給する。高電圧電力源6
40は、単位106の転写コロナ642と単位104の
給電コロナ644と単位104の放電ランプ292とに
電力源640の入力ピンTR、CH、DSにおける各高
レベル信号に応答して適正な動作電位を生ずる。調整器
656はその入力ピンMにおける高レベル信号に応答し
て主露出ランプ284に電力を送る。
第26図に明らかなように本発明によるマイクロプロセ
ツサ制御装置は、ピンA0ないしA15をもつ16ビツ
トアドレスポートとピンD0ないしD7を持つ8ビツト
入出力ポートと妥当記憶装置アドレスピンVMA、読出
し−書込みピンR/W、割込み要求ピンIRQ、使用可能
ピンE及びRESETピンから成る5ビツト制御ポートを持
つ制御器660を備えている。これ等のピンのうちでピ
ンA0ないしA10はアドレス母線662に、ピンD0
ないしD7はデータ母線664に、ピンA0は線666
a,666bに、ピンA1は線668a,668bに、
ピンA13ないしA15は線670aないし670c
に、そしてピンRESET、E、IRQ、R/W及びVMAは線6
72aないし672eにそれぞれ接続してある。
アドレス母線662は消去自在なプログラマブル固有記
憶装置674の10ビツトアドレスポート(ピンA0な
いしA10)に接続してある。データ母線664は記憶
装置674と2個の周辺インタフエースアダプタ67
6,678との8ビツトデータポート(ピンD0ないし
D7)に接続してある。記憶装置674はそのチツプ選
択ピンGに低レベル信号を加えることにより読出す。ピ
ンGは線680によりNANDゲート682の出力ピンに接
続してある。NANDゲート682への入力はすべて、記憶
装置674を選択するように高レベルでなければならな
いのは明らかである。任意の入力端子の低レベル信号に
より線680を高レベルにし記憶装置674の選択を止
め各ピンD0ないしD7は出力を生じない。
線672aは、両周辺インタフエースアダプタ(PIA)、
676,678のリセツトピンと5V直流線620とに
引上げ抵抗器684及び励振器686を経て接続する。
このようにして制御器660及びPIA676,678に
給電リセツト信号を生ずる。線672bはNANDゲート6
82の第1入力端子とPIAの使用可能化ピンとに接続し
タイミング信号を生じ、線672cを両PIAのピンIRQ
A、RQBに接続し制御器660に割込み要求信号を送る。
さらに線672dは両PIAの読出し−書込みピンR/W
に接続しデータ母線664によるデータ転送の方向を制
御する。線672dの低レベル信号?書込みモード)に
より制御器660から選定したPIAにデータを流すが、
高レベル信号(読出しモード)によりPIAを母線にデー
タを転送するように設定する。
線672eは両PIAのチツプ選択ピンCSOとNANDゲート6
82の第2入力ピンとに接続する。同線672eは高レ
ベル信号を送り妥当記憶装置アドレスを指示し、低レベ
ル信号により両PIA及び記憶装置674を非作動にす
る。線670aは両PIAのピンCS2とNANDゲート68
2の第3入力シートとに接続する。両線672b、67
2eにより高レベル信号を送ると、線670aの高レベ
ル状態によりPIAの選択を止め記憶装置674を読出し
モードにセツトする。線670aの低レベル信号により
記憶装置674の選択を止めPIA676又はPIA678を
それぞれ線670b,670cを介して選択することが
できる。線670bはPIA676のピンCS1に接続
し、線670cはPIA678のピンCS1に接続してあ
る。各線670b,670cのどちらかの高レベル信号
により対応するPIAを選択する。PIAを選択するには各ピ
ンCS0、CS1は高レベルでピンCS2は低レベルで
なければならなくて、又どちらかのPIAをそのチツプ選
択ピンのどれかが非作動状態にあるときに選択を止め
る。
線666a,668aはPIA676のレジスタ選択ピン
RS0、RS1に又線666b,668bはPIA678
のピンRS0、RS1にそれぞれ接続してある。各レジ
スタ選択ピンは内部制御レジスタと協働して使われ書込
み又は読出しするようにPIAの特定のレジスタを選択す
る。各PIAは、PIA676に対してはピンPA0ないしPA
7及びピンPB0ないしPB7を経て又PIA678に対
してピンPC0ないしPC7及びピンPD0ないしPD
7を経て2個の8ビツト双方向レジスタを備えている。
さらに各PIA676,678はPIA676に対し4本の割
込み制御線CA1、CA2、CB1、CB2を又PIA6
78に対し4本の割込み制御線CC1、CC2、CD
1、CD2をそれぞれ持つ。各ピンPA0ないしPA7
は線688aないし688bに、各ピンPB0ないしP
B7は線690aないし690bに、ピンCB2は線6
92に、ピンCA2は線694に、ピンPC0ないしP
C7は線696aないし696bに、各ピンPD0ない
しPD7は線698aないし698bに、又各ピンCD
2、CC1、CC2は線700,702,704にそれ
ぞれ接続してある。
とくに第27図に示すように線696aないし696g
は表示器706に入力を送る。表示器706の動作につ
いてはなお詳しく後述する。表示器706は所望の複写
枚数のデイジタル読出しと6個の内部診断LEDと6個の
外部正面盤LEDとを備えている。線696bは、トナー
の低い供給量に応答して線696bに低レベル信号を送
るトナー濃度検出器708に接続してある。
線687aは正常位置に示した安全スイツチSW4から
入力を受ける。安全スイツチSW4はこの正常位置で接
地線624を線698aに接続してある。スイツチSW
4は本装置の前部カバーを補修のために開くと開くよう
にしてある。線698aは又、主継電器MRを制御する
NORゲート710に1つの入力を送る。線698aの非
作動状態(安全スイツチ開)により主継電器MRの付勢
を妨げる。
線698bは、紙片寸法選択スイツチSZ−2の第2の
極を経て250枚又は1000枚の紙片カセツトに対し
紙片準備検出器712,714から入力を受ける。前記
した所から明らかなように検出器712は光源498及
び感光素子500を備えるが、検出器714は光源57
4及び検出器576を備えている。線698bは又、紙
片送りクラツチCL4、CL5を制御するNORゲート7
16に1つの入力を送る。選定した紙片準備検出器は、
紙片の前縁が各位置決めローラにより形成した挾み部に
達したときに線698bに高レベル信号を送り対応する
紙片送りクラツチを非作動化する。
線698cは走査器零位置スイツチD2から入力を受け
る。スイツチD2は、処理単位104又は走査器が零位
置すなわちもとの位置にあるときに上部接片を連関させ
接地線626を線698cに接続し、又単位104がそ
のもとの位置を離れると下部接片を連関させ接地線62
4を線718に接続するようにしてある。この安全作用
により、処理単位104がもとの位置にあるときに逆転
走査器クラツチCL2が付勢されないようにする。線6
98dは走査器位置決め位置スイツチD3から入力を受
ける。スイツチD3は、処理単位104が位置決め位置
にあるときに閉じて線698dを接地線624に接続す
る。線698eは走査器最大位置スイツチD4から入力
を受ける。スイツチD4は走査器単位104がその最大
位置にあると上部接片を連関させ接地線626を線69
8eに接続し、又単位104が最大位置を離れると下部
接片を連関させ線626を線720に接続する。この安
全作用により、処理単位104が最高位置にあるときに
前進走査クラツチCL3が付勢されないようにする。装
置10の前部を横切つて延びるブラケツト625は、第
3図に示した各位置でスイツチD2、D3、D7、D4
を支える。これ等の位置ではこれ等の各スイツチは適正
な時期に単位104の部片149により駆動される。
入力線698fはNANDゲート722の出力ピンに接続し
てある。ゲート722は、250枚又は1000枚の紙
片カセツトに対し紙片寸法選択スイツチSZ−3の第3
の極を経て5V線620から第1の入力を受け紙片高さ
検出器724,726から第2の入力を受ける。選定し
たカセツト内の低い紙片高さに応答して対応する紙片高
さ検出器はNANDゲート772の第2の入力端子とトラン
ジスタ728のベース端子とに抵抗器727を経て高レ
ベル信号を送る。この場合NANDゲート722の出力が低
レベルになる。これ等の条件のもとではトランジスタ7
28は線632を接地し対応する紙片カセツトのサーボ
モータ476又はサーボモータ630を継電器628を
経て付勢し選定したカセツト内の紙片高さを上昇させ
る。しかしこのカセツトがからであればNANDゲート72
2の出力端子は接地したままにする。
線698gは、主ランプ284の故障の場合に線に低レ
ベル信号を送るランプ調整器656から入力を受ける。
線698hは走査器詰まり検査位置スイツチD7から入
力を受ける。スイツチD7は、処理単位104が詰まり
検査位置にあるときに閉じて線698hを接地線624
に接続するようにしてある。
出力線700は、主継電器MRを制御するNORゲート7
10の第2入力端子に接続してあるNORゲート710
は、安全スイツチSW4から線698aを経て第1の入
力を受け又ランプ調整器656から線730を経て第3
の入力を受ける。NORゲート710の出力ピンは抵抗器
731を経てトランジスタ732のベース端子に接続し
てある。主継電器を付勢するにはNORゲートへの全部の
入力を低レベルにしてトランジスタ732のベース端子
に高レベル信号を供給しなければならない。トランジス
タ732はこの場合24V線632から主継電器MRを
経て接地線626に電流を流す。
線734は、調節した時限で、周辺インタフエースアダ
プタ678によりピンIRQAを経て制御器660に転送す
る割込み要求信号を送るクロツク734に接続してあ
る。割込み要求信号はなお詳しく後述するように制御器
660によりそのときの命令を終え主プログラムを止め
次でクロツク割込みサービスルーチンに飛越すのに役立
つ。
出力線704は主電動機636を線638を経て制御す
る。線704は励振器738及び抵抗器740を経てト
ランジスタ736のベース端子に接続してある。線70
4の高レベル信号によりトランジスタ736が線638
を接地線626に結合し電動機継電器637を経て主電
動機636を付勢する。
線688aないし688dはキー盤742から入力を受
ける。線688eないし688hはなお詳しく後述する
ようにマルチプンクサ743に出力を送る。出力線69
0aは高電圧の電力源640のピンDSに接続してあ
る。電力源640は線690aの高レベル信号に応答し
て放電消滅燈292を付勢する。
出力線690bは走査器前進継電器FRを経て5V線6
20に接続してある。線690bの高レベル信号により
継電器FRを消勢し、処理単位104がその最大位置に
ない限りスイツチFR−1を閉じ前進クラツチCL3を
付勢する。出力線690cは走査器逆転継電器RRを介
し5V線620に接続する。線690cの高レベル信号
により継電器RRを消勢し、処理単位104が零位置に
なければスイツチRR−1を閉じ逆転クラツチCL2を
付勢する。
出力線690dはインバータ744を経てNORゲート7
16の第2入力端子に接続してある。NORゲート716
は250枚及び1000枚の紙片カセツトに対する紙片
送りクラツチCL4、CL5を制御する。NORゲート7
16は紙片準備検出器712,714から線698bを
経て第1の入力を受ける。抵抗器745はゲート716
の出力ピンをトランジスタ746のベース端子に接続す
る。どちらかの紙片送りクラツチを付勢するにはNORゲ
ート716の両入力端子を低レベルにしてトランジスタ
746のベース端子に高レベル信号を供給しなければな
らない。これに応答してトランジスタ746は、紙片寸
法選択スイツチSZ−4の設定により定めて24V線6
22を選定した紙片送りクラツチCL4又はクラツチC
L5を経て接地線626に結合する。紙片が整合ローラ
に達すると、適当な紙片準備検出器が線698bに高レ
ベル信号を送り選定した紙片送りクラツチを非作動にす
る。
線690eは、その高レベル信号に応答して転写コロナ
642を付勢する高電圧電力源640のピンTRに接続
してある。線690fは高電圧電力源640のピンCH
とランプ調整器656のピンMとに接続してある。線6
90fの高レベル信号に応答して、高電圧電力源640
は給電コロナ644を付勢し、ランプ調理器656は主
ランプ284を付勢する。
線690gは、紙片取扱い単位106に位置させた紙片
送出し検出器スイツチD8〔第18図のスイツチ38
0〕から入力を受ける。スイツチDBは、紙片取扱い単
位106に紙片が存在する間は閉じて線690gを接地
線624に接続する。線690hは、線690hに高レ
ベル信号を送り長時限の非作動後に初期遅延において本
装置を暖機するようにした休止時間切れタイマ748か
ら入力を受ける。線672はその高レベル信号により作
動するブザ750に出力を送る。
出力線694は反転励振器754及び抵抗器755を経
てトランジスタ752のベース端子に接続してある。線
694の低レベル信号に応答して反転励振器754はト
ランジスタ752のベース端子に高レベル信号を送り、
この場合トランジスタ752を経て24V線622をリ
セツト継電器756を経て接地線626に結合する。継
電器756は付勢するとリセツトスイツチSW12を開
く。次でスイツチSW12は使用者が閉じなければなら
ない。
第29図に示すように表示器706は、「零位置で走査
器を待つ」LED758aと「位置決め位置で走査器を待
つ」LED758bと「詰まり検査位置で走査器を待つ」L
ED758cと「最大位置で走査器を待つ」LED758d
と「キー盤回線の雑音」LED758eと「ランプ調整器
故障」LED758gとから成る6個の内部診断LEDを備え
ている。表示器706は「紙片加え」LED760a「ト
ナー加え」LED760b、「分散剤加え」LED760c、
「紙片詰まり」LED760d、「プリント準備」LED76
0e及び「待つように」LED760fから成り盤46に
設けた6個の正面盤LEDと、LED762aないし762g
から形成した7区分LEDデイジツト表示と、LED764a
ないし764gにより形成した第2の7区分LEDデイジ
ツト表示とを備えている。
LED758aないし758gは各線696aないし69
6gを各抵抗器766aないし766g及び励振器76
8aないし768gを経てダイオード770の一方の端
子に接続する。ダイオード770の他方の端子は、マル
チプレクサ743の一部であるトランジスタ772のコ
レクタに接続してある。トランジスタ772のベース端
子は抵抗器774及び反転励振器776を経て出力線6
88hに接続してある。又エミツタ端子は5V線620
に接続してある。線688hの低レベル信号によりコレ
クタ端子は接地する。線696aないし696gの任意
の線の高レベル信号を伴うと前記の低レベル信号は対応
するダイオード758aないし758gを照明する。線
688hの高レベル信号によりコレクタ端子を高レベル
にしてLED758aないし758gを非作動にし、線6
88bにリセツトスイツチSW12を経て、又線688
dに「分散剤なし」スイツチSW6を経て入力を送る。
LED760aないし760fにより線696aないし6
96fを抵抗器774aないし774fと励振器768
aないし768fとを経てダイオード778の一方の端
子に接続してある。ダイオード778の他方の端子はト
ランジスタ780のコレクタ端子に接続してある。トラ
ンジスタ780のベース端子は出力線688gと抵抗器
782及び反転励振器784とを経て接続してある。又
エミツタ端子は5V線620に接続してある。線688
gの低レベル信号によりコレクタ端子が接地し、そして
線696aないし696fの任意の線に高レベル信号を
受けると対応するダイオード760aないし760fを
照明する。線688gの高レベル信号によりコレクタ端
子が高レベルになりLED760aないし760fを消勢
し、スイツチK8を経て線688aに、スイツチK9を
経て線688bに、スイツチK0を経て線688cに、
そしてプリントスイツチPRを経て線688bにそれぞ
れ入力を送る。
LED762aないし762gは線696aないし696
gを抵抗器774aないし774g及び励振器768a
ないし768gを経てダイオード786の一方の端子に
接続する。ダイオード786の他方の端子はトランジス
タ788のコレクタ端子に接続してある。トランジスタ
788のベース端子は抵抗器790及び反転励振器79
2を経て出力線688eに接続してある。エミツタ端子
は5V線620に接続してある。線688eの低レベル
信号によりコレクタ端子が接地し、線696aないし6
96gのうちの任意の線に高レベル信号を伴うと対応す
るダイオード762aないし762gを照明し第1デイ
ジツトの可視表示を生ずる。線688eの高レベル信号
によりコレクタ端子が高レベルになりLED762aない
し762gを消勢し、取消しスイツチCNを経て線68
8aにスイツチK1を経て線688bに、スイツチK2
を経て線688cに、そしてスイツチK3を経て線68
8dにそれぞれ入力を送る。
LED764aないし764gにより線696aないし6
96gを抵抗器774aないし774g及び励振器76
8aないし768gを経てダイオード794の一方の端
子に接続してある。ダイオード794の他方の端子はト
ランジスタ796のコレクタ端子に接続してある。トラ
ンジスタ796のベース端子は抵抗器798及び反転励
振器800を経て出力線688fに接続してある。又エ
ミツタ端子は5V線620に接続してある。線688f
の低レベル信号によりコレクタ端子を接地し、線696
aないし696gの任意の線に高レベル信号を伴うと対
応するダイオード764aないし764gを照明し第2
のデイジツトの可視表示を生ずる。線688fの高レベ
ル信号によりコレクタ端子が高レベルになりLED764
aないし764gを消勢し、スイツチK4を経て線68
8aに、スイツチK5を経て線688bに、スイツチK
6を経て線688cに、そしてスイツチK7を経て線6
88dにそれぞれ入力を送る。
取消しスイツチCN、数字スイツチK1ないしK0及び
プリントスイツチPRは、装置10の正面盤46に位置
させた押しボタンキー盤48を形成する。スイツチK1
ないしK0は使用者が駆動し装置10に所望の複写数の
情報を与え、プリントボタン50は複写サイクルを始
め、取消しボタンは複写サイクルを事前に終らせるよう
にする。リセツトスイツチSW12は、装置10内に設
けられ、はずれると(開くと)使用者が閉じなければな
らないが、「分散剤なし」スイツチSW6は低レベルの
分散剤に応答して閉じる。
スイツチCN,K4,K8は各ダイオード800,80
1,802及び励振器803を経て入力線688aに接
続してある。各スイツチK1,K5,K9,K12は各
ダイオード805,806,807,808及び励振器
809を経て線688bに接続してある。抵抗器810
により線688bは接地線624に接続してある。各ス
イツチK2,K6,K0は各ダイオード811,81
2,813及び励振器814を経て入力線688cに接
続してある。線688cは又抵抗器815により接地線
624に接続してある。各スイツチK3,K7,PR,
SW6は各ダイオード816,817,818,819
及び励振器820を経て入力線688dに接続してあ
る。線688dは抵抗器821により接地線624に接
続してある。
装置10の制御装置の動作は第30図、第31図及び第
32図から明らかである。第30A図、第30B図及び
第30C図に示すように本制御装置の主プログラムは装
置10に先ず給電するとブロツク830で始まる。ブロ
ツク830により示すように本制御回路は周辺インタフ
エースアダプタ676,678及び記憶装置674を開
始することにより正常動作の準備ができる。常温始動状
態ビツトを次でセツトし、内部暖機タイマを払う〔ブロ
ツク832〕。プログラム計数器が越えてはならない最
大量の時間を生ずる時間切れタイマも又払う〔ブロツク
834〕。
この場合線688gは接地され線696fは論理1にな
り「待つように」LED760fを照明する〔ブロツク8
36〕。プリント標識、プリント可能及びびプリント進
行中の各状態ビツトを払う〔ブロツク838,840,
842〕。そして線696hを調べトナーの供給を検査
する〔ブロツク844〕。線696hの低レベル信号に
より指示するようにトナーを必要とすれば線696hを
論理1にし、線688gを接地し「トナー加え」LED7
60bを照明する〔ブロツク846〕。トナーの必要が
なければプログラムLED760bが消えていることを確
認し次で継続する〔ブロツク848〕。
次いで線688dを走査しながら線688hに高レベル
信号を送ることによりリセツトスイツチSWを閉じるか
どうかを決定する〔ブロツク850〕。線688bの高
レベル信号により指示するように閉じていればプログラ
ムによりブロツク860に継続する前に「紙片詰まり」
LED760dが消勢していることを確認する〔ブロツク
858〕。このスイツチが開いていれば、線688gが
接地され、線696dは論理1になり「紙片詰まり」LE
Dを照明し〔ブロツク852〕、線700は論理1にな
り主継電器MRを消勢する〔ブロツク854〕。次でプ
ログラムは線704を接地することにより主電動機63
6を、線690aを接地することにより放電ランプ29
2を、線690b,690cを接地することにより走査
器前進クラツチCL3及び逆転クラツチCL2を、線6
90dを接地することにより紙片送りクラツチCL4,
CL5を、線690e,690fを接地することにより
転写コロナ642及び給電コロナ644をそれぞれブロ
ツク834にもどる前に消勢する〔ブロツク856〕。
ブロツク860により示すように安全スイツチSW4は
線698aを走査することにより検査する。線698a
が働いていなければスイツチが開きプログラムはブロツ
ク854にもどり全部の出力デバイスを消勢する。この
線が接地していればスイツチSW4を閉じ線690gを
調べて紙片取扱い単位106の紙片送出し径路が小さが
つているかどうかを定める〔ブロツク862〕。線69
0gの低レベル信号により示すように小さがつていれ
ば、線688gを接地し線696dが論理1になり「紙
片詰まり」LED760dを照明する〔ブロツク86
4〕。次で線694に低レベル信号を送り、リセツトス
イツチSW12をはずし(開き)〔ブロツク866〕、
プログラムはブロツク854にもどる。送出し径路が払
われると、線688hに高レベル信号を加え、線688
dを走査し分散の供給を検査する〔ブロツク868〕。
線688dの高レベル信号により示すように不十分であ
れば「分散剤加え」LED760cが線688gを接地
し、線696cを論理1にすることにより照明され〔ブ
ロツク870〕、線698fを走査し選定したカセツト
の紙片供給を検査する〔ブロツク872〕。このカセツ
トがからであれば「紙片加え」LED760aが線688
gを電位に保ち線696aを論理1にすることにより照
明される〔ブロツク874〕。紙片があればプログラム
「紙片加え」LEDが消えていることを確認し〔ブロツク
876〕次でブロツク854にもどる。
分散剤の供給が適当であればプログラムは「分散剤加
え」LED760cの消えていることを確認し〔ブロツク
878〕次で紙片供給を検査する。又選定したカセツト
がからであれば「紙片加え」LED760aが照明され
〔ブロツク882〕、プログラムはブロツク854にも
どる。しかし紙片があればプログラムは「紙片加え」LE
Dの消えていることを確認し〔ブロツク884〕、時間
切れタイマを検査する〔ブロツク886〕。タイマが時
間切れになると、線700は論理1になり主継電器MR
を消勢し〔ブロツク888〕、プログラムはブロツク8
44にもどる。タイマが終つていなくて線700が地電
位になつていると、プログラムは直接ブロツク900に
飛越す〔ブロツク890〕。線700が論理1であれば
線700を接地し〔ブロツク892〕を継電器MRを付
勢し、次でプログラムは線704に高レベル信号を加え
主電動機636を付勢し〔ブロツク896〕ドラムを回
転する前にポンプ634が始動するのを1000m sec
だけ待つ〔ブロツク894〕。次でプログラムはドラム
の最大の清掃時間が得られるようにさらに1000m se
cだけ待ち次でブロツク900に続く。
ブロツク900により示すようにランプ調整器656は
線698gを走査することにより検査する。故障の場合
には調整器656は線698gに高レベル信号を送り、
これに応答してプログラムは線688g,688hを接
地し線696g,696fを論理1にし「ランプ調整器
故障」診断LED758g及び「待つように」正面盤LED7
60fを照明する〔ブロツク902,904〕。次でプ
ログラムはプリント可能状態ビツトを払い線700を論
理1にし主継電器MRを消勢し補修のためにループで待
つ〔ブロツク906,908〕。
故障が検出されなければ、プログラムはブロツク910
に続き、線698cを調べ処理単位104(走査器)が
零のすなわちもとの位置にあるかどうかを定める。単位
104が線698cの低レベル信号により示すように零
位置にあれば、プログラムはブロツク920に直接飛越
す。零位置になければ、線690cを論理1にし逆転ク
ラツチを付勢し〔ブロツク912〕、線688hを接地
し線696aに高レベル信号を送ることにより零位置に
おける走査器を待つ診断LED758aを照明し、プログ
ラムは線698cが接地され〔ブロツク914〕処理単
位104のもどりを指示するのを待つ。線690cは次
で低レベルになり逆転クラツチを消勢し〔ブロツク91
6〕、プログラムはLED758aを消勢する前に20m s
ecだけ待ち〔ブロツク918〕ブロツク920に続く。
この場合常温始動状態ビツトをセツトすると、常温時間
切れタイマ748を線690hを走査することにより検
査する。タイマ748が線690hの低レベル信号によ
り示すように終つていなければ、プログラムはブロツク
834にもどる〔ブロツク920,922〕。タイマが
終り又は常温始動状態ビツトをセツトしてなければ、ビ
ツトを払い高温始動タイマを調べる〔ブロツク924,
926〕。又タイマが終つていなければプログラムはブ
ロツク834にもどる。タイマが終るとプログラムはブ
ロツク928に続く。
ブロツク928により示すようにプリント準備LED76
0eは、線688gを接地し線696eを論理1にする
ことにより照明する。プリント可能状態ビツトを次でセ
ツトし〔ブロツク930〕プリント標識を検査しプリン
トキーPRを押してあるかどうかを調べる〔ブロツク9
32〕。この標識を払うとプログラムはブロツク844
にもどる。しかしこの標識をセツトすると、プログラム
は、プリント可能状態ビツトを払い〔ブロツク93
4〕、プリント進行中状態ビツトをセツトし〔ブロツク
936〕、ブロツク940で始まるプリントルーチンに
続く前にプリント及び取消しの各標識を払う〔ブロツク
938〕。
第31A図、第31B図及び第31C図に示すように複
写を行う全部の必要条件が得られプリントキーを押した
ときに主プログラムが飛越すプリントルーチンはブロツ
ク940で開始する。線688gは接地され線696f
は論理1になり「待つように」LED760fを照明する
〔ブロツク942〕。次で線690dが論理1になり選
定した紙片カセツトに協働する紙片送りクラツチCL4
又はクラツチCL5を付勢し紙片をカセツトから紙片取
扱い単位106内の位置決めローラにより形成する挾み
部に前進させ〔ブロツク944〕そして主ランプ284
及び給電コロナ644が線690fの高レベル信号によ
り付勢される〔ブロツク946〕。次でプログラムは線
690bに高レベル信号を加える前に220m secだけ
待ち〔ブロツク948〕前進走査器クラツチCL3を付
勢してランプ284及びコロナ644を加温し、処理単
位104を紙片取扱い単位106に向つて動かし〔ブロ
ツク950〕複写サイクルを始める。
処理単位104が位置決め位置における紙片取扱い単位
106すなわち走査器に達すると、スイツチD3が閉
じ、線698dが接地する〔ブロツク952〕。これに
応答して線698bを調べ紙片の前縁が位置決めローラ
により形成した挾み部に達したかどうかを定める〔ブロ
ツク954〕。紙片がこの位置にあるとプログラムはブ
ロツク972に続く。この位置にないと線690b,6
90fが接地され主ランプ284及び給電コロナを消勢
し前進クラツチCL3をはずし〔ブロツク956〕、複
写サイクルが止まる。次でプログラムは線690cに高
レベル信号を加える前に30m secだけ待ち逆転クラツ
チを付勢し〔ブロツク958,960〕、処理単位10
4を零位置にもどす。単位104が線698cの低レベ
ル信号で示すようにもどると線690cは低レベルにな
り逆転クラツチをはずし〔ブロツク962,964〕、
プログラムは20m secだけ待ち単位104が確実に零
位置になるようにする〔ブロツク966〕。さらに50
0m sec後に〔ブロツク968〕、線698bをふたた
び調べ紙片の前縁が位置決めローラに達したかどうかを
定める〔ブロツク970〕。紙片がこの位置にあればプ
ログラムはブロツク646にもどり複写サイクルをふた
たび始める。紙片がこの位置にないとプログラムはブロ
ツク864で主ルーチンにもどる。
ブロツク972では紙片の前縁は位置決めローラ間にあ
り処理単位104が紙片取扱い単位106に達すると、
線690dは接地され適当な紙片送りクラツチCL4又
はクラツチCL5が機能抑止され、線690eが論理1
になり高電圧電力源640を経て転写コロナ642を付
勢する〔ブロツク974〕。次でドラムの現像像は、処
理単位104及び紙片取扱い単位106が放出ざらに向
い一緒に動く際に複写紙に転写される。各単位104,
106が詰まり検査位置に達すると〔ブロツク97
6〕、スイツチD7が閉じ線698hを接地し、プログ
ラムは線690gを調べ紙片の前縁が到達して紙片取扱
い単位106の紙片放出場所に位置する送出し検出スイ
ツチD8を閉じたかどうかを定める〔ブロツク97
8〕。位置決めローラと複写紙片の前縁が到達して送出
し検出スイツチD8を閉じなければならない場所の最大
位置との間に詰まり検査位置スイツチを位置させてあ
る。前記の場所で多くの場合紙片の詰まりによりスイツ
チD8が開くとプログラムはブロツク864で主ルーチ
ンにもどる。スイツチD8が線690gの接地により示
すように閉じると、プログラムは処理単位104を待ち
最大位置に達し〔ブロツク980〕次いで線690bを
接地し前進クラツチCL3を消勢し線690fを接地し
主ランプ284及び給電コロナ644を消勢する〔ブロ
ツク982〕。
ブロツク984により示すようにプログラムは30m se
cだけ待ち、次いで線698bを調べ位置決め場所に紙
片の詰まりがあるかどうかを定める。線698bの低レ
ベル信号により示すように詰まりがあると、プログラム
は逆転クラツチを作動しないでブロツク864で主ルー
チンにもどり〔ブロツク986〕、処理単位104及び
紙片取扱い単位106を最大位置に残し各単位104,
106の損傷を防ぎ紙片の詰まりを解消しやすくする。
しかし詰まりが検出されなければ線690cは論理1に
なり逆転クラツチCL2を付勢し処理単位104を零位
置にもどし紙片取扱い単位106をばね部片により位置
決め位置に引きもどす〔ブロツク988〕。次いでプロ
グラムは処理単位102が線690eの接地により転写
コロナ642を消勢する〔ブロツク994〕前に位置決
め位置に進むのを待つ〔ブロツク990,992〕。こ
の場合複写紙片の後縁は紙片取扱い単位106から離れ
送出し検出スイアチD8はこれを示すように開いていな
ければならない〔ブロツク996〕。スイツチD8が線
690gの低レベル信号により示すように閉じると、プ
ログラムはブロツク864の主ルーチンにもどり紙片の
詰まりを知らせる。
処理単位104が零位置から位置決め位置、詰まり検査
位置及び最大位置に移動し、次いでふたたびもどると、
「零位置の走査器を待つ」診断LED758aと「位置決
め位置の走査器を待つ」LED758bと「詰まり検査位
置の走査器を待つ」LED758cと「最大位置の走査器
を待つ」LED758dとを照明される。
ブロツク998により示すように表示数字バイトを調べ
なお行おうとする複写数を定める。このバイトの数字が
1より大きく一層多くの複写の行われることを指示する
と、プログラムはブロツク1008に続く。しかしバイ
トの数字が1で最後の複写の行われたことを指示する
と、プログラムは処理単位104が零位置にもどるのを
待ち〔ブロツク1000〕、次いで線690aを接地す
ることにより放電ランプ292を消し又線690cを接
地することによりクラツチCL2をはずす〔ブロツク1
002〕。或る遅延後に〔ブロツク1004〕、要求数
字バイトの数字を表示数字バイトに入れ〔ブロツク10
06〕、プログラムはブロツク834の主ルーチンにも
どる。
ブロツク1008では線698gを調べランプ調整器6
56を検査する。ランプ故障を示す線698gの高レベ
ル信号に応答して、プログラムは処理単位104が零位
置にもどるのを待ち〔ブロツク1010〕次いでブロツ
ク902の主ルーチンに、もどり故障を知らせる。しか
し故障が検出されなければ、表示数字バイトを1だけ減
らし〔ブロツク1012〕、取消し標識を検査する〔ブ
ロツク1014〕。取消しキーCNを駆動してあると、
この標識をセツトし、プログラムはブロツク1000に
もどる。さもなければ線698fを調べ選定したカセツ
ト内に紙片があるかどうかを定める〔ブロツク101
6〕。線698fの低レベル信号により示すように紙片
がなければ、「紙片加え」LED688aを照明し〔ブロ
ツク1018〕、プログラムは、ブロツク854で主ル
ーチンにもどる前に処理単位104が零位置にもどるの
を待つ〔ブロツク1020〕。
紙片があれば線690bは論理1になり選定したカセツ
トに対し適当な紙片送りクラツチCL4又はクラツチC
L5を作動し複写紙片を位置決めローラに向い前進させ
る〔ブロツク1022〕。そして線690fも論理1に
なり主ランプ284及び給電コロナ644を付勢する
〔ブロツク1024〕。次いでプログラムは、処理単位
104が零位置にもどるのを待ち〔ブロツク1026〕
線690cを接地し逆転クラツチCL2をはずし〔ブロ
ツク1020〕、ブロツク950にもどる前に20m se
cだけ待つ。
第32A図、第32B図、第32C図、第32D図及び
第32E図に示すように表示器を制御しキー盤を監視し
クロツク734により生ずる割込み要求信号を制御装置
660に受けた後主プログラムが飛越して進むクロツク
割込みサービスルーチンは、ブロツク1040で開始す
る。初めに時間切れタイマを増加計数し、待ちタイマを
減少計数する〔ブロツク1042,1044〕。次いで
線700を調べ主継電器MRを付勢するかどうかを定め
る〔ブロツク1046〕。線700の高レベル信号によ
り示すように主継電器MRを付勢しなければ、暖機タイ
マをこれがすでにその最高値にない場合に増加計数し、
プログラムはブロツク1060に飛越す〔ブロツク10
48,1050〕。継電器MRを付勢すると、線698
aを調べ安全スイツチSW4が閉じているかどうかを定
める〔ブロツク1052〕。開いた安全スイツチ及び開
いた前部カバーを示す線698aの非作動状態によりプ
ログラムは積層体をもどし〔ブロツク1054〕、ブロ
ツク854で主プログラムにもどす。しかし安全スイツ
チが閉じていれば暖機タイマはこれが零でない場合に減
少計数し〔ブロツク1056,1058〕、プログラム
が継続する。
ブロツク1060により示すようにプログラムは表示数
字バイトの第1のデイジツトを調べ線696aないし6
96gに適当な信号を送る。次でプログラムは線688
eの第1タイミングサイクルを使いブランキング周波数
を生じ第1デイジツトの7区分LED表示〔762aない
し762g〕を形成し各押しボタンキースイツチCN,
K1,K2,K3を経て線688aないし688dに入
力を送る。各線688aないし688dはこのタイミン
グサイクル中に走査しキー応答を検出し結果を記憶す
る。次で表示数字バイトの第2のデイジツトを調べ、線
696aないし696gに適当な信号を送る。そして線
688fに第2タイミングサイクルを使い第2デイジツ
トの7区分LED表示〔764aないし764g〕を形成
し押しボタンスイツチK4,K5,K6,K7を経て線
688aないし688dに入力を送る。各線688aな
いし688dはタイミングサイクル中に走査し妥当応答
を記憶する〔ブロツク1062〕。
次いで主ルーチン中にセツトした正面盤LED760aな
いし760fは、線696aないし696fに適当な信
号を送り線688gに第3タイミングサイクルを加える
ことにより照明される。線688gは又各スイツチK
8,K9,K0,PRを経て線688aに入力を送る。
各線688aないし688dはタイミングサイクル中に
走査され妥当応答を記憶する〔ブロツク1064〕。次
に主ルーチン中にセツトした診断LED758aないし7
58gは、線696aないし696gに適当な信号を送
り線688hに第4のタイミングサイクルを加えること
により照明される。線688hは各スイツチSW12、
SW6を経て線688b,688dに入力を送る。線6
88b,688dはタイミングサイクル中に走査され、
妥当応答を記憶する〔ブロツク1066〕。タイミング
サイクル中に過度のはね返りや騒音を検出すると、「キ
ー盤線の騒音」診断LED758eが照明され〔ブロツク
1068,1070〕、プログラムは、前記の数字バイ
ト(前回の走査でキー盤に認められる数字)を数字バイ
ト(この回の走査でキー盤に認められる数字)内の値に
セツトした後、割込み場所で主ルーチンにもどる〔第3
2E図ブロツク1072,1074〕。
ブロツク1076により示すようにプリントスイツチP
Rを駆動してあると、プログラムは、時間切れタイマを
払い〔ブロツク1078〕、プリント可能状態ビツトを
調べる〔ブロツク1080〕。このビツトをセツトしな
ければ(プリントができない)、前回の数字バイトを数
字を含まないようほセツトし、プログラムは割込み場所
で主ルーチンにもどる〔第32D図ブロツク1082,
1084〕。プリント可能ビツトをセツトすればプリン
ト進行中ビツトを調べ〔ブロツク1086〕セツトして
あればプログラムはブロツク1082に飛越し主ルーチ
ンにもどる。プリント進行中ビツトをセツトしてなけれ
ばプリント標識を検査する〔ブロツク1088〕。そし
てセツトすればプログラムはすぐにブロツク1082に
飛越す。セツトしなければプリント標識をセツトし〔ブ
ロツク1090〕、ブザ750を線692を論理1にす
ることにより駆動し〔ブロツク1092〕、数字標識を
−1にセツトし〔ブロツク1094〕、プログラムはブ
ロツク1082に飛越す。数字標識(NUMFLAG)の設定
は、キー盤のこの回の走査で認められる数字(数字バイ
ト)を数字要求バイトに入れることができるかどうかを
指示する。NUMFLAGが−1に等しければ、要求数字バイ
トを1にセツトしなければこの数字は容認されない。NU
MFLAGが0に等しければこの数字は要求数字バイトの第
1デイジツトして容認される。NUMFLAGが1に等しけれ
ば、要求数字バイトの第1デイジツトは第2デイジツト
になりこの場合のキー盤の数字は新らたな第1デイジツ
トになる。
又プリントボタンPRを駆動してないと〔ブロツク10
76〕、取消しキーONを検査し〔ブロツク109
6〕、駆動してあれば時間切れタイマが払われる〔ブロ
ツク1098〕。取消し標識をセツトすると、プログラ
ムはすぐにブロツク1082に飛越す〔ブロツク110
0〕。標識を払うとブサ750が駆動され〔ブロツク1
102〕、プリント進行中状態ビツトを調べる〔ブロツ
ク1104〕。このビツトをセツトすると取消し標識も
セツトされ〔ブロツク1106〕、次でプログラムはブ
ロツク1082に飛越す。プリント進行中ビツトをセツ
トしなければ、要求数字バイト及び表示数字バイトは1
にセツトされ〔ブロツク1108〕、数字標識は0にセ
ツトされ〔ブロツク1110〕、プログラムはブロツク
1082に飛越す。取消しキーを駆動してなければ〔ブ
ロツク1096〕、プログラムは数字キーK1ないしK
0のどのキーを駆動したかを定める〔ブロツク111
2〕。少なくとも1個の数字キーを駆動すると、時間切
れタイマが払われ〔ブロツク1114〕プログラムはブ
ロツク1116に続く。駆動してないとプログラムはブ
ロツク1082にもどる。
ブロツク1116により示すようにプリント進行中状態
ビツトを検査しセツトしてあればプログラムはブロツク
1082にもどる。このビツトをセツトしてなくて複数
個の数字キーを押すと、プログラムはふたたびブロツク
1082にもどる〔ブロツク1118〕。さもなければ
キー盤の数字を前回のキー盤走査で認められ前回の数字
バイトに含まれる数字と比較する〔ブロツク112
0〕。これ等の値が互に等しければプログラムはブロツ
ク1072に飛越し主ルーチンにもどる。等しくなけれ
ば取消し標識が払われ〔ブロツク1122〕数字標識を
調べる。数字標識が−1に等しければ要求数字バイトが
1に等しくないと〔ブロツク1126〕プログラムはブ
ロツク1072に飛越す〔ブロツク1124〕。要求数
字バイトが1に等しい場合にはプログラムはブロツク1
136に続く。数字標識が0に等しいと〔ブロツク11
28〕プログラムは直接ブロツク1136に続く。数字
標識が1に等しいと要求数字バイトの第1デイジツトは
第2デイジツトになりこの場合のキー盤の数字は新らた
な第1デイジツトになる。この2デイジツト数は次で要
求数字バイトに記憶して表示する〔ブロツク113
0〕。次でブザ750を駆動し〔ブロツク1132〕、
数字標識を−1にセツトし〔ブロツク1134〕、プロ
グラムはブロツク1072に飛越す。
ブロツク1136により示すようにキー盤の数字が0で
あればプログラムはブロツク1072に飛越す。この数
字が0でなければこの数字は要求数字バイトの第1デイ
ジツトになり、この要求数字バイトの第2デイジツトは
0にセツトされこの数字が表示される〔ブロツク113
8〕。次でブサ750を駆動し〔ブロツク1140〕、
数字標識を1にセツトし〔ブロツク1142〕、プログ
ラムはブロツク1072に飛越し主プログラムにもど
る。
本発明による電子写真装置の全動作は前記した所から明
らかである。第1に本装置に付勢すると、ポンプ電動
機、主電動機及び選択カセツト低片高さ電動機とは給電
する。第3図、第23図及び第24図に示すように複写
作用を始めるときは2個のカセツトのどちらを選択する
かに従つて、その最上部のシートを前縁が取扱い単位1
06の上下の位置決めローラ326,328の間の挾み
部にある位置に動かす。走査処理単位104はそのもと
の位置から取扱い単位106に向い動き始める。この運
動中にドラム172はこれ等の図の時計回りに回転す
る。レンズ装置286はドラムの表面の原版の線像を集
束する。このようにして形成した潜像が現像ローラ19
8を過ぎる際に像が現像される。過剰な現像液は逆転ロ
ーラ208により除去され処理単位104からの液体は
放出口214から流出し現像液タンクにその後壁及びタ
ンクカバー518の間に形成したみぞ穴536を経ても
どる。
走査単位104が位置決め位置に動くと、単位104は
紙片取扱い単位106をすくい上げその各部品に対し前
記したようにして駆動作用を生ずる。位置決めローラ3
26,328間の挾み部に前縁が位置した複写材料シー
トは転写位置を経て動かされはぎ取り部片370により
はぎ取られ各送出しローラ360,358の挾み部内に
動く。2個の単位104,106は装置10の放出端に
向い一緒に動き続ける。最終的に限度位置に達しこのと
きには走査駆動作用が逆転する。これと同時にドラム1
72は同じ向きに駆動され続ける。各部品の構造は、複
写シートの前縁が逆転の起る際に送出しざらの端部に連
関するようにしてある。この間に複写シートは、複写作
用の終る間に装置10の底部12に対し相対運動が零で
ある。本装置の図示の特定の実施例では像は単位104
の最大位置で完全に現像され、転写及び送出しの作用だ
けが不完全のままになつている。他の実施例では現像作
用はその単位104の位置で完全でないが、全部の実施
例で潜像形成は単位104の最大位置で完全であるのは
明らかである。複写作用はばね付勢ケーブルの作用のも
とに単位106がその初期位置にもどるときの前に終
る。次で単位104はそのもとの位置まで継続する。前
記した紙片詰まり検査等は本装置の動作中に実施される
のは明らかである。
以上本発明をその実施例について詳細に説明したが本発
明はなお、その精神を逸脱しないで種種の変化変型を行
うことができるのはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明電子写真装置の1実施例の斜視図、第2
図は第1図の電子写真装置を一部は切欠き一部は縦断面
にし拡大して示す部分側面図、第2A図は第2図の電子
写真装置のふたを圧盤カバー鎖錠部片と共に示す側面
図、第2B図は第2A図のふたを一部は切欠き一部は水
平断面にして示す部分平面図である。第3図は第1図の
電子写真装置の主要部品の種種の複写作用段における相
対位置を示す拡大正面図、第4図は第3図の装置を一部
の部品を取除いて示す平面図、第5図は第3図の右方部
分の拡大正面図、第6図は第3図の中央部分の拡大正面
図、第7図は第3図の上部左方部分の拡大正面図、第7
A図は第7図の下部部分の正面図、第8図は第3図の後
部右側部分の拡大平面図、第9図は第3図の下方右すみ
部の拡大平面図、第10図の下方左側部分の拡大平面
図、第11図は第3図の上部左側部分の拡大平面図、第
12図は第3図の上部中央部分の拡大平面図である。第
13図は第3図の電子写真装置の処理単位を一部を切欠
き一部を縦断面にして示す拡大正面図、第14図は第1
3図の後面図、第15図は第13図の処理単位を一部を
切欠き一部を水平断面にして示す平面図である。第16
図は第13図の処理単位に設けた光学装置の正面図、第
17図は第16図の一部を横断面にして示す端面図であ
る。第18図は第3図の電子写真装置の紙片取扱い単位
を一簿を切欠いて示す拡大平面図、第19図は第18図
の後面図である。第20図は第3図の電子写真装置の駆
動装置の右側部分の拡大後面図、第21図は第20図の
駆動装置の中央部分の後面図、第22図は第20図の駆
動装置の左側部分の後面図である。第23図は第13図
の処理単位をその初期位置で示す正面図、第24図は第
13図の処理単位が紙片取扱い単位をすくい上げる場所
に入る際の各部品の相対位置を示す正面図である。第2
5図は本電子写真装置の現像液取扱い装置の縦断面図、
第25A図は第25図の25A−25A線に沿う断面図
である。第26図は本電子写真装置の動作を制御するの
に使う制御装置の1例の第1の部分の電気配線図、第2
7図は第26図の制御装置の中間部分の電気配線図、第
28図は第26図の制御装置の最終部分の電気配線図、
第29図は本電子写真装置のキー盤及び表示単位の電気
回路の配線図である。第30A図、第30B図及び第3
0C図は本電子写真装置の動作プログラムのフローチヤ
ート、第31A図、第31B図及び第31C図は本電子
写真装置の動作プリントプログラムのそれぞれ初めの部
分、中間部分及び終りの部分のフローチヤートである。
第32A図、第32B図、第32C図、第32D図及び
第32E図は本電子写真装置の動作のクロツク割込みプ
ログラムのそれぞれ初めの部分、中間部分、別の部分、
終り部分及び別の最終部分のフローチヤートである。 10……電子写真装置、172……導電性ドラム、17
4、176、178……支持装置、188、190……
現像液注ぎ装置、208……調整ローラ、206、20
7、209……取付装置、211、212、214……
捕捉装置、216……清掃ローラ、218、220……
付勢装置、242、244、246、248……回転装
置、242、254、256……駆動装置、222、2
24、534、212、214……防止装置、118、
228、232、236、240、242……回転装
置、326、328、416、418……供給装置、3
76……転写装置。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)静電現像像を形成しようとする光導
    電性ドラムと、 (ロ)この光導電性ドラムを大体において水平の軸線の
    まわりに回転するように支える支持装置と、 (ハ)前記光導電性ドラムの一方の側でこの光導電性ド
    ラムの底部の上方に位置し、潜像に現像液を注ぎ、現像
    像を形成するようにする現像液注ぎ装置と、 (ニ)転写場所において前記光導電性ドラムの底部に隣
    接して位置し、前記現像像をシートに転写する転写装置
    と、 (ホ)前記現像液注ぎ装置及び転写装置を次次に過ぎて
    前記現像像を運ぶ方向に前記光導電性ドラムを回転する
    回転装置と、 (ヘ)調整ローラと、 (ト)この調整ローラを、前記光導電性ドラムの底部に
    隣接して、前記現像液注ぎ装置と前記転写装置との間に
    おいて、前記光導電性ドラムに対し密接な間隔を置いた
    関係に、かつこの光導電性ドラム対して回転運動するよ
    うに取付ける取付装置と、 (チ)前記調整ローラを前記光導電性ドラムと同じ方向
    に回転し、前記調整ローラの表面を、隣接点で前記光導
    電性ドラムの表面の運動方向とは反対の方向に動かし
    て、前記光導電性ドラムの表面から過剰な現像液を除き
    過剰な現像液が前記光導電性ドラムの底部に向って流れ
    ないようにする回転装置と、 (リ)発泡材料から成り、前記光導電性ドラムに、この
    光導電性ドラムの底部の上方の場所において接触する清
    掃ローラと、 (ヌ)この清掃ローラを付勢して前記光導電性ドラムに
    接触させる付勢装置と、 (ル)前記清掃ローラを駆動し、この清掃ローラの表面
    が前記運動する光導電性ドラムの表面に対し動くように
    する駆動装置と、 (オ)前記清掃ローラから現像液を除去することによ
    り、現像液の流れが前記清掃ローラから前記転写場所に
    流れないようにする防止装置と、 (ワ)転写材料から成るシートを、前記転写装置を含む
    径路に沿って供給する供給装置と、 (カ)過剰な現像液が前記径路を汚染しないように、前
    記調整ローラにより除去される過剰な現像液を捕捉する
    捕捉装置と、 を備えた、電子写真装置。
  2. 【請求項2】前記現像液注ぎ装置を、現像ローラと、こ
    の現像ローラを前記光導電性ドラムに隣接して前記現像
    ローラに対し密接な間隔を置いた関係に回転運動するよ
    うに取付ける取付装置と、前記現像ローラを前記光導電
    性ドラムの運動方向とは反対の方向に回転し、前記現像
    ローラの表面が隣接点で前記光導電性ドラムの表面と同
    じ方向に動くようにする回転装置とにより構成した、特
    許請求の範囲第(1)項記載の電子写真装置。
  3. 【請求項3】前記清掃ローラから前記転写場所に液体が
    流れないようにする前記防止装置を、前記清掃ローラ
    を、この清掃ローラが前記光導電性ドラムから離れる際
    に圧縮して前記光導電性ローラから現像液を除去する圧
    縮装置と、前記除去した現像液を前記光導電性ドラムか
    ら運び去る装置とにより構成した、特許請求の範囲第
    (2)項記載の電子写真装置。
  4. 【請求項4】前記清掃ローラから前記転写場所に現像液
    が流れないようにする前記防止装置を、前記清掃ローラ
    の前記光導電性ドラムから遠い方の部分と協働して前記
    清掃ローラを、この清掃ローラが前記光導電性ドラムの
    表面から離れる際に変形させて前記清掃ローラを圧縮
    し、この清掃ローラから現像液を除去する装置と、前記
    除去した現像液を前記光導電性ドラムから運び去る装置
    とにより構成した、特許請求の範囲第(3)項記載の電
    子写真装置。
  5. 【請求項5】前記現像ローラを、前記光導電性ドラムの
    一方の側においてこの光導電性ドラムの底部の上方に位
    置させ、 前記現像液注ぎ装置に、前記光導電性ドラムに現像液
    を、前記現像ローラの上方において供給する供給装置を
    設け、 前記清掃ローラを、前記光導電性ドラムの前記現像ロー
    ラとは反対の側に位置させた、特許請求の範囲第(4)
    項記載の電子写真装置。
  6. 【請求項6】清掃液体を、前記清掃ローラに、この清掃
    ローラの運動方向に関して、前記圧縮装置が前記清掃ロ
    ーラに作用する点の後方であり、かつ前記清掃ローラが
    前記光導電性ドラムに接触する点の前方の場所で供給す
    る供給装置を備えた、特許請求の範囲第(5)項記載の
    電子写真装置。
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