JPH04223938A - 大量給紙装置を設けた記録装置 - Google Patents

大量給紙装置を設けた記録装置

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JPH04223938A
JPH04223938A JP3072339A JP7233991A JPH04223938A JP H04223938 A JPH04223938 A JP H04223938A JP 3072339 A JP3072339 A JP 3072339A JP 7233991 A JP7233991 A JP 7233991A JP H04223938 A JPH04223938 A JP H04223938A
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JP
Japan
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paper
roller
recording
pickup roller
feed
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Application number
JP3072339A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyuki Yoshida
知行 吉田
Yoshio Sato
義男 佐藤
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、大量の記録紙を連続
して給紙可能にする大量給紙装置を設けたレーザプリン
タ,複写機,レーザファクシミリ等の記録装置に関する
【0002】
【従来の技術】近年、大量の記録紙に連続して画像を転
写する場合には、大量給紙装置をレーザプリンタ等の記
録装置の装置本体に装着してそれを行っている。このよ
うな大量給紙装置は、最近ではそれをユーザ自身が取付
けできるオプションタイプのものが増えつつあり、その
取付け方法としては、例えば記録装置の装置本体から給
紙カセットを取外し、その給紙口に大量給紙装置の用紙
送出口を一致させて装着するものがある。
【0003】そして、この大量給紙装置の装着に際して
は、記録装置の装置本体側に取付けられている給紙カセ
ット内の記録紙を底板を介して上昇させるための底板上
昇レバーが邪魔になるため、それを取り外してから大量
給紙装置を装着するようにしている。
【0004】また、記録紙を送り出すピックアップロー
ラは、通常の場合スプリング等によって回動付勢されて
記録紙に圧接するようになっており、大量給紙装置のト
レイは、例えばトレイ上に記録紙がセットされるとそれ
が上昇して、その上に載置されている記録紙の最上位の
紙面が給紙位置に達してピックアップローラに接するこ
とによって加圧されるようになると、その紙面の上昇を
給紙位置センサが検知して、その上昇が停止される。
【0005】そして、その状態で給紙が開始され、記録
紙が除々に減少して最上位の記録紙の位置が下がると、
トレイが再び上昇を開始して最上位の記録紙の上面が再
び給紙位置まで上昇して停止することによって、その最
上位の記録紙が常に給紙位置に保たれるようになってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにピックアップローラが、トレイ上の記録紙の減少如
何に係らず常に記録紙に圧接するようになっている場合
には、トレイ上の記録紙は常にそのピックアップローラ
によって加圧され続けるため種々の不具合が発生しやす
いという問題点があった。
【0007】すなわち、記録紙がピックアップローラに
よって加圧され続けたままであると、フィードローラに
よる記録紙搬送時にピックアップローラの加圧による抵
抗が影響して、記録紙が重ね送り(重送)やジャムを発
生しやすくなる。
【0008】したがって、レーザプリンタ等の記録装置
では、給紙カセットからの給紙の際には、そのカセット
内の記録紙を底板を介して上昇させて最上位の記録紙を
ピックアップローラに加圧させている底板上昇レバーを
、ピップアップローラによって送り出された記録紙がフ
ィードローラに達したときに下降させることによって、
ピックアップローラの記録紙への加圧を脱圧させるよう
にしたりしている。
【0009】しかしながら、このような記録装置の装置
本体に大量給紙装置を装着した場合には、上記したよう
にピックアップローラは記録紙を常時加圧した状態のま
まになるため、上記したような問題が発生しやすかった
【0010】この発明は上記の問題点に鑑みてなされた
ものであり、装置本体の給紙口にピックアップローラを
備えているレーザプリンタ等の記録装置において、その
装置本体に大量給紙装置を装着して、そこからそのピッ
クアップローラによって記録紙を給紙した際に、その送
り出した記録紙を種類に係らず常に安定して重ね送り(
重送)やジャムを発生することなく確実に給紙できるよ
うにすることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、装置本体にピックアップローラとフィー
ドローラ等からなる給紙系を備えた給紙口を有し、その
給紙口から大量の記録紙を連続して給紙可能にする大量
給紙装置を設けた記録装置において、上記装置本体のピ
ックアップローラによる上記大量給紙装置内の最上位の
記録紙への加圧を解除させるローラ加圧解除機構をその
大量給紙装置に設けると共に、上記ピックアップローラ
によって送り出された記録紙が上記フィードローラに達
するタイミングで上記ローラ加圧解除機構を作動させて
上記ピックアップローラによる加圧を解除させる制御手
段を設けたものである。
【0012】また、装置本体にピックアップローラとフ
ィードローラ等からなる給紙系を備えた給紙口を有し、
その給紙口から大量の記録紙を連続して給紙可能にし、
上下駆動装置によって昇降されるトレイを備えた大量給
紙装置を設けた記録装置において、上記ピックアップロ
ーラによって送り出された記録紙が上記フィードローラ
に達するタイミングで上下駆動装置によってトレイを下
降させ、ピックアップローラによるその記録紙への加圧
を解除させる制御手段を設けたものである。
【0013】さらに、装置本体にピックアップローラと
フィードローラと給紙カセット内の記録紙を給紙位置へ
押し上げるための取外し可能な底板上昇レバーとそれを
駆動するレバー駆動装置等からなる給紙系を備えた給紙
口を有し、上記給紙カセット及び底板上昇レバーを取り
外した後に給紙口に装着されてその給紙口から大量の記
録紙を連続して給紙可能にする大量給紙装置を設けた記
録装置において、上記給紙口への装着が上記給紙カセッ
ト又は大量給紙装置のいずれであるかを判別する判別手
段を設けると共に、ピックアップローラの大量給紙装置
内の最上位の記録紙への加圧を解除させるローラ解除レ
バーを底板上昇レバーを取外した軸に固定し、上記判別
手段が、大量給紙装置の装着を判別している時にはロー
ラ解除レバーをピックアップローラによる記録紙への加
圧を解除させる位置に、給紙カセットの装着を検知して
いる時には底板上昇レバーを取付ける上記軸をその底板
上昇レバーがピックアップローラによる記録紙への加圧
を解除させる位置まで、レバー駆動装置をピックアップ
ローラによって送り出された記録紙がフィードローラに
達するタイミングでそれぞれ駆動して移動させる制御手
段を設けたものである。
【0014】
【作用】このように構成した大量給紙装置を設けた記録
装置によれば、大量給紙装置内から装置本体側のピック
アップローラによって送り出された記録紙は、それがフ
ィードローラに達するタイミングで制御手段がローラ加
圧解除機構を作動させることによってピックアップロー
ラによる加圧が解除されるため、フィードローラによっ
て引き続き搬送される際にピックアップローラからの抵
抗を受けないのでスムーズに搬送される。
【0015】また、記録紙がフィードローラに達するタ
イミングで上下駆動装置によってトレイを下降させ、ピ
ックアップローラによるその記録紙への加圧を解除させ
る制御手段を設ければ、ピックアップローラによって送
り出された記録紙は、それがフィードローラに達するタ
イミングでトレイが下降することによりピックアップロ
ーラによる加圧が解除されるため、フィードローラによ
ってスムーズに搬送される。
【0016】さらに、判別手段を設けて底板上昇レバー
を取外した軸にローラ解除レバーを固定し、記録紙がフ
ィードローラに達するタイミングでピックアップローラ
による記録紙への加圧を解除させる制御手段を設ければ
、装置本体に大量給紙装置を装着して給紙をすると、判
別手段が大量給紙装置の給紙口への装着を判別して、制
御手段がピックアップローラによって送り出された記録
紙がフィードローラに達するタイミングでレバー駆動装
置を駆動して、ローラ解除レバーをピックアップローラ
による記録紙への加圧を解除させる位置に移動させるの
で、引き続きフィードローラによって搬送される記録紙
はピックアップローラからの抵抗を受けないのでスムー
ズに搬送される。
【0017】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図1はこの発明の一実施例である記録
装置としてのレーザプリンタの装置本体に大量給紙装置
を装着した状態を簡略化して示す全体構成図、図2は同
じくそのレーザプリンタの装置本体のみを示す構成図で
ある。
【0018】まず最初に、大量給紙装置を設けた記録装
置としてのレーザプリンタの装置本体を、図2により説
明する。レーザプリンタ1の装置本体10は、ピックア
ップローラ17とフィードローラ18とリバースローラ
19等からなる給紙系をそれぞれ備えた上下2段の各給
紙口16A,16Bを有し、その各給紙口16A,16
Bに給紙カセット15A,15Bをそれぞれ着脱自在に
挿着している。
【0019】その給紙カセット15A及び15B内の記
録紙Pは、共に底板上昇レバー24によって底板25を
介して上昇され、ピックアップローラ17に圧接される
図2に示す給紙位置まで上昇されて、ピックアップロー
ラ17によって左方へ給紙され、それがレジストローラ
対3によってタイミングをとられてドラム状の感光体4
へ搬送される。
【0020】その感光体4は、反時計方向に回転駆動さ
れて表面が帯電チャージャ5によって帯電されており、
レーザ光学系6からのレーザ光Lが照射されて、その表
面に静電潜像が形成される。
【0021】その潜像は、現像装置7を通るときにトナ
ーによって可視像化され、その可視像は感光体4へ搬送
された記録紙Pに転写チャージャ8により転写され、そ
の転写された可視像が定着装置9によって記録紙P上に
定着され、その記録紙が図2の矢示A方向へ搬送されて
排紙部11に排出される。一方、可視像を記録紙Pに転
写した後の感光体4は、クリーニングブレード12を有
するクリーニング装置14によってその表面の残留トナ
ーが除去され、その除去されたトナーはトナー回収タン
ク13に回収されて収容される。
【0022】図3は装置本体10内に設けられている給
紙系を示す構成図である。このレーザプリンタの給紙系
は、図3の矢示B方向(搬送方向側)に回転するフィー
ドローラ18と、その下側に加圧スプリング27によっ
て矢示C方向に回動付勢される加圧アーム28によって
押し上げられて圧接するリバースローラ19とを備えて
おり、通常はそのリバースローラ19がフィードローラ
18の搬送力によって連れ回りし、重送時にのみ搬送方
向と反対の矢示方向に逆回転する公知の機構(FRR給
紙機構)を用いている。
【0023】そして、給紙カセット15A又は15Bを
装置本体10にセットすると、底板上昇レバー24が図
3の矢示E方向に回動して記録紙Pが底板25を介して
上昇され、その上面が図示しないスプリングによって下
降側に回動付勢されているピックアップローラ17に圧
接して図示の給紙位置になる。
【0024】この状態で給紙信号が出力されると、ピッ
クアップローラ17及びフィードローラ18がそれぞれ
図3で時計回り方向に回転を開始するため、記録紙Pが
左方に送り出される。
【0025】そして、その記録紙Pが、ピックアップロ
ーラ17によってフィードローラ18とリバースローラ
19の間にまで送り込まれるに十分な時間が経過すると
、底板上昇レバー24が下降するため、ピックアップロ
ーラ17の記録紙Pへの加圧が解除される。
【0026】一方、リバースローラ19を支持する軸も
給紙信号と同時に時計回り方向に回転され、その軸に公
知のトルクリミッタを介して軸支されるリバースローラ
19は、それがフィードローラ18と接する時(ニップ
間に紙が無いとき)及びそのニップ間に記録紙Pが1枚
だけ送り込まれたときに搬送方向(反時計回り方向)に
連れ回りする。
【0027】また、記録紙Pが2枚以上ニップ間に送り
込まれた場合には、トルクリミッタが用紙間の摩擦力に
打ち勝ってリバースローラ19を時計回り方向に回転さ
せるため、下側の記録紙Pが給紙カセット側に押し戻さ
れて多数枚送り(重送)が防止される。
【0028】このレーザプリンタ1は、図1に示すよう
に装置本体10に、その装置本体10に形成される給紙
口16Bから大量の記録紙を連続して給紙可能にする大
量給紙装置20を装着できるようになっている。そして
、それを装着する際には、装置本体10の下側の給紙カ
セット15B(図2)とそれに対応する下側の底板上昇
レバー24を取外して、そこに大量給紙装置20を装着
して、それを装置本体10に本体裏側に設けられている
コネクタを使用して電気的にも接続する。
【0029】その大量給紙装置20には、装置本体10
のピックアップローラ17による大量給紙装置20内の
最上位の記録紙Pへの加圧を解除させるローラ加圧解除
機構30を設ける一方、装置本体10にはピックアップ
ローラ17によって送り出された記録紙Pがフィードロ
ーラ18に達するタイミングでローラ加圧解除機構30
を作動させてピックアップローラ17による加圧を解除
させる制御手段40を設けている。
【0030】その大量給紙装置20は、外装カバー21
内に多数のプーリ間に張装される昇降ワイヤ22を、ト
レイ駆動モータ46の駆動力によって回動させることに
よりトレイ23を昇降させる上下駆動装置26を備えて
おり、その昇降ワイヤ22の垂直に張られた部分をトレ
イ23の側部に固定している。
【0031】そして、この大量給紙装置20は、トレイ
23上に記録紙Pを載置した状態で上下駆動装置26を
駆動させてトレイ23を上昇させると、そのトレイ23
上の最上位の記録紙Pの上面が給紙位置に達した時に、
装置本体10に設けられている図示しない給紙位置セン
サの検知フィラーがその上昇した記録紙によって回動さ
れてそのセンサの検知部が遮光されるため、その信号に
よってトレイ23の上昇が停止される。
【0032】また、装置本体10には、トレイ23上に
記録紙Pがあるか否かを検知するペーパーエンドセンサ
(図示せず)が設けられており、トレイ23上の記録紙
Pが全て給紙されて無くなると、トレイ駆動モータ46
が逆回転してトレイ23が下降する。
【0033】さらに、ユーザが、大量給紙装置に設けら
れている操作スイッチ42(図6)を押したときにもト
レイ23が下降し、それが所定のホームポジションまで
下降してそれを下限センサーが検知すると、その下降が
停止される。
【0034】図4及び図5は、大量給紙装置20に設け
られているピックアップローラ17による最上位の記録
紙への加圧を解除させるローラ加圧解除機構30の不作
動状態及び作動状態をそれぞれ示す概略図である。
【0035】ローラ加圧解除機構30は、レバー31と
、そのレバー31の略中央を揺動可能に支持する軸32
と、レバー31の一端に可動軸33を中継レバー36を
介してピン34によって回動可能に取付けたソレノイド
35とによって構成され、その作動が図6に示す制御手
段40によって制御される。
【0036】その制御手段40は、各種判断及び処理機
能を有する中央処理装置(CPU)と、ローラ加圧解除
機構30を作動制御するために必要なプログラム及び固
定データを格納したプログラムメモリであるROMと、
処理データを格納するデータメモリであるRAMと、入
出力回路(I/O)とからなるマイクロコンピュータで
あり、タイマも備えている。
【0037】そして、この制御手段40は、図6に示す
ように、装置本体10内のエンジンボード41上に設け
られており、大量給紙装置20内の操作スイッチ42か
らそれが押されたときに出力される信号を入力し、カバ
ーセンサ43からは外装カバー21が開放された時に出
力される信号を入力し、紙サイズセンサ44からは記録
紙のサイズに応じて出力されるサイズ信号を入力し、下
限センサ45からはトレイがホームポジションの下降限
まで下降した際に出力される信号を入力し、センサ47
からは大量給紙装置20が装置本体10に装着されてい
るときに出力される信号を入力し、さらにその他のセン
サ類からの信号も入力する。
【0038】そして、トレイ駆動モータ46に対しては
それを駆動する信号を、ローラ加圧解除機構30のソレ
ノイド35にはそれを作動させる信号をそれぞれ所定の
タイミングで出力する。
【0039】図7は、その制御手段40が実行するロー
ラ加圧解除機構30を作動させてピックアップローラの
加圧を解除させるローラ加圧解除処理に関するフロー図
である。制御手段40は、所定のタイミングで図7に示
す判断及び処理を繰返し実行する。
【0040】まず、ステップ1で、図2に示す下段の給
紙カセット15Bに代えて大量給紙装置20が図1に示
すように装着されているか否かをセンサ47(図6)か
らの信号によって判断し、大量給紙装置20が装着され
ていなければ下段の給紙口16Bには給紙カセット15
Bが挿着されているので図示しないメインルーチンにリ
ターンして、通常の給紙カセットからの給紙を行う。
【0041】また、ステップ1の判断で、大量給紙装置
20が装着されていればステップ2へ進んで、このレー
ザプリンタが接続されているホストコンピュータからプ
リント命令が出されることによって出力される給紙信号
(エンジンCPUから出力)を入力しているか否かを判
断し、それをまだ入力していなければそれを入力するま
で待ち、それを入力するとステップ3へ進む。
【0042】そして、そのステップ3で、図8に示すよ
うにピックアップローラ17とフィードローラ18を同
時に所定時間回転させ、ピックアップローラ17によっ
てトレイ23上の最上位の記録紙Pを図1で左方へ送り
出す。
【0043】次に、ステップ4で、送り出された記録紙
Pがフィードローラ18とリバースローラ19の間に達
するのに十分な予め搬送速度のバラツキ等を考慮して設
定した設定時間tが経過したか否かを判断し、まだ経過
していなければそのまま待ち、それが経過するとステッ
プ5へ進んで図8に示すようにソレノイド35を作動(
ON)させ、図4の位置にあるレバー31を矢示F方向
に揺動させてそれを図5に示す位置にして、ピックアッ
プローラ17による記録紙Pへの加圧を解除させる。
【0044】そして、ステップ6で搬送していた記録紙
(今の場合は1枚目)の給紙の完了を、図8に示すよう
に所定時間出力されていた給紙信号が停止される(信号
が「1→0」になる)ことによって判断すると、ステッ
プ7へ進んでソレノイド35をオフ状態にして、ピック
アップローラ17を再び図4に示すように記録紙Pへ圧
接させる。
【0045】次に、ステップ8で指定枚数の給紙が全て
完了したか否かを判断し、それが終了していれば全ての
処理を終了し、まだ指定枚数に達していなければ次の記
録紙を給紙するために再びステップ3へ戻って、指定枚
数に達するまで判断及び処理を繰り返す。
【0046】このように、この実施例による記録装置は
、レーザプリンタの装置本体10のピックアップローラ
17による大量給紙装置20内の最上位の記録紙Pへの
加圧を解除させるローラ加圧解除機構30を大量給紙装
置20側に設けることによって、レーザプリンタの装置
本体10側にはそのピックアップローラ17の加圧を解
除させる機構を一切設けないようにしたので、重ね送り
やジャムの発生を防止してスムーズな給紙ができながら
、レーザプリンタの装置本体の価格を上昇させないです
む。
【0047】図9は大量給紙装置を設けた記録装置の他
の実施例を示す構成図であり、図1に対応する部分には
同一の符号を付してある。この実施例による記録装置は
、図1の実施例と同様に装置本体10にピックアップロ
ーラ17とフィードローラ18等からなる給紙系を備え
た給紙口16A,16Bをそれぞれ有し、その給紙口1
6Bから大量の記録紙Pを連続して給紙可能にし、上下
駆動装置26によって昇降されるトレイ23を備えた大
量給紙装置50を設けている。
【0048】その上下駆動装置26は、図10に示すよ
うにトレイ駆動モータ46の駆動力をウォームギヤを介
して駆動軸56に伝達し、その駆動軸56の前後の側板
57,58よりもそれぞれ外側の部分に固定した駆動プ
ーリ59,59を回転させ、その各駆動プーリ59に一
部を巻き付けると共に複数のプーリ62の間に張装した
昇降ワイヤ22,22を、必要に応じて矢示G及びそれ
と反対の方向に駆動する。
【0049】すなわち、大量給紙装置50の底板64に
1個のトレイ駆動モータ46を固定し、その回転軸にウ
ォーム60aを固設して、それを駆動軸56の一端に固
定したウォームホイール60bにかみ合わせて、その駆
動軸56を回転させる。そして、昇降ワイヤ22の平行
する垂直部分を、トレイ23(図9)の底部に平行させ
て固設したコ字断面形状の棒状の支持部材65,66の
両端付近にそれぞれ固定して、昇降ワイヤ22の回動時
にそのトレイ23が昇降するようにしている。
【0050】この記録装置は、図9に示すピックアップ
ローラ17によって送り出された記録紙Pがフィードロ
ーラ18に達するタイミングで上下駆動装置26によっ
てトレイ23を下降させ、ピックアップローラ17によ
るその記録紙Pへの加圧を解除させる制御手段70を設
けている。
【0051】その制御手段70は、図6の制御手段40
と同様に、各種判断及び処理機能を有する中央処理装置
(CPU)と、上下駆動装置26を駆動制御するために
必要なプログラム及び固定データを格納したプログラム
メモリであるROMと、処理データを格納するデータメ
モリであるRAMと、入出力回路(I/O)とからなる
マイクロコンピュータであり、タイマも備えている。
【0052】そして、この制御手段70は、図11に示
すように装置本体10内のエンジンボード41上に設け
られており、図6の制御手段40と同様に大量給紙装置
50内の操作スイッチ42、カバーセンサ43、紙サイ
ズセンサ44、下限センサ45、センサ47、及びその
他のセンサ類からの信号をそれぞれ入力する。そして、
トレイ駆動モータ46に対してそれを駆動する信号を所
定のタイミングで出力する。
【0053】図12は、その制御手段70が実行する上
下駆動装置26を駆動させてピックアップローラの加圧
を解除させるローラ加圧解除処理に関するフロー図であ
る。制御手段70は、所定のタイミングで図12に示す
判断及び処理を繰返し実行する。
【0054】まず、ステップ11で、下段側の給紙口1
6Bに通常の給紙カセット(図2の給紙カセット15B
を参照)に代えて大量給紙装置50が図9に示すように
装着されているか否かをセンサ47(図11)からの信
号によって判断し、大量給紙装置50が装着されていな
ければそこには給紙カセット15Bが挿着されているの
で図示しないメインルーチンにリターンして、通常の給
紙カセットからの給紙を行う。
【0055】また、ステップ11の判断で、大量給紙装
置50が装着されていればステップ12へ進んで、トレ
イ23上の最上位の記録紙Pが所定の給紙動作が行える
給紙位置にあるか否かを判断し、給紙位置にあればステ
ップ13へ進んでピックアップローラ17とフィードロ
ーラ18を図13に示すように共に回転させてスタート
させ、トレイ23上の最上位の記録紙Pを図9で左方へ
送り出す。
【0056】また、ステップ12でトレイ上の記録紙が
給紙位置に無い判断(NOの判断)をしたときには、ス
テップ14へ進んでトレイ23を上下駆動装置26のト
レイ駆動モータ46を回転させてそれを給紙位置まで上
昇させてからステップ13へ進む。
【0057】そして、ステップ15で、送り出された記
録紙Pがフィードローラ18とリバースローラ19の間
に達するのに十分な予め搬送速度のバラツキ等を考慮し
て設定した設定時間t1(図13参照)が経過したか否
かを判断し、まだ経過していなければそのまま待ち、そ
れが経過するとステップ16へ進んで上下駆動装置26
のトレイ駆動モータ46を回転させて、トレイ23をピ
ックアップローラ17による最上位の記録紙上面への加
圧が解除されるまで下降させる。
【0058】そして、ステップ17で、給紙した記録紙
Pの後端がフィードローラ18を通過するまでの予め設
定した所定時間t2 が経過したか否かによって、記録
紙Pの後端がフィードローラ18を通過したか否かを判
断し、まだt2 を経過していなければそのまま待って
それがt2 経過するとステップ18へ進んで、ピック
アップローラ17とフィードローラ18を共に停止させ
る。
【0059】次に、ステップ19でトレイ23を最上位
の記録紙上面が給紙位置になるまでトレイ駆動モータ4
6をトレイの上昇側に回転させ、それが給紙位置に達す
るとトレイ23が停止して、図13に示すように給紙信
号がリセットされて1枚目の給紙動作の処理が終了する
【0060】そして、所定のタイミングで再びステップ
11からの判断及び処理が繰り返し実行され、指定枚数
が2枚以上である場合には2枚目以降の記録紙が順次給
紙される。
【0061】図14以降は、大量給紙装置を設けた記録
装置のさらに異なる実施例を示し、図1及び図9の実施
例に対応する部分には同一の符号を付してある。この記
録装置は、前述の各実施例と同様に図14に示す装置本
体100の給紙口16Bに給紙カセットに代えて大量給
紙装置50を装着することができるようになっている。
【0062】すなわち、装置本体100には、上下2段
にそれぞれピックアップローラ17と、フィードローラ
18と、給紙カセット15A,15B(図14では下段
側の給紙カセット15Bは取り外しているので図2を参
照)内の記録紙Pを図示の給紙位置へそれぞれ押し上げ
るための取外し可能な底板上昇レバー24と、それを駆
動するレバー駆動装置80(上段側は図示を略している
)等からなる各給紙系を備えた給紙口16A,16Bを
設けて、下段の給紙カセット及び底板上昇レバー24を
取り外した後に、その給紙口16Bに装着されてそこか
ら大量の記録紙Pを連続して給紙可能にする大量給紙装
置50を図示のように装着できるようにしている。
【0063】また、この記録装置は、給紙口16Bへの
装着が給紙カセット又は大量給紙装置50のいずれであ
るかを判別する後述する判別手段を設けると共に、ピッ
クアップローラ17の大量給紙装置50内の最上位の記
録紙Pへの加圧を解除させるローラ解除レバー81を、
底板上昇レバー24を取外した軸51にネジ止めによっ
て取外し可能に固定できるようにしている。
【0064】そして、その判別手段が、判別信号によっ
て大量給紙装置50の給紙口16Bへの装着を判別して
いる時には、詳細な説明は後述するがローラ解除レバー
81をピックアップローラ17による記録紙Pへの加圧
を解除させる位置に、給紙カセット15B(図2参照)
の装着を判別している時には底板上昇レバー24を取付
ける軸51をその底板上昇レバー24がピックアップロ
ーラ17による記録紙Pへの加圧を解除させる位置まで
、レバー駆動装置80をピックアップローラ17によっ
て送り出された記録紙Pがフィードローラ18に達する
タイミングでそれぞれ駆動して移動させる制御手段90
を設けている。
【0065】図15はレバー駆動装置80の構成を示す
斜視図である。ブラケット83に固定されたモータ84
の回転軸にウオーム85を固定し、そのウオーム85を
ブラケット83にそれぞれ回転自在に取付けたギヤ86
,87のギヤ86側にかみ合わせ、そのギヤ86と一体
の小ギヤ部(裏側に隠れて見えない)をギヤ87にかみ
合わせている。
【0066】そのギヤ87は、小ギヤ部87aを一体に
固定しており、その小ギヤ部87aにセクタギヤ89が
かみ合っている。そのセクタギヤ89は、図示しない支
持部材によって水平状に回転可能に支持される軸51の
一端に固定されており、その軸51の他端側には、底板
上昇レバー24がネジ止めによって取外し可能に固定さ
れている。
【0067】その底板上昇レバー24の上方に略対応す
る位置には、ピックアップローラ17が配設されており
、そのピックアップローラ17は記録紙の幅方向の略中
央に位置するようにローラ支持部材91によってフィー
ドローラ18と共に回転可能に軸支されている。
【0068】そして、そのピックアップローラ17を支
持する軸に一体に固設したギヤ52とフィードローラ1
8を支持する駆動軸55に一体に固設したギヤ53とを
中間ギヤ54を介してかみ合わせ、それらのローラを駆
動する駆動軸55の図15で手前側のローラ支持部材9
1から突出する部分に、装置本体の図示しないブラケッ
トに固定されるモータ48の回転軸を連結し、そのモー
タ48を回転させた時にピックアップローラ17がフィ
ードローラ18と共に回転するようにしている。
【0069】ローラ支持部材91は、それを貫通するよ
うに取付けられた駆動軸55が装置本体に固定される図
示しないブラケットに支持されて揺動可能であり、その
駆動軸55に平行させてモータ48側に突設させた軸4
9にコイルスプリング37を取り付けて、それによって
常に矢示J方向に回動付勢されてピックアップローラ1
7が記録紙の上面に給紙に適した所定の圧接力(ピック
アップ圧)で圧接するようになっている。
【0070】また、底板上昇レバー24を取り付ける軸
51の底板上昇レバー24を取付けるための孔とセクタ
ギヤ89の間に、ネジ孔51aを形成して、そこに図1
6に示すようにローラ解除レバー81を螺着可能にし、
そのローラ解除レバー81を取付けた状態でそのレバー
上方に形成した当接部81aが軸49の下側に当接可能
にしている。
【0071】そして、この記録装置に大量給紙装置50
を装着して使用する場合には、図15の底板上昇レバー
24を軸51から取り外し、その軸51のネジ孔51a
のある部分に図16に示すようにローラ解除レバー81
を螺着してから、図14に示すように大量給紙装置50
を装置本体100の給紙口16Bに装着し、その際電気
的な接続も前述の各実施例と同様に行う。
【0072】したがって、この状態で図15のレバー駆
動装置80のモータ84を回転させると、その駆動力が
ウオーム85、ギヤ86、87、小ギヤ部87a、セク
タギヤ89の順に伝達されて軸51が図16に示す矢示
K方向に回転するため、ローラ解除レバー81が図17
に示すように軸49を押し上げてピックアップローラ1
7を上昇させるため、最上位の記録紙Pのピックアップ
ローラ17による加圧が解除される。
【0073】また、モータ84(図15)を逆方向に回
転させると、前述の場合と逆に軸51が図18の矢示M
方向に回転するため、加圧解除レバー81が軸49を押
し上げなくなるのでピックアップローラ17が下降して
、それが再び最上位の記録紙Pの上面に圧接する。なお
、ローラ解除レバー81の矢示M方向への回動量は、そ
のレバー下端に形成した爪部81bが本体側に固定され
ているストッパ83に当接することによって規制される
ようになっている。
【0074】このモータ84の正逆両方向の回転駆動制
御は、全て図19に示す制御手段90によって行われる
。その制御手段90は、図6及び図11で説明した各御
手段40,70と同様なマイクロコンピュータで構成さ
れており、それらの制御手段と同様に記録装置としての
一般的な動作の制御を行う他に、装置本体100の下段
側の給紙口16Bへの装着が給紙カセット又は大量給紙
装置50のいずれであるかによって異る判別信号を入力
する。
【0075】そして、その信号によって大量給紙装置5
0の装着を判別した時には、図17に示すようにローラ
解除レバー81をピックアップローラ17による記録紙
Pへの加圧を解除させる図示の位置に、図20に示す給
紙カセット15Bの装着を判別した時には当段の底板上
昇レバー24を取付けている軸51を、その底板上昇レ
バー24がピックアップローラ17による記録紙Pへの
加圧を解除させる図示の位置まで、レバー駆動装置80
のモータ84をピックアップローラ17によって送り出
された記録紙Pがフィードローラ18に達するタイミン
グでそれぞれ駆動して移動させる。
【0076】図21は、給紙口への装着が給紙カセット
又は大量給紙装置のいずれであるかを判別する判別手段
の例を示す回路図である。大量給紙装置50の接続信号
線(LTSET)は、その一端が大量給紙装置50内で
GNDに接続され、他端はコネクタ92を介して制御手
段90のA/Dコンバータ93に接続されて、+5Vに
抵抗Rを介してプルアップされている。
【0077】したがって、大量給紙装置50が接続され
ていない場合は、A/Dコンバータ93の入力電位は+
5Vになっている。そして、そこに大量給紙装置50が
接続されると、A/Dコンバータ93の入力電位は0V
になる。すなわち、制御手段(CPU)90は、このA
/Dコンバータ93の入力電位をチェックすることによ
って、大量給紙装置50の接続の有無を判別する。
【0078】図22は、下段の給紙口への装着内容に応
じて制御手段90が行う判断及び処理を示すフロー図で
ある。制御手段90は、このルーチンがスタートすると
、まず最初に上述した判別手段からの判別信号が大量給
紙装置50を装着している時のものであるか否かを判断
し、そうであれば、大量給紙装置50を使用して給紙を
する一連の制御を行い、そうでなければ図20に示すよ
うに下段の給紙口16Bには給紙カセット15Bが装着
されているので、給紙カセット15Bから給紙をする制
御を行って、前述したタイミングで底板上昇レバー24
を下降させてピックアップローラ17による記録紙への
加圧を解除させ、その後でそれを再び上昇させて、それ
が終了するとこのルーチンの処理を終える。
【0079】すなわち、制御手段90は、大量給紙装置
50の装着を判別し、図23に示すように給紙信号がセ
ットされると、ピックアップローラ17とフィードロー
ラ18を回転させる。そして、ピックアップローラ17
によって送り出された記録紙がフィードローラ18とリ
バースローラ19の間のニップに達するのに十分な設定
時間t後に、図17に示すローラ解除レバー81がピッ
クアップローラ17を図示の位置に押し上げるのに十分
な時間t1 だけ、下側の給紙段のレバー駆動装置80
のモータ84を駆動させて、ピックアップローラ17に
よる最上位の記録紙Pへの加圧を解除させる。
【0080】そして、その記録紙の給紙が終了すると、
下段のモータ84を、先程と逆の方向に時間t1 と同
一の時間t2 だけ回転させる。したがって、記録紙は
再びピックアップローラ17に図18に示すように加圧
される。そして、最後に図23に示すように給紙信号が
リセットされると、ピックアップローラ17とフィード
ローラ18が共に停止して給紙動作が終了する。そして
、給紙枚数が複数枚である場合には、この動作が繰り返
し行われる。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
、大量給紙装置内からピックアップローラによって送り
出された記録紙は、それがフィードローラに達するタイ
ミングでピックアップローラによる加圧が解除されるた
め、フィードローラによって引き続き搬送される際にピ
ックアップローラからの抵抗を受けないので、スムーズ
に給紙されて重ね送りやジャムが殆ど発生しなくなる。
【0082】また、ピックアップローラの加圧力を弱め
る必要もなので、広範囲の記録紙の種類や環境の変化に
対応することができ、常に安定した給紙性能を得ること
ができる。そして、ローラ加圧解除機構を装置本体側に
設けずに大量給紙装置側に設けるようにしたので、記録
装置を装置本体だけで使用するユーザに対してコストア
ップの負担をさせずにすむ。
【0083】また、記録紙がフィードローラに達するタ
イミングで上下駆動装置によってトレイを下降させ、ピ
ックアップローラによる大量給紙装置内の最上位の記録
紙への加圧を解除させる制御手段を設けるようにすれば
、ピックアップローラの記録紙への加圧を特別な機構を
付加することなしに解除して重ね送りやジャムを防止で
きるので、装置全体が低価格になる。
【0084】さらに、判別手段を設けて底板上昇レバー
を取外した軸にローラ解除レバーを固定し、記録紙がフ
ィードローラに達するタイミングでピックアップローラ
による記録紙への加圧を解除させる制御手段を設ければ
、上記の場合と同様に大量給紙装置から給紙した記録紙
がフィードローラに達するタイミングでピックアップロ
ーラによる加圧を解除させることができるので、引き続
きフィードローラによってスムーズに搬送することがで
きるため、重ね送りやジャムを防止できる。
【0085】そして、そのピックアップローラを移動さ
せるローラ解除レバーは、底板上昇レバーを駆動するレ
バー駆動装置によって駆動するので、ピックアップロー
ラの圧接解除用として新たに専用の駆動装置を設けなく
て済む分だけ低コストにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である記録装置としてのレ
ーザプリンタの装置本体に大量給紙装置を装着した状態
を簡略化して示す全体構成図である。
【図2】同じくそのレーザプリンタの装置本体10のみ
を示す構成図である。
【図3】同じくその装置本体10内に設けられている給
紙系を示す構成図である。
【図4】図1のローラ加圧解除機構30の不作動状態を
示す概略図である。
【図5】同じくそのローラ加圧解除機構30の作動状態
を示す概略図である。
【図6】図1の制御手段40とその関連構成を示すブロ
ック図である。
【図7】同じくその制御手段40が実行するローラ加圧
解除処理に関するフロー図である。
【図8】図1の実施例の給紙系とローラ加圧解除機構の
動作タイミングを示すタイミング図である。
【図9】大量給紙装置を設けた記録装置の他の実施例を
示す図1と同様な全体構成図である。
【図10】図9の記録装置の上下駆動装置を詳細に説明
するための斜視図である。
【図11】同じくその記録装置の制御手段70とその関
連構成を示すブロック図である。
【図12】同じくその制御手段70が実行するローラ加
圧解除処理に関するフロー図である。
【図13】図9の記録装置の給紙系各部の駆動信号とト
レイの駆動信号の出力タイミングを示すタイミング図で
ある。
【図14】大量給紙装置を設けた記録装置のさらに異な
る実施例を示す図1と同様な全体構成図である。
【図15】同じくその記録装置に設けられているレバー
駆動装置80の構成を示す斜視図である。
【図16】同じくそのレバー駆動装置80の軸51にロ
ーラ解除レバー81を取付けた状態を簡略化して示す斜
視図である。
【図17】同じくそのレバー駆動装置80がピックアッ
プローラを押し上げて最上位の記録紙への加圧を解除さ
せた状態を示す概略図である。
【図18】同じくそのピックアップローラが下降して最
上位の記録紙を加圧した状態を示す概略図である。
【図19】図14に示した制御手段90とその関連構成
を示すブロック図である。
【図20】図14の記録装置の上下の給紙口に給紙カセ
ットをそれぞれ装着して下段の底板上昇レバーを下降さ
せてピックアップローラの記録紙への加圧を解除させた
状態を示す概略図である。
【図21】図14の実施例の判別手段の一例を説明する
ための回路図である。
【図22】図19の制御手段90が行う処理を示すフロ
ー図である。
【図23】図14の記録装置の給紙系各部の駆動信号と
レバー駆動装置80のモータ84の駆動信号の出力タイ
ミングを示すタイミング図である。
【符号の説明】 1  レーザプリンタ(記録装置)        1
0,100  装置本体 15A,15B  給紙カセット        16
A,16B  給紙口 17  ピックアップローラ            
18  フィードローラ 19  リバースローラ              
  20,50  大量給紙装置 23  トレイ                  
      24  底板上昇レバー 26  上下駆動装置               
   30  ローラ加圧解除機構 40,70,90  制御手段          4
8,84  モータ 49,51  軸                 
     80  レバー駆動装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  装置本体にピックアップローラとフィ
    ードローラ等からなる給紙系を備えた給紙口を有し、該
    給紙口から大量の記録紙を連続して給紙可能にする大量
    給紙装置を設けた記録装置において、前記装置本体のピ
    ックアップローラによる前記大量給紙装置内の最上位の
    記録紙への加圧を解除させるローラ加圧解除機構を該大
    量給紙装置に設けると共に、前記ピックアップローラに
    よって送り出された記録紙が前記フィードローラに達す
    るタイミングで前記ローラ加圧解除機構を作動させて前
    記ピックアップローラによる加圧を解除させる制御手段
    を設けたことを特徴とする大量給紙装置を設けた記録装
    置。
  2. 【請求項2】  装置本体にピックアップローラとフィ
    ードローラ等からなる給紙系を備えた給紙口を有し、該
    給紙口から大量の記録紙を連続して給紙可能にし、上下
    駆動装置によって昇降されるトレイを備えた大量給紙装
    置を設けた記録装置において、前記ピックアップローラ
    によって送り出された記録紙が前記フィードローラに達
    するタイミングで前記上下駆動装置によって前記トレイ
    を下降させ、上記ピックアップローラによる該記録紙へ
    の加圧を解除させる制御手段を設けたことを特徴とする
    大量給紙装置を設けた記録装置。
  3. 【請求項3】  装置本体にピックアップローラとフィ
    ードローラと給紙カセット内の記録紙を給紙位置へ押し
    上げるための取外し可能な底板上昇レバーとそれを駆動
    するレバー駆動装置等からなる給紙系を備えた給紙口を
    有し、前記給紙カセット及び底板上昇レバーを取り外し
    た後に前記給紙口に装着されてその給紙口から大量の記
    録紙を連続して給紙可能にする大量給紙装置を設けた記
    録装置において、前記給紙口への装着が前記給紙カセッ
    ト又は大量給紙装置のいずれであるかを判別する判別手
    段を設けると共に、前記ピックアップローラの前記大量
    給紙装置内の最上位の記録紙への加圧を解除させるロー
    ラ解除レバーを前記底板上昇レバーを取外した軸に固定
    し、前記判別手段が、前記大量給紙装置の装着を判別し
    ている時には前記ローラ解除レバーを前記ピックアップ
    ローラによる記録紙への加圧を解除させる位置に、前記
    給紙カセットの装着を判別している時には前記底板上昇
    レバーを取付ける前記軸をその底板上昇レバーが前記ピ
    ックアップローラによる記録紙への加圧を解除させる位
    置まで、前記レバー駆動装置を前記ピックアップローラ
    によって送り出された記録紙が前記フィードローラに達
    するタイミングでそれぞれ駆動して移動させる制御手段
    を設けたことを特徴とする大量給紙装置を設けた記録装
    置。
JP3072339A 1990-07-21 1991-03-12 大量給紙装置を設けた記録装置 Pending JPH04223938A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3072339A JPH04223938A (ja) 1990-07-21 1991-03-12 大量給紙装置を設けた記録装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19367590 1990-07-21
JP2-193675 1990-07-21
JP2-292491 1990-10-30
JP29249190 1990-10-30
JP3072339A JPH04223938A (ja) 1990-07-21 1991-03-12 大量給紙装置を設けた記録装置

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JPH04223938A true JPH04223938A (ja) 1992-08-13

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ID=27300929

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JP (1) JPH04223938A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016069121A (ja) * 2014-09-29 2016-05-09 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 給紙装置、およびこれを備えた画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016069121A (ja) * 2014-09-29 2016-05-09 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 給紙装置、およびこれを備えた画像形成装置

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