JPS6329259B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6329259B2
JPS6329259B2 JP52134054A JP13405477A JPS6329259B2 JP S6329259 B2 JPS6329259 B2 JP S6329259B2 JP 52134054 A JP52134054 A JP 52134054A JP 13405477 A JP13405477 A JP 13405477A JP S6329259 B2 JPS6329259 B2 JP S6329259B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
copies
sheet
copying
feeder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP52134054A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5386221A (en
Inventor
Eru Konin Jon
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US05/739,895 external-priority patent/US4099860A/en
Application filed by Eastman Kodak Co filed Critical Eastman Kodak Co
Publication of JPS5386221A publication Critical patent/JPS5386221A/ja
Publication of JPS6329259B2 publication Critical patent/JPS6329259B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、複写機または複製機が当初コピー作
成運転をしているときその作動を中断させ、より
優先するコピー作成運転を完了させ、その後は初
期の作動に自動的に復帰させて中断していた当初
の作成運転により残りのコピーを完了させる装置
に係るものである。 複写/複製機のコピー作成運転を途中で(すな
わち作成運転の完了前に)中断してより優先する
作成運転を行うことが時折必要となることがあ
る。 優先するコピー作成運転が完了した後、操作員
は、中断した作成運転を完全に再開させ、複写さ
れないまゝの書類を再配置し、作成すべき残りの
コピーの数を計算しそして複写/複製機のプログ
ラム計画をしなければならない。かゝる状況の下
では、複写紙の浪費、操作員の計算誤り並びに設
定の誤りが起り勝ちだという問題がある。この問
題は複写/複製機が書類の再循還供給装置を使用
している際特に厄介な問題である。 再循環供給装置はページ順を揃えたコピー或は
ページ順を揃えないコピーの何れも選択的に作る
ことができる。米国特許第Re27976号および米国
特許願第523610号に示すように、再循還供給装置
を使用することにより、複数頁の書類に対するペ
ージ順を揃えてまとめたいくつかのコピーを複
写/複製機により作り出すことができる。かゝる
再循還供給装置は個々のシートを積重ねの底部か
ら露光版まで送給しそしてかゝるシートを初期の
向きを維持したままで積重ねの頂部に戻すように
なつている。各シートは一度供給された後、再び
供給されるかまたは供給装置から取出すこともで
きる。それ故、若し複写/複製機がページ順を揃
えてまとめた様式で作動して書類の1頁の循還毎
に1枚のコピーを作る場合に、コピーの頁は書類
の頁と同じ順序に複写機から配送され、付属選別
装置によるコピーのページ順照合は不要となる。 より優先する書類のコピーを作るため作成運転
を中断する必要がある例として、書類の再循環供
給装置により複写位置に送られる1枚または数枚
の書類が供給装置内で詰つてしまつた状況を考え
てみる。詰まつて動かなくなつた書類が、通常起
るように、しわになると、確実に書類を送ること
そしてしわになつた書類をさらにコピーを作るた
め再供給することはうまく行きそうもない。そこ
で、このしわになつた書類を取出し、これを滑ら
かにし、そして直ちに複写して新しいマスター頁
を作り出しこの新しいマスター頁をすぐに原書類
の積重ね内の適宜な位置に戻すことが望ましい。
この新しいマスター頁の作成は、原稿の多頁書類
中の残つているコピーを完了する前に完了しなけ
ればならない優先運転を示すものである。元の運
転を再開する前に操作員は作るべき残りのコピー
またはコピーのセツトを計算しなければならずま
たこの情報をもとに複写/複製機のプログラム計
画をしなければならない。かゝる状況は、前述し
たように、操作員の計算誤りを伴い勝ちである。 本発明に従い、提示される優先しや断装置は、
複写/複製機の当初の作成運転を停止せしめかつ
この作成運転で作るべきコピーの残りの数を記憶
装置に記憶させる。その後優先したコピー作成運
転が行われる。当初の作成運転を完了すべき際
に、優先しや断装置は当初の作成運転で作られる
べきコピーの残数を作る様になし、これより操作
員による計算の必要を解消させる。 本発明の実施例は書類の再循環供給装置と共に
使用する様に示されている。機械に詰まつた書類
シートのマスターコピーを作る必要があると、こ
の状況は優先した作成運転として優先しや断装置
により取扱われ、優先した作成運転で単一のコピ
ーのみが作られる。本発明の実施例において優先
しや断装置はページ順を揃えてまとめた様式で作
動しようと或はページ順を揃えない様式で作動し
ようと係わりなく複写機/複製機と再循環供給装
置とを有効に作動する。 本発明の利点は、優先しや断装置でもつて、中
断した運転に対する勘定書の資料が中断後でも復
旧できることである。これは複写/複製機を賃借
している取引き先にとつて費用の低下をもたらす
結果となる、というのは運転継続が別個の勘定書
対象として処理される必要はなくなるからであ
る。こうしてコピー当りの勘定割合が作成運転中
作られるコピーの数によつて低減する通常の勘定
書状況の下では、別個の勘定書対象業務として処
理されることのないような中断した運転に対して
使用者の全体にわたる費用は低いものとなる。 本発明の実施例を説明するに当り、先ず、電子
写真複写機および本発明に従つて使用されるロジ
ツク制御装置について述べる。その後優先しや断
装置について説明する。 実施例は電子写真複写機に連結した供給装置に
使用して好適な状況であるが、優先しや断装置は
他の任意の数の複写機、複製機にも同じ便利さと
利点をもつて使用することができる。 供給装置はページ順を揃えてまとめた様式また
はページ順を揃えない様式の何れでも作動するこ
とができる。云うまでもなく、供給装置はコピー
作成のため複写機に連結しなければならない。従
つて供給装置および複写機が前記両作動様式で実
際に機能を果すものである。さらに用語“書類”
は供給装置内にあつて複写されるべきシートまた
は原稿のすべてをいう。用語“コピーシート”は
複写機の出力をいう。 電子写真複製機およびロジツク制御装置 図面特に第1図には、電子写真複写/複製機
(以下複写機という)の概要が示されている。本
発明の実施例を十分理解するのに有用な複写機の
諸特徴についてのみ以下説明する。複写機のさら
に細部にわたる詳細は米国特許第3914047号に記
載されている。 複写機1を使用して書類シートSの選択面Cを
複写するに当り、書類シートSをその選択面Cを
透明ガラスからなる露光プラテン2に対面させて
配置する。付勢により、2個のクセノンせん光ラ
ンプ3および4が書類シートSの選択面Cを照射
する。対物鏡6、レンズ7およびイメージ鏡8に
より、選択面Cの光像が露光プラテン2から反射
して光導電性ウエブ5の個別区域に逆立像または
写像として投映される。光導電性ウエブ5は、光
導電性の受像面9と透明な支持裏当てを有し、そ
して無端ベルト即ち連続ベルトとして6個の移送
ローラ10,11,12,13,14,15のま
わりにかけまわされている。ローラ10は従来方
法で駆動モータMに連結され、駆動モータMはロ
ジツク制御装置(LCU)31によりスイツチ
S″を閉じた際電源Vに接続される。スイツチ
S″が閉じると、ローラ10はモータMにより駆
動されそしてウエブ5を矢印16で示す時計方向
に動かす。この運動によりウエブ5の連続区域が
一連の電子写真による処理個所を順次通過せしめ
られる。ウエブの運動径路に沿つた処理個所は次
の通りである。 ウエブ5の受像面9が平等な静電荷を受けるこ
とにより感光化される帯電個所17; 書類シートSの選択面Cの逆立像がウエブ5の
受像面9に投映される露光個所18;像は受像面
の露光区域で静電荷を消し、そして書類シートS
の選択面Cのしるしに一致する潜像を形成する; 潜像とは反対の静電荷をもつたトナー粒子から
なる現像粉末がウエブ5の受像面9上にブラシで
加えられそしてトナー粒子が潜像に接着して書類
シートSの選択面Cのしるしの反転状であるとこ
ろのトナー粒子像即ち現像された像を可視的に形
成する現像個所19; 光導電体の疲れ、すなわち静電荷を受入れまた
は保持するための能力低下を低減すべくウエブが
照射される後現像消去個所20; 現像された像がウエブ5の受像面9から複写シ
ートS′の受領面C′に静電的に転写される転写個所
21(2個の供給部23および24の何れか一方
からの複写シートが現像された像の到着と同時に
転写個所に到着するように複写シートの運動は重
ね合せ装置22によりチエツクされている。); 現像された像が転写された後にウエブ5の受像
面9に残つている残留トナー粒子をクリーニング
し、又残留静電荷を放電するクリーニング個所2
5。 複写シートS′に転写されると像は書類シートS
としるし形状が同じものとなる。転写個所21で
現像された像を受領した後、複写シートS′はロー
ラ14の個所でウエブ5から離れて真空移送装置
26により融着個所まで搬送される。融着個所2
7は複写シートS′の受領面C′にトナー粒子を融着
することにより現像した像を定着するよう働いて
いる。最後に、複写シートS′は案内送りローラ装
置28を通つて複写の終つたコピーのトレー29
まで動かされる。第1図に示すように、複写シー
トS′は先に配置された同様な複写シートの上部に
定着像受領面C′を上向きにしてコピートレー29
内に配置される。 種々の処理個所17,18,19,21,25
の動作とこれら処理個所を通過するウエブ5の像
区域の運動とを同調さすために、ウエブはその縁
の1つに沿つて多数のさん孔(パーホレーシヨ
ン)(図示されていない)をもつている。ウエブ
の移動径路に沿つた固定位置に、ウエブさん孔を
感知する感知装置30が設けられている。この感
知装置はデイジタル計算機をもつたロジツク制御
装置LCU31に対し入力信号を発生する。この
デイジタル計算機は、処理個所を順次作動させか
つ不作動とさせるためまた主国特許第3914047号
に開示するような他の多くの機械機能の制御およ
び動作のため入力信号に応答するストアード・プ
ログラムをもつている。 ロジツク制御装置 (本発明に従つて使用することのできる) INTEL8008型または8080型マイクロプロセツ
サの如きミニ計算機またはマイクロプロセツサの
プログラミングは該当分野ではよく知られた従来
技術である。以下の説明は、該当技術に通常精通
したプログラマが計算機用の適切なプログラムを
作ることができるようになされている。かゝるプ
ログラムの特有な細部は選択した計算機の細部に
よつてきまることは云うまでもない。 さて第3図を参照すれば、複写機1と供給装置
50(第1図)との間にある代表的なロジツク制
御装置31のブロツク・ダイヤグラムが示されて
いる。ロジツク制御装置31は、テンポラリー・
データ記憶装置32、中央処理装置33、タイミ
ングおよびサイクル制御装置34、ストアード・
プログラム制御装置36からなつている。データ
入力および出力はプログラム制御の下に順次行わ
れる。入力データはマルチプレクサ42に通ずる
入力信号バツフア40或はウエブ5のさん孔感知
装置30に通ずる信号プロセツサ44の何れかを
通して加えられている。バツフア40に対する入
力信号は複写機のスイツチ32,33,34(第
1図)からまた供給装置のスイツチ67,150
(第2図)から送られてくる。他の入力信号は
種々のスイツチ、センサ、およびアナログ対デイ
ジタルコンバータから引出されてくる。出力デー
タおよび制御信号はストレツジ・ラツチ46に加
えられ、このラツチ46は処理個所に接続した導
線に直結した適宜な出力ドライバ48に対し入力
を与えている。特に、ロジツク制御装置31から
の出力信号は、複写機の処理個所並びに供給装置
50における種々のクラツチ、ブレーキ、ソレノ
イド、動力スイツチ、数値表示装置に対し駆動信
号を供給すべく緩衝かつ増幅されている論理化し
たデイジタル信号である。ロジツク制御装置31
の処理機能は計算機記憶装置に記憶された命令を
変えることによりプログラム化することができ
る。このプログラミングにより融通性のあるロジ
ツクタイミング装置を形成しまたサービス診断を
果す機能をもつようロジツク制御装置31の能力
を拡張する。例えば、入力信号が適切な時期にロ
ジツク制御装置31に送られなかつた場合に、ロ
ジツク制御装置31は制御パネルにエラーの符号
を表示することになる。エラーの符号は機械欠陥
を指示し、そしてサービス作業中に、機械欠陥の
特定の性質を通常与える。複写サイクルの間、ロ
ジツク制御装置31は、ストアード・プログラム
を実行して該装置に対する入力信号の処理を制御
しまた出力制御信号の時機に合つたターン・オン
(接)およびターン・オフ(断)を発動する。 機械制御信号の時間順序(該当技術ではしばし
ばイベント(事象)と称されている)は複写サイ
クルに関し重要なものである、というのは良質な
複写を保証するためまた用紙の誤送り、重ね合せ
のずれ、誤動作を避けるために複写機および供給
装置並びに関連機構は正確な順序でオン・オフ作
動しなければならないからである。イベントの時
間順序および相互の関係を制御する一方法は、ウ
エブ5上の像素子が無端径路を連続して移動する
際これら像素子の位置に一致するさん孔を感知す
ることである。こうして、感知装置30によるさ
ん孔の検出が、しや断回路44即ち信号プロセツ
サ44(第3図)を通してロジツク制御装置
LCU31に加えられ、そして種々の制御機構と
像素子の位置とを同期化させるために使用され
る。これらさん孔は一般にウエブ5の縁に沿つて
等距離に間隔づけられている。例えば、ウエブ5
はさん孔Fにより6個の像区域に分けることがで
き、各像区域はさん孔Cにより51個の部分に分け
ることができる。これらさん孔FおよびC(図示
されていない)は米国特許第3914047号に示され
ている。 再び計算機にもどつてみると、プログラムはス
トアード・プログラム制御装置36内に配置さ
れ、この制御装置36は従来形の固定記憶装置
ROMにより構成することができる。この固定記
憶装置は数値定数に一致する固定2進数および命
令の形にした呼び処理プログラム(オペレーシヨ
ナル・プログラム)を内蔵している。これらプロ
グラムは固定記憶装置内に永久に記憶されそして
計算機操作により変更することはできない。 一般に、固定記憶装置は、製造業者の設備でプ
ログラム化され、プログラム化された命令はシー
ケンス制御、故障復旧、運転者の観察可能なロジ
ツク、機械タイミング、および書類の自動的再配
置の如き必要な制御機能を与えるようになつてい
る。特定の例として、固定記憶装置の全容量は約
2000バイトで各バイトが8ビツトからなつてい
る。プログラムは1個以上の固定記憶装置を必要
とすることもある。 テンポラリー・データ記憶装置32は従来形の
読取り/書込み記憶装置により構成されている。
読取り/書込み記憶装置またはランダムアクセス
記憶装置(RAM)は次の2特性点でROMと異
つている。 1 記憶したデータが電力の除去により破壊され
る。 2 記憶したデータは記憶装置内に新しいデータ
を書込むことにより容易に変えられる。 特定の例として、ランダムアクセス記憶装置の
容量は256バイトで各バイトが8ビツトからなつ
ている。要求したコピーの数、処理したコピーの
数、スイツチ34(第1図)により示した出口に
配送されたコピーの数の如きデータは、複写サイ
クルが好結果で終了するまでランダムアクセス記
憶装置に記憶されている。ランダムアクセス記憶
装置はまた計算機により処理されているデータお
よび計算機の計算結果を記憶するように使用され
ている。 再循還供給装置 再循還供給装置の実施例が第1および2図に全
体を符号50で示してある。再循還供給装置50
は露光プラテン2の頂部のすぐ上に位置決めされ
ている。露光プラテン2の近接のためには、再循
還供給装置50は前方端部51の個所で引揚げら
れ、供給装置全体は複写機に接続された後方個所
(図示されていない)の回りに枢動する。この供
給装置50により、多数の書類シートを初めの積
重ねから複写機1の露光プラテン2に向け連続し
て繰返し供給することができる。この供給は、書
類シートが初めの積重ねから送られるときと同じ
順序に書類シートを積重ねに戻すことにより行わ
れる。ロジツク制御装置31は供給装置50の作
動を複写機1に同期させている。 第2図に示すように、再循環供給装置50は書
類シートSの初めの積重ねを供給トレー52内に
配置することにより装填される。トレー52内に
積重ねた書類シートSは、複写用に選択された側
面Cを上向きにして置かれる。積重ねにおける最
底部のシートと床板56とに於けるリブ(図示な
し)の間に空間が設けられて積重ねから最底部の
シートが容易に取出せるようになつている。床板
56の各みぞ57に縁案内55が異つた巾のシー
トに合うように相互に接近並びに離隔するように
取付けられている。トレー52は右方に下向きに
傾斜して、書類シートSの前縁即ち先導縁Fを前
方の壁板58に対し据えるようになつている。書
類シートSの後縁即ち追従縁Rはトレー52の後
方の壁板59から間隔づけられている。書類シー
トSが積重ねの底部から取出されて積重ねの頂部
に戻されるような供給サイクルの間、端部ゆすぶ
り装置60および側部ゆすぶり装置61がそれぞ
れ単独に前後に動いて積重ねた書類シートを相互
に揃えるようになる。これらゆすぶり装置60,
61を通過させるため後方の壁板59と縁案内5
5の1つに開口部62が設けられている。端部ゆ
すぶり装置60は異つた長さのシートに合わせて
動かせるように調節可能となつている。 回転可能に支持された真空シリンダ65が床板
56と壁板58間の空間内に一部張出している。
真空シリンダ65は、中空であつて、一筋となつ
た一連の空気取入口66と空気取出口(図示され
ていない)を除いては密封されている。真空シリ
ンダの内部から空気を引出すため適当な導管およ
びガスケツト装置(図示されてない)が空気取出
口を複写機1内の真空源に接続している。最初、
真空シリンダ65は空気取入口66をトレー52
内の最底部シートSの先導縁Fの下側にある始動
位置になる様に位置決めされる。空気取入口66
内に突入する空気により先導縁Fが積重ね底部か
らはがされて真空シリンダ65にはりつくように
なる。次いで、真空シリンダ65は時計方向に僅
かに回転して最底部シートSを積重ねから引出
し、引出したシートの先導縁Fを連続的に回転す
る送りローラ68とバツクアツプリング69とに
より形成した送りニツプ内に配送する。残りの書
類シートSはそれらの先導縁Fが壁板58と係合
していることにより積重ねから分離するのを阻止
されている。バツクアツプリング69は真空シリ
ンダ65のまわりに配置され同一軸線を中心とし
て真空シリンダに関し回転する。 最底部シートを積重ねから完全に取出しそして
取出したシートを弧状の案内70に沿つて露光プ
ラテン2に向け送るようにバツクアツプリング6
9は送りローラ68と共働している。真空シリン
ダ65が最底部シートの先導縁Fを送りニツプに
配送するや直ちに、真空シリンダ65は逆転し
て、空気取入口66がその始動位置に戻るまで、
反時計方向が僅かに回転する。真空シリンダ65
のこの逆転運動の間、空気取入口66は送りロー
ラ68とバツクアツプリング69間で引出されつ
つある最底部のシートに沿つて後方に少しづゝ動
く。空気取入口66がその始動位置に戻りそして
シートの追従縁がこの取入口から離れた後、空気
取入口66に対する空気の再突入があり、これに
より次の最底部シートの先導縁が積重ねからはが
されて真空シリンダ65にはりつくようになる。
次いで、真空シリンダ65は再び時計方向に僅か
に回転して次の最底部シートをその先導端が送り
ニツプに配送されるに足るだけ積重ねから引出す
ようになる。送りニツプは先行するシートの追従
縁の離脱時に次のシートの先導縁を受入れる。従
つて、かゝる順序により、各書類シートSは1度
に1枚積重ね底部から取出されて露光プラテン2
に供給されるようになる。 弧状の案内70から出た後、各書類シートSは
複写のため選択した側面Cを露光プラテン2に下
向きに対向させて配置される。2組の連続的に回
転する送りローラ71および72が書類シートS
を下向きの選択面Cを露光プラテン2に沿い露光
用の重ね合せ状態に向け動かす。かゝる重ね合せ
の間、書類シートSはその先導縁Fが2個の重ね
合せパツド73(1個のみを図示)に対し当接す
ることにより露光プラテン2上に静止する。2個
の重ね重せパツド73は重ね合せ桿74に互に離
隔して配置されている。重ね合せパツド73およ
び桿74は供給トレー52から最も離れた露光プ
ラテン端部個所の送り通路に沿つて配置されてい
る。送りローラ71,72が書類シートSを両重
ね合せパツド73に向け押進するため、書類シー
トSにおけるいかなるゆがみも露光前に矯正され
る。送りローラ71,72および重ね合せパツド
73は裏当板78の各開口部75,76,77内
を垂下している。裏当板78は露光プラテン2に
概ね平行に伸長している。露光の間光しやへい体
として働く光反射材が露光プラテン2に対面する
裏当板78の側面79に被覆されている。重ね合
せパツド73が書類シートSの働きをとめている
間、送りローラ71,72は回転を続けてシート
の背面をスリツプする。このスリツプは、シート
が静止している時間の間(書類シートの重ね合せ
と露光の間)一秒の何分の一かの間に起る。露光
後、ロジツク制御装置31からの導線122によ
り運ばれたパルスがソレノイド120を起動して
重ね合せ桿74が重ね合せパツド73と共にシー
トSの送り通路から後退する。そこで、回転して
いるローラ71,72は直にシートSを露光プラ
テン2から追出して弧状の案内80に向け動か
す。重ね合せ桿74およびパツド73を第2図に
示すように書類シート重ね合せ用に再び動かすた
め、ロジツク制御装置31がソレノイド120を
不作動にする。 第2図の左上方部に示すように、分離部材90
が後壁板59の開口部62を貫通して供給トレー
52内の書類シート積重ね内に伸長している。分
離部材90の底面は最初積重ねの頂部シートに係
合する。後縁Rの個所で、分離部材90は積重ね
のうちすでに露光された書類シートSをこれから
露光される書類シートから分離する。分離部材9
0は回転可能な支持軸91に固着されている。第
2図に示すように、書類シートSが積重ね底部か
ら露光プラテン2に向け連続して送られそして回
動して積重ね頂部に戻されるにつれ、分離部材9
0は支持軸91の個所で時計方向の漸増的に回転
する。最終の露光すべきシートが積重ね底部から
送られたとき、分離部材90は供給トレー52の
床板56の開口部92を通つて落下する。2回以
上の供給サイクルを必要する場合或は複数頁の書
類について複数のページ順を揃えたコピーを希望
する場合、最終のシートが露光後積重ね頂部に戻
された後、分離部材90は適当な駆動装置(図示
されていない)により積重ねの最上部シート上に
動かされる。分離部材90が床板56の開口部9
2を通つて落下する際、マイクロスイツチ125
が作動させられる。このスイツチ作動により第1
図に示すように複写機のデイジタル計算機に通ず
る導線124にパルスが送られ、そして計算機に
対し一セツト(一組)の書類シートが複写された
ことを指示する。計算機は複写されたコピーのセ
ツト数を合算する。複写作業の終了にあつて、計
算機は感知したスイツチ作動の数と操作員により
要求されたコピーのセツト数との間の一致を確認
する。次いで、露光された最後のシートが積重ね
頂部に戻された後、再循環供給装置50は不作動
となる。 駆動軸96および2個の並行した駆動プーリ9
7および98が駆動モータ93により回転され、
モータ93はロジツク制御装置31からの導線1
26を介して電源により付勢される。駆動プーリ
97の回転により無端駆動ベルト99が動き、こ
のベルト99はベルト引張りプーリ100と2個
のローラプーリ101および102を回転させ
る。ローラプーリ101および102の回転によ
り、ローラ軸81および82が送りローラ71お
よび72と共に回転する。また、駆動プーリ98
の回転により無端駆動ベルト103が動き、この
ベルト103はベルト引張りプーリ104と2個
のローラプーリ105および106を回転させ
る。ローラプーリ106の回転により、ローラ軸
107が送りローラ85と共に回転する。ローラ
プーリ105の回転により2個のかみ合い歯車1
08および109(一方の歯車108のみ図示)
が回転する。歯車109の回転によりローラ軸1
10が送りローラ68と共に回転する。 米国特許願第647683号により詳しく記載してあ
るように、書類シートの積重ねから1度に1枚づ
つ原稿シートの前縁を送りニツプに配送するため
真空シリンダ65を間欠的に揺動する(シリンダ
65の軸用)駆動機構が、設けられて電気的−回
転クラツチ115に接続している。導線128を
通じロジツク制御装置31により付勢された際、
クラツチはシリンダ65に接続した間欠駆動機構
を前後に1度回動する。間欠駆動機構のこの回動
により書類シートが露光プラテン2に供給せしめ
られる。 供給装置作動、ロジツクおよび故障検知 供給装置50により複写機1はページ順を揃え
たまたは揃えていない数セツト(数組)のコピー
を作り出すことができる。供給装置には、書類シ
ートの送り通路に沿い多数のセンサがあつてロジ
ツク制御装置31に入力信号を送つている。ベル
ト引張りプーリ104の隣りに配置した光放出ダ
イオード130は光電池132に向けて光線を発
している。原稿シートが存在していない場合に
は、光電池132は原稿シートの供給がないとい
う信号を導線134を通じロジツク制御装置31
に送る。そこでロジツク制御装置31はクラツチ
115を減勢することにより供給装置の運転を停
止することになる。送りローラ68とバツクアツ
プリング69間の送りニツプに隣接してマイクロ
スイツチ67が配置されている。書類シートSが
このスイツチ67を通過する際、スイツチ67は
閉じそして導線140を通じロジツク制御装置3
1にロジツク信号“1”が送られてくる。送り通
路のこの位置に書類シートが存在していない場合
には、導線140はロジツク制御装置31に対し
ロジツク信号“0”を指示する。重ね合せパツド
73の直ぐ後ろにはマイクロスイツチ142が配
置されており、このスイツチ142は導線146
を通じロジツク制御装置31に同様の信号を送る
ようになつている。このマイクロスイツチ142
の目的は、書類シートが露光プラテン2を立去つ
たかどうかをロジツク制御装置に知らせることで
ある。(スイツチ142の使用は絶対的なもので
はなくて省略することもできる。)最後に、供給
トレー52の近くに戻りスイツチ150が設けら
れており、このスイツチ150は光放出ダイオー
ドLED152と光電池154からなつている。
光電池154は導線160を通じロジツク制御装
置31にロジツク信号“1”および“0”を送
り、この位置における書類シートの存在または不
在をそれぞれ指示する。書類シートが供給装置5
0内で詰まつて動かなくなつているかどうかを判
断するために、ウエブ5のさん孔に従つて適当な
時期に導線140および160がロジツク制御装
置によりサンプリングされて供給された各書類シ
ートが各位置を通過したかどうかを見るようにな
る。若し書類シートが各位置を通過していない場
合には、故障が指示されそして供給装置は緊急停
止される。しかし複写機は処理中のコピーを完了
するようにはなつている。スイツチ150からの
ロジツク信号“1”またはロジツク制御装置31
によりテンポラリー・記憶装置32の個所に記憶
かつ蓄積されて、露光プラテン2の個所で露光さ
れた書類シートの合計数を示すようになる。この
累積せる合計数は後述すような自動再配置装置に
使用される。 供給装置50はページ順を揃えた様式およびペ
ージ順を揃えない様式の両様式で作動することが
できる。両作動様式は全く類似している。送り通
路に沿つた書類シートの位置に関するイベントは
次の通りである。 1 書類シートSが供給トレー内に配置された
後、光電池132は書類シートが存在している
という信号を導線134を通じロジツク制御装
置31に送る。このとき、操作員は供給装置制
御パネル(図示されてない)上の対応ボタンを
押すことによりページ順を揃えた様式か或はペ
ージ順を揃えない様式の何れかを選択すること
ができる。 2 複写機始動ボタンが押された後、ロジツク制
御装置31はソレノイド120、モータ93、
クラツチ115、真空送風機モータ(図示な
し)を付勢し、分離部材90を原稿シート積重
ねの頂部に再配置せしめる。この位置は初期位
置と称する。真空が適切なレベルまで達した
後、ロジツク制御装置31は第1番目の書類シ
ート供給命令を発する。供給トレー内の最底部
に書類シートが(67の個所における)送り/重
ね合せセンサを通過して送られそして重ね合せ
パツド73に当接して正しく合わされる。 3 書類シートはページ順態様では1度露光され
そして積重ねの頂部に戻される。ページ順を揃
えない作動様式では、書類シートは処理された
コピーのカウント数(露光フラツシユの数)が
要求されたコピーのカウント数に等しくなるま
で何度も露光される。(これら両カウント数は
計算機のテンポラリー・記憶装置32に記憶さ
れる。)適切な枚数のコピーが作られた後、ロ
ジツク制御装置31がソレノイド120を付勢
するにつれパツド73が持上がり、そして書類
シートは露光プラテン通過スイツチ142およ
び戻りスイツチ150を通過して供給トレーに
戻される。 4 このとき、第2番目の供給命令が与えられそ
して第2番目の書類シートが露光プラテン2に
送られる。供給装置作動の連続性は第2番目の
書類シートの追従縁が積重ねを立去る前に第1
番目の書類シートを積重ねの頂部に配置するこ
とにより維持される。 5 ページ順を揃えた様式においては、処理され
たセツト数(すなわち、マイクロスイツチ12
5からの信号の数)が要求されたセツト数と一
致するまで供給処理を続ける。ページ順を揃え
ない様式では、マイクロスイツチ125からの
単一信号により指示されるように供給トレー内
のすべての原稿シートが送られるまで供給処理
を続ける。 6 供給処理が完了した際、供給装置はオフとな
る。 7 若し供給装置内で書類シートの詰まりが起る
場合には、供給装置の駆動モータ93および送
風機モータが直ちにオフとなる。複写機はオフ
となる前コピーだけを排出することができる。
目で見える信号が運転パネルに現われて操作員
に障害を排除するように警告する。 第4図には、ページ順を揃えない様式で作動す
る供給装置50の作動用流れ図が示されている。
“始め”の作動に当り操作員はページ順を揃えな
いコピー運転の情報および各書類シート当り作ら
れるコピーの数を記憶装置32に入れる。ロジツ
ク制御装置31が行う最初の決定は、トレー52
内に原稿シートがあるかどうか光電池132に接
続した導線134のサンプリング(技取り検査)
によりロジツク信号“1”または“0”の状態を
決めることである。若しトレー52内に書類シー
トがない場合には、供給装置は始動することはで
きない。しかしながら、トレー52内に書類シー
トがあれば、ロジツク制御装置31は駆動モータ
93および真空送風機を付勢しまた分離部材90
を積重ねの頂部に向け動かす。次に、ロジツク制
御装置31はソレノイド120を減勢してパツド
73を落下せしめまたクラツチ115を付勢して
書類シートを積重ねの底部から送り通路に沿つて
移送させる。ウエブ5に設けたさん孔によつて決
定される適当な時期に、ロジツク制御装置31が
導線140をサンプリングして原稿シートがスイ
ツチ67の個所にあるかどうか決定する。若し書
類シートSがスイツチ67の個所にない場合、或
はスイツチ67の個所で詰まつて動かなくなつて
いる場合、機械は第6および8図でさらに説明す
るように運転中止となる。 書類シートが正確にスイツチ67を通過しそし
て露光プラテン2の個所に配置されていると想定
すれば、ロジツク制御装置31はしや断スイツチ
170(第3図)が閉じているかどうかを見るた
めにチエツクする。若しスイツチ170が閉じて
いればロジツクは第4A図の流れに分岐する。今
や書類シートは露光されている。第4図において
次の決定は実施された書類シートの露光の数が要
求数であるかどうかである。この決定は各露光後
ロジツク制御装置31により処理したカウント数
がコピーの要求されたカウント数に等しいかどう
か見るためチエツクすることにより行われる。若
しロジツク制御装置31がさらに多くのコピーを
作るよう決定したならば、かゝる書類シートの露
光はカウント数が等しくなるまで行われる。こう
なつたとき、ソレノイド120は付勢されそして
露光プラテン2の個所にある書類シートは積重ね
の頂部に向け動かされる。次いで計算機は原稿シ
ートがスイツチ150まで前進したかどうかみる
ためチエツクする。若し原稿シートがスイツチ1
50を通過してなければ、故障が指示される。ロ
ジツク制御装置31が行う次の決定は分離部材9
0が複数運転の完了を示すその初期位置に戻つた
かどうかである。若し分離部材90がその初期位
置に戻つていなければ、ロジツク制御装置31は
駆動モータ93および真空送風機を付勢しまた分
離部材90をその初期位置に戻させ、スイツチ1
50は再びサンプリングされて最後の書類シート
が実際にスイツチ150を通過したことを計算機
に確認させる。若し書類シートがスイツチ150
を通過していないならば、運転パネル上の該当指
示器が点燈される何れの場合にも供給装置は停止
されることになる。 第4A図は優先しや断装置用動作順序の流れ図
を示し操作員によりしや断スイツチ170が起動
された後作動するものである。しや断スイツチ1
70が起動されると、露光プラテン2で原稿シー
トは露光され次いで積重ねの頂部に戻される。次
いで供給装置50はオフとなる。次に中断したパ
ラメータ(すなわち、優先作成運転で作られるべ
きコピーの数と当初の作成運転で作られるべき残
りのコピーの数)が記憶装置32の臨時位置に入
る。次いで優先作成運転が完了する。スイツチ1
70a(第3図)が操作員により閉じられたとき、
中断したパラメータは記憶装置の臨時位置から、
第4図の頂部から第2ブロツクとして示されてい
る作動記憶装置に移される。そこで中断した当初
の作成運転が完了する。 第5図はページ順を揃えた様式で作動する供給
装置の作動用流れ図を示している。ページ順を揃
えた作動様式の機能の多くは第4図のページ順を
揃えない作動様式と同じであり、同じ部分の説明
は省略する。第5図に示すように(第2図も参
照)、分離部材90が積重ね頂部の初期位置に戻
つた後は、しや断要求は行われず、また前進する
書類シートはスイツチ67の個所で詰まつておら
ず、書類シートは露光される。書類シートが積重
ねに適切に戻つて分離部材90がその初期位置に
戻つていない場合には、ロジツクは分岐して書類
シートの送り直前に戻つている。分離部材90が
その初期位置に戻つたときには、一セツトのコピ
ーが完了して導線124はロジツク制御装置31
に信号を送り、制御装置31はテンポラリー・記
憶装置の記憶位置にカウント数を記憶する。実際
には、導線124からロジツク制御装置31へ送
られるこの信号は1づつ漸増したセツトカウント
数となる。次いで計算機はセツトカウント数は要
求されたセツトの数に等しいかという質問を行
う。若しこの質問に対する答えが否定であれば、
流れは分岐して第5図で分離部材90をその初期
位置に動かす直前の位置に戻り、複写処理が繰返
えされる。若し質問に対する答えが肯定であれ
ば、スイツチ150がこの個所におけるシートの
詰まりに対しチエツクされる。スイツチ150の
個所にシートの詰まりがなければ、記憶装置32
におけるセツトカウント数をクリアにし、重ね合
せパツド73を落下せしめ、駆動モータ93およ
び真空送風機をオフにし、こうして供給装置を停
止する。 ページ順を揃えない様式とページ順を揃えた様
式とで作動する供給装置の作動を比較すれば次の
諸段階に要約される。
【表】 完了を示す。 する。
第5A図にはページ順を揃えた様式で作動する
優先しや断装置の作動順序が示されている。しや
断要求が行われた(すなわち、スイツチ170が
閉じられた)と想定すると、ロジツクは処理中の
書類セツトを仕上げ次いで中断するように配置さ
れる。こうして1書類シートが供給かつ露光され
そして積重ねに戻される。一セツトが完了してい
ない場合には、完了するまで処理は繰返えされ
る。一セツトが完了した後、セツトのカウント数
は要求されたセツト数に等しい場合には、作成運
転は完了しまた供給装置は停止して操作員には作
成運転は終了したことが知らされる。作成運転が
まだ完了していない場合には、完了したセツトの
数および要求されたセツトの数の如き中断したパ
ラメータがテンポラリ・記憶装置32の臨時位置
に記憶される。ここで他の作成運転を完了するこ
とができる。第4および5図に示すように、スイ
ツチ170a(第3図)が閉じられそして優先し
た作成運転が完了したとき、記憶装置30に記憶
された中断したパラメータは元に戻されて第5A
図の流れは第5図に戻り、複写サイクルが始まり
終りに向け作動する。次は供給装置用ロジツク流
れ図の説明である。 書類再配置 第6図には書類供給装置の再配置装置の作動順
序の流れが示されている。複写機がその作動を始
めたと想定すると、ロジツク制御装置31は複写
機1および供給装置50のそれぞれ不良動作をチ
エツクしている。若し不良動作が起らない場合に
は複写運転が完了するまで機械はその作動を続け
ることになる。ロジツク制御装置31が複写機の
不良動作を検知したと想定する。この不良動作は
連続した複写動作を邪魔しないような種類のもの
であり得る。この不良動作が矯正された後、供給
装置および複写機は再び機能を回復する。若し故
障用センサ又はスイツチ32′,33′,34′
(第1図)の1つが書類シートの詰まりを検知し
たならば、複写機1は緊急停止することになる。
故障を直す前に、ロジツク制御装置31は書類シ
ートを再整理した順序で供給するように信号を供
給装置50に送る。計算機はスイツチ34′を通
過して複写機から出てきたコピーの数およびスイ
ツチ32′を通過した複写シートの数を知つてい
る。かくて、計算機により供給装置50は積重ね
における最底部の書類シートが複写すべき次の書
類シートに一致するまで書類シートを再配置させ
られる。適切な再配置状態であるときには、機械
はシートの詰まりが矯正されるまで待つことにな
る。シートの詰まりが矯正されそして始動ボタン
が押された後、複写動作は第4図または第5図に
おけるように継続する。 第6図で供給装置に書類シートの詰まりによつ
て引起こされた不良動作があると仮定する。供給
装置は運転停止をするが、しかし複写機は処理中
のすべてのコピーが完了するまで作動を続ける。
操作員は供給装置からすべての書類シートを取出
してこれら書類シートを元の順序に置き替える。
このとき、ロジツク制御装置31は複写されたコ
ピーの数を知つておりそしてスイツチ32′を通
過して送られた複写シートの数をゼロに等しく設
定する。次いでロジツク制御装置31により供給
装置は適宜の書類シートが積重ねの底部になるま
で書類を再配置させられる。これとは別に、操作
員が詰まつたシートを取出してこのシートを積重
ねの頂部に置くこともでき、ロジツク制御装置3
1により供給装置が書類シートを循還して初期位
置に戻するようになる。 片面コピー或は両面コピーの片側が作られる場
合に、計算機は第1図の出口スイツチ34′を通
過するコピーの合計数を累積する。複写機1内で
紙の詰まりが起つたとき、操作員はコピー紙の送
り通路にあるコピーシートのすべて(例えば6枚
になる場合もある)を取出しそして取出したシー
トを捨てることになる。次いで、自動再配置装置
はスイツチ150を通過した書類シートの総数が
スイツチ34′を通過したコピーの総数に等しく
なるまで積重ねの底部から書類シートを再循還す
る。この時点で、供給装置における書類シートは
再配置される。 両面コピーの他の側を複写するため、操作員は
供給部23または24の一方に片側を複写したコ
ピーを配置する。そこで両面コピーの第2面の複
写を始めることができる。計算機はスイツチ3
2′を通過するコピーの数を計算し、この合計数
が紙の詰まりが起つた場合書類を再配置するため
に使用される。 複写機内での紙詰まり状況では、操作員は送り
通路内にあるすべてのコピーを取出して処分す
る。露光すべき次の像は供給されるコピーのすで
に処理された第1面の像と一致しなければならな
い。コピー運転が完了した際、勿論セツトから除
かれているコピーもある。操作員は後でこれら除
かれたコピーを完成しなければならない。 第7図を参照すれば、複写機の不良動作がある
とき書類シートを再配置する流れが第6図より詳
細に示されている。しなければならない第1の決
定は複写機が不良動作となつているかどうかであ
る。若し複写機に不良動作がなければ第4図また
は第5図のよう運転は継続する。複写機に不良動
作があれば、ロジツク制御装置31は操作員が停
止要求またはキヤンセルスイツチを押したかどう
かみるためチエツクする。若し、何かの理由で、
操作員が運転中止を決定していたならば、ロジツ
ク制御装置31は再循還供給装置を停止してすべ
ての計数機をクリアにする。ここで、操作員が運
転に関する新たな情報を入れたとき、機械は第4
および5図の流れ図に従つて機能する。若し運転
が停止要求されていなかつたならば、ロジツク制
御装置31は書類を再配置する必要があるかどう
か決定する。若し再配置が不必要であれば、供給
装置は第4または5図の流れ図に従つて作動す
る。再配置が必要であれば、ロジツク制御装置3
1はモータ93、クラツチ115、送風機モータ
を付勢し、パツド73を持上げ、書類シートを再
循還させる。適当な遅れの後、計算機はこの書類
シートがスイツチ67および150を通過したか
どうか決定する。書類シートがスイツチ67,1
50を通過しなかつたならば、供給装置は停止さ
れそして供給装置の紙詰まりが指示される。若し
書類シートがスイツチ150を具合良く通過した
ならば、スイツチ150は計算機に対し漸増カウ
ント信号を送る。片面コピー運転または両面コピ
ー運転の片側通しにおける漸増カウント信号はス
イツチ34′または32′からの信号の累積カウン
トとそれぞれ比較される。スイツチ150からの
信号カウント数がスイツチ34′または32′から
の累積カウント合計数と等しいとき、また計算機
のプログラムロジツクが書類シートの再配置が必
要かどうかを決めるブロツクに戻るとき、ロジツ
クは第4または5図の流れ図に分岐する。若し上
記のカウント数が等しくなければ、これらカウン
ト数が等しくなるまで第7図の流れ図が継続され
る。 第8図は供給装置に不良動作があつた際の作動
様式に対する流れ図である。“始め”は不良動作
を示している。そこでロジツク制御装置31は供
給装置を停止する。次の段階は接作員に紙詰まり
の如き不良動作を排除しそして書類シートをその
元の順序に供給装置に置き替えることを要求す
る。最後に、操作員は始動ボタンを押す。ロジツ
クは分岐して第4および5図のように作動を続け
る。 本発明は好ましい実施例について詳細に説明し
たが、しかし本発明の精神並びに範囲内で種々の
変更および修正をなし得ることは理解されよう。
例えば、優先しや断装置は供給装置を使用しない
複写機/複製機に使用することができる。さら
に、供給装置(または再循環供給装置)が使用さ
れるならば、書類位置決め装置は中断した書類を
不作動位置に自動的に移すように設けることもで
きる。次いで、適切な時期にロジツク制御装置に
応答してこの位置決め装置は書類を作動位置に戻
して、当初の作成運転で残りのコピーを完了する
ことができるようになる。さらに、当明細書にお
いて中断したパラメータは要求されたコピーの数
および配送せられたコピーの数として示されてい
る。しかしながら他のパラメータもまた記憶装置
に記憶されそしてしや断運転を完了により再使用
される。かゝるパラメータには次のものがある。 選択された紙供給 選択された出口 (片面または両面の)選択されたコピー様式 選端された両面の状況 ●前面側 ●背面側 ●再複写 ●紙供給カウント数 勘定書資料 照明基準 しや断後の再開によりこれらパラメータは計算
機により簡単に復旧をせられることになる。さら
に、ロジツク制御装置31はしや断様式に応じあ
る活動を押えることにより機械の制御特性を加え
ることもできる。例えば、複写機/複製機が両面
複写の間第2面を作つているとき、上方の紙供給
装置からの供給をしや断前に抑制することができ
る。また1つの出口ホツパで作成通路が混同しな
いように別の出口に移すこともできよう。オンラ
イン仕上げが採用される場合には対向オフセツト
装置が作成通路を分けるように移すこともできよ
う。
【図面の簡単な説明】
第1図はウエブ形の電子写真複写機および再循
還供給装置を備えた装置の前方概要立面図、第2
図は第1図の再循還供給装置の1部断面にした前
方立面図、第3図は第1図に示すロジツク制御装
置の構成図、第4図は第1図の供給装置および複
写機を作動するページ順を揃えない様式の流れ
図、第4A図は優先しや断装置用のページ順を揃
えない様式の動作順序の流れ図、第5図は第1図
の供給装置および複写機を作動するページ順を揃
えた様式の流れ図、第5A図はページ順を揃えた
作動様式におけるしや断順序の流れ図、第6図は
供給装置または複写機の何れかに紙詰まりが起つ
た後再循還供給装置における書類シートを再配置
するためのロジツク作動順序を示す流れ図、第7
図は不良動作が供給装置および複写機に起つたと
き第6図の順序作動の1部を詳細に示す流れ図、
および第8図は第7図と同様の流れ図である。 1:複写機、5:光導電性ウエブ、31:ロジ
ツク制御装置、32:テンポラリー・記憶装置、
33:中央処理装置、170:しや断用スイツ
チ、50:再循還供給装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 多ページ書類の個々のページを書類供給部所
    と、露光個所との間を反復的に再循環せしめて多
    ページ原書類のページ順を揃えた複数部の複写を
    作り出すための書類再循環供給装置と、第1の書
    類よりも優先して第2の書類の複写を行うため第
    1の書類ページの再循環を、当該第1の書類の最
    後のページの再循環後に中断し、第2の書類の複
    写後に第1の書類の残りの部数の複写を完了させ
    るための優先しや断装置とを含むタイプの複写機
    に於いて、前記優先しや断装置が、 (a) 作動した際前記供給装置により再循環されて
    いる第1の書類よりも第2の書類が優先するこ
    とを指示するしや断信号を作り出すスイツチ装
    置170と、 (b) 前記しや断信号に応答してスイツチ装置が作
    動された際第1の書類のまだ作られていない複
    写の残りの部数を示す作成運転完了信号を記憶
    する記憶装置32と、前記作成運転完了信号が
    記録装置に記録されている間に第2の書類に対
    する所要数の複写を作り出すため複写機を制御
    し、かつ第2の書類に対する複写完了により、
    記録装置に記録された前記信号により示された
    第1の書類の残りの部数の複写を完了するため
    複写機並びに前記供給装置を制御するプログラ
    ム計画可能な中央処理装置33を備えたロジツ
    ク制御装置31と、を具備しているものである
    複写機。
JP13405477A 1976-11-08 1977-11-08 Priority interruption device for copier or duplicator Granted JPS5386221A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US05/739,895 US4099860A (en) 1972-12-05 1976-11-08 Copier/duplicator priority interrupt apparatus

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5386221A JPS5386221A (en) 1978-07-29
JPS6329259B2 true JPS6329259B2 (ja) 1988-06-13

Family

ID=24974225

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13405477A Granted JPS5386221A (en) 1976-11-08 1977-11-08 Priority interruption device for copier or duplicator

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5386221A (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS555112Y2 (ja) * 1977-06-07 1980-02-06
JPS60746Y2 (ja) * 1978-11-30 1985-01-10 鈴木鍛工株式会社 育苗箱における覆土装置
JPS55115049A (en) * 1979-02-27 1980-09-04 Ricoh Co Ltd Instructing method of copying sheet number to copying machine and copying machine operating according to this instruction
JPS55151657A (en) * 1979-05-17 1980-11-26 Canon Inc Feed controller
JPS5664355A (en) * 1979-10-30 1981-06-01 Canon Inc Copy control device
JPS56140362A (en) * 1980-04-04 1981-11-02 Canon Inc Copying apparatus
JPS56101156A (en) * 1980-01-17 1981-08-13 Ricoh Co Ltd Copying apparatus
JPS56137362A (en) * 1980-03-28 1981-10-27 Minolta Camera Co Ltd Counter controlling device
JPS56144445A (en) * 1980-04-11 1981-11-10 Toshiba Corp Copying machine
JPS57188050A (en) * 1981-05-14 1982-11-18 Minolta Camera Co Ltd Controller of copying machine
JPS5778562A (en) * 1980-11-05 1982-05-17 Toshiba Corp Copying machine with automatic original feeder
JPS5778558A (en) * 1980-11-05 1982-05-17 Toshiba Corp Copying machine with automatic original feeder
JPS5778565A (en) * 1980-11-05 1982-05-17 Toshiba Corp Copying machine with automatic original feeder
JPS6090360A (ja) * 1984-03-02 1985-05-21 Canon Inc 画像形成装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52127338A (en) * 1976-04-15 1977-10-25 Xerox Corp Control device for electrostatographic machine

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52127338A (en) * 1976-04-15 1977-10-25 Xerox Corp Control device for electrostatographic machine

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5386221A (en) 1978-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4099860A (en) Copier/duplicator priority interrupt apparatus
US4192607A (en) Apparatus for selectively copying documents from two different document feeders
US4176945A (en) Sheet feeding apparatus for use with copier/duplicators or the like
US4078787A (en) Automatic transfer from collate to noncollate modes of recirculating feeder and copier operation
US4076408A (en) Collating document feeder with multiple feed detector
US4412740A (en) Very high speed duplicator with document handling
US4162848A (en) Apparatus for selectively copying from two different documents
US4411517A (en) Very high speed duplicator with document handling
JPS6329259B2 (ja)
JPH0642090B2 (ja) 片面原稿シートの両面複写方法
US4624546A (en) Image forming apparatus with a sorter
JP2712437B2 (ja) 記録装置のジャム制御システム
EP0078166B1 (en) Document handling apparatus and reproduction machines incorporating same
JP3694079B2 (ja) 画像形成装置
JP2692214B2 (ja) 記録装置の原稿供給装置制御システム
JP2734578B2 (ja) 記録装置のフィード制御切替機能付き原稿供給装置
JP2811699B2 (ja) 原稿供給装置
JP3276016B2 (ja) 複写機のマルチジョブ制御装置
JP2897233B2 (ja) 原稿供給装置
JP2712449B2 (ja) 原稿供給装置の原稿押え制御装置
JPS59211059A (ja) 記録紙給送機構
JP2637200B2 (ja) 画像形成装置
JP3060456B2 (ja) 原稿供給装置
JPH0476110B2 (ja)
JP3036748B2 (ja) 画像形成装置