JPH06179544A - 給紙装置 - Google Patents
給紙装置Info
- Publication number
- JPH06179544A JPH06179544A JP4334419A JP33441992A JPH06179544A JP H06179544 A JPH06179544 A JP H06179544A JP 4334419 A JP4334419 A JP 4334419A JP 33441992 A JP33441992 A JP 33441992A JP H06179544 A JPH06179544 A JP H06179544A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- transfer
- motor
- remaining amount
- bottom plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 積載量によらず最上紙面の高さがフィードロ
ーラのニップ位置に一致させることができ、かつ駆動源
に負担をかけない給紙装置を提供する。 【構成】 トレイ７内の底板８上に積載された転写紙６
を底板８の下方からモータを駆動源として回転するレバ
ー１０により押し上げ、上面検知センサ１７ａ，１７ｂ
によって転写紙上面を或る一定の高さに保ち、転写紙残
量が少量になったことを底板８の位置状態から残量検知
センサ１３によって検知し、転写紙６の有無をペーパー
エンドフィラー１４で検知すると共に、ピックアップロ
ーラ１５を用いて１枚ずつ給紙を行う給紙装置におい
て、転写紙６の残量が少量のときに低トルクで前記モー
タを駆動し、底板８のオーバーランを防止する。
ーラのニップ位置に一致させることができ、かつ駆動源
に負担をかけない給紙装置を提供する。 【構成】 トレイ７内の底板８上に積載された転写紙６
を底板８の下方からモータを駆動源として回転するレバ
ー１０により押し上げ、上面検知センサ１７ａ，１７ｂ
によって転写紙上面を或る一定の高さに保ち、転写紙残
量が少量になったことを底板８の位置状態から残量検知
センサ１３によって検知し、転写紙６の有無をペーパー
エンドフィラー１４で検知すると共に、ピックアップロ
ーラ１５を用いて１枚ずつ給紙を行う給紙装置におい
て、転写紙６の残量が少量のときに低トルクで前記モー
タを駆動し、底板８のオーバーランを防止する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機などの画像形成
装置にあって、用紙を給紙するために用いられる給紙装
置に関するものである。
装置にあって、用紙を給紙するために用いられる給紙装
置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】例えば、電子写真方式による複写機にお
いては、読取機構からの露光により感光体に静電潜像を
形成し、この潜像に対して現像装置によりトナー現像を
行い、この現像による可視像（トナー像）を給紙装置か
ら搬送された１枚の転写紙上に転写し、さらに転写紙を
加熱及び加圧して定着を行い、複写を行っている。
いては、読取機構からの露光により感光体に静電潜像を
形成し、この潜像に対して現像装置によりトナー現像を
行い、この現像による可視像（トナー像）を給紙装置か
ら搬送された１枚の転写紙上に転写し、さらに転写紙を
加熱及び加圧して定着を行い、複写を行っている。
【０００３】この種の画像形成装置における給紙装置
は、図２に示すように、本体に着脱自在に装着されるト
レイ１、このトレイ１の底面に一端を蝶番で固定した状
態で配設される底板２、トレイ１の後部に配設されるエ
ンドフェンス３その先端部の上方に配設されるピックア
ップローラ４、及びフィードローラ５などから構成され
る。底板２上に多数枚の転写紙６（普通紙、シートな
ど）を載置し、この状態で本体の挿入口に挿入すると、
複写開始ボタンの押下にともなってピックアップローラ
４が回転し、最上面の１枚がトレイ上から送り出され
る。
は、図２に示すように、本体に着脱自在に装着されるト
レイ１、このトレイ１の底面に一端を蝶番で固定した状
態で配設される底板２、トレイ１の後部に配設されるエ
ンドフェンス３その先端部の上方に配設されるピックア
ップローラ４、及びフィードローラ５などから構成され
る。底板２上に多数枚の転写紙６（普通紙、シートな
ど）を載置し、この状態で本体の挿入口に挿入すると、
複写開始ボタンの押下にともなってピックアップローラ
４が回転し、最上面の１枚がトレイ上から送り出され
る。
【０００４】なお、ＦＲＲ（ Feed and Reverse Rolle
r）給紙を行う場合、用紙上面位置が設定位置にあって
用紙先端がフィードローラ５のニップ位置にあることが
要求される。このために駆動源に直流モータ（不図示）
を用い、トレイ内の底板を押し上げるようにしている。
r）給紙を行う場合、用紙上面位置が設定位置にあって
用紙先端がフィードローラ５のニップ位置にあることが
要求される。このために駆動源に直流モータ（不図示）
を用い、トレイ内の底板を押し上げるようにしている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
技術にあっては、図２及び図３に示すように、転写紙６
の積載量によってモータにかかる負荷は変化する。そこ
で負荷変化を利用して最上紙面が適性位置に上昇したこ
とをセンサで検知し、モータを停止させている。しか
し、モータを停止しても転写紙積載量が少ない方がモー
タのオーバーラン量が多くなり、図４に示すように狙っ
た紙面高さよりも実際の紙面高さが高くなり、不給紙ジ
ャム、耳折れなどを発生することが多くなる。
技術にあっては、図２及び図３に示すように、転写紙６
の積載量によってモータにかかる負荷は変化する。そこ
で負荷変化を利用して最上紙面が適性位置に上昇したこ
とをセンサで検知し、モータを停止させている。しか
し、モータを停止しても転写紙積載量が少ない方がモー
タのオーバーラン量が多くなり、図４に示すように狙っ
た紙面高さよりも実際の紙面高さが高くなり、不給紙ジ
ャム、耳折れなどを発生することが多くなる。
【０００６】また、図５に示すように、最上紙面の先端
位置がフィードローラのニップ位置に一致していても、
転写紙が傾斜して置かれているために用紙は斜めに送り
出され、ニップ位置における用紙先端位置はニップ位置
より高くなり、やはり不給紙ジャム、耳折れなどを発生
し易くなる。
位置がフィードローラのニップ位置に一致していても、
転写紙が傾斜して置かれているために用紙は斜めに送り
出され、ニップ位置における用紙先端位置はニップ位置
より高くなり、やはり不給紙ジャム、耳折れなどを発生
し易くなる。
【０００７】さらに、図６に示すように、ユーザーが転
写紙を誤ってセットした場合や上昇検知センサが動作し
なかった場合、モータは回転駆動を続けようとするため
に底板は上昇を続ける。この結果、機構部の破壊やモー
タの発熱や損傷を招くことになる。なお、或る一定時間
を過ぎても上昇検知センサがオンにならない場合、モー
タを停止させて異常を報知しているが、この方法では少
量の転写紙が上昇するのに十分な時間の間、モータを回
転し続けることになり、特に、大容量トレイでは、長い
時間負荷に耐え続けなければならない。
写紙を誤ってセットした場合や上昇検知センサが動作し
なかった場合、モータは回転駆動を続けようとするため
に底板は上昇を続ける。この結果、機構部の破壊やモー
タの発熱や損傷を招くことになる。なお、或る一定時間
を過ぎても上昇検知センサがオンにならない場合、モー
タを停止させて異常を報知しているが、この方法では少
量の転写紙が上昇するのに十分な時間の間、モータを回
転し続けることになり、特に、大容量トレイでは、長い
時間負荷に耐え続けなければならない。
【０００８】本発明は、このような従来技術の実情に鑑
みてなされたもので、積載量によらず最上紙面の高さが
フィードローラのニップ位置に一致させることができ、
かつ駆動源に負担をかけることのない給紙装置を提供す
ることを目的とする。
みてなされたもので、積載量によらず最上紙面の高さが
フィードローラのニップ位置に一致させることができ、
かつ駆動源に負担をかけることのない給紙装置を提供す
ることを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は、トレイ内に積載された転写紙を底板
の下方からモータを駆動源として回転するレバーにより
押し上げる駆動手段と、転写紙上面を或る一定の高さに
保つ紙面検知手段と、転写紙残量が少量になったことを
前記底板の位置状態から検知する残量検知手段と、転写
紙の有無を検知するペーパーエンド検知手段とを備え、
転写紙上方に位置したピックアップローラを用いて１枚
ずつ給紙を行う給紙装置において、前記モータを制御す
る２種類の制御手段を有し、これらの制御手段は、前記
転写紙の残量が少量のときに低トルクで前記モータを駆
動する制御手段を含むことを特徴としている。
めに、この発明は、トレイ内に積載された転写紙を底板
の下方からモータを駆動源として回転するレバーにより
押し上げる駆動手段と、転写紙上面を或る一定の高さに
保つ紙面検知手段と、転写紙残量が少量になったことを
前記底板の位置状態から検知する残量検知手段と、転写
紙の有無を検知するペーパーエンド検知手段とを備え、
転写紙上方に位置したピックアップローラを用いて１枚
ずつ給紙を行う給紙装置において、前記モータを制御す
る２種類の制御手段を有し、これらの制御手段は、前記
転写紙の残量が少量のときに低トルクで前記モータを駆
動する制御手段を含むことを特徴としている。
【００１０】ジャムの発生などを防止するために、前記
紙面検知手段は、異なる紙面高さを検知する２つのセン
サを有し、前記残量検知手段が転写紙の少量状態を検知
したときに転写紙面高さを低くする制御手段を設けるよ
うにすることもできる。
紙面検知手段は、異なる紙面高さを検知する２つのセン
サを有し、前記残量検知手段が転写紙の少量状態を検知
したときに転写紙面高さを低くする制御手段を設けるよ
うにすることもできる。
【００１１】トレイの故障などをユーザーが認識できる
ように、前記残量検知手段が転写紙の少量状態を検知し
てから一定時間を経過しても前記紙面検知手段がオンし
ないときに前記モータを停止し、前記ペーパーエンド検
知手段が転写紙有りを検知したときにトレイの故障を示
す警告を行うと共に転写紙誤セットの可能性を示す警告
を行う制御手段を設けることができる。
ように、前記残量検知手段が転写紙の少量状態を検知し
てから一定時間を経過しても前記紙面検知手段がオンし
ないときに前記モータを停止し、前記ペーパーエンド検
知手段が転写紙有りを検知したときにトレイの故障を示
す警告を行うと共に転写紙誤セットの可能性を示す警告
を行う制御手段を設けることができる。
【００１２】トレイの故障をユーザーが認識できるよう
に、前記底板が異常位置にあるとき、前記残量検知手段
をオフし、さらに前記モータの回転中に前記残量検知手
段がオンからオフに変わったときに前記モータを停止
し、かつトレイの故障の旨を警告する制御手段を設ける
ことができる。
に、前記底板が異常位置にあるとき、前記残量検知手段
をオフし、さらに前記モータの回転中に前記残量検知手
段がオンからオフに変わったときに前記モータを停止
し、かつトレイの故障の旨を警告する制御手段を設ける
ことができる。
【００１３】なお、前記２種類の制御手段は、定格電圧
で制御する手段および電圧をチョッパして制御する手
段、あるいは定格電流で制御する手段および電流をチョ
ッパして制御する手段のいずれかの組み合わせによって
構成されている。
で制御する手段および電圧をチョッパして制御する手
段、あるいは定格電流で制御する手段および電流をチョ
ッパして制御する手段のいずれかの組み合わせによって
構成されている。
【００１４】
【作用】上記した手段によれば、転写紙が少量であるこ
とを検知した場合、モータを小トルクで駆動し、モータ
のトルク過多に起因して生じる底板のオーバーランを低
減し、転写紙面の高さを常に一定の高さに保持する。し
たがって、ジャムや耳折れなどの発生を低減することが
できる。
とを検知した場合、モータを小トルクで駆動し、モータ
のトルク過多に起因して生じる底板のオーバーランを低
減し、転写紙面の高さを常に一定の高さに保持する。し
たがって、ジャムや耳折れなどの発生を低減することが
できる。
【００１５】紙面検知手段が２つの上面検知センサを備
え、転写紙が少量であることを検知したときに底板を下
げるように制御することで、転写紙先端を常にフィード
ローラのニップ位置に合致させることができ、安定した
給紙動作を行わせることができる。
え、転写紙が少量であることを検知したときに底板を下
げるように制御することで、転写紙先端を常にフィード
ローラのニップ位置に合致させることができ、安定した
給紙動作を行わせることができる。
【００１６】また、転写紙の少量状態を検知してから一
定時間を経過したか否かで紙面検知手段のオンの有無を
判定してモータの停止が行われ、さらに前記ペーパーエ
ンド検知手段が転写紙有りを検知したときにトレイの故
障を示す警告が行われる。これにより、装置への負荷の
軽減を図ることができると共に、ユーザーセットミスに
対する警告が可能になる。
定時間を経過したか否かで紙面検知手段のオンの有無を
判定してモータの停止が行われ、さらに前記ペーパーエ
ンド検知手段が転写紙有りを検知したときにトレイの故
障を示す警告が行われる。これにより、装置への負荷の
軽減を図ることができると共に、ユーザーセットミスに
対する警告が可能になる。
【００１７】さらに、トレイの故障をユーザーが認識で
きるように、給紙の障害となる底板の位置異常が検知さ
れたとき、前記残量検知手段はオフにされ、また前記モ
ータの回転中に前記残量検知手段がオンからオフに変わ
ったときに前記モータが停止される。これにより、底板
が異常位置にあることが直ちに検知され、装置への負荷
を軽減することが可能になる。
きるように、給紙の障害となる底板の位置異常が検知さ
れたとき、前記残量検知手段はオフにされ、また前記モ
ータの回転中に前記残量検知手段がオンからオフに変わ
ったときに前記モータが停止される。これにより、底板
が異常位置にあることが直ちに検知され、装置への負荷
を軽減することが可能になる。
【００１８】
【実施例】図１は本発明による給紙装置の一実施例を示
す正面断面図である。
す正面断面図である。
【００１９】トレイ７内の底面には底板８が先端を昇降
自在にして配設され、この底板８上には多数枚の転写紙
６が載置されている。また、トレイ７内の後部には、用
紙サイズに応じて位置決めを行うためのエンドフェンス
９が設けられている。さらに、底板８の下面の先端寄り
にはレバー１０の一端が係着されており、その他端には
モータの回転軸にギア機構などを介して連結される軸１
１が取り付けられている。
自在にして配設され、この底板８上には多数枚の転写紙
６が載置されている。また、トレイ７内の後部には、用
紙サイズに応じて位置決めを行うためのエンドフェンス
９が設けられている。さらに、底板８の下面の先端寄り
にはレバー１０の一端が係着されており、その他端には
モータの回転軸にギア機構などを介して連結される軸１
１が取り付けられている。
【００２０】また、軸１１にはペーパー残量検知レバー
１２が連結され、このペーパー残量検知レバー１２には
残量検知センサ１３が取り付けられている。さらに、底
板８の先端部の上方にはペーパーエンドフィラー１４及
びピックアップローラ１５が配設され、このピックアッ
プローラ１５は検知レバー１６によって支持されてい
る。この検知レバー１６の端部の上側には上面検知セン
サ１７ａ，１７ｂが取り付けられている。
１２が連結され、このペーパー残量検知レバー１２には
残量検知センサ１３が取り付けられている。さらに、底
板８の先端部の上方にはペーパーエンドフィラー１４及
びピックアップローラ１５が配設され、このピックアッ
プローラ１５は検知レバー１６によって支持されてい
る。この検知レバー１６の端部の上側には上面検知セン
サ１７ａ，１７ｂが取り付けられている。
【００２１】以上の構成において、モータを駆動すると
転写紙６を載置している底板８が押し上げられ、ついに
はピックアップローラ１５を押し上げる。ピックアップ
ローラ１５が押し上げられると、検知レバー１６が時計
方向へ回動し、上面検知センサ１７ａ，１７ｂがオフ
（ＯＦＦ）になり、紙面高さを検知する。このように上
面検知センサが２つ設けられているため、異なる紙面高
さを検知することができる。
転写紙６を載置している底板８が押し上げられ、ついに
はピックアップローラ１５を押し上げる。ピックアップ
ローラ１５が押し上げられると、検知レバー１６が時計
方向へ回動し、上面検知センサ１７ａ，１７ｂがオフ
（ＯＦＦ）になり、紙面高さを検知する。このように上
面検知センサが２つ設けられているため、異なる紙面高
さを検知することができる。
【００２２】一方、モータの回転により、軸１１に取り
付けられたペーパー残量検知レバー１２が残量検知セン
サ１３を遮蔽し、操作パネル部などの表示器を用いてユ
ーザーに転写紙の残量が少なくなったことを警告する。
また、ペーパーエンドフィラー１４と不図示のセンサの
組み合わせにより、転写紙の有無が検知される。
付けられたペーパー残量検知レバー１２が残量検知セン
サ１３を遮蔽し、操作パネル部などの表示器を用いてユ
ーザーに転写紙の残量が少なくなったことを警告する。
また、ペーパーエンドフィラー１４と不図示のセンサの
組み合わせにより、転写紙の有無が検知される。
【００２３】ここで、転写紙６の残量に応じた本発明の
制御法について説明する。モータは２種類の制御手段を
持ち、定格電圧で制御する第１の制御手段と、電圧を下
げたりするチョッパの制御を行って低トルク回転が可能
な第２の制御手段とを有している。なお、第１の制御手
段が定格電流でモータを制御するものであれば、第２の
制御手段は電流に対してチョッパ制御を行ってモータを
駆動するような制御手段の組み合わせが採用される。図
２のように転写紙６の残量が多い場合、第１の制御手段
によってモータを駆動し、ペーパー残量検知レバー１２
が残量検知センサ１３を遮蔽した後は第２の制御手段に
より駆動する。
制御法について説明する。モータは２種類の制御手段を
持ち、定格電圧で制御する第１の制御手段と、電圧を下
げたりするチョッパの制御を行って低トルク回転が可能
な第２の制御手段とを有している。なお、第１の制御手
段が定格電流でモータを制御するものであれば、第２の
制御手段は電流に対してチョッパ制御を行ってモータを
駆動するような制御手段の組み合わせが採用される。図
２のように転写紙６の残量が多い場合、第１の制御手段
によってモータを駆動し、ペーパー残量検知レバー１２
が残量検知センサ１３を遮蔽した後は第２の制御手段に
より駆動する。
【００２４】したがって、ピックアップローラ１５と検
知レバー１６及び上面検知センサ１７ａ，１７ｂにより
紙面高さを検知し、モータを停止した場合のオーバーラ
ン量は、転写紙６の残量に関係なく一定になる。また、
転写紙６の残量が多いときには上面検知センサ１７ａを
用い、転写紙６の残量が少ないときには上面検知センサ
１７ｂを用いることで、転写紙６の残量が少ない場合の
紙面高さを低くし、図４及び図５に示したような違いが
生じるのを無くし、常に転写紙６の先端が狙った位置に
向かうようにすることができる。
知レバー１６及び上面検知センサ１７ａ，１７ｂにより
紙面高さを検知し、モータを停止した場合のオーバーラ
ン量は、転写紙６の残量に関係なく一定になる。また、
転写紙６の残量が多いときには上面検知センサ１７ａを
用い、転写紙６の残量が少ないときには上面検知センサ
１７ｂを用いることで、転写紙６の残量が少ない場合の
紙面高さを低くし、図４及び図５に示したような違いが
生じるのを無くし、常に転写紙６の先端が狙った位置に
向かうようにすることができる。
【００２５】また、モータを回転し、上昇中にペーパー
残量検知レバー１２が残量検知センサ１３をオン（Ｏ
Ｎ）にし、或る一定の時間が過ぎても上面検知センサ１
７ａ，１７ｂがオフにならない場合にはモータを停止
し、ペーパーエンドフィラー１４がオン（紙有り）して
いる場合、操作パネル部の表示器に故障発生の表示を行
ってユーザーに知らせる。また、ペーパーエンドフィラ
ー１４がオフ（紙無し）の場合には、図６のようになっ
ているケースが考えられるため、転写紙誤セットの可能
性がある旨の表示を表示器に行って、ユーザーに警告す
る。
残量検知レバー１２が残量検知センサ１３をオン（Ｏ
Ｎ）にし、或る一定の時間が過ぎても上面検知センサ１
７ａ，１７ｂがオフにならない場合にはモータを停止
し、ペーパーエンドフィラー１４がオン（紙有り）して
いる場合、操作パネル部の表示器に故障発生の表示を行
ってユーザーに知らせる。また、ペーパーエンドフィラ
ー１４がオフ（紙無し）の場合には、図６のようになっ
ているケースが考えられるため、転写紙誤セットの可能
性がある旨の表示を表示器に行って、ユーザーに警告す
る。
【００２６】さらに、紙無し時には、底板８により紙面
高さを検知する位置よりも更に底板８が上昇する位置
で、ペーパー残量検知レバー１２が残量検知センサ１３
から再び抜けるようにすることにより、上昇中に残量検
知センサ１３がオンからオフになった時点でモータを停
止し、ユーザーに故障発生を知らせる。
高さを検知する位置よりも更に底板８が上昇する位置
で、ペーパー残量検知レバー１２が残量検知センサ１３
から再び抜けるようにすることにより、上昇中に残量検
知センサ１３がオンからオフになった時点でモータを停
止し、ユーザーに故障発生を知らせる。
【００２７】
【発明の効果】本発明は上記の通り構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。
で、次に記載する効果を奏する。
【００２８】すなわち、請求項１記載の給紙装置におい
ては、転写の残量に応じて定格駆動と低トルク駆動とを
使い分けているので、ジャムや耳折れなどの発生を低減
することができる。
ては、転写の残量に応じて定格駆動と低トルク駆動とを
使い分けているので、ジャムや耳折れなどの発生を低減
することができる。
【００２９】請求項２記載の給紙装置においては、制御
手段は、残量検知手段が転写紙の少量状態を検知したと
きに転写紙面高さを低くするように制御するので、転写
紙先端を常にフィードローラのニップ位置に合致させる
ことができ、これによって安定した給紙動作が可能にな
る。
手段は、残量検知手段が転写紙の少量状態を検知したと
きに転写紙面高さを低くするように制御するので、転写
紙先端を常にフィードローラのニップ位置に合致させる
ことができ、これによって安定した給紙動作が可能にな
る。
【００３０】請求項３記載の給紙装置においては、制御
手段がトレイの故障が発生したと判断したときにその旨
の警告を行うと共に転写紙誤セットの可能性を示す警告
を行うので、装置への負荷が軽減され、ユーザーのセッ
トミスに対する警告も行える。
手段がトレイの故障が発生したと判断したときにその旨
の警告を行うと共に転写紙誤セットの可能性を示す警告
を行うので、装置への負荷が軽減され、ユーザーのセッ
トミスに対する警告も行える。
【００３１】請求項４記載の給紙装置においては、制御
手段が底板に起因するトレイの故障が発生したと判断し
たときにはその旨の警告を行うので、底板が異常位置に
あることが直ちに検知され、装置への負荷を軽減するこ
とが可能になる。
手段が底板に起因するトレイの故障が発生したと判断し
たときにはその旨の警告を行うので、底板が異常位置に
あることが直ちに検知され、装置への負荷を軽減するこ
とが可能になる。
【００３２】請求項５記載の給紙装置においては、定格
制御運転時と低トルク運転時で駆動制御方法を変えたの
で、それぞれ最適なモータ制御が可能となり、ジャムや
耳折れなどの発生を低減することができる。
制御運転時と低トルク運転時で駆動制御方法を変えたの
で、それぞれ最適なモータ制御が可能となり、ジャムや
耳折れなどの発生を低減することができる。
【図１】実施例に係る給紙装置の内部構造を示す断面図
である。
である。
【図２】従来例に係る給紙装置の内部構造を示す断面図
である。
である。
【図３】従来例に係る給紙装置の内部構造を示す断面図
である。
である。
【図４】従来例に係る給紙装置の内部構造の要部を示す
断面図である。
断面図である。
【図５】従来例に係る給紙装置の内部構造の要部を示す
断面図である。
断面図である。
【図６】従来例に係る給紙装置の底板の過上昇時の状態
を示す断面図である。
を示す断面図である。
６ 転写紙 ７ トレイ ８ 底板 ９ エンドフェンス １０ レバー １１ 軸 １２ ペーパー残量検知レバー １３ 残量検知センサ １４ ペーパーエンドフィラー １５ ピックアップローラ １６ 検知レバー １７ａ，１７ｂ 上面検知センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０３Ｇ 15/00 １０９ 7369−2Ｈ
Claims (5)
- 【請求項１】 トレイ内に積載された転写紙を底板の下
方からモータを駆動源として回転するレバーにより押し
上げる駆動手段と、転写紙上面を或る一定の高さに保つ
紙面検知手段と、転写紙残量が少量になったことを前記
底板の位置状態から検知する残量検知手段と、転写紙の
有無を検知するペーパーエンド検知手段とを備え、転写
紙上方に位置したピックアップローラを用いて１枚ずつ
給紙を行う給紙装置において、前記モータを制御する２
種類の制御手段を有し、これらの制御手段は、前記転写
紙の残量が少量のときに低トルクで前記モータを駆動す
る制御手段を含むことを特徴とする給紙装置。 - 【請求項２】 前記紙面検知手段は、異なる紙面高さを
検知する２つのセンサを有し、前記残量検知手段が転写
紙の少量状態を検知したときに転写紙面高さを低くする
制御手段をさらに備えていることを特徴とする請求項１
記載の給紙装置。 - 【請求項３】 前記残量検知手段が転写紙の少量状態を
検知してから一定時間を経過しても前記紙面検知手段が
オンしないときに前記モータを停止し、前記ペーパーエ
ンド検知手段が転写紙有りを検知したときにトレイの故
障を示す警告を行うと共に転写紙誤セットの可能性を示
す警告を行う制御手段をさらに備えていることを特徴と
する請求項１記載の給紙装置。 - 【請求項４】 前記底板が異常位置にあるとき、前記残
量検知手段をオフし、さらに前記モータの回転中に前記
残量検知手段がオンからオフに変わったときに前記モー
タを停止し、かつトレイの故障の旨を警告する制御手段
をさらに備えていることを特徴とする請求項１記載の給
紙装置。 - 【請求項５】 前記２種類の制御手段が、定格電圧で制
御する手段および電圧をチョッパして制御する手段、あ
るいは定格電流で制御する手段および電流をチョッパし
て制御する手段のいずれかの組み合わせによって構成さ
れていることを特徴とする請求項１記載の給紙装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4334419A JPH06179544A (ja) | 1992-12-15 | 1992-12-15 | 給紙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4334419A JPH06179544A (ja) | 1992-12-15 | 1992-12-15 | 給紙装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06179544A true JPH06179544A (ja) | 1994-06-28 |
Family
ID=18277167
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4334419A Pending JPH06179544A (ja) | 1992-12-15 | 1992-12-15 | 給紙装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06179544A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100422862C (zh) * | 2004-04-27 | 2008-10-01 | 三星电子株式会社 | 成像装置的送纸装置及其控制方法 |
| US9024984B2 (en) | 2012-02-29 | 2015-05-05 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet feeder and image forming apparatus |
| JP2015199556A (ja) * | 2014-04-04 | 2015-11-12 | キヤノン株式会社 | シート給送装置及び画像形成装置 |
| US20210387822A1 (en) * | 2020-06-15 | 2021-12-16 | Kyocera Document Solutions Inc. | Sheet feeding device and image forming system therewith |
-
1992
- 1992-12-15 JP JP4334419A patent/JPH06179544A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100422862C (zh) * | 2004-04-27 | 2008-10-01 | 三星电子株式会社 | 成像装置的送纸装置及其控制方法 |
| US7523930B2 (en) | 2004-04-27 | 2009-04-28 | Samsung Electronics Co., Ltd | Paper feeding apparatus of an image forming apparatus and control method thereof |
| US9024984B2 (en) | 2012-02-29 | 2015-05-05 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet feeder and image forming apparatus |
| JP2015199556A (ja) * | 2014-04-04 | 2015-11-12 | キヤノン株式会社 | シート給送装置及び画像形成装置 |
| US20210387822A1 (en) * | 2020-06-15 | 2021-12-16 | Kyocera Document Solutions Inc. | Sheet feeding device and image forming system therewith |
| US11745966B2 (en) * | 2020-06-15 | 2023-09-05 | Kyocera Document Solutions Inc. | Sheet feeding device and image forming system therewith |
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