JPH06140289A - 電解コンデンサ用タブ端子の製造方法 - Google Patents
電解コンデンサ用タブ端子の製造方法Info
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- JPH06140289A JPH06140289A JP4308305A JP30830592A JPH06140289A JP H06140289 A JPH06140289 A JP H06140289A JP 4308305 A JP4308305 A JP 4308305A JP 30830592 A JP30830592 A JP 30830592A JP H06140289 A JPH06140289 A JP H06140289A
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- aluminum wire
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Abstract
(57)【要約】
【目的】電解コンデンサからの駆動用電解液の漏液を防
止する。 【構成】アルミニウム線材を化学研磨または電解研磨
し、さらに化成処理することによって酸化皮膜が形成さ
れたアルミニウム線材から丸棒部、平坦部および引出線
を有する電解コンデンサ用タブ端子を製造する。
止する。 【構成】アルミニウム線材を化学研磨または電解研磨
し、さらに化成処理することによって酸化皮膜が形成さ
れたアルミニウム線材から丸棒部、平坦部および引出線
を有する電解コンデンサ用タブ端子を製造する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、アルミニウム電解コン
デンサ用タブ端子の製造方法に関するものである。
デンサ用タブ端子の製造方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】アルミニウム電解コンデンサは、アルミ
ニウム陽極箔とアルミニウム陰極箔とをセパレ−タ紙を
介して巻回したコンデンサ素子に駆動用電解液を含浸
し、このコンデンサ素子をゴム封口体と共にアルミニウ
ム製外装ケース内に組込み、外装ケースが封止加工され
ることによって密閉した構造を有する。
ニウム陽極箔とアルミニウム陰極箔とをセパレ−タ紙を
介して巻回したコンデンサ素子に駆動用電解液を含浸
し、このコンデンサ素子をゴム封口体と共にアルミニウ
ム製外装ケース内に組込み、外装ケースが封止加工され
ることによって密閉した構造を有する。
【０００３】また、陽極箔および陰極箔のそれぞれには
引出端子としてのタブ端子がカシメやコールドウェルド
法などにより固着され、ゴム封口体の透孔を通じて外部
に引出されている。
引出端子としてのタブ端子がカシメやコールドウェルド
法などにより固着され、ゴム封口体の透孔を通じて外部
に引出されている。
【０００４】図１に示すように、タブ端子１はアルミニ
ウムの丸棒部２と、同丸棒部２を偏平に加工した平坦部
３と、丸棒部２に溶接された引出線４とからなる。引出
線４はＣＰ線（銅被覆鋼線）からなり、さらに半田メッ
キや錫メッキが施されることもある。
ウムの丸棒部２と、同丸棒部２を偏平に加工した平坦部
３と、丸棒部２に溶接された引出線４とからなる。引出
線４はＣＰ線（銅被覆鋼線）からなり、さらに半田メッ
キや錫メッキが施されることもある。
【０００５】タブ端子１の平坦部３は陽極箔や陰極箔に
固着され、丸棒部２はゴム封口体の透孔と嵌合する。
固着され、丸棒部２はゴム封口体の透孔と嵌合する。
【０００６】近年、電解コンデンサに使用される駆動用
電解液はコンデンサの特性を向上させるために、高電導
化のものや高温での使用下において安定性を有するもの
が使用されている。
電解液はコンデンサの特性を向上させるために、高電導
化のものや高温での使用下において安定性を有するもの
が使用されている。
【０００７】例えば、γ−ブチロラクトンやエチレング
リコールなどの溶媒中に、Ｏ−フタル酸の第４級アンモ
ニウム塩やマレイン酸の第４級アンモニウム塩を溶質と
して溶解したものが駆動用電解液として使用されてい
る。
リコールなどの溶媒中に、Ｏ−フタル酸の第４級アンモ
ニウム塩やマレイン酸の第４級アンモニウム塩を溶質と
して溶解したものが駆動用電解液として使用されてい
る。
【０００８】このような駆動用電解液は粘度も低く、活
性であり、ゴム封口体とタブ端子の丸棒部との間の微小
な間隙からの漏液が発生し易いものであった。
性であり、ゴム封口体とタブ端子の丸棒部との間の微小
な間隙からの漏液が発生し易いものであった。
【０００９】タブ端子に供されるアルミニウム線材はダ
イスを使用してアルミニウム原材から引出される。した
がって、アルミニウム線材の表面の精度は使用されるダ
イスの精度に左右されることになる。
イスを使用してアルミニウム原材から引出される。した
がって、アルミニウム線材の表面の精度は使用されるダ
イスの精度に左右されることになる。
【００１０】従来のタブ端子においてはタブ端子の丸棒
部の表面は粗雑であり、平滑ではなかった。その表面を
電子顕微鏡にて観察すると、高さが０．２〜１．０μｍ
の凹凸が無数にあることが確認された。そのために、ゴ
ム封口体の透孔と丸棒部との間で微小な間隙が生じ、電
解液の漏液が生じ易いものであった。
部の表面は粗雑であり、平滑ではなかった。その表面を
電子顕微鏡にて観察すると、高さが０．２〜１．０μｍ
の凹凸が無数にあることが確認された。そのために、ゴ
ム封口体の透孔と丸棒部との間で微小な間隙が生じ、電
解液の漏液が生じ易いものであった。
【００１１】しかるに、本発明はゴム封口体の透孔内面
とタブ端子の丸棒部との嵌合性能を向上させるために、
タブ端子の丸棒部を化学研磨または電解研磨することに
よって平滑化したものである。
とタブ端子の丸棒部との嵌合性能を向上させるために、
タブ端子の丸棒部を化学研磨または電解研磨することに
よって平滑化したものである。
【００１２】本発明は、アルミニウム線材自体を化学研
磨または電解研磨することを特徴とする。そして、この
ようにして研磨されたアルミニウム線材から、これを加
工することによって平滑面化された丸棒部を有するタブ
端子を製造しようとするものである。
磨または電解研磨することを特徴とする。そして、この
ようにして研磨されたアルミニウム線材から、これを加
工することによって平滑面化された丸棒部を有するタブ
端子を製造しようとするものである。
【００１３】本発明においては、アルミニウム線材自体
を化学研磨または電解研磨した後に化成処理し、例えば
同線材の一部を押し潰して平偏状の平坦部を形成し、丸
棒部の接断面にＣＰ線を溶接してタブ端子を製造するこ
とができる。
を化学研磨または電解研磨した後に化成処理し、例えば
同線材の一部を押し潰して平偏状の平坦部を形成し、丸
棒部の接断面にＣＰ線を溶接してタブ端子を製造するこ
とができる。
【００１４】電解研磨または化学研磨に際しては、浴中
にアルミニウム線材を浸漬して一度に処理するか、また
は浴中でアルミニウム線材を移送させながら連続的に処
理するのが好ましい。
にアルミニウム線材を浸漬して一度に処理するか、また
は浴中でアルミニウム線材を移送させながら連続的に処
理するのが好ましい。
【００１５】電解研磨の場合、浴中にアルミニウム線材
を浸漬し、同線材を陽極とし、浴中に対極を配置し、直
流電流を印加するようにして処理するのが好ましい。
を浸漬し、同線材を陽極とし、浴中に対極を配置し、直
流電流を印加するようにして処理するのが好ましい。
【００１６】溶液としては、（１）ＨＢＦ4 、Ｈ3 ＢＯ
3 、ＨＦからなる溶液、（アルザック法）、（２）Ｈ2
ＳＯ4 、Ｈ3 ＰＯ4 、ＣｒＯ3 、Ｈ2 Ｏからなる溶液
（Ｂａｔｔｅｌｌｅ法）、（３）Ｎａ2 ＣＯ3 、Ｎａ3
ＰＯ4 、Ｈ2 Ｏからなる溶液（プリタル法）、（４）Ｈ
3 ＰＯ4 、Ｈ2 ＳＯ4 、ＣｒＯ3 からなる溶液（田島
法）、（５）Ｈ3 ＰＯ4 水溶液（中山法）、（６）ＨＣ
ｌＯ4 、Ｃ2 Ｈ6 Ｏからなる溶液などを例示することが
できる。
3 、ＨＦからなる溶液、（アルザック法）、（２）Ｈ2
ＳＯ4 、Ｈ3 ＰＯ4 、ＣｒＯ3 、Ｈ2 Ｏからなる溶液
（Ｂａｔｔｅｌｌｅ法）、（３）Ｎａ2 ＣＯ3 、Ｎａ3
ＰＯ4 、Ｈ2 Ｏからなる溶液（プリタル法）、（４）Ｈ
3 ＰＯ4 、Ｈ2 ＳＯ4 、ＣｒＯ3 からなる溶液（田島
法）、（５）Ｈ3 ＰＯ4 水溶液（中山法）、（６）ＨＣ
ｌＯ4 、Ｃ2 Ｈ6 Ｏからなる溶液などを例示することが
できる。
【００１７】また、液温度や印加電圧、電流印加時間な
どの電解条件は適宜に選択することができる。
どの電解条件は適宜に選択することができる。
【００１８】化学研磨の場合も浴中にアルミニウム線材
を浸漬して処理するのが好ましい。
を浸漬して処理するのが好ましい。
【００１９】溶液としては、（１）ＮａＯＨ、ＮａＮＯ
2 、ＮａＮＯ3 、Ｎａ3 ＰＯ4 、Ｈ2 Ｏ、からなる溶液
（Ａｌｕｐｏｌ法）、（２）Ｈ3 ＰＯ4 、Ｈ2 ＳＯ4 、
ＨＮＯ3 、Ｈ2 ＢＯ3 からなる溶液（Ａｌｕｐｏｌ
法）、（３）Ｈ3 ＰＯ4 、ＨＮＯ3 、Ｈ2 Ｏからなる溶
液（アルコア法）を例示することができる。
2 、ＮａＮＯ3 、Ｎａ3 ＰＯ4 、Ｈ2 Ｏ、からなる溶液
（Ａｌｕｐｏｌ法）、（２）Ｈ3 ＰＯ4 、Ｈ2 ＳＯ4 、
ＨＮＯ3 、Ｈ2 ＢＯ3 からなる溶液（Ａｌｕｐｏｌ
法）、（３）Ｈ3 ＰＯ4 、ＨＮＯ3 、Ｈ2 Ｏからなる溶
液（アルコア法）を例示することができる。
【００２０】また、液温度や処理時間などの化学研磨条
件は適宜に選択することができる。
件は適宜に選択することができる。
【００２１】引き続き、本発明においてはアルミニウム
線材を化成処理し、その表面にアルミニウム酸化皮膜を
形成する。
線材を化成処理し、その表面にアルミニウム酸化皮膜を
形成する。
【００２２】例えば、この陽極酸化処理に際しては、化
成浴中にアルミニウム線材を浸漬し、アルミニウム線材
を陽極とし、化成浴中に対極を配置し、直流電圧を印加
して一度に処理するか、または浴中でアルミニウム線材
を移送させながら連続的に処理するのが好ましい。
成浴中にアルミニウム線材を浸漬し、アルミニウム線材
を陽極とし、化成浴中に対極を配置し、直流電圧を印加
して一度に処理するか、または浴中でアルミニウム線材
を移送させながら連続的に処理するのが好ましい。
【００２３】化成液としては硼酸系水溶液、リン酸系水
溶液、アジピン酸系水溶液、フタル酸系水溶液や、エチ
レングリコールなどを用いた非水系化成液を例示するこ
とができる。
溶液、アジピン酸系水溶液、フタル酸系水溶液や、エチ
レングリコールなどを用いた非水系化成液を例示するこ
とができる。
【００２４】また、液温度や印加電圧、電流密度、電圧
印加時間などの化成条件は適宜に選定することができ
る。
印加時間などの化成条件は適宜に選定することができ
る。
【００２５】化成処理により表面に陽極酸化皮膜を形成
したアルミニウム線材の一部を押し潰して偏平状の平坦
部を形成し、丸棒部の切断面にＣＰ線を溶接してタブ端
子を製造することができる。タブ端子の表面における酸
化皮膜の存在は、駆動用電解液に対するタブ端子の耐蝕
性を向上させることができるので、好ましいものであ
る。
したアルミニウム線材の一部を押し潰して偏平状の平坦
部を形成し、丸棒部の切断面にＣＰ線を溶接してタブ端
子を製造することができる。タブ端子の表面における酸
化皮膜の存在は、駆動用電解液に対するタブ端子の耐蝕
性を向上させることができるので、好ましいものであ
る。
【実施例】〈実施例１〉
【００２６】直径２．０ｍｍで長さ１００ｍのアルミニ
ウム線材を用意した。その表面には高さ０．２〜１．０
μｍの凹凸が数多くあった。
ウム線材を用意した。その表面には高さ０．２〜１．０
μｍの凹凸が数多くあった。
【００２７】一方、過塩素酸２０重量％、エチルアルコ
ール８０重量％からなる溶液を液温６±１℃に維持し、
電解浴とした。この電解浴中にアルミニウム線材を連続
的に浸漬し、同線材を陽極とし、電解浴中に対極を配置
して電流密度２００ｍＡ／ｃｍ2 の直流電流を印加し、
アルミニウム線材を電解研磨した。
ール８０重量％からなる溶液を液温６±１℃に維持し、
電解浴とした。この電解浴中にアルミニウム線材を連続
的に浸漬し、同線材を陽極とし、電解浴中に対極を配置
して電流密度２００ｍＡ／ｃｍ2 の直流電流を印加し、
アルミニウム線材を電解研磨した。
【００２８】浴中に位置するアルミニウム線材に直流電
流が印加されている時間は１２秒であった。
流が印加されている時間は１２秒であった。
【００２９】電解研磨後に、水洗した。さらに、硼酸３
重量％の水溶液、液温８５±１℃にて洗浄した。次い
で、純水にて洗浄し、乾燥した。このアルミニウム線材
の表面を観察したところ、表面の凹凸の高さは０．０１
〜０．０３μｍとなり、平滑化された。
重量％の水溶液、液温８５±１℃にて洗浄した。次い
で、純水にて洗浄し、乾燥した。このアルミニウム線材
の表面を観察したところ、表面の凹凸の高さは０．０１
〜０．０３μｍとなり、平滑化された。
【００３０】次に、３ｗｔ％のアジピン酸アンモニウム
水溶液を液温８５±１℃に維持し、化成浴とした。この
化成浴中にアルミニウム線材を浸漬し、アルミニウム線
材を陽極とし、化成浴中に対極を配置し、１５０±１Ｖ
の直流電圧を５０分間印加した。陽極酸化処理した後に
水洗した。
水溶液を液温８５±１℃に維持し、化成浴とした。この
化成浴中にアルミニウム線材を浸漬し、アルミニウム線
材を陽極とし、化成浴中に対極を配置し、１５０±１Ｖ
の直流電圧を５０分間印加した。陽極酸化処理した後に
水洗した。
【００３１】このように表面にアルミニウム酸化皮膜が
形成されたアルミニウム線材から、この一部を押し潰
し、切断し、ＣＰ線を溶接することによって、丸棒部の
直径２．０ｍｍ、同長さ６．０ｍｍ、平坦部の幅２．５
ｍｍ、同厚さ０．３５ｍｍ、同長さ１５ｍｍのタブ端子
を製造した。
形成されたアルミニウム線材から、この一部を押し潰
し、切断し、ＣＰ線を溶接することによって、丸棒部の
直径２．０ｍｍ、同長さ６．０ｍｍ、平坦部の幅２．５
ｍｍ、同厚さ０．３５ｍｍ、同長さ１５ｍｍのタブ端子
を製造した。
【００３２】このタブ端子を陽極箔および陰極箔に固着
し、陽極箔と陰極箔とセパレータ紙を介在させてコンデ
ンサ素子とした。なお、タブ端子の丸棒部の表面にはア
ルミニウム酸化皮膜が形成されていて、その凹凸の高さ
は０．０１〜０．０３μｍであった。
し、陽極箔と陰極箔とセパレータ紙を介在させてコンデ
ンサ素子とした。なお、タブ端子の丸棒部の表面にはア
ルミニウム酸化皮膜が形成されていて、その凹凸の高さ
は０．０１〜０．０３μｍであった。
【００３３】コンデンサ素子にγ−ブチロラクトン７５
重量％とマレイン酸テトラエチルアンモニウム２５重量
％からなる駆動用電解液を含浸した。
重量％とマレイン酸テトラエチルアンモニウム２５重量
％からなる駆動用電解液を含浸した。
【００３４】アルミニウム製外装ケース内にコンデンサ
素子をブチルゴム封口体と共に組込み、直径１２．５ｍ
ｍ、長さ２５ｍｍ、定格電圧２５Ｖ、静電容量１０００
μＦの電解コンデンサ２００００個を試作した。
素子をブチルゴム封口体と共に組込み、直径１２．５ｍ
ｍ、長さ２５ｍｍ、定格電圧２５Ｖ、静電容量１０００
μＦの電解コンデンサ２００００個を試作した。
【００３５】これら電解コンデンサを温度６０℃、１０
-2Ｔｏｒｒの真空下に２００時間曝露した。
-2Ｔｏｒｒの真空下に２００時間曝露した。
【００３６】タブ端子とゴム封口体の透孔との間での電
解液の漏液状態を目視にて検査したところ、皆無であっ
た。 〈実施例２〉
解液の漏液状態を目視にて検査したところ、皆無であっ
た。 〈実施例２〉
【００３７】陽極箔に固着されるタブ端子には実施例１
と同様に酸化皮膜が形成されたものを使用し、陰極箔に
固着されるタブ端子には酸化皮膜が形成されていないも
のを使用した以外は実施例１と同様の電解コンデンサを
２００００個試作した。
と同様に酸化皮膜が形成されたものを使用し、陰極箔に
固着されるタブ端子には酸化皮膜が形成されていないも
のを使用した以外は実施例１と同様の電解コンデンサを
２００００個試作した。
【００３８】実施例１と同様の試験をしたところ、電解
液の漏液は皆無であった。 〈実施例３〉
液の漏液は皆無であった。 〈実施例３〉
【００３９】実施例１における電解研磨にかえて、化学
研磨を行なった。それ以外は実施例１と同様である。
研磨を行なった。それ以外は実施例１と同様である。
【００４０】化学研磨は次のとおりである。
【００４１】リン酸８０．５重量％、硝酸３．５重量％
からなる水溶液を液温９０±２℃に維持して化学研磨浴
とし、この化学研磨浴中にアルミニウム線材を連続的に
１８０秒間浸漬しタブ端子を化学研磨した。
からなる水溶液を液温９０±２℃に維持して化学研磨浴
とし、この化学研磨浴中にアルミニウム線材を連続的に
１８０秒間浸漬しタブ端子を化学研磨した。
【００４２】化学研磨後に、水洗した。さらに、硼酸３
重量％の水溶液、液温８５±１℃にて洗浄した。次い
で、純水にて洗浄し、乾燥した。このアルミニウム線材
の表面を観察したところ、表面の凹凸の高さは０．０１
〜０．０３μｍとなり、平滑化された。
重量％の水溶液、液温８５±１℃にて洗浄した。次い
で、純水にて洗浄し、乾燥した。このアルミニウム線材
の表面を観察したところ、表面の凹凸の高さは０．０１
〜０．０３μｍとなり、平滑化された。
【００４３】実施例１と同様にタブ端子を製造し、実施
例１と同様の電解コンデンサを２００００個作成し、実
施例１と同様の試験をしたところ、電解液の漏液は皆無
であった。 〈比較例〉
例１と同様の電解コンデンサを２００００個作成し、実
施例１と同様の試験をしたところ、電解液の漏液は皆無
であった。 〈比較例〉
【００４４】本発明のように電解研磨または化学研磨を
行なわないタブ端子を用い、実施例１と同様の電解コン
デンサを２００００個試作した。
行なわないタブ端子を用い、実施例１と同様の電解コン
デンサを２００００個試作した。
【００４５】実施例１と同様の試験をしたところ、電解
液の漏液が認められた電解コンデンサは１２個であっ
た。
液の漏液が認められた電解コンデンサは１２個であっ
た。
【００４６】本発明においては、タブ端子の丸棒部が研
磨されて平滑面化されているので、ゴム封口体の透孔内
壁面のと嵌合性が向上し、内部の駆動用電解液の漏液を
防止することができる。
磨されて平滑面化されているので、ゴム封口体の透孔内
壁面のと嵌合性が向上し、内部の駆動用電解液の漏液を
防止することができる。
【００４７】したがって、信頼性の高い電解コンデンサ
を提供することができるものである。
を提供することができるものである。
【図１】タブ端子を示す模式図。
１ タブ端子 ２ 丸棒部 ３ 平坦部 ４ 引出線
Claims (2)
- 【請求項１】 アルミニウムの丸棒部と、同アルミニウ
ムの偏平な平坦部と、該丸棒部に溶接された引出線とか
らなる電解コンデンサ用タブ端子の製造方法において、
アルミニウム線材を電解浴中に浸漬して電解研磨し、さ
らにアルミニウム線材を化成浴中に浸漬して化成処理
し、酸化皮膜を形成したアルミニウム線材から該タブ端
子を製造することを特徴とした電解コンデンサ用タブ端
子の製造方法。 - 【請求項２】 アルミニウムの丸棒部と、同アルミニウ
ムの偏平な平坦部と、該丸棒部に溶接された引出線とか
らなる電解コンデンサ用タブ端子の製造方法において、
アルミニウム線材を化学研磨浴中に浸漬して化学研磨
し、さらにアルミニウム線材を化成浴中に浸漬して化成
処理し、酸化皮膜を形成したアルミニウム線材から該タ
ブ端子を製造することを特徴とした電解コンデンサ用タ
ブ端子の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4308305A JPH06140289A (ja) | 1992-10-22 | 1992-10-22 | 電解コンデンサ用タブ端子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4308305A JPH06140289A (ja) | 1992-10-22 | 1992-10-22 | 電解コンデンサ用タブ端子の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06140289A true JPH06140289A (ja) | 1994-05-20 |
Family
ID=17979455
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4308305A Pending JPH06140289A (ja) | 1992-10-22 | 1992-10-22 | 電解コンデンサ用タブ端子の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06140289A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104966615A (zh) * | 2015-07-13 | 2015-10-07 | 南通南铭电子有限公司 | 一种固态电容器引出线的制造方法 |
| CN110835778A (zh) * | 2019-11-21 | 2020-02-25 | 哈尔滨工业大学 | 一种铝合金电解抛光液及电解抛光方法 |
-
1992
- 1992-10-22 JP JP4308305A patent/JPH06140289A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104966615A (zh) * | 2015-07-13 | 2015-10-07 | 南通南铭电子有限公司 | 一种固态电容器引出线的制造方法 |
| CN110835778A (zh) * | 2019-11-21 | 2020-02-25 | 哈尔滨工业大学 | 一种铝合金电解抛光液及电解抛光方法 |
| CN110835778B (zh) * | 2019-11-21 | 2021-12-31 | 哈尔滨工业大学 | 一种铝合金电解抛光液及电解抛光方法 |
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