JPH033311A - 固体電解コンデンサの製造方法 - Google Patents
固体電解コンデンサの製造方法Info
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- JPH033311A JPH033311A JP1138512A JP13851289A JPH033311A JP H033311 A JPH033311 A JP H033311A JP 1138512 A JP1138512 A JP 1138512A JP 13851289 A JP13851289 A JP 13851289A JP H033311 A JPH033311 A JP H033311A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は固体電解コンデンサの製造方法に関する。
（従来の技術）
固体電解コンデンサを製造するには、先ず、タンタルや
ニオブ、チタン、アルミニウム等の弁作用金属の微粉末
からなる焼結体を陽極酸化して誘電体ｍ（ＩＳ皮膜を形
成する。次に、誘電体酸化皮膜の表面に二酸化マンガン
等の半導体層、グラファイト及び導電性ペイント等から
なる陰極層を設ける。
ニオブ、チタン、アルミニウム等の弁作用金属の微粉末
からなる焼結体を陽極酸化して誘電体ｍ（ＩＳ皮膜を形
成する。次に、誘電体酸化皮膜の表面に二酸化マンガン
等の半導体層、グラファイト及び導電性ペイント等から
なる陰極層を設ける。
誘電体酸化皮膜を形成するには、例えば、ｉ）リン酸、
硫酸、硝酸、塩酸、酢酸等の非金属元素のＭ系酸を電解
液として用い、定電圧を印加して電気化学的に数時間、
陽極酸化する。
硫酸、硝酸、塩酸、酢酸等の非金属元素のＭ系酸を電解
液として用い、定電圧を印加して電気化学的に数時間、
陽極酸化する。
）１）の酸化処理後、ホウ酸アンモニウムやアルミン酸
ソーダ、スズ酸ソーダ等を電＠液として用い、定電圧を
印加して数秒〜数分間、陽極酸化する。
ソーダ、スズ酸ソーダ等を電＠液として用い、定電圧を
印加して数秒〜数分間、陽極酸化する。
などの方法が用いられている。
（発明が解決しようとする課題）
しかし、ｉ）の方法のみで作成された固体電解コンデン
サは、−船釣に耐圧が低く、バラツキが大きくなった。
サは、−船釣に耐圧が低く、バラツキが大きくなった。
また、漏れ電流特性もバラツキが大きく、漏れ電流も高
い値を示す。この欠点を防止するためには皮膜を厚くす
ればよいが、焼結体を大きくしたりしないと容量が減少
してしまう。
い値を示す。この欠点を防止するためには皮膜を厚くす
ればよいが、焼結体を大きくしたりしないと容量が減少
してしまう。
また、１１）の方法では、アルミン酸ソーダ等による化
成処理時間が数秒〜数分間と短いために、容量のコント
ロールが難しく、容量のバラツキを生じ易い欠点がある
。
成処理時間が数秒〜数分間と短いために、容量のコント
ロールが難しく、容量のバラツキを生じ易い欠点がある
。
本発明は、以上の欠点を改良し、耐電圧特性ヤ容吊特性
を向上できる固体電解コンデンサのｊｌＪ 漬方法を提
供するものである。
を向上できる固体電解コンデンサのｊｌＪ 漬方法を提
供するものである。
（課題を解決するための手段）
本発明は、上記の目的を達成するために、電極反応時の
イオン易動度が小さい電解液中で定電圧化成を行なう第
１の酸化処理工程と、この第１の酸化処理工程後に前記
電解液よりもイオン易動度の大きい電解液中においてよ
り低（１電圧で定電圧化成を行なう第２の酸化処理工程
とを施すことを特徴とする固体電解コンデンサの製造方
法を提供するものである。
イオン易動度が小さい電解液中で定電圧化成を行なう第
１の酸化処理工程と、この第１の酸化処理工程後に前記
電解液よりもイオン易動度の大きい電解液中においてよ
り低（１電圧で定電圧化成を行なう第２の酸化処理工程
とを施すことを特徴とする固体電解コンデンサの製造方
法を提供するものである。
（作用）
第１の酸化処理工程において、電極反応時のイオン易動
度が小さい電解液としてホウ酸アンモニウムやアルミン
酸ソーダ、スズ酸ソーダ等を用い、比較的高い電圧で定
電圧化成すると、焼結体には数秒から数分間程度の短時
間で厚さの厚い誘電体酸を皮膜が形成される。
度が小さい電解液としてホウ酸アンモニウムやアルミン
酸ソーダ、スズ酸ソーダ等を用い、比較的高い電圧で定
電圧化成すると、焼結体には数秒から数分間程度の短時
間で厚さの厚い誘電体酸を皮膜が形成される。
次に、第２の酸化処理工程において、イオン易動度が大
きい電解液としてリン酸や硫酸、硝酸、塩酸、酢酸等を
用い、低い電圧で数時間、定電圧化成すると、電圧が低
いために誘電圧酸化皮膜は厚くはなうな（＼が、その内
部が酸化される。
きい電解液としてリン酸や硫酸、硝酸、塩酸、酢酸等を
用い、低い電圧で数時間、定電圧化成すると、電圧が低
いために誘電圧酸化皮膜は厚くはなうな（＼が、その内
部が酸化される。
すなわち、第１の酸化処理工程において厚い誘電体酸化
皮膜を形成することにより、耐電圧や漏れ電流特性が改
善される。そして第２の酸化処理工程において、内部を
酸イヒするために、容量不足や容量のバラツキを防止で
きる。
皮膜を形成することにより、耐電圧や漏れ電流特性が改
善される。そして第２の酸化処理工程において、内部を
酸イヒするために、容量不足や容量のバラツキを防止で
きる。
（実施例）
以下、本発明を実施例に基づ１で説明する。
先ず、タンタルの微粉末からなるタンタル線の引き出さ
れた焼結体を０，４ｗｔ％のホウ酸アンモニウム水溶液
中に浸漬し、Ｗ■の８倍の電圧で、電流密度７００ｍＡ
／ｇを流し６０秒間、定電圧化成を行なう。この第１の
酸化処理工程により、焼結体表面に厚い誘電体酸化皮膜
を形成する。
れた焼結体を０，４ｗｔ％のホウ酸アンモニウム水溶液
中に浸漬し、Ｗ■の８倍の電圧で、電流密度７００ｍＡ
／ｇを流し６０秒間、定電圧化成を行なう。この第１の
酸化処理工程により、焼結体表面に厚い誘電体酸化皮膜
を形成する。
次に、焼結体を純水で洗浄後、Ｑ、１ｗｔ％の硝酸水溶
液中に浸漬し、Ｗ■の４倍の電圧で、電流密度３５ｍＡ
／ｇを流し１２０分間、定電圧化成を行なう。この第２
の酸化処理工程により焼結体の内部を酸化する。
液中に浸漬し、Ｗ■の４倍の電圧で、電流密度３５ｍＡ
／ｇを流し１２０分間、定電圧化成を行なう。この第２
の酸化処理工程により焼結体の内部を酸化する。
第２の酸化処理工程後、焼結体を硝酸マンガン水溶液中
に浸漬して液を含浸し、焼成、再化成の工程を繰り返し
て二酸化マンガン層を形成する。
に浸漬して液を含浸し、焼成、再化成の工程を繰り返し
て二酸化マンガン層を形成する。
二酸化マンガン層を形成後は、カーボン層及び銀ペース
ト層からなる陰極層を順次形成する。
ト層からなる陰極層を順次形成する。
陰極層を形成後、陰極端子を半田付けし、タンタル線に
は陽極端子を溶接し、樹脂外装を形成する。
は陽極端子を溶接し、樹脂外装を形成する。
次に、上記実施例の方法により製造した定格４■、２２
μＦのタンタル固体電解コンデンサについて、耐電圧及
び容量を測定し、従来例と比較したところ、表の通りの
結果が冑られた。
μＦのタンタル固体電解コンデンサについて、耐電圧及
び容量を測定し、従来例と比較したところ、表の通りの
結果が冑られた。
従来例１：実施例におりて、酸化処理を第１の酸化処理
工程を省略し、第２の酸化 処理工程のみを行なう。
工程を省略し、第２の酸化 処理工程のみを行なう。
従来例２：実施例において、第１の酸化処理工程と第２
の酸化処理工程の順序を逆 にして酸化処理する。
の酸化処理工程の順序を逆 にして酸化処理する。
なお、実施例、従来例１及び従来例２とも、試料数は各
々４０ケとする。
々４０ケとする。
表
表から明らかな通り、本発明実施例によれば、耐電圧は
従来例１及び従来例２の１．０４〜１．１９倍となる。
従来例１及び従来例２の１．０４〜１．１９倍となる。
また、容量値は、従来例１とほぼ同じ値を示すが、従来
例２に比べて１．０１倍となり、またバラツキも減少し
ている。
例２に比べて１．０１倍となり、またバラツキも減少し
ている。
（光間の効果）
以上の通り、本発明の製造方法によれば、第１の酸化処
理工程をホウ酸アンモニウム等のイオン易動度の小さい
電解液中で定電圧化成して行ない、次に第２の酸化処理
工程を硝酸等のイオン易動度の大きい電解液中において
低い電圧で定電圧化成しているために耐電圧及び容量と
も特性を向上できる固体電解コンデンサが待られる。
理工程をホウ酸アンモニウム等のイオン易動度の小さい
電解液中で定電圧化成して行ない、次に第２の酸化処理
工程を硝酸等のイオン易動度の大きい電解液中において
低い電圧で定電圧化成しているために耐電圧及び容量と
も特性を向上できる固体電解コンデンサが待られる。
Claims (1)
- （１）弁作用金属の微粉末からなる焼結体に誘電体酸化
皮膜を形成し、半導体層、陰極層を順次形成する固体電
解コンデンサの製造方法において、電極反応時のイオン
易動度が小さい電解液中で定電圧化成を行なう第１の酸
化処理工程と、この第１の酸化処理工程後に前記電解液
よりもイオン易動度の大きい電解液中においてより低い
電圧で定電圧化成を行なう第２の酸化処理工程とを施す
ことを特徴とする固体電解コンデンサの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1138512A JPH033311A (ja) | 1989-05-31 | 1989-05-31 | 固体電解コンデンサの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1138512A JPH033311A (ja) | 1989-05-31 | 1989-05-31 | 固体電解コンデンサの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH033311A true JPH033311A (ja) | 1991-01-09 |
Family
ID=15223880
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1138512A Pending JPH033311A (ja) | 1989-05-31 | 1989-05-31 | 固体電解コンデンサの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH033311A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010074197A (ja) * | 2010-01-05 | 2010-04-02 | Showa Denko Kk | コンデンサおよびその製造方法 |
-
1989
- 1989-05-31 JP JP1138512A patent/JPH033311A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010074197A (ja) * | 2010-01-05 | 2010-04-02 | Showa Denko Kk | コンデンサおよびその製造方法 |
| JP4694642B2 (ja) * | 2010-01-05 | 2011-06-08 | 昭和電工株式会社 | コンデンサおよびその製造方法 |
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