JPH0613961Y2 - 引戸用召合わせ錠 - Google Patents
引戸用召合わせ錠Info
- Publication number
- JPH0613961Y2 JPH0613961Y2 JP4237589U JP4237589U JPH0613961Y2 JP H0613961 Y2 JPH0613961 Y2 JP H0613961Y2 JP 4237589 U JP4237589 U JP 4237589U JP 4237589 U JP4237589 U JP 4237589U JP H0613961 Y2 JPH0613961 Y2 JP H0613961Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pedestal
- sliding door
- engaging
- notch
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
Description
【考案の目的】 （産業上の利用分野） 本考案は、玄関，勝手口などの引戸の召合わせ框に取り
付けられて、当該引戸を施錠するのに利用される引戸召
合わせ錠に関するものである。 （従来の技術） 従来、玄関，勝手口などに使用される引戸用召合わせ錠
において、外側引戸の召合わせ框に設置されるシリンダ
部には台座が取り付けられており、前記シリンダ部を挿
通させるために前記召合わせ框形材の見付面に設けた切
欠部を隠蔽するようになっていた。すなわち、引戸のた
てつけ調整を行うに際して、内側引戸に取り付けた錠と
外側引戸に取り付けた錠とが相互に係合しないような状
態の場合には、外側および内側引戸の錠の位置を調整す
る必要があり、その調整しろとして若干大きめに開口し
た前記召合わせ框形材の切欠部を隠蔽するのに前記台座
が利用されていた。 このようなシリンダ部の台座には、従来比較的大型の縦
長形状にものが使用されていたが、最近においては、例
えば丸形のような小型のものがデザイン的に好まれる傾
向にあり、このような丸形台座は台座裏面に設けた係合
体を召合わせ框形材に設けた切欠部に係合させることに
よって召合わせ框に取り付けられている。 すなわち、第４図（ａ）（ｂ）に示す丸形台座１００
は、その裏面に係合体１０１を備えており、前記係合体
１０１の上下位置には係合片１０１ａ，１０１ｂが設け
てある。一方、召合わせ框１０２の側には、第５図
（ａ）に示すように、前記係合体１０１の形状に合わせ
た切欠部１０２ａが角度を持たせて設けてあり、第５図
（ｂ）に示すように当該切欠部１０２ａに前記丸形台座
１００の係合体１０１を嵌合した後、図中矢印方向に回
動させることによって、前記係合体１０１の係合片１０
１ａ，１０１ｂを前記切欠部１０２ａの上部および下部
に係合させ、前記丸形台座１００を召合わせ框１０２に
取り付けるようにしていた。 （考案が解決しようとする課題） しかしながら、上記丸形台座のような小型の台座では、
従来の縦長形状の台座にくらべてほとんど調整しろを取
ることができないため、室内側召合わせ錠のみで位置調
整を行わざるを得ないという問題点があり、調整可能範
囲が狭いことが課題となっていた。 （考案の目的） 本考案は、上記のような従来の課題に着目してなされた
ものであって、シリンダ部の台座に前記丸形台座のよう
な小型の台座を採用した場合でも、室内側引戸の召合わ
せ錠のみならず、室外側引戸に取り付けた錠との双方に
よる位置調整が可能で、調整可能範囲の広い引戸用召合
わせ錠を提供することを目的としている。
付けられて、当該引戸を施錠するのに利用される引戸召
合わせ錠に関するものである。 （従来の技術） 従来、玄関，勝手口などに使用される引戸用召合わせ錠
において、外側引戸の召合わせ框に設置されるシリンダ
部には台座が取り付けられており、前記シリンダ部を挿
通させるために前記召合わせ框形材の見付面に設けた切
欠部を隠蔽するようになっていた。すなわち、引戸のた
てつけ調整を行うに際して、内側引戸に取り付けた錠と
外側引戸に取り付けた錠とが相互に係合しないような状
態の場合には、外側および内側引戸の錠の位置を調整す
る必要があり、その調整しろとして若干大きめに開口し
た前記召合わせ框形材の切欠部を隠蔽するのに前記台座
が利用されていた。 このようなシリンダ部の台座には、従来比較的大型の縦
長形状にものが使用されていたが、最近においては、例
えば丸形のような小型のものがデザイン的に好まれる傾
向にあり、このような丸形台座は台座裏面に設けた係合
体を召合わせ框形材に設けた切欠部に係合させることに
よって召合わせ框に取り付けられている。 すなわち、第４図（ａ）（ｂ）に示す丸形台座１００
は、その裏面に係合体１０１を備えており、前記係合体
１０１の上下位置には係合片１０１ａ，１０１ｂが設け
てある。一方、召合わせ框１０２の側には、第５図
（ａ）に示すように、前記係合体１０１の形状に合わせ
た切欠部１０２ａが角度を持たせて設けてあり、第５図
（ｂ）に示すように当該切欠部１０２ａに前記丸形台座
１００の係合体１０１を嵌合した後、図中矢印方向に回
動させることによって、前記係合体１０１の係合片１０
１ａ，１０１ｂを前記切欠部１０２ａの上部および下部
に係合させ、前記丸形台座１００を召合わせ框１０２に
取り付けるようにしていた。 （考案が解決しようとする課題） しかしながら、上記丸形台座のような小型の台座では、
従来の縦長形状の台座にくらべてほとんど調整しろを取
ることができないため、室内側召合わせ錠のみで位置調
整を行わざるを得ないという問題点があり、調整可能範
囲が狭いことが課題となっていた。 （考案の目的） 本考案は、上記のような従来の課題に着目してなされた
ものであって、シリンダ部の台座に前記丸形台座のよう
な小型の台座を採用した場合でも、室内側引戸の召合わ
せ錠のみならず、室外側引戸に取り付けた錠との双方に
よる位置調整が可能で、調整可能範囲の広い引戸用召合
わせ錠を提供することを目的としている。
（課題を解決するための手段） 本考案に係わる引戸用召合わせ錠は、錠のシリンダ部挿
通用開口部を備えた台座の裏面に召合わせ框の肉厚より
わずかに大きな肉厚を有するスペーサ部を介して前記ス
ペーサ部の上方に突出する上部係合片と左右方向に突出
する左右係合片とを備えた係合体を設けると共に、引戸
召合わせ框には左右係合片挿通部を備えかつ前記シリン
ダ部と上部係合片を挿通する略十字形の切欠を設け、当
該切欠を介して挿通した係合体の上部係合片および左右
係合片と台座との間に形成される間隙内に前記切欠の側
縁部を嵌合させることによって前記台座を前記召合わせ
框に上下方向および左右方向に位置調整可能に係止した
構成としたものであり、このような引戸用召合わせ錠の
構成を前述した従来の課題を解決するための手段とした
ことを特徴としている。 （考案の作用） 本考案に係る引戸用召合わせ錠は、シリンダ部の台座裏
面側に召合わせ框の肉厚よりわずかに大きな肉厚を有す
るスペーサ部を介して係合体を設けており、前記係合体
は、前記スペーサ部の上方に突出する上部係合片を備え
ると共に左右方向に突出する左右係合片を備えている。
一方、引戸召合わせ框側には、前記係合体の左右係合片
を挿通する左右係合片挿通部を備え、錠のシリンダ部と
上部係合片を受け入れる略十字形の切欠を設けており、
左右係合片を左右係合片挿通部に合わせながら当該係合
体を切欠内に挿通し、上方にスライドさせることによっ
て係合体の上部係合片および左右係合片と台座との間に
形成される間隙内に切欠の上部および左右側縁部が嵌合
され台座が召合わせ框に係止されるようになっている。
このとき、前記台座を左右にスライドさせても、前記係
合体の上部係合片が前記切欠の上部側縁部との係合状態
を保持するため、当該台座が召合わせ框から脱落するこ
とはなく、また上下方向にスライドさせても、係合体の
左右係合片が前記切欠の左右側縁部との係合状態をそれ
ぞれ保持している限り、台座は前記召合わせ框から外れ
ることなく、召合わせ框形材の切欠開口部を隠蔽する。 （実施例） 以下、本考案の実施例を図面に基づいて具体的に説明す
る。 第１図ないし第３図は、本考案に係る引戸用召合わせ錠
の一実施例を示すものであり、第１図（ａ）（ｂ）に示
す引戸用召合わせ錠１は、外側引戸の召合わせ框２およ
び内側引戸の召合わせ框３に設置され、外側からは前記
外側引戸の召合わせ框２に取り付けられたシリンダ部４
の鍵穴に図示しない鍵を挿入して操作することにより、
内側からは前記内側引戸の召合わせ框３に取り付けられ
たスライダ５を上下に操作することによって当該引戸を
施錠あるいは解錠するようになっている。 前記シリンダ部４は、前記召合わせ框２の外側見付け面
に設けた切欠２ａを貫通して外側に突出しており、当該
シリンダ部４の突出端には丸形の台座６が取り付けら
れ、前記召合わせ框２に設けた切欠２ａの開口部を隠蔽
している。 前記台座６は、第２図（ａ）〜（ｄ）に示す構造のもの
で、正面図である第２図（ａ）に示すように中央部やや
下方に前記シリンダ部挿通用の開口部６ａが設けてあ
り、前記シリンダ部４を受け入れるようになっている。
当該台座６の裏面側には、背面図である第２図（ｂ）に
示すように係合体７が設けてあり、前記係合体７は後述
する十字形状の切欠２ａの上部に係合する上部係合片７
ａを備えると共に、当該係合体７の下部左右位置には切
欠２ａの左右側にそれぞれ係合する左右係合片７ｂ，７
ｂが突設されている。また、係合体７の中央部には
「Ｔ」字形の切欠７ｃが設けてありシリンダ部４を受け
入れるようになっており、当該切欠７ｃの上部および台
座６の下部にはネオプレンゴムからなる緩衝材８および
９が取り付けられ、当該台座６が召合わせ框２に係止さ
れたときのがたつきを防止するようになっている。 前記係合体７は、この実施例では台座６と一体成形され
たスペーサ部６ｂを介して前記台座６に固定されてお
り、台座６との間に、召合わせ框２の形材の肉厚よりわ
ずかに大きい間隙ｄを形成している。 一方、外側引戸の召合わせ框２の外側見付面には、第３
図（ａ）に示すように、前記係合体７に対応した形状を
有し、上部係合片７ａと当該召合わせ錠１のシリンダ部
４とを挿通すると共に左右係合片７ｂ，７ｂを挿通する
左右係合片挿通部２ｂ，２ｂを備えた切欠２ａが設けて
ある。 上記構造を有する台座６を引戸の召合わせ框２に取り付
けるには、台座６の前記係合体７を召合わせ框２の外側
見付面に設けた前記切欠２ａに左右係合片７ｂ，７ｂと
左右係合片挿通部２ｂ，２ｂとを一致させて挿通し、上
方にスライドさせる。これにより、前記係合体７の上部
係合片７ａおよび左右係合片７ｂ，７ｂと台座６との間
に形成される間隙ｄ内に前記切欠２ａの上部および左右
側縁部が嵌合されるため、当該台座６を召合わせ框２に
係止することができる。このとき、前記台座６は、第３
図（ｂ）に示すように、台座６のスペーサ部６ｂが前記
切欠２ａに当接してそれ以上の動きを規制する範囲内で
スライド可能である。すなわち、台座６を左右にスライ
ドさせたときには、前記係合体７の上部係合片７ａが前
記切欠２ａの上部側縁部との係合状態を保持し、前記台
座６を上下にスライドさせたときには、係合体７の左右
係合片７ｂ，７ｂが切欠２ａの左右側縁部との係合状態
をそれぞれ保持するようになっているため、広範囲のス
ライドが可能となり、台座６の上下，左右方向の位置調
整ができるようになった。 なお、前記実施例では、スペーサ部６ａが台座６と一体
に成形された例を示したが、スペーサ部は係合体７と一
体に成形されたものでも、台座６や係合体７とは別体の
ものであっても差しつかえない。
通用開口部を備えた台座の裏面に召合わせ框の肉厚より
わずかに大きな肉厚を有するスペーサ部を介して前記ス
ペーサ部の上方に突出する上部係合片と左右方向に突出
する左右係合片とを備えた係合体を設けると共に、引戸
召合わせ框には左右係合片挿通部を備えかつ前記シリン
ダ部と上部係合片を挿通する略十字形の切欠を設け、当
該切欠を介して挿通した係合体の上部係合片および左右
係合片と台座との間に形成される間隙内に前記切欠の側
縁部を嵌合させることによって前記台座を前記召合わせ
框に上下方向および左右方向に位置調整可能に係止した
構成としたものであり、このような引戸用召合わせ錠の
構成を前述した従来の課題を解決するための手段とした
ことを特徴としている。 （考案の作用） 本考案に係る引戸用召合わせ錠は、シリンダ部の台座裏
面側に召合わせ框の肉厚よりわずかに大きな肉厚を有す
るスペーサ部を介して係合体を設けており、前記係合体
は、前記スペーサ部の上方に突出する上部係合片を備え
ると共に左右方向に突出する左右係合片を備えている。
一方、引戸召合わせ框側には、前記係合体の左右係合片
を挿通する左右係合片挿通部を備え、錠のシリンダ部と
上部係合片を受け入れる略十字形の切欠を設けており、
左右係合片を左右係合片挿通部に合わせながら当該係合
体を切欠内に挿通し、上方にスライドさせることによっ
て係合体の上部係合片および左右係合片と台座との間に
形成される間隙内に切欠の上部および左右側縁部が嵌合
され台座が召合わせ框に係止されるようになっている。
このとき、前記台座を左右にスライドさせても、前記係
合体の上部係合片が前記切欠の上部側縁部との係合状態
を保持するため、当該台座が召合わせ框から脱落するこ
とはなく、また上下方向にスライドさせても、係合体の
左右係合片が前記切欠の左右側縁部との係合状態をそれ
ぞれ保持している限り、台座は前記召合わせ框から外れ
ることなく、召合わせ框形材の切欠開口部を隠蔽する。 （実施例） 以下、本考案の実施例を図面に基づいて具体的に説明す
る。 第１図ないし第３図は、本考案に係る引戸用召合わせ錠
の一実施例を示すものであり、第１図（ａ）（ｂ）に示
す引戸用召合わせ錠１は、外側引戸の召合わせ框２およ
び内側引戸の召合わせ框３に設置され、外側からは前記
外側引戸の召合わせ框２に取り付けられたシリンダ部４
の鍵穴に図示しない鍵を挿入して操作することにより、
内側からは前記内側引戸の召合わせ框３に取り付けられ
たスライダ５を上下に操作することによって当該引戸を
施錠あるいは解錠するようになっている。 前記シリンダ部４は、前記召合わせ框２の外側見付け面
に設けた切欠２ａを貫通して外側に突出しており、当該
シリンダ部４の突出端には丸形の台座６が取り付けら
れ、前記召合わせ框２に設けた切欠２ａの開口部を隠蔽
している。 前記台座６は、第２図（ａ）〜（ｄ）に示す構造のもの
で、正面図である第２図（ａ）に示すように中央部やや
下方に前記シリンダ部挿通用の開口部６ａが設けてあ
り、前記シリンダ部４を受け入れるようになっている。
当該台座６の裏面側には、背面図である第２図（ｂ）に
示すように係合体７が設けてあり、前記係合体７は後述
する十字形状の切欠２ａの上部に係合する上部係合片７
ａを備えると共に、当該係合体７の下部左右位置には切
欠２ａの左右側にそれぞれ係合する左右係合片７ｂ，７
ｂが突設されている。また、係合体７の中央部には
「Ｔ」字形の切欠７ｃが設けてありシリンダ部４を受け
入れるようになっており、当該切欠７ｃの上部および台
座６の下部にはネオプレンゴムからなる緩衝材８および
９が取り付けられ、当該台座６が召合わせ框２に係止さ
れたときのがたつきを防止するようになっている。 前記係合体７は、この実施例では台座６と一体成形され
たスペーサ部６ｂを介して前記台座６に固定されてお
り、台座６との間に、召合わせ框２の形材の肉厚よりわ
ずかに大きい間隙ｄを形成している。 一方、外側引戸の召合わせ框２の外側見付面には、第３
図（ａ）に示すように、前記係合体７に対応した形状を
有し、上部係合片７ａと当該召合わせ錠１のシリンダ部
４とを挿通すると共に左右係合片７ｂ，７ｂを挿通する
左右係合片挿通部２ｂ，２ｂを備えた切欠２ａが設けて
ある。 上記構造を有する台座６を引戸の召合わせ框２に取り付
けるには、台座６の前記係合体７を召合わせ框２の外側
見付面に設けた前記切欠２ａに左右係合片７ｂ，７ｂと
左右係合片挿通部２ｂ，２ｂとを一致させて挿通し、上
方にスライドさせる。これにより、前記係合体７の上部
係合片７ａおよび左右係合片７ｂ，７ｂと台座６との間
に形成される間隙ｄ内に前記切欠２ａの上部および左右
側縁部が嵌合されるため、当該台座６を召合わせ框２に
係止することができる。このとき、前記台座６は、第３
図（ｂ）に示すように、台座６のスペーサ部６ｂが前記
切欠２ａに当接してそれ以上の動きを規制する範囲内で
スライド可能である。すなわち、台座６を左右にスライ
ドさせたときには、前記係合体７の上部係合片７ａが前
記切欠２ａの上部側縁部との係合状態を保持し、前記台
座６を上下にスライドさせたときには、係合体７の左右
係合片７ｂ，７ｂが切欠２ａの左右側縁部との係合状態
をそれぞれ保持するようになっているため、広範囲のス
ライドが可能となり、台座６の上下，左右方向の位置調
整ができるようになった。 なお、前記実施例では、スペーサ部６ａが台座６と一体
に成形された例を示したが、スペーサ部は係合体７と一
体に成形されたものでも、台座６や係合体７とは別体の
ものであっても差しつかえない。
以上説明してきたように、本考案に係る引戸用召合わせ
錠は、錠のシリンダ部挿通用開口部を備えた台座の裏面
に召合わせ框の肉厚よりわずかに大きな肉厚を有するス
ペーサ部を介して前記スペーサ部の上方に突出する上部
係合片と左右方向に突出する左右係合片とを備えた係合
体を設けると共に、引戸召合わせ框には左右係合片挿通
部を備えかつ前記シリンダ部と上部係合片を挿通する略
十字形の切欠を設け、当該切欠を介して挿通した係合体
の上部係合片および左右係合片と台座との間に形成され
る間隙内に前記切欠の側縁部を嵌合させることによって
前記台座を前記召合わせ框に上下方向および左右方向に
位置調整可能に係止した構成としたものであるから、シ
リンダの台座に丸形台座のような小型のものを使用した
場合でも上下，左右方向の位置調整が可能となり、内側
引戸と外側引戸の双方の錠による位置調整ができ、調整
可能範囲が広くなるという優れた効果を有するものであ
る。
錠は、錠のシリンダ部挿通用開口部を備えた台座の裏面
に召合わせ框の肉厚よりわずかに大きな肉厚を有するス
ペーサ部を介して前記スペーサ部の上方に突出する上部
係合片と左右方向に突出する左右係合片とを備えた係合
体を設けると共に、引戸召合わせ框には左右係合片挿通
部を備えかつ前記シリンダ部と上部係合片を挿通する略
十字形の切欠を設け、当該切欠を介して挿通した係合体
の上部係合片および左右係合片と台座との間に形成され
る間隙内に前記切欠の側縁部を嵌合させることによって
前記台座を前記召合わせ框に上下方向および左右方向に
位置調整可能に係止した構成としたものであるから、シ
リンダの台座に丸形台座のような小型のものを使用した
場合でも上下，左右方向の位置調整が可能となり、内側
引戸と外側引戸の双方の錠による位置調整ができ、調整
可能範囲が広くなるという優れた効果を有するものであ
る。
第１図（ａ）および（ｂ）は本考案に係る引戸用召合わ
せ錠を示すそれぞれ平面図および側面図、第２図
（ａ），（ｂ），（ｃ）および（ｄ）は第１図（ａ）
（ｂ）に示した台座の構造を説明するそれぞれ正面図，
背面図，側面図および平面図、第３図（ａ）は引戸召合
わせ框に設けた切欠の形状を示す説明図、第３図（ｂ）
は台座の召合わせ框への取り付け状態を示す説明図、第
４図（ａ）および（ｂ）は従来の引戸用召合わせ錠に使
用した丸形台座の形状，構造を示すそれぞれ背面図およ
び側面図、第５図（ａ）（ｂ）は第４図（ａ）（ｂ）に
示した台座の取り付け方法を示す説明図である。 １……引戸用召合わせ錠、 ２……引戸召合わせ框、 ２ａ……切欠、 ２ｂ……左右係合片挿通部、 ４……シリンダ部、 ６……台座、 ６ａ……シリンダ部挿通用開口部 ６ｂ……スペーサ部、 ７……係合体、 ７ａ……上部係合片、 ７ｂ……左右係合片、 ｄ……間隙。
せ錠を示すそれぞれ平面図および側面図、第２図
（ａ），（ｂ），（ｃ）および（ｄ）は第１図（ａ）
（ｂ）に示した台座の構造を説明するそれぞれ正面図，
背面図，側面図および平面図、第３図（ａ）は引戸召合
わせ框に設けた切欠の形状を示す説明図、第３図（ｂ）
は台座の召合わせ框への取り付け状態を示す説明図、第
４図（ａ）および（ｂ）は従来の引戸用召合わせ錠に使
用した丸形台座の形状，構造を示すそれぞれ背面図およ
び側面図、第５図（ａ）（ｂ）は第４図（ａ）（ｂ）に
示した台座の取り付け方法を示す説明図である。 １……引戸用召合わせ錠、 ２……引戸召合わせ框、 ２ａ……切欠、 ２ｂ……左右係合片挿通部、 ４……シリンダ部、 ６……台座、 ６ａ……シリンダ部挿通用開口部 ６ｂ……スペーサ部、 ７……係合体、 ７ａ……上部係合片、 ７ｂ……左右係合片、 ｄ……間隙。
Claims (1)
- 【請求項１】錠のシリンダ部挿通用開口部を備えた台座
の裏面に召合わせ框の肉厚よりわずかに大きな肉厚を有
するスペーサ部を介して前記スペーサ部の上方に突出す
る上部係合片と左右方向に突出する左右係合片とを備え
た係合体を設けると共に、引戸召合わせ框には左右係合
片挿通部を備えかつ前記シリンダ部と上部係合片を挿通
する略十字形の切欠を設け、当該切欠を介して挿通した
係合体の上部係合片および左右係合片と台座との間に形
成される間隙内に前記切欠の側縁部を嵌合させることに
よって前記台座を前記召合わせ框に上下方向および左右
方向に位置調整可能に係止したことを特徴とする引戸用
召合わせ錠。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4237589U JPH0613961Y2 (ja) | 1989-04-10 | 1989-04-10 | 引戸用召合わせ錠 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4237589U JPH0613961Y2 (ja) | 1989-04-10 | 1989-04-10 | 引戸用召合わせ錠 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02134166U JPH02134166U (ja) | 1990-11-07 |
| JPH0613961Y2 true JPH0613961Y2 (ja) | 1994-04-13 |
Family
ID=31553866
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4237589U Expired - Lifetime JPH0613961Y2 (ja) | 1989-04-10 | 1989-04-10 | 引戸用召合わせ錠 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0613961Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-04-10 JP JP4237589U patent/JPH0613961Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02134166U (ja) | 1990-11-07 |
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