JPH0629391Y2 - ハンドル台座 - Google Patents
ハンドル台座Info
- Publication number
- JPH0629391Y2 JPH0629391Y2 JP1986137314U JP13731486U JPH0629391Y2 JP H0629391 Y2 JPH0629391 Y2 JP H0629391Y2 JP 1986137314 U JP1986137314 U JP 1986137314U JP 13731486 U JP13731486 U JP 13731486U JP H0629391 Y2 JPH0629391 Y2 JP H0629391Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pedestal
- handle
- mounting
- cover body
- screw insertion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Lock And Its Accessories (AREA)
- Hinges (AREA)
Description
この考案は、引戸クレセント錠、或るは開き戸の開閉
用、施錠用等のハンドル台座に関するものである。
用、施錠用等のハンドル台座に関するものである。
従来、例えば引戸のセレクト錠に使用されるハンドル台
座の取付けは、第５図に示すように、台座ａの止着部ｂ
に設けた取付け位置調整用長孔ｄに取付けねじｃを挿通
して召合せ框に固定するものであった。 しかし、この従来のものは、召合せ框に取付けられたハ
ンドル台座ａは、止着部ｂの取付けねじｃおよび長孔ｄ
の一部が表面に露出しているので見映えが悪いものであ
った。 これを改善し、取付けねじを隠蔽する技術として実公昭
６０−１５８７９号公報には、外周縁に複数個の係止片
を突設し、中央にハンドルを嵌合する環体が形成されて
いる円板状の取付座板と、鍔部の内側周面に溝状の係合
部が形成され、中央部に上記環体を挿通する孔が設けら
れている化粧体とよりなり、取付座板をドアーの所要位
置に取付ねじにより取付け、この取付座板の係止片に化
粧体の係合部を嵌合した後、ハンドルを取付けて組立て
るドアー用ハンドルの取付座が開示されている。
座の取付けは、第５図に示すように、台座ａの止着部ｂ
に設けた取付け位置調整用長孔ｄに取付けねじｃを挿通
して召合せ框に固定するものであった。 しかし、この従来のものは、召合せ框に取付けられたハ
ンドル台座ａは、止着部ｂの取付けねじｃおよび長孔ｄ
の一部が表面に露出しているので見映えが悪いものであ
った。 これを改善し、取付けねじを隠蔽する技術として実公昭
６０−１５８７９号公報には、外周縁に複数個の係止片
を突設し、中央にハンドルを嵌合する環体が形成されて
いる円板状の取付座板と、鍔部の内側周面に溝状の係合
部が形成され、中央部に上記環体を挿通する孔が設けら
れている化粧体とよりなり、取付座板をドアーの所要位
置に取付ねじにより取付け、この取付座板の係止片に化
粧体の係合部を嵌合した後、ハンドルを取付けて組立て
るドアー用ハンドルの取付座が開示されている。
しかしながら、この先行技術のもは、化粧体を取付座板
に取付けた後にハンドルを取付けるものであるから、ハ
ンドルの取付けに際して化粧体との間隙が狭いので、ハ
ンドルの取付作業が極めて困難で、ハンドルの操作性の
調整が煩雑である上、円板状の化粧体は回動し易くガタ
付き騒音を発する虞がある。 そこで、この考案はこの先行技術の問題点に鑑み、これ
を解決したものであって、操作性を調整したハンドルを
取付けた台座をカバー体で隙間なく隠蔽し、台座を外観
美麗に且つ迅速容易に取付けることのできる堅牢にして
取付作業性の良いハンドル台座を得るにある。
に取付けた後にハンドルを取付けるものであるから、ハ
ンドルの取付けに際して化粧体との間隙が狭いので、ハ
ンドルの取付作業が極めて困難で、ハンドルの操作性の
調整が煩雑である上、円板状の化粧体は回動し易くガタ
付き騒音を発する虞がある。 そこで、この考案はこの先行技術の問題点に鑑み、これ
を解決したものであって、操作性を調整したハンドルを
取付けた台座をカバー体で隙間なく隠蔽し、台座を外観
美麗に且つ迅速容易に取付けることのできる堅牢にして
取付作業性の良いハンドル台座を得るにある。
これを達成する手段として、この考案は、立設された操
作用ハンドルの装着部と立上り壁と取付け用ねじ挿通部
を備えた台座と、操作用ハンドルを表面より突出させる
切欠部と取付け用ねじ挿通部を隠蔽する隠蔽部を備えた
カバー体とからなり、台座の横方向の一側よりスライド
させたカバー体の隠蔽部を立上り壁と装着部に当接して
台座にカバー体を装着するにある。
作用ハンドルの装着部と立上り壁と取付け用ねじ挿通部
を備えた台座と、操作用ハンドルを表面より突出させる
切欠部と取付け用ねじ挿通部を隠蔽する隠蔽部を備えた
カバー体とからなり、台座の横方向の一側よりスライド
させたカバー体の隠蔽部を立上り壁と装着部に当接して
台座にカバー体を装着するにある。
この考案の具体的構成を図面に示す実施例について以下
詳細に説明する。 図面は、引戸のクレセント錠であって、１は台座で、方
形状の取付け用ねじ挿通部２の中央に台状の装着部３が
立設され、該装着部３には内部のクレセント錠機構４を
取付けると共に、これを作動する操作用ハンドル５を装
着部３外面に取付ける。取付け用ねじ挿通部２には室外
端に立上り壁６が立設されると共に、装着部３を挟んで
上下両翼に夫々取付けねじ挿入用の長孔７が穿設されて
おり、さらに上下両端の室外端寄りの側面に夫々凹陥状
の係止部８が形成されている。９はカバー体であって、
その隠蔽部１０は室外側面と底面が開口するように上壁
１１とその室内側周縁とこの両端に連なる周縁の側部に
亘るコ字状の周側壁１２で囲まれた箱型に形成されてお
り、上壁１１には上記台座１の取付け用ねじ挿通部２を
覆うと共に、装着部３を覆うように台状の膨出部分１３
が形成され、該膨出部分１３に操作用ハンドル５が露出
しうる円弧状の切欠部１４が形成されている。また周側
壁１２は上記台座１の取付け用ねじ挿通部２の側面を覆
い、且つ室外側内面に上記係止部８に係止する突起状の
係止部１５が突設されている。 しかして、この台座１を引戸の召合せ框Ａの所定の位置
に取付けるには、予め円滑に作動しうるように操作性が
調整されている操作用ハンドル５を組込んだ状態の台座
１を引戸の召合せ框Ａの所定の位置に当接して、取付け
用ねじ挿通部２の長孔７に取付けねじ１６を挿入し、召
合せ框Ａ内部に挿入した裏板Ｂにねじ止めすることによ
り台座１を固定する。ついで、台座１の室内側よりカバ
ー体９を第１図矢印に示すように横方向の一側よりスラ
イドさせ、カバー体９の隠蔽部１０で台座１を覆うよう
に嵌合して、その上壁１１の室外側内面を立上り壁６に
当接すると共に、膨出部分１３で装着部３をカバーして
切欠部１４より操作用ハンドル５を上壁１１上に露出さ
せ、さらに周側壁１２で取付け用ねじ挿通部２の周側面
を覆うと共に、該周側壁１２に形成した係止部１５を取
付け用ねじ挿通部２の係止部８に嵌合係止してカバー体
９で台座１全体をカバーするように装着する。これによ
って取付け用ねじ挿通部２の取付けねじ１６は完全に隠
蔽され外観美麗にハンドル台座を召合せ框に取付けるこ
とができる。 なお、上記実施例は引戸のクレセント錠であったが、こ
れに限定されることなく、開き戸の開閉用、施錠用等の
ハンドル台座に使用することができる。
詳細に説明する。 図面は、引戸のクレセント錠であって、１は台座で、方
形状の取付け用ねじ挿通部２の中央に台状の装着部３が
立設され、該装着部３には内部のクレセント錠機構４を
取付けると共に、これを作動する操作用ハンドル５を装
着部３外面に取付ける。取付け用ねじ挿通部２には室外
端に立上り壁６が立設されると共に、装着部３を挟んで
上下両翼に夫々取付けねじ挿入用の長孔７が穿設されて
おり、さらに上下両端の室外端寄りの側面に夫々凹陥状
の係止部８が形成されている。９はカバー体であって、
その隠蔽部１０は室外側面と底面が開口するように上壁
１１とその室内側周縁とこの両端に連なる周縁の側部に
亘るコ字状の周側壁１２で囲まれた箱型に形成されてお
り、上壁１１には上記台座１の取付け用ねじ挿通部２を
覆うと共に、装着部３を覆うように台状の膨出部分１３
が形成され、該膨出部分１３に操作用ハンドル５が露出
しうる円弧状の切欠部１４が形成されている。また周側
壁１２は上記台座１の取付け用ねじ挿通部２の側面を覆
い、且つ室外側内面に上記係止部８に係止する突起状の
係止部１５が突設されている。 しかして、この台座１を引戸の召合せ框Ａの所定の位置
に取付けるには、予め円滑に作動しうるように操作性が
調整されている操作用ハンドル５を組込んだ状態の台座
１を引戸の召合せ框Ａの所定の位置に当接して、取付け
用ねじ挿通部２の長孔７に取付けねじ１６を挿入し、召
合せ框Ａ内部に挿入した裏板Ｂにねじ止めすることによ
り台座１を固定する。ついで、台座１の室内側よりカバ
ー体９を第１図矢印に示すように横方向の一側よりスラ
イドさせ、カバー体９の隠蔽部１０で台座１を覆うよう
に嵌合して、その上壁１１の室外側内面を立上り壁６に
当接すると共に、膨出部分１３で装着部３をカバーして
切欠部１４より操作用ハンドル５を上壁１１上に露出さ
せ、さらに周側壁１２で取付け用ねじ挿通部２の周側面
を覆うと共に、該周側壁１２に形成した係止部１５を取
付け用ねじ挿通部２の係止部８に嵌合係止してカバー体
９で台座１全体をカバーするように装着する。これによ
って取付け用ねじ挿通部２の取付けねじ１６は完全に隠
蔽され外観美麗にハンドル台座を召合せ框に取付けるこ
とができる。 なお、上記実施例は引戸のクレセント錠であったが、こ
れに限定されることなく、開き戸の開閉用、施錠用等の
ハンドル台座に使用することができる。
以上、実施例について詳述したように、この考案は、予
め円滑に作動しうるように操作性を調整してある操作用
ハンドルを取付けた台座の横方向の一側よりカバー体を
スライドさせてカバーしたものであるから、操作用ハン
ドル以外の台座全体は間隙を生じないように完全に隠蔽
することができると共に、ハンドルが取付けられていて
も邪魔されることなく迅速容易に取付けることができる
上、ハンドルを円滑に操作することができるもので取付
作業性が極めて良好である。又台座は取付けねじがカバ
ー体で完全に隠蔽されて外観上の見映えが良く、この種
建具として美麗なハンドル台座を備えた商品を得ること
ができる効果を有するものである。
め円滑に作動しうるように操作性を調整してある操作用
ハンドルを取付けた台座の横方向の一側よりカバー体を
スライドさせてカバーしたものであるから、操作用ハン
ドル以外の台座全体は間隙を生じないように完全に隠蔽
することができると共に、ハンドルが取付けられていて
も邪魔されることなく迅速容易に取付けることができる
上、ハンドルを円滑に操作することができるもので取付
作業性が極めて良好である。又台座は取付けねじがカバ
ー体で完全に隠蔽されて外観上の見映えが良く、この種
建具として美麗なハンドル台座を備えた商品を得ること
ができる効果を有するものである。
第１図はこの考案の一部切欠せる分解斜視図、第２図は
同じくカバー体の斜視図、第３図は同じく組立てられた
状態の斜視図、第４図は同じく一部切欠せる室外側より
見た側面図、第５図は従来例の斜視図を示す。 １……台座 ２……取付け用ねじ挿通部 ３……装着部 ５……操作用ハンドル ６……立上り壁 ７……長孔 ８……係止部 ９……カバー体 １０……隠蔽部 １１……上壁 １２……周側壁 １３……膨出部分 １４……切欠部 １５……係止部 １６……取付けねじ
同じくカバー体の斜視図、第３図は同じく組立てられた
状態の斜視図、第４図は同じく一部切欠せる室外側より
見た側面図、第５図は従来例の斜視図を示す。 １……台座 ２……取付け用ねじ挿通部 ３……装着部 ５……操作用ハンドル ６……立上り壁 ７……長孔 ８……係止部 ９……カバー体 １０……隠蔽部 １１……上壁 １２……周側壁 １３……膨出部分 １４……切欠部 １５……係止部 １６……取付けねじ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−13874（ＪＰ，Ａ) 実開 昭59−194460（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭49−52998（ＪＰ，Ｕ) 実公 昭60−15879（ＪＰ，Ｙ２)
Claims (1)
- 【請求項１】立設された操作用ハンドルの装着部と立上
り壁と取付け用ねじ挿通部を備えた台座と、操作用ハン
ドルを表面より突出させる切欠部と取付け用ねじ挿通部
を隠蔽する隠蔽部を備えたカバー体とから成り、台座の
横方向の一側よりスライドさせたカバー体の隠蔽部を立
上り壁と装着部に当接して台座にカバー体を装着してな
ることを特徴とするハンドル台座。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986137314U JPH0629391Y2 (ja) | 1986-09-09 | 1986-09-09 | ハンドル台座 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986137314U JPH0629391Y2 (ja) | 1986-09-09 | 1986-09-09 | ハンドル台座 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6344961U JPS6344961U (ja) | 1988-03-26 |
| JPH0629391Y2 true JPH0629391Y2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=31041252
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986137314U Expired - Lifetime JPH0629391Y2 (ja) | 1986-09-09 | 1986-09-09 | ハンドル台座 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0629391Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4990093B2 (ja) * | 2007-10-23 | 2012-08-01 | 美和ロック株式会社 | 面付錠の外装ケース固定構造 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6015879U (ja) * | 1983-07-12 | 1985-02-02 | 出重紙工株式会社 | ビデオカセツトテ−プ用中敷 |
-
1986
- 1986-09-09 JP JP1986137314U patent/JPH0629391Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6344961U (ja) | 1988-03-26 |
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