JPH0721770Y2 - 化粧板等の取付構造 - Google Patents

化粧板等の取付構造

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JPH0721770Y2
JPH0721770Y2 JP7977091U JP7977091U JPH0721770Y2 JP H0721770 Y2 JPH0721770 Y2 JP H0721770Y2 JP 7977091 U JP7977091 U JP 7977091U JP 7977091 U JP7977091 U JP 7977091U JP H0721770 Y2 JPH0721770 Y2 JP H0721770Y2
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JP
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plate
screw
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engaging
door
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JP7977091U
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JPH0522781U (ja
Inventor
沢 金 治 長
Original Assignee
株式会社長澤製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えばドアハンドル等
の座板の取付けに好適な化粧板等の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ドアハンドルや把手等の把持部材の基部
には、一般に座板が取付けられ、当該部の体裁と防御能
力を向上するようにしている。例えば、出願人が既に提
案した実公平2−23729号では、シリンダー本体を
収容する鍵座を室内側のサムターン座からビス止めし、
そのビスの所在を室外から視認し得ないようにするとと
もに、鍵座とサムターン座の周面にカバーを被着して、
当該部の美観を高めるようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、この構造のも
のではサムターン座側の正面にビスの頭部が露出して体
裁が悪く、しかも構造が複雑でコスト高になる等の問題
があった。本考案はこのような問題を解決し、ドア等の
被固定部材周辺の美観を向上するとともに、その防御能
力を向上できるようにした化粧板等の取付構造を提供す
ることを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、本考案の化粧
板等の取付構造は、被固定部材に取付け可能なロックプ
レートと、該プレートを収容可能な化粧板とからなり、
上記ロックプレートに係止爪と係合片とを離間して突設
し、上記化粧板の周囲に突縁を設け、該突縁に係止爪と
係合可能な係合溝と固定ビスをねじ込み可能なネジ孔と
を設け、前記係合片を固定ビスの螺軸端部に係合可能に
配置して、被固定部材周辺の美観を向上するとともに、
その防御能力を向上できるようにしたことを特徴にして
いる。
【0005】
【実施例】以下、本考案をドアハンドル用座板に適用し
た図示実施例について説明すると、図1乃至図5におい
て1は框枠で、該枠1に蝶番2を介して被固定部材であ
るドア3が回動可能に取付けられている。
【0006】ドア3の内外面には、把持部材であるレバ
ーハンドル4,5が回動可能に取付けられ、それらの軸
部を化粧板である内外の座板6,7とロックプレート8
とに挿通させて、ドア3の内部に収容した錠前9に連係
させている。
【0007】座板6,7は実質的に同形に構成され、こ
れらは図示のように細長の略小判形に形成され、それら
の周囲にフランジ状の突縁6a,7aを突設し、その略
中央に通孔11,12を形成していて、これらにレバー
ハンドル4,5の軸部を挿入可能にしている。図中、1
3,14は通孔11,12に装着する合成樹脂製のカラ
ーである。
【0008】このうち、室外側の座板7の内面には複数
のスクリューパイプ15が突設され、また室内側の座板
6の突縁6aの上端部内面には、係合溝16が下向きに
開口され、更に上記突縁6aの下端部内面には凸部17
が突設されていて、該凸部17にネジ孔18が上向き、
実施例では図示のように前後方向へ若干傾斜して形成さ
れ、該ネジ孔18に固定ビス19が外側からねじ込まれ
ている。
【0009】座板6の内側には鋼板製のロックプレート
8が収容され、該プレート8は座板6と略同形に形成さ
れ、その板面の所定位置に通孔20と複数のビス孔21
とを形成している。ロックプレート8の上端部には、係
合溝16に係合可能な係止爪22が外側に折曲して突設
され、またその下端部には係合片23が外側に折曲して
突設されていて、その内側面に固定ビス19の螺軸端部
を係合可能にしている。
【0010】図中、24はスクリューパイプ15にねじ
込み可能な取付ビス、25,26はドア3と錠前9に形
成したビス孔、27はドア3の端部に形成した錠前収容
穴、28はラッチボルト、29は前面板、30は錠前9
に設けた角穴、31はドア3に形成した貫通孔である。
【0011】
【作用】このように構成した化粧板等の取付構造は、概
ね内外の座板6,7と、ロックプレート8とで構成さ
れ、部品点数が少なく、またこれらの構造は簡単である
から、製作が容易でこれを安価に製作し得る。
【0012】次に上記座板6,7を組み付ける場合は、
ドア3に形成した錠前収容穴27に錠前9を収容し、こ
れを固定後にドア3の内外にロックプレート8と、適宜
な抜け止め手段を施してレバーハンドル4を組み付けた
座板7とを配置する。
【0013】そして、室外に開口したドア3のビス孔2
5に座板7のスクリューパイプ15を挿入し、またレバ
ーハンドル4の軸部を貫通孔31を介して、角穴30の
一端に嵌合する。この後、ロックプレート8のビス孔2
1とドア3のビス孔25とを位置合わせし、ロックプレ
ート8の外側から取付ビス24をビス孔21,25に挿
入して、これをスクリューパイプ15にねじ込む。
【0014】こうして、ロックプレート8を座板7に固
定した後、適宜な抜け止め手段を施してレバーハンドル
5を組み付けた座板6を保持し、その内側にロックプレ
ート8を収容する。その際、座板6に形成した係合溝1
6をロックプレート8の係止爪22に係合し、凸部17
を係合片23の端縁に近接配置するとともに、レバーハ
ンドル5の軸部を通孔20および貫通孔31を介して、
角穴30の他端に嵌合する。
【0015】このような状況の下で固定ビス19をネジ
孔18にねじ込み、その螺軸端部を係合片23に係合す
る。このようにすると、ロックプレート8が係合片23
を介して押し上げられ、その上端の係止片22が係合溝
16に緊密に係合するとともに、係合片23の下端部が
固定ビス19と緊密に係合して、座板6がロックプレー
ト8と一体に固定される。
【0016】こうして組み付けられた座板6,7は、図
3のようにレバーハンドル4,5の基部に装着され、そ
れらの正面外観からはビス等の取付手段が一掃されてい
るから、体裁が良く、ドア3の内外面の美観が向上す
る。この場合、固定ビス19は座板6の下端部に埋設し
て取り付けられているから、通常の視界からは視認不可
能になり、上記美観を維持し得る一方、ドア3の外部か
ら一切の取付手段が取り除かれているから、高い防御能
力を発揮し得る。
【0017】なお、上述の実施例ではドア3に対するロ
ックプレート8の取付手段として、ネジ止め手段を採用
しているが、この例に限らず接着等他の取付手段を使用
することができる。また、本考案はドア3に限らず、他
の建築部品や建具、家具、事務用品等に適用することが
できる。
【0018】
【考案の効果】本考案の化粧板等の取付構造は以上のよ
うに、被固定部材に取付け可能なロックプレートと、該
プレートを収容可能な化粧板とからなり、上記ロックプ
レートに係止爪と係合片とを離間して突設し、上記化粧
板の周囲に突縁を設け、該突縁に係止爪と係合可能な係
合溝と固定ビスをねじ込み可能なネジ孔とを設け、前記
係合片を固定ビスの螺軸端部に係合可能に配置したか
ら、化粧板の正面外観から固定ビス等の取付手段を一掃
して、化粧板と被固定部材周辺の美観を向上できるとと
もに、固定ビスを化粧板の正面外観から排除すること
で、その防御能力を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す正面図である。
【図2】本考案の一実施例の要部を分解して示す斜視図
である。
【図3】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図4】本考案に適用したロックプレートの一例を示す
斜視図である。
【図5】本考案の取り付け状態の要部を拡大して示す断
面図である。
【符号の説明】
3 被固定部材 6 化粧板 8 ロックプレート 6a 突縁 16 係合溝 18 ネジ孔 19 固定ビス 22 係止爪 23 係合片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被固定部材に取付け可能なロックプレー
    トと、該プレートを収容可能な化粧板とからなり、上記
    ロックプレートに係止爪と係合片とを離間して突設し、
    上記化粧板の周囲に突縁を設け、該突縁に係止爪と係合
    可能な係合溝と固定ビスをねじ込み可能なネジ孔とを設
    け、前記係合片を固定ビスの螺軸端部に係合可能に配置
    したことを特徴とする化粧板等の取付構造。
JP7977091U 1991-09-06 1991-09-06 化粧板等の取付構造 Expired - Lifetime JPH0721770Y2 (ja)

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JP7977091U JPH0721770Y2 (ja) 1991-09-06 1991-09-06 化粧板等の取付構造

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JP7977091U JPH0721770Y2 (ja) 1991-09-06 1991-09-06 化粧板等の取付構造

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Publication Number Publication Date
JPH0522781U JPH0522781U (ja) 1993-03-26
JPH0721770Y2 true JPH0721770Y2 (ja) 1995-05-17

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ID=13699446

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JP7977091U Expired - Lifetime JPH0721770Y2 (ja) 1991-09-06 1991-09-06 化粧板等の取付構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2550924Y2 (ja) * 1993-02-05 1997-10-15 株式会社長澤製作所 ドアハンドル座の取付構造

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Publication number Publication date
JPH0522781U (ja) 1993-03-26

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Effective date: 19980623