JPS5813543Y2 - 照明器具用カバ−枠 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はシーリングライト等の照明器具用カバー枠に
関するものである。

第１図はシーリングライト、第２図はその器具本体とカ
バーとの取付構造を示すもので、天井１に取付けられる
器具本体２に引掛具３を回動自在にばね支持し、カバー
４の上端部の枠５に係止具となる爪金具６と掛外し用の
ブツシュボタンＴを取付け、さらに本体２と枠５との嵌
合部に防虫パツキン８を介在し、本体１にカバー４を被
せるとき爪金具６で引掛具３を想像線のように回動させ
て引掛具３の係合孔３′に爪金具６を係合させ、枠５の
上端の防虫パツキン８に本体１の端部を押し当る。

一方、カバー４を取外すとき、ブツシュボタン７を押し
込むと、その先端部で引掛具３を押して回動させ爪金具
６との係合が外れる。

ところで、枠５は第３図および第４図のように、プラス
チック化粧枠９と補強枠１０からなり、化粧枠９の内つ
ばの内面に補強枠１０を当接してねじ１１により連結し
、また爪金具６は補強枠１０にリベット１２により固定
している。

しかしながら、このような枠構成では、化粧枠９、補強
枠１０および爪金具６の３者な結合する部品数が多く、
組立性が悪いという問題があった。

したがって、この考案の目的は、部品数を削減し組立性
を向上した照明器具用カバー枠を提供することである。

この考案の一実施例を第５固転よび第６図に示す。

すなわち、この照明器共用カバー枠は、補強枠１３に切
起しを形成してプラスチック化粧枠９の内つば９ａの上
面に載る取付片１４を形成するとともに所定間隔で補強
枠１３に係合孔１５を形成する。

−力水金具１６に取付舌片１Ｔと引掛部１８を有する抜
止舌片１９とを形成し、取付舌片１７を補強枠１３の取
付片１４に重ね、抜止舌片１９を係合孔１５に差し込ん
で補強枠１３を内つば９ａの内筒に当接するとともに横
方向にスライドして引掛部１８を係合孔１５の孔縁に係
止し、この状態で取付片１４と取付舌片１７に形成した
取付孔２０．２１が整合して上部開口２３よりねじ２４
を取付孔２０，２１に通して内つば９ａにねじ込み固定
する。

その他は第１図のものと同様である。

以上のように、この考案の照明器具用カバー枠は、補強
枠に取付片を突起すとともに係合孔を形成し、取付片に
重ねる取付舌片と係合孔に係止する抜止舌片とを係止具
に形成してねじにより取付片、取付舌片および化粧枠を
一体的に連結するようにしたため、従来に比して部品点
数を削減でき、組立性が向上するという効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のカバー枠を適用したシーリングライトの
斜視図、第２図はその要部断面図、第３図はカバー枠の
詳細断面図、第４図は補強枠の斜視図、第５図はこの考
案の一実施例の分解斜視図、第６図はその断面図である
。 ９・・・化粧枠、１３・・・補強枠、１４・・・取付片
、１５・・・係合孔、１６・・・爪金具（係止具）、１
７・・・取付舌片、１８・・・引掛部、１９・・・抜止
舌片、２４・・・ねじ。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 化粧枠と、この化粧枠の内つばの内面に当接されて前記
   内つばの上面に当接する取付片を切起すとともに係合孔
   を形成した補強枠と、この補強枠の取付片に重ねられる
   取付舌片をもつとともに前記係合孔に係止する抜止舌片
   をもって係止具と、前記取付舌片、取付片釦よび化粧枠
   を一体的に連結するねじとを備えた照明器具用カバー枠
   。