JP3001054U - 天井点検口用の枠材 - Google Patents

天井点検口用の枠材

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JP3001054U
JP3001054U JP1994000637U JP63794U JP3001054U JP 3001054 U JP3001054 U JP 3001054U JP 1994000637 U JP1994000637 U JP 1994000637U JP 63794 U JP63794 U JP 63794U JP 3001054 U JP3001054 U JP 3001054U
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JP1994000637U
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Inventor
仁 加來
Original Assignee
大建プラスチックス株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 野縁6に木ネジ7で止着される取付片8と、
取付片8の両端より下方に延設された側片9と、外側の
側片9の下端縁より外方に延設されて天井板2の縁を覆
う縁覆片10と、内側の側片9の下端縁より内方に延設さ
れた蓋板受片11とからなる枠材本体4と、枠材本体4に
嵌合して前記木ネジ7の頭を覆いかくす隠蔽片5とを有
する合成樹脂からなる天井点検口用の枠材であって、先
端の断面形状が円形となった膨出部12を有する突条13を
枠材本体4より延設し、前記突条13の膨出部12と嵌合す
る嵌合溝16を前記隠蔽片5に形成し、枠材本体4の膨出
部12と隠蔽片5の嵌合溝16を嵌合させて枠材本体4と隠
蔽片5を回動自在に取り付けた天井点検口用の枠材。 【効果】 隠蔽片5を枠材本体4に回動自在に取り付け
てあり、枠材本体4を点検口の周縁に取り付けたあと隠
蔽片5を取りに行く必要がないので、枠材の取り付け作
業が簡単になる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、天井に形成された点検口の周縁に取り付けられ、周縁部分を美し く仕上げるために用いられる合成樹脂からなる天井点検口用の枠材の改良に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の合成樹脂からなる天井点検口用の枠材は、野縁に木ネジで止着される取 付片と、取付片の両端より下方に延設された側片と、外側の側片の下端縁より外 方に延設した縁覆片と、内側の側片の下端縁より内方に延設した蓋板受片とから なる枠材本体と、前記側片間に嵌入されて取付片を覆い隠す隠蔽片とからなるも のであった。そして、枠材本体の縁覆片を、天井板の端縁を覆うようにして天井 点検口の周縁部に当てがい、木ネジで野縁に止着したあと、隠蔽片を側片間に嵌 入し、木ネジの頭を隠していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の天井点検口用の枠材では、枠材本体と隠蔽片が別体 であるので、枠材本体を木ネジで野縁に止着したあと、隠蔽片を取りにいって側 片間に嵌入しなければならず、取り付け作業が面倒であるという問題点があった 。
【0004】 また、枠材を野縁に木ネジで止着するときには、枠材が落ちてこないように枠 材を野縁に手で押さえ付けながら木ネジの先端を取付片に当て、さらに、枠材を 押さえ付けている手で木ネジを支えながら、もう一方の手でドライバーを操作し なければならず、木ネジで止着する作業がしにくいという問題点があった。
【0005】 この考案は、上記問題点に鑑みて考案されたもので、簡単に取り付け作業がで きる天井点検口用の枠材を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案では、野縁6に木ネジ7で止着される取付片8と、取付片8の両端よ り下方に延設された側片9と、外側の側片9の下端縁より外方に延設されて天井 板2の縁を覆う縁覆片10と、内側の側片9の下端縁より内方に延設された蓋板受 片11とからなる枠材本体4と、枠材本体4に嵌合して前記木ネジ7の頭を覆いか くす隠蔽片5とを有する合成樹脂からなる天井点検口用の枠材であって、先端の 断面形状が円形となった膨出部12を有する突条13を枠材本体4より延設し、前記 突条13の膨出部12と嵌合する嵌合溝16を前記隠蔽片5に形成し、枠材本体4の膨 出部12と隠蔽片5の嵌合溝16を嵌合させて枠材本体4と隠蔽片5を回動自在に取 り付けた天井点検口用の枠材とした。
【0007】 請求項2では、請求項1の構成に加え、枠材本体4の取付片8に木ネジ7の先 端を挟持する2本の平行な挟持用突条14を設けた天井点検口用の枠材とした。
【0008】
【作用】
天井板2の縁に枠材本体4の縁覆片10を当てがいながら、野縁6に取付片8を 木ネジ7で止着し、枠材本体4を点検口の縁に取り付ける。そして、前記木ネジ 7の頭を隠すために枠材本体4に隠蔽片5を取り付けるのであるが、隠蔽片5は 既に枠材本体4に回動自在に取り付けてあるので、隠蔽片5を取りに行く必要が ない。
【0009】 取付片8に2本の平行な挟持用突条14を形成し、挟持用突条14に予め木ネジ7 の先端を挟持させておけば、枠材本体4を野縁6に取り付けるときに、木ネジ7 を手で持って支える必要がなく、枠材本体4を野縁6に押さえ付けておくだけで よい。
【0010】
【実施例】
以下、この考案の天井点検口用の枠材の実施例を図面に基づいて説明する。
【0011】 この考案の天井点検口用の枠材1は、図1に示すように、天井板2に形成され た点検口3の周縁に取り付け、周縁部を美しく仕上げるために用いられるもので あり、枠材本体4と隠蔽片5で構成されている。枠材本体4と隠蔽片5は、押出 成形された合成樹脂材で成形されたものであり、使用される合成樹脂材としては 、ABS樹脂、スチロール樹脂、塩化ビニル樹脂等が好ましい。
【0012】 枠材本体4は、野縁6に木ネジ7で止着される取付片8と、取付片8の両端よ り下方に延設された側片9と、外側の側片9の下端縁より外方に延設されて天井 板2の縁を覆う縁覆片10と、内側の側片9の下端縁より内方に延設された蓋板受 片11と、先端の断面形状が円形となった膨出部12を有する突条13からなり、突条 13は一方の側片9から延設されたものである。さらに取付片8には、取付片8を 野縁6に止着する前に、木ネジ7の先端を挟持して脱落しないように支えておく ための2本の平行な突条14が形成されている。また、さらに他方の側片9の前記 突条13と対向する位置には後述する隠蔽片5との係合部15を形成している。
【0013】 隠蔽片5は、一端に前記突条13の膨出部12と嵌合する嵌合溝16を形成し、他端 に前記枠材本体4の係合部15と係合する鉤部17を形成した平板状のものである。 そして、隠蔽片5の嵌合溝16と枠材本体4の膨出部12とが嵌合し、隠蔽片5が枠 材本体4に回動自在に取り付けられている。
【0014】 以上が実施例であり、突条13を一方の側片9から延設した例を示したが、枠材 本体4の取付片8から延設しても実施できるし、縁覆片10から延設しても実施で きる。
【0015】 次に、上記構成からなるこの考案の天井点検口用の枠材1を使用する場合につ いて説明する。
【0016】 先ず、この天井点検口用の枠材1を天井点検口3の大きさにあわせて切断する 。
【0017】 隠蔽片5を開き、取付片8に形成された2本の平行な挟持用の突条14に木ネジ 7の先端を挟持させる。
【0018】 縁覆片10を天井板2の端縁を覆うように天井点検口3の周縁部に当てがいなが ら、取付片8を野縁6に木ネジ7で止着する。このとき、木ネジ7は挟持用の突 条14に挟持されているので、木ネジ7を手で持って支える必要がない。
【0019】 取付片8を野縁6に木ネジ7で止着したのち隠蔽片5を閉じる。すると、枠材 本体4の係合部15と隠蔽片5の鉤部17とが係合し、隠蔽片5が枠材本体4に係止 される。
【0020】 尚、天井点検口3に嵌め入れられた蓋板3aは、枠材本体4の蓋板受片11で支え られる。
【0021】
【考案の効果】
この考案の天井点検口用の枠材では、上述のように、隠蔽片5を枠材本体4に 回動自在に取り付けてあり、枠材本体4を点検口の周縁に取り付けたあと隠蔽片 5を取りに行く必要がないので、取り付け作業が簡単になる。
【0022】 さらに、取付片8に2本の平行な挟持用突条14を形成すれば、挟持用突条14に 予め木ネジ7の先端を挟持させておけるので、枠材本体4を押さえ付けている手 で木ネジ7を支えながらドライバを操作する必要がなくなり、より取り付け作業 が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の天井点検口用の枠材を天井に取り付
けた状態を示す説明図。
【図2】この考案の天井点検口用の枠材の斜視図。
【図3】この考案の天井点検口用の枠材の取り付け前の
状態を示す断面図。
【図4】この考案の天井点検口用の枠材を取り付けた状
態を示す断面図。
【符号の説明】
1 枠材 2 天井板 3 点検口 4 枠材本体 5 隠蔽片 6 野縁 7 木ネジ 8 取付片 9 側片 10 縁覆片 11 蓋板受片 12 膨出部 13 突条 14 挟持用突条 16 嵌合溝

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 野縁(6)に木ネジ(7)で止着される
    取付片(8)と、取付片(8)の両端より下方に延設さ
    れた側片(9)と、外側の側片(9)の下端縁より外方
    に延設されて天井板(2)の縁を覆う縁覆片(10)と、
    内側の側片(9)の下端縁より内方に延設された蓋板受
    片(11)とからなる枠材本体(4)と、枠材本体(4)
    に嵌合して前記木ネジ(7)の頭を覆いかくす隠蔽片
    (5)とを有する合成樹脂からなる天井点検口用の枠材
    であって、先端の断面形状が円形となった膨出部(12)
    を有する突条(13)を枠材本体(4)より延設し、前記
    突条(13)の膨出部(12)と嵌合する嵌合溝(16)を前
    記隠蔽片(5)に形成し、枠材本体(4)の膨出部(1
    2)と隠蔽片(5)の嵌合溝(16)を嵌合させて枠材本
    体(4)と隠蔽片(5)を回動自在に取り付けたことを
    特徴とする天井点検口用の枠材。
  2. 【請求項2】 枠材本体(4)の取付片(8)に木ネジ
    (7)の先端を挟持する2本の平行な挟持用突条(14)
    を設けたことを特徴とする請求項1に記載の天井点検口
    用の枠材。
JP1994000637U 1994-02-15 1994-02-15 天井点検口用の枠材 Expired - Lifetime JP3001054U (ja)

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