JPH038739Y2 - - Google Patents

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JPH038739Y2
JPH038739Y2 JP1984024891U JP2489184U JPH038739Y2 JP H038739 Y2 JPH038739 Y2 JP H038739Y2 JP 1984024891 U JP1984024891 U JP 1984024891U JP 2489184 U JP2489184 U JP 2489184U JP H038739 Y2 JPH038739 Y2 JP H038739Y2
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JP1984024891U
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JPS60137042U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は回縁を受け部材に着脱自在に取付ける
回縁の取付け構造に関する。 従来、着脱自在な
天井材を使用する際、天井周縁部の天井材15′
は下から見てビスや隙間等を隠すために設けてあ
る見切縁17′の上部に位置して取付けていた
(第3図)。しかし、見切縁17′は天井設備や器
具等に付設された一体のものなので、天井材1
5′の交換又は修理等が必要な場合、周縁部の天
井材15′の取外しは不可能となるので、設備や
器具等をいつたん取り外さねばならなかつた。
この対策として別の見切縁17′を設ける方法
(第4図)もあるが、この方法では既設の見切縁
17′と別の見切縁17″間に隙間を生じさせない
ことは難しく、下からの見付面がきれいに仕上が
らない欠点があつた。
本考案はこれらの欠点を改良したもので、すな
わち、固定片とその両端部より垂下した2つの取
付片を有する受け部材と、受け部材より広幅の隠
ぺい片と隠ペい片より取付片に対応して起立させ
た2つの起立片を有する回縁とからなり、2つの
取付片と2つの起立片の少なくとも一方に弾力を
付与し、一方の取付片の先端部外面に係止部を、
一方の起立片の先端部内面に係合部をそれぞれ突
設して互いに係脱自在とし、他方の取付片の先端
部外面に設けた段地よりなる係止部に、他方の起
立片の先端を当接してヒンジとすると共に、一方
の起立片の係合部を揺動して受け部材の一方の係
止部に係脱させてなる、回縁の取付け構造であ
る。
本考案の特徴は、受け部材の2つの取付片の先
端部外面にそれぞれ係止部を設け、この受け部材
の2つの係止部に回縁の2つの起立片の一方を当
接してヒンジとし、他方を揺動して外側から係脱
自在とした構成にある。
したがつて、回縁を取付けるには、回縁の他方
の起立片を受け部材の係止部に当接させてヒンジ
としつつ、回縁の一方の起立片の係合部を揺動さ
せて押圧し弾力に抗して係止部を乗り越えて係合
させれば強固な固定が簡単にできる。回縁を取外
すには、回縁の一端部にドライバー等を押しつけ
て回縁の一方の係合部と受け部材の一方の係止部
との係合を解除し、回縁の一端を揺動させつつ簡
単に取外せる。この回縁の着脱作業は見切縁をそ
のままにして行なえ、かつ、隙間やビス等も全て
下方から隠せるので、きれいな見付面に仕上げる
ことができる。
本考案の実施例を図面において説明する。
第1図および第2図において、受け部材1は固
定片2と固定片2の両端部より垂下させた2つの
取付片3,4と、固定片2とL状をなす側片5と
からなる。2つの取付片3,4には弾力を付与
し、一方の取付片3の先端部外面には係止部6を
突設し、他方の取付片4の先端部外面には段地よ
りなる係止部7を設けてある。
回縁8は固定片2より広幅の隠ペい片9と、隠
蔽片9より2つの取付片3,4に対応して起立さ
せた長寸の一方の起立片10と短寸の他方の起立
片11とからなる。2つの起立片10,11には
弾力を付与してあり、一方の起立片10の先端部
内面には係止部6と係合可能な係合部12を突設
し、他方の起立片11の先端13は係止部7と当
接してヒンジをなすようにしてある。
取付金具14は天井材15を着脱するストリン
ガー16に取付けてあり、取付け部141に受け
部材1の固定片2をビス止めし、2つの取付片
3,4を下向きとしてある。
回縁8を取付けるには、受け部材1の他方の係
止部7に回縁8の他方の起立片11の先端13を
当接してヒンジとすると共に、回縁8の一方の起
立片10を上方に揺動させて係合部12を一方の
取付片3の外面に押圧すると、係合部12は弾力
に抗して乗り越え係止部6に係合し回縁8を受け
部材1に強固に固定する。こうして、天井材15
の端縁、ビスや取付金具14、受け部材1および
見切縁17の端縁やその隙間等は完全に遮蔽され
る。
回縁8を取外すには、回縁8の一端部81と天
井材15間にドライバー18を挿入し(第1図鎖
線)回縁8の一端部81を下方に押圧すると、取
付片3と起立片10がそれぞれ弾力に抗して湾曲
し係止部6と係合部12の係合が外され、回縁8
の一端部が下方に揺動する(第2図)。その後、
係止部7から他方の起立片11の先端13を外せ
ば回縁8が取外せるので、天井材15を自由に着
脱できる。
本考案は既設の見切縁に係わりなく回縁を揺
動、押圧するだけの簡単な操作で受け部材に取付
け取外しができるので、天井材の交換や修理を繰
り返し簡単にできるようになつた。特にC型スパ
ンドレルのように嵌合着脱式の天井材の取付けに
おいて、その効果は大きい。また、回縁の幅広い
隠ペい片により、見切縁との間に生ずる隙間、取
付け金具やビス等が完全に下から見て隠すことが
でき、きれいな見付面に仕上げられる等、実用上
優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の施工状態を示す断面図、第2
図は回縁を着脱する状態の断面図、第3図および
第4図は従来の施工状態を示す断面図である。 1……受け部材、2……固定片、3……一方の
取付片、4……他方の取付片、6,7……係止
部、8……回縁、9……隠ペい片、10……一方
の起立片、11……他方の起立片、12,13…
…係合部、14……取付金具、15……天井材、
16……ストリンガー、17……見切縁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 固定片2と固定片2の両端部から垂下させた2
    つの取付片3,4とを有する受け部材1と、受け
    部材1より広幅の隠蔽片9と隠蔽い片9より取付
    片3,4に対応させて起立させた2つの起立片1
    0,11とを有する回縁8からなり、 取付片3,4と起立片10,11のいずれか一
    方に弾力を付与し、一方の取付片3に外方へ突出
    した係止部6を、一方の起立片10に内方へ突出
    した係合部12をそれぞれ設けて互いに係脱自在
    とし、他方の取付片4の外面に下向きの段地より
    なる係止部7を設け、その係止部7に他方の起立
    片11の先端13を下方から当接しつつ一方の起
    立片10の係合部12を一方の係止部6に弾発に
    抗して外方から係止し、2つの起立片10,11
    で2つの取付片3,4を挟持してなる、回縁の取
    付け構造。
JP2489184U 1984-02-23 1984-02-23 回縁の取付け構造 Granted JPS60137042U (ja)

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JP2489184U JPS60137042U (ja) 1984-02-23 1984-02-23 回縁の取付け構造

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JP2489184U JPS60137042U (ja) 1984-02-23 1984-02-23 回縁の取付け構造

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Publication Number Publication Date
JPS60137042U JPS60137042U (ja) 1985-09-11
JPH038739Y2 true JPH038739Y2 (ja) 1991-03-05

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ID=30519468

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5542909A (en) * 1978-09-15 1980-03-26 Matsushita Electric Works Ltd Ceiling support
JPS5811513B2 (ja) * 1979-02-13 1983-03-03 日本ペイント株式会社 金属表面の保護方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS634123Y2 (ja) * 1979-02-15 1988-02-02
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Publication number Publication date
JPS60137042U (ja) 1985-09-11

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