JPS6138523Y2 - - Google Patents

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JPS6138523Y2
JPS6138523Y2 JP8310183U JP8310183U JPS6138523Y2 JP S6138523 Y2 JPS6138523 Y2 JP S6138523Y2 JP 8310183 U JP8310183 U JP 8310183U JP 8310183 U JP8310183 U JP 8310183U JP S6138523 Y2 JPS6138523 Y2 JP S6138523Y2
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JP
Japan
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handle
core
fitting plate
hole
hammer
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JP8310183U
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English (en)
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JPS59188070U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 この考案はハンマー付ナイフに関する。
従来技術 従来、ハンマー付ナイフは第1図aに示すよう
に、刀身部1とハンマー5とを別体に形成し、柄
11を樹脂にて成型するときに刀身部1の中子4
及びハンマー5の支持部5aを埋めこむようにし
てモールド成型していた。しかし、このナイフで
はハンマー5と中子4を別体に形成して、柄11
をインサート成型したため、柄11とハンマー5
の結合強度が弱く使用中にハンマー5が柄11か
ら離脱することがあつた。そして、刀身部1及び
ハンマー5が別体であるため部品点数が多くな
り、コスト高となるという欠陥もあつた。
また、第1図bは中子4を柄11にモールド成
型し、中子4を長く形成してその端部を柄11の
後方から突出させてハンマー5としたものであ
る。このようなハンマー付ナイフにおいては、柄
11の成型時に中子4を同時にモールドするため
にモールド後常温になると柄11が収縮して鍔6
との間に間隙Cが生じ、同間隙Cにゴミ等がたま
りナイフの外観が著しく損なわれるという欠陥が
あつた。
さらに、柄11を成型したのち中子4に取付け
る場合は柄11の先端を鍔6に当接させると中子
4に予め透設した孔と柄11の孔とが互いにずれ
ることがあり、両孔をビスで貫通して柄11を中
子4に対して固定することが難しかつた。
また、ハンマー付ナイフは第1図cに示すよう
なものもあつた。このナイフは刀身部1の後端に
設けられた中子4に長方形状をなす係止孔7が透
設され、同係止孔7には係止孔7と同形同大の嵌
着板8が嵌入されている。この中子4に柄11を
外嵌したのち、柄11に形成した一対の締付孔1
7を通し、これらと対応するように嵌着板8に固
定孔9を透設する。そして、柄11の締付孔17
と嵌着板8の固定孔9とにボルト19及びナツト
20を挿入して、柄11を嵌着板8に対して固定
していた。
しかし、このナイフでは係止孔7及び嵌着板8
が長方形状をなすため、両者7,8の形状及び大
きさが一致しないと、嵌着板8が係止孔7内でガ
タつくことがある。従つて、両者7,8の形状、
寸法を正確に一致させる必要があり、製造が面倒
であつた。
目 的 この考案の目的は上述した欠陥を解消し、使用
中にハンマーが離脱することなく、柄の収縮によ
り鍔との間に隙間が生じてゴミ等がたまることな
く、さらには見た目によい外観を呈するととも
に、係止孔と嵌着板との寸法の製造誤差が生じて
も係止孔に嵌着板を堅固に取付けることができ、
これらの製造が容易であるハンマー付ナイフを提
供することにある。
実施例 以下、この考案の一実施例を第2〜8図に従つ
て詳述すると、1は刀身部、2,3は同刀身部1
の側縁に形成したそれぞれ切刃及び鋸刃である。
4は第4図に示すように、刀身部1の後端(第2
図右端)から延びる中子であつて、その後端部の
尻金をハンマー5としている。なお、6は刀身部
1と中子4との境界に取付けた鍔である。
7は第4図に示すように前記中子4に長さ方向
に延びて刀身部1側ほど小径となるテーパ状に透
設した係止孔、8は同係止孔7内に嵌め込まれた
合成樹脂製の嵌着板である。この嵌着板8は第6
図に示すように、一端には係止孔7の小径部と対
応合致する小径部8aが形成され、他端には同じ
く係止孔7のハンマー5側と対応合致する大径部
8bが形成されている。その小径部8a及び大径
部8bにはナイフの最終加工工程において、それ
ぞれ固定孔9及び飾り孔10が透設される。両孔
9,10の詳細は後述する。
11はほぼ四角筒状をなすナイフの柄であつ
て、その内部には中子4を係入するための係入溝
12が形成されている。同係入溝12は前端を第
7図に示すように中子挿入口13、また後端を第
8図に示すようにハンマー突出口14としてい
る。
15は柄11の前部両側面に形成した梨地状を
なす一対の滑り止め面、16は同滑り止め面15
の後方に形成した一対のグリツプ面である。17
は両グリツプ面16前部に透設した一対の締付
孔、18は両グリツプ面16の後端に透設した一
対の飾り孔である。なお、柄11を中子4に組み
つけけたとき、締付孔17と飾り孔18は中子4
の係止孔7内に嵌め込んだ嵌着板8と対応する位
置にある。なお、19,20は柄11の締付孔1
7及び嵌着板8の固定孔9に挿通される固定手段
としてのボルト及びナツトである。
上記の柄11を中子4に組みつけるには、柄1
1の中子挿入口13を中子4の基端部のハンマー
5に外嵌したのち、柄11を鍔6の方向に押圧し
て柄11の先端を鍔6に当接させる。すると、中
子4基端部のハンマー5を柄11のハンマー突出
口14から突出する。
そして、柄11の締付孔17及び飾り孔18を
通してこれらと対応するようにそれぞれ嵌着板8
に固定孔9及び飾り孔10を透設する。従つて、
柄11の締付孔17は中子4の固定孔9と互いに
位置ずれすることなく整合する。さらに、柄11
の締付孔17及び嵌着板8の固定孔9内に挿入し
たボルト19とナツト20は嵌着板8の固定孔9
内において、互いに螺合するため、柄11は中子
4に対して容易に固定される。なお、柄11の飾
り孔18は中子4の飾り孔10とともに空洞とし
て、装飾効果を持たせるものである。
また、この実施例では刀身部1と中子4とを一
体形成したのち、柄11を中子4に外嵌したうえ
で、柄11を嵌着板8に対してボルト19及びナ
ツト20で固定したために、中子4のハンマー5
が柄11から離脱することはなく、さらに柄11
を成型して常温にして収縮させたのちに、中子4
に装着する。装着後、柄11はさらに収縮するこ
とはなく、従つて鍔6と柄11の前端との間に間
隙が生ずることがない。
さらに、中子4に係止孔7を透設したのち、合
成樹脂製の嵌着板8を嵌め込んだため、従来製品
と比べて軽量になつている。また、この嵌着板8
は鋼やステンレスと比較して軟質の材料で形成さ
れているため、穴あけ加工は非常に容易である。
加えて、中子4に刀身部1側ほど小径となるテ
ーパ状の係止孔7を透設したのち、同じく一端が
係止孔7の小径部と対応する形状をなす嵌着板8
の小径部8aを嵌め込んだため、嵌着板8の小径
部8aが係止孔7の刀身部1側へスムースに移動
されるとともに、嵌着板8が係止孔7に密嵌さ
れ、ガタつきが防止される。密嵌時には嵌着板8
の小径部8aが中子4の係止孔7の小径部内に密
嵌されれば、両小径部のテーパ面が互い係止しあ
うため、嵌着板8は係止孔7から離脱することは
ない。従つて、中子4の係止孔7の大径部と嵌着
板8の大径部8bとの形状を正確に一致させる必
要がなく、係止孔7と嵌着板8のハンマー5側と
の間に隙間が生じる等の寸法の誤差があつてもが
たつかず、堅固に取付けることができる。従つ
て、係止孔7及び嵌着板8の製造が容易である。
さらに、刀身部1が中子4より重いときは係止
孔7を小さくし、また、中子4が刀身部1より重
いときは係止孔7を大きくして、刀身部1と中子
4との重量バランスをとることができる。従つ
て、中子4の係止孔7の大きさを任意に設定すれ
ば、刀身部1と柄11との重量バランスを容易に
保つことができる。
なお、この考案は上述した実施例に拘束される
ものではなく、例えば嵌着板8を樹脂に替えて、
アルミ合金等の軽量かつ軟質の金属材料にて形成
する等、考案の趣旨から逸脱しない限りにおいて
任意の変更は可能である。
効 果 以上、詳述したように、この考案は刀身部1基
端に固着した鍔6から後方へ延びる中子4に対し
て同中子4の後端を基端より突出させるように外
嵌される筒状の柄11を設け、前記中子4にはそ
の長さ方向に延びて、刀身部1側ほど小径となる
テーパ状の係止孔7を形成し、同係止孔7内に軟
質にして軽量の材料で形成し、かつ少なくとも一
端が係止孔7の小径部と対応する形状をなす嵌着
板8を嵌め込むとともに、前記柄11の両側面に
形成した締付孔17に対応して嵌着板8に固定孔
9を透設して締付孔17及び固定孔9に柄11を
中子4に固定するための固定手段19,20を挿
入固着したことにより使用中にハンマーが離脱す
るこはなく、さらに、柄が収縮せずに鍔との間に
ゴミ等が溜ることなく、見た目によい外観を呈す
るのはもとより、係止孔と嵌着板との寸法の製造
誤差が生じても係止孔に嵌着板を堅固に取付けが
でき、製造が容易であるという優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図a,b,cは従来例を示すそれぞれ正面
図、第2図はこの考案を具体化して示す尻金兼用
ハンマー付ナイフの正面図、第3図は第2図の拡
大平面図、第4図は第3図の−線における拡
大正断面図、第5図は第2図の−線における
平断面図、第6図は中子の係止孔と嵌着板を示す
斜視図、第7図は柄の左側面図、第8図は柄の右
側面図である。 中子4、鍔6、係止孔7、嵌着板8、固定孔
9、柄11、締付孔17、ボルト19、ナツト2
0。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 刀身部1基端に固着した鍔6から後方へ延び
    る中子4に対して同中子4の後端を基端より突
    出させるように外嵌される筒状の柄11を設
    け、前記中子4にはその長さ方向に延びて、刀
    身部1側ほど小径となるテーパ状の係止孔7を
    形成し、同係止孔7内に軟質にして軽量の材料
    で形成し、かつ少なくとも一端が係止孔7の小
    径部と対応する形状をなす嵌着板8を嵌め込む
    とともに、前記柄11の両側面に形成した締付
    孔17に対応して嵌着板8に固定孔9を透設し
    て締付孔17及び固定孔9に柄11を中子4に
    固定するための固定手段19,20を挿入固着
    したことを特徴とするハンマー付ナイフ。 2 前記嵌着板8は合成樹脂材料にて形成されて
    いることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項に記載のハンマー付ナイフ。 3 前記嵌着板8はアルミ合金等の金属にて形成
    されていることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項に記載のハンマー付ナイフ。 4 前記固定手段はボルト19及びナツト20で
    あることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項に記載のハンマー付ナイフ。 5 前記柄11の両側面には一対の飾り孔18を
    形成し、嵌着板8にも柄11の両飾り孔18と
    対応する位置に飾り孔10を透設したことを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に記載
    のハンマー付ナイフ。
JP8310183U 1983-05-31 1983-05-31 ハンマ−付ナイフ Granted JPS59188070U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8310183U JPS59188070U (ja) 1983-05-31 1983-05-31 ハンマ−付ナイフ

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JP8310183U JPS59188070U (ja) 1983-05-31 1983-05-31 ハンマ−付ナイフ

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Publication Number Publication Date
JPS59188070U JPS59188070U (ja) 1984-12-13
JPS6138523Y2 true JPS6138523Y2 (ja) 1986-11-06

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ID=30213060

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