JPS62134351A - 自動車用バンパ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 不発明は、樹脂製の自動車用バンパに関し、特にバンパ
センタ部とパンツぐサイド部とを分割型にしたものに関
する。

（従来の技術） 従来この種の樹脂製自動車用バンパとしては第３図に示
すようなものがある。すなわち１００はパンツぐセンタ
部でるり、１０１はバンパサイド部である。パンツクサ
イド部１０１が長いものについては成形機能力の制約等
によりパン・ぞセンタ部１００とバンパサイド部１０１
が分割されており、第４図に示すように各端部に設けら
れた接合フランジ１０２，１０３同士をそれぞれ当接さ
せてブラケット１０４で挾みボルト１０５．ナツト１０
６により締付固定されるようになっている。

上記した接合フランジ１０２，１０３は第５図に示すよ
うにパン・ぞセンタ部１００およびバンパサイド部１０
１上下両側に設けられた上面部１０７゜１０８および下
面部１０９．１１０と連続して成形されているものがめ
る。しかしこのような構造では接合フランジ１０２，１
０３の部分と谷バンパセンタ部１００およびパンツクサ
イド部１０１の上面部１０７，１０８の成形時の冷却速
度が異なりその収縮量は、フランジ１０２，１０３と連
続している部位から離れた位置の上面部１０７，１０８
の収縮量が大きいため、各パン／４’センタ部１００お
よびパン／Ｊサイド部１０１の上面部１０７，１０８が
突張って垂れ下りが生じ、外観品質が損われるという問
題がおった。

このような問題を解消するために、第７図に示すように
接合フランジ１０２，１０３に切欠き部１１１．１１２
を設けてパンツクセンタ部１００およびバンパサイド部
１０１の上面部１０７．１０８を不連続にして熱収縮差
による歪が生じないようにしたものがおる。ところがこ
のようにすると上記した垂れ下りは防止できるものの組
立て後の経時変化によってパンツクセンタ部１００およ
びノ々ン・ンサイド部１０１の各上面部１０７．１０８
の上記切欠き部１１１，１１２に対応する部位が落ち込
んでしまうという問題が生じる。そこで第９図および第
１０図に示すように、／９ン／４’センタ部１００およ
びパン／ｅサイド部１０１の容土面部１０７．１０８に
パンＡモール１１　ａｌ！！続的に嵌着して落ち込みを
防止しているのが現状である。

しかし、このようにパンノソモール１１３ｔ−取Ｈ１ｒ
ｆるとなると、部品点数が増大すると共にパン・その取
付作業の工程数が増大し、作業能率が低下するという問
題があった。なおその他の参考資料としては（特開昭５
７−１８５４０号公報）がある。

本発明は上記従来例の問題点を解決するためになされた
もので、その目的とするところは、樹月旨製の分割型パ
ン・セにおいてパンツクセンタ部とパンＡサイド部の上
面部の垂れ下９を防止すると共に接合部の洛ち込みを簡
易な構造で防止し得る自動車用バンパを提供することに
ある。

（問題点を解決する之めの手段） 上記目的を達成するために本発明にあっては、パンツ９
センタ部およびパン／セサイド部の接合フランジの上端
部に切欠き部を互いに対向しあうように形成すると共に
、上記切欠き部のいづれか一万側の上壁に他方側の切欠
き部に嵌合する舌片を設けたものから構成した。

（実施例） 以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明する。本考
案の自動車用バンパを示す第１図および第２図において
、１は合成樹脂材より成るバンパ本体を示しており、バ
ンパセンタ部２と・Ｊ　７　Ａ　９４１部３とに分割し
て構成されており、従来例と同様に各端部に設けられた
接合フランジ４，５同士がそれぞれ当接されてブラケッ
ト６で挾みゴルト７．ナツト８によ＃）締付固定されて
いる。一方パンノ５センタ部２およびパンツ４サイド部
３の上下両側縁にはそれぞれ車体内方に延びる上面部２
１゜３１および下面部２２，３２が設けられている。

また上記したパン・？センタ部２および・９ン、＃サイ
ド部３の接合フランジ４，５の上端部には熱収縮の影響
をなくすための切欠き部９，１０がそれぞれ設けられて
いる。この切欠き部９，１０は上記したパンツ等セフ２
部２．パンツぐサイド部３の上面ｇ２１．３１と平行に
形成され、接合フランジ４゜５の略全幅にわたって延び
ており、上記した上面部２１．３１と接合フランジ４，
５とを不連続にしている。

また、パンノンサイド部３側の切欠き部１０の上壁には
、上面部３１から一体的に続く舌片１１がパン・々本体
１の長手方向に突出するように設けられている。この舌
片１１は、パンツクセンタ部２の切欠き部９に対応する
位置に配設されると共に、切欠き幅は舌片１１の板厚と
略等しく形成されている。これによって舌片１１がパン
ツクセンタ部２側の切欠き部９に嵌合され、バンパセン
タ部２の上面部２１下面に密着して延びるように挿入さ
れる。さらに舌片１１とパン１４’サイド部３の上面部
３１との間には段差１２が設けられている。段差１２（
７）ｍｕバンパセンタ部２の上面部２１の肉厚と略等し
くなっており、舌片１１が切欠き部９に嵌合しｆｃ際に
パン・ンセンタ部２とバンパサイド部３の各上面部２１
．３１外周面が連続した平面となるように設定されてい
る。

上記構成の自動車用バンパにおいては、パンツ９センタ
部２およびパンツマサ１１部３の各接合フランジ４．５
に設けた切欠き部９．１０によシ成形時等における熱収
縮の差による影響がなくなり各上面部２１．３１の形状
は所定形状に保持される。

またパンツクセンタ部２とバンパサイド部３の取付はバ
ンパサイド部３の舌片１１をバンパセンタ部２の切欠き
部９に嵌合させ、接合フランジ４．５を介してゴルト７
．ナツト８により締付は固定される。取付時においては
舌片１１によってバンパセンタ部２とパン／４’サイド
部３の位置決めが自動的になされる。さらにバンパセン
タ部２の上面部２１はパン／ぐサイド部３の舌片１１に
よって下方側から保持され、−万古片１１はバンパセン
タ部２の接合フランジ４の切欠き部９下縁によって保持
され、バンパセンタ部２およびバンパサイド部３の容土
面部２１．３１の接合端部における落ち込みが防止され
る。

なお上記実施例では舌片１１をバンパセンタ部２側に設
けたが、パンツ９サイド部３側に設けるようにしてもよ
い。

（発明の効果） 本発明は以上の構成および作用から成るもので、ノ９ン
ノ母センタ部とパンツぐサイド部との接合フランジの上
端部に切欠き部を設けると共に、上記切欠き部のいづれ
か一方側の上壁に他方の切欠き部に嵌合する舌片を設け
て両部材の上面部を下方側から支持したので、従来のよ
うにパン・セモール’ｅ　Ｊｉｆｆ付けることなく、バ
ンパセンタ部とバンパサイド部の各上面部の落ち込みを
防止することができ、簡易な構造で外観品質を良好に維
持させることができる。しかも、上記舌片をパンツ９組
立時に位置決め部材として用いることができるので、組
立て作業を非常に能率的かつ正確に行なうことができる
等の種々の効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は本発明の一実施例に係る自動車用
バンパの要部の分解斜視図および組立て時の要部縦断面
図、第３図は従来の自動車用パン・やの側面図、第４図
は第３図のｔｖ　−ｔｖ線断面図、第５図乃至第１０図
はさらに従来の自動卓用パン・母を示してお９、第５図
および第７図はその要部分解斜視図、第６図、第８図お
よび第９図はその側面図、第１０図は第９図のＸ−Ｘ線
断面図である。 符　　号　　の　　説　　明 １−−１ｉ？　７　／Ｊ’　本体２　、、、バンパセン
タ部３・・・パンツＪ？サイド部　２１　、３１・・・
上面部４．５・・・接合フランジ　　９，１ｏ・・・切
欠き部１１・・・舌片 特許出願人　日産自動車株式会社　、−、代理人　弁理
士　　世　　良　　和　　信″　　　。 第１図 第５図 第９図 第１０図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 合成樹脂製のバンパ本体をバンパセンタ部とバンパサイ
   ド部とに分割して成り、該バンパセンタ部およびバンパ
   サイド部は、各端部に設けられた接合フランジ同士をそ
   れぞれ当接させて互いに締付け固定されるようにした自
   動車用バンパにおいて、上記バンパセンタ部およびバン
   パサイド部の接合フランジの上端部に切欠き部を互いに
   対向しあうように形成すると共に、上記切欠き部のいず
   れか一方側の上壁に他方側の切欠き部に嵌合する舌片を
   設けたことを特徴とする自動車用バンパ。