JPH0232888Y2 - - Google Patents

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JPH0232888Y2
JPH0232888Y2 JP1983034442U JP3444283U JPH0232888Y2 JP H0232888 Y2 JPH0232888 Y2 JP H0232888Y2 JP 1983034442 U JP1983034442 U JP 1983034442U JP 3444283 U JP3444283 U JP 3444283U JP H0232888 Y2 JPH0232888 Y2 JP H0232888Y2
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JP
Japan
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molding
holder
attached
hook
shaped
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JP1983034442U
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JPS59139608U (ja
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  • Connection Of Plates (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、被取付物の端部に取付けるモールデ
イングの取付構造に関するものである。
[従来の技術] 従来、被取付物の端部、例えば自動車のフード
やトランクリド等のパネルの端末フランジ部に、
薄板ステンレスと塩化ビニール(PVC)などの
樹脂を組み合わせたいわゆるSUS箔モールを取
付ける場合には、断面U字形のモールデイングを
端末フランジ部に挿入し、フリクシヨンによる保
持力だけで固定していた。
しかし、この保持力は気温の高低の影響でかな
り変動すること、端末フランジ部が曲面や折れ面
であつたり、あるいは出来上がり精度の影響等に
よりフリクシヨンによる保持力が充分得られない
時があり、場合によつてはモールデイングが脱落
する不具合があつた。
このような不具合を解決するため、第1図に示
すように、モールデイング1の内方端に保持具2
を所定間隔毎にリベツト3あるいはスポツト溶接
で複数個取付け、前記保持具の他端を被取付物4
の裏面にボルト5あるいはスポツト溶接で取付け
るようにしたものや、実開昭55−62470号公報の
第1図に開示されたモールデイングの取付構造の
ように、モールデイングの内方端を延出せしめて
保持部を一体に形成し、該保持部の後端をビスに
より被取付物の裏面に取付けるようにしたものが
提案されていた。
[考案が解決しようとする問題点] 前記第1図に示す如きモールデイングの取付構
造を採用することにより、上記に述べたフリクシ
ヨンによる保持部に固定するモールデイングの取
付構造の不具合は解消されるが、反面、モールデ
イング1に保持具2をリベツト3またはスポツト
溶接で取付けなければならないため、部品点数が
増加するとともに加工工数が増加してコストアツ
プとなること、保持具2のモールデイング1への
取付位置合わせに精度が要求され、誤差が生じる
と、保持具2の他端取付孔と被取付物4内側のイ
ンナ部材取付部とが合致しなくなり、作業性並び
に不良品発生による歩留りの低化を来すおそれが
あつた。
また、前記実開昭55−62470号公報の第1図に
開示されたモールデイングの取付構造を採用した
ものでは、前記第1図の取付構造と異なり、保持
具をモールデイングに取付けるための部品や加工
工数が増加することはないが、モールデイングと
保持具との取付位置と前記保持具とインナ部材と
の取付位置との間にずれが生ずると、前記保持具
の他端取付孔とインナ部材の取付部とが合致しな
くなり、前記と同様、作業性並びに不良品発生に
よる歩留りの低下を来すといつた問題点は解決で
きないおそれがあつた。
また、実開昭57−81965号公報や実開昭57−
16430号公報に開示されたモールデイングの取付
構造では、モールデイングが被取付物としてのウ
インドガラスの端部に圧入できる構成を有してい
ないので、モールデイングを被取付物端部に圧入
しておき、次に保持具をモールデイングとの係合
位置を調整しつゝインナ部材にボルトやビスによ
り取付けるという取付作業を行うことができず、
モールデイングの取付作業性や不良品発生による
歩留りの低下を防止できないおそれがあつた。
本考案は、前記のような従来の問題点を解決す
るために案出したもので、モールデイングの取付
構造を提供することを目的としたものである。
モールデイングと保持具との取付位置と前記保
持具と被取付物のインナ部材との取付位置との間
にずれが生じたとしても、前記保持具をその鉤型
係合端部を前記モールデイングの鉤型係合縁部に
係合した状態で前記モールデイングの長手方向に
スライドさせて調節することにより、前記ずれを
容易に修正することができ、それによりモールデ
イングの取付作業性の低下や不良品発生による歩
留りの低下が防止でき、かつ前記モールデイング
の被取付物への保持力を増大する方向に前記保持
具の係合力を作用させることにより、前記モール
デイングの前記被取付物への保持力を増大させる
ことができ、さらに前記モールデイングと前記保
持具の係合により前記モールデイング自体の被取
付物への保持力を軽減させることにより、幅狭の
モールを使用することが可能となり、意匠上その
自由度が拡大されるとともに、前記モールデイン
グの重量を低減できる。
[問題点を解決するための手段] 前記目的を達成するために、本考案のモールデ
イングの取付構造は、一端に下向きの鉤型係合縁
部を形成した断面U字形の弾性モールデイングを
被取付物の端部に圧入し、前記係合縁部に上向き
の鉤型係合端部により係合した保持具の他端部を
前記被取付物のインナ部材に固着してなるもので
ある。
[作用] 前記構成を有する本考案のモールデイングの取
付構造の作用は、次の通りである。
前記モールデイングと前記保持具との取付位置
と前記保持具と前記インナ部材との取付位置との
間にずれが生じたとしても、前記保持具をその鉤
型係合端部を前記モールデイングの鉤型係合縁部
に係合した状態で前記モールデイングの長手方向
にスライドさせて調節するだけで前記ずれが容易
に修正されるため、モールデイングの取付作業性
の低下や不良品発生による歩留りの低下が防止で
きる。
また、前記保持具は前記モールデイングの被取
付物への保持力を増大する方向に係合力を作用さ
せるため、前記モールデイングの前記被取付物へ
の保持力が増大される。
さらに、前記モールデイングと前記保持具の係
合により前記モールデイング自体の被取付物への
保持力が軽減されるため、幅狭のモールを使用す
ることが可能となり、意匠上その自由度が拡大さ
れるとともに、前記モールデイングの重量を低減
できる。
[実施例] 以下、本考案のモールデイングの取付構造を、
第2図、第3図に示す実施例により詳細に説明す
る。
第2図及び第3図において、4は自動車のフー
ドやトランクリド等のパネルからなる被取付物で
あり、11は薄板ステンレスからなる弾性モール
デイングで、断面がほゞU字形をしており、その
内方起立部の一端を外側に折り返して下向きの鉤
型係合縁部12を形成してある。
13は保持具で、その一端は上向きに折り返し
て前記係合縁部12と係合するための上向きの鉤
型係合端部14を備えており、他端にはボルト2
0用の取付孔15が形成されてある。
16は塩化ビニール(PVC)などの樹脂で、
モールデイング11の前面部11Aを除き、その
内外面を被覆してある。
また、図面中、18は被取付物4の端部として
の端末フランジ部、19は該被取付物4の裏面に
設けたインナ部材である。
而して、本考案のモールデイングの取付けは、
先ず被取付物4の端末フランジ部18に断面U字
形のモールデイング11の凹部を差し込み、樹脂
16を介して弾性的に挟圧し、これを保持する。
次に、該モールデイング11の端末フランジ部
18の形状などを考慮して、特に保持力を補強し
たい個所において保持具13の上向きの鉤型係合
端部14を下向きの鉤型係合縁部12に係合せし
め、その係合状態のまゝで前記保持具13の他端
の取付孔15が丁度インナ部材19の所定位置に
くるようにモールデイング11の長手方向にスラ
イドさせて調節する。
前記鉤型係合端部14と前記鉤型係合縁部12
との係合により、前記保持具13の前記モールデ
イング11への係合力は、前記モールデイング1
1の被取付物4への保持力を増大させる方向に作
用する。
保持具13の取付孔15がインナ部材19の所
定装置にきたとき、保持具13の取付孔15にボ
ルト20を差し込み、これを締め付けてインナ部
材19に固定する。
[考案の効果] 以上のように、本考案に係るモールデイングの
取付構造は、一端に下向きの鉤型係合縁部を形成
した断面U字形の弾性モールデイングを被取付物
の端部に圧入し、前記係合縁部に上向きの鉤型係
合端部により係合した保持具の他端部を前記被取
付物のインナ部材に固着してなるので、前記モー
ルデイングと前記保持具との取付位置と前記保持
具と前記インナ部材との取付位置との間にずれが
生じたとしても、前記保持具をその鉤型係合端部
を前記モールデイングの鉤型係合縁部に係合した
状態で前記モールデイングの長手方向にスライド
させて調節するだけで前記ずれが容易に修正され
るため、モールデイングの取付作業性の低下や不
良品発生による歩留りの低下が防止でき、かつ前
記保持具は前記モールデイングの被取付物への保
持力を増大する方向に係合力を作用させるため、
前記モールデイングの前記被取付物への保持力が
増大される効果があり、さらに前記モールデイン
グと前記保持具の係合により前記モールデイング
自体の被取付物への保持力が軽減されるため、幅
狭のモールを使用することが可能となり、意匠上
その自由度が拡大されるとともに、前記モールデ
イングの重量を低減できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のモールデイングの取付構造を示
すもので、イはモールデイングと保持具の斜視
図、ロはモールデイングと保持具を被取付物に取
付けた状態を示すイのA−A線切断断面図、第2
図および第3図は本考案のモールデイングの取付
構造の実施例を示すもので、第2図はモールデイ
ングと保持具の斜視図、第3図はモールデイング
と保持具を被取付物に取付けた状態を示す縦断面
図である。 4……被取付物、11……モールデイング、1
2……鉤型係合縁部、13……保持具、14……
鉤型係合端部、15……取付孔、16……樹脂、
18……端末フランジ部、20……ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端に下向きの鉤型係合縁部を形成した断面U
    字形の弾性モールデイングを被取付物の端部に圧
    入し、前記係合縁部に上向きの鉤型係合端部によ
    り係合した保持具の他端部を前記被取付物のイン
    ナ部材に固着してなるモールデイングの取付構
    造。
JP3444283U 1983-03-09 1983-03-09 モールディングの取付構造 Granted JPS59139608U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3444283U JPS59139608U (ja) 1983-03-09 1983-03-09 モールディングの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP3444283U JPS59139608U (ja) 1983-03-09 1983-03-09 モールディングの取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59139608U JPS59139608U (ja) 1984-09-18
JPH0232888Y2 true JPH0232888Y2 (ja) 1990-09-05

Family

ID=30165206

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3444283U Granted JPS59139608U (ja) 1983-03-09 1983-03-09 モールディングの取付構造

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH046372Y2 (ja) * 1986-06-18 1992-02-21

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5562470U (ja) * 1978-10-25 1980-04-28
JPS6131895Y2 (ja) * 1980-11-07 1986-09-17
JPS621443Y2 (ja) * 1981-04-10 1987-01-14

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JPS59139608U (ja) 1984-09-18

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