JPH066419B2 - 自動車用バンパ - Google Patents

自動車用バンパ

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JPH066419B2
JPH066419B2 JP60274731A JP27473185A JPH066419B2 JP H066419 B2 JPH066419 B2 JP H066419B2 JP 60274731 A JP60274731 A JP 60274731A JP 27473185 A JP27473185 A JP 27473185A JP H066419 B2 JPH066419 B2 JP H066419B2
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JP
Japan
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bumper
center portion
side portion
portions
tongue piece
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Application number
JP60274731A
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English (en)
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JPS62134351A (ja
Inventor
年男 土田
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、樹脂製の自動車用バンパに関し、特にバンパ
センタ部とバンパサイド部とを分割型にしたものに関す
る。
(従来の技術) 従来この種の樹脂製自動車用バンパとしては第3図に示
すようなものがある。すなわち100はバンパセンタ部
であり、101はバンパサイド部である。バンパサイド
部101が長いものについては成形機能力の制約等によ
りバンパセンタ部100とバンパサイド部101が分割
されており、第4図に示すように各端部に設けられた接
合フランジ102,103同士をそれぞれ当接させてブ
ラケット104で挾みボルト105,ナット106によ
り締付固定されるようになっている。
上記した接合フランジ102,103は第5図に示すよ
うにバンパセンサ部100およびバンパサイド部101
上下両側に設けられた上面部107,108および下面
部109,110と連続して成形されているものがあ
る。しかしこのような構造では接合フランジ102,1
03の部分と各バンパセンタ部100およびバンパサイ
ド部101の上面部107,108の成形時の冷却速度
が異なりその収縮量は、フランジ102,103と連続
している部位から離れた位置の上面部107,108の
収縮量が大きいため、各バンパセンタ部100およびバ
ンパサイド部101の上面部107,108が突張って
垂れ下りが生じ、外観品質が損なわれるという問題があ
った。
このような問題を解消するために、第7図に示すように
接合フランジ102,103に切欠き部111,112
を設けてバンパセンタ部100およびバンパサイド部1
01の上面部107,108を不連続にして熱収縮差に
よる歪が生じないようにしたものがある。ところがこの
ようにすると上記した垂れ下りは防止できるのの組立て
後の経時変化によってバンパセンサ部100およびバン
パサイド部101の各上面部107,108の上記切欠
き部111,112に対応する部位が落ち込んでしまう
という問題が生ずる。そこで第9図および第10図に示
すように、バンパセンサ部100およびバンパサイド部
101の各上面部107,108にバンパモール113
を連続的に嵌着して落ち込みを防止しているのが現状で
ある。しかし、このようにバンパモール113を取付け
るとなると、部品点数が増大すると共にバンパの取付作
業の工程数が増大し、作業能率が低下するという問題が
あった。なおその他の参考資料としては(特開昭57-185
40号公報)がある。
本発明は上記従来例の問題点を解決するためになされた
もので、その目的とするところは、樹脂製の分割型バン
パにおいてバンパセンタ部とバンパサイド部の上面部の
垂れ下りを防止すると共に接合部の落ち込みを簡易な構
造で防止し得る自動車用バンパを提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明にあっては、合成樹脂
性のバンパ本体をバンパセンタ部とバンパサイド部とに
分割して成り、該バンパセンタ部およびバンパサイド部
は、各端部に設けられた接合フランジ同士をそれぞれ当
接させて互いに締付け固定されるようにした自動車用バ
ンパにおいて、上記バンパセンタ部およびバンパサイド
部の接合フランジの上端部に該接合フランジの略全幅に
渡る切欠き部を互いに対向しあうように形成すると共
に、上記切欠き部のいずれか一方側の上壁に他方側の切
欠き部に嵌合し且つ前記接合フランジの厚さよりも長く
延びてバンパ本体の上面部の下面に当接する舌片を設け
たことを特徴とする。
(実施例) 以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明する。本考
案の自動車用バンパを示す第1図および第2図におい
て、1は合成樹脂材より成るバンパ本体を示しており、
バンパセンタ部2とバンパサイド部3とに分割して構成
されており、従来例と同様に各端部に設けられた接合フ
ランジ4,5同士がそれぞれ当接されてブラケット6で
挾みボルト7,ナット8により締付固定されている。一
方バンパセンタ部2およびバンパサイド部3の上下両側
縁にはそれぞれ車体内方に延びる上面部21,31およ
び下面部22,32が設けられている。また上記したバ
ンパセンタ部2およびバンパサイド部3の接合フランジ
4,5の上端部には熱収縮の影響をなくすための切欠き
部9,10がそれぞれ設けられている。この切欠き部
9,10は上記したバンパセンタ部2,バンパサイド部
3の上面部21,31と平行に形成され、接合フランジ
4,5の略全幅にわたって延びており、上記した上面部
21,31と接合フランジ4,5とを不連続にしてい
る。
また、バンパサイド部3側の切欠き部10の上壁には、
上面部31から一体的に続く舌片11がバンパ本体1の
長手方向に突出するように設けられている。この舌片1
1は、バンパセンタ部2の切欠き部9に対応する位置に
配設されると共に、切欠き幅は舌片11の板厚と略等し
く形成されている。これによって舌片11がバンパセン
タ部2側の切欠き部9に嵌合され、バンパハセンタ部2
の上面部21下面に密着して延びるように挿入される。
さらに舌片11はバンパサイド部3の上面部31との間
には段差12が設けられている。段差12の量はバンパ
センサ部2の上面部21の肉厚と略等しくなっており、
舌片11が切欠き部9に嵌合した際にバンパセンタ部2
とバンパサイド部3の各上面部21,31外周面が連続
した平面となるように設定されている。
上記構成の自動車用バンパにおいては、バンパセンタ部
2およびバンパサイド部3の各接合フランジ4,5に設
けた切欠き部9,10により成形時等における熱収縮の
差による影響がなくなり各上面部21,31の形状は所
定形状に保持される。またバンパセンタ部2とバンパサ
イド部3の取付はバンパサイド部3の舌片11をバンパ
センタ部2の切欠き部9に嵌合させ、接合フランジ4,
5を介してボルト7,ナット8により締付け固定され
る。取付時においては舌片11によってバンパセンタ部
2とバンパサイド部3の位置決めが自動的になされる。
さらにバンパセンタ部2の上面部21はバンパサイド部
3の舌片11によって下方側から保持され、一方舌片1
1はバンパセンタ部2の接合フランジ4の切欠き部9下
縁によって保持され、バンパセンタ部2およびバンパサ
イド部3の各上部部21,31の接合端部における落ち
込みが防止される。
なお上記実施例では舌片11をバンパセンタ部2側に設
けたが、バンパサイド部3側に設けるようにしてもよ
い。
(発明の効果) 本発明は以上の構成および作用から成るもので、バンパ
センタ部およびバンパサイド部の接合フランジの上端部
に接合フランジの略全幅に渡る切欠き部を互いに対向し
あうように形成したことにより、バンパセンタ部及びバ
ンパサイド部の上面部に熱収縮差による歪みが生じるの
が防がれると共に、上述の互いに対向する切欠き部のい
ずれか一方側の上壁に他方側の切欠き部に嵌合し且つ接
合フランジの厚さよりも長く延びてバンパ本体の上面部
の下面に当接する舌片を設けて、両部分の上面部を下方
側から支持したので、従来のようにバンパモールを取付
けることなく、バンパセンタ部とバンパサイド部の各上
面部の落ち込みを防止することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図および第2図は本発明の一実施例に係る自動車用
バンパの要部の分解斜視図および組立て時の要部縦断面
図、第3図は従来の自動車用バンパの側面図、第4図は
第3図のIV-IV線断面図、第5図乃至第10図はさらに
従来の自動車用バンパを示しており、第5図および第7
図はその要部分解斜視図、第6図,第8図および第9図
はその側面図、第10図は第9図のX−X線断面図であ
る。 符号の説明 1…バンパ本体、2…バンパセンタ部 3…バンパサイド部、21,31…上面部 4,5…接合フランジ、9,10…切欠き部 11…舌片

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂性のバンパ本体をバンパセンタ部
    とバンパサイド部とに分割して成り、該バンパセンタ部
    およびバンパサイド部は、各端部に設けられた接合フラ
    ンジ同士をそれぞれ当接させて互いに締付け固定される
    ようにした自動車用バンパにおいて、上記バンパセンタ
    部およびバンパサイド部の接合フランジの上端部に該接
    合フランジの略全幅に渡る切欠き部を互いに対向しあう
    ように形成すると共に、上記切欠き部のいずれか一方側
    の上壁に他方側の切欠き部に嵌合し且つ前記接合フラン
    ジの厚さよりも長く延びてバンパ本体の上面部の下面に
    当接する舌片を設けたことを特徴とする自動車用バン
    パ。
JP60274731A 1985-12-06 1985-12-06 自動車用バンパ Expired - Lifetime JPH066419B2 (ja)

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JPS5829549U (ja) * 1981-08-24 1983-02-25 トヨタ自動車株式会社 自動車バンパ−

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