JPH0582757U - ルーフレールの取付構造 - Google Patents

ルーフレールの取付構造

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JPH0582757U
JPH0582757U JP3198392U JP3198392U JPH0582757U JP H0582757 U JPH0582757 U JP H0582757U JP 3198392 U JP3198392 U JP 3198392U JP 3198392 U JP3198392 U JP 3198392U JP H0582757 U JPH0582757 U JP H0582757U
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JP
Japan
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roof
roof rail
rail bracket
rail
bracket
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JP3198392U
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English (en)
Inventor
誠 木村
俊二 城戸
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Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ルーフレールの取付において、ルーフに対す
るルーフレールブラケットの合わせ部の精度を向上し、
ボルト締着時のルーフの歪の発生を防止する。 【構成】 ルーフレールブラケット3の下端31の垂直
壁31Vをクォータインナまたはレールインナ2にボル
トにより締着するとともに、ルーフレールブラケット3
の上端32の水平壁32Hにルーフ当接用の両面テープ
4を貼着してこの両面テープ4を挟んで直線状ビード5
が近接して形成されたボルト貫通穴を介してボルトによ
りルーフRとビード5とを当接させた状態でルーフレー
ル1とともにルーフRに締着したルーフレールの取付構
造。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ルーフの端部にルーフレールを固着するためのルーフレールの取付 構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、図2に示すようにルーフの上に装飾用および積載用のルーフレールを装 着した車が多く見られるが、ルーフ自体の剛性はそれ程高くないのでルーフ側端 に配設したクォータインナあるいはレールインナにルーフレールブラケットを介 して固着していた。
【0003】 従来のルーフレールの取付構造は、図9および図10に示すように階段状の断 面を有するルーフレールブラケットBの垂直下端BDをクォータインナあるいは レールインナIの側壁にボルトにより固着するとともに水平上端BUにナイロン 製のスペーサSを介してルーフRに対してルーフレールRRを2個のボルトによ り締着するものであった。
【0004】 図9および図11に示すようにルーフレールブラケットBの水平上端BUのほ ぼ全域にスペーサが配設され、図11に示されるようにこのスペーサSを貫通し て2個のボルトにより、車両の進行方向の前後2箇所で締着している。
【0005】 上記従来の構造におけるルーフレールの装着は、まずルーフレールブラケット Bの水平上端をルーフRに当接させて垂直下端をクォータインナあるいはレール インナ上の側壁に対してボルトにより締着した後、ルーフレールRRをセットし てルーフレールRRとルーフレールブラケットBの水平上端をルーフRを介して ボルトにより締着するものである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】 上記従来の構造においては、ルーフレールブラケットBの垂直下端をボルトに よりクォータインナあるいはレールインナIの側壁に締着すると、当所当接させ ておいたルーフRとルーフレールブラケットBの水平上端との間に隙間が生じ、 その状態でルーフレールRRをセットしてボルトにより締着すると、ルーフRに 歪が発生するという問題があった。
【0007】 そこで本考案者らは、ルーフレールブラケットの垂直下端のボルト締着時にル ーフレールブラケットの水平上端とルーフとの間に隙間が生じないようにするた め、ルーフレールブラケットの水平上端に両面テープを配設しルーフとの当接状 態を維持する構造に関する技術思想に着眼し、ルーフに対するルーフレールブラ ケットの合わせ部の精度を向上し、ボルト締着時のルーフにおける歪の発生を防 止するという目的を達成する本考案に到達したのである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案(請求項1に記載の第1考案)のルーフレールの取付構造は、 ルーフレールブラケットの一端をクォータインナまたはレールインナに固着す るとともに、ルーフレールブラケットの他端上部中央にルーフ当接用の両面テー プを貼着してこの両面テープを挟んでルーフレールをルーフおよびルーフレール ブラケットにボルトにより締着したものである。
【0009】 本考案(請求項2に記載の第2考案)のルーフレールの取付構造は、第1考案 において、 前記ルーフレールブラケットの一端においてボルト用の貫通穴に近接してビー ドを形成して、ボルトを締着した時にルーフ下面とビードが当接するようにした ものである。
【0010】
【作用】
上記構成の第1考案のルーフレールの取付構造は、ルーフレールブラケットの 一端とルーフとを両面テープにより予め当接した状態でルーフレールブラケット の他端をクォータインナ又はレールインナに固着するので、従来のようにルーフ とルーフレールブラケットとの間に隙間が発生することが無いという作用を奏す る。
【0011】 上記構成の第2考案のルーフレールの取付構造は、上記第1考案と同様の作用 に加え、ルーフレールブラケットの一端においてルーフレールをボルトによりル ーフに締着すると、ルーフレールブラケットの一端のボルト貫通穴に近接して配 設したビードとルーフ下面とが当接するという作用を奏する。
【0012】
【考案の効果】
上記作用を奏する第1考案のルーフレールの取付構造は、従来のようにルーフ とルーフレールブラケットとの間に隙間が発生しないので、ルーフレールとルー フレールブラケットとをルーフにボルトにより締着しても、ルーフに歪が発生し ないという効果を奏する。
【0013】 上記作用を奏する第2考案のルーフレールの取付構造は、上記第1考案の効果 に加え、従来のルーフとのスペーサ全面における面合わせ構造をルーフとビード との部分的合わせ構造にしたので、ルーフとの合わせ部の精度が上がり、一層効 果的にルーフの歪の発生を抑制するという効果を奏する。
【0014】
【実施例】
次に第1および第2考案の実施例であるルーフレールの取付構造について図1 ないし図4を用いて説明する。
【0015】 (第1実施例の構成) 第1実施例のルーフレールの取付構造は、図2に一例として示すようにワンボ ックス車におけるルーフRの両側端部(図2中代表的に左側端部RLのみ図示) に沿ってルーフレール1を配設し、ルーフレール1の長手方向両端および中央部 にレッグ11、12、13が一体に形成され、後述するようにルーフRに固着さ れる。
【0016】 図1および図3に示すように、ルーフRの側端下部に配設したボディ側のクォ ータインナおよびレールインナ2にその下端31が固定されたルーフレールブラ ケット3の上端32とルーフRとルーフレール1のレッグ11をレール取付座カ バー14とともに構成するレール取付座15とをボルトにより一体的に締着する ものである。
【0017】 クォータインナおよびレールインナ2は、図3に示すように略V字状の中空断 面を有する部材で、上壁面21でルーフRと固着され、内壁面22に後述するレ ールインナの下端31をボルトにより固着するためウェルドナットを配設した2 個の穴部が形成されている。
【0018】 ルーフレールブラケット3は、図1に示すように2段の階段状に形成した部材 であって、下端31の垂直壁31Vにはクォータインナおよびレールインナ2に 固着するための穴部が形成されており、上端32の水平壁32Hには、中央に水 平壁32Hの約2分の1以下の面積の両面テープ4を貼着し、その両側にルーフ レール固着用のボルト貫通穴PHを2個形成するとともに、この貫通穴PHに近 接して水平壁32Hの長手方向に対して直角な方向にそれぞれ直線状のビード5 が形成されている。
【0019】 ルーフレールの取付構造の取付手順は、ルーフレールブラケット3の上端32 の水平壁32Hをルーフレール1のレッグ11の位置に対応させてルーフRに対 して両面テープ4により接着した状態において、ルーフレールブラケット3の下 端31の垂直壁31Vとクォータインナおよびレールインナ2の内壁面22とを 2個のボルトにより締着し、その後ルーフレール1のレッグ11のレール取付座 15とルーフRとルーフレールブラケット3の上端32の水平壁32Hとを2個 のスタッドボルトおよび袋ナットにより締着するものである。
【0020】 (第1実施例の作用) 上記構成の第1実施例のルーフレールの取付構造は、予め両面テープ4により ルーフRとルーフレールブラケット3の上端32の水平壁32Hとを接着した状 態でルーフレールブラケット3の下端31の垂直壁31Vとクォータインナおよ びレールインナ2とを固着するので、固着し終わった状態で従来のようにルーフ Rとルーフレールブラケット3の水平壁32Hとの間に隙間が発生することが無 いとともに、ルーフレール1のレッグ11のレール取付座15とルーフRとルー フレールブラケット3の水平壁32Hとをボルトで締着するとルーフRの下面と ルーフレールブラケット3の水平壁32Hに形成して直線状のビード5とが線合 わせ構造となり、ぴったり当接するという作用を奏する。
【0021】 (第1実施例の効果) 上記作用を奏する第1実施例のルーフレールの取付構造は、ルーフRとルーフ レールブラケット3の水平壁32Hとの間に隙間が発生せず、直線状ビード5に よりぴったり当接するので、合わせ面の精度が向上し従来のように歪が発生する ことが無いという効果を奏する。
【0022】 また、第1実施例の取付構造は、ルーフRと直線状ビード5が直接メタル接触 するので、従来のように樹脂製のスペーサが介在することによるゆるみの心配を 無くするという効果も奏する。
【0023】 (第2実施例) 第2実施例のルーフレールの取付構造は、ルーフレールブラケット3の水平壁 32Hに形成した第1実施例の直線状のビード5に対して、図5および図6に示 すようにボルト貫通用の穴の周囲にリング状のビード51を形成した点のみ相違 するもので、第1実施例と同様の作用効果を奏する上に、ビードの実質的長さを 増加させたにもかかわらず水平壁32Hの長手方向に直角な方向におけるビード の形成範囲は狭いので、ボルトによる締着力を増すとともにルーフとの合わせ面 の精度が向上するという効果を奏する。
【0024】 上述の実施例は、説明のために例示したもので、本考案としてはそれらに限定 されるものでは無く、実用新案登録請求の範囲の記載から当業者が認識すること ができる構造に関する技術思想に反しない限り変更および付加が可能である。
【0025】 例えば第1実施例において、直線状のビード5をルーフレールブラケット3の 水平壁32Hの長手方向に直角に形成したが、本考案としては図7に示すように 傾斜して平行ビード52を形成したり、図8に示すように傾斜して八の字状に非 平行ビード53を形成することも可能である。
【0026】 第1実施例においては、水平端32Hの中央に1個の両面テープを配設したが 、2個にして両端に配設することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例のルーフレールブラケット
を示す斜視図である。
【図2】第1実施例のルーフレールの配設態様を示す斜
視図である。
【図3】図2におけるA−A線に沿う断面図である。
【図4】図2におけるB−B線に沿う断面図である。
【図5】第2実施例のルーフレールブラケットの水平壁
を示す平面図である。
【図6】第2実施例のルーフレールブラケットの水平壁
を示す断面図である。
【図7】ビードのその他の配設態様を示す平面図であ
る。
【図8】ビードのその他の配設態様を示す平面図であ
る。
【図9】従来のルーフレールブラケットを示す斜視図で
ある。
【図10】従来のルーフレールブラケットの固着態様を
示す断面図である。
【図11】従来のルーフレールブラケットの固着態様を
示す断面図である。
【符号の説明】
1 ルーフレール 2 クォータインナおよびレールインナ 3 ルーフレールブラケット 4 両面テープ 5 ビード 11 レッグ 15 レール取付座 R ルーフ 31V 垂直壁 32H 水平壁 22 内壁面

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ルーフレールブラケットの一端をクォー
    タインナまたはレールインナに固着するとともに、ルー
    フレールブラケットの他端上部中央にルーフ当接用の両
    面テープを貼着してこの両面テープを挟んでルーフレー
    ルをルーフおよびルーフレールブラケットにボルトによ
    り締着したことを特徴とするルーフレールの取付構造。
  2. 【請求項2】 前記ルーフレールブラケットの一端にお
    いてボルト用の貫通穴に近接してビードを形成して、ボ
    ルトを締着した時にルーフ下面とビードが当接するよう
    にしたことを特徴とするルーフレールの取付構造。
JP3198392U 1992-04-15 1992-04-15 ルーフレールの取付構造 Pending JPH0582757U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011036929A1 (ja) * 2009-09-23 2011-03-31 沖電気工業株式会社 操作ユニットの位置合わせ構造
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JP2018016200A (ja) * 2016-07-28 2018-02-01 スズキ株式会社 ルーフレール取付構造

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