JPS5940186Y2 - 樹脂成形品用の板状インサ−ト金具 - Google Patents

樹脂成形品用の板状インサ−ト金具

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JPS5940186Y2
JPS5940186Y2 JP3784180U JP3784180U JPS5940186Y2 JP S5940186 Y2 JPS5940186 Y2 JP S5940186Y2 JP 3784180 U JP3784180 U JP 3784180U JP 3784180 U JP3784180 U JP 3784180U JP S5940186 Y2 JPS5940186 Y2 JP S5940186Y2
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JP
Japan
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plate
resin molded
resin
resin material
shaped insert
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JP3784180U
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JPS56139523U (ja
Inventor
晃 根本
Original Assignee
立川スプリング株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は樹脂成形品に埋込むインサート金具に関する。
樹脂成形品、特に荷重が加わるもの或いは他の部材に取
付けるものにおいては補強用或いは取付用のインサート
金具を埋込んで成形されている。
従来のこの種の補強用インサート金具は金属板を偏平或
いは所要形状に成形して用い、筐た取付用インサート金
具は金属板にナツト等の締付部材を溶着して形成して用
いていたが、これ等のインサート金具を用いた場合、樹
脂成形時即ち樹脂材の流動時に樹脂材がインサート金具
の両側面で分離され、特にガラス繊維強化プラスチック
により成形する場合は、成形時においてガラス繊維がイ
ンサート金具の両面に沿って流れることになり、そのた
め樹脂材はその両面側で完全に分離されてし渣うのでイ
ンサート金具は剥離し易く、取付用インサート金具の場
合は取付固定が不安定になる欠点があった。
そこで本考案はかかる点に鑑みてなされたものである。
即ち本考案は板状インサート金具に、互いに相反する面
側に対向して、一方面側に傾斜突出する突出縁部を有す
る通孔を多数形成し、このインサート金具を樹脂成形に
おいて通孔の突出縁部を樹脂材の流動方向に対向させて
配し、通孔を通して両面側の樹脂材を連結させるように
構成した板状インサート金具を提供するものである。
以下図面について本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案を適用した取付用インサート金具を示し
、図において1は板状インサート金具で多数の通孔2を
、その前後縁部を互に相反する面側に対向して傾斜隆起
させて突出縁部2a、2bを形成し、一方面に締付部材
としてのナツト3を固着しである。
との通孔2と突出縁部2a p 2bの形成は直線状切
溝を形成し、この切溝の前後を相反する面側にプレス膨
曲することにより形成できる6 また通孔2及び突出縁部2a 、2bは第2図に示すご
とくH状に切溝4を形成し、この対向両片4at4bを
相反する面側に傾斜折曲して両片4’a、4b間を離隔
することにより形成することができる。
なお、板状インサート金具1を補強用として形成するに
上述の締付部材としてのナツト等を固着せず通孔2及び
突出縁部2a、2bのみを形成する。
また、取付用或いは補強用としての板状インサート金具
1は樹脂成形品の形状に応じて所要形状に折曲形成する
この折曲形成は通孔2及び突出縁部2at2bを形成し
た後に行う。
以上のように形成される板状インサート金具1を例えば
第3図に示す如き車両座席用の樹脂フレーム5に埋込む
場合はその樹脂成形時において第4図に示すように板状
インサート金具1を金型(図示せず)内にその通孔2の
一方の突出縁部例えば後側突出縁部2bを樹脂材6の流
動方向(矢印a方向)に対向させて配置する。
このように板状インサート金具1を配することにより流
動する樹脂材6、即ち板状インサート金具1の一方面側
を流動する樹脂材6aは通孔2をその後側突出縁部2b
に案内されて通過しく矢印b)、他方面側を流動する(
矢印a′ )樹脂材6bと合体化される。
特に成形樹脂材6にガラス繊維強化プラスチック等の如
き補強繊維が混在されている場合にはその繊維が通孔2
を通して両面側の樹脂材6at6bを連結することにな
りその結合が一層強固になる。
以上のように本考案によれば樹脂成形品に埋込む板状イ
ンサート金具に通孔を設けると共にその通孔に、互いに
相反する面側に対向して傾斜状に突出する突出縁部を形
成するので樹脂成形においてこのインサート金具を通孔
の突出縁部が樹脂の流動方向に対向するように配するこ
とにより、インサート金具の両面を流動する樹脂材は一
方面側から他方面側に突出縁部により案内されて通孔を
通して流入することになり、両面側の樹脂材は合体し、
インサート金具は確実に埋込み保持される。
また樹脂材に繊維を混在し強化をはかった樹脂材におい
ては、インサート金具の両面側の樹脂材を繊維により連
結することになり、両面側樹脂材の合体が一層強固とな
り、しかもこの両面側樹脂材の合体においては、通孔の
突出縁部を互いに対向して形成したことにより、一方面
側から他方面側へ樹脂材の流動方向と対向する傾斜通孔
部が形成され、また他方面側の突出縁部が他方面側を流
動する樹脂材に対して小抵抗として作用することになり
、このため一方面側を流動する樹脂材が他方面側に円滑
に流入し易い状態となって両面側の樹脂材は容易に合体
されることになるので、インサート金具は堅牢に埋込み
保持され、本考案を取付用インサート金具に適用すると
きは樹脂成形品の各種部材への取付固定が確実かつ堅牢
に行える。
特に本考案による板状インサート金具は車両座席用の樹
脂成形シートフレームの如き一定の強度が要求され、渣
た各種の部材を取付ける必要のある樹脂成形品に補強用
、取付用として埋込むインサート金具として効果的であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用した取付用板状インサート金具の
一例の斜視図、第2図は他側の一部分の拡大斜視図、第
3図は本考案による板状インサート金具を用いた樹脂成
形シートパックフレーム、第4図は第3図の一部分の拡
大断面図である。 図中1は板状インサート金具、2は通孔、2at2bは
突出縁部、6は樹脂材である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 樹脂材に繊維を含有させてなる樹脂成形品に埋込む補強
    及び取付用の板状インサート金具において、該板状イン
    サート金具の適宜箇所に、互いに相反する両面側に対向
    して傾斜突出する突出縁部を有する通孔を設けてなり、
    上記板状インサート金具を上記樹脂成形品の成形の際に
    、上記通孔の突出縁部が上記樹脂材の流動方向に対向す
    るように配して上記樹脂成形品に埋込むようにしたこと
    を特徴とする樹脂成形品用の板状インサート金具。
JP3784180U 1980-03-22 1980-03-22 樹脂成形品用の板状インサ−ト金具 Expired JPS5940186Y2 (ja)

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JP3784180U JPS5940186Y2 (ja) 1980-03-22 1980-03-22 樹脂成形品用の板状インサ−ト金具

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JPS56139523U JPS56139523U (ja) 1981-10-22
JPS5940186Y2 true JPS5940186Y2 (ja) 1984-11-13

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