JPH08312131A - コンクリート型枠 - Google Patents

コンクリート型枠

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JPH08312131A
JPH08312131A JP7184379A JP18437995A JPH08312131A JP H08312131 A JPH08312131 A JP H08312131A JP 7184379 A JP7184379 A JP 7184379A JP 18437995 A JP18437995 A JP 18437995A JP H08312131 A JPH08312131 A JP H08312131A
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JP
Japan
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face plate
concrete
reinforcing ribs
concrete formwork
formwork
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JP7184379A
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English (en)
Inventor
Shoya Suzuki
捷也 鈴木
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NSP Corp
Original Assignee
NSP Corp
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04GSCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
    • E04G9/00Forming or shuttering elements for general use
    • E04G9/02Forming boards or similar elements
    • E04G2009/028Forming boards or similar elements with reinforcing ribs on the underside

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 強度が高く、軽く、耐久性・再利用性に優
れ、しかも剥離性のよいコンクリート型枠を提供する。 【解決手段】 全体が合成樹脂で一体形成されたコンク
リート型枠は、表面がコンクリート成形面である面板1
1を有し、その上下両縁には上桟12及び下桟13が、
左右両縁には側桟14、15が裏面側に向かって突設さ
れている。側桟14の近傍には、隣接する他の型枠と連
結するための連結金具20が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、住宅の基
礎コンクリートを形成するためのコンクリート型枠に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のコンクリート用の型枠として
は、木製のもの、金属製のもの及び合成樹脂製のものが
知られている。
【0003】木製のコンクリート型枠は、コストが安
く、使用形態に合わせた形状に加工が容易である。しか
し、この木製の型枠は、再利用性に乏しく、コンクリー
ト成形面の外観も劣るものであった。
【0004】金属製のコンクリート型枠は、耐久性に優
れ、コンクリート成形面もすぐれたものとすることがで
きる。しかし、この金属製の型枠は、全体として重く取
り扱いに不便であり、錆びたりすることがある。
【0005】これらの問題を解決するために、例えば実
公昭43−17880号公報には、合成樹脂製のコンク
リート型枠が開示されている。この公報のコンクリート
型枠では、コンクリートを所定形状に成形するための面
板を有しているとともに、この面板の裏面に所定間隔を
おいて側桟と平行または直角な方向に補強リブが設けら
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記公報の
コンクリート型枠においては、裏面に補強リブが設けら
れているものの、補強リブによる補強効果が充分とは言
えない。特に、側桟に対して斜めの方向の力に対する補
強効果が乏しい。型枠の脱型時に型枠に対して前記の斜
めの方向の力が働いて型枠がねじられたり、曲げられた
りした場合には、従来の型枠では部分的に割れを生じた
り、変形したりすることがある。このため、充分な強度
を持たせるために全体を厚くする必要があった。従っ
て、このコンクリート型枠は、多量の樹脂原料を必要と
し、樹脂製とはいえどもかなりの重量を有して、取扱い
が面倒になるという問題点があった。
【0007】また型枠同士を連結するときには連結金具
を用いるのであるが、型枠を繰り返し利用していると、
連結金具が係合する部分の樹脂が摩耗し、連結の具合い
が悪くなるという問題があった。
【0008】本発明は、このような従来の技術に存在す
る問題点に着目してなされたものである。その目的とし
ては、強度が高く、軽く、耐久性・再利用性に優れ、し
かも剥離性のよいコンクリート型枠を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、全体を合成樹脂で一体成形す
るとともに、前記補強リブを前記面板の周縁に対して斜
めにかつ互いに交差するように配置したものである。
【0010】請求項2の発明では、補助補強リブを面板
の両端の側桟と直角な方向に配置したものである。請求
項3の発明では、補助補強リブを面板の両端の側桟と平
行な方向に配置したものである。
【0011】請求項4の発明では、側桟の少なくとも一
方に連結金具を支持したものである。請求項5の発明で
は、面板を中空構造に形成したものである。
【0012】請求項6の発明では、前記連結金具が係合
する側桟の部分に摩耗防止手段を設けたものである。請
求項7の発明では、前記側桟の部分を金属板で覆って構
成したものである。
【0013】請求項8の発明では、前記側桟の部分の内
側面に複数の突起を突設し、それらを前記金属板で覆っ
て構成したものである。従って、請求項1の発明によれ
ば、全体が合成樹脂で一体形成されているため軽いとと
もに、さび等が発生することがなく丈夫である。また、
基礎コンクリート硬化後の型枠の撤去時において、コン
クリート面からの剥離性がよい。さらに、面板の裏面に
設けられた補強リブと上桟、下桟、側桟あるいは支持リ
ブとの間に、トラス構造が形成される。そして、面板全
体の強度が向上されるとともに、耐ねじれ性、耐屈曲性
が向上する。
【0014】請求項2及び請求項3の発明によれば、面
板の裏面に補助補強リブを設けることによって、面板の
強度はさらに向上される。請求項4の発明によれば、連
結金具が隣接した他の型枠との連結に供される。
【0015】請求項5の発明によれば、面板自体の強度
を向上することができて、面板の肉厚を薄くすることが
できる。また、コンクリート養生時において、コンクリ
ートを保温することができて、特に大気温が低い場合に
おいて基礎コンクリートの品質を向上することができ
る。
【0016】請求項6及び7の発明によれば、連結金具
が係合する側桟の部分が摩耗するのを防ぐことができ
る。請求項8の発明によれば、前記側桟の部分の金属板
の弾性力を利用することにより、型枠同士の連結の強度
を増すことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)以下に、本発明の第1実施形態につい
て図面に基づいて説明する。
【0018】図1及び図2に示すように、コンクリート
型枠は、その全体がポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リエステル、ポリ塩化ビニル等の合成樹脂で一体成形さ
れている。その型枠は表面がコンクリート成形面11a
である面板11を有し、その上下両縁には、上桟12お
よび下桟13が裏面側に向かって突設されている。ま
た、面板11の左右両縁には側桟14、15が配設され
ている。
【0019】面板11の裏面には側桟14に近接して支
持リブ16が突設されている。前記一方の側桟14には
上下複数箇所に連結孔18が透設されるとともに、支持
リブ16にはそれらに対向する位置に支持凹部19が形
成されている。
【0020】この側桟14と支持リブ16との間は、連
結金具配置部17となっている。その連結金具配置部1
7には、連結孔18及び支持凹部19を利用して隣接配
置される他のコンクリート型枠を連結するための連結ピ
ン21と挟持部22とよりなる上下複数の連結金具20
が配置されている。なお、支持凹部19の空間部には、
樹脂製の抜け止め16aが挿嵌されて、支持リブ16に
溶着されている。そして、前記連結金具20が回動可能
かつ摺動可能に支持される。
【0021】他方の側桟15には別の隣接する型枠の連
結ピン21が連結挿入される挿通孔23が形成されてい
る。また、その側桟15に隣接して支持リブ16が突設
されている。この側桟15と支持リブ16との間は、隣
接する他の型枠の挟持部22を側桟15に装着するため
の連結金具配置部17となっている。
【0022】前記面板11の裏面には、ほぼ全面にわた
って、面板11の周縁に対して斜めの方向を指向して補
強リブ24が多数突設されている。この補強リブ24
は、図1において、互いに交差する右上がり補強リブ2
4aと右下がり補強リブ24bとよりなっている。そし
て、この補強リブ24と前記上桟12、下桟13、支持
リブ16とによってトラス構造が形成されている。
【0023】以上のように構成された本実施形態によれ
ば、型枠全体が合成樹脂によって一体成形されている。
このため、金属製の型枠に比べて軽量化できて、取扱上
及び運搬上便利である。また、錆等が発生することもな
く、丈夫なものとすることができる。さらに、基礎コン
クリート硬化後の型枠撤去時におけるコンクリート面か
らの剥離性がよく、作業上有利である。
【0024】加えて、面板11の裏面に設けられた補強
リブ24と上桟12、下桟13、支持リブ16との間に
トラス構造が形成され、面板11全体の強度が向上され
る。特に、脱型時に作用しやすい側桟14、15の対し
て斜めの方向の力に対する強度が向上されるため、型枠
がねじれられたり、曲げられたりしても割れたり、変形
したりすることが少ない。したがって、面板11を薄く
することができて、型枠全体を合成樹脂で形成したこと
とあいまって、いっそうの軽量化が可能となり、運搬や
施工に便利である。
【0025】しかも、面板11の裏面には連結挟持具と
しての連結金具20が支持されており、施工時における
型枠の組立、連結に便利である。
【0026】
【別の実施形態】つぎに、本発明の別の実施形態につい
て、前記第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。 (第2実施形態)第2実施形態においては、図3に示す
ように、前記第1実施形態において支持リブ16、連結
金具配置部17及び連結金具20が省略された構成とな
っている。そして、面板11の裏面には、補強リブ24
と上桟12、下桟13、側桟14、15との間にトラス
構造が形成されている。また、隣接する型枠の側桟1
4、15に透設された連結孔18間にわたって図示しな
い一対のボルト及びナットを挿通螺合して、隣接する型
枠を連結することができる構成となっている。
【0027】このように構成すれば、面板11の裏面全
体にトラス構造が形成されることとなり、強度がいっそ
う向上される。 (第3実施形態)第3実施形態においては、図4に示す
ように、支持リブ16の中央部間にわたって横補助補強
リブ25が設けられている。
【0028】このように構成すれば、面板11の強度が
さらに向上される。 (第4実施形態)第4実施形態では、図5に示すよう
に、前記第3実施形態において上桟12と下桟13との
間にわたって、複数の縦補助補強リブ26が所定の間隔
をおいて配置されている。
【0029】このように構成すれば、面板11の強度が
さらに向上される。 (第5実施形態)第5実施形態では、図6及び図7に示
すように、横補助補強リブ25が省略されているととも
に、面板31が中空構造に形成されている。この面板3
1の空間部32には、2枚の面板31a、31b間にわ
たって空間保持リブ33が縦横に複数形成されている。
【0030】このように構成すれば、面板31の強度が
向上されて、面板31a、31bの肉厚を薄くすること
ができる。従って、面板31の強度を損なうことなく、
型枠全体の軽量化が可能である。
【0031】また、一般に、コンクリートの硬化時に発
生する熱を逃がさないように養生した方が、コンクリー
トの成形面に収縮によるひび割れ等を生じるおそれがな
く、強度の高い基礎コンクリートを形成することができ
る。この実施形態の型枠は、その面板31が中空構造に
形成されているため、コンクリートの保温性が高く、強
度の優れた基礎コンクリートを形成することができる。
また、外気温が低い場合に発生することがあるコンクリ
ートの硬化不良を防止することができる。 (第6実施形態)第6実施形態では、図8に示すよう
に、面板11の裏側に横補助補強リブ25及び縦補助補
強リブ26が所定の間隔をおいて配設されている。さら
に補強リブ24が、前記横補助補強リブ25及び前記縦
補助補強リブ26の交点を通るように、面板11の周縁
に対して斜めの方向を指向して複数突設されている。
【0032】さらに本実施形態では、前記第1実施形態
に示すような、連結ピン21を支持するための支持構造
は設けられていない。その代わりに、連結金具20の連
結ピン21を回転可能かつ摺動可能に支持するために、
図9に示す連結ピン21の支持構造が連結金具配置部1
7に設けられている。この支持構造は、縦補助補強リブ
26の凹部41と、穴42及び凹部44を有する支持片
39と、係合突部43及び凹部45を有する抜け止め片
40とからなる。支持片39は面板11と固定関係にあ
り、その支持片39と縦補助補強リブ26との間には抜
け止め片40が嵌入される程度の空間が設けられてい
る。連結ピン21がこれらの凹部41、44に嵌入支持
された後、抜け止め片40が前記空間に嵌入される。こ
れらの凹部41、44と、抜け止め片40の凹部45と
の連係により、連結金具20が型枠に回転可能かつ摺動
可能に支持される。このとき、支持片39の穴42と抜
け止め片40の係合突部43との係合関係により、抜け
止め片40が縦補助補強リブ26と支持片39との間に
確実に嵌入固定される。よって、連結ピン21が支持片
39から抜け出ることはない。
【0033】また、側桟14,15の連結金具20が係
合する部分には、複数の突起34が型枠と一体形成され
ている。突起34及び側桟14、15にはそれらを跨ぐ
ように、図11に示す摩耗防止手段としての金属板35
が、図10に示すように外嵌されている。金属板35
は、コの字状に折り曲げられており、その内側面上には
側桟14,15に係止するための係止手段として、爪3
7が複数個突設されている。さらに図10から明らかな
ように、金属板35は側桟14、15から突出しないよ
うに埋設されており、型枠どうしを連結したときに、そ
れらの間に隙間が形成されないようになっている。
【0034】この実施形態においては、側桟14、15
の連結金具20が係合する部分が金属板35により被覆
されており、その部分が摩耗することを防ぐことができ
る。よって、型枠の耐久性、再利用性が向上される。
【0035】また金属板35が、側桟14あるいは15
と突起34との間に跨るように配置されている。そのた
め金属板35は図11の矢印方向へ僅かに撓むことがで
き、図12に示すように連結金具20による型枠同士の
連結状態を強固にすることができる。
【0036】さらに、抜け止め片40と支持片39の係
合および係合解除により連結ピン21を固定したり、固
定解除したりできるため、連結金具20の取り付け、取
り外しが容易で、施工時における型枠の組立、連結に便
利である。 (第7実施形態)第7実施形態では、第6実施形態と比
較して、図13に示すように、補強リブ24が、前記横
補助補強リブ25及び前記縦補助補強リブ26の交点を
通るように、面板11の周縁に対して斜めの方向を指向
して、直線状に複数突設されている。
【0037】さらに本実施形態では、前記第6実施形態
に示すような連結金具20を支持する支持構造はない。
即ち、連結金具20を支持するための支持リブ16、支
持片39および抜け止め片40は設けられていない。そ
の代わりに、連結金具20の連結ピン21を回転可能か
つ摺動可能に支持するために、図14に示すような連結
ピン21の受け部36が連結金具配置部17に設けられ
ている。この受け部36は、一部を斜状に開放した円弧
状部分36aと、それを支える足部分36bとから成
り、足部分36bは面板11と固定関係にある。この円
弧状部分36aに連結ピン21がはめ込まれて、連結金
具20が支持されている。なお、縦補助補強リブ26a
は、連結ピン21と干渉しないように湾曲されている。
【0038】このように構成すると、連結ピン21の受
け部36が設けられているため、連結金具20の取り付
け、取り外しが容易で、施工時における型枠の組立、連
結に便利である。 (第8実施形態)第8実施形態では、図15,図16に
示すように、第7実施形態のコンクリート型枠におい
て、補強リブ24の長さを短くして、そのリブ24が面
板11の裏面の中央部付近にのみ突設されている。さら
に連結金具20が係合する側桟14、15の内面には、
突起34の代わりに型枠と比較して弾性の大きいゴム等
の弾性部材38が止着され、さらにその上から金属板3
5が覆いかぶせられている。
【0039】このように構成すれば、補強リブ24が短
いために、さらなる軽量化につながる。また、型枠どう
しを連結する際、弾性部材38の弾性を利用して、その
連結をいっそう強固にすることができる。 (第9実施形態)第9実施形態では、図17に示すよう
に、コンクリート型枠の横幅が大きくされている。
【0040】本実施形態では、横幅が大きくなった分、
補強リブ24及び縦補助補強リブ26の数を増やすこと
で、強度の増加を図っている。なお、本発明は以下のよ
うに変更して具体化することもできる。
【0041】(1)連結孔18、挿通口23及び連結金
具20の数を前記各実施形態とは異なる数にすること。 (2)第1、3、4の各実施形態において、側桟15側
の連結金具配置部17にも、連結金具20を設けるこ
と。
【0042】(3)第3、4の各実施形態において、横
補助補強リブ25及び縦補助補強リブ26の数を各実施
形態に記載のものとは異なる数とすること。 (4)第4実施形態において、横補助補強リブ25を省
略した構成とすること。
【0043】(5)第5実施形態において、空間保持リ
ブ33を側桟14、15に対して斜めに配置すること。 (6)第5実施形態において、横補助補強リブ25を設
けること。
【0044】(7)第5実施形態において、縦補助補強
リブ26を省略した構成とすること。 (8)第5実施形態の面板31の構成を、他の実施形態
に適用すること。
【0045】(9)第6実施形態の連結金具20の支持
構造を、他の実施形態に適用すること。 (10)第7,8,9の各実施形態において、連結金具
20が支持リブ16に支持される構成とすること。
【0046】(11)第1,3,4,5の各実施形態に
おいて、連結金具20が受け部36に支持される構成と
すること。 (12)前記受け部36の構造を、図18(a),
(b)の各々に示すような形状のものとすること。
【0047】(13)第1,2,3,4,5の各実施形
態において、連結金具20が係合する側桟の部分に金属
板35を設けること。 (14)前記金属板35に設けられた係止手段としての
おわん状の爪37を円錐状の突部とし、あるいは図19
に示すように金属板の両端面を少し内側に折り曲げるこ
と。
【0048】(15)第7,8,9の各実施形態におい
て、横補助補強リブ25、縦補助補強リブ26及び補強
リブ24の数を各実施形態に記載のものとは異なる数に
すること。
【0049】(16)第7,9の各実施形態において複
数の突起34は、型枠と別体の弾性体を止着したものと
すること。 (17)第6,7,9の各実施例において、複数の突起
34は型枠と一体形成した1個の四角柱状の突起とする
こと。
【0050】(18)前記(17)において、摩耗防止
手段としての金属板35を取り外したものとすること。 つぎに、上記実施形態によって把握される技術的思想を
述べる。
【0051】(1)請求項1において、面板11の裏面
に外周のリブ12〜15及びそのリブと平行なリブ16
と、そのリブに対して斜めのリブ24とによりトラス構
造を形成したコンクリート型枠。
【0052】このように構成した場合、面板11の強度
を向上できて、型枠全体を薄くすることができる。この
ため、型枠を軽量化できて、運搬、取扱上便利である。 (2)請求項4において、支持リブ16に支持凹部19
を設け、その支持凹部19と側桟14の連結孔18にわ
たって連結ピン21を配置するとともに、支持凹部19
の空間部には抜け止め16aを溶着したコンクリート型
枠。
【0053】このようにして構成した場合、連結金具2
0を面板11の裏面に、容易かつ確実に支持することが
できる。 (3)請求項4において、面板11の裏面に連結金具2
0の連結ピン21を着脱可能に支持する受け部36を設
けたコンクリート型枠。
【0054】このように構成した場合、連結金具を容易
に取り付け、及び取り外しすることができる。
【0055】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば以
下の優れた効果を奏する。請求項1の発明によれば、全
体を合成樹脂により一体形成したことにより軽くて、錆
等の発生がなく、剥離性のよい型枠とすることができ
る。さらに、補強リブが面板の周縁に対して斜めに配置
され、面板の裏面にトラス構造が形成される。これによ
って、面板全体の強度、特に耐ねじれ性が向上され、面
板を薄くできて、型枠全体をいっそう軽くすることがで
きる。従って、運搬、施工、撤去時に便利である。
【0056】請求項2および請求項3の発明によれば、
補助補強リブを設けることでさらに面板の強度が向上す
る。請求項4の発明によれば、型枠の連結組立の際、便
利である。
【0057】請求項5の発明によれば、面板の強度を損
なうことなく軽量化できるとともに、コンクリートの保
温性を向上できて、強度の高い基礎コンクリートを形成
することができる。また、外気温が低い場合に発生する
ことがあるコンクリートの硬化不良を防止することがで
きる。
【0058】請求項6及び請求項7の発明によれば、側
桟の連結金具が係合する部分が摩耗することはなく型枠
の耐久性、再利用性が向上する。請求項8の発明によれ
ば、金属板の弾性力を利用することで型枠の連結の強度
が増加する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態の型枠を示す斜視図。
【図2】 図1の1−1線断面図。
【図3】 第2実施形態の型枠を示す斜視図。
【図4】 第3実施形態の型枠を示す斜視図。
【図5】 第4実施形態の型枠を示す斜視図。
【図6】 第5実施形態の型枠を示す一部切欠斜視図。
【図7】 図6の2−2線断面図。
【図8】 第6実施形態の型枠を示す斜視図。
【図9】 連結金具の支持方法を示す要部拡大図。
【図10】 図8の3−3線断面図。
【図11】 摩耗防止手段としての金属板を示す斜線
図。
【図12】 型枠同士の連結した様子を示す要部断面
図。
【図13】 第7実施形態の型枠を示す斜視図。
【図14】 連結ピンの受け部を示す斜線図。
【図15】 第8実施形態の型枠を示す斜視図。
【図16】 図15の4−4線断面図。
【図17】 第9実施形態の型枠を示す斜視図。
【図18】 連結ピンの受け部の別形態を示す斜視図。
【図19】 金属板の係止手段の別形態を示す斜視図。
【符号の説明】
11、31…面板、14、15…側桟、20…連結挟持
具としての連結金具、24…補強リブ、25…補助補強
リブとしての横補助補強リブ、26…補助補強リブとし
ての縦補助補強リブ、34…突起、35…摩耗防止手段
としての金属板、36…連結ピンを支持する受け部、3
7…係止手段としての爪、39…支持片、40…抜け止
め片。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリートを成形するための面板を有
    するとともに、この面板の裏面に補強リブを設けたコン
    クリート型枠において、 全体を合成樹脂で一体成形するとともに、前記補強リブ
    を前記面板の周縁に対して斜めにかつ互いに交差するよ
    うに配置したコンクリート型枠。
  2. 【請求項2】 補助補強リブを面板の両端の側桟と直角
    な方向に配置した請求項1に記載のコンクリート型枠。
  3. 【請求項3】 補助補強リブを面板の両端の側桟と平行
    な方向に配置した請求項1あるいは2に記載のコンクリ
    ート型枠。
  4. 【請求項4】 前記側桟の少なくとも一方に連結金具を
    支持した請求項1〜3のいずれかに記載のコンクリート
    型枠。
  5. 【請求項5】 前記面板を中空構造に形成した請求項1
    〜4のいずれかに記載のコンクリート型枠。
  6. 【請求項6】 前記連結金具が係合する側桟の部分に、
    摩耗防止手段を設けた請求項4又は5に記載のコンクリ
    ート型枠。
  7. 【請求項7】 前記摩耗防止手段は、側桟を覆う金属板
    である請求項6に記載のコンクリート型枠。
  8. 【請求項8】 前記側桟の内側面に複数の突起を突設
    し、それらを前記金属板で覆った請求項7に記載のコン
    クリート型枠。
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