JP3159912B2 - パイプ椅子の座板取付構造 - Google Patents

パイプ椅子の座板取付構造

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JP3159912B2 JP03223496A JP3223496A JP3159912B2 JP 3159912 B2 JP3159912 B2 JP 3159912B2 JP 03223496 A JP03223496 A JP 03223496A JP 3223496 A JP3223496 A JP 3223496A JP 3159912 B2 JP3159912 B2 JP 3159912B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばコンサー
トホールやイベント会場等において好適に使用されるパ
イプ椅子の座板取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図8に示すように、コンサートホール等
で使用されるパイプ椅子において、座部の構造体をなす
座部フレーム(1)の両側辺(1a)(1a)には、そ
の前部に、取付金具(2)が内方に突出するように固着
されるとともに、後部間に架け渡されるようにして、架
橋桟(3)が固着されている。そして座部フレーム両側
辺(1a)(1a)上に座板(4)が配置された状態
で、ビス(5)が取付金具(2)及び架橋桟(3)の合
計4個のビス挿通孔(2a)(3a)にそれぞれ挿通さ
れて、座板(4)の下面側に埋設されたナット(4a)
にそれぞれ螺着することにより、座板(4)が座部フレ
ーム(1)に固定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
なパイプ椅子は、他の椅子と同様、使用を繰り返すうち
に劣化してしまうので、長期安定して使用するには、劣
化部分の補修や交換等を行う必要があるが、中でも座板
(4)の張り地(表皮シート4b)は、着座する者と直
接接触するので、他の部分に比べ、劣化が早く、比較的
短い周期で補修や交換等を行う必要がある。
【0004】このような状況下において、上記従来のパ
イプ椅子の座板取付構造においては、座板(4)の前後
左右の4か所において、座部フレーム(1)にビス止め
して取り付けるものであるため、張り地交換のために座
板(4)を取り外すには、前後左右4個のビス(5)を
取り外してから、座板(4)を取り外し、その後、張り
地交換等の適当な処置を施した後、座板(4)を前後左
右の4か所でビス止めして座部フレーム(1)に固定す
ることになる。このように座板(4)の取り外し時及び
取り付け時に、面倒なビスの脱着作業を、それぞれ4回
ずつ行う必要があり、座板(4)の補修、交換作業が面
倒で、メンテナンス性に劣るという問題があった。しか
もこのタイプの椅子は、上記したようにコンサートホー
ル等で多数使用されるものであるため、上記の座板補
修、交換作業は頻繁に行わねばならず、メンテナンス性
の向上が強く求められる。
【0005】なお、ビス止め数を少なくすると、メンテ
ナンス性の向上を図ることは可能であるが、そうすると
座板を十分な強度で取り付けることができないという別
の問題が発生する。
【0006】また上記従来のパイプ椅子においては、座
部フレーム(1)の前端(脚部前フレームの上端)に補
強フレーム(1b)が設けられているものの、それだけ
では十分な剛性を確保できず、多少乱暴に扱った場合等
に、フレーム(1)が変形して、座部形状が変形してし
まったり、場合によっては破損するという問題があっ
た。なお座部フレーム(1)として、厚肉で高強度のも
のを使用すると、フレーム(1)の重量、ひいては椅子
全体の重量が多くなり、フレーム(1)の高重量化を来
し、椅子自体が重くなって、パイプ椅子本来の機能を低
下させる恐れがあるという問題が発生する。
【0007】この発明は、上記従来技術の問題を解消
し、座板の取付強度を十分に確保しつつ、座板の補修、
交換等に伴う座板の脱着作業を容易に行えて良好なメン
テナンス性を得ることができ、その上更に、座部の剛性
を十分に確保できて変形や破損等を確実に防止できるパ
イプ椅子の座板取付構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、座部の構造体をなす座部フレームの上
面側に、座板が取り付けられるパイプ椅子の座板取付構
造において、前記座部フレームの両側辺における前部間
及び後部間に、前架橋桟及び後架橋桟がそれぞれ架け渡
され、前後両架橋桟のうち、少なくとも一方の架橋桟の
少なくとも左右両側に、前方に向けて突出する差込用突
片がそれぞれ設けられるとともに、他方の架橋桟にビス
挿通孔が形成され、前記座板の下面側における前記差込
用突片に対応する位置に、後端に差込口を有するボック
ス状の突片受入部材がそれぞれ設けられ、前記差込用突
片が、前記突片受入部材にその差込口から差し込まれ
とともに、前記差込用突片の上面の一部及び下面の一部
が前記突片受入部材の上壁内面及び下壁内面に圧接され
て係合した状態で、前記ビス挿通孔に挿通されたビスが
前記座板の下面側に螺着することにより、前記座板が前
記前部フレームに取り付けられてなるものを要旨とす
る。
【0009】本発明においては、座板を、例えばその前
部を、差込用突片の突片受入部材への差し込みにより前
架橋桟に係合した状態で、後部を後架橋桟にビス止めし
て、座部フレームに取り付けるものであるため、座板
は、後部のビスを取り外して前部の係合を解除するだけ
で取り外すことができる。従って座板補修時等において
は、面倒なビスの脱着作業を、例えば座板後部に対し行
うだけで、簡単に座板を脱着できる。
【0010】また座部フレームは、その両側辺の前後が
架橋桟により連結されているため、剛性を向上させるこ
とができ、フレーム変形及び座部変形等を確実に防止で
きる。更に座板はその前後位置で係合ないしはビス止め
により座部フレームに取り付けられているので、座板の
取付強度を十分に確保できる。
【0011】なお本発明においては、突片受入部材を、
剛性に優れたボックス状のものにより構成しているた
め、長期使用に対しても受入部材の破損等を防止でき、
十分な耐久性を得ることができる
【0012】また本発明において、前記差込用突片は、
その上面の一部及び下面の一部が前記突片受入部材の上
壁内面及び下壁内面にそれぞれ圧接されるため、座板の
フレームに対するがたつき等を、より確実に防止でき、
座板を、より一層良好な状態で取り付けることができ
る。
【0013】更に本発明においては、前記架橋桟とし
て、断面逆ハット形のものを使用するのが良い。すなわ
ちこの構成を採用する場合、座部の剛性を、より一層向
上させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の実施形態が適用
されたパイプ椅子を示す斜視図、図2はその椅子の座部
を分解して示す斜視図である。
【0015】両図に示すように、この椅子の座部(1
0)は、その構造体をなす金属丸パイプ製の座部フレー
ム(20)と、その上面側に取り付けられる座板(3
0)とを備えている。
【0016】図1ないし図6に示すように、座部フレー
ム(20)の両側辺(20a)(20a)には、その前
部間に架け渡すようにして帯状金属板からなる前架橋桟
(21)が固着されるとともに、後部間に架け渡すよう
にして、帯状金属板からなる後架橋桟(25)が固着さ
れている。
【0017】前架橋桟(21)は、その前縁部の所定領
域が切り欠かれるようにして、中央部と両側部の3か所
に、前方に向けて突出する差込用突片(22)が形成さ
れるとともに、各差込用突片(22)間に、補強片(2
3)を残存させるようにしている。
【0018】なおこの前架橋桟(21)は、図4等に示
すように中央領域が下方に凹陥形成された断面逆ハット
形のものにより構成されており、これにより前架橋桟
(21)の剛性、ひいては座部フレーム(20)の剛性
を向上させるようにしている。
【0019】また後架橋桟(25)は、その両側位置
に、ビス(50)の軸部を挿通可能なビス挿通孔(2
6)(26)がそれぞれ形成されている。なおこの後架
橋桟(25)は、図6等に示すように断面波形のものに
より構成されており、後架橋桟(25)の剛性、ひいて
は座部フレーム(20)の剛性を、より一層向上させる
ようにしている。
【0020】一方図2及び図7に示すように、座板(3
0)は、硬質合成樹脂の一体成形品からなる芯板(30
a)を具備している。この芯板(30a)の後部両側に
は、上記後架橋桟(25)のビス挿通孔(26)(2
6)に対応して、ナット(51)(51)が埋設状態に
固定されている。
【0021】更に座部芯板(30a)の下面前部におけ
る中央位置と両側位置には、上記前架橋桟(21)の差
込用突片(22)に対応して、3個の突片受入部材(3
2)が一体的に形成されている。各突片受入部材(3
2)は、後端が開放されており、その後端開放部をもっ
て、差込口(32a)が構成されている。更に突片受入
部材(32)は、その内部の幅寸法が上記差込用突片
(22)の幅寸法よりも大きく形成されており、上下寸
法が差込用突片(22)の上下寸法にほぼ対応する大き
さに形成されている。そして後に詳述するように、差込
用突片(22)を突片受入部材(32)内にその差込口
(32a)から差し込んだ際に、差込用突片(22)の
上面の一部(外周縁部)が受入部材(32)の上壁内面
に圧接するとともに、差込用突片(22)の下面の一部
(内周領域)が受入部材(32)の下壁内面に圧接する
よう構成されている。
【0022】なお受入部材(32)の上壁内面は、芯板
(30a)の下面により構成されている。
【0023】また座部芯板(30a)の上面側に、クッ
ション材が配置されるとともに、そのクッション材を覆
うように表皮シート(張り地35)が配置され、その表
皮シート(35)の外周縁部が、座部芯板(30a)の
下面側外周縁部にタック止めにより固定されて、座板
(30)が構成されている。
【0024】なお図1及び図2に示すように、座部フレ
ーム(20)の前端(脚部前フレームの上端)には、補
強フレーム(11)が設けられている。
【0025】本実施形態において、座部(10)は、以
上の構成要素からなり、これらが以下に説明するように
組み付けられる。
【0026】すなわち座部フレーム(20)上におい
て、座板(30)をその突片受入部材(32)の差込口
(32a)を座部フレーム(20)側の差込用突片(2
2)にそれぞれ対向させるように配置し、その状態のま
ま座板(30)を後方へスライドさせる。これにより各
差込用突片(22)を、対応する受入部材(32)にそ
の差込口(32a)から差し込んで係合するとともに、
座板(30)側の埋設ナット(51)(51)をフレー
ム(20)側における後架橋桟(25)のビス挿通孔
(26)(26)に臨ませる。なおこの状態において
は、上記したように各差込用突片(22)は、その上面
の一部及び下面の一部が、各突片受入部材(32)の上
壁内面及び下壁内面にそれぞれ圧接して、受入部材(3
2)に対する差込用突片(22)のがたつき、すなわち
座部フレーム(20)に対する座板(30)のがたつき
が確実に防止される。
【0027】次に2本のビス(50)を座部下面側か
ら、後架橋桟(25)のビス挿通孔(26)にそれぞれ
挿通して、座板(30)の埋設ナット(51)にそれぞ
れ締結し、これにより座部(10)の組付を完了する。
【0028】このパイプ椅子の座板取付構造によれば、
座板(30)の前部を前架橋桟(21)に係合して、後
部両側の2か所を座部フレーム(20)にビス止めして
組み付けるものであるため、張り地交換等のために座板
(30)を取り外すには、座板後部の2本のビス(5
0)を取り外し、その後は、座板(30)をフレーム
(20)に対し前方へスライドさせて、差込用突片(2
2)を突片受入部材(32)から抜き取るだけで取り外
すことができる。
【0029】一方、取り外した座板(30)に対し張り
地交換等の適当な処理を施した後、再度、座板(30)
を組み付けるには、差込用突片(22)を受入部材(3
2)に差し込むように座板(30)を配置して、座板
(30)の後部の2か所で、ビス止めするだけで組み付
けることができる。
【0030】このように面倒なビス止め、ビス外し作業
を、座部(20)の後部に対し行うだけで、具体的には
たった2本のビス(50)を着脱するだけで、座板(3
0)を着脱できるので、例えば従来の座板取付構造のよ
うに、面倒なビス止め、ビス外し作業を、座部の前後両
側に対し行う場合に比べて、作業者の負担を半減させる
ことができ、良好なメンテナンス性を得ることができ
る。
【0031】また本実施形態では、座部フレーム(2
0)において、その両側辺(20a)(20a)の前後
が架橋桟(21)(25)により連結されているため、
フレーム剛性が高められて、多少乱暴に扱った場合等に
おいても、フレーム(20)の変形及び座部(10)の
変形を確実に防止でき、十分な剛性を確保することがで
きる。なお本実施例特有の架橋桟(21)(25)等の
部材は、椅子全体の重量を基準にすると、非常に軽量で
あり、椅子全体の重量ははほとんど増加せず、高重量化
を来すようなことはない。
【0032】また座板(30)を座部フレーム(20)
に対し、前部の3か所で係合するとともに、後部の2か
所でビス止めすることにより、合計5か所もの位置で座
板(30)を固定しているため、座板(30)を十分な
強度で取り付けることができ、座板(30)の脱外やが
たつき等の不具合を確実に防止できる。しかも本実施形
態においては、座部フレーム(20)側の差込用突片
(22)を、座板(30)側の突片受入部材(32)の
上下壁内面にそれぞれ圧接しているため、座板(30)
のフレーム(20)に対するがたつき等を、より確実に
防止でき、座板を、より一層良好な状態で取り付けるこ
とができる。
【0033】更に本実施形態においては、突片受入部材
(32)を、剛性に優れたボックス状のものにより構成
しているため、長期使用も対しても受入部材(32)の
破損等を確実に防止でき、十分な耐久性を得ることがで
きる。
【0034】また本実施形態においては、座板前部の両
側位置に加えて中央位置も、差込用突片(22)により
座部フレーム(20)に係合しているため、座板(2
0)の前縁部全域、特に中央部がフレーム(20)に確
実に固定され、良好な取付状態を得ることができる。
【0035】なお上記実施形態では、座板(30)の前
部を座部フレーム(20)側に係合して、後部をビス止
めするようにしているが、本発明はそれだけに限られ
ず、座板(30)の前部を座部フレーム(20)側にビ
ス止めして、後部を係合するようにしても良い。更に上
記実施形態では、座板(30)を前部の3か所で係合す
るようにしているが、本発明においては、座板(30)
の前部あるいは後部の少なくとも左右両側2か所が係合
されていれば良い。更に座板(30)を前部及び後部の
複数の位置で係合して、後部中央あるいは前部中央の1
か所でビス止めするようにしても良い。
【0036】
【発明の効果】以上のように、本発明のパイプ椅子の座
板取付構造によれば、座部フレーム両側辺の前後に架橋
桟を架け渡して、座板を、例えばその前部を、差込用突
片の突片受入部材への差し込みにより前架橋桟に係合し
た状態で、後部を後架橋桟にビス止めして、座部フレー
ムに取り付けるものであるため、座板を、後部のビスを
取り外して前部の係合を解除するだけで取り外すことが
できる。従って座板補修時等においては、面倒なビスの
脱着作業を、例えば座板後部に対し行うだけで、簡単に
座板を脱着できるので、従来のように面倒なビスの脱着
作業を、座板の前後両側に対し行う場合と比較して、作
業者の負担を半減でき、良好なメンテナンス性を得るこ
とができる。また座部フレームは、その両側辺の前後が
架橋桟により連結されているため、剛性を向上させるこ
とができ、フレーム変形及び座部変形等を確実に防止で
きる。更に座板はその前後位置で係合ないしはビス止め
により座部フレームに取り付けているので、座板の取付
強度を十分に確保できるという効果を得ることができ
る。なお本発明においては、突片受入部材を、剛性に優
れたボックス状のものにより構成しているため、長期使
用に対しても受入部材の破損等を防止でき、十分な耐久
性を得ることができる。
【0037】た本発明において、座部フレーム側の
差込用突片を、座板側の突片受入部材の上下壁内面にそ
れぞれ圧接させるため、座板のフレームに対するがたつ
き等を確実に防止でき、座板を、より一層良好な状態で
取り付けることができる
【0038】更に本発明において、架橋桟として、断面
逆ハット形のものを使用する場合には、座部の剛性を、
より一層向上させることができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態である座板取付構造が適用
されたパイプ椅子を示す斜視図である。
【図2】実施形態のパイプ椅子における座部を分解して
下から見上げた状況で示す斜視図である。
【図3】実施形態のパイプ椅子における座部両側フレー
ムを示す平面図である。
【図4】実施形態のパイプ椅子における差込係合部周辺
を示す側断面図であって、図3のIV−IV線断面に相当す
る図である。
【図5】実施形態のパイプ椅子における差込係合部周辺
を示す底断面図である。
【図6】実施形態のパイプ椅子におけるビス止め部周辺
を示す側断面図であって、図3のVI−VI線断面に相当す
る図である。
【図7】実施形態のパイプ椅子における座板を示す底面
図である。
【図8】従来のパイプ椅子における座部を分解して下か
ら見上げた状況で示す分解斜視図である。
【符号の説明】
10…座部 20…座部フレーム 20a…座部フレーム両側辺 21、25…架橋桟 22…差込用突片 26…ビス挿通孔 30…座板 32…突片受入部材 32a…差込口 50…ビス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47C 5/06 A47C 7/00 - 7/18

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座部の構造体をなす座部フレームの上面
    側に、座板が取り付けられるパイプ椅子の座板取付構造
    において、 前記座部フレームの両側辺における前部間及び後部間
    に、前架橋桟及び後架橋桟がそれぞれ架け渡され、 前後両架橋桟のうち、少なくとも一方の架橋桟の少なく
    とも左右両側に、前方に向けて突出する差込用突片がそ
    れぞれ設けられるとともに、他方の架橋桟にビス挿通孔
    が形成され、 前記座板の下面側における前記差込用突片に対応する位
    置に、後端に差込口を有するボックス状の突片受入部材
    がそれぞれ設けられ、 前記差込用突片が、前記突片受入部材にその差込口から
    差し込まれるとともに、前記差込用突片の上面の一部及
    び下面の一部が前記突片受入部材の上壁内面及び下壁内
    面に圧接されて係合した状態で、前記ビス挿通孔に挿通
    されたビスが前記座板の下面側に螺着することにより、
    前記座板が前記前部フレームに取り付けられてなること
    を特徴とするパイプ椅子の座板取付構造。
  2. 【請求項2】 前記架橋桟は、断面逆ハット形に形成さ
    れてなる請求項1記載のパイプ椅子の座板取付構造。
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JP4867340B2 (ja) * 2005-12-29 2012-02-01 株式会社イトーキ 椅子の座装置
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