JPH0613946Y2 - 複合遮音床材 - Google Patents

複合遮音床材

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JPH0613946Y2
JPH0613946Y2 JP13777188U JP13777188U JPH0613946Y2 JP H0613946 Y2 JPH0613946 Y2 JP H0613946Y2 JP 13777188 U JP13777188 U JP 13777188U JP 13777188 U JP13777188 U JP 13777188U JP H0613946 Y2 JPH0613946 Y2 JP H0613946Y2
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JP
Japan
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floor
sound insulation
asphalt sheet
asphalt
composite sound
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JP13777188U
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実 広田
淳 二宮
晶利 原田
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日本鋼管株式会社
日本鋼管ライトスチール株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、住宅、集合住宅或いは事務所における居住性
がよく、且つ床衝撃音の低減効果の優れた、床下地材と
仕上材の間に介設する複合遮音床材に関するものであ
る。
[従来の技術] 住宅、集合住宅或いは事務所等の各種建築物の床構造と
しては、床で発した音等を階下等に伝えず振動音の程度
を小さくする防音性が要求される。
この防音性を一応充足する床材として次のようなものが
ある。
第5図は、従来のコンクリート床用の床材の説明図であ
る。
即ち、コンクリート床11の上に、防振ゴム12と合板
13とを接着し、その上部に遮音シート14を敷いてな
る防音下地材16を重ね、さらにその上に仕上げ用木質
フロアー15で覆ったもので、上記の防音性を満たすコ
ンクリート床用の床材として用いられている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、従来の上記床材ではスプーンの落下や家
具の移動等のように軽くて硬い衝撃音を低減させること
は可能であるが、子供の飛びはね等の重くて柔らかい衝
撃による重量衝撃音の遮音性能は十分ではない。
また遮音性能を向上させるため、防振ゴム12の層を厚
くした場合には、床板本来の歩行感、強度の悪さが生じ
床板本来の機能が損なわれ易い。
この考案は、上記のような従来の欠点を解消するために
なされたものである。
即ち本考案は、高周波領域から従来困難とされていた低
周波領域まで広い領域に亙って重量床衝撃音レベルを低
減する複合遮音床材を提供することを目的とするもので
ある。
[課題を解決するための手段] 本考案は、コンクリート床或いは木造、鉄骨造りの床構
造下地の上部に、アスファルトシートを離散的に敷き、
残る空間部をグラスウール又はロックウールで充填し、
その上部に木質系或いはセメント系の面材を接合してな
る複合遮音床材であり、さらに前記アスファルトシート
中に製鋼風砕スラグを混入せしめたことを特徴とする複
合遮音床材である。
[作用] 本考案の複合遮音床材は、上記のように構成されている
ので、高周波領域から従来困難とされていた低周波領域
まで広い領域の音域に亙って重量床衝撃音レベルを低減
する作用を有する。
また全部の下地面積に対するアスファルトシートの面積
比率即ちアスファルトシートの面積比は、後述する第1
図の複合遮音床において、木質系面材3の単位面積当り
の質量:m(kg/m),アスファルトシート1の単位
面積当りの質量:m(kg/m),グラスウール2の
単位面積当りの動的バネ定数:k(N/m.m),ア
スファルトシートの面積:A,グラスウールの面積:
,アスファルトシートの面積比:α, α=A/(A+A) から、この複合遮音床材系の固有振動数(Hz)を次の
如くして求める。
求めた固有振動数が、重量床衝撃で低減することが
難しい低音域の振動数、63Hz,125Hzよりも高くなるよう
に、アスファルトシートの面積比を決めるとよい。
しかしながら、上記の式より求めた固有振動数(Hz)から
の面積比に、アスファルトシートの減衰性能,剛性等が
加わり実際には、25〜75%が好ましい面積比である。
さらに、ここで使用するアスファルトシートに、製鋼過
程の副産物である風砕スラグを重量比65%以上アスファ
ルトに混入してシート状にした製鋼風砕スラグ混入アス
ファルトシートは、重量床衝撃音の振動エネルギーが加
わると、風砕スラグとアスファルトとの界面で摩擦が生
じエネルギーを吸収して、振動を効果的に減衰させる作
用を有するので、好ましいものである。
次に本考案の実施例について述べる。
[実施例] 実施例を図に基づいて述べる。
第1図は、コンクリート床上に設けた、本考案の実施例
に基づく複合遮音床材の断面説明図、第2図は、鉄骨プ
レハブ建築の床として用いた本考案の複合遮音床材を具
体的に示した断面説明図、第3図及び第4図は、アスフ
ァルトシートの敷設方法を示した斜視図である。
図において、1はアスファルトシート、2はグラスウー
ル、3は木質系面材、4はコンクリート床、5は複合遮
音床材、6は合板、7は粘弾性シート、8はパーティク
ルボード、9は鋼製根太、10はH形鋼梁である。
第1図に示す如く、床構造の下地のコンクリート床4の
上部に、製鋼風砕スラグを混入したアスファルトシート
1を離散的に第3図及び第4図に示す如く、帯状或いは
碁盤状に敷く。
この場合、アスファルトシート1の各仕切り板の大きさ
及び板厚は、対象となる建築物の用途やアスファルトシ
ート1の剛性及び密度によって異なり必ずしも一律に規
制出来ないが、第3図に示す如く帯状に敷く場合、幅5
〜15cm程度、板厚は2〜10mm程度、また第3図に示す如
く碁盤状に敷く場合は、各仕切り板の辺の大きさは5〜
15cm程度のものを使用する。
床面の全面積に対するアスファルトシートの面積比率
は、対象となる建築物の用途やアスファルトシートの剛
性及び密度によって異なり必ずしも一律に規制出来ない
が、通常25〜75%とする。
第3図に示す実施例においては、 アスファルトシート1の幅w:150 mm グラスウール2の幅 w:100 mm 面積率=150/(150+100)=60% である。
また、アスファルトシート1をコンクリート床4に載置
する際には、アスファルトシート1自身の粘着性により
載置するだけで固着させることが出来る。
アスファルトシート1以外の残りの空間部分は、グラス
ウール又はロックウール2等で充填するが、その厚さは
建築物の用途やアスファルトシート1の厚さ、グラスウ
ール又はロックウール2の密度によって異なり、必ずし
も一律に規制出来ないが、通常アスファルトシート1の
厚さの1〜5倍程度のものを使用する。
次にアスファルトシート1とグラスウール又はロックウ
ール2の上部に、木質系或いはセメント系の面材3を敷
き、これとアスファルトシート1と小ねじ、釘等で締結
するか或いは床構造下地材4とアスファルトシート1を
貫通して、小ねじ、釘等で締結する。
なお、この床材は現場で施工しても構わないが、アスフ
ァルトシート1とグラスウール又はロックウール2の層
とその上部の木質系或いはセメント系の面材3を一体と
して工場で製造すれば現場での施工が省力化出来る。
また、この場合、床構造下地の面材も一体として、工場
で製造しても構わない。
第2図は、鉄骨プレハブ建築の床で本考案の複合遮音床
材を具体的に示したものである。
ここで使用する製鋼風砕スラグ混入アスファルトシート
1とは、製鋼過程の副産物である風砕スラグを重量比で
70%アスファルトに混入してシート状にアスファルトシ
ート1としたもので、これに振動エネルギーが加わると
風砕スラグとアスファルトとの界面で摩擦が生じ、エネ
ルギーを吸収して、振動を効果的に減衰させる機能を有
するものである。
次に本考案の複合遮音床材と従来の床材との比較を行っ
た。
コンクリートの厚さ200mmの壁により内法1600×1600mm
の空間を形成する実験用架構の上に、次の第1表に示す
構成を有する床構造を載せ、JIS1418(建築物の現場に
おける床衝撃音レベルの測定方法)に準拠して、階上か
らのバングマシンによる重量衝撃音レベル(dB)を測定し
た。その結果を第2表に示す。
以上の第2表の結果に示す如く、重量衝撃音のエネルギ
ーをアスファルトシートが吸収して、遮音効果を与える
ことは明らかである。
[考案の効果] 本考案に係る複合遮音床材は、コンクリート床、木造の
根太床、鉄骨造のデッキプレート床等に好適であり、従
来から使用されていた制振ゴム等の乾式浮床構造に比較
して、アスファルトシート、グラスウールまたはロック
ウールの複合により、高周波領域から従来困難とされて
いた低周波領域まで広い領域に亙って重量床衝撃音レベ
ルを効果的に低減するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本考案の実施例に基づく複合遮音
床材の断面説明図、第3図及び第4図は、アスファルト
シートの敷設方法を示した斜視図、第5図は、従来のコ
ンクリート床用の床材の説明図である。 図において、1:アスファルトシート、2:グラスウー
ル、3:木質系面材、4:コンクリート床、5:複合遮
音床材、6:合板、7:粘弾性シート、8:パーティク
ルボード、9:鋼製根太、10:H形鋼梁、11:コン
クリート床、12:防振ゴム、13:合板、14:遮音
シート、15:仕上げ用木質フロアー、16:防音下地
材である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 原田 晶利 埼玉県入間市仏子997―8 仏子団地12― 401 (56)参考文献 実開 昭60−102323(JP,U) 実公 昭37−27853(JP,Y1)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】床構造下地の上部にアスファルトシートを
    離散的に敷き、残る空間部をグラスウール又はロックウ
    ールで充填し、該上部に木質系或いはセメント系の面材
    を接合してなることを特徴とする複合遮音床材。
  2. 【請求項2】前記アスファルトシート中に製鋼風砕スラ
    グを混入せしめたことを特徴とする請求項1の複合遮音
    床材。
JP13777188U 1988-10-24 1988-10-24 複合遮音床材 Expired - Lifetime JPH0613946Y2 (ja)

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JP13777188U JPH0613946Y2 (ja) 1988-10-24 1988-10-24 複合遮音床材

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JP13777188U JPH0613946Y2 (ja) 1988-10-24 1988-10-24 複合遮音床材

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JPH0258542U JPH0258542U (ja) 1990-04-26
JPH0613946Y2 true JPH0613946Y2 (ja) 1994-04-13

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JP13777188U Expired - Lifetime JPH0613946Y2 (ja) 1988-10-24 1988-10-24 複合遮音床材

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JP2013087479A (ja) * 2011-10-17 2013-05-13 Shizuoka Rekisei Kogyo Kk 建築物の防音構造体及び床構造

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JP2006265881A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Sugimoto Kenchiku Kenkyusho:Kk 建物の制振構造及び制振パネル

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