JPH07589Y2 - 防音防振床下地装置 - Google Patents
防音防振床下地装置Info
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- JPH07589Y2 JPH07589Y2 JP12312587U JP12312587U JPH07589Y2 JP H07589 Y2 JPH07589 Y2 JP H07589Y2 JP 12312587 U JP12312587 U JP 12312587U JP 12312587 U JP12312587 U JP 12312587U JP H07589 Y2 JPH07589 Y2 JP H07589Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は床の防音防振床下地装置に関するものである。
［従来の技術］ 従来、床の防音防振床下地装置において、子供の飛びは
ね等を想定している重量床衝撃音に対する遮音性能を向
上させるために支持脚部、及び防振材の形状、材質につ
いてはいろいろな提案がされているが、硬いものの落
下、椅子のひきずる音等の軽量床衝撃音に対しては、特
に検討がされていなかった。第６図は従来の床下地装置
の一例であり、このような装置では軽量床衝撃音は、床
仕上材としてカーペットを使用することによってある程
度改善している。しかし、近年カーペットはヨゴレ、ダ
ニの発生等衛生上の問題がとり上げられるようになり、
床仕上材として、木質系のフローリング材が用いられる
ことが多くなった。これに伴ない、木質系のフローリン
グ仕上において、軽量床衝撃音に対し改善効果のある床
下地装置が求められているが、この要求を満足する製品
はまだ出ていない現状である。従って、重量床衝撃音と
軽量床衝撃音、両者に対して高い遮音性能を有する防音
防振床下地装置が望まれている。
ね等を想定している重量床衝撃音に対する遮音性能を向
上させるために支持脚部、及び防振材の形状、材質につ
いてはいろいろな提案がされているが、硬いものの落
下、椅子のひきずる音等の軽量床衝撃音に対しては、特
に検討がされていなかった。第６図は従来の床下地装置
の一例であり、このような装置では軽量床衝撃音は、床
仕上材としてカーペットを使用することによってある程
度改善している。しかし、近年カーペットはヨゴレ、ダ
ニの発生等衛生上の問題がとり上げられるようになり、
床仕上材として、木質系のフローリング材が用いられる
ことが多くなった。これに伴ない、木質系のフローリン
グ仕上において、軽量床衝撃音に対し改善効果のある床
下地装置が求められているが、この要求を満足する製品
はまだ出ていない現状である。従って、重量床衝撃音と
軽量床衝撃音、両者に対して高い遮音性能を有する防音
防振床下地装置が望まれている。
［考案の解決しようとする問題点］ 本考案は従来技術では不十分であった軽量床衝撃音に対
して、効果のある床下地装置でありかつ、重量床衝撃音
に対しても、従来のものよりもより高性能な防音防振床
下地装置を提供することを目的とするものである。
して、効果のある床下地装置でありかつ、重量床衝撃音
に対しても、従来のものよりもより高性能な防音防振床
下地装置を提供することを目的とするものである。
［問題点を解決するための手段］ 本考案は前述の問題点を解決すべくなされたものであ
り、床下地パネルとその下部に設けられた複数個の支持
脚部とからなる床下地装置において、床下地パネルが、
床下地板、制振材、及び吸音材の三層構造で構成されて
いることを特徴とする防音防振床下地装置を提供するも
のである。
り、床下地パネルとその下部に設けられた複数個の支持
脚部とからなる床下地装置において、床下地パネルが、
床下地板、制振材、及び吸音材の三層構造で構成されて
いることを特徴とする防音防振床下地装置を提供するも
のである。
以下、本考案の実施例に従って説明する。第１図は本考
案の基本構成の部分断面図であり、第３図は一具体例の
床下地パネル全体を示したものであり、１は床下地パネ
ル、２は支持脚部を示している。床下地パネル１は，床
下地板1a,制振材1b,吸音材1cから構成される。又、支持
脚部２は上部支持部2a,支柱部2b、ゴム系防振材2cから
構成される。床下地材1aはパーティクルボードあるいは
構造用合板で例えば板厚12mm〜30mm、大きさ450mm×600
mm〜1200mm×1000mmのものであり、該床下地板の下部に
は支持脚部が４ヶ所〜８ヶ所固定されている。制振材1b
は、材質として粘弾性を有する材料が望ましく、合成樹
脂系、ゴム系あるいはアスファルト系材料に無機充填材
を配合した内部減衰能を有する組成物であり、板厚は1m
m〜10mm程度、大きさは床下地板1aとほぼ同様であり、
支持脚部２の部分は円形あるいは多角形にくり抜かれ、
床下地板1aの下面に、エポキシ系あるいは酢酸ビニル系
等の合成樹脂系の接着材により接着されている。吸音材
1cはグラスウール、ロックウール等の無機質繊維材であ
り、例えばグラスウールの場合には密度16〜96kg/m3、
厚さ12mm〜150mm程度のものが好適に使用され、大きさ
は制振材1bと同様に床下地板1a同等で、その支持脚部は
くり抜かれており、接着材あるいは固定用ピン等によ
り、制振材1bに固着されている。
案の基本構成の部分断面図であり、第３図は一具体例の
床下地パネル全体を示したものであり、１は床下地パネ
ル、２は支持脚部を示している。床下地パネル１は，床
下地板1a,制振材1b,吸音材1cから構成される。又、支持
脚部２は上部支持部2a,支柱部2b、ゴム系防振材2cから
構成される。床下地材1aはパーティクルボードあるいは
構造用合板で例えば板厚12mm〜30mm、大きさ450mm×600
mm〜1200mm×1000mmのものであり、該床下地板の下部に
は支持脚部が４ヶ所〜８ヶ所固定されている。制振材1b
は、材質として粘弾性を有する材料が望ましく、合成樹
脂系、ゴム系あるいはアスファルト系材料に無機充填材
を配合した内部減衰能を有する組成物であり、板厚は1m
m〜10mm程度、大きさは床下地板1aとほぼ同様であり、
支持脚部２の部分は円形あるいは多角形にくり抜かれ、
床下地板1aの下面に、エポキシ系あるいは酢酸ビニル系
等の合成樹脂系の接着材により接着されている。吸音材
1cはグラスウール、ロックウール等の無機質繊維材であ
り、例えばグラスウールの場合には密度16〜96kg/m3、
厚さ12mm〜150mm程度のものが好適に使用され、大きさ
は制振材1bと同様に床下地板1a同等で、その支持脚部は
くり抜かれており、接着材あるいは固定用ピン等によ
り、制振材1bに固着されている。
上部支持部2aは上部に床下地板を固定するためのツバ部
を有し、下部円筒部内部に支柱部2bと螺合する雌ネジが
配されている。支柱部2bは円柱状をし、その上部に上部
支持部2aと螺合するための雄ネジを有し、下部に防振材
2cを直接あるいは間接的に装着するための凹部を有して
いる。これら2a及び2bは同材質であることが好ましく、
鉄、ステンレス等の金属またはナイロン等の合成樹脂が
用いられる。防振材2cはゴム系の防振材であり、材質と
しては天然ゴム、スチレンブタジエンゴム、クロロプレ
ンゴム等のゴム系材料が用いられ、その硬度としては50
°〜90°程度が望ましい。
を有し、下部円筒部内部に支柱部2bと螺合する雌ネジが
配されている。支柱部2bは円柱状をし、その上部に上部
支持部2aと螺合するための雄ネジを有し、下部に防振材
2cを直接あるいは間接的に装着するための凹部を有して
いる。これら2a及び2bは同材質であることが好ましく、
鉄、ステンレス等の金属またはナイロン等の合成樹脂が
用いられる。防振材2cはゴム系の防振材であり、材質と
しては天然ゴム、スチレンブタジエンゴム、クロロプレ
ンゴム等のゴム系材料が用いられ、その硬度としては50
°〜90°程度が望ましい。
また、さらに、本考案によって、遮音性能をより向上さ
せる構成の部分断面図を第２図に示す。本例は支柱部2b
と防振材2cとの間に無機質繊維系防振材2d及び受部材2e
を介在させることを特徴とする。無機質繊維系防振材2d
はグラスウール又はロックウール等の無機質繊維材によ
る防振材であり、グラスウールの密度100〜300kg/m3、
厚さ2mm〜20mmのものが好適に使用される。受部材2eは
上部に支軸部を有する受部材であり、材質としては通常
上部支持部2a、支柱部2bと同質のものが用いられる。
せる構成の部分断面図を第２図に示す。本例は支柱部2b
と防振材2cとの間に無機質繊維系防振材2d及び受部材2e
を介在させることを特徴とする。無機質繊維系防振材2d
はグラスウール又はロックウール等の無機質繊維材によ
る防振材であり、グラスウールの密度100〜300kg/m3、
厚さ2mm〜20mmのものが好適に使用される。受部材2eは
上部に支軸部を有する受部材であり、材質としては通常
上部支持部2a、支柱部2bと同質のものが用いられる。
［作用］ 本考案において、床下地板1aの下面に貼着された制振材
1bは、床面で発生する重量衝撃音によって床パネル１が
振動するのを押える働きをする。そのため、床の振動が
小さくなることによって、衝撃音として床から発生する
音自体が小さくなるため、階下での床衝撃音レベルを低
減することが可能となる。また軽量床衝撃音に対して
は、制振材1bが重量床衝撃音の場合と同様に床の振動を
押えるとともに、制振材1bの下面に固着された吸音材1c
が軽量床衝撃音の250Hz以上の高周波の部分を効果的に
吸音することにより、さらに、階下での床衝撃音レベル
を低減することができる。このように、本考案による防
音防振床下地装置を使用することにより、重量床衝撃音
だけでなく、軽量床衝撃音を低減することができる。
1bは、床面で発生する重量衝撃音によって床パネル１が
振動するのを押える働きをする。そのため、床の振動が
小さくなることによって、衝撃音として床から発生する
音自体が小さくなるため、階下での床衝撃音レベルを低
減することが可能となる。また軽量床衝撃音に対して
は、制振材1bが重量床衝撃音の場合と同様に床の振動を
押えるとともに、制振材1bの下面に固着された吸音材1c
が軽量床衝撃音の250Hz以上の高周波の部分を効果的に
吸音することにより、さらに、階下での床衝撃音レベル
を低減することができる。このように、本考案による防
音防振床下地装置を使用することにより、重量床衝撃音
だけでなく、軽量床衝撃音を低減することができる。
また、前記構成は床パネル１の部分のみ改良することに
よって床衝撃音に対する遮音性能を向上させることがで
きるが、さらに、支持脚部２の下部の防振材をゴム系防
振材2c、無機質繊維系防振材2dの二層構造とすることに
よって、床衝撃音を一層低減することができる。この構
造において、重量床衝撃音のような低周波に対してはゴ
ム系防振材2cが、軽量床衝撃音のような高周波成分が多
いものに対しては、無機質繊維系防振材がそれぞれ効果
的に作用し、支持脚部から躯体スラブへの振動伝搬を防
止するため、床下地パネルの効果と相まって遮音性能を
一段と向上させることができる。
よって床衝撃音に対する遮音性能を向上させることがで
きるが、さらに、支持脚部２の下部の防振材をゴム系防
振材2c、無機質繊維系防振材2dの二層構造とすることに
よって、床衝撃音を一層低減することができる。この構
造において、重量床衝撃音のような低周波に対してはゴ
ム系防振材2cが、軽量床衝撃音のような高周波成分が多
いものに対しては、無機質繊維系防振材がそれぞれ効果
的に作用し、支持脚部から躯体スラブへの振動伝搬を防
止するため、床下地パネルの効果と相まって遮音性能を
一段と向上させることができる。
一方、本考案における支持脚部２は上部支持部2aと支柱
部2bが、ネジによって螺合しているため、支柱部2bを回
転し、螺合長さを調節することにより支持脚部の高さを
自由に動かすことができ、基盤スラブ面に凹凸があって
も、本床下地装置を置き、支持脚の高さを調節すること
によって、床下地面は容易に水平面を作り出すことがで
きる。また、第２図に示したように、防振材を受部材を
介して、支柱部2bに回転自由に装着することによって、
支柱部を回転させても、防振材は基盤スラブ面で回転す
ることがなく、支柱部の回転を楽に行なえるため、高さ
調整をより容易に行なうことができるようになる。
部2bが、ネジによって螺合しているため、支柱部2bを回
転し、螺合長さを調節することにより支持脚部の高さを
自由に動かすことができ、基盤スラブ面に凹凸があって
も、本床下地装置を置き、支持脚の高さを調節すること
によって、床下地面は容易に水平面を作り出すことがで
きる。また、第２図に示したように、防振材を受部材を
介して、支柱部2bに回転自由に装着することによって、
支柱部を回転させても、防振材は基盤スラブ面で回転す
ることがなく、支柱部の回転を楽に行なえるため、高さ
調整をより容易に行なうことができるようになる。
［実施例］ 本考案の実施例及び従来技術によるものの床衝撃音遮音
性能をJIS A 1418「建築物の現場における床衝撃音レベ
ルの測定方法」に基ずいて、鉄筋コンクリート造の建築
物において、測定を行なった結果を説明する。
性能をJIS A 1418「建築物の現場における床衝撃音レベ
ルの測定方法」に基ずいて、鉄筋コンクリート造の建築
物において、測定を行なった結果を説明する。
本考案の実施例及び従来例とも基本の床下地装置の大き
さは910mm×910mmであり、約20m2の室内に12ユニットを
敷ならべ、その上に合板厚12mmを釘止めし、音源として
は重量床衝撃源としてバングマシンを、軽量床衝撃源と
してタッピングマシンを使用し、階下の部屋で床衝撃音
レベルを測定した。
さは910mm×910mmであり、約20m2の室内に12ユニットを
敷ならべ、その上に合板厚12mmを釘止めし、音源として
は重量床衝撃源としてバングマシンを、軽量床衝撃源と
してタッピングマシンを使用し、階下の部屋で床衝撃音
レベルを測定した。
この際の実施例の構成であるが、床下地板1aはパーティ
クルボード厚20mm、制振材1bは風砕スラグを改質アスフ
ァルトで固めシート状にし、両面を不織布によって覆っ
たものであり、酢酸ビニール系の接着材によって床下地
板1bに貼着されている。吸音材1cはグラスウール密度32
kg/m3、厚さ50mmであり固定用ピンを用いて、制振材1b
に固着してある。上部支持部2a,支柱部2b,受部材2eはナ
イロン製のものを使用し、ゴム系防振材2cはスチレンブ
タジエンゴムの硬度70°のもの、無機質繊維系防振材2d
はグラスウール密度200kg/m3、厚さ5mmを使用してい
る。これに対し、従来例は第６図に示すように床下地パ
ネル１はパーティクルボード（板厚20mm）のみであり、
上部支持部2a、支柱部2bはナイロン製、防振材2cはスチ
レンブタジエンゴム硬度70°のものを使用している。
クルボード厚20mm、制振材1bは風砕スラグを改質アスフ
ァルトで固めシート状にし、両面を不織布によって覆っ
たものであり、酢酸ビニール系の接着材によって床下地
板1bに貼着されている。吸音材1cはグラスウール密度32
kg/m3、厚さ50mmであり固定用ピンを用いて、制振材1b
に固着してある。上部支持部2a,支柱部2b,受部材2eはナ
イロン製のものを使用し、ゴム系防振材2cはスチレンブ
タジエンゴムの硬度70°のもの、無機質繊維系防振材2d
はグラスウール密度200kg/m3、厚さ5mmを使用してい
る。これに対し、従来例は第６図に示すように床下地パ
ネル１はパーティクルボード（板厚20mm）のみであり、
上部支持部2a、支柱部2bはナイロン製、防振材2cはスチ
レンブタジエンゴム硬度70°のものを使用している。
第４図及び第５図に、実施例と従来例について、バング
マシン、タッピングマシンでの床衝撃音レベルを示して
いる。本図において横軸にオクターブバンド中心周波数
（Hz）、縦軸に床衝撃音レベル（dB）をとり、実線が実
施例によるもの、破線が従来例によるものの、測定値を
示している。第４図において、重量床衝撃音に対して
は、問題となる低周波の部分が約5dB改善されている。
また、第５図において、軽量床衝撃音に対し問題となる
125Hz以上の周波数で５〜10dBの改善がされ、本考案に
よる防音防振床下地装置の効果が明らかであることがわ
かる。
マシン、タッピングマシンでの床衝撃音レベルを示して
いる。本図において横軸にオクターブバンド中心周波数
（Hz）、縦軸に床衝撃音レベル（dB）をとり、実線が実
施例によるもの、破線が従来例によるものの、測定値を
示している。第４図において、重量床衝撃音に対して
は、問題となる低周波の部分が約5dB改善されている。
また、第５図において、軽量床衝撃音に対し問題となる
125Hz以上の周波数で５〜10dBの改善がされ、本考案に
よる防音防振床下地装置の効果が明らかであることがわ
かる。
［考案の効果］ 本考案は、前述のごとく、床衝撃音を効果的に低減する
ことができる。特に木質系のフローリング仕上におい
て、軽量床衝撃音に対して、大きな効果があるため、カ
ーペットを使用することなしに、衛生的なフローリング
仕上だけで、軽量床衝撃音を低減でき、快適な居住環境
を作り出すことができる。また、重量床衝撃音に対して
も従来の製品より改善されるため、マンション等での子
供のあばれる音に悩まされることのない静かな住宅が実
現される。
ことができる。特に木質系のフローリング仕上におい
て、軽量床衝撃音に対して、大きな効果があるため、カ
ーペットを使用することなしに、衛生的なフローリング
仕上だけで、軽量床衝撃音を低減でき、快適な居住環境
を作り出すことができる。また、重量床衝撃音に対して
も従来の製品より改善されるため、マンション等での子
供のあばれる音に悩まされることのない静かな住宅が実
現される。
第１図は本考案の実施例１を示す部分断面図、第２図は
実施例２の部分断面図、第３図は床下地装置の斜視図、
第４図及び第５図は重量床衝撃音レベル及び軽量床衝撃
音レベルの測定結果のグラフ、第６図は従来例の部分断
面図である。 図において、１は床下地パネル、２は支持脚部、３は基
盤スラブ、1aは床下地板、1bは制振材、1cは吸音材、2a
は上部支持部、2bは支柱部、2cはゴム系防振材、2dは無
機質繊維系防振材、2eは受部材を示している。
実施例２の部分断面図、第３図は床下地装置の斜視図、
第４図及び第５図は重量床衝撃音レベル及び軽量床衝撃
音レベルの測定結果のグラフ、第６図は従来例の部分断
面図である。 図において、１は床下地パネル、２は支持脚部、３は基
盤スラブ、1aは床下地板、1bは制振材、1cは吸音材、2a
は上部支持部、2bは支柱部、2cはゴム系防振材、2dは無
機質繊維系防振材、2eは受部材を示している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭57−153142（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭58−143931（ＪＰ，Ｕ) 実公 昭58−14755（ＪＰ，Ｙ２) 実公 昭62−22591（ＪＰ，Ｙ２)
Claims (4)
- 【請求項１】床下地パネルとその下部に設けられた複数
個の支持脚部とからなる床下地装置において、床下地パ
ネルが、床下地板、制振材及び吸音材の三層構造で構成
されていることを特徴とする防音防振床下地装置。 - 【請求項２】支持脚部が、床下地パネルを受けるツバ部
と、支柱部と螺合する雌ネジ部を有する上部支持部と、
上部に上部支持部と螺合する雄ネジ部を有し、下部に防
振材が直接または間接的に装着されている支柱部とから
構成されていることを特徴とする実用新案登録請求の範
囲第１項記載の防音防振床下地装置。 - 【請求項３】防振材の下部がゴム系、上部が無機質繊維
系の二層構造からなることを特徴とする実用新案登録請
求の範囲第２項記載の防音防振床下地装置。 - 【請求項４】防振材が、上部に支軸部を有する受部材に
装着され、支柱部下部が受部材の支軸部に回転自由に支
持されていることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
第２項又は第３項記載の防音防振床下地装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12312587U JPH07589Y2 (ja) | 1987-08-13 | 1987-08-13 | 防音防振床下地装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12312587U JPH07589Y2 (ja) | 1987-08-13 | 1987-08-13 | 防音防振床下地装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6429437U JPS6429437U (ja) | 1989-02-22 |
| JPH07589Y2 true JPH07589Y2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=31371688
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12312587U Expired - Lifetime JPH07589Y2 (ja) | 1987-08-13 | 1987-08-13 | 防音防振床下地装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07589Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0754450Y2 (ja) * | 1989-02-06 | 1995-12-18 | 旭硝子株式会社 | 防音防振床下地装置 |
| JP2533405Y2 (ja) * | 1989-03-31 | 1997-04-23 | 旭硝子株式会社 | 防音防振床装置 |
| JPH0696905B2 (ja) * | 1990-05-11 | 1994-11-30 | 大建工業株式会社 | 暖房床構造 |
| JPH0696904B2 (ja) * | 1990-05-28 | 1994-11-30 | 大建工業株式会社 | 暖房床構造 |
-
1987
- 1987-08-13 JP JP12312587U patent/JPH07589Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6429437U (ja) | 1989-02-22 |
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